JP2011022513A - 取付部材及び接続部品収容体 - Google Patents

取付部材及び接続部品収容体 Download PDF

Info

Publication number
JP2011022513A
JP2011022513A JP2009169522A JP2009169522A JP2011022513A JP 2011022513 A JP2011022513 A JP 2011022513A JP 2009169522 A JP2009169522 A JP 2009169522A JP 2009169522 A JP2009169522 A JP 2009169522A JP 2011022513 A JP2011022513 A JP 2011022513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
wiring
image
main body
control board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009169522A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Ueno
裕史 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2009169522A priority Critical patent/JP2011022513A/ja
Publication of JP2011022513A publication Critical patent/JP2011022513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

【課題】取付部材40が被取付部としての第2筐体12及び接合部材30から外れにくくする。
【解決手段】配線50の弾性力により、突出部36の差込方向である下方へ本体42が押される。このため、取付部材40が第2筐体12及び接合部材30から外れることが抑制される。
【選択図】図11

Description

本発明は、取付部材及び接続部品収容体に関する。
特許文献1には、電装部50から装置本体12へ配線された電線54が、電装部50を開く方向に押圧し、電装部50の開状態を保持するように構成された画像形成装置が開示されている。
特開2007−114273号公報(図2)
本発明は、配線の弾性力により取付部材の被取付部への取付状態が維持されるようにすることを課題とする。
請求項1の発明は、被取付部に形成された被差込部に差し込まれる差込部と、前記差込部が形成され、その差込部が前記被差込部に差し込まれることにより前記被取付部に取り付けられる本体と、前記被取付部に少なくとも一端側が固定される配線の弾性力により前記差込部の前記被差込部への差込方向へ前記本体が押されるように前記配線を湾曲状態で支持する支持部と、を備える取付部材である。
請求項2の発明は、前記支持部は、径の異なる複数の配線を支持可能とされ、前記複数の配線のうち、他の配線よりも大径である配線を前記他の配線よりも曲率が大きくなるように支持する請求項1に記載の取付部材である。
請求項3の発明は、前記差込部は、前記被差込部に対して重力方向の下方へ差し込まれ、前記本体は、前記配線によって下方へ押される請求項1又は請求項2に記載の取付部材である。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の取付部材と、前記取付部材の前記支持部によって支持された配線が電気的に接続される接続部品を収容し、前記被取付部とされる筐体と、を備える接続部品収容体である。
本発明の請求項1の構成によれば、配線の弾性力により取付部材の被取付部への取付状態が維持される。
本発明の請求項2の構成によれば、複数の配線のうち、他の配線よりも大径である配線を、前記他の配線よりも曲率が大きくなるように支持する支持部を有していない場合に比べ、取付部材が被取付部から外れにくくなる。
本発明の請求項3の構成によれば、被差込部に対して重力方向の下方へ差し込まれる差込部及び配線によって下方へ押される本体を有していない場合に比べ、取付部材が被取付部から外れにくくなる。
