JP2011024326A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、インバータ回路の停止時に、DC電圧の上昇抑制を低コストの回路で実現できる電力変換装置を提供することにある。
【解決手段】電力変換装置10は、交流電源12と三相負荷14との間に設けられ、三相負荷14に対して所定の交流電力を出力する電力変換回路を備える。三相負荷14の各端子に整流素子Dを接続する。整流素子Dとしてはダイオードが挙げられる。各ダイオードDはアノードが端子に接続される。ダイオードDのカソードは、三相インバータ回路20の下側アームの電源線24に、スイッチSを介して接続される。スイッチSは、所定の電圧でオンになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、交流電源と三相負荷の間に設けられる電力変換装置に関するものである。
交流電源とモータなどの三相負荷との間に設けられ、所定の交流電流を三相負荷に供給する電力変換回路が種々開発されている。その中で、インバータ回路の小型化やコストダウンを目的としたコンデンサレスインバータが提案されている(非特許文献1)。図8に示すように、コンデンサレスインバータ50は、ダイオード群16、DC部18、およびインバータ回路20が備えられる。
ダイオード群16は4つのダイオードからなるダイオードブリッジである。ダイオード群16は、交流電源12の出力を全波整流し、上側アームの電源線22と下側アームの電源線24に出力する。DC部18は、電源線22,24に挿入されたリアクトルLinと電源線22,24の間の平滑コンデンサCdcからなる。DC部18に大容量の電解コンデンサを備えない。DC部18の平滑コンデンサCdcの容量は例えば約20μFであり、電解コンデンサの約0.01〜0.02倍である。インバータ回路20は、スイッチング用パワー素子T,Tと還流ダイオードD,Dを備え、三相負荷14に対して交流電力を出力する。三相負荷14は三相モータなどであり、三相モータを例に説明する場合がある。
DC部18の平滑コンデンサCdcが小容量であるため、DC部18への流入エネルギー変動が小さくとも直流電圧Vdcが大きく変動する。
特に、インバータ停止時の負荷14のインダクタンスエネルギー還流時にDC部18に流入するエネルギー変動に応じて、DC電圧Vdcも大きく変動する。負荷14のモータインダクタンスが5mH、モータ抵抗が1Ω、平滑コンデンサCdcが20μFとする。その場合、DC電圧Vdcが400V、モータ電流が30Aである時に、インバータ回路20の全てのスイッチング用パワー素子T,Tが停止した場合のDC部18のDC電圧Vdcとモータ電流のシミュレーション結果を図6に示す。DC電圧Vdcは、インダクタンスエネルギーのDC部18への流入により上昇する。シミュレーション結果より600Vを超えている。
インバータ回路20において、スイッチング用パワー素子T,Tに加えて、それらの制御回路や保護機能をワンパックにしたモジュールであるIPM(Intelligent Power Module)がある。一般的な家電、産業用途のインバータ用パワーモジュールとして、IPMが放熱の効率化、制御回路の簡素化・小型化、信頼性、コスト面の優位性から多用されている。
しかし、IPMのDC電圧の最大定格が一般的には500Vに設定されている。図9のシミュレーション結果は、最大定格を100V以上超える結果となっている。過電圧に対する保護機能が働いたり、回路が停止することとなる。
過電圧の対策として、下記の特許文献1には、DC部にエネルギー吸収回路を追加した回路が開示されている。エネルギー吸収回路は、電解コンデンサを備えている。電解コンデンサによって平滑コンデンサの見かけ上の容量が大きくなり、電圧上昇が抑えられる。しかし、電解コンデンサを使用することで、小型化、低コスト化の妨げとなることが懸念される。
また、下記の特許文献2には、インバータ回路の上側アーム側または下側アーム側のスイッチング用パワー素子を全てオンさせ、ゼロベクトル状態とすることで、モータエネルギーをDC部に流入させない手法が開示されている。一般には、モータを停止させる場合、インバータ回路を停止、すなわちスイッチング用パワー素子をオフにする必要がある。しかし、特許文献2の方法であれば、インバータ回路を停止させるときでも、上側アーム側または下側アーム側のスイッチング用パワー素子を全てオンさせる必要がある。このことは、安全上の問題となる。
