JP2011023776A - Ipネットワークサーバー、制御方法及びプログラム - Google Patents

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浩之 服部
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Abstract

【課題】放送局11が、その放送対象地域内の放送受信機21に限定して、放送波型放送とは別に、種々の放送目的(例:緊急、広告、番組等)の間欠放送用コンテンツをインターネット16経由で放送する場合に、放送受信機21に間欠放送用コンテンツファイルの更新の有無を能率良く分からせる間欠放送用コンテンツサーバー側の処理を提供する。
【解決手段】更新するファイル(新ファイル)の種別を検出し(S86)、種別に対応するアクセス管理情報のあるURLを取得する(S87)。該URLよりアクセス管理情報としてのアクセス周期時間及びファイル格納先URLを取得し(S88,S89)、ファイル格納先URLに旧ファイルがあれば、それを削除する(S90,S94)。削除後、アクセス周期時間+αが経過してから、新ファイルを格納先URLへ格納する(S95,S96)。
【選択図】図14

Description

本発明は、ファイル更新を実施するIPネットワークサーバーに関し、特には、放送圏内の放送受信機に対しIP型放送コンテンツを配信するIPネットワークサーバー、制御方法及びプログラムに関する。
特許文献1は、Webサーバーが、インターネット又はイントラネットを介して画像処理装置へ接続され(特許文献1の図1)、該画像処理装置にHTMLや画像等のリソースを転送すること(特許文献1の段落0088)を開示する。該Webサーバーは、また、Webページの更新情報をXML形式で記述した更新情報ファイルを、定期的にアクセスして来る画像処理装置へ提供するようにしている(特許文献1の段落0089及び0098)。該画像処理装置は、取得した更新情報ファイルの更新情報を分析し、更新情報における更新日時がWebサーバーへの前回と今回とのアクセス日時との中間となっている場合には、注目サイトのホームページが更新されたと判断して、該サイトのリソースを取得し、リソースに基づきレンダリングした情報をプリントする(特許文献1の段落0111〜0116及び図18)。
特開2007−156713号公報
本出願人は、特願2009−80455(以下、「先願1」という。)の明細書において、同一の放送局が放送波型放送とIP型放送(「IP型放送」とは、インターネット放送やIP再送信等、IPネットワークを介してコンテンツを配信する放送と定義する。)との両方で同一又は異なるコンテンツを放送している場合に、IP型放送のコンテンツの出力についてその許可及び禁止を的確に切替える受信装置を開示する。ラジオ放送局等は、法令により放送対象地域が割り当てられており、該放送対象地域外の放送受信機へコンテンツを放送することは法令違反になる。先願1の明細書における放送受信機は、放送波の受信信号レベルを検出し、該受信信号レベルが所定の閾値以上であれば、該受信信号レベルの放送局に割り当てられている法令の放送対象地域内にあるとして、該放送局のIP型放送のコンテンツの出力を許可する。
放送波型放送(特にアナログ放送)の受信品質は、放送対象地域内においても放送受信機の現在位置による差が大きいのに対し、IP型放送の受信品質は放送受信機の現在位置による差が小さく、放送コンテンツの品質は、放送波型放送のコンテンツよりIP型放送のコンテンツの方が高い。放送波型放送及びIP型放送両用の放送受信機では、先願1の明細書の放送受信機のように、IP型放送のコンテンツを優先的に出力した方が出力品質上、ユーザーに便宜となる。
本出願人は、また、先願1のIP型放送の発展として、特願2009−121447(以下、「先願2」という。)の明細書において、放送受信機におけるユーザー選択の放送波の出力元の放送局がIP型放送用サーバーをもち、該IP型放送用サーバーが、該放送受信機へIPネットワークを介してIP型放送コンテンツを放送する場合に、IP型放送コンテンツとして連続放送用コンテンツ以外に間欠放送用コンテンツを用意し、1つの放送局が、その放送圏(放送対象地域)内にある放送受信機に、種々の放送目的の間欠放送用コンテンツに対応付けて複数のIP型放送を実施する仕組みを開示した。該仕組みでは、間欠放送用コンテンツは、放送目的別に、それぞれ異なるURLを割り当てられている。
先願2の放送受信機は、間欠放送用コンテンツが更新されたか否かを判断して、間欠放送用コンテンツが未更新であれば、現在の表示等の出力を維持し、間欠放送用コンテンツが更新されていれば、出力を更新後の間欠放送用コンテンツのものに速やかに切替える必要がある。間欠放送用コンテンツの更新判断について、当業者が相当する典型的なものは、放送受信機がURLに示されたファイルを保持しておき、該URLへの次のアクセス時のファイルを保持中のファイルと比較することであり、具体的には次のものである。
(a)ファイル全体比較:両ファイルの内容全部を比較する。
(b)タイムスタンプ比較:ファイルは通常、更新日時(タイムスタンプ)が付与されており、これを比較する。
(c)ファイル内に埋め込まれた更新日時やバージョン情報の比較:サーバー側にてファイル内の予め決められた位置に、そのファイルの更新日時やバージョン情報などを格納しておき、放送受信機がその情報を両ファイルから読み出して、比較する。
これらの方法では、放送受信機が、両ファイルの全内容や更新日時等を比較したり、比較の基準にする最後のファイルやその更新日時を保持したりしなければならないので、放送受信機の読み出しや比較に時間がかかるとともに、負荷も増大する。特にファイルの内容全体を比較する方法では、ファイルの情報が多い(ファイルサイズが大きい)場合は、比較が完了するまでに、多大な時間を要してしまう懸念がある。更新判断に時間がかかることは、情報が実際に更新されていたときに、更新情報の出力が遅れることにつながる。
また、ファイル内に埋め込まれた更新日時やバージョン情報を比較する方法は、ファイル内に定められたフォーマットでそれらの情報を埋め込む必要があるため、情報を埋め込むサーバー及び埋め込まれた情報を読み出す放送受信機の双方において、負荷が増大する。
特許文献1のWebサーバーは、Webページとは別に、更新のたびに該Webの更新情報ファイルを作成する必要があり、負荷が増大する。また、クライアントの画像処理装置は、WebサーバーからWebページとは別に更新情報ファイルを入手し、それを分析して、更新の有無を調べる必要があり、負荷が増大する。
本発明の目的は、IPネットワーク上のファイルの更新情報に係る処理をファイルの送り側及び受け側の双方において軽減かつ短縮することができるIPネットワークサーバー、制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明によれば、IPネットワーク上のファイル格納場所におけるファイルを新旧交換する場合には、旧ファイルを新ファイルへ直ちに交換することなく、旧ファイルを一旦、削除し、削除後、所定時間が経過してから、新ファイルを格納するようにする。IP型放送のコンテンツを受信する放送受信機等は、該格納場所へ間欠的にアクセスして、該格納場所におけるファイルの有無を調べ、各アクセス時のファイルの有無が、「有り」→少なくとも連続1回の「無し」→「有り」と変化したときは、ファイルが更新されたと判断する。
本発明のIPネットワークサーバーは次のものを備える。
新ファイルを受け付けるファイル受付手段、