本発明の請求項4の構成によれば、配線の弾性力により差込部の差込方向へ本体が押されるように配線を支持する支持部を有していない場合に比べ、取付部材が筐体から外れにくくなる。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 図2は、本実施形態に係る制御基板収容体の画像記録装置への取り付け状態を示す概略図である。 図3は、本実施形態に係る制御基板収容体における第1筐体及び第2筐体の構成を示す斜視図である。 図4は、図3とは反対側から見た場合の第1筐体及び第2筐体の構成を示す斜視図である。 図5は、本実施形態に係る制御基板収容体における第1筐体、第2筐体及び接合部材の構成を示す斜視図である。 図6は、本実施形態に係る制御基板収容体における接合部材の構成を示す斜視図である。 図7は、図6とは反対側から見た場合の接合部材の斜視図である。 図8は、本実施形態に係る制御基板収容体において、取付部材を第2筐体及び接合部材に取り付けるための構成を示す斜視図である。 図9は、本実施形態に係る制御基板収容体における取付部材の構成を示す斜視図である。 図10は、図9とは反対側から見た場合の取付部材の斜視図である。 図11は、本実施形態に係る取付部材への配線の取り付け状態を示す斜視図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(本実施形態に係る画像形成装置の構成)
まず、本実施形態に係る画像形成装置の構成を説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。
本実施形態に係る画像形成装置100は、用紙等の記録媒体Pに画像を記録する画像記録装置110と、原稿の画像を読み取る画像読取装置170とを備えている。画像読取装置170は、画像形成装置100の上部に配置され、画像記録装置110は、画像形成装置100の下部に配置されている。
画像読取装置170は、原稿の画像を読み取り、その読み取った画像を画像信号に変換するようになっている。画像記録装置110は、画像読取装置170が変換した画像信号に基づいて記録媒体Pへ画像を記録するようになっている。
画像読取装置170は、上部に配置され原稿を搬送する搬送装置172と、下部に配置され搬送装置172に搬送される原稿の画像を読み取る読取部174と、を備えている。搬送装置172は、原稿が収容される原稿収容部176と、原稿が排出される原稿排出部178と、原稿を原稿収容部176から原稿排出部178へ搬送する搬送部180とを備えている。搬送部180は、原稿を搬送する複数の搬送ロール180Aで構成されている。
読取部174は、搬送される原稿に光を照射する光照射部182と、原稿で反射された反射光を結像レンズ184へ導く複数のミラー186と、複数のミラー186から得られた光学像を結像する結像レンズ184と、結像レンズ184によって結像された光学像を光電変換する変換素子190と、を備えている。
また、搬送装置172は、読取部174に対して開閉可能に取り付けられている。読取部174は、搬送装置172が開放された状態において、読取部174上に載せられた原稿に対して光照射部182及び複数のミラー186を走査することにより、原稿の画像を読み取れる構成とされている(図1の二点鎖線参照)。変換素子190によって得られた画像信号は、処理装置188によって画像記録装置110の後述する露光装置116へ送られるようになっている。
次に、本実施形態に係る画像記録装置110の構成について説明する。
画像記録装置110は、用紙等の記録媒体Pが収容される記録媒体収容部120と、記録媒体Pにトナー画像を形成する画像形成部123と、記録媒体収容部120から画像形成部123へ記録媒体Pを搬送する搬送部160と、画像形成部123によって形成されたトナー画像を記録媒体Pに定着させる定着装置136と、定着装置136によってトナー画像が定着された記録媒体Pが排出される記録媒体排出部140と、記録媒体収容部120・画像形成部123・搬送部160・定着装置136・記録媒体排出部140が収容される装置本体150と、を備えている。
画像形成部123は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像が形成される画像形成ユニット133Y、133M、133C、133Kと、画像形成ユニット133Y、133M、133C、133Kで形成されたトナー画像が転写される中間転写体の一例としての中間転写ベルト113と、画像形成ユニット133Y、133M、133C、133Kで形成されたトナー画像を中間転写ベルト113に転写するための第1転写部材の一例としての第1転写ロール115と、中間転写ベルト113に転写されたトナー画像を記録媒体Pに転写するための第2転写部材の一例としての第2転写ロール132と、を備えている。
画像形成ユニット133Y、133M、133C、133Kは、形成されたトナー画像を保持する像保持体として、一方向(図1における反時計方向)へ回転する感光体ドラム112をそれぞれ有している。