図8のコンデンサレスインバータ50は4つのダイオードからなるダイオード群16であったが、図10のように三相交流電源に対応して、6つのダイオードからなるダイオード群16であっても同様である。
特許第3772898号公報 特開2002−199744号公報 高橋勲「高入力力率のダイオード整流回路を持つPMモータのインバータ制御法」、平成12年電気学会全国大会4−149(平成12年3月)、第1591頁
本発明の目的は、インバータ回路の停止時に、DC電圧の上昇抑制を低コストの回路で実現できる電力変換装置を提供することにある。
本発明の電力変換装置は、交流電源が出力する交流電圧を受けて三相負荷に三相交流電流を供給する電力変換回路と、三相負荷の各端子間を短絡させる短絡経路を備える。
前記電力変換回路は、交流電源が出力する交流電圧の全波整流を行うダイオード群と、ダイオード群の出力を受けるコンデンサと、前記コンデンサの両端電圧を受け、三相交流電流を出力するインバータと、を備え、前記両端電圧の脈動の最大値はその最小値の2倍以上である。
前記電力変換回路は、交流電源が出力する交流電圧から、逆阻止能力を有する双方向スイッチを用いて三相交流電流を出力するマトリクスコンバータである。
前記短絡経路は、第1整流素子と第2整流素子とが直列接続され、直列接続された第1整流素子と第2整流素子との間から三相負荷の各端子に接続された回路と、直列接続された前記第1整流素子と第2整流素子の両端の間に接続され、所定の電圧でオンになるスイッチとを備える。
前記第1整流素子が第1ダイオード、第2整流素子が第2ダイオードであり、第1ダイオードのアノードと第2ダイオードのカソードが直列接続される。
前記インバータの下側アームの還流ダイオードを、前記第2ダイオードと共用させている。
前記スイッチは、所定の電圧が印加されることにより、自動的にオンになる半導体素子を含む。
前記スイッチに所定の電圧が印加されたとき、三相負荷の相間電圧が所定電圧になったとき、または交流電源と三相負荷との間におけるDC電圧が所定電圧になったときに、スイッチに対してオン信号を入力する制御回路を備える。
前記電力変換回路が停止したときにスイッチに対してオン信号を入力する制御回路を備える。
前記三相負荷は永久磁石同期モータであり、該永久磁石同期モータは、永久磁石の鎖交磁束の大きさをd軸インダクタンスの大きさで除した電流値以上の減磁耐力を有する。
本発明は、所定電圧でスイッチがオンになることにより、電力変換回路のDC部に電流が流入せず、DC部の電圧上昇を抑えられる。電力変換回路の中にIPMを使用した場合、所定電圧を適宜設定することにより、IPMの最大定格電圧を超えないようにすることができる。簡単な回路構成であり、コスト上昇や回路の大型化も抑えられる。
本発明の電力変換装置の構成を示す回路図である。 図1のスイッチの構成を示す図であり、(a)はIGBTを制御回路でオン・オフするスイッチであり、(b)はトリガ・ダイオードによって自動的にオン・オフするスイッチである。 図1の回路のインバータ回路が停止したときのDC部の電圧およびモータの電流を示すグラフである。 インバータ回路の下側アームのダイオードを使用せず、新たにダイオードを設けた電力変換装置の構成を示す回路図である。 マトリックスコンバータに本発明を適用した場合の図であり、(a)は回路図であり、(b)はスイッチを示す図であり、(c)はスイッチを示す図である。 図1の回路において、三相交流電源に対応させた電力変換装置の構成を示す回路図である。 図4の回路において、三相交流電源に対応させた電力変換装置の構成を示す回路図である。 従来のコンデンサレスインバータを示す回路図である。 図8の回路のインバータ回路が停止したときのDC部の電圧およびモータの電流を示すグラフである。 図8の回路において、三相交流電源に対応させたコンデンサレスインバータの構成を示す回路図である。
本発明の電力変換装置について図面を用いて説明する。
図1に示すように、電力変換装置10は、交流電源12と三相負荷14との間に設けられ、三相負荷14に対して所定の交流電力を出力する電力変換回路を備える。図1の交流電源12は単相電源である。三相負荷14は、例えば三相モータが挙げられる。以下、三相負荷14は、三相モータとして説明する。
