JP2010272994A - 放送受信機、制御方法及びプログラム - Google Patents

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浩之 服部
Hiroshi Hisaie
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Abstract

【課題】放送受信機21において、各FMラジオ放送局に割り当てられている放送対象地域を順守しつつ、各FMラジオ放送局の放送数増加を図って、多様な放送目的のコンテンツを視聴できるようにする。
【解決手段】放送局は、通常の番組をIP型放送するURLとは別に、間欠的にIP型放送する専用目的URL(例:緊急用URL、広告用URL、・・・)をインターネット16上に設置する。放送受信機21は、ユーザー選択の放送波の受信信号レベル≧閾値である場合、該放送波の放送元の放送局が設置した緊急用URLを自機保有のデータベースから探索し、そこへ一定時間ごとにアクセスする(S81,S83,S89)。アクセス先に新規又は更新ファイルが見つかると(S86正)、該ファイルを入手して、緊急情報として表示する(S94)。
【選択図】図14

Description

本発明は、IP型放送を出力する放送受信機、制御方法及びプログラムに関する。
特許文献1は、携帯電話機、視聴管理サーバー及び同時再送信サーバーを含む視聴システムを開示する(特許文献1の図1)。該視聴システムにおいて、携帯電話機は、通常は放送波のコンテンツを出力し、放送波の品質の低下に伴い、放送波の放送元の放送局IDに対応する発呼先電話番号を視聴管理サーバーに問い合わせ、回答の発呼先電話番号の同時再送信サーバーへ発呼して、該同時再送信サーバーから放送波のコンテンツと同一のコンテンツを、移動体通信網を介して受信して、出力するようにしている(特許文献1の図2及び図4)。
特許文献1は、また、携帯電話機、交換機及び同時再送信サーバーを含む視聴システムを開示する(特許文献1の図5)。該視聴システムにおいて、携帯電話機は、通常は放送波のコンテンツを出力し、放送波の品質の低下に伴い、放送波の放送元の放送局IDに対応する登録電話番号に発呼すると、交換機は、該登録番号に対応する転送先としての同時再送信サーバーへ転送し、該同時再送信サーバーから放送波のコンテンツと同一のコンテンツを、移動体通信網を介して受信して、出力するようにしている(特許文献1の図7及び図8)。
特許文献2は、プッシュ型情報端末処理装置及びポータルサイト運用管理者サーバーを含む情報伝達システムを開示する(特許文献2の図1)。該情報伝達システムでは、プッシュ型情報端末処理装置が情報の配信を希望する複数のURL(Uniform Resource Locator)に対してスケジュール表を作成し(特許文献2の図2)、プッシュ型情報端末処理装置は、該スケジュール表に従って各URLへ順番にアクセスして、情報を表示するようにしている(特許文献2の段落0027)。
特許文献3は、デジタル放送配信サーバー、データ放送配信サーバー及びゲートウェイ装置を含むデジタル放送システムを開示する(特許文献3の図1)。該デジタル放送システムでは、テレビはデジタルチューナを介してゲートウェイ装置へ接続されており、デジタル放送配信サーバーは、テレビ放送情報としてのMPEG−2信号とデータ放送情報としてのURLとを包含するデジタル放送情報(特許文献3の図2)をIPネットワークを介して配信し、テレビは、デジタル放送情報から抽出したURLのデータ放送配信サーバーへデータ情報の配信要求を出して、該データ放送配信サーバーからの配信データ情報をデジタル放送情報と共に画像表示する(特許文献3の図7及び図8)。
特許文献4は、人工衛星又は電波塔からの放送波を受信して該放送波の情報を表示するとともに、インターネットを介してWebサーバーからのWeb情報をモニタに表示するセットトップボックスを開示する(特許文献4の図1)。該セットトップボックスは、テレビチャネルの切替用タブとURL入力部とテレビ放送又はWebの情報とをモニタに1つの画面で表示する。
特開2005−136879号公報 特開2008−186202号公報 特開2005−295331号公報 特開2007−156842号公報
本出願人は、特願2009−80455の明細書(以下、「先願明細書」という。)において、同一の放送局が放送波型放送とIP型放送(「IP型放送」とは、インターネット放送やIP再送信等、IPネットワークを介してコンテンツを配信する放送と定義する。)との両方で同一又は異なるコンテンツを放送している場合に、IP型放送のコンテンツの出力についてその許可及び禁止を的確に切替える受信装置を開示する。ラジオ放送局等は、法令により放送対象地域が割り当てられており、該放送対象地域外の放送受信機へコンテンツを放送することは法令違反になる。そこで、先願明細書は、放送波の受信信号レベルを検出し、該受信信号レベルが所定の閾値以上であれば、該放送受信機は、該受信信号レベルの放送局に割り当てられている法令の放送対象地域内にあるとして、該放送局のIP型放送のコンテンツの出力を許可することを開示している。
放送波型放送(特にアナログ放送)の受信品質は、放送対象地域内においても放送受信機の現在位置による差が大きいのに対し、IP型放送の受信品質は放送受信機の現在位置による差が小さく、コンテンツの品質は、放送波型放送のコンテンツよりIP型放送のコンテンツの方が高い。放送波型放送及びIP型放送両用の放送受信機では、IP型放送のコンテンツを優先的に出力した方が出力品質上、ユーザーに便宜となる。
特許文献1の携帯電話機は、通常出力をIP型放送コンテンツではなく、放送波型放送コンテンツにしている。また、特許文献1は、放送局の放送対象地域制限を遵守しつつ、放送目的の多様化に対応する放送数の増大を可能にさせる放送受信機の具体的な手立てを開示していない。
特許文献2は、スケジュール表に従って各URLへ順番にアクセスして、各URLのサーバーからの情報を出力するものであり、各時点での放送数は実質、1つである。特許文献2は、放送局の放送対象地域制限を遵守しつつ、多様な目的に対応する放送数の増大を可能にさせる放送受信機の具体的な手立てを開示していない。
特許文献3は、デジタル放送及びデータ放送を共にサーバーからネット配信することを開示するのみであり、放送局の放送対象地域制限を遵守しつつ、放送目的の多様化に対応する放送数の増大を可能にさせる放送受信機の具体的な手立てを開示していない。
特許文献4は、放送波型放送のコンテンツとWeb情報との操作を統合した共通画面を開示するのみであり、放送局の放送対象地域制限を遵守しつつ、放送目的の多様化に対応する放送数の増大を可能にさせる放送受信機の具体的な手立てを開示していない。
本発明の目的は、放送局の放送対象地域制限を遵守しつつ、放送目的の多様化に対応する放送数の増大を可能にさせる放送受信機、制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明によれば、放送受信機は、ユーザー選択の放送波の放送元の放送局のIP型放送用サーバーからIPネットワークを介してIP型放送コンテンツとしての間欠放送用コンテンツを入手して、出力するようになっている。間欠放送用コンテンツの出力は、現在位置が放送元の放送局の放送対象地域内であるか否かを判定して、その判定が正である場合に限定する。IP型放送コンテンツとしての間欠放送用コンテンツの入手場所は、例えば各間欠放送用コンテンツの放送目的別に設定される。
本発明の放送受信機は次のものを備える。
ユーザー選択の放送波の放送元の放送局のIP型放送用サーバーからIPネットワークを介してIP型放送コンテンツとしての間欠放送用コンテンツを入手するコンテンツ入手手段、
入手した間欠放送用コンテンツを出力するコンテンツ出力手段、
現在位置が前記放送元の放送局の放送対象地域内であるか否かを判定する放送対象地域内判定手段、及び
前記放送対象地域内判定手段の判定が正及び否である場合には前記コンテンツ出力手段によるIP型放送コンテンツの出力をそれぞれ許可及び禁止する出力制御手段。
本発明の放送受信機制御方法は次のステップを備える。
現在位置がユーザー選択の放送波の放送元の放送局放送対象地域内であるか否かを判定する放送対象地域内判定ステップ、及び
前記放送対象地域内判定ステップにおける判定が正及び否である場合にはユーザー選択の放送波の放送元の放送局のIP型放送用サーバーからIPネットワークを介して入手したIP型放送コンテンツとしての間欠放送用コンテンツの出力をそれぞれ許可及び禁止する出力制御ステップ。
本発明のプログラムは、本発明の放送受信機の各手段としてコンピュータを機能させる。
本発明によれば、放送受信機は、ユーザー選択の放送波の放送元の放送局の放送対象地域内に存在する場合に、該放送元の放送局のIP型放送用サーバーからIPネットワークを介してIP型放送コンテンツとしての間欠放送用コンテンツを入手して、出力するようになっているので、通常の連続放送用コンテンツとは別の間欠放送用コンテンツを、各放送局の放送対象地域を順守しつつ、出力することができる。