各感光体ドラム112の周囲には、感光体ドラム112の回転方向上流側から順に、感光体ドラム112を帯電させる帯電装置114と、帯電した感光体ドラム112を露光して感光体ドラム112に静電潜像を形成する露光装置116と、感光体ドラム112に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置118と、トナー画像が中間転写ベルト113に転写された後に感光体ドラム112の表面に残留しているトナーを除去する除去装置144と、が設けられている。露光装置116は、処理装置188から送られた画像信号に基づき静電潜像を形成するものである。
中間転写ベルト113は、第2転写ロール132に対向する対向ロール134及び支持ロール146によって支持され、感光体ドラム112と接触しながら一方向(図1において時計回り方向)へ循環移動するようになっている。
第1転写ロール115は、中間転写ベルト113を挟んで、感光体ドラム112に対向している。第1転写ロール115と感光体ドラム112との間が、感光体ドラム112に形成されたトナー画像が中間転写ベルト113に転写される第1転写位置とされている。
第2転写ロール132は、中間転写ベルト113を挟んで対向ロール134と対向している。第2転写ロール132と対向ロール134との間が、中間転写ベルト113に第1転写されたトナー画像が記録媒体Pに転写される第2転写位置とされている。
搬送部160は、記録媒体収容部120に収容された記録媒体Pを送り出す送出ロール126と、送出ロール126によって送り出された記録媒体Pを第2転写位置へ搬送する搬送ロール対164と、を備えている。
定着装置136は、第2転写位置より搬送方向下流側に配置されており、第2転写位置で転写されたトナー画像を記録媒体Pへ定着させる。定着装置136よりも搬送方向下流側には、記録媒体Pを記録媒体排出部140へ排出する排出ロール対142が配置されている。
次に、本実施形態に係る画像形成装置において、原稿の画像を記録媒体Pへ複写する場合の複写動作について説明する。
本実施形態に係る画像読取装置170は、原稿の画像を読み取り、その読み取った画像を画像信号に変換し、その画像信号を露光装置116に送る。
一方、本実施形態に係る画像記録装置110では、記録媒体収容部120から送り出された記録媒体Pが、搬送ロール対164によって第2転写位置へ送り込まれる。
画像形成ユニット133Y、133M、133C、133Kでは、露光装置116が画像読取装置170から取得した画像信号に基づく静電潜像を感光体ドラム112に形成し、その静電潜像に基づくトナー画像が形成される。画像形成ユニット133Y、133M、133C、133Kで形成された各色のトナー画像は、第1転写位置にて中間転写ベルト113に重ねられて、カラー画像が形成される。そして、記録媒体Pは、第2転写位置にて中間転写ベルト113に形成されたカラー画像が転写される。
トナー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置136へ搬送され、転写されたトナー画像が定着装置136により定着される。トナー画像が定着された記録媒体Pは、排出ロール対142により記録媒体排出部140へ排出される。以上のように、一連の画像形成動作が行われる。
なお、画像記録装置110の構成としては、上記の構成に限られず、例えば、中間転写体を有さない直接転写型の画像記録装置でもよく、インクジェット方式による画像記録装置でもよい。また、上記以外の構成により画像が記録可能な画像記録装置としてもよい。
また、画像形成装置100としては、例えば、画像読取装置170を有さず、画像記録装置110のみを備える装置であってもよい。
(本実施形態に係る制御基板収容体の構成)
次に、接続部品を収容する接続部品収容体の一例としての、本実施形態に係る制御基板収容体の構成を説明する。図2〜図11は、本実施形態に係る制御基板収容体10の構成を示す概略図である。
本実施形態に係る制御基板収容体10は、配線が接続される接続部品の一例としての制御基板を収容する収容体であり、図2に示すように、画像記録装置110の装置本体150に対して開閉可能に取り付けられている。
なお、接続部品としては、制御基板に限られず、例えば、電子部品や電気機械であってもよく、配線が接続されるものであればよい。また、図2においては、画像記録装置110の装置本体150を簡略化して示している。
制御基板収容体10は、画像記録装置110の装置本体150側に配置された端部が、装置本体150にヒンジ154によって回転可能に取り付けられた取付端部10Aのヒンジ154とされている。この取付端部10Aとは反対側の自由端部10Bが取付端部10Aを回転中心に装置本体150側へ回転することにより制御基板収容体10が装置本体150に対して閉鎖され、自由端部10Bが取付端部10Aを回転中心に装置本体150から離れる方向へ回転することにより制御基板収容体10が装置本体150に対して開放されるように構成されている。