前記新ファイルを格納する、IPネットワーク上の格納場所に旧ファイルが存在する場合には、該格納場所から旧ファイルを削除するファイル削除手段、
前記旧ファイルを削除してから所定時間が経過したか否かを判定する時間経過判定手段、及び
前記所定時間が経過した後に前記新ファイルを前記格納場所に格納するファイル格納手段。
本発明のIPネットワークサーバー制御方法は次のステップを備える。
新ファイルを受け付けるファイル受付ステップ、
前記新ファイルを格納する、IPネットワーク上の格納場所に旧ファイルが存在する場合には、該格納場所から旧ファイルを削除するファイル削除ステップ、
前記旧ファイルを削除してから所定時間が経過したか否かを判定する時間経過判定ステップ、及び
前記所定時間が経過した後に前記新ファイルを前記格納場所に格納するファイル格納ステップ。
本発明のプログラムは、前述のIPネットワークサーバーの手段としてコンピュータを機能させる。
本発明によれば、IPネットワーク上のファイル格納場所におけるファイルを更新する場合には、該格納場所においてファイル無しの所定期間を生成するので、該格納場所におけるファイルの有無状態が、クライアントは、「有り」→「無し」→「有り」と変化するか否かを監視するだけで、ファイルの更新の有無を判断することができ、IPネットワークサーバー及びクライアントの双方における更新情報処理が簡単化される。
放送システムの概略構成図である。 放送受信機の主要部についてのブロック図である。 放送切替方法のフロー図である。 放送切替方法の内、放送波型放送出力を許容する処理部分のシーケンス図である。 放送切替方法の内、放送波型放送出力を禁止する処理部分のシーケンス図である。 放送受信機がアクセス先URLを探索するために自機に保有する表情報の構造図である。 図6の表情報に具体的な情報を対応欄に記入した図である。 別の放送切替方法のフロー図である。 放送受信機が連続放送用コンテンツ及び間欠放送用コンテンツを取得するアクセス先URLを探索するために自機に保有する表情報の構造図である。 図9の表情報に具体的な情報を対応欄に記入した表情報の構造図である。 アクセス管理情報及び間欠放送用コンテンツのファイルを格納するサーバーが別々である場合の放送受信機とサーバーとの関係についての説明図である。 アクセス管理情報及び間欠放送用コンテンツのファイルを格納するサーバーが同一である場合の放送受信機とサーバーとの関係についての説明図である。 放送システムにおける情報本体ファイルの更新についての説明図である。 サーバーにおけるファイル更新方法のフロー図である。 サーバーがこれから格納しようとする間欠放送用コンテンツに対しその種別に応じて該間欠放送用コンテンツのアクセス管理情報を入手する場合に参照するデータベースの構造を示す図である。 放送受信機における更新ファイル検出方法の第1の部分のフロー図である。 放送受信機における更新ファイル検出方法の第2の部分のフロー図である。 ユーザーが周波数選択により選択している1つの放送波に対応付けられる複数の間欠放送用コンテンツの各々に対して生成された更新ファイル検出方法が独立、並列に実施されていることを示す概念図である。 放送受信機による情報本体ファイルへのアクセス、情報本体ファイルの有無状態及び情報本体ファイルのコンテンツの表示に関するタイミング図である。 図19のタイミング図においてアクセス時に情報本体ファイルが無くてもコンテンツの表示を維持する場合のタイミング図である。 IPネットワークサーバーの機能ブロック図である。 IPネットワークサーバー制御方法のフロー図である。
本明細書において、「IP型放送」は、インターネット放送やIP再送信を含む概念で使用する。すなわち、IP(Internet Protocol)を使用して、ネットワークを介してサーバーから放送受信機へ放送コンテンツを配信する放送は、すべて「IP型放送」と定義する。「放送波型放送」とは、通常のラジオ放送やテレビ放送のように、電波を使った放送であると定義する。
放送波型放送における放送コンテンツはすべて連続放送用コンテンツのみであるのに対し、IP型放送は連続放送用コンテンツ及び間欠放送用コンテンツを含む。IP型放送における連続放送用コンテンツとは、放送受信機が、コンテンツ供給サーバーに常時接続して、該サーバーからストリーミングによりほぼ間断なくデータを受信するコンテンツであるのに対し、IP型放送における間欠放送用コンテンツとは、コンテンツ供給サーバーへ間欠的にアクセスして、該サーバーから間欠的にダウンロードするコンテンツであると定義する。IP再放送のコンテンツは連続放送用コンテンツに含まれる。
図1において、放送システム10は、主要構成要素として、放送局11、据置型放送受信機12やモバイル型放送受信機13等の放送波・IP両用の受信機、及びインターネット16を備えている。モバイル型放送受信機13は、現在位置を例えばGPS衛星17からのGPS電波により測位する。放送局11は、編集室20で編集したスケジュールに従って番組を送信アンテナ19から放送波(電波)により放送するとともに、該番組をIP再放送ではインターネット16でもほぼ同時に放送する。
放送システム10の構成要素としての受信機は車載型も含む。放送システム10では、放送局11が1つしか図示されていないが、実際の放送システム10は、複数の放送局11を含む。受信機も、図示の便宜上、2つしか示していないが、実際の放送システム10は多数の受信機を含む。各受信機では、ユーザーが所望の放送局11を、その放送波の周波数を選択することにより選局すると、該放送局11の放送コンテンツが出力される。各放送局11は、その放送対象地域を法令により定められている。
据置型放送受信機12やモバイル型放送受信機13等の両用受信機は、送信アンテナ19からの放送波を受信して、その番組の映像及び/又は音声を自機のモニタやスピーカから出力する。該両用受信機は、また、各放送局11に対し、その放送対象地域内に存在する場合に限り、送信アンテナ19からの放送波と同一の番組又はその他のコンテンツをIP型放送により、インターネット16を介して取得して、その出力が許容される。据置型放送受信機12及びモバイル型放送受信機13は、インターネット16へ無線又は有線通信により接続され、IP型放送のコンテンツをインターネット16から該無線又は有線通信を介して受信する。
送信アンテナ19からの放送波による放送がアナログ放送であっても、インターネット16を介するIP型放送はデジタルデータにより行われるので、放送波がアナログ放送のものである場合には、据置型放送受信機12やモバイル型放送受信機13における番組の出力品質は放送波よりもIP型放送の方が高い。このため、後述するように、据置型放送受信機12及びモバイル型放送受信機13ではIP型放送の出力を放送波の出力より優先している。
アナログラジオ放送局の場合、該アナログラジオ放送局が、IP型放送により流す連続放送用コンテンツと、送信アンテナ19から放送波により流すコンテンツ(放送波コンテンツ)とについて想定される関係は次のとおりである。(a)IP型放送コンテンツは放送波コンテンツと同一である。(b)IP型放送コンテンツは放送波コンテンツに加えて映像や静止画像や広告情報など他のコンテンツを付加している。(c)IP型放送コンテンツは放送波コンテンツとは全く別のコンテンツである。放送システム10は(a)〜(c)のいずれであってもよいとする。
