JP2011025942A - バラ状緩衝材 - Google Patents

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Abstract


【課題】 強度や剛性を任意に高めることができる生分解性バラ状緩衝材を提供する。
【解決手段】 表裏両面において皺が幅方向に走っているクレープ紙1が、長手方向(矢印方向)に巻回され、円柱体が形成されている。巻回する際に、クレープ紙1の巻回端末を接着剤4で接着すると共に、巻回により積層されたクレープ紙1間を部分的に接着剤4で接着する。接着剤4にて固定された円柱体が円柱バラ状緩衝材となる。また、糊代端末を残して長手方向にクレープ紙1を二つ折りしてなる二つ折りクレープ紙2が、折り目から長手方向(矢印方向)に巻回され、円柱体が形成されている。そして、巻回する際に、同様にして接着剤4にて固定し、円柱バラ状緩衝材としてもよい。円柱バラ状緩衝材を、捩じったり、その底面を截頭したりして、捩れバラ状緩衝材や截頭バラ状緩衝材としてもよい。
【選択図】 図4

Description

本発明は、各種商品を包装容器に収納して運送する際、各種商品の片寄りや損傷等を防止するために包装容器内に充填されて用いられるバラ状緩衝材に関するものである。
バラ状緩衝材としては、従来より、任意の形状の合成樹脂製発泡体が用いられている。すなわち、ポリスチレンやポリエチレン等の合成樹脂製発泡体を、円柱形や円筒形等の任意の形状に形成したものが用いられている。しかしながら、これらの合成樹脂製発泡体を廃棄処理するには、焼却炉で燃焼しなければならず、環境に与える負荷が大きいという欠点があった。
このため、従来のポリスチレン等の合成樹脂に代えて、脂肪族ポリエステル等の生分解性樹脂製発泡体を用いることが行われている。ポリ乳酸等の脂肪族ポリエステルは、土壌に埋めれば最終的に水と二酸化炭素に分解されるので、廃棄処理するにあたり環境に与える負荷が殆どなく、好ましいものである。
しかしながら、生分解性樹脂製発泡体は、従来のポリスチレン等の合成樹脂に比べて、その強度や剛性が低く、緩衝材としての機能に劣るものであった。そこで、生分解性樹脂製発泡体よりなるバラ状緩衝材の強度や剛性を高めるために、生分解性樹脂中にセルロース繊維等の繊維質補強材を添加することが提案されている(特許文献1)。
特開2002−211632号公報
本発明の課題は、強度や剛性を任意に高めることができる生分解性バラ状緩衝材を提供することにある。
本発明は、特許文献1記載のように生分解性樹脂製発泡体を用いるのではなく、包装紙等に使用されているクレープ紙を使用して、上記課題を解決したものである。すなわち、表裏両面において皺が幅方向に走っているクレープ紙を、長手方向に巻回して円柱体を形成し、該クレープ紙の巻回端末を接着剤で接着すると共に、巻回により積層された該クレープ紙間を部分的に接着剤で接着することを特徴とする円柱バラ状緩衝材に関するものである。
本発明で用いるクレープ紙は、従来、包装紙等に用いられているものであり、表裏両面において皺が幅方向に走っているものである。かかるクレープ紙は、パルプよりなるものであるため、土壌に埋めれば分解する。したがって、生分解性の材料である。また、クレープ紙は、その表裏両面において幅方向に皺が走っているため、長手方向に伸縮性を有するものである。クレープ紙の坪量は任意であるが、本発明においては、50〜200g/m2程度のものが用いられる。
本発明では、かかるクレープ紙を長手方向に巻回する。これを図面に基づいて説明すれば、以下のとおりである。図1は、クレープ紙1の模式的側面図であり、波状のうねりが現されているが、これは皺が幅方向に走っている状態が表されているものである。そして、クレープ紙1の一端から長手方向(図1の矢印方向)に巻回する。そうすると、図2及び図3で示したような円柱体が形成される。このとき、巻回によって積層されたクレープ紙1間を部分的に接着剤4で接着し、かつ、巻回したクレープ紙1の他端(巻回端末)を接着剤4で接着する。そうすると、巻き戻されることなく固定した円柱体となり、これが円柱バラ状緩衝材3となる。