なお、図2には、制御基板収容体10の開放状態を示している。また、取付端部10Aは、具体的には、画像記録装置110の装置本体150側に配置される後述の第2筐体12に形成されている。
制御基板収容体10の開放状態においては、制御基板収容体10の閉鎖状態で装置本体150に対向する対向壁(具体的には、後述の側壁11A及び側壁12A)が露出される。この露出された対向壁側から制御基板収容体10にアクセスして、部品の交換や保守点検等が行われるようになっている。すなわち、制御基板収容体10の開放状態が制御基板収容体10のメンテナンス姿勢とされる。
また、制御基板収容体10の閉鎖状態においては、制御基板収容体10を覆う外装部材152が装置本体150に取り付けられるように構成されている。すなわち、制御基板収容体10の閉鎖状態が制御基板収容体10の格納姿勢とされる。
制御基板収容体10は、第1制御基板21(図4参照)を収容する第1筐体11と、第2制御基板22(図4参照)を収容し第1筐体11に接合される第2筐体12と、第1筐体11と第2筐体12とに接合される接合部材30と、配線50を支持し第2筐体12と接合部材30とに跨って取り付けられる取付部材40とを備えている。
第1筐体11は、図3及び図4に示すように、第2筐体12の斜め上方(図3における右斜め上方)に配置された状態で第2筐体12に接合されている。また、第1筐体11は、略直方体形状の箱体で構成されており、図4に示すように、その内部に第1制御基板21が収容されている。この第1制御基板21は、外部のホストコンピュータ等からの画像データの取得、画像処理、画像形成タイミング等を管理し、第2制御基板22に対して動作を指示するようになっている。
第1筐体11は、制御基板収容体10の閉鎖状態で装置本体150に対向する第1側壁11Aと、第1側壁11Aの側縁から連続して形成され第2筐体12側に配置される第2側壁11Bと、第1側壁11A及び第2側壁11Bの上縁から連続して形成された上壁11Cと、上壁11Cと対向し第1側壁11A及び第2側壁11Bの下縁から連続して形成された下壁11Dとを備えている。第1筐体11は、図4に示すように、第1側壁11A及び第2側壁11Bに対向する側は開放されている。
第1筐体11には、第1制御基板21に設けられた接続端子23が露出される開口部11Eが形成されている。開口部11Eは、第1側壁11Aの第2側壁11B(第2筐体12)側及び第2側壁11Bの第1側壁11A側に跨って形成されている。
第2筐体12は、略直方体形状の箱体で構成されており、その内部に第2制御基板22が収容されている。第2制御基板22は、第1制御基板21の指示に基づき、画像形成装置100全体の各部の動作を制御するように構成されている。
また、第2筐体12は、制御基板収容体10の閉鎖状態で装置本体150に対向する第1側壁12Aと、第1側壁12Aの側縁から連続して形成され互いが対向する一対の第2側壁12Bと、第1側壁12A及び第2側壁12Bの上縁から連続して形成された上壁12Cと、上壁12Cと対向し第1側壁12A及び第2側壁12Bの下縁から連続して形成された下壁12Dとを備えている。
第2筐体12は、第1側壁12Aに対向する側が開放されている。第2筐体12の第1側壁12Aは、第1筐体11が配置された側の斜め上方側の角部を矩形状に切り欠けた形状をしている。第2筐体12は、第2筐体12の切り欠け部分の側端12Eが第1筐体11の第2側壁11Bの一部に接触し、第2筐体12の切り欠け部分の上端12Fが第1筐体11の下壁11Dの一部に接触した状態で、第1筐体11に接合されている。
第2筐体12には、第1筐体11の下壁11D及び第1側壁11Aに沿って屈曲され、第1筐体11の下壁11D及び第1側壁11Aに接合される接合板12Gが、切り欠け部分の上端12Fから連続して形成されている。接合板12Gと第1筐体11の下壁11D及び第1側壁11Aとは、例えば、スポット溶接により接合される。
第1筐体11の第1側壁11Aの外面は、第2筐体12の第1側壁12Aの外面よりも制御基板収容体10の閉鎖状態における装置本体150側に張り出しており、第1筐体11の第1側壁11Aの外面と第2筐体12の第1側壁12Aの外面との間に段差が形成されている。
また、第2筐体12には、被差込部の一例としての差込孔32が形成されている。この差込孔32は、第2筐体12の第1側壁12Aに複数形成されている。具体的には、3つの差込孔32が、ヒンジ154と開口部11Eとの間に、第2筐体12の第1側壁12Aの上下方向に沿って形成されている。