図2は放送受信機21の主要部についてのブロック図である。放送受信機21は、据置型放送受信機12及びモバイル型放送受信機13を総称したものとする。放送受信機21は、据置型放送受信機12のように家屋等の建築物内の所定場所に据え付けられるもの、モバイル型放送受信機13のようにユーザーに携帯されるもの、さらに、自動車に搭載されるものを含む。放送受信機21は、特にそれが携帯型や車載型である場合には、視聴する放送局11の放送対象地域に対して頻繁に出入りする。放送局11のIP型放送は、該放送局11が該IP型放送に対応付けている放送波の放送対象地域に放送受信機21が存在するときのみ、放送受信機21から出力されるように的確に制御することが要望される。
アンテナ22は送信アンテナ19(図1)からの地上波アナログラジオ放送の電波を捕捉し、そのRF信号はチューナー部23へ送られる。チューナー部23は、主制御部24からの指示に従い所定周波数のRF信号を選択して、それをIF信号へ変換してから、復調部25へ送る。復調部25は、IF信号を復調して、音声信号を生成し、それを主制御部24へ送る。
通信部27は、インターネット16と主制御部24との間に介在して、無線アンテナ28を介してインターネット16(図1)との間でデータを授受するとともに、主制御部24との間でデータを授受する。該データには、放送局11からのIP型放送のコンテンツデータが含まれる。現在位置検出部29は、GPS衛星17(図1)からのGPS電波に基づき現在位置を測位し、現在位置情報を主制御部24へ送る。
操作部33は、ユーザー操作を受付けるキー等を装備し、操作情報を主制御部24へ送る。表示制御部34は、主制御部24から表示情報に係る信号を供給され、該表示情報を表示装置35に表示する。音声制御部36は、主制御部24からの音声データを音声信号に変換し、スピーカ37へ送る。スピーカ37は、音声制御部36からの音声信号を音に変換して、出力する。
ROM40には、プログラムや固定データが記録され、主制御部24はROM40の記録データを適宜読み出し可能になっている。RAM41は、主制御部24が演算処理中にデータを一時的に記憶するのに使用される。
図3は放送切替方法45のフロー図、図4は放送切替方法45の内、IP型放送出力を許容する処理部分のシーケンス図である。図5は放送切替方法45の内、IP型放送出力を禁止する処理部分のシーケンス図である。放送切替方法45は、放送受信機21に適用され、ユーザーが操作部33(図2)において放送受信機21の電源をオンにしたり、聴取する放送局を切替えたりするのに伴い、実行開始される。ユーザーが聴取の放送局を切り替えることにより放送受信機21における放送波の選択周波数が切り替えられる。
放送局11がそのラジオ放送波に対応付けて配信するIP型放送のコンテンツには、ラジオ放送波の音声に所定の映像(例:広告)を付加する場合がある。放送受信機21は、放送切替方法45の実行開始前に、IP型放送を出力している場合がある。放送切替方法45では、まず、切替前に受信していた放送の映像及び音声の出力を停止する(S46,S47)。この際、切替前の放送局からそのIP型放送を受信していた場合には、配信元のサーバーとのネットワーク接続が確立されているため、ネットワークの通信切断を行う(S48)。この後、チューナー部23における選択周波数を切替後の放送局の放送波の周波数へ切替える(S49)。
次に、切替後の周波数の受信品質が十分に確保されているかを確認するため、チューナー部23における選択周波数の受信信号が安定化するのを待ち(S50)、安定化してから、該受信信号のレベルを取得して(S51)、受信信号レベルが一定以上の値を示しているかを確認する(S52)。そして、一定以上の値を示していれば、S53へ進み、一定未満の値であれば、S68へ進む。
信号レベルが一定以上の値を示していることは(S52"YES")、放送受信機21が、該受信信号に係る放送波に対し、その放送局11の放送対象地域内に存在することを意味する。したがって、該放送局11が、該放送波に対応付けているIP型放送のコンテンツを放送受信機21から出力することを許容することかできる。放送受信機21が、該放送局11からIP型放送を受信するためには、放送受信機21は、その配信サーバーへインターネット16を介してアクセスするために、アクセス先である該サーバーのURL(Uniform Resource Locator)を取得する必要がある。
図6は放送受信機21がアクセス先URLを探索するために自機に保有する表情報の構造図である。図7は図6の表情報に具体的な情報を対応欄に記入した図である。該表情報では、各放送局は都道府県単位で登録されていることから、放送受信機21の現在位置はどの都道府県のものかを特定する必要がある。放送受信機21では、図1及び図2で前述したように、GPS衛星17からのGPS電波に基づき現在位置を特定している(S53)。これにより、現在位置の緯度経度を取得して、この緯度経度から都道府県を特定する。
図6及び図7において、各県域の各放送局に対して割り当てられている1つ又は複数のURLは、いずれも前述の連続放送用コンテンツを配信するURLであり、繰り返すと、(a)放送波コンテンツと同一のコンテンツのみ、(b)放送波コンテンツに加えて映像や静止画像や広告情報など他のコンテンツを付加した複数コンテンツ、又は(c)放送波コンテンツとは全く別のコンテンツを配信するものとなっている。
緯度経度から都道府県を特定する方法としては、受信機がカーナビゲーションに相当する地図表示機能を有している場合は、その機能を利用することにより緯度経度からそれが属する都道府県を特定することができる。受信機がそのような機能を有していない場合は、緯度経度から都道府県を特定することができる機能を有している周知のサーバーがインターネット16上に存在するので、該サーバーへアクセスして問い合わせることにより、都道府県を取得することができる。
なお、インターネット16内の配信サーバーへアクセスするためのアクセス先がURLであることを示したが、これはURLに限定するものではなく、サーバーのIPアドレスなど他の手段を用いても構わない。これらの方法で得た都道府県と、現在の選択周波数を基に放送受信機21内のデータベース(図6及び図7の表情報)を検索し、該選択周波数の放送波の送信元の放送局を特定し(S54)、該特定した放送局に基づきアクセス先であるURLを取得する。図7の表情報の場合について具体例に説明すると、現在位置が東京で、かつ現在の選択周波数がaaaa[MHz]の場合は、ラジオ放送局名がAAAA放送局でURLが" http://broadcast1.co.jp/contents_1.htm"、" http://broadcast1.co.jp/contents_2.htm"及び" http://broadcast1.co.jp/contents_3.htm"であることが判明する。
なお、図6及び図7のデータベース構造では、各ラジオ放送の放送対象地域を都道府県単位で管理しているが、より詳細に都道府県と市町村とを組み合わせた単位で管理してもよい。また、該データベース構造では、1つのラジオ放送局に対して1つの周波数を対応付けているが、ラジオ放送局が複数の中継局から放送波を送出している場合もあるため、1つのラジオ放送局に対して複数の周波数を対応付けることもできる。また、該データベース構造では、1つのラジオ放送局が複数のURLを保持しているが、これは1つのラジオ放送局が複数の放送を配信している場合に、それぞれのURLへアクセスすることで視聴する放送や番組を切替えることを考慮しているためであり、1つの放送のみ配信する場合はその放送局に1つのURLのみを対応付ければよい。
また、このデータベースにURLが全く格納されていない場合(S55"NO"の場合)は、そのラジオ放送局は放送波型放送を実施していないので、S68へ進む。
