JP2011022745A - 表示装置及び表示装置のプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が最後のページを表示させるため、次キーの長押操作を行って要る場合、従来のようなループ機能を備えた表示装置では、長押操作をやりすぎて、目的の最後のページを超えて画像コンテンツの最初の方のページまでページめくりをしすぎてしまう恐れがあった。
【解決手段】所定操作の継続を検知した場合の画像の書換えにおいて、最後の画像を表示した場合画像の書換えを停止する。一方、所定操作を最初に検知した場合は最後の画像を表示中は、先頭の画像に書き換える。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置及び表示装置のプログラムに関するものである。
従来から、画像の表示を行う表示装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2008−197953号公報
このような表示装置において、所定の順序で配列した複数の画像から構成される画像群を順番に表示させる場合がある。たとえば、複数ページから構成される画像のコンテンツを、1ページずつ表示装置の表示部に表示させる場合である。この場合、表示装置に備えられた次キーを押下することにより、表示装置に表示しているページが次のページに書き換えられる。このような表示装置において、一連の画像群の最後のページを表示している場合に次キーが押下されると最初のページに書き換え、最初のページを表示している場合に前キーが押下されると最後のページに書き換えるループ機能を有する表示装置が知られている。
また、利用者に1ページ書き換えるごとに次キーの押下を行わせるのが面倒であるので、次キーを長押しすることにより、順次ページを次のページに書き換えるような表示装置もしられている。更に、長押しが継続され、表示部に最後のページを表示された後は、次に、最初のページを再度表示させるループ機能を備えた表示装置も知られている。
但し、利用者が最後のページを表示させるため、次キーの長押操作を行って要る場合、従来のようなループ機能を備えた表示装置では、長押操作をやりすぎて、目的の最後のページを超えて画像のコンテンツの最初の方のページまでページめくりをしすぎてしまう恐れがあった。一方、ループ機能の無い表示装置では、最後のページの画像を表示中に、最初のページを表示させたいときは、前キーを押下して最後のページから最初のページまでページめくりを繰り返す必要があった。
本発明は、このような事情に鑑み、所定の順序で配列した画像群を表示させるのに操作性の良好な表示装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、請求項1に記載の表示装置は、所定の順序で配列する画像群の基データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された基データに基づいて画像を表示する表示部と、所定操作を検知する操作部と、前記操作部にたいして前記所定操作が継続して行われていることを所定時間経過ごとに検知する継続検知部と、前記表示部に表示する画像を書き換える制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記操作部により所定操作が検知された場合、順序が最後以外の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、表示中の画像よりも順序が後ろの画像に書換え、前記操作部により所定操作が検知された場合、順序が最後の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、順序が最初の画像に書換え、前記継続検知部により前記所定操作の継続が検知される毎に、順序が最後以外の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、表示中の画像よりも順序が後ろの画像に書換え、前記継続検知部により前記所定操作の継続が検知された場合に、順序が最後の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を書き換えない、ことを特徴とする。
また、請求項2に記載の表示装置は、請求項1に記載の表示装置が有する特徴に加え、前記制御部は、前記継続検知部により前記所定操作の継続が検知される毎に、順序が最後以外の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、表示中の画像よりも順序が2つ以上後の画像に書換え、前記順序が2つ以上後の画像が存在しない場合は、順序が最後の画像に書き換えることを特徴とする。
また、請求項3に記載の表示装置は、請求項1に記載の表示装置が有する特徴に加え、前記表示部以外の出力部を備え、前記制御部が、前記継続検知部により前記所定操作の継続が検知された場合に、順序が最後の画像が表示されているときは、前記出力部により最後の画像が表示されたことを報知するための出力を行うことを特徴とする。
また、請求項4に記載の表示装置は、請求項3に記載の表示装置が有する特徴に加え、前記表示部が、画像を書換え後電力供給が絶たれても表示の維持がされる不揮発性表示部であり、
また、請求項5に記載の表示装置のプログラムは、所定の順序で配列する画像群の基データを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された基データに基づいて画像を表示する表示部と、所定操作を検知する操作部と、を備えた表示装置のコンピュータに、前記操作部にたいして前記所定操作が継続して行われていることを所定時間経過ごとに検知する継続検知ステップと、前記表示部に表示する画像を書き換える制御を行う制御ステップと、
を実行させ、前記制御ステップとして、前記操作部により所定操作が検知された場合、順序が最後以外の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、表示中の画像よりも順序が後ろの画像に書換え、前記操作部により所定操作が検知された場合、順序が最後の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、順序が最初の画像に書換え、前記継続検知ステップにより前記所定操作の継続が検知される毎に、順序が最後以外の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、表示中の画像よりも順序が後ろの画像に書換え、前記継続検知ステップにより前記所定操作の継続が検知された場合に、順序が最後の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を書き換えない、ステップを実行させることを特徴とする。