電力変換回路は、交流電源側から、ダイオード群16、DC部18、三相インバータ回路20を備えた回路である。ダイオード群16、DC部18、三相インバータ回路20は、第1電源線22と第2電源線24とで接続される。
ダイオード群16は、4つのダイオードで構成されたダイオードブリッジである。ダイオード群16は、全波整流をおこない、第1電源線22と第2電源線24とに直流電圧を出力する。第1電源線22よりも第2電源線24が低電位である。
ダイオード群16の後段にあるDC部18には、ダイオード群16から出力された直流電圧を平滑化するためのリアクトルLinと平滑コンデンサCdcが備えられる。リアクトルLinは第1電源線22に挿入され、平滑コンデンサCdcは電源線22と24の間に接続される。図1に示すように、リアクトルLinと平滑コンデンサCdcは、一般的な平滑回路の構成となっている。従来技術で説明したように、平滑コンデンサCdcは低容量であり、平滑コンデンサCdcの両端電圧の脈動の最大値は最小値の2倍以上である。
三相インバータ回路20は、2つのスイッチング用パワー素子(トランジスタ)TとTが直列接続され、その間から三相負荷14の端子に接続される。直列接続されたスイッチング用パワー素子T,Tの両端は、第1電源線22と第2電源線24に接続される。スイッチング用パワー素子T,Tは合計6個である。各スイッチング用パワー素子T,Tと並列に還流ダイオードD,Dが接続される。スイッチング用パワー素子T,Tのオン・オフのタイミングを調節することにより、所望の三相交流電流を三相負荷14に出力する。
本発明は、三相負荷14の各端子に整流素子Dを接続する。整流素子Dとしてはダイオードが挙げられる。各ダイオードDはアノードが負荷14の端子に接続される。また、ダイオードDのカソードは、三相インバータ回路20の下側アームの電源線24に、スイッチSを介して接続される。
スイッチSは、所定の電圧でオンになる。スイッチSとしては、(1)サイリスタなどのオン制御が可能な半導体素子、(2)トランジスタ、IGBT、MOSFETなどのオン・オフ制御が可能な半導体素子、(3)トリガ・ダイオードなどの所定電圧が印加されるとオンになって導通する半導体素子などが挙げられる。図2(a)に上記(2)のIGBT25aが制御回路25bによってオン・オフ制御されるスイッチSの例であり、図2(b)は上記(3)のトリガ・ダイオード25cによって自動的にオン・オフされるスイッチSの例である。
図2(a)の制御回路25bはスイッチSに対する印加電圧、DC部18の電圧Vdc、またはモータ線間電圧を計測し、所定の電圧になれば半導体素子(IGBT25a)に対してオンにする信号を送信する。また、インバータ回路20を停止させるために全てのスイッチング用パワー素子T,Tがオフになったとき、半導体素子(IGBT25a)をオンにしてもよい。この場合、制御回路25bが三相インバータ回路20の駆動回路と一体となっていてもよい。インバータ回路20が停止したとき、DC部18に電流が還流しない。
図1の装置10であれば、スイッチSがオンになることによって、三相負荷14からダイオードD、スイッチS、下側アームの電源線24、下側アームの還流ダイオードDを介して三相負荷14に流れる電流の還流経路が形成される。スイッチSがオンになることによってDC部18には電流は還流せず、DC部18の電圧Vdcを上昇させることはない。したがって、DC部18の電圧Vdcの上限値によってスイッチSがオンになる電圧を適宜決定する。ダイオードDやDの整流作用によって、電流の逆流が防止される。
図3に、インバータ回路20が停止したときのシミュレーション結果を示す。スイッチSが450Vでオンになる以外は、従来技術の図9で説明した場合と同じである。450VでスイッチSがオンになるため、DC電圧Vdcはそれ以上の電圧の上昇はないことが確認できる。従来技術で説明したように、IPMのDC電圧の最大定格が一般的には500Vに設定されている。従来技術とは異なり、このDC電圧最大定格を超えていず、過電圧保護機能や回路の停止が起きない。また、電流はモータの巻き線抵抗で消費され、徐々に低下する。
以上のように、本発明は、簡単な構成でDC部18の電圧Vdcが所定の値以上にならない。ダイオードDやスイッチSは小型かつ安価な半導体素子である。回路10の大型化は生じず、小型の回路となる。