放送システムの概略構成図である。 放送受信機の主要部についてのブロック図である。 放送切替方法のフロー図である。 放送切替方法の内、放送波型放送出力を許容する処理部分のシーケンス図である。 放送切替方法の内、放送波型放送出力を禁止する処理部分のシーケンス図である。 放送受信機がアクセス先URLを探索するために自機に保有する表情報の構造図である。 図6の表情報に具体的な情報を対応欄に記入した図である。 別の放送切替方法のフロー図である。 放送受信機が連続放送用コンテンツ及び間欠放送用コンテンツを取得するアクセス先URLを探索するために自機に保有する表情報の構造図である。 図9の表情報に具体的な情報を対応欄に記入した表情報の構造図である。 緊急用URLを定期的に確認する動作説明図である。 緊急情報ファイルの更新を監視する動作説明図である。 緊急情報ファイルの更新情報をサーバーが明示する処理の動作説明図である。 内蔵データベース式緊急情報出力方法のフロー図である。 緊急情報を放送コンテンツで通知する方法についての説明図である。 緊急情報の更新を放送コンテンツで通知する方法についての説明図である。 緊急情報の有無についての情報を含む放送コンテンツのパケットデータの構造図である。 通知式緊急情報出力方法のフロー図である。 緊急コンテンツ以外の間欠放送用コンテンツを出力する一般情報出力方法のフロー図である。 一般情報の入手及び動作についての説明図である。 各放送目的のURLへのアクセス周期間隔の情報図である。 放送受信機がアクセス先URL及びその種別等を探索するために自機に保有する表情報の構造図である。 URL種別に応じて図22の表情報のURL種別欄に記入する値を示す表情報を示す図である。 図23の表情報に具体的な情報を対応欄に記入した表情報の構造図である。 種別対応コンテンツ出力方法のフロー図である。 図25のURLアクセス処理を実現するURLアクセス処理方法のフロー図である。 URL種別毎の読み込み処理が並列で行われる概念図である。 アクセス情報をサーバーに置く場合の動作説明図である。 同一サーバー内にアクセス情報と本体情報とを格納した場合の動作説明図である。 外部アクセス情報式コンテンツ出力方法のフロー図である。 放送受信機のブロック図である。 放送受信機制御方法のフロー図である。
本明細書において、「IP型放送」は、インターネット放送やIP再送信を含む概念で使用する。すなわち、IP(Internet Protocol)を使用して、ネットワークを介してサーバーから放送受信機へ放送コンテンツを配信する放送は、すべて「IP型放送」と定義する。
IP型放送は連続放送用コンテンツ及び間欠放送用コンテンツを含む。IP型放送における連続放送用コンテンツとは、予め定めた放送スケジュールに組み込まれて放送されるコンテンツ、すなわち通常の放送のコンテンツである。これに対して、IP型放送における間欠放送用コンテンツとは、時々の必要や状況に応じて放送することを意図して作成されたコンテンツであり、間欠放送の対象となるコンテンツである。連続放送用コンテンツ及び間欠放送用コンテンツの具体例は後述する。
図1において、放送システム10は、主要構成要素として、放送局11、据置型放送受信機12やモバイル型放送受信機13等の放送波・IP両用の受信機、及びインターネット16を備えている。モバイル型放送受信機13は、現在位置を例えばGPS衛星17からのGPS電波により測位する。放送局11は、編集室20で編集したスケジュールに従って番組を送信アンテナ19から放送波(電波)により放送するとともに、インターネット16を介してほぼ同時に放送する。
放送システム10を構成する受信機は車載型も含む。放送システム10では、放送局11が1つしか図示されていないが、実際の放送システム10は、複数の放送局11を含む。受信機も、図示の便宜上、2つしか示していないが、実際の放送システム10は多数の受信機を含む。各受信機では、そのユーザーが所望の放送局11を、その放送波の周波数を選択することにより選局され、該放送局11の放送コンテンツが出力される。各放送局11は、その放送対象地域を法令により定められている。
据置型放送受信機12やモバイル型放送受信機13等の両用受信機は、送信アンテナ19からの放送波を受信して、その番組の映像及び/又は音声を自機のモニタやスピーカから出力する。該両用受信機は、また、各放送局11に対し、その放送対象地域内に存在する場合に限り、送信アンテナ19からの放送波と同一の番組をIP型放送により、インターネット16を介して配信されて、その出力を許容される。据置型放送受信機12及びモバイル型放送受信機13は、インターネット16へ無線又は有線通信により接続され、IP型放送の番組をインターネット16から該無線又は有線通信を介して受信する。
送信アンテナ19からの放送波による放送がアナログ放送であっても、インターネット16を介するIP型放送はデジタルデータにより行われるので、アナログ放送の場合には、据置型放送受信機12やモバイル型放送受信機13における番組の出力品質は放送波よりもIP型放送の方が高い。このため、後述するように、据置型放送受信機12及びモバイル型放送受信機13ではIP型放送の出力を放送波の出力より優先している。
アナログラジオ放送局の場合、該アナログラジオ放送局が、IP型放送により流す連続放送用コンテンツと、送信アンテナ19から放送波により流すコンテンツ(放送波コンテンツ)とについて想定される関係は次のとおりである。(a)IP型放送コンテンツは放送波コンテンツと同一である。(b)IP型放送コンテンツは放送波コンテンツに加えて映像や静止画像や広告情報など他のコンテンツを付加している。(c)IP型放送コンテンツは放送波コンテンツとは全く別のコンテンツである。放送システム10は(a)〜(c)のいずれであってもよいとする。
図2は放送受信機21の主要部についてのブロック図である。放送受信機21は、据置型放送受信機12及びモバイル型放送受信機13を総称したものとする。放送受信機21は、据置型放送受信機12のように家屋等の建築物内の所定場所に据え付けられるもの、モバイル型放送受信機13のようにユーザーに携帯されるもの、さらに、自動車に搭載されるものを含む。放送受信機21は、特にそれが携帯型や車載型である場合には、視聴する放送局11の放送対象地域に対して頻繁に出入りし、放送局11のIP型放送は、該放送局11が該IP型放送に対応付けている放送波の放送対象地域に放送受信機21が存在するときのみ、放送受信機21から出力されるように的確に制御することが要望される。
アンテナ22は送信アンテナ19(図1)からの地上波アナログラジオ放送の電波を捕捉し、そのRF信号はチューナー部23へ送られる。チューナー部23は、主制御部24からの指示に従い所定周波数のRF信号を選択して、それをIF信号へ変換してから、復調部25へ送る。復調部25は、IF信号を復調して、音声信号を生成し、それを主制御部24へ送る。
通信部27は、インターネット16と主制御部24との間に介在して、無線アンテナ28を介してインターネット16(図1)との間でデータを授受するとともに、主制御部24との間でデータを授受する。該データには、放送局11からのIP型放送のコンテンツデータが含まれる。現在位置検出部29は、GPS衛星17(図1)からのGPS電波に基づき現在位置を測位し、現在位置情報を主制御部24へ送る。
操作部33は、ユーザー操作を受付けるキー等を装備し、操作情報を主制御部24へ送る。表示制御部34は、主制御部24から表示情報に係る信号を供給され、該表示情報を表示装置表示装置35に表示する。音声制御部36は、主制御部24からの音声データを音声信号に変換し、スピーカ37へ送る。スピーカ37は、音声制御部36からの音声信号を音に変換して、出力する。
ROM40には、プログラムや固定データが記録され、主制御部24はROM40の記録データを適宜読み出し可能になっている。RAM41は、主制御部24が演算処理中にデータを一時的に記憶するのに使用される。
図3は放送切替方法45のフロー図、図4は放送切替方法45の内、放送波型放送出力を許容する処理部分のシーケンス図である。図5は放送切替方法45の内、放送波型放送出力を禁止する処理部分のシーケンス図である。放送切替方法45は、放送受信機21に適用され、ユーザーが操作部33(図2)において放送受信機21の電源をオンにしたり、聴取する放送局を切替えたりするのに伴い、実行開始される。ユーザーが聴取の放送局を切り替えることにより放送受信機21における放送波の選択周波数が切り替えられる。
放送局11がそのラジオ放送波に対応付けて配信する放送波型放送のコンテンツには、ラジオ放送波の音声に所定の映像(例:広告)を付加する場合がある。放送受信機21は、放送切替方法45の実行開始前に、放送波型放送を出力している場合がある。放送切替方法45では、まず、切替前に受信していた放送の映像及び音声の出力を停止する(S46,S47)。この際、切替前の放送局からその放送波型放送を受信していた場合には、配信元のサーバーとのネットワーク接続が確立されているため、ネットワークの通信切断を行う(S48)。この後、チューナー部23における選択周波数を切替後の放送局の放送波の周波数へ切替える(S49)。
次に、切替後の周波数の受信品質が十分に確保されているかを確認するため、チューナー部23における選択周波数の受信信号が安定化するのを待ち(S50)、安定化してから、該受信信号のレベルを取得して(S51)、受信信号レベルが一定以上の値を示しているかを確認する(S52)。そして、一定以上の値を示していれば、S53へ進み、一定未満の値であれば、S68へ進む。