請求項1に記載の表示装置または請求項5に記載の表示装置のプログラムによれば、所定の順序で配列した画像群を表示させるのに操作性の良好な表示装置を提供することができる。所定操作が継続されても最後の画像を表示後は画像が書き換えられることが無いため、最後の画像の検索性が向上する。一方、最後の画像を表示中に最初の画像を表示させたい場合は、所定操作の継続をやめ再度所定操作を行うことで簡単に最初の画像を表示させることができる
請求項2に記載の表示装置によれば、所定操作の継続を検知して表示中の2つ以上後ろの画像に書き換えようとした場合に、その画像が存在しない場合は最後の画像が表示され、その後は、所定操作が継続されても画像が書き換えられることが無いため、最後の画像の検索性が向上する。一方、最後の画像を表示中に最初の画像を表示させたい場合は、所定操作の継続をやめ再度所定操作を行うことで簡単に最初の画像を表示させることができる。
請求項3に記載の表示装置によれば、最後の画像が表示されたことを前記出力部により確実に利用者へ報知することができる。
請求項4に記載の表示装置によれば、不揮発性表示部を備えた表示装置において、最後の画像が表示されたことを前記出力部により確実に利用者へ報知することができる。最後の画像が表示されたことの報知を、不揮発性表示部の表示を書き換えることによって行うよりも、出力部で報知したほうが、消費電力を抑えることができる。
表示装置100の外観を示した概略図である。 表示装置100のハードウェアの構成を示したブロック図である。 CPU101が実行するメイン処理の流れを示したフローチャートである。 キー監視情報の一例を示した模式図である。 表示中画像情報の一例を示した模式図である。 キーイベント監視処理の流れを示したフローチャートである。 全頁表示処理の流れを示したフローチャートである。 全頁表示次キー処理の流れを示したフローチャートである。 拡大表示処理の流れを示したフローチャートである。 拡大表示次キー処理の流れを示したフローチャートである。 全頁表示画面における画面の遷移の一例を示した概略図である。 全頁表示画面における画面の遷移の一例を示した概略図である。 拡大表示画面における画面の遷移の一例を示した概略図である。 フォルダ一覧画面における画面の遷移の一例を示した概略図である。 フォルダ一覧画面における画面の遷移の一例を示した概略図である。
以下に、本発明が適用される第一の実施形態における表示装置100について説明する。図1に示すように表示装置100は不揮発性表示パネル106と、LED表示部111と、操作部150とを備える。
不揮発性表示パネル106には利用者の操作にともなって各種の画像が表示される。不揮発性表示パネル106には、表示装置100で表示可能な所定形式の画像コンテンツや、表示する画像コンテンツを選択するための選択画面や、表示装置100で実行可能なメニュー項目を選択するためのメニュー画面等の各種画像が表示される。不揮発性表示パネル106に表示される画像は、表示コントローラ106(図2参照)により書き換えられる。
不揮発性表示パネル106と、不揮発性表示パネル106の画像を書き換える制御をおこなう表示コントローラ106とにより不揮発性表示部120(図2参照)が構成される。表示コントローラ106の詳細については後述する。
不揮発性表示パネル106に表示された画像は、不揮発性表示部120への電力の供給が断たれても表示されたまま維持される。電気泳動型の表示素子やコレステリック液晶等を備えた表示パネルを不揮発性表示パネル106として用いることができる。第一の実施形態における不揮発性表示パネル106は、電気泳動型の表示素子を備えた表示パネルである。このような不揮発性表示部120を備えた表示装置100は、画像の表示の維持のために電力を消費しない。したがって、画像の表示の維持に電力が消費される従来のLCD(Liquid Crystal Display)パネルや、PDP(Plasma Display Panel)などの自発光型の表示パネルを備えた表示装置に比べ、消費電力が少ないという特徴がある。尚、本発明は、LCDやPDP等の自発光型の表示パネルを備えた表示装置にも適用可能である。
利用者が電源のオン、または、電源のオフを指示する際に押下する電源キー151と、表示装置100の電源オン中に利用者が所定の指示を入力するための複数の操作キー158とを備える。表示装置100は、操作キー158として、メニューキー152と、閉じるキー153と、拡大キー154と、前キー155と、次キー156と、13個の選択キー157とを備える。
次に、表示装置100のハードウェアの構成について図2を参照して説明する。図2は表示装置100のハードウェアの構成を示したブロック図である。表示装置100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、EEPROM104と、表示コントローラ105と、不揮発性表示パネル106と、電源制御部107と、バッテリー108と、メモリカードインターフェース109と、メモリカード110と、LED表示部111と、操作キー150と、アダプタ200とを備える。
CPU101と、ROM102と、RAM103とは、それぞれ協働して後述の各処理を実行する。
CPU101は、ROM102に記憶されたファームウェアに従って、表示装置100の制御を行う。ROM102は、後述のメイン処理等のプログラムを記憶している不揮発性の記憶装置である。RAM103は、CPU101が処理を実行する際にROM102に記憶されたプログラムや各処理を実行する際に必要なデータを一時的に記憶する揮発性の記憶装置である。
EEPROM104は、後述のループ機能の設定等を記憶する不揮発性の書き換え可能な記憶装置である。
メモリカードインターフェース109は、表示装置100に装着されたメモリカード110からデータの読み出し、および、メモリカード110へのデータの書き込みを行う。