なお、図1と同様の働きをする回路構成として、DC部18において、スイッチSを電源線22と24の間に接続することが考えられる。スイッチSがオンになると、三相負荷14からダイオードD、スイッチS,ダイオードDを介して三相負荷14へ流れる還流経路が形成される。しかし、スイッチSがオンになると、平滑コンデンサCdcや交流電源12が短絡される。この短絡を防止するためには、スイッチSと直列に抵抗を接続し、一般的な回生ブレーキの回路構成を取る必要が生じる。この抵抗によって小型化などが妨げられるおそれがある。したがって、DC部18にスイッチSを接続するのではなく、負荷14の端子にダイオードDを介してスイッチSを接続し、そのスイッチSを下側アームの電源線24に接続することが好ましい。
本発明は上記の実施形態に限定されることはない。図1の装置10は、スイッチSがオンになったときの還流経路としてインバータ回路20の下側アームのダイオードDを使用したが、他のダイオードを備えてもよい。図4に示す電力変換装置10bのように、第1ダイオードD1のアノードと第2ダイオードD2のカソードとを直列接続したダイオード回路26を設ける。各ダイオードD1,D2はそれぞれ3個であり、第1ダイオードD1と第2ダイオードD2の間から三相負荷14の端子に接続される。
スイッチSは、第1ダイオードD1のカソードと第2ダイオードD2のアノードとの間に接続される。スイッチSは、図1の装置10と同じであり、所定の電圧でオンになる。スイッチSがオンになることにより、三相負荷14から、第1ダイオードD1、スイッチS、第2ダイオードD2、三相負荷14へと、電流の還流経路が形成される。スイッチSがオンになることにより、この還流経路に電流が流れ、DC部18には電流が流れない。DC部18の電圧上昇を抑えることができる。ダイオードD1、D2は、整流作用によって電流の逆流を防止する。
また、図1や図4は単相コンデンサレスインバータに本発明を適用していたが、三相コンデンサレスインバータであってもよい。図6や図7の回路構成になり、交流電源12は三相交流電源になる。
整流素子としてダイオードD,D1,D2を使用したが、他の半導体素子などで同様の回路を構成してもよい。
図5(a)のように、複数のスイッチング回路32を用い、三相交流電力を出力するマトリクスコンバータ30に本発明を適用した電力変換装置10cにしてもよい。マトリクスコンバータ30は、交流電源12からの3つの入力に対して、それぞれ3つのスイッチング回路32を備える。スイッチング回路32は、双方向スイッチである。双方向スイッチとしては、例えば、図5(b)のように、トランジスタ(IGBT)T3のエミッタを直列接続し、各トランジスタT3と並列にダイオードD3を接続した回路が挙げられる。また、図5(c)のように、アノード同士またはカソード同士を接続したダイオードD4,D5を直列接続し、その接続部同士をトランジスタT4で接続したダイオードブリッジが挙げられる。
さらに、必要に応じてマトリクスコンバータ30にリアクトルとコンデンサからなるLCフィルタを接続したり、マトリクスコンバータ30と並列にクランプ回路を接続したりする。
図5の電力変換装置10cは、図4の電力変換装置10bと同様に、三相負荷14の端子に接続されたダイオード回路26と、スイッチSで構成される。マトリックスコンバータ30が停止し、所定の電圧でスイッチSがオンになる。三相負荷14、第1ダイオードD1、スイッチS、第2ダイオードD2、三相負荷14と還流経路が形成される。マトリックスコンバータ30の保護機能などは動作しない。
スイッチSをオンにするタイミングとしては、スイッチSに所定の電圧が印加されたとき、負荷14の線間電圧が所定の値になったとき、マトリクスコンバータ30が停止したときが挙げられる。このときにスイッチSに対してオン信号を送信する制御回路(図示せず)を備える。また、スイッチSが所定の電圧が印加されたときに自動的にオンになる素子を使用した場合、制御回路は省略される。
次に、三相負荷14として、永久磁石同期モータ(PMSM)を用いる場合を考える。u相とv相とw相の三相からd軸とq軸の二軸に変換した場合、PMSMの電圧方程式は、下の数式1のようになる。なお、d軸は磁石の磁束の方向にとられ、q軸はそれから電気的に90度進んだ位相にとられている。