接合部材30は、図5に示すように、第1筐体11と第2筐体12との間において、第1筐体11及び第2筐体12に接合されるように構成されている。
接合部材30は、図6及び図7に示すように、側板30Aと、側板30Aの側縁から連続して形成され第1筐体11の第2側壁11Bに接合される第1接合板30Bと、第1接合板30Bの側縁から連続して形成され第2筐体12の第1側壁12Aと接合される第2接合板30Cと、第1接合板30Bから連続して形成され第1筐体11の第1側壁11Aと接合される第3接合板30Dと、側板30Aの第1接合板30Bとは反対側の側縁から連続して形成され第1側壁12Aに徐々に近づくように傾斜する傾斜板30Eと、傾斜板30Eから連続して形成され第2筐体12の第1側壁12Aと接合される第4接合板30Fと、を備えて構成されている。
第1接合板30B、第2接合板30C、第3接合板30D及び第4接合板30Fは、それぞれ、第1筐体11の第2側壁11B、第2筐体12の第1側壁12A、第1筐体11の第1側壁11A及び第2筐体12の第1側壁12Aに対して、例えば、スポット溶接により接合されている。また、側板30Aには、第2接合板30Cをスポット溶接する際の電極を差し入れるための開口30Gが形成されている。
また、接合部材30には、被差込部の一例としての差込孔32が形成されている。この差込孔32は、接合部材30の側板30Aの下部に1つ形成されている。また、接合部材30には、被差込部の一例としての差込凹部34が側板30Aの上端部に形成されている。
なお、本実施形態においては、差込孔32に代えて差込凹部34を用いてもよく、差込凹部34に替えて差込孔32を用いてもよい。また、被差込部としては、差込孔32及び差込凹部34に限られず、例えば、溝部であってもよく、後述する差込部が差し込まれるものであればよい。
取付部材40は、図8に示すように、第2筐体12と接合部材30とに跨って取り付けられる本体42を備えており、第2筐体12及び接合部材30は、取付部材40の本体42が取り付けられる被取付部の一例をなしている。なお、取付部材40の本体42は、第2筐体12、接合部材30及び第1筐体11の少なくとも1つに取り付けられるようになっていればよい。
本体42は、図9及び図10に示すように、その取付状態において接合部材30の側板30Aに対向する第1対向板42Aと、その取付状態において接合部材30の傾斜板30Eに対向する第2対向板42Bと、その取付状態において第2筐体12の第1側壁12Aに対向する第3対向板42Cと、を備えて構成されている。
第2対向板42Bは、第1対向板42Aの側縁から連続すると共に、第1対向板42Aに対して傾斜して形成されている。第3対向板42Cは、第2対向板42Bの側縁から連続すると共に、第1対向板42Aに沿った方向に形成されている。
第2対向板42B及び第3対向板42Cは、取付部材40の取付状態における下端縁が、第1対向板42A側に向かって徐々に下方へ下るように形成されており、差込孔32の差込方向に沿った幅が第1対向板42A側にいくにつれて徐々に広がっている。
取付部材40の第3対向板42Cには、第2筐体12の3つの差込孔32にそれぞれ差し込まれる差込部の一例としての突出部36が形成されている。3つの突出部36は、取付部材40の上下方向に沿って形成されており、第3対向板42Cの下端部及び上端部と、その間の中間部とにそれぞれ形成されている。第3対向板42Cの中間部に形成された突出部36は、先端に折り返し部36Aが形成されたスナップフィットとして構成されている。
スナップフィットとして構成された突出部36は、差込孔32に差し込まれると共に、折り返し部36Aが、第2筐体12の第1側壁12Aに形成された抜け止め孔37に入り込んで抜け止めされる。
また、取付部材40の第1対向板42Aには、接合部材30の差込孔32及び差込凹部34にそれぞれ差し込まれる差込部の一例としての突出部36が形成されている。この突出部36は、取付部材40の下端部及び上端部にそれぞれ上下方向に沿って形成されている。
すなわち、これらの5つの突出部36は、下方に向けて形成されており、差込孔32及び差込凹部34に対して上方から下方へ向けて差し込まれるように構成されている。そして、その突出部36が差込孔32及び差込凹部34に差し込まれることにより、本体42が第2筐体12及び接合部材30に取り付けられる。
取付部材40の第1対向板42Aの上端には、接合部材30の側板30Aの角部(エッジ)を被覆する被覆部44が形成されている。
また、取付部材40は、配線50の弾性力により突出部36の差込方向へ本体42が押されるように、配線50を支持する支持部48、49を備えている。