メモリカード110は、表示装置100で表示可能な所定の形式の画像コンテンツを記憶する。メモリカード110は、表示装置100に着脱可能に備えられている。メモリカード110に記憶されている画像コンテンツは、周知のパーソナルコンピュータ等のアプリケーションプログラムで作成された文書コンテンツや画像コンテンツから変換された所定形式の画像コンテンツである。メモリカード110に記憶されている画像コンテンツは、複数ページの画像のデータを備えている。
不揮発性表示パネル106は、アクティブマトリクス方式の表示パネルである。不揮発性表示パネル106は、表示面側の透明基板と、透明基板に対向する位置に設けられた背面基板とを有する。透明基板と背面基板との間に電気泳動型の表示素子が設けられている。
表示コントローラ106は、不揮発性表示パネル106の各ゲートラインへゲート信号を出力するためのゲートドライバ(図示外)と、不揮発性表示パネル106の各ソースラインへソース信号を出力するためのソースドライバ(図示外)とを備える。また、表示コントローラ106は、ゲートドライバによるゲート信号の出力とソースドライバによるソース信号の出力とを制御する表示コントローラを備える。表示コントローラ106は、CPU101から受信する画像の書き換え指示に従って、書き換える画像に応じたゲート信号とソース信号とを不揮発性表示パネル106のゲートラインとソースラインとに出力する。これにより不揮発性表示パネル106の各画素電極には電気泳動型の表示素子を制御する駆動電圧が印加され、不揮発性表示パネル106に表示された画像は書き換えられる。
電源制御部107は、バッテリー108とアダプタ200とに接続されている。電源制御部107は、バッテリー108またはアダプタ200の電源から、CPU101と、表示装置100を構成する各周辺機器(ROM102、RAM103、EEPROM104、表示コントローラ105、不揮発性表示パネル106、メモリカードインターフェース109、LED表示部111、操作部150)への電力の供給の制御をおこなう。電源制御部107はアダプタ200から電力が供給されている場合に、アダプタ200からの電力をバッテリー108に供給し、バッテリー108を充電する。また、電源制御部107は、画像の書き換え時以外は不揮発性表示部120への電力供給を停止する。これにより、画像の書き換え時以外に不揮発性表示部120における負荷で消費される電力を抑えている。
アダプタ200は、コンセントを介して商用電源より入力された交流電力を表示装置100に合わせた形式の直流電力に変換しそれを表示装置100へ出力する。アダプタ200はAC−DCアダプタである。
バッテリー108は、リチウムイオン二次電池等の二次電池である。アダプタ200がコンセントに接続されておらずアダプタ200から電力の供給がない場合に、バッテリー108からCPU101及び各周辺機器に電力が供給される。
LED表示部111はLEDを備え、CPU101からの指示に従ってLEDを発行させる。
タイマー112は、CPU101の指示に従って計時を行う。
操作部150は、上述したように電源キー151と、複数の操作キー158とを備える。操作部150は押下された操作キー158に応じた信号をCPU101に出力する。これによりCPU101は、利用者によりいずれのキーが操作されたかを判断することができる。
表示装置100は、表示中の画像と利用者に押下された操作キー158の種類に応じて表示中の画像を書き換える。
表示装置100に表示される画面の種類としては、表示装置100において実行可能なメニュー項目の一覧を表示したメニュー表示画面、ループ機能の設定の選択を行うためのループ機能設定画面、表示する画像コンテンツを選択するための画像コンテンツ選択画面、メモリカード110に保存されている画像コンテンツの各ページを1ページずつ表示する全頁表示画面、画像コンテンツの1ページを拡大して表示する拡大表示画面等の様々な種類がある。各画面の種類に応じて不揮発性表示パネル106には様々な画像が表示される。
表示装置100は表示中の画像と押下された操作キー158に応じて表示する画像を切り替える。このような様々な画面を表示する表示する表示装置100の動作の一例を説明する。
メニュー表示画面では、表示装置100で実行可能なメニュー項目の一覧が表示される。選択キー157のひとつに対して、対応する一つのメニュー項目が表示される。利用者は選択したいメニュー項目に対応する位置の選択キー157を押下することにより、所望のメニュー項目を選択することができる。メニュー表示画面では、「ループ機能設定」、「画像コンテンツ選択」等のメニュー項目が表示される。例えば、利用者が「ループ機能設定」に対応する選択キー157を押下した場合には、後述のループ機能設定画面が表示され、「画像コンテンツ選択」に対応する選択キー157を押下した場合には、画像コンテンツ選択画面が表示される。
ループ機能設定画面では、「ループ移動する」、「ループ移動しない」の二つの項目が表示される。それぞれの項目に対応する位置の選択キー157を押下することにより、ループ機能の設定を変更することができる。ループ機能設定画面で設定された設定は、RAM103に一時的に記憶され、さらにこの時点でEEPROM104にも格納される。再度電源がオンされた場合には、このEEPROM104に記憶されている設定が再度RAM103に読みだされ、読みだされた設定に基づいて表示装置100は動作する。よって、電源がオフされる前に設定された設定を引き継ぐことができる。ループ機能設定画面を表示中に閉じるキー153が押下された場合は、メニュー表示画面が再度表示される。また、メニューキー152が押下された場合も、メニュー表示画面に書き換えられる。
画像コンテンツ選択画像では、選択キー157のそれぞれに対応する位置にメモリカード110に記憶されている画像コンテンツのコンテンツ名が表示される。選択キー157が押下された場合は、押下された選択キー157に対応する位置の画像コンテンツを表示する全頁表示画面に切り替わる。画像コンテンツ選択画像を表示中に閉じるキー153が押下された場合は、メニュー表示画面が再度表示される。また、メニューキー152が押下された場合も、メニュー表示画面に書き換えられる。