信号レベルが一定以上の値を示していることは(S52"YES")、放送受信機21が、該受信信号に係る放送波に対し、その放送局11の放送対象地域内に存在することを意味する。したがって、該放送局11が、該放送波に対応付けている放送波型放送のコンテンツを放送受信機21から出力することを許容することかできる。放送受信機21が、該放送局11から放送波型放送を受信するためには、放送受信機21は、その配信サーバーへインターネット16を介してアクセスするために、アクセス先である該サーバーのURL(Uniform Resource Locator)を取得する必要がある。
図6は放送受信機21がアクセス先URLを探索するために自機に保有する表情報の構造図である。図7は図6の表情報に具体的な情報を対応欄に記入した図である。該表情報では、各放送局は都道府県単位で登録されていることから、放送受信機21の現在位置はどの都道府県のものかを特定する必要がある。放送受信機21では、図1及び図2で前述したように、GPS衛星17からのGPS電波に基づき現在位置を特定している(S53)。これにより、現在位置の緯度経度を取得して、この緯度経度から都道府県を特定する。
図6及び図7において、各県域の各放送局に対して割り当てられている1つ又は複数のURLは、いずれも前述の連続放送用コンテンツを配信するURLであり、繰り返すと、(a)放送波コンテンツと同一のコンテンツのみ、(b)放送波コンテンツに加えて映像や静止画像や広告情報など他のコンテンツを付加した複数コンテンツ、又は(c)放送波コンテンツとは全く別のコンテンツを配信するものとなっている。
緯度経度から都道府県を特定する方法としては、受信機がカーナビゲーションに相当する地図表示機能を有している場合は、その機能を利用することにより緯度経度からそれが属する都道府県を特定することができる。受信機がそのような機能を有していない場合は、緯度経度から都道府県を特定することができる機能を有している周知のサーバーがインターネット16上に存在するので、該サーバーへアクセスして問い合わせることにより、都道府県を取得することができる。
なお、インターネット16内の配信サーバーへアクセスするためのアクセス先がURLであることを示したが、これはURLに限定するものではなく、サーバーのIPアドレスなど他の手段を用いても構わない。これらの方法で得た都道府県と、現在の選択周波数を基に放送受信機21内のデータベース(図6及び図7の表情報)を検索し、該選択周波数の放送波の送信元の放送局を特定し(S54)、該特定した放送局に基づきアクセス先であるURLを取得する。図7の表情報の場合について具体例に説明すると、現在位置が東京で、かつ現在の選択周波数がaaaa[MHz]の場合は、ラジオ放送局名がAAAA放送局でURLが" http://broadcast1.co.jp/contents_1.htm"、" http://broadcast1.co.jp/contents_2.htm"及び" http://broadcast1.co.jp/contents_3.htm"であることが判明する。
なお、図6及び図7のデータベース構造では、各ラジオ放送の放送対象地域を都道府県単位で管理しているが、より詳細に都道府県と市町村とを組み合わせた単位で管理してもよい。また、該データベース構造では、1つのラジオ放送局に対して1つの周波数を対応付けているが、ラジオ放送局が複数の中継局から放送波を送出している場合もあるため、1つのラジオ放送局に対して複数の周波数を対応付けることもできる。また、該データベース構造では、1つのラジオ放送局が複数のURLを保持しているが、これは1つのラジオ放送局が複数の放送を配信している場合に、それぞれのURLへアクセスすることで視聴する放送や番組を切替えることを考慮しているためであり、1つの放送のみ配信する場合はその放送局に1つのURLのみを対応付ければよい。
また、このデータベースにURLが全く格納されていない場合(S55"NO"の場合)は、そのラジオ放送局は放送波型放送を実施していないので、S68へ進む。
このデータベースにURLが格納されている場合(S55"YES"の場合)、放送受信機21は取得したURLにアクセスするため、URLに示された配信サーバーとの通信を確立する(S60)。通信が確立した後(S61"YES")、URLに示された配信サーバー間と認証を実施する(S62)。これは、インターネット経由で配信される放送はURLを基にアクセスすることになるが、インターネット経由で配信している場合は、URLが分かってしまうといかなる地域からもパソコンを使用してその放送を受信することが可能となってしまう。これは、放送事業者として認可されている放送対象地域を大きく越えて、いかなる地域へも放送を配信することにつながってしまうので、ユーザー認証やデバイス認証などの認証手段を用いて、特定の機器でのみ視聴することができるように制限をかけることを目的としている。
図3へ戻って、認証が成功した場合は(S63"YES")、放送波型放送を受信することができるので、受信した放送波型放送の映像や音声の再生を開始し(S64)、その再生する音声が出力されるように音声出力を放送波型放送デコード側へ切替え(S65)、その後、映像及び音声のミュートを解除する(S66,S67)。認証が失敗した場合は(S63"NO")、S68へ進む。
周波数を変更した際に受信信号レベルが一定の値を下回っており、受信品質が十分に確保できない場合の動作について説明する(図5)。周波数を変更した際に受信信号レベルが一定の値を下回っている場合(図3のS52"NO"の場合)は、その放送は、十分に受信ができないことから、その放送波が放送対象地域内の放送局11からのものであるかの判断もできない。仮にその放送局11が放送波型放送を配信していたとしても、この放送受信機21は、その配信サーバーへアクセスして、放送波型放送の配信を受けることはしないようにしている。したがって、その場合は、無条件に放送波を視聴するように、S68へ進む。
S68では、主制御部24は、音声出力を放送波デコード側へ切り替え、すなわち、復調部25からの復調信号に係る音声信号へ切り替え、その後、S69において音声ミュートを解除する。
図3〜図5のフロー図及びシーケンス図では、S46,S47,S66,S67の存在から分かるように、放送波型放送コンテンツが映像及び音声の両方である場合を想定して説明しているが、放送波型放送に対応付けられる放送波がラジオ放送やテレビ放送に関係なく、該放送波型放送のコンテンツは、音声のみのコンテンツ、音声+映像のコンテンツ、又は映像のみのコンテンツとすることができる。
前述のS52NOの「信号レベルが一定値未満である」場合について、補足説明する。該一定値を低く設定した場合、S52NOで、S68,S69へ進み、音声出力を放送波デコード側へ切り替える。このとき、(a)ノイズしか聞こえないとき、及び(b)ノイズの比率は多いがなんとか聞けるときの2通りがある。アナログ放送の場合は、(b)の場合もあるため、ユーザーによっては、受信感度は悪いが、聴きたいことがある。S68,S69は、そのようなユーザーに対処しており、信号レベルが一定値以下でインターネット放送が視聴できない状況でも、最低限、放送波からの音声を出力している。なお、法令で定められている放送対象地域外にて、電波漏れにより放送波が受信できたとしても、基本的に放送波の場合は、放送波が受信可能であれば、ユーザーは該放送波の放送を視聴してかまわないので、S68,S69の実施により、ユーザーに放送波型放送のコンテンツを視聴させることは許される。
また、S68,S69による放送波型コンテンツの出力後、ユーザーによっては、ノイズが多いので、直ちにチャンネルを切り替えることもある。さらに、ここで、放送波が受信できないことは、"現在地が放送波型放送の出力が禁止されている地域"とは限らない。例えば、ユーザーが、放送対象地域内ではあるが、地下街や建物内等の電波の弱い場所に入り込んでいる場合がある。このような状況に対して、S68,S69に代えて、受信できない旨をユーザーに音声出力及び/又は視覚表示で知らせる処理を実施してもよい。
図8は別の放送切替方法71のフロー図である。該放送切替方法71において、図3の放送切替方法45のステップと同一のステップについては、放送切替方法45のステップに付した番号と同一の番号を付す。
図1の放送システム10では、周波数を変更した際に受信信号レベルが一定の値を下回っており、受信品質が十分に確保できない場合に、インターネット16経由で配信される放送は受信せず、放送波で配信される放送を出力するようになっている。これに対し、図8の放送切替方法71に係る放送システムでは、放送波を受信できない状況においても、受信機の現在位置をGPS衛星17からのGPS電波から取得した情報によって特定できる状況にあれば、該受信できない放送波の放送が放送対象地域内であるか否かを現在位置から判別できるので、インターネット16経由で配信される放送を視聴できるか否かを現在位置に基づき決める。