支持部48は、図11に示すように、配線50が配線される配線経路に沿って複数配置されており、各配線50が複数の支持部48によって支持されるようになっている。したがって、配線50の配線経路は、複数の支持部48の配置経路によって規定される。
また、最下部に配置された支持部49は、単体で配線50を支持する構成されており、配線50が配線される配線経路に沿って延びるように設けられている。したがって、支持部49においては、配線50の配線経路は、支持部49の形成方向によって規定される。
また、支持部48及び支持部49には、配線50の配線経路に沿って、配線50を案内する案内面48A及び案内面49Aが形成されている。支持部48及び支持部49の上側には、配線50の配線経路の一部において、支持部48及び支持部49に支持された配線50の上側への移動を規制する規制部45が配置されている。
また、支持部48及び支持部49には、支持部48及び支持部49に支持された配線50を側方に抜け止めするための抜け止め部46が形成されている。
本実施形態では、複数の支持部48による配線経路及び支持部49による配線経路は、突出部36の差込方向へ(本実施形態において下方へ)凸状となるように湾曲するようになっており、複数の支持部48及び支持部49は、突出部36の差込方向へ(本実施形態において下方へ)配線50が膨らむように配線50を湾曲させて支持するようになっている。これにより、取付部材40には、湾曲された状態の配線50の弾性力が作用し、その取付部材40が差込方向へ(本実施形態において下方へ)押されるようになっている。
また、複数の支持部48によって複数(本実施形態において3本)の配線経路が形成されており、複数(本実施形態において3本)の配線経路が形成する複数の支持部48と、支持部49とによって、複数(本実施形態において4本)の配線50を支持可能とされている。複数の支持部48及び支持部49によって支持される配線50は、第3対向板42Cの上部から第1対向板42Aに向けて、上下方向に広がるように配置される。
支持部48及び支持部49は、径の異なる複数の配線50を支持可能とされており、最下側に配置された支持部49による配線経路において、他の配線経路に比べて、経路幅が大きくされており、最も大径の配線が配線可能とされている。なお、支持部48及び支持部49による配線経路の経路幅は、例えば、配線50を上下両側から挟むように配置された支持部48及び支持部49と規制部45との間隔によって規定される。
本実施形態では、4本の配線50のうち最も大径とされた配線50Aは、第3対向板42C及び第2対向板42Bの下端に沿って配置され、他の配線50よりも曲率が大きくなるように、支持部49によって支持されるようになっている(図11参照)。なお、複数の配線のうち、他の配線よりも大径である配線が、他の配線よりも曲率が大きくなるように支持されていればよく、必ずしも最大径の配線50Aが、他の配線50よりも曲率が大きくなるように、支持部48及び支持部49によって支持される必要はない。
また、配線50は、一端部が、第2筐体12の取付端部10Aの上部に配置された取付部52に取り付けられることにより固定され、他端部が、開口部11Eを通じて第1制御基板21の接続端子23に接続されることにより固定される。
(本実施形態に係る画像形成装置の作用)
次に、本実施形態に係る画像形成装置の作用を説明する。
第2筐体12の差込孔32及び接合部材30の差込孔32と差込凹部34に対して、取付部材40の突出部36を上方から下方へ差し込むことにより、取付部材40が第2筐体12及び接合部材30に取り付けられる。さらに、取付状態の取付部材40の支持部48及び支持部49に配線50を支持させる。このとき、4本の配線50のうち最も大径とされた配線50Aが、他の配線50よりも曲率が大きくなるように支持部49に支持される。
したがって、配線50の弾性力(特に配線50Aの弾性力)により、突出部36の差込方向である下方へ本体42が押される。このため、取付部材40が第2筐体12及び接合部材30から外れることが抑制される。
なお、支持部48及び支持部49は、配線50の直線状に戻ろうとする復帰力により突出部36の差込方向へ本体42が押されるように、配線50を曲げた状態で支持する構成であってもよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、種々の変形、変更、改良が可能である。
10 制御基板収容体(接続部品収容体の一例)
11 第1筐体(被取付部の一例)
12 第2筐体(被取付部の一例)
21 制御基板(接続部品の一例)
30 接合部材(被取付部の一例)
32 差込孔(被差込部の一例)
34 差込凹部(被差込部の一例)