巻回によって積層されたクレープ紙1間を部分的に接着する接着剤4と、巻回したクレープ紙1の巻回端末を接着する接着剤4とは、同種のものでも異種のものであってもよい。具体的には、デンプン糊やカルボキシメチルセルロース等の生分解性の接着剤を用いるのが好ましく、特に安価で使用しやすいデンプン糊を用いるのが最も好ましい。接着剤4の適用方法の代表例は、図4に示すとおりである。すなわち、図4は巻回前のクレープ紙1の平面図であるが、巻回して内側となる長方形面に略対角線状に接着剤4を塗布しておく。この接着剤4が、巻回によって積層されたクレープ紙1間を部分的に接着する接着剤4である。また、巻回端末の箇所にも接着剤4を塗布しておく。この接着剤4が、巻回したクレープ紙1の巻回端末を接着する接着剤4である。以上の方法で接着剤4を塗布した後に、クレープ紙1を巻回すれば、巻回する際に、積層されたクレープ紙1間が部分的に接着され、かつ、巻回端末も接着され、本発明に係る円柱バラ状緩衝材3が得られる。
上記した図面に基づく説明においては、一枚のクレープ紙1を用いた例を説明したが、本発明では、クレープ紙1として、どのような態様のものを用いても差し支えない。たとえば、複数枚のクレープ紙1を積層したクレープ紙を用いてもよい。積層したクレープ紙を用いると、積層間にも空隙ができて、よりクッション性の高いのバラ状緩衝材を得ることができる。好ましい態様は、クレープ紙1を長手方向に二つ折りした二つ折りクレープ紙2を用いて、円柱バラ状緩衝材を得ることである。すなわち、図5に示したように、クレープ紙1を長手方向に二つ折りする。そして、二つ折りする際、糊代端末5(これが巻回端末となる。)を残しておく。なお、二つ折りしたクレープ紙1の積層間に、接着剤を適用しない方がクッション性が良好で好ましいが、適宜部分的に接着剤を適用しても差し支えない。
この二つ折りクレープ紙2を、折り目から長手方向(矢印方向)に向けて巻回する。このとき、折り目間に金属棒等の棒材を挿入しておくと、巻回しやすい。そして、巻回によって積層された二つ折りクレープ紙2間を部分的に接着剤4で接着し、かつ、巻回した二つ折りクレープ紙2の糊代端末5(巻回端末)を接着剤4で接着する。その後、棒材を挿入したときにはそれを抜くと、巻き戻されることなく固定した円柱体となり、これが円柱バラ状緩衝材3となる。なお、接着剤4の適用方法も、図4に示した方法を採用するのが好ましいが、この方法に限定されるものではない。
本発明に係る円柱バラ状緩衝材の寸法は、一般に用いられているバラ状緩衝材と同程度でよい。たとえば、円柱の直径が10〜100mm程度であり、高さが20〜1200mm程度であるのがよい。
本発明に係る円柱バラ状緩衝材は、そのままで用いても差し支えないし、その後、種々の変形処理を施してもよい。変形処理はどのような方法でもよく、当初の円柱形状を任意の形状に変形しうる方法であればよい。たとえば、円柱バラ状緩衝材を捩じって、接着剤で固定して捩れバラ状緩衝材としてもよい。捩れバラ状緩衝材は、図6に示したような形状となっており、外周面が凹凸になっており、この凹凸によってクッション性が発揮されるため、好ましいものである。
さらに、円柱バラ状緩衝材の一底面又は両底面を、軸方向に斜めに截頭したものも好ましい。かかる截頭バラ状緩衝材は、底面が斜めに截頭されているため、包装容器に収納した商品の隙間に挿入しやすく、商品の片寄りや損傷をよりよく防止しうるものである。截頭の方法としては、底面の一部を残して截頭としたもの(図7)や、底面をほぼ全部残さずに截頭し先端が尖った状態としたもの(図8)等、任意の箇所から任意の角度で截頭して、任意の形状のものを得るようにすればよい。