全頁表示画面では、利用者に選択された画像コンテンツの各ページの画像が1ページ毎に表示される。全頁表示画面では、次キー156が押下された場合、表示中のページが次のページに書き換えられる。また、前キー155が押下された場合、表示中のページが前のページに書き換えられる。また、拡大キー154が押下された場合は、表示中のページを拡大表示する拡大表示画面に切り替えられる。閉じるキー153が押下された場合は、コンテンツ選択画面に書き換えられる。また、メニューキー152が押下された場合はメニュー表示画面に書き換えられる。
拡大表示画面では、全頁表示画面で表示されていたページを拡大した画像を、上段、中断、下段の3分割したもののうち、いずれかの部分が90度回転されて表示される。拡大表示画面表示中に次キー156が押下された場合、上段、中断が表示されているときは、一つ下の画像である中断もしくは下段の画像が表示される。また、下段が表示されている場合には、次のページの上段が表示される。また、前キー155が押下された場合、中断、下段が表示されているときは、一つ上の画像である上段もしくは中断の画像が表示される。拡大キー154が押下された場合は、全頁表示画面に切り替えられる。また、閉じるキーが押下された場合は、コンテンツ選択画面に書き換えられる。メニューキー152が押下された場合は、メニュー表示画面に書き換えられる。
このように、表示装置100は表示中の画像と押下された操作キー158に応じて表示する画像を切り替える。尚、表示装置100は画像が書き換えられる度に、表示中の画像の種類と、その種類に応じて表示中の画像を特定するための各種の情報とをRAM103に記憶し、その情報と押下された操作キー158の種類とに基づいて次に書き換える画像を特定する。例えば、全頁表示画面表示中は、表示画面の種別を特定する表示画面種別情報と、表示中のコンテンツを特定するコンテンツ名情報と、表示中のページを特定する表示ページ情報とが記憶される。また、拡大表示画面表示中の場合は、表示画面の種別を特定する表示画面種別情報と、表示中のコンテンツを特定するコンテンツ名情報と、表示中のページを特定する表示ページ情報と、表示中の拡大位置を特定する拡大位置情報とが記憶される。以下の説明においてこれらの情報をまとめて表示中画像情報と称す。図5に表示中画像情報の例を示す。図5では、全頁表示画面において、文書Aというコンテンツの6ページ目の画像を表示中に記憶される表示中画像情報の一例と、拡大表示画面において、文書Aというコンテンツの6ページ目の画像の上段を拡大表示している際に記憶される表示中画像情報の一例とを示す。
このような表示装置100の詳細な動作について、フローチャートを用いて説明する。表示装置100は、電源キー151が押下されると、バッテリー108またはアダプタ200の電源からCPU101に電力の供給が開始され、CPU101は図3に示すメイン処理を開始する。
メイン処理を開始するとCPU101は、起動処理を実行する(ステップ101、以下ステップをSと称す)。起動処理では、CPU101は各周辺機器を起動し、周辺機器の動作チェックを行う。そして、EEPROM104に記憶されているループ機能設定等の各種の設定情報を読み出し、読みだした設定情報をRAM103に記憶させる。そして、不揮発性表示部120にメニュー画面を表示させる。そしてRAM103に表示画面種別情報として「全頁表示」を記憶する。
S101で起動処理を行った後、CPU101は周期タスクであるキーイベント監視処理を開始する(S102)。このキーイベント監視処理では、利用者による操作キー158の操作を監視して、キーイベントを発生させるか否かを管理する。具体的には、操作キー158の操作に応じて後述のキー監視情報をRAM103に記憶する。次のS103では、このキー監視情報に基づいてキーイベントが発生したか否かを判断する。キーイベントとは、利用者により操作キー158が操作された場合に発生するイベントである。
ここで、キーイベント監視処理で記憶されるキー監視情報について図4を用いて説明する。キー監視情報は、キーイベントを発生させるか否かを示すキーイベント情報と、操作された操作キー158の種別を示すキー種別情報と、操作キー158が長押しされたか否かを示すキー状態情報との3種の情報から構成される。利用者により操作キー158が操作された場合には、キーイベントの発生を示す「発生」が、キーイベント情報としてRAM103に記憶される。利用者による操作が行われていない場合は、キーイベントの未発生を示す「未発生」が、キーイベント情報としてRAM103に記憶される。また、キーイベント情報として「発生」が記憶される場合、押下された操作キー158の識別情報が、キー識別情報としてRAM103に記憶され、押下された時間に応じて、一秒以上の押下を示す「長押」もしくはそれよりも短い時間の押下であることを示す「短押」が、キー状態情報としてRAM103に記憶される。図4に示す例では、次キー156が長押しされた場合に記憶されるキー監視情報を示す。キーイベント監視処理についての詳細は後述する。
S102でキーイベント監視処理を開始した後、上述のようにCPU101は、キーイベントが発生したか否かを、RAM103のキー監視情報に基づいて判断する(S103)。RAM103のキーイベント情報が「発生」である場合は(S103:YES)、表示中の画面の種類がメニュー画面であるか否かを、RAM103に記憶されている表示画面種別情報に基づいて判断する(S104)。表示中の画面がメニュー表示画面である場合は(S104:YES)、メニュー表示処理(S105)を実行し、S111へ移行する。S111については後述する。メニュー表示処理においては、利用者により押下された操作キー158の操作に応じて画像を書き換える処理を行う。
表示中の画面がメニュー表示画面でない場合は(S104:NO)、表示中の画面が全頁表示画面であるか否かを、RAM103に記憶されている表示画面種別情報に基づいて判断する(S106)。表示中の画面がメニュー表示画面である場合は(S106:YES)、全頁表示処理(S107)を実行し、後述のS111へ移行する。全頁表示処理においては、利用者により押下された操作キー158の操作に応じて画像を書き換える処理を行う。全頁表示処理の詳細は後述する。
表示中の画面が全頁表示画面でない場合は(S106:NO)、表示中の画面が拡大表示画面であるか否かを、RAM103の記憶されている表示画面種別情報に基づいて判断する(S108)。表示中の画面が拡大表示画面である場合は(S108:YES)、拡大表示処理(S109)を実行し、後述のS111へ移行する。拡大表示処理においては、利用者により押下された操作キー158の操作に応じて画像を書き換える処理を行う。拡大表示処理の詳細は後述する。