放送切替方法71と図3の放送切替方法45との相違点は、放送切替方法71では、放送切替方法45のS52が省略されていることである。放送切替方法71のS54では、放送切替方法45のS54と同様に、図7の表情報(データベース)を利用して、現在位置と選択中の放送波の周波数とからそれらに対応するURLを特定する。図7の表情報では、現在位置から特定されるURLは、現在位置を放送対象地域にする放送局11の放送波型放送のURLとなるので、放送切替方法71では、該放送波型放送の放送波の信号レベルを検出しないものの、放送受信機21からの放送波型放送のコンテンツ出力を、該放送波型放送に対応付けられる放送波の放送対象地域に放送受信機が存在するときのみに制限することができる。
放送切替方法71の全体を説明する。視聴者が受信する放送局を切り替えた際、切り替える前に受信していた放送の映像と音声の出力を停止する(S46,S47)。この際、その受信していた放送がインターネット16経由で配信される放送を受信していた場合には、ネットワークとの接続が確立されているため、ネットワークの切断を行う(S48)。これらの手順を実施した後、目的の周波数へ受信周波数を切り替える(S49)。受信状態の安定を待った後(S50)、GPSから緯度経度を取得し(S53)、前述の実施例に示したように現在位置と現在の周波数に応じたURLを取得し(S54)、URLが格納されている場合は、インターネット16経由で配信されている放送を視聴する(S55,S60〜S67)。
地上アナログラジオ放送では、受信機が設置されている場所においては十分に放送波が届かないなどの理由により、難視聴地域が存在する。放送切替方法71においては、難視聴地域においてもインターネット16へ接続することができる場合は、インターネット16経由で配信される放送を受信することができるため、難視聴地域対策を施すことができる。
図1の放送システム10は、連続放送用コンテンツ(映像・音声・静止画)のみならず、広告や番組表、緊急情報といった様々な間欠放送用コンテンツにアクセスするためのURLを保持し、放送目的に応じてそれらのコンテンツ(間欠放送用コンテンツ)をユーザーの放送受信機21に提示する仕組みを内包する。この場合、放送受信機21は、連続放送用コンテンツ用URLに加えて、放送目的別にアクセス先の間欠放送用コンテンツ用URLをデータベースに追加し、放送受信機21から一定周期でアクセスする時間間隔を放送目的別に規定する。間欠放送用コンテンツ用URLを例示すると、次のものであるが、他にも間欠放送用コンテンツ用URLを適宜、用意することができる。
(a)緊急用URL:緊急情報通知用のURL。数秒間隔でアクセスする。
(b)広告用URL:広告用のURL。選局時、番組時間毎、又は数分間隔でアクセスする。
(c)番組用URL:放送中の番組専用URL。選局時、番組時間毎、又は数分間隔でアクセスする。
(e)お知らせ用URL:放送局からのお知らせメール用URL。選局時、及び定期的にアクセスする。
(f)放送局用URL:放送局のホームページなど、放送局全体のURL。選局時、及び定期的にアクセスする。
(g)番組表用URL:番組表のURL。選局時、及び定期的にアクセスする。
図9は放送受信機21が連続放送用コンテンツ及び間欠放送用コンテンツを取得するアクセス先URLを探索するために自機に保有する表情報の構造図である。図10は図9の表情報に具体的な情報を対応欄に記入した表情報の構造図である。図9及び図10の表情報は、前述の図6及び図7の表情報に対して各都道府県の各周波数について間欠放送用コンテンツ用URLが追加された構造になっている。
図9において、URL1、URL2、・・・URLjは、映像/音声/静止画などの連続放送用コンテンツを配信するサーバーのURL(連続放送用コンテンツのURL)であり、これらURL情報は、図7のデータベースにすでに定義済みとなっており、これらURLのサーバーにアクセスすることにより、インターネット16経由で放送されている番組としての連続放送用コンテンツをIP型放送で視聴することができるようになっている。代表的な事例としては、ストリーミングでコンテンツを配信する技術が挙げられ、このサーバーへのアクセス以降は、映像や音声といった連続放送用コンテンツが自動的に配信されることになる。
放送受信機21は周波数を変更し、インターネット16経由で配信されている放送を受信する場合は、必ずURL1にアクセスする。概念的には、このURL1をデフォルトチャンネルとして扱う。複数のチャンネルで番組を配信する放送局においては、URL2、URL3、・・・に有効なURLが保持されており、放送受信機21がユーザー指示に従いURL2以降にアクセスすることにより、他の番組(該他の番組も連続放送用コンテンツである。)を視聴することが可能である。
一方、以下に列挙する緊急用URL(間欠放送用コンテンツ用URL)などは規定された周期で放送受信機21がアクセスすることにより、各種情報を取得するが、これらの周期間隔の時間は、図21のように予め規定された周期時間を放送受信機21内に格納してあり、放送受信機21はその周期時間の値を取得し、それに従い周期的にアクセスする。
以下、図9及び図10の間欠放送用コンテンツに係る各項目について詳説する。1番目の項目の緊急用URLは、地震や津波などの災害に関する緊急情報をユーザーに提供するための情報を格納しておりであり、データベースの緊急用URLの項目には、該情報を取得するためのアクセス先であるURLが格納されている。放送受信機21は、指定されたURLに定期的(周期的)にアクセスし、そのURLで指定されたファイルなどの情報の状態に応じて、緊急情報をユーザーに提示する。
[緊急用URLで指定されたアクセス先のファイル有無で、緊急情報の有無を判断する方法]
この実施例を、以下、適宜、「第1の実施例」と呼ぶことにする。第1の実施例では、放送受信機21はデータベースで指定されたURLにファイルが存在するか否かを、短い間隔(例えば、数秒単位)で定期的(周期的)に確認する。これにより、緊急情報を可能な限りリアルタイムで表示することができる。
指定されたURLにファイルが存在しない場合は、ユーザーに提供する情報が無いことを意味する。指定されたURLにファイルが存在している場合のみ、放送受信機21は他のコンテンツよりも優先的にそのファイルの内容を表示する(図11)。
ユーザー操作により緊急情報の表示が消去された場合、又は一定時間表示したことにより放送受信機21が自動的に表示を消去した場合は、指定されたURLのファイルが更新されるまで、再表示しない。
放送局11側で緊急情報を更新する場合は、既にサーバーに格納されているファイルを、新しいファイルで上書きすることで更新することができる。放送受信機21は、既に取得済みのファイルと、新たに取得したファイルとを比較し、更新されていることが認識できた場合は、新たに取得したファイルを緊急情報として表示する(図12)。
なお、放送局11側で緊急情報を更新する別の方法として、一定時間以上、緊急用URLのファイルを削除し、その後に更新した新しいファイルを緊急用URLにファイルを格納することにより実現する(図13)。なお、一定時間以上とは、放送受信機21が緊急用URLにアクセスする周期以上の時間が必要である。
図14は第1の実施例としての内蔵データベース式緊急情報出力方法80のフロー図である。なお、内蔵データベース式緊急情報出力方法80の実施の前提として、放送切替方法45(図3)のS46〜S55及びS60〜S67が実行済みとなっているか、放送切替方法71(図8)のS46〜S50、S53〜S55及びS60〜S67が実行済みとなっていて、その後、ユーザーにより視聴放送局の変更がなされていない状態を想定している。したがって、内蔵データベース式緊急情報出力方法80の実行時では、放送受信機21は、ユーザーによる最後の選局放送局の放送対象地域内に維持されている。なお、この前提は、後述の通知式緊急情報出力方法100(図18)、一般情報出力方法120(図19)、種別対応コンテンツ出力方法150(図25)及び外部アクセス情報式コンテンツ出力方法200(図30)の実行の前提でもある。
ユーザーが周波数を変更した際、放送受信機21は実装している図10のデータベースから、設定された周波数に対応する緊急用URLを取得する(S81)。緊急用URLに情報が格納されていない場合(S82否)は、設定した周波数における放送局11は緊急情報の提供を行っていないことを意味しているため、放送受信機21は何もせずに直ちに内蔵データベース式緊急情報出力方法80を終了する。緊急用URLに情報が格納されている場合(S82正)、放送受信機21はそのURLに示すサーバーとの接続を確立する(S83)。なお、接続が確立できない場合(S84否)、接続をリトライする(S83,S84を繰り返す)。
接続が確立した場合(S84正)、緊急用URLにファイルがあるか否かを確認する(S85)。ここで、ファイルが無い場合(S86否)は、緊急情報は無いことを意味するが、以前に緊急情報のファイルを取得していなければ(S87否)、周期的にファイル有無を確認するために一定時間待機(S89)した後、再度ファイル有無を確認する(S85〜S89を繰り返す)。
一方、緊急用URLにファイルがある場合(S86正)、そのファイルを取得し、以前に緊急情報のファイルを取得していなければ(S90否)、緊急情報表示状態を設定し(S93)、ファイルの内容を表示画面に出力する(S94)。なお、後にファイルが更新されたか否かを確認するために、取得したファイルは保持しておく(S95)。S93で、緊急情報表示状態を設定とあるが、これは1度でも緊急情報を表示した場合は"緊急情報表示状態"に設定する。したがって、この緊急情報表示状態を判定することにより、既に緊急情報を出力したことがあるかを判断することができる。
