JP2011020249A - 工業用刃物の取替えユニット - Google Patents

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Yoshikazu Kimura
義和 木村
Masato Tsuchiya
雅人 土屋
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Arkray Inc
Kyoto Daiichi Kagaku KK
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Abstract

【課題】 ミシン胴での工業用刃物の取替えに際し、調整等がなく短時間で取替えが可能な工業用刃物の取替えユニットを提供する。
【解決手段】 固定板4に工業用刃物3を固着させるためのマグネット部7を形成する。さらにミシン胴1に設けられた工業用刃物取付用の溝2に固着させるためのマグネット部7を形成する。そして工業用刃物3をミシン1から一定量突出させるための段差部6を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、ミシン胴等に取り付けるミシン刃等の工業用刃物を容易に交換することが出来る工業用刃物の取替えユニットに関する。詳しくは特に長尺状の用紙やフィルムシート等を切断したり、ミシン目を入れるための工業用刃物が磨耗した際に、短時間で容易に交換することが可能な工業用刃物の取替えユニットに関する。
従来、ミシン胴にミシン刃等の工業用刃物を取り付ける方法は、図1に示すようにミシン胴1に掘られた溝2にミシン刃3をライナーと呼ばれる固定板4と共に挿入し、図2に示すように溝2内の側壁にミシン刃3を固定板4と共に固定板4に設けられたボルト5で押し付けて動かないように固定して使用していた。この方法では、ミシン胴1から突出するミシン刃3の高さを微妙に調整する必要がある。即ちミシン刃3を長手方向に渡り、平均して1mm前後ミシン胴1から突出させ、その状態で固定板4の側面に複数設けられているボルト5を回して溝の側壁に軽く押し当てることによりミシン刃3を仮固定する。その後ミシン胴1を空回転させ、突出したミシン刃3をバックアップローラ11(図5参照)に接触させることにより高さを調整し、改めて本締めを行いミシン刃3を動かないように固定するのである。
前記取付方法では、当初ミシン刃を長手方向に渡り、平均して1mm前後ミシン胴に対して平行に突出させて仮固定することがあまりにも微妙過ぎて熟練したオペレータにとっても至難の業である。また仮固定させるためのボルトへの力の入れ具合も微妙である。即ち、閉めすぎるとミシン刃が完全に固定されてしまいバックアップローラに強く当たって動かなくなってしまう。また閉めつけが弱いと回転途中でミシン刃が落ちてしまう等の障害が発生する。
このような状況下において、前記ミシン胴を扱うオペレータ達は何回も、場合によっては何十回も工業用刃物のセットのやり直しを余儀なくされ、多大なロス時間を費やすことになる。ミシン刃を取り替えるオペレータとしては簡単に短時間で取替え可能なミシン刃の取りつけユニットがあれば、作業効率が格段に向上するところである。
本発明は、前記問題に鑑み、ミシン刃等の工業用刃物が磨耗した際にきわめて容易に取替えることが可能な工業用刃物の取替えユニットを提供するものである。
課題を解決するための手段
上記問題を解決するために、本発明の工業用刃物の取替えユニットは、ミシン胴に設けられた工業用刃物取付用の溝に工業用刃物を取り付けるための固定板であって、工業用刃物を前記固定板に固着させるためのマグネット部と前記固定板を前記溝に固着させるためのマグネット部を有すると共に工業用刃物をミシン胴から一定量突出させるための段差部が設けられていることを特徴としている。
また上記問題を解決するために、本発明の異なる工業用刃物の取替えユニットは、溝内の側壁に工業用刃物を固定板で押付けて固定するためのボルトが固定板の側面に取り付けられていることを特徴としている。