このデータベースにURLが格納されている場合(S55"YES"の場合)、放送受信機21は取得したURLにアクセスするため、URLに示された配信サーバーとの通信を確立する(S60)。通信が確立した後(S61"YES")、URLに示された配信サーバー間と認証を実施する(S62)。これは、インターネット経由で配信される放送はURLを基にアクセスすることになるが、インターネット経由で配信している場合は、URLが分かってしまうといかなる地域からもパソコンを使用してその放送を受信することが可能となってしまう。これは、放送事業者として認可されている放送対象地域を大きく越えて、いかなる地域へも放送を配信することにつながってしまうので、ユーザー認証やデバイス認証などの認証手段を用いて、特定の機器でのみ視聴することができるように制限をかけることを目的としている。
図3へ戻って、認証が成功した場合は(S63"YES")、IP型放送を受信することができるので、受信したIP型放送の映像や音声の再生を開始し(S64)、その再生する音声が出力されるように音声出力をIP型放送デコード側へ切替え(S65)、その後、映像及び音声のミュートを解除する(S66,S67)。認証が失敗した場合は(S63"NO")、S68へ進む。
周波数を変更した際に受信信号レベルが一定の値を下回っており、受信品質が十分に確保できない場合の動作について説明する(図5)。周波数を変更した際に受信信号レベルが一定の値を下回っている場合(図3のS52"NO"の場合)は、その放送は、十分に受信ができないことから、その放送波が放送対象地域内の放送局11からのものであるかの判断もできない。仮にその放送局11がIP型放送を配信していたとしても、この放送受信機21は、その配信サーバーへアクセスして、IP型放送の配信を受けることはしないようにしている。したがって、その場合は、無条件に放送波を視聴するように、S68へ進む。
S68では、主制御部24は、音声出力を放送波デコード側へ切り替え、すなわち、復調部25からの復調信号に係る音声信号へ切り替え、その後、S69において音声ミュートを解除する。
図3〜図5のフロー図及びシーケンス図では、S46,S47,S66,S67の存在から分かるように、IP型放送コンテンツが映像及び音声の両方である場合を想定して説明しているが、IP型放送に対応付けられる放送波がラジオ放送やテレビ放送に関係なく、該IP型放送のコンテンツは、音声のみのコンテンツ、音声+映像のコンテンツ、又は映像のみのコンテンツとすることができる。
前述のS52NOの「信号レベルが一定値未満である」場合について、補足説明する。該一定値を低く設定した場合、S52NOで、S68,S69へ進み、音声出力を放送波デコード側へ切り替える。このとき、(a)ノイズしか聞こえないとき、及び(b)ノイズの比率は多いがなんとか聞けるときの2通りがある。アナログ放送の場合は、(b)の場合もあるため、ユーザーによっては、受信感度は悪いが、聴きたいことがある。S68,S69は、そのようなユーザーに対処しており、信号レベルが一定値以下でインターネット放送が視聴できない状況でも、最低限、放送波からの音声を出力している。なお、法令で定められている放送対象地域外にて、電波漏れにより放送波が受信できたとしても、基本的に放送波の場合は、放送波が受信可能であれば、ユーザーは該放送波の放送を視聴してかまわないので、S68,S69の実施により、ユーザーに放送波型放送のコンテンツを視聴させることは許される。
また、S68,S69による放送波型コンテンツの出力後、ユーザーによっては、ノイズが多いので、直ちにチャンネルを切り替えることもある。さらに、ここで、放送波が受信できないことは、"現在地が放送波型放送の出力が禁止されている地域"とは限らない。例えば、ユーザーが、放送対象地域内ではあるが、地下街や建物内等の電波の弱い場所に入り込んでいる場合がある。このような状況に対して、S68,S69に代えて、受信できない旨をユーザーに音声出力及び/又は視覚表示で知らせる処理を実施してもよい。
図8は別の放送切替方法71のフロー図である。該放送切替方法71において、図3の放送切替方法45のステップと同一のステップについては、放送切替方法45のステップに付した番号と同一の番号を付す。
図1の放送システム10では、周波数を変更した際に受信信号レベルが一定の値を下回っており、受信品質が十分に確保できない場合に、インターネット16経由で配信される放送は受信せず、放送波で配信される放送を出力するようになっている。これに対し、図8の放送切替方法71に係る放送システムでは、放送波を受信できない状況においても、受信機の現在位置をGPS衛星17からのGPS電波から取得した情報によって特定できる状況にあれば、該受信できない放送波の放送が放送対象地域内であるか否かを現在位置から判別できるので、インターネット16経由で配信される放送を視聴できるか否かを現在位置に基づき決める。
放送切替方法71と図3の放送切替方法45との相違点は、放送切替方法71では、放送切替方法45のS51及びS52が省略されていることである。放送切替方法71のS54では、放送切替方法45のS54と同様に、図7の表情報(データベース)を利用して、現在位置と選択中の放送波の周波数とからそれらに対応するURLを特定する。図7の表情報では、現在位置から特定されるURLは、現在位置を放送対象地域にする放送局11のIP型放送のURLとなるので、放送切替方法71では、放送波型放送の放送波の信号レベルを検出しないものの、放送受信機21からのIP型放送のコンテンツ出力を、該IP型放送に対応付けられる放送波の放送対象地域に放送受信機が存在するときのみに制限することができる。
放送切替方法71の全体を説明する。視聴者が受信する放送局を切り替えた際、切り替える前に受信していた放送の映像と音声の出力を停止する(S46,S47)。この際、その受信していた放送がインターネット16経由で配信される放送を受信していた場合には、ネットワークとの接続が確立されているため、ネットワークの切断を行う(S48)。これらの手順を実施した後、目的の周波数へ受信周波数を切り替える(S49)。受信状態の安定を待った後(S50)、GPSから緯度経度を取得し(S53)、前述の実施例に示したように現在位置と現在の周波数に応じたURLを取得し(S54)、URLが格納されている場合は、インターネット16経由で配信されている放送を視聴する(S55,S60〜S67)。
地上アナログラジオ放送では、受信機が設置されている場所においては十分に放送波が届かないなどの理由により、難視聴地域が存在する。放送切替方法71においては、難視聴地域においてもインターネット16へ接続することができる場合は、インターネット16経由で配信される放送を受信することができるため、難視聴地域対策を施すことができる。
図1の放送システム10は、連続放送用コンテンツ(映像・音声・静止画)のみならず、広告や番組表、緊急情報といった様々な間欠放送用コンテンツにアクセスするためのURLを保持し、放送目的に応じてそれらのコンテンツ(間欠放送用コンテンツ)をユーザーの放送受信機21に提示する仕組みを内包する。この場合、放送受信機21は、連続放送用コンテンツ用URLに加えて、放送目的別に、アクセス管理情報の入手場所としてのURLを自機のデータベースに追加してもつ。アクセス管理情報の詳細については後述する。間欠放送用コンテンツ用URLを例示すると、次のものであるが、他にも間欠放送用コンテンツ用URLを適宜、用意することができる。
(a)緊急用URL:緊急情報通知用のURL。数秒間隔でアクセスする。