なお、図12で説明したように、ファイルが更新されたか否かの判定は、S95で保持してあるファイルと、新たに取得したファイルとを比較して(S91)、新たに取得したファイルが更新されているかどうかを確認することにより行う。確認の方法としては、サーバーでファイルが保存された日時の比較や、ファイル内に予め更新日時を記載してそれを比較する方法や、ファイルの全ての内容を比較する方法などがある。新たに取得したファイルが更新されていない場合(S92否)、何もせずに再度周期的にファイルの取得を繰り返す。新たに取得したファイルが更新された場合(S92正)、新たに取得したファイルの内容を表示画面に出力する(S94)。
また、図13を例にして前述したように、一定時間以上、緊急用URLのファイルを削除し、その後に更新した新しいファイルを緊急用URLにファイルを格納することにより更新を実現できるが、これは"緊急情報表示状態"で緊急用URLに示すファイルが無い場合(S86否 →S87正)、"緊急情報表示状態"を解除して(S88)、未だ緊急情報を表示したことがない状態にすることにより実現する。
[放送コンテンツ内に緊急情報発生の通知を行う方法]
この実施例を以下、適宜、「第2の実施例」と呼ぶことにする。第2の実施例では、前述の第1の実施例とは異なり、放送コンテンツ(連続放送用コンテンツ)用URLで配信される情報内に緊急情報があることを示すデータを含ませ、それを用いてサーバーから放送受信機21に対して緊急情報が発生したことを通知し、放送受信機21はその通知を受けて、放送コンテンツ用URLで配信される情報内に緊急情報があることを示すデータが格納されていることを認識した場合に、緊急用URLにアクセスする方法である(図15)。
図17に放送コンテンツに緊急情報の有無についての情報を含ませる場合のパケットデータ構造の例を示す。映像や音声を含む放送コンテンツは、主にパケットと呼ばれるデータ単位でサーバーから送信されるため、図17のようにそれに付随する情報などがヘッダ情報に記載される。緊急情報は、そのパケット内の映像データや音声データと共に含まれ、緊急情報がある場合は"1"とし、緊急情報が無い場合は"0"とすることにより、放送受信機21はその緊急情報の値を参照することにより、緊急用URLで指定された先に緊急情報のファイルがあるか無いかを判断することができる。
また、緊急情報を更新する場合は、一度、緊急用URLで指定された先のファイルを新しいファイルと書き換え、さらに、この緊急情報の値を"1"→"0"→"1"に変化させることにより、緊急情報を更新させることができる(図16)。
図18は第2の実施例としての通知式緊急情報出力方法100のフロー図である。図17に示された放送コンテンツのパケットデータを放送受信機21が受信(S101)した際、そのデータ内に格納されている緊急情報を参照し、緊急情報の有無を確認する(S102,S103)。緊急情報があり(S103正)、かつまだ緊急情報を受信・表示していない場合(S104否)、緊急用URLを取得してサーバーと接続する(S105〜S108)。なお、緊急用URLがデータベースに格納されていない場合(S106否)や、サーバーとの接続が確立できない場合は(S108否)、何もせずに直ちに通知式緊急情報出力方法100を終了する。
サーバーとの接続が確立できない場合は(S108否)、次回に放送コンテンツ(連続放送用コンテンツ)を受信した際に同様の手順を実施するため、前述したように接続をリトライする必要はない。ただし、接続をリトライしても構わないものとする。サーバーとの接続が確立した後、緊急用URLで指定された先のファイルを取得し、緊急情報表示状態を設定し、ファイルの内容を緊急情報として表示する(S109〜S112)。なお、緊急用URLで指定された先のファイルが無い場合(S110否)は、何もせずに直ちに通知式緊急情報出力方法100を終了する。
また、緊急情報があり(S103正)、かつ既に緊急情報を受信・表示している場合(S104正)は、既に緊急情報を表示画面に出力しているか又は出力していたため、何もせずに終了する。一方、緊急情報がなく(S103否)、かつ既に緊急情報を受信・表示している場合(S114正)は、緊急情報が解除されたことを意味するため、放送受信機21の緊急情報表示状態を解除して(S115)、終了する。さらに、緊急情報がなく(S103否)、かつ以前に緊急情報を受信・表示していない場合は(S114否)、何もせずに直ちに通知式緊急情報出力方法100を終了する。
図9及び図10の間欠放送用コンテンツに係る2番目の項目としての広告用URLは、画像、映像、音声、テキストなどの各種メディアで提供される広告コンテンツの情報を取得するためのアクセス先であるURLが格納される。番組スポンサーの広告を表示することを目的とするため、番組毎の更新を行う。番組毎の更新ができない場合は、例えば5分毎に広告用URLにアクセスし、その情報を取得・表示する。ただし、ユーザー操作などで、受信放送局が変更になった場合は、必ず広告用URLにアクセスし、情報を取得する(図20)。なお、アクセス先にファイルが存在しない場合は、何も表示しない。
図9及び図10の間欠放送用コンテンツに係る3番目の項目としての番組用URLは、現在の番組の紹介ページを表示することを目的とするため、番組毎の情報更新を行う。番組毎の情報更新ができない場合は、例えば5分毎に番組用URLにアクセスし、その情報を取得・表示する。ただし、ユーザー操作などで、受信放送局が変更になった場合は、必ず番組用URLにアクセスし、情報を取得する(図20)。なお、アクセス先にファイルが存在しない場合は、何も表示しない。
図9及び図10の間欠放送用コンテンツに係る4番目の項目としてのお知らせ用URLは、放送局からの通知事項を表示することを目的とするため、定期的(例えば1時間毎)に情報更新を行う。ただし、ユーザー操作などで、受信放送局が変更になった場合は、必ずお知らせ用URLにアクセスし、情報を取得する(図20)。なお、アクセス先にファイルが存在しない場合は、何も表示しない。
図9及び図10の間欠放送用コンテンツに係る5番目の項目としての放送局用URLは、放送局のホームページを表示することを目的とするため、定期的(例えば1時間毎)に情報更新を行う。ただし、ユーザー操作などで、受信放送局が変更になった場合は、必ず放送局用URLにアクセスし、情報を取得する(図20)。なお、アクセス先にファイルが存在しない場合は、何も表示しない。
図9及び図10の間欠放送用コンテンツに係る6番目の項目としての放送局用URLは、放送局の番組表を表示することを目的とするため、定期的(例えば1時間毎)に更新を行う。ただし、ユーザー操作などで、受信放送局が変更になった場合は、必ず放送局用URLにアクセスし、情報を取得する(図20)。なお、アクセス先にファイルが存在しない場合は、何も表示しない。
図19は緊急コンテンツ以外の間欠放送用コンテンツを出力する一般情報出力方法120のフロー図である。なお、図19のフロー図は広告用URL、番組用URL、お知らせ用URL及び放送局用URLで共通の動作として実施することができるため、図中のURLとは、広告用URL、番組用URL、お知らせ用URL及び放送局用URLのいずれかを表す。また、それぞれの処理は個別に実行するものとする。
なお、一般情報出力方法120は、内蔵データベース式緊急情報出力方法80又は通知式緊急情報出力方法100に対しても並列実行されるものとなっているので、緊急用URL、広告用URL、番組用URL、お知らせ用URL及び放送局用URLの各コンテンツ出力処理は相互に並列処理となる(そのイメージを図27は示している。)。
一般情報出力方法120において、放送受信機21は、広告用URL、番組用URL、お知らせ用URL及び放送局用URLのいずれか1つのURLをデータベースから取得し、そのURLに指定されたファイルを取得する(S121〜S126)。なお、アクセス周期時間は、それぞれのURLで規定された周期時間があり、それを放送受信機21内に予め格納しておくことにより、各URLに応じて周期時間を変更することができる(S123)。
URLで指定されたアクセス先にファイルがある場合(S127正)、既にファイルを受信・表示していることを表す情報表示状態かを判定する(S130)。情報表示状態ではない場合(S130否)、情報表示状態に設定(S132)し、ファイル内容を出力画面に表示し(S134)、次にファイルを取得した際に更新されているか否かを比較するため、表示したファイル内容を保持しておく(S135)。その後、サーバーとの通信を切断し(S128)、S123で取得した周期時間の間、待機する(S129)。周期時間が経過した後、S124に戻り、ファイルのアクセスを繰り返す。なお、指定されたURLにファイルが存在しない場合(S127否)、何もせずに通信を切断し、周期時間待機する(S128,S129)。
なお、既に情報を表示している場合(S130正)、S135にて以前に取得したファイルと、新たに取得したファイルを比較し(S131)、更新されているか否かを判断する(S133)。ファイルが更新されている場合(S133正)は、新たに取得したファイルの内容を出力画面に表示し(S134)、そのファイルを保持する(S135)。ファイルが更新されていない場合は(S133否)、何もせずに通信を切断し(S128)、周期時間待機する(S129)。