36 突出部(差込部の一例)
40 取付部材
42 本体
46 支持部
50 配線
52 取付部(被取付部の一例)

Claims (4)

  1. 被取付部に形成された被差込部に差し込まれる差込部と、
    前記差込部が形成され、その差込部が前記被差込部に差し込まれることにより前記被取付部に取り付けられる本体と、
    前記被取付部に少なくとも一端側が固定される配線の弾性力により前記差込部の前記被差込部への差込方向へ前記本体が押されるように前記配線を湾曲状態で支持する支持部と、
    を備える取付部材。
  2. 前記支持部は、径の異なる複数の配線を支持可能とされ、前記複数の配線のうち、他の配線よりも大径である配線を前記他の配線よりも曲率が大きくなるように支持する請求項1に記載の取付部材。
  3. 前記差込部は、前記被差込部に対して重力方向の下方へ差し込まれ、
    前記本体は、前記配線によって下方へ押される請求項1又は請求項2に記載の取付部材。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の取付部材と、
    前記取付部材の前記支持部によって支持された配線が電気的に接続される接続部品を収容し、前記被取付部とされる筐体と、
    を備える接続部品収容体。
JP2009169522A 2009-07-17 2009-07-17 取付部材及び接続部品収容体 Pending JP2011022513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009169522A JP2011022513A (ja) 2009-07-17 2009-07-17 取付部材及び接続部品収容体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009169522A JP2011022513A (ja) 2009-07-17 2009-07-17 取付部材及び接続部品収容体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011022513A true JP2011022513A (ja) 2011-02-03

Family

ID=43632610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009169522A Pending JP2011022513A (ja) 2009-07-17 2009-07-17 取付部材及び接続部品収容体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011022513A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7957689B2 (en) Image forming apparatus
CN103369179B (zh) 图像处理装置
EP2990362B1 (en) Sheet storage cassette, and image forming apparatus having the same
CN110262205B (zh) 鼓盒和成像设备
JP2007067811A (ja) 画像形成装置
US20220342359A1 (en) Image forming apparatus
JP7353778B2 (ja) 画像形成装置
JP2005258025A (ja) 画像形成装置
JP2002258565A (ja) 画像形成装置
JP5723860B2 (ja) 画像形成装置
JP2007286395A (ja) 画像形成装置および複合機
JP5380414B2 (ja) 画像形成装置、複数の筐体を有する装置、連結機構及び筐体
JP5786529B2 (ja) 画像形成装置
US8781354B2 (en) Image-forming apparatus
JP2007296781A (ja) 画像形成装置
JP2011022513A (ja) 取付部材及び接続部品収容体
JP5470229B2 (ja) 電気機器および画像形成装置
JP5881001B2 (ja) 画像形成装置
JP2013191797A (ja) シールドケース、シールドケースユニット及び画像形成装置
JP2004087692A (ja) 電装基板収納装置、およびそれを備える電子機器
JP5794026B2 (ja) 画像形成装置
JP2010002710A (ja) 画像形成装置
JP5061503B2 (ja) 画像形成装置
JP2005162342A (ja) 用紙処理装置
JP4009472B2 (ja) 画像形成装置