表示中の画面が拡大表示画面でない場合は(S108:NO),その他の表示中の画面に応じた表示処理を実行し(S110)、S111へ移行する。尚、S110では、ループ機能設定画面や、画像コンテンツ選択画面等の各画面に応じて、操作に応じた画像の書き換えを行うが、ここでは説明を簡単にするため、説明を省略する。
このように、キーイベントが発生したと判断した場合は(S103:YES)、上述のS104〜S110において、表示中の画像と、押下された操作キー158の操作に応じて画像の書き換えが行われる。
次に、CPU101は、電源キー151が利用者に押下されているか否かに基づいて、電源オフを行うか否かを判断する(S111)。電源オフを行うと判断した場合(S111:YES)、上述のS102で開始したキーイベント監視処理を停止する(S112)。
CPU101は、キーイベント監視処理を停止した後、停止処理を実行する(S113)。停止処理では、表示中の画像を消去して、不揮発性表示部110の表示を白紙の状態にする。そして、RAMに記憶されていいたループ機能の設定などの各種の設定情報をEEPROM104に退避させ、周辺機器を停止させ、電力制御部107に対してCPU101及び周辺機器への電力供給を停止させる指示を出力し、メイン処理は終了する。
電源オフを行わないと判断した場合は(S111:NO)、S103へ移行し、再びS103〜S111の処理を繰り返す。尚、上述のS103において、CPU101が、キーイベントが発生していないと判断した場合は(S103:NO)、S111へ移行して、キーイベントが発生するまで待機することになる。
このように、メイン処理では、表示中の画像と、利用者による操作とに応じて、画像の書き換えが行われる。
次に、上述のメイン処理のS102により開始されるキーイベント監視処理について、図6を参照して説明する。キーイベント監視処理は、上述のメイン処理と時分割で並列して実行される周期タスクである。キーイベント監視処理は、利用者による操作キー158の操作を監視して、上述のキー監視情報を介してメイン処理にキーイベントの発生を伝える。
キーイベント監視処理を開始すると先ず、CPU101は、タイマー112により計時を行い、20msec経過するまで待機する(S201)。20msec経過した場合(S201:YES)、CPU101は、キーポートの入力を確認し、操作キー158が押下されていること示す信号の入力があるか否かを判断する(S202)、操作キー158の押下を示す信号の入力がある場合は(S202:YES)、前回に入力があったか否かを示す押下状態情報を確認し、前回入力があったか否かを判断する(S203)。押下状態情報はRAM103に記憶されている。押下状態情報として、入力がなかったことを示す「非押下」が記憶されている場合は(S203:NO)、RAM103に入力があったことを示す「押下」を押下状態情報としてRAM103に記憶する(S204)。これにより、次回のS203においては、前回の入力があったと判断される(S203:YES)。
S204においてRAM103の押下状態情報を記憶した後、キー監視情報のキーイベント情報として「発生」、キー種別情報として、押下されている操作キー258の識別情報、キー状態情報として1秒より短い時間の操作キー258の押下であることを示す「短押」をそれぞれ、RAM103に記憶する(S206)。
S206において、キー監視情報をRAM103に記憶した後、CPU101はタイマー112により計時を開始する(S207)。したがって、この時点から操作キー158の押下が1秒以上継続された場合に、後述のS203において長押の操作が行われたと判断される。
次に、CPU101は上述のメイン処理において、キーイベント監視処理の停止が行われているか否かを判断する(S208)。キーイベント監視処理の停止が行われている場合は(S208:YES)、キーイベント監視処理を終了する。キーイベント監視処理の停止が行われていない場合(S208:NO)、S201へ移行し再び20msec経過するまで待機する。
S203において、押下状態情報が「押下」であった場合には(S203:YES)、上述のS207または後述のS212においてスタートしたカウント値が1秒以上であるか否かを判断する(S209)。これにより利用者により長押が行われたか否かが判断されることになる。
1秒以上でない場合(S209:NO)、すなわち、利用者による長押の操作が完了していない場合は、S208移行する。
1秒以上である場合(S209:YES)、すなわち利用者による長押の操作が完了したと場合は、キーイベント情報として「発生」を記憶し、キー種別情報として押下されている操作キー158の識別情報を記憶し、キー状態情報として「長押」を記憶する(S210)。次にタイマー112によるカウント値をクリアし(S211)、再び、タイマー112によるカウントを開始して(S212)、S208へ移行する。
また、上述のS202において、入力がないと判断した場合は(S202:NO)、CPU101はRAM103の押下状態情報が「押下」であるか否かを判断する(S213)。押下状態情報が「押下」である場合は(S213:YES)、押下状態情報として「非押下」を記憶し(S214)、タイマー112によるカウント値をクリアし(S215)、S205に移行する。
S213において押下状態情報が「非押下」であると判断された場合は(S213)、S205へ移行する。
このようにキーイベント監視処理においては、利用者の操作キー158の操作に応じてキーイベントの発生を監視する。
次にキーイベントが発生した場合に、操作キー158の操作と、表示中の画像に応じて画像を書き換える処理について、上述のメイン処理(図3)のS107の全頁表示処理と、S109の拡大表示処理を例に挙げて説明する。
図7に示すように、全頁表示処理を開始すると、CPU101は利用者により押下されている操作キー158の種別が、次キー156のであるか否かを判断する(S301)。これは、RAM103に記憶されているキー種別情報に基づいて判断される。次キー156である場合は(S301:YES)、全頁表示次キー処理を実行し(S302)、メイン処理に戻る。全頁表示次キー処理では、不揮発性表示パネル106の画像が次キー156の押下に応じた画像に書き換えられる。次キー156でない場合は(S301:NO)、押下されている操作キー158が前キー155であるか否かを判断する(S303)。