広告用URL、番組用URL、お知らせ用URL及び放送局用URLは、データベースの該当項目にURLが格納されていない場合は(S122否)、その放送局では情報の提供は実施されていないため、何もせずに一般情報出力方法120を直ちに終了する。
内蔵データベース式緊急情報出力方法80、通知式緊急情報出力方法100及び一般情報出力方法120の効果をまとめると、次の通りである。
(a1)緊急用URLでは、緊急警報放送などの緊急情報をほぼリアルタイムで提供することができる。
(a2)広告用URLでは、番組スポンサーの広告などの情報を提供できる。番組視聴中はいつでも確認できるようになる。
(a3)番組用URLでは、現在の番組の情報を提供できる。初めて聴く番組でも、どのような番組であるかを知る事ができる。
(a4)お知らせ用URLでは、放送局からの様々な情報を通知できる。視聴者への告知なども可能になる。
(a5)放送局用URLでは、放送局の詳細情報を通知できるようになる。お知らせメールなどでは足りないような情報も確認できるようになる。
(a6)番組表用URLでは、番組表を提供できる。
(a7)インターネット放送を配信していない放送局においても、広告用URLや番組用URLなどを格納することにより、インターネット16経由で各種情報を放送受信機21に提供することができる。
(a8)各URLでアクセスする周期時間を規定することにより、それぞれのURLに応じた周期でアクセスすることができる。特に、周期時間を短くすることにより、可能な限りリアルタイムに情報を提供することができる。また、更新間隔がさほど短くない場合は周期時間を長くすることにより、無駄なアクセスを防ぎ、ネットワーク負荷を軽減できる。
(a9)放送受信機21のデータベースにURLを格納していない場合は、その情報は提供されていないことを意味することができる。情報を提供する場合のみ、URLを格納すればよい。
(a10)サーバーにファイルを格納しないことにより、その情報は提供されていないことを意味することができる。情報を提供する場合のみ、URLで示されたアクセス先のサーバー上にファイルを格納すればよい。
(a11)緊急情報の場合は、放送コンテンツに緊急情報の有無を含ませることにより、周期的にアクセスする方法よりも、さらにリアルタイムに情報を提供するようにもできる。
[多目的URLを種別で管理する方法]
該種別管理方法は、緊急用URLや広告用URLといった各種URLをデータベース構造の決められた箇所に格納するのではなく、それぞれを種別で管理することにより、必要となるURLのみ格納する方法やURLを増やす方法、及び種別が増えた場合の対応を実現する方法である。また、前述の内蔵データベース式緊急情報出力方法80、通知式緊急情報出力方法100及び一般情報出力方法120とは異なり、URLを管理しているデータベース内にアクセス周期間隔の時間も同時に格納する方法である。
該種別管理方法におけるデータベース構造を図22〜図24に表形式で示す。URL1、URL2、・・・、URLj以降に記載されているURL種別、URL、周期間隔[秒]のパラメータが該種別管理方法の特徴であり、URL種別は図23に示すようにそれぞれの目的のURLに応じて、0、1、2・・・と順番に値を付与する。図22のデータベースにこれらの値を格納し、放送受信機21がそれを読み出して図23で定義された値を対応付けることにより、そのURLが緊急用URLなのか、広告用URLなのかが分かる。
図22及び図24のデータベースの間欠放送用コンテンツ関連行のURLにはURL種別に応じたURLが格納される。周期間隔には、その種別に応じたサーバーへのアクセス周期時間が格納されており、いずれの種別においても秒単位の値が格納されている。例えば、図24を例に説明すると、URL種別が"1"であれば、それが広告用URLであることが判別でき、そのURLは"http://broadcast1.co.jp/ad.htm"であることが分かる。また、その周期時間は300秒であるため、放送受信機21は広告情報を取得する場合は、"http://broadcast1.co.jp/ad.htm"にアクセスし、5分間隔でそのURLで示されたアクセス先から、広告情報が記載されたファイルを取得することになる。
なお、放送受信機21はこのデータベースに記載されたすべての種別を読み出し、それぞれの種別に応じたURLへアクセスすることになる。図24を例に説明すると、放送受信機21は0(緊急用URL)、1(広告用URL)、3(お知らせ用URL)にアクセスすることになる。なお、種別が図24のデータベースに格納されていない場合は、その格納されていない種別の情報は提供していないことを意味する。すなわち、該データベースに格納されている種別の情報のみ、放送局が提供している。
図25は種別対応コンテンツ出力方法150のフロー図、図26は図25のURLアクセス処理を実現するURLアクセス処理方法160のフロー図である。図25の種別対応コンテンツ出力方法150において、放送受信機21は、図22の示すデータベースからURL種別を取得する(S151)。URL種別が取得可能な場合(S152正)、S151で取得したURL種別をURLアクセス処理(S153)に渡す。
なお、図22のデータベースには、複数のURL(緊急用URLや広告用URLなど)が格納されており、前述したようにこれらは周期的にアクセスするようになっているため、逐次処理(例えば、緊急用URLにアクセスし、周期時間が経過した後に広告用URLにアクセスするような個々の処理を順番に実行する方法)は行わず、URLへアクセスする処理は並列に処理される。例えば、広告用URLにアクセスした後、周期時間待機している状態において、その待機中に緊急用URLへアクセスを行う。したがって、各URLへ周期的にアクセスするために、各URLへのアクセス処理は、並列かつ独立に実行される。
種別対応コンテンツ出力方法150ではURL種別をデータベースから取得した後、そのURL種別をURLアクセス処理(S153)に渡し、次のURL種別をデータベースから取得することを繰り返し、全てのURL種別の取得が完了するまで繰り返す。種別対応コンテンツ出力方法150においてURL種別を渡されたURLアクセス処理(S153)は、直ちに処理を実行するが、これはURL毎に独立かつ並列に実行される。URL種別の読み込み処理は、全てのURLの読み込みが完了した時点で終了する。それらの処理が、並列実行されるイメージを図27に示す。
URL種別の読み込み後に実施するS153(図25)としてのURLアクセス処理方法160(図26)は、URL種別に対応するURLと周期時間とをデータベースから取得する(S161,S162)。次にサーバーとの接続を行い(S163,S164)、URLで指定されたファイルを取得し、出力画面に表示する(S165,S166,S169〜S174)。なお、S165〜S167,S169〜S174の詳細説明は、図19のS126〜S128,S130〜S135と同様であるため割愛する。なお、S168ではデータベースから取得した周期時間の間、待機する。
以上により、放送局が提供していない情報に関するURLはデータベースに格納する必要がなく、なおかつ情報の目的別にURL種別で管理することにより、緊急用URLであっても広告用URLであっても、全てを一意に扱えることになる。
[アクセス周期時間やURLをサーバーに格納する方法]
該方法を以下、適宜、「サーバー側データ管理方法」と簡略して呼ぶことにする。サーバー側データ管理方法では、アクセス周期時間やファイルが格納されているURLといった情報が、サーバーに格納されている。図28にサーバー側データ管理方法のイメージ図を示す。図28において、放送受信機21は図9のデータベースから各種情報のURLを読み出すが、例えば広告用URLを取得すると仮定する。ここで、放送受信機21のデータベースには広告用URLとして、図28に示されている"http://www.aaa.co.jp/info"が記録されているものとする。このURLで示されるファイルは、サーバーA内に格納されたアクセス情報格納ファイル181である。アクセス情報格納ファイル181内には、放送受信機21が情報本体ファイル183にアクセスするアクセス周期時間(単位:秒)と、広告情報の情報本体ファイル183が格納されているファイル格納先(図28中では"http://www.bbb.co.jp/file")が記載されている。
なお、ここでは広告情報の情報本体ファイル183は、サーバーBにある。前述したように、放送受信機21は、図9のデータベースに格納されている広告用URLにアクセスし、その先に格納されているアクセス情報格納ファイル181の内容を取得する。放送受信機21は、情報本体ファイル183を格納している情報ファイルURL(本体情報格納URL)をアクセス情報格納ファイル181から取得し、そのURLにアクセスして情報本体ファイル183を取得する。また、アクセス周期時間を取得し、その時間に従って、情報ファイルURLで示される情報本体ファイル183に周期的にアクセスする。なお、情報ファイルURLで示される情報本体ファイル183が無い場合は、提供する情報が無いものとする。また、図9のデータベースに各種情報のURLが格納されている場合は、サーバーAに格納されているアクセス情報格納ファイル181は必ず存在することとする。周期的にアクセスする対象は情報本体ファイル183であり、アクセス情報格納ファイル181へは周期的にアクセスしない。