(b)広告用URL:広告用のURL。選局時、番組時間毎、又は数分間隔でアクセスする。
(c)番組用URL:放送中の番組専用URL。選局時、番組時間毎、又は数分間隔でアクセスする。
(e)お知らせ用URL:放送局からのお知らせメール用URL。選局時、及び定期的にアクセスする。
(f)放送局用URL:放送局のホームページなど、放送局全体のURL。選局時、及び定期的にアクセスする。
(g)番組表用URL:番組表のURL。選局時、及び定期的にアクセスする。
図9は放送受信機21が連続放送用コンテンツ及びアクセス管理情報を取得するためのURLを探索するために自機に保有する表情報の構造図である。アクセス管理情報とは、間欠放送用コンテンツ(情報本体)の格納先であるURLと、該URLへアクセスする周期時間とを少なくとも含む情報であると定義する。図10は図9の表情報に具体的な情報を対応欄に記入した表情報の構造図である。図9及び図10の表情報は、前述の図6及び図7の表情報に対して各都道府県の各周波数についてアクセス管理情報取得用URLが追加された構造になっている。
図9及び図10の各間欠放送用コンテンツを具体的に述べる。1番目の項目の緊急用URLに対応する緊急情報とは、地震や津波などの災害に関する緊急情報をユーザーに提供するための情報である。
2番目の項目としての広告用URLに対応する広告情報とは、画像、映像、音声、テキストなどの各種メディアで提供される広告コンテンツの情報である。番組スポンサーの広告を表示することを目的とするため、番組毎の更新を行う。番組毎の更新ができない場合は、例えば5分毎に広告用URLにアクセスし、その情報を取得・表示する。ただし、ユーザー操作などで、受信放送局が変更になった場合は、必ず広告用URLにアクセスし、情報を取得する。なお、アクセス先にファイルが存在しない場合は、何も表示しない。
3番目の項目としての番組用URLに対応する番組情報とは、現在の番組の紹介する情報であり、番組毎に情報更新される。番組毎の情報更新ができない場合は、例えば5分毎に番組用URLにアクセスし、その情報を取得・表示する。ただし、ユーザー操作などで、受信放送局が変更になった場合は、必ず番組用URLにアクセスし、情報を取得する。なお、アクセス先にファイルが存在しない場合は、何も表示しない。
4番目の項目としてのお知らせ用URLに対応するお知らせ情報とは、放送局からの通知事項についての情報であり、定期的(例えば1時間毎)に情報更新される。ただし、ユーザー操作などで、受信放送局が変更になった場合は、必ずお知らせ用URLにアクセスし、情報を取得する。なお、アクセス先にファイルが存在しない場合は、何も表示しない。
5番目の項目としての放送局用URLに対応する放送局情報とは、放送局のホームページの情報であり、定期的(例えば1時間毎)に情報更新される。ただし、ユーザー操作などで、受信放送局が変更になった場合は、必ず放送局用URLにアクセスし、情報を取得する。なお、アクセス先にファイルが存在しない場合は、何も表示しない。
6番目の項目としての番組表用URLに対応する番組表用情報とは、放送局の番組表の情報であり、定期的(例えば1時間毎)に更新を行う。ただし、ユーザー操作などで、受信放送局が変更になった場合は、必ず放送局用URLにアクセスし、情報を取得する。なお、アクセス先にファイルが存在しない場合は、何も表示しない。
図11及び図12はアクセス管理情報及び間欠放送用コンテンツのファイルを格納するサーバーがそれぞれ別々及び同一である場合の放送受信機21とサーバーとの関係についての説明図である。説明の便宜上、放送受信機21が広告の間欠放送用コンテンツを出力する場合について説明する。放送受信機21が自機に保持する図10のデータベース情報に示すAAAA放送局の広告用URLのhttp://broadcast1.co.jp/ad-info.htmは図11及び図12のサーバーAにおけるアクセス管理情報格納ファイル77のURLであるhttp://broadcast1.co.jp/ad-info.htmとなっている。また、情報本体ファイル(間欠放送用コンテンツ)79の格納先であるURLは、図11ではサーバーB内のhttp://infofile.co.jp/ad.htmであり、図12ではサーバーA内のhttp://broadcast1.co.jp//ad.htmである。情報本体ファイル79は、画像、映像、音声、テキスト、HTML、XMLなど、規格がすでに存在するものだけでなく、将来的に規定されると予想される全てのメディア(フォーマット)を、単独もしくは複数含ませることができるものとする。
アクセス管理情報格納ファイル77内には、放送受信機21が情報本体ファイル79にアクセスするアクセス周期時間(単位:秒)と、広告情報の情報本体ファイル79が格納されている格納先http://inforfile1.co.jp/ad.htm(図11)又はhttp://broadcast1.co.jp//ad.htm(図12)が記載されている。放送受信機21は、図10のデータベースに格納されている広告用URLhttp://broadcast1.co.jp/ad-info.htmにアクセスし、そこに格納されているアクセス管理情報格納ファイル77の内容を取得する。放送受信機21は、アクセス管理情報格納ファイル77の内容から、情報本体ファイル79のURLであるhttp://inforfile1.co.jp/ad.htm又はhttp://broadcast1.co.jp//ad.htmを知得し、該http://inforfile1.co.jp/ad.htm又はhttp://broadcast1.co.jp//ad.htmにアクセスして、情報本体ファイル79を取得する。
放送受信機21は、また、アクセス管理情報格納ファイル77からアクセス周期時間を取得し、その時間に従って、情報本体ファイル79のURLに周期的にアクセスする。なお、情報本体ファイル79のURLに情報本体ファイル79が無い場合は、提供する情報が無いものとする。また、図10のデータベースに各種情報のURLが格納されている場合は、サーバーAに格納されているアクセス管理情報格納ファイル77は必ず存在することとする。周期的にアクセスする対象は情報本体ファイル79であり、アクセス管理情報格納ファイル77へは周期的にアクセスしない。
アクセス周期時間は、サーバーAに格納されているアクセス管理情報格納ファイル77に記載されているため、放送受信機21は各種情報にアクセスするための周期時間を予め放送受信機21内に保持する必要がない。また、サーバーAはアクセス管理情報格納ファイル77の内容を変更することにより、アクセス周期時間や情報ファイルURL(情報本体ファイル79のURL)を自由に変更することができる。
図13は放送システム10における情報本体ファイル79の更新についての説明図である。放送局サーバーは図11のサーバーB又は図12のサーバーAである。放送受信機21は、アクセス管理情報格納ファイル77内に記述されたアクセス周期間隔で放送局サーバーにアクセスする。図13は、順番が連続する3回のアクセスにおける放送受信機21及び放送局サーバーの処理を示している。放送局サーバーは、広告情報の間欠放送用コンテンツを更新する場合には、該広告情報のURLの旧情報本体ファイル79を削除し(図13の中段)、次に、放送受信機21のアクセス周期間隔より長い時間が経過してから、該URLに新情報本体ファイル79を格納する(図13の下段)。結果、放送受信機21は、情報本体ファイル79が更新された場合には、該URLへの周期的なアクセスにおいて、「ファイル有り」(図13の上段)→「ファイル無し」(図13の中段)→「ファイル有り」(図13の下段)と、ファイルの有無が変化する。