前キー155である場合は(S303:YES)、全頁表示前キー処理を実行し(S304)、メイン処理に戻る。全頁表示前キー処理では、不揮発性表示パネル106の画像が前キー155の押下に応じた画像に書き換えられる。前キー155でない場合は(S303:NO)、押下されている操作キー158が拡大キー154であるか否かを判断する(S305)。
拡大キー154である場合は(S305:YES)、全頁表示拡大キー処理を実行し(S306)、メイン処理に戻る。全頁表示拡大キー処理では、不揮発性表示パネル106の画像が拡大キー154の押下に応じた画像に書き換えられる。拡大キー154でない場合は(S305:NO)、その他の操作キー158に応じた画像に書き換えられ(S307)、メイン処理に戻る。
次に、全頁表示次キー処理(S302)の詳細について図8を参照して説明する。全頁表示次キー処理を開始すると、CPU101はRAM103に記憶されたキー状態情報が「短押」であるか否かを判断する(S401)。「短押」である場合には(S401:YES)、CPU101は不揮発性表示パネル106に表示中のページが、表示中のコンテンツの最終ページと一致するか否かを判断する(S402)。この判断は、RAM103に記憶されている表示ページ情報と、表示中のコンテンツのデータが持つコンテンツのページ数とを比較することにより行う。
最終ページと一致しない場合は(S402:NO)、表示ページ情報が示すページを1ページ増加させて、RAM103に新たな表示ページ情報を記憶する(S403)。次にRAM103に記憶されている、表示画面種別情報、表示コンテンツ名情報、表示ページ情報に対応する画像を不揮発性表示パネル106に表示させ(S404)、メイン処理に戻る。
最終ページと一致する場合は(S402:YES)、RAM103に記憶されているループ移動設定が移動する設定であるか否かを判断する(S405)。移動する設定である場合は(S405:YES)、表示ページ情報として先頭ページ、即ちコンテンツの1ページ目に更新し(S406)、上述のS404に移行する。
移動する設定で無い場合は(S405:NO)、CPU101は、LED表示部111を点滅させて(S407)、メイン処理に戻る。
RAM103に記憶されているキー状態情報が「短押」出ない場合、即ち、「長押」の場合は(S401:NO)、S402と同様に表示中のページが最終ページであるか否かを判断する(S408)。最終ページで無い場合は、表示ページ情報を10ページ増加し(S409)、それが最終ページより大きくなるか否かを判断する(S410)。増加させた表示ページ情報が示すページ数が、最終ページが示すページ数よりも大きくなる場合は(S410:YES)、表示ページ情報として最終ページをRAM103に記憶させ(S411)、新たな表示ページ情報が示すページを不揮発性表示パネル106に表示して(S412)、メイン処理に戻る。表示ページ情報が示すページが、最終ページよりも大きくない場合は(S410)、S409において記憶された表示ページ情報が示すページの画像を表示させて(S412)、メイン処理に戻る。
表示中のページが最終ページと一致する場合は(S408:YES)、CPU101はLED表示部111を点滅させる(S413)。そして、RAM103の押下状態情報が、キー監視処理により、「非押下」に変更されるまで待機して(S414)、メイン処理に戻る。
次に、拡大表示処理(図3、S109参照)の詳細について説明する。図8に示すように、拡大表示処理を開始すると、CPU101は利用者により押下されている操作キー158の種別が、次キー156であるか否かを判断する(S501)。これは、RAM103に記憶されているキー種別情報に基づいて判断される。次キー156である場合は(S501:YES)、拡大表示次キー処理を実行し(S502)、メイン処理に戻る。拡大表示次キー処理では、不揮発性表示パネル106の画像が次キー156の押下に応じた画像に書き換えられる。次キー156でない場合は(S501:NO)、押下されている操作キー158が前キー155であるか否かを判断する(S503)。
前キー155である場合は(S503:YES)、拡大表示前キー処理を実行し(S504)、メイン処理に戻る。拡大表示前キー処理では、不揮発性表示パネル106の画像が前キー155の押下に応じた画像に書き換えられる。前キー155でない場合は(S503:NO)、押下されている操作キー158が閉じるキー153であるか否かを判断する(S505)。
閉じるキー153である場合は(S505:YES)、拡大表示閉じるキー処理を実行し(S506)、メイン処理に戻る。拡大表示閉じるキー処理では、不揮発性表示パネル106の画像が閉じるキー153の押下に応じた画像に書き換えられる。閉じるキー153でない場合は(S505:NO)、その他の操作キー158に応じた画像に書き換えられ(S507)、メイン処理に戻る。
次に、拡大表示次キー処理(S502)の詳細にについて図10を参照して説明する。拡大表示次キー処理を開始すると、CPU101はRAM103に記憶された拡大位置情報が、上段であるか否かを判断する(S601)。
上段である場合は(S601:YES)、RAM103の拡大位置情報を中段に更新し(S602)、RAM103に記憶されている、表示画面種別情報、表示コンテンツ名情報、表示ページ情報、拡大位置情報に対応する画像を不揮発性表示パネル106に表示させ(S603)、メイン処理に戻る。
拡大位置情報が上段で無い場合は(S601:NO)、拡大位置情報が中段であるか否かを判断する(S604)。中段である場合は(S604:YES)、RAM103の拡大位置情報を下段に更新し(S605)、S603に移行する。
中段で無い場合は(S604:NO)、RAM103の表示中ページ情報が表示中のコンテンツの最終ページであるか否かを判断する(S606)。最終ページで無い場合は(S606:NO)、表示中ページ情報を1ページ増加させたページに更新した後(S607)、拡大位置情報を上段に更新し(S608)、S603へ移行する。