アクセス周期時間は、サーバーAに格納されているアクセス情報格納ファイル181に記載されているため、放送受信機21は各種情報にアクセスするための周期時間(図21)を予め放送受信機21内に保持する必要がない。
図28では、サーバーA,Bを分離し、アクセス周期時間などが記載されたアクセス情報格納ファイル181と情報本体ファイル183とが格納されている場所が異なるが、サーバーA,Bのファイルを同じサーバーA内に格納し、サーバーBは無くす方法にしても構わない(図29)。また、サーバーAはアクセス情報格納ファイル181の内容を変更することにより、アクセス周期時間や情報ファイルURL(本体情報格納URL)を自由に変更することができる。
図30は外部アクセス情報式コンテンツ出力方法200のフロー図である。放送受信機21は、図9のデータベースから各種情報のURL(例えば、広告用URL)を1つ取得する(S201)。URLがある場合(S202正)、図28のサーバーAと接続する(S203,S204)。その後、放送受信機21は図28のアクセス情報格納ファイル181を取得し(S205)、そのファイルに記載されているアクセス周期時間と情報ファイルURLを取得し(S206,S207)、サーバーAとの通信を切断する(S208)。
次に、図28のサーバーBと接続し(S209,S210)、本体情報格納情報ファイルURLに指定されたファイルを取得する。ファイルがある場合(S211正)、そのファイルを取得して表示する。なお、S214以降は前述の処理と同様のため、詳細説明は割愛する。ファイルがある場合(S211否)、サーバーBとの通信を切断し(S212)、S207で取得したアクセス周期時間の間、待機する(S213)。なお、図29に示す方式の場合は、サーバーAのみと通信接続・切断を実施する。
図31は放送受信機230のブロック図である。前述の放送受信機21は放送受信機230の一例である。放送受信機230は例えば携帯型、車載型又は据置型である。放送受信機230が受信する放送波は、例えばラジオ放送波及び/又はテレビ放送波であり、アナログ又はデジタルの放送波であり、特にアナログのFMラジオ放送波である。放送受信機230は、コンテンツ入手手段231、コンテンツ出力手段232、放送対象地域内判定手段233及び出力制御手段234を備えている。
コンテンツ入手手段231は、ユーザー選択の放送波の放送元の放送局のIP型放送用サーバーからIPネットワークを介してIP型放送コンテンツとしての間欠放送用コンテンツを入手する。コンテンツ出力手段232は、入手した間欠放送用コンテンツを出力する。放送対象地域内判定手段233は、現在位置が放送元の放送局の放送対象地域内であるか否かを判定する。出力制御手段234は、放送対象地域内判定手段233の判定が正及び否である場合にはコンテンツ出力手段232によるIP型放送コンテンツの出力をそれぞれ許可及び禁止する。
間欠放送用コンテンツとは連続放送用コンテンツとは区別されるものである。IP型放送における連続放送用コンテンツとは、予め定めた放送スケジュールに組み込まれて放送されるコンテンツ、すなわち通常の放送のコンテンツであり、例えばIP再放送におけるコンテンツである。図9におけるURL1、URL2、・・・URLjは連続放送用コンテンツの配信場所の例である。
これに対して、IP型放送における間欠放送用コンテンツとは、時々の必要や状況に応じて放送することを意図して作成されたコンテンツであり、間欠放送の対象となるコンテンツであり、例えば、緊急事態、広告、現在放送波型放送中の番組、放送局から視聴者へのお知らせの概略、放送局から視聴者へのお知らせの詳細又は番組表の情報コンテンツである。図9における緊急用URL、広告用URL、・・・は間欠放送用コンテンツの配信場所の例である。
典型的には、放送対象地域内判定手段233は、現在位置が放送元の放送局の放送対象地域内であるか否かを、放送元の放送局の受信信号レベルが所定の閾値以上であるか否か及び/又は現在位置を自局の放送対象地域内に含みかつユーザー選択の放送波の周波数を自局の放送波周波数とする放送局が存在するか否かに基づき判定する。この具体例は、放送切替方法45(図3)のS52〜S55及び放送切替方法71(図8)のS53〜S55である。
こうして、放送受信機230では、各放送局の放送対象地域内における出力を遵守しつつ、放送数の増大に伴って多様化した放送目的のコンテンツをユーザーに視聴させることができる。なお、放送受信機230において、視聴とは、文字通りの視認及び聴取の両方だけでなく、視認のみ、又は聴取のみであってもよい。
好ましくは、コンテンツ入手手段231は、放送元の放送局のIP型放送用サーバーからIPネットワークを介してIP型放送コンテンツとしての連続放送用コンテンツを入手し、コンテンツ出力手段232は、出力制御手段234がIP型放送コンテンツの出力を許可している場合、連続放送用コンテンツを出力し、間欠放送用コンテンツの発生又は更新時に該間欠放送用コンテンツを連続放送用コンテンツの出力に割り込ませて出力する。
すなわち、ユーザーは、通常は、IP型放送としての連続放送用コンテンツを視聴しつつ、間欠放送用コンテンツの発生又は更新に対して遅滞なく、IP型放送としての間欠放送用コンテンツを視聴することができる。間欠放送用コンテンツは、典型的には、映像、音声、静止画、テキスト、又はこれらの組み合わせである。
間欠放送用コンテンツを連続放送用コンテンツの出力に割り込ませる具体的態様は、例えば、コンテンツが映像の場合には、例えば、出力コンテンツを連続放送用コンテンツから間欠放送用コンテンツへ切り替えること、間欠放送用コンテンツの映像を連続放送用コンテンツの映像の上に重ね合わせること、又は連続放送用コンテンツのみの映像画面から連続放送用コンテンツの映像画面と間欠放送用コンテンツの映像画面との分割画面へ切り替えることである。コンテンツが音声の場合には、例えば、出力音声を連続放送用コンテンツの音声から間欠放送用コンテンツの音声へ切り替えることである。
なお、放送受信機230は、間欠放送用コンテンツの出力に対応することは必須であるが、連続放送用コンテンツの出力には対応していなくても可とする。すなわち、放送受信機230は、IP型放送出力について間欠放送用コンテンツ専用であってもよい。また、これに対応して、放送局は、間欠放送用コンテンツをIP型放送するサーバーのみ有し、連続放送用コンテンツをIP型放送するサーバーは有していなくてもよいとする。
典型的には、放送元の放送局の間欠放送用コンテンツは放送目的別にIPネットワーク上の異なる配信場所に格納されており、コンテンツ入手手段231は、IPネットワーク上の各放送目的の配信場所にアクセスして、各放送目的の間欠放送用コンテンツを入手する。図9及び図10のデータベースの緊急用URL、広告用URL、・・・は、IPネットワーク上の間欠放送用コンテンツの配信場所を放送目的別に設定した例である。
コンテンツ入手手段231は、間欠放送用コンテンツの放送目的ごとに設定されたアクセス時間間隔でIPネットワーク上の各放送目的の間欠放送用コンテンツの配信場所へアクセスすることにより各放送目的の間欠放送用コンテンツの発生及び更新を監視する。このような間欠放送用コンテンツの放送目的ごとに設定されたアクセス時間間隔の具体例は、図21のアクセス周期間隔の図表や図26のURLアクセス処理方法160のS162,S168である。
典型的には、コンテンツ入手手段231は、IPネットワーク上の各放送目的の間欠放送用コンテンツの配信場所へのアクセス処理は並設処理で実施する。図27の並列処理イメージ図はこれに対応するものである。
好ましくは、各放送局について放送波型放送の放送波の周波数、及び間欠放送用コンテンツの放送目的別配信場所を登録したデータベースを装備し、コンテンツ入手手段231は、放送元の放送局についてその放送波の周波数をキーにしてデータベースから間欠放送用コンテンツの放送目的別配信場所を探索し、データベースに配信場所が未登録となっている場合の該配信場所に対応付けられる放送目的の間欠放送用コンテンツは放送元の放送局が配信しないと判断する。このような未登録時の判断処理の具体例は、図14の内蔵データベース式緊急情報出力方法80のS82否で内蔵データベース式緊急情報出力方法80を直ちに終了することである。
典型的には、コンテンツ入手手段231は、放送元の放送局についてその各放送目的の間欠放送用コンテンツの配信場所へアクセスして、該配信場所におけるファイルの有無から各放送目的の間欠放送用コンテンツの有無を判断する。この具体例は、放送受信機21について図11及び図12を参照して説明したとおりである。
典型的には、コンテンツ入手手段231は、放送元の放送局についてその各放送目的の間欠放送用コンテンツの配信場所へ定期的にアクセスして、該配信場所におけるファイルの有無が「有り」、「無し」及び「有り」と順番に変化した場合に、該放送目的の間欠放送用コンテンツが更新された判断する。この具体例は、放送受信機21について図13を参照して説明したとおりである。