Figure 2011024326
図1などの回路10は、モータ14の端子を短絡することとなる。モータ14に印加される電圧Vd,Vqは0となる。ここで微分項と巻線抵抗の項を無視すると、数式1は下の数式2になる。
Figure 2011024326
数式2より、モータ14には負のd軸電流が流れる。しかし、大きな負のd軸電流が流れた場合、ロータ内部の永久磁石が減磁するという問題が発生する。減磁に至る負のd軸電流の値を減磁電流Imと呼ぶ(Imは負の値)。ここで、下記の数式3を満たすように各モータ機器定数を設定することにより、本発明の回路10が動作した場合に減磁を起こさないようになる。
Figure 2011024326
その他、本発明は、その主旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々の改良、修正、変更を加えた態様で実施できるものである。
10:電力変換装置
12:交流電源
14:三相負荷(三相モータ)
16:ダイオード群
18:DC部
20:インバータ回路
22:上側アームの電源線
24:下側アームの電源線
25a:IGBT
25b:制御回路
25c:トリガ・ダイオード

Claims (10)

  1. 交流電源が出力する交流電圧を受けて三相負荷に三相交流電流を供給する電力変換回路と、
    三相負荷の各端子間を短絡させる短絡経路と、
    を備えたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記電力変換回路は、
    前記交流電源が出力する交流電圧の全波整流を行うダイオード群と、
    前記ダイオード群の出力を受けるコンデンサと、
    前記コンデンサの両端電圧を受け、三相交流電流を出力するインバータと、
    を備え、
    前記両端電圧の脈動の最大値はその最小値の2倍以上であることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記電力変換回路は、交流電源が出力する交流電圧から、逆阻止能力を有する双方向スイッチを用いて三相交流電流を出力するマトリクスコンバータであることを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  4. 前記短絡経路は、第1整流素子と第2整流素子とが直列接続され、直列接続された第1整流素子と第2整流素子との間から三相負荷の各端子に接続された回路と、
    直列接続された前記第1整流素子と第2整流素子の両端の間に接続され、所定の電圧でオンになるスイッチと、
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電力変換装置。
  5. 前記第1整流素子が第1ダイオード、第2整流素子が第2ダイオードであり、第1ダイオードのアノードと第2ダイオードのカソードが直列接続された請求項4に記載の電力変換装置。
  6. 前記インバータの下側アームの還流ダイオードを、前記第2ダイオードと共用させたことを特徴とする請求項5に記載の電力変換装置。
  7. 前記スイッチは、所定の電圧が印加されることにより、自動的にオンになる半導体素子であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の電力変換装置。
  8. 前記スイッチに所定の電圧が印加されたとき、三相負荷の線間電圧が所定電圧になったとき、または交流電源と三相負荷との間におけるDC電圧が所定電圧になったときに、スイッチに対してオン信号を入力する制御回路を備えた請求項4乃至6のいずれかに記載の電力変換装置。
  9. 前記電力変換回路が停止したときに前記スイッチに対してオン信号を入力する制御回路を備えた請求項4乃至6のいずれかに記載の電力変換装置。
  10. 前記三相負荷は永久磁石同期モータであり、該永久磁石同期モータは、永久磁石の鎖交磁束の大きさをd軸インダクタンスの大きさで除した電流値以上の減磁耐力を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の電力変換装置。
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