表示中ページ情報が表示中のコンテンツの最終ページである場合は(S606:YES)、RAM103のキー状態情報が「短押」であるか否かを判断する(S609)。「短押」である場合は(S609:YES)、RAM103のループ移動設定が移動する設定であるか否かを判断する(S610)。ループ移動設定が移動する設定である場合(S610:YES)、表示ページ情報を先頭ページに更新し(S611)、上述のS608へ移行する。
キー状態情報が「短押」でない場合(S609:NO)、もしくは、ループ移動設定が移動する設定で無い場合(S610:NO)、CPU101は、LED表示部111を点滅させて(S612)、RAM103の押下状態情報が、キー監視処理により「非押下」に変更されるまで待機して(S613)、メイン処理に戻る。
図11の画面遷移図を参照し、ループ機能設定が「移動する」設定になっている場合に、全頁表示画面で前キー155若しくは次キー156が短押されたときの画面の遷移について説明する。図11は、100ページからなるコンテンツの100ページ目を表示しているときの画面の遷移の一例を示す。100ページを表示中に前キー155が押下されると、1ページ前の99ページに書き換えられる。99ページを表示中に、次キー156が押下されると100ページに書き換えられる。また、100ページの画像を表示中に次キー156が押下されると、最初の1ページに書き換えられる。1ページの画像を表示中に前キー155が押下されると最後の100ページに書き換えられる。尚、ループ機能設定が「移動しない」設定になっている場合は、100ページを表示中に次キー156が押下された場合は、1ページの画像には書き換えられずLEDがエラー点滅する。1ページの画像を表示中に前キー155が押下された場合も、100ページの画像には書き換えられずにLEDがエラー点滅する。
図12を参照し、100ページからなるコンテンツを全頁表示画面で表示中に利用者が次キー156を長押しした場合の画面の遷移を例にとって説明する。75ページを表示中に、利用者が次キー156の長押しを開始した場合、まず、76ページに書きかられ、その後、1秒毎に次キー156の押下が継続と判断されるため、1ページごとに10ページずつページが書き換えられる。76ページが表示された後、1秒後には86ページが表示される。86ページが表示された後、1秒後には96ページが表示される。96ページに10加算すると106となり、最終ページの100よりも大きいため、96ページが表示された後、1秒後には100ページ、即ち最終ページが表示される。100ページが表示された後、さらに継続して1秒間次キー156の押下が続けられても不揮発性表示パネル106の表示は書き換えられずLEDがエラー点滅する。100ページを表示後は、次キー156を押下し続けても先頭ページの1ページには書き換えられない。したがって、1ページを表示させたい場合は、利用者は一度次キー156の押下をやめて再度次キー156を押下すれば、1ページを表示することができる。
拡大表示画面での画像の遷移の一例を、図13を用いて説明する。全部で3ページのコンテンツを表示中の例を挙げて説明する。ループ機能設定が「移動する」設定になって要る場合は、次のとおりである。3ページ目の画像の上段を表示中に次キー156が押下された場合、3ページの中段の画像に書き換えられる。3ページの中段の表示中に次キー156が押下された場合、3ページの下段の画像に書き換えられる。そして、3ページの下段の画像を表示中に次キーが押下された場合は、1ページの上段が表示されることになる。一方、3ページの上段を表示中に、利用者が長押しを開始した場合は、次のようになる。利用者が次キー156の押下を行うと、先ず、3ページの中段に書き換えられる。その後、継続して1秒間押下が継続されていると、3ページの下段に書き換えられる。そして、その後1秒間押下が継続されても不揮発性表示パネル106の画像は書換えられず、LEDがエラー点滅する。
以上、本発明が適用された第一実施形態の表示装置100について説明したが、本発明はこれに限定されない。
上述の第一実施形態としては所定の順序で配列する画像群として、画像のコンテンツの各ページの画像群や、画像コンテンツの各ページを拡大して三分割し、90度回転した画像の画像群を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
たとえば表示装置100において、多数のコンテンツを複数のフォルダに分割して格納する場合などが考えられる。この場合、表示するコンテンツが格納されたフォルダを利用者に選択させるために、フォルダの一覧を表示して、利用者に選択させるフォルダ一覧画面を表示させる。このとき、フォルダ一覧が1画面に収まらず複数ページにわたる場合に、本発明を適用してもよい。フォルダ一覧が3つの画像にわたる場合の画面遷移の例について、図14、15を参照し説明する。
図14を参照して、利用者が1秒よりも短い時間でキーの押下を止める短押しを行った場合の画面の遷移について説明する。図14に示すように、1ページ目のファイル一覧の画像では、各選択キー157の対応する位置に「最終へ」の項目と、格納されているフォルダのうち10個のフォルダ名と、「次へ」の項目とが表示されている。「最終へ」の項目に対応する位置の選択キー157を、以下の説明ではBキーと称す。また「次へ」の項目に対応する位置の選択キー157を以下の説明ではZキーと称す。フォルダ名に対応する位置の選択キー157が押下されると、その押下された選択キーに対応する位置のフォルダ内に格納されているコンテンツのコンテンツ名、または、フォルダ名の一覧が表示されることとなる。
フォルダ一覧の1ページ目を表示中に、Zキーまたは次キー156が押下されると、2ページ目のフォルダ一覧の画像に書き換わる。2ページ目のフォルダ一覧では、1ページ目で「最終へ」の項目が表示されていた位置に「前へ」の項目が表示される。2ページ目のフォルダ一覧を表示中に、Zキーまたは次キー156が押下されると、3ページ目のフォルダ一覧の画像に書き換わる。3ページ目のフォルダ一覧では、1ページ目で「次へ」の項目が表示されていた位置に「先頭へ」の項目が表示される。3ページ目のフォルダ一覧を表示中にZキーまたは次キー156が押下されると、1ページ目のフォルダ一覧が表示される。このように、Zキーまたは次キー156が順次押下されることにより、フォルダ一覧のページが順次書き換えられることとなる。