典型的には、コンテンツ入手手段231は、間欠放送用コンテンツの有無情報付き連続放送用コンテンツのIPパケットを受信し、該IPパケットから間欠放送用コンテンツの有無を判断する。この具体例は、放送受信機21について図15及び図16を参照して説明したとおりである。
典型的には、放送受信機230は、各放送局についてIPネットワーク上の間欠放送用コンテンツの配信場所と該配信場所へのアクセス時間間隔とを教示する教示ファイルが格納されているIPネットワーク上の初期アクセス用場所の情報を有するデータベースを装備する。コンテンツ入手手段231は、該データベースを参照して放送元の放送局の初期アクセス場所を知得するとともに、該初期アクセス場所から教示ファイルを入手し、該教示ファイルが教示する配信場所にアクセスして間欠放送用コンテンツを入手する。
教示ファイルの具体例は図28のアクセス情報格納ファイル181である。IPネットワーク上の初期アクセス用場所の具体例は、図28のサーバーAの"http://www.aaa.co.jp/info"である。コンテンツ入手手段231が、間欠放送用コンテンツを入手するためにアクセスする、教示ファイルが教示する配信場所の具体例は、図28の"http://www.bbb.co.jp/file"又は図29の"http://www.aaa.co.jp/file"である。
図32は放送受信機制御方法240のフロー図である。放送受信機制御方法240は放送受信機230(図31)に適用される。S241では、現在位置がユーザー選択の放送波の放送元の放送局放送対象地域内であるか否かを判定し、判定が正であれば、S242へ進み、否であれば、S243へ進む。
S242では、ユーザー選択の放送波の放送元の放送局のIP型放送用サーバーからIPネットワークを介して入手したIP型放送コンテンツとしての間欠放送用コンテンツの出力を許可する。S243では、ユーザー選択の放送波の放送元の放送局のIP型放送用サーバーからIPネットワークを介して入手したIP型放送コンテンツとしての間欠放送用コンテンツの出力を禁止する。
S241の処理は、放送受信機230(図31)の放送対象地域内判定手段233の機能に対応している。S242,S243の処理は放送受信機230の出力制御手段234の機能に対応する。放送受信機230の各手段について述べた具体的態様は、放送受信機制御方法240において対応するステップの具体的態様としても適用可能である。
本発明を適用したプログラムは、コンピュータを放送受信機230の各手段として機能させる。本発明を適用した別のプログラムは、放送受信機制御方法240の各ステップをコンピュータに実行させる。
本明細書は様々な範囲及びレベルの発明を開示している。それら発明は、本明細書で説明した様々な技術的範囲及び具体的レベルの各装置及び各方法だけでなく、拡張ないし一般化の範囲で、各装置及び各方法から独立の作用、効果を奏する1つ又は複数の要素を抽出したものや、1つ又は複数の要素を拡張ないし一般化の範囲で変更したものや、さらに、各装置間及び各方法間で1つ又は複数の要素の組合せを入れ換えたものを含む。
230:放送受信機、231:コンテンツ入手手段、232:コンテンツ出力手段、233:放送対象地域内判定手段、234:出力制御手段、240:放送受信機制御方法。

Claims (14)

  1. ユーザー選択の放送波の放送元の放送局のIP型放送用サーバーからIPネットワークを介してIP型放送コンテンツとしての間欠放送用コンテンツを入手するコンテンツ入手手段、
    入手した間欠放送用コンテンツを出力するコンテンツ出力手段、
    現在位置が前記放送元の放送局の放送対象地域内であるか否かを判定する放送対象地域内判定手段、及び
    前記放送対象地域内判定手段の判定が正及び否である場合には前記コンテンツ出力手段によるIP型放送コンテンツの出力をそれぞれ許可及び禁止する出力制御手段、
    を備えることを特徴とする放送受信機。
  2. 前記コンテンツ入手手段は、前記放送元の放送局のIP型放送用サーバーからIPネットワークを介してIP型放送コンテンツとしての連続放送用コンテンツを入手し、
    前記コンテンツ出力手段は、前記出力制御手段がIP型放送コンテンツの出力を許可している場合、連続放送用コンテンツを出力し、間欠放送用コンテンツの発生又は更新時に該間欠放送用コンテンツを連続放送用コンテンツの出力に割り込ませて出力することを特徴とする請求項1記載の放送受信機。
  3. 前記放送元の放送局の間欠放送用コンテンツは放送目的別にIPネットワーク上の異なる配信場所に格納されており、
    前記コンテンツ入手手段は、IPネットワーク上の各放送目的の配信場所にアクセスして、各放送目的の間欠放送用コンテンツを入手することを特徴とする請求項1又は2記載の放送受信機。
  4. 前記コンテンツ入手手段は、間欠放送用コンテンツの放送目的ごとに設定されたアクセス時間間隔でIPネットワーク上の各放送目的の間欠放送用コンテンツの配信場所へアクセスすることにより各放送目的の間欠放送用コンテンツの発生及び更新を監視することを特徴とする請求項3記載の放送受信機。
  5. 前記コンテンツ入手手段は、IPネットワーク上の各放送目的の間欠放送用コンテンツの配信場所へのアクセス処理は並設処理で実施することを特徴とする請求項3又は4記載の放送受信機。
  6. 各放送局について放送波型放送の放送波の周波数、及び間欠放送用コンテンツの放送目的別配信場所を登録したデータベースを装備し、
    前記コンテンツ入手手段は、前記放送元の放送局についてその放送波の周波数をキーにして前記データベースから間欠放送用コンテンツの放送目的別配信場所を探索し、前記データベースに配信場所が未登録となっている場合の該配信場所に対応付けられる放送目的の間欠放送用コンテンツは前記放送元の放送局が配信しないと判断することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の放送受信機。
  7. 前記コンテンツ入手手段は、前記放送元の放送局についてその各放送目的の間欠放送用コンテンツの配信場所へアクセスして、該配信場所におけるファイルの有無から各放送目的の間欠放送用コンテンツの有無を判断することを特徴とする請求項6記載の放送受信機。
  8. 前記コンテンツ入手手段は、前記放送元の放送局についてその各放送目的の間欠放送用コンテンツの配信場所へ定期的にアクセスして、該配信場所におけるファイルの有無が「有り」、「無し」及び「有り」と順番に変化した場合に、該放送目的の間欠放送用コンテンツが更新されたと判断することを特徴とする請求項6又は7記載の放送受信機。
  9. 前記コンテンツ入手手段は、間欠放送用コンテンツの有無情報付き連続放送用コンテンツのIPパケットを受信し、該IPパケットから間欠放送用コンテンツの有無を判断することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の放送受信機。
  10. 各放送局についてIPネットワーク上の間欠放送用コンテンツの配信場所と該配信場所へのアクセス時間間隔とを教示する教示ファイルが格納されているIPネットワーク上の初期アクセス用場所の情報を有するデータベースを装備し、
    前記コンテンツ入手手段は、該データベースを参照して前記放送元の放送局の初期アクセス場所を知得するとともに、該初期アクセス場所から教示ファイルを入手し、該教示ファイルが教示する配信場所にアクセスして間欠放送用コンテンツを入手することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の放送受信機。
  11. 前記放送対象地域内判定手段は、現在位置が放送元の放送局の放送対象地域内であるか否かを、放送元の放送局の受信信号レベルが所定の閾値以上であるか否か及び/又は現在位置を自局の放送対象地域内に含みかつユーザー選択の放送波の周波数を自局の放送波周波数とする放送局が存在するか否かに基づき判定することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の放送受信機。
  12. 間欠放送用コンテンツは、緊急事態、広告、現在放送波型放送中の番組、放送局から視聴者へのお知らせの概略、放送局から視聴者へのお知らせの詳細、又は番組表の情報コンテンツであることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の放送受信機。
  13. 現在位置がユーザー選択の放送波の放送元の放送局放送対象地域内であるか否かを判定する放送対象地域内判定ステップ、及び
    前記放送対象地域内判定ステップにおける判定が正及び否である場合にはユーザー選択の放送波の放送元の放送局のIP型放送用サーバーからIPネットワークを介して入手したIP型放送コンテンツとしての間欠放送用コンテンツの出力をそれぞれ許可及び禁止する出力制御ステップ、
    を備えることを特徴とする放送受信機制御方法。
  14. 請求項1〜12のいずれかに記載の放送受信機の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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