本発明に係るバラ状緩衝材は、その形状はどのようになっていても、クレープ紙を巻回してなるものである。したがって、クレープ紙の坪量や強度と、クレープ紙の巻回数や巻回時の引張力を調整することによって、所望の強度及び剛性を持つものを得ることができる。よって、強度及び剛性の点で問題が生じることはない。なお、本発明に係るバラ状緩衝材は、生分解性のクレープ紙を使用しているので、環境に与える負荷が少ないことはいうまでもない。
また、巻回により積層されたクレープ紙間は部分的に接着剤で接着されているため、クレープ紙間には多数の空隙が形成されている。つまり、本発明に係るバラ状緩衝材の内部には多数の空隙が形成されている。そして、クレープ紙は伸縮性であるため、バラ状緩衝材に圧力が負荷されたときにはクレープ紙が伸びて空隙が消失し、圧力が解除されたときはクレープ紙が元に戻り空隙が復元する。したがって、本発明に係るバラ状緩衝材は、クッション性に優れており、緩衝材として好適である。
二つ折りクレープ紙を用いた本発明に係るバラ状緩衝材は、二つ折りクレープ紙間は接着剤を用いて接着する必要がないので、より多数の空隙が形成される。したがって、よりクッション性に優れるという効果を奏する。
また、捩れバラ状緩衝材は、その外周面にも比較的大きな凹凸があり、この凹凸による空隙もまた、クッション性を高めるという効果を奏する。さらに、截頭バラ状緩衝材は、包装容器と商品間又は商品同士の間に挿入しやすいため、商品の片寄りや損傷等をより防止しうるという効果を奏する。
本発明で用いるクレープ紙の模式的側面図である。 本発明の一例に係る円柱バラ状緩衝材の平面図で底面の状態を示した模式図である。 本発明の一例に係る円柱バラ状緩衝材の模式的側面図である。 巻回前のクレープ紙の平面図であり、接着剤の塗布箇所を示した図である。 本発明で用いる二つ折りクレープ紙の模式的側面図である。 本発明の一例に係る捩れバラ状緩衝材の模式的側面図である。 本発明の一例に係る截頭バラ状緩衝材の模式的側面図である。 本発明の他の例に係る截頭バラ状緩衝材の模式的側面図である。
1 クレープ紙
2 二つ折りクレープ紙
3 円柱バラ状緩衝材
4 接着剤
5 糊代端末

Claims (6)

  1. 表裏両面において皺が幅方向に走っているクレープ紙を、長手方向に巻回して円柱体を形成し、該クレープ紙の巻回端末を接着剤で接着すると共に、巻回により積層された該クレープ紙間を部分的に接着剤で接着することを特徴とする円柱バラ状緩衝材。
  2. 表裏両面において皺が幅方向に走っているクレープ紙を、糊代端末を残して長手方向に二つ折りして二つ折りクレープ紙を形成した後、該二つ折りクレープ紙の折り目から長手方向に巻回して円柱体を形成し、該糊代端末を接着剤で接着すると共に、巻回により積層された該二つ折りクレープ紙間を部分的に接着剤で接着することを特徴とする円柱バラ状緩衝材。
  3. 円柱の直径が10〜100mmであり、高さが20〜1200mmである請求項1又は2記載の円柱バラ状緩衝材。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の円柱バラ状緩衝材を捩じると共に、接着剤にて固定してなる捩れバラ状緩衝材。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項記載の円柱バラ状緩衝材の一底面又は両底面を、軸方向斜めに截頭してなる截頭バラ状緩衝材。
  6. 接着剤がデンプン糊である請求項1乃至5のいずれか一項に記載のバラ状緩衝材。
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