一方フォルダ一覧の1ページ目を表示中に、Bキーまたは前キー155が押下されると、3ページ目のフォルダ一覧の画像に書き換わる。また、3ページ目のフォルダ一覧を表示中に、Bキーまたは前キー155が押下されると、2ページ目のフォルダ一覧の画像に書き換わる。また、2ページ目のフォルダ一覧の画像を表示中にBキーまたは前キー155が押下されると、1ページ目のフォルダ一覧の画像に書き換わる。
図15を参照して利用者が長押しをした場合における画面遷移の一例を説明する。1ページ目のフォルダ一覧を表示中に、利用者が次キー156の長押しを開始した場合を例に挙げて説明する。1ページ目のフォルダ一覧を表示中に利用者が次キー156の押下を開始すると、先ず、2ページ目のフォルダ一覧に書き換えられる。その後、1秒間押下が続けられると、3ページ目のフォルダ一覧に書き換えられる。3ページ目のフォルダ一覧に書き換えられた後、1秒以上押下が継続されても、1ページ目のフォルダ一覧には書き換えられず、LEDがエラー点滅する。3ページ目のフォルダ一覧を表示後、1ページ目のフォルダ一覧を表示させる場合は、利用者は一度次キー156の押下を止め、再度次キー156を押下することで、1ページ目のフォルダ一覧の画像に書換えることが可能である。Zキーの押下でも次キー156と同様にフォルダ一覧の画像は遷移する。これらのフォルダ一覧の画像の基となる基データは、ファームウェアを記憶したROM102や、フォルダ名や、コンテンツ名のデータを記憶したメモリカード110に記憶されている。
尚、特許請求の範囲に記載の所定の順序は、昇順であっても良いし、降順であっても良い。
100 表示装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 EEPROM
105 表示コントローラ
106 不揮発性表示パネル
107 電源制御部
108 バッテリー
109 メモリカードインターフェース
110 メモリカード
111 LED表示部
112 タイマー
150 操作部
200 アダプタ

Claims (5)

  1. 所定の順序で配列する画像群の基データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された基データに基づいて画像を表示する表示部と、
    所定操作を検知する操作部と、
    前記操作部にたいして前記所定操作が継続して行われていることを所定時間経過ごとに検知する継続検知部と、
    前記表示部に表示する画像を書き換える制御を行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記操作部により所定操作が検知された場合、順序が最後以外の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、表示中の画像よりも順序が後ろの画像に書換え、
    前記操作部により所定操作が検知された場合、順序が最後の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、順序が最初の画像に書換え、
    前記継続検知部により前記所定操作の継続が検知される毎に、順序が最後以外の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、表示中の画像よりも順序が後ろの画像に書換え、
    前記継続検知部により前記所定操作の継続が検知された場合に、順序が最後の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を書き換えない、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記制御部は、
    前記継続検知部により前記所定操作の継続が検知される毎に、順序が最後以外の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、表示中の画像よりも順序が2つ以上後の画像に書換え、
    前記順序が2つ以上後の画像が存在しない場合は、順序が最後の画像に書き換えることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示部以外の出力部を備え、
    前記制御部が、前記継続検知部により前記所定操作の継続が検知された場合に、順序が最後の画像が表示されているときは、前記出力部により最後の画像が表示されたことを報知するための出力を行うことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記表示部が、画像を書換え後電力供給が絶たれても表示の維持がされる不揮発性表示部であることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 所定の順序で配列する画像群の基データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された基データに基づいて画像を表示する表示部と、
    所定操作を検知する操作部と、を備えた表示装置のコンピュータに、
    前記操作部にたいして前記所定操作が継続して行われていることを所定時間経過ごとに検知する継続検知ステップと、
    前記表示部に表示する画像を書き換える制御を行う制御ステップと、
    を実行させ、
    前記制御ステップとして、
    前記操作部により所定操作が検知された場合、順序が最後以外の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、表示中の画像よりも順序が後ろの画像に書換え、
    前記操作部により所定操作が検知された場合、順序が最後の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、順序が最初の画像に書換え、
    前記継続検知ステップにより前記所定操作の継続が検知される毎に、順序が最後以外の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を、表示中の画像よりも順序が後ろの画像に書換え、
    前記継続検知ステップにより前記所定操作の継続が検知された場合に、順序が最後の画像が表示されているときは、前記表示部に表示中の画像を書き換えない、ステップを実行させることを特徴とする表示装置のプログラム。
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