放送受信機21が該当URLへアクセスした時に、該URLにファイルが存在すれば、放送受信機21はサーバーからファイルを受信することになる。また、該URLにファイルが存在しなければ、放送受信機21は、サーバーからにファイル無しの通知を受ける。したがって、放送受信機21は、具体的には、サーバーからファイルを受信したか又は該当ファイル無しの通知を受けたかにより、該当URLにおけるファイルの有無を検出する。
図14はサーバーにおけるファイル更新方法85のフロー図である。まず、最初に情報(ファイル)が無い状態から、新規の情報を格納する処理、すなわち最初の間欠放送用コンテンツを格納する処理について説明する。新しい情報(間欠放送用コンテンツのファイル)は、サーバーA又はBにサーバー管理者により投入され、この際、同時に情報の種別も投入される。具体的には、サーバー管理者が、サーバーA又はBにおいて更新処理用のアプリケーションを起動し、該アプリケーションにおいて所定フォルダの新しい情報(ファイル)を更新ファイルとして指定するとともに、該アプリケーションのダイアログボックスで該当種別にチェックを入れる。
サーバーは、管理者により投入された情報の種別を取得し(S86)、その種別からアクセス管理情報のURLを取得する(S87)。そのURLを取得する方法として、サーバーは図15の表に示すデータベースを保持しており、このデータベースには、情報の種別とアクセス管理情報のURL先(図11及び図12のhttp://broadcast1.co.jp/ad-info.htm等)が格納されている。したがって、サーバー管理者が新しい情報(ファイル)と同時に情報の種別を投入した際、サーバーは図15の表を参照し、例えば情報の種別が"緊急情報"であれば、それに対応するアクセス管理情報取得用URLである"緊急用URL"(例:http://broadcast1.co.jp/ews-info.htm※該URLは放送受信機21が保有するデータベース(図10)の"緊急用URL"に一致するものである。)を取得することができる。
これにより、アクセス管理情報のURL先が取得できたので、取得したアクセス管理情報からさらに周期時間と情報ファイル本体のURL先(例:図11のhttp://infofile.co.jp/ad.htm又は図12のhttp://broadcast1.co.jp/ad.htm)が取得できる(S88,S89)。情報ファイル本体のURL先が取得できたので、そのURL先に既にファイルが格納されているか否かを判断するが、現時点ではファイルが存在しないので(S90"NO")、無条件にURL先にファイルを格納する(S96)。
次に、情報(ファイル)を更新する場合、すなわち旧情報ファイルを新情報ファイルへ変更する場合について説明する。S86〜S89までは、ファイルを新規に格納するときの処理と同一であるため、説明を割愛する。更新の場合、既に情報(ファイル)が存在するので(S90"YES")、URL先の情報本体ファイル79(図11又は図12)を削除する(S94)。ファイルを削除した後、一定時間待機する(S95)。該一定時間は"周期時間+α(ただしα>0)"とし、アクセス管理情報格納ファイル77に記述されたアクセス周期時間よりαだけ長い時間、待機する。
"α"の値が限りなくゼロに近いと、放送受信機21がサーバーにアクセスする前に情報(ファイル)を更新(上書き)してしまい、情報(ファイル)が無くなったことを放送受信機21が認識できなくなる可能性が高くなってしまう。逆に"α"の値を大きくすると、放送受信機21は、更新後のファイルを取得するのに長く待たされてしまい、放送受信機21のユーザーに情報を提供する時間が遅れてしまう。これを回避するため、"α"の値はアクセス周期時間の0.5倍〜1.0倍程度の値となる範囲(例えば、アクセス周期時間が100秒であれば、S95の一定時間は150〜200秒程度の範囲)にする必要がある。なお、α>T1である場合には、放送受信機21は、情報ファイル更新時に、2回以上連続したアクセスにおいて、情報ファイル無しの事態が生じる。
S95において一定時間が経過した後、更新するファイルをURL先に格納する(S95)。以上により、サーバーにおける各種情報の更新処理を実現する。
図16及び図17は放送受信機21における更新ファイル検出方法105のフロー図である。更新ファイル検出方法105は、サーバーにおけるファイル更新方法85(図14)に対応する放送受信機21側の間欠放送用コンテンツ出力処理を実施する。放送受信機21も、サーバーと同様に、自機の記憶装置に図9(具体的には図10)の表のデータベースを予め格納している。したがって、放送受信機21は、ユーザーが放送受信機21において選択している周波数の放送波でかつユーザーが選択している間欠放送用コンテンツの種別に対して、該当するアクセス管理情報格納ファイル77の格納先URLを、自機の該データベースを参照して把握することができる。
図9の表から分かるように、各放送局は、その1つの放送波に対して間欠放送用コンテンツのURLを放送目的別に複数、有しているが、すなわち、複数の種別(緊急、広告、・・・、番組表)の間欠放送用コンテンツを有しているが、更新ファイル検出方法105は、ユーザーが選局中の放送波に対して、複数の種別間欠放送用コンテンツが存在する場合には、それら種別毎に生成される。そして、各更新ファイル検出方法105は独立して並列に行われる。図18はユーザーが周波数選択により選択している1つの放送波に対応付けられる複数の間欠放送用コンテンツの各々に対して生成された更新ファイル検出方法105が独立、並列に実施されていることを示す概念図である。
図16の更新ファイル検出方法105において、放送受信機21は、図10の表における間欠放送用コンテンツから該当の間欠放送用コンテンツのURL(例えば広告用URLとしてのhttp://broadcast1.co.jp/ad-info.htm)を取得する(S106)。URLがある場合(S107"YES")、図11のサーバーAと接続する(S108,S109)。サーバーAと接続可能になりしだい(S109"YES")、S113へ進み、放送受信機21はアクセス管理情報格納ファイル77(図11)を取得する。放送受信機21は、アクセス管理情報格納ファイル77からそこに記載されているアクセス周期時間と情報本体ファイル79のURLを取得し(S114,S115)、サーバーAとの通信を切断する(S116)。
図17へ移って、S117では、サーバーB(図11の場合では、サーバーBであるが、図12の場合では、サーバーBではなく、サーバーAとなる。)と接続し(S117,S118)、情報ファイルURLに指定された情報本体ファイル79を取得する(S119"YES")。情報ファイルが無ければ(S119"NO")、かつ以前に該URLの情報を表示していなければ(S125"NO")、何もせずにサーバーBとの通信を切断し(S128)、周期時間待機して(S129)、再度、ファイルの有無を調べる(S117→S118"YES"→S119)。なお、S125及び後述のS135の「以前に該URLの情報を表示していなければ」には、ファイルの内容を現在表示中でない場合だけでなく、ファイルの内容を聴き終わったり見終わったりして、ユーザーがその出力を停止し、現在は該ファイルの内容出力が行われていない場合も含む。
ここで、ファイルが無い状態からファイルが有る状態に遷移した場合(S119"NO"→・・・→S119"YES")、以前に該URLの情報を画面に表示したか否かを判断する(S135)。該URLのファイル内容を最初に表示する場合は、未だファイルの内容を画面に表示していないため(S135"NO")、情報表示状態を設定し(S136)、ファイルの内容を画面に表示する(S137)。
ファイルの内容を画面に表示している状態で、再度、周期時間が経過したのちURL先にアクセスした際、ファイルが有る場合(S137→・・・→S119"YES")は、既にファイル内容を画面に表示しているため、何もせずに周期時間待機する(S135→S128→S129)。
ファイルが有る状態からファイルが無い状態に遷移した場合(S119"YES"→・・・→S119"NO")、表示する情報が無くなったため、情報表示状態を解除し(S126)、表示中の画面を消去する(S127)。
ユーザーは、各時点で、緊急コンテンツを除く複数の間欠放送用コンテンツ(広告、番組、・・・、番組表)の中から好みの間欠放送用コンテンツを選択して、該選択した間欠放送用コンテンツを放送受信機21から出力させることができる。なお、更新ファイル検出方法105は、ユーザーが選択している放送波の放送局が有しているすべての種別の間欠放送用コンテンツに対応して、存在し、各更新ファイル検出方法105が、図18の概念図のように、独立して並列に実施されているので、放送受信機21は、ユーザーが出力選択していない間欠放送用コンテンツについても、間欠放送用コンテンツファイルの更新の有無を監視し続けている。結果、ユーザーが、同一の放送波の選択を維持しつつ、間欠放送用コンテンツの選択を切り替えた時も、切替先の間欠放送用コンテンツにおける更新ファイル検出方法105の最初の実行から、S119,S135の正否を的確に判断することができ、間欠放送用コンテンツの的確な出力を実施することができる。
なお、ユーザーが、出力を選択していない種別の間欠放送用コンテンツに対応する更新ファイル検出方法105においては、S125〜S127及びS135〜S137はスキップされ、S119"YES"である場合は、間欠放送用コンテンツをダウンロードして、記憶装置に記憶し、S119"NO"である場合は、何もせずに、S128へ進んで、ユーザーが次に該種別のコンテンツの出力を選択した場合には、記憶中の間欠放送用コンテンツを直ちに表示する。
図19は、放送受信機21による情報本体ファイル79へのアクセス、情報本体ファイル79の有無状態及び情報本体ファイル79のコンテンツの表示に関するタイミング図である。図19の上段はファイル有無を表しており、"0"は情報本体ファイル79が無しの状態、"1"は情報本体ファイル79が有りの状態を表している。中段は放送受信機21が情報本体ファイル79へアクセスする周期時間を表したものであり、T1が周期時間を表し、放送受信機21はT1毎に情報本体ファイル79の格納URLにアクセスする。下段は、放送受信機21が情報本体ファイル79有りと認識した場合に、ファイルの内容を画面に表示することを意味しており、"0"は画面表示無しを表し、"1"は画面表示有りを表したものである。
サーバーは、アクセス管理情報格納ファイル77内の情報が示す格納URLに情報本体ファイル79を格納する。格納順番が先及び後の情報本体ファイル79をそれぞれファイルA,Bと呼ぶことにする。放送受信機21は、周期時間T1毎に情報本体ファイル79の格納URLにアクセスし、ファイル有無を判断する。ファイルがある場合は、放送受信機21はそのファイルの内容を直ちに画面に表示する。この際、放送受信機21はファイルが更新されたか否かを意識せず、無条件にファイルの内容を画面に表示すればよい。
ここで、サーバーが情報本体ファイル79の内容を更新したい場合は、一度、更新前のファイル(ファイルA)を削除し、放送受信機21のアクセス周期時間T1以上の時間、ファイルを無しの状態にし、T2時間が経過した後、更新したファイル(ファイルB)を格納する。なお、T2は以下の条件を満たすものとする。
T2 = T1 + α 。ただし、α>0であり、好ましくは、0.5×T1≦α≦1.0×T1。
アクセス周期時間T1以上の時間(T2)、ファイルを無しの状態にすることにより、放送受信機21は必ずファイルが無い状態でURLの先にアクセスすることになるため、放送受信機21は必ずファイルが無くなったことを認識することができる。ファイル有り→ファイル無し→ファイル有りの状態を経由することにより、一度ファイルが無くなって次にファイルが有る状態に遷移した場合は、必ずファイルが更新されているため、放送受信機21はファイル比較などの更新判断をする必要がなく、無条件にファイルが有る状態にそのファイル内容を表示すればよい。なお、ファイル有り→ファイル無し→ファイル有りの状態で、内容が同じファイルを格納するのではなく、ファイル無しの後は必ず更新されたファイルを格納するものとする。また、α>T1である場合には、連続2回以上のアクセスにおいて、ファイル無しの状態が続くことが起き得る。
さらに、ファイルが無くなったことを放送受信機21が認識した際に画面を消去するように図19では記載しているが、ファイルが無くなる直前に放送受信機21がファイルにアクセスした場合、周期時間によっては一瞬しか画面に表示されないことになってしまう。これを避けるために、図20に示すように周期時間(T1)が経過するまで、又は一定期間、ファイルが無くなる前の画面を継続して表示しても構わない。なお、図20中に記載されているように、ファイル無し→ファイル有りに変化した場合は、ファイル有りに変化した際のファイル内容を直ちに画面に表示する必要がある。
以上の方法により、放送受信機21はファイルが更新されたか否かを判断する必要がなく、情報本体ファイル79の格納URLに情報本体ファイル79が実際に有る場合は、そのファイルの内容は新しいか、又は更新されたものであるため、放送受信機21は無条件にファイルの内容を画面に表示すればよい。これにより、前述した従来技術の問題点を解消することができることになる。
なお、前述した方法とは異なり、他の実施方法として、アクセス管理情報に該当するデータベースを放送受信機21とサーバーの両方で保持する方法も考えられる。しかしながら、これはそれぞれに同じ情報を保持しなければならず、冗長であること、また、放送受信機21とサーバーとで、それぞれの情報に差異が無いように、放送受信機21の情報を常に最新にするために、定期的にサーバーにアクセスして放送受信機21の情報を常に最新の状態に保ち、サーバーとの差異が無いようにしなければならない。これは、放送受信機21のデータベースを最新の情報に保つ仕組みが複雑になることに繋がる。これに対し、ファイル更新方法85及び更新ファイル検出方法105は、サーバーにてアクセス管理情報が一元管理でき、かつ放送受信機21が定期的に自らのデータベースを最新の情報に保つ必要が無いことから、放送受信機21とサーバーの両方でアクセス管理情報に該当するデータベースを保持する方法と比較して、より簡易な構成を構築することができる。
図21はIPネットワークサーバー140の機能ブロック図である。IPネットワークサーバー140の具体例はサーバーA(図11及び図12)やサーバーB(図11)である。IPネットワークサーバー140は、間欠放送用コンテンツ更新用のサーバーに限定されず、一般的なWeb頁のファイルについてその更新処理を行うサーバーであってもよい。IPネットワークサーバー140は、ファイル受付手段141、ファイル削除手段142、時間経過判定手段143及びファイル格納手段144を備える。
ファイル受付手段141は、新ファイルを受け付ける。ファイル削除手段142は、新ファイルを格納する、IPネットワーク上の格納場所に旧ファイルが存在する場合には、該格納場所から旧ファイルを削除する。時間経過判定手段143は、旧ファイルを削除してから所定時間が経過したか否かを判定する。ファイル格納手段144は、所定時間が経過した後に新ファイルを格納場所に格納する。
IPネットワーク上の格納場所は、例えば、URL又はIPアドレスにより指定されるものである。ファイル受付手段141における新ファイルの受け付けは、具体的には、例えば、オペレータがIPネットワークサーバー140において所定のアプリケーションを起動させて、所定のファイルを新ファイルとして指定操作することに対応する処理である。
新ファイル及び旧ファイルは、例えばIP型放送の放送コンテンツのファイルであり、さらに該放送コンテンツの具体例は間欠放送用コンテンツのファイルである。間欠放送用コンテンツのファイルとしては、例えば図15に示されるように、緊急情報、広告情報、番組情報、・・・番組情報のファイルがある。IP型放送における間欠放送用コンテンツのファイルは、典型的には、該ファイルの提供元の放送局が、該放送局の放送圏(=放送対象地域)内に存在する放送受信機に限定して該放送受信機における出力を許可するコンテンツのファイルである。
典型的には、所定時間として、クライアントが格納場所へアクセスするアクセス周期時間より大きい時間が設定されている。所定時間及びアクセス周期時間は、図19及び図20のT2及びT1にそれぞれ対応する。そこにおいて、α>0として、T2=T1+αとなっている。
IPネットワークサーバー140は、さらに、アクセス管理情報取得手段147を備えることができる。この場合、ファイル受付手段141は、新ファイルの受付の際に該新ファイルの種別情報を受け付け、アクセス管理情報取得手段147は、種別情報に対応付けられている、IPネットワーク上のアクセス管理情報取得場所を所定のデータベースから探索し、該アクセス管理情報取得場所からアクセス管理情報を取得し、該アクセス管理情報から格納場所及び所定時間を検出する。データベースの具体例は図15の表情報であり、アクセス管理情報の具体例はアクセス管理情報格納ファイル77(図11)内のアクセス管理情報である。
図22はIPネットワークサーバー制御方法150のフロー図である。IPネットワークサーバー制御方法150はIPネットワークサーバー140に適用される。S151では、新ファイルを受け付ける。S152では、新ファイルを格納する、IPネットワーク上の格納場所に旧ファイルが存在するか否かを判定し、判定が正であれば、S153へ進み、否であれば、S155へ進む。
S153では、該格納場所から旧ファイルを削除する。S154では、旧ファイルを削除してから所定時間が経過したか否かを判定し、判定が正になりしだい、S155へ進む。S155では、新ファイルを格納場所に格納する。
S151,S154,S155の処理は、IPネットワークサーバー140のファイル受付手段141、時間経過判定手段143及びファイル格納手段144の機能に対応している。S152,S153の処理はIPネットワークサーバー140のファイル削除手段142の機能に対応する。IPネットワークサーバー制御方法150の各手段について前述した具体的態様は、IPネットワークサーバー制御方法150において対応するステップの具体的態様としても適用可能である。
IPネットワークサーバー制御方法150には、IPネットワークサーバー140のアクセス管理情報取得手段147の機能に対応するステップを追加可能である。その追加ステップは、S151とS152との間に挿入される。アクセス管理情報取得手段147について前述した具体的態様は、該追加ステップの具体的態様としても適用可能である。
本発明を適用したプログラムは、コンピュータをIPネットワークサーバー140の各手段として機能させる。本発明を適用した別のプログラムは、IPネットワークサーバー制御方法150の各ステップをコンピュータに実行させる。
本明細書は様々な範囲及びレベルの発明を開示している。それら発明は、本明細書で説明した様々な技術的範囲及び具体的レベルの各装置及び各方法だけでなく、拡張ないし一般化の範囲で、各装置及び各方法から独立の作用、効果を奏する1つ又は複数の要素を抽出したものや、1つ又は複数の要素を拡張ないし一般化の範囲で変更したものや、さらに、各装置間及び各方法間で1つ又は複数の要素の組合せを入れ換えたものを含む。
140:IPネットワークサーバー、141:ファイル受付手段、142:ファイル削除手段、143:時間経過判定手段、144:ファイル格納手段、147:アクセス管理情報取得手段、150:IPネットワークサーバー制御方法。

Claims (9)

  1. 新ファイルを受け付けるファイル受付手段、
    前記新ファイルを格納する、IPネットワーク上の格納場所に旧ファイルが存在する場合には、該格納場所から旧ファイルを削除するファイル削除手段、
    前記旧ファイルを削除してから所定時間が経過したか否かを判定する時間経過判定手段、及び
    前記所定時間が経過した後に前記新ファイルを前記格納場所に格納するファイル格納手段、
    を備えることを特徴とするIPネットワークサーバー。
  2. 前記所定時間として、クライアントが前記格納場所へアクセスするアクセス周期時間より大きい時間が設定されていることを特徴とする請求項1記載のIPネットワークサーバー。
  3. アクセス管理情報取得手段を備え、
    前記ファイル受付手段は、前記新ファイルの受付の際に該新ファイルの種別情報を受け付け、
    前記アクセス管理情報取得手段は、前記種別情報に対応付けられている、IPネットワーク上のアクセス管理情報取得場所を所定のデータベースから探索し、該アクセス管理情報取得場所からアクセス管理情報を取得し、該アクセス管理情報から前記格納場所及び前記所定時間を検出することを特徴とする請求項2記載のIPネットワークサーバー。
  4. 前記格納場所はURL又はIPアドレスにより指定されるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のIPネットワークサーバー。
  5. 前記新ファイル及び前記旧ファイルは、IP型放送の放送コンテンツのファイルであることを特徴とする請求項4項に記載のIPネットワークサーバー。
  6. 前記放送コンテンツのファイルは間欠放送用コンテンツのファイルであることを特徴とする請求項5記載のIPネットワークサーバー。
  7. 前記間欠放送用コンテンツのファイルは、該ファイルの提供元の放送局が、該放送局の放送圏内に存在する放送受信機に限定して該放送受信機における出力を許可するコンテンツのファイルであることを特徴とする請求6項記載のIPネットワークサーバー。
  8. 新ファイルを受け付けるファイル受付ステップ、
    前記新ファイルを格納する、IPネットワーク上の格納場所に旧ファイルが存在する場合には、該格納場所から旧ファイルを削除するファイル削除ステップ、
    前記旧ファイルを削除してから所定時間が経過したか否かを判定する時間経過判定ステップ、及び
    前記所定時間が経過した後に前記新ファイルを前記格納場所に格納するファイル格納ステップ、
    を備えることを特徴とするIPネットワークサーバー制御方法。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のIPネットワークサーバーの手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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