さらに上記問題を解決するために、本発明の異なる工業用刃物の取替えユニットは、固定板の外形が台形を呈する角柱であることを特徴としている。
さらにまた上記問題を解決するために、本発明の異なる工業用刃物の取替えユニットは、ミシン胴に形成されている工業刃物取替用の溝がミシン胴の両側端に届くことなく、台形或いは両側端が曲線により形成された溝であることを特徴としている。
前記固定板の材質に格別な制限はない。公知の金属、合成プラスチック樹脂、木、セラミック、ゴム、紙、それらの混合物等を使用することができる。
また固定板に埋設される磁石の材質、数量、形状、磁力等にも格別な制限はない。
さらに本発明で使用する工業用刃物は、例えば厚み0.7mm、硬度HS70°の片刃タイプや厚み0.3mm、硬度HS85°の両刃タイプのものを好適に使用することが可能であるがこれに限られるものではない。
工業用刃物のミシン胴からの突出量を決める段差部はプレートの側面から1mm弱(工業用刃物の厚みにより随時決定される)突出することにより上記工業用刃物の刃と逆側の端面をあてがい固定する部分である。従って前記段差部の突出が工業用刃物の厚みより多すぎると、工業用刃物を固定板で溝の側面に押付けようとしても段差部がじゃまをして完全に押し付けることができない。また突出が少なすぎると、段差部分からずれ落ちる可能性がある。
発明の効果
上述したように、本発明の工業用刃物の取替えユニットによれば、固定板に埋設された磁石の磁力を利用するので工業用刃物を段差部に当てればそのまま貼り付いてしまう。そして工業用刃物をセットした固定板を溝に入れれば、固定板の要所に埋設された磁石の磁力により、固定板の下面と溝の底部及び工業用刃物と溝の側壁に完全に密着する。また工業用刃物、溝、固定板、段差部等の寸法は予め計算されているので、前記のようにセットすればそのまま使用することが可能である。従って磨耗した工業用刃物の取替えに際して、煩わしい調整がなく極めて短時間で取り替え作業を完了することができる。
従来の工業用刃物の取付け方法を示す斜視図である。 従来の工業用刃物の取付け状態を示す断面図である。 本発明で使用する取付板の断面図である。 図3の取付け板をミシン胴に取付けた状態を示す断面図である、 本発明の取付け板の取付け方法を示す斜視図である。 ミシン胴の動きを示す要部概略図である。
図5に示すように、本発明に係る固定板4は外形において台形を呈する。また図3に示すように断面においても台形を呈する。
図4において工業用刃物3は固定板4の段差部6に刃と逆側の端部が接するように配置される。前記固定板4の段差部6形成面側には破線で示すマグネット部7に磁石が埋設されており、その磁力により工業用刃物3は固定板4側面に強力に貼り付けられる。
固定板4に磁力で貼り付けられた工業用刃物3はそのままではずれる可能性があるが、図3に示すように高さ8の段差部6が設けられているために、工業用刃物3の刃と逆側の端部が前記段差部6に引っ掛かり図4に示す状態になるため、溝2に落ち込んでミシン胴1からの突出量が減ることはない。
また、ミシン胴1には固定板4を設置するための溝2が彫られている。この溝の形状は、図5に示すように、例えば固定板4外形の台形の形状をトレースしたもので、仮に固定板4を逆向きに入れようとしても、形状が合わないために入れることはできない。従って取付け向きの間違いを防止する役目を果たしている。なお溝2の形状については必ずしも前記台形である必要はなく通常の溝でも構わない。この場合は固定板4を逆向きに挿入することができるが、固定板4の断面が図3及び図4に示すように台形のため、鋭角部分がミシン胴1の外周からはみ出すので前記と同様に間違いを防止することができるのである。
工業用刃物3を磁石により固着した固定板4はその状態で図4に示すように溝2に挿入される。挿入された固定板4は底部に磁石を埋設した別のマグネット部7があるため、溝の底に強力に固着される。また工業用刃物3側のマグネット部7により工業用刃物3を通して溝2の側壁にも固着されるのである。即ち固定板4は、2箇所のマグネット部7により工業用刃物3を挟み込む形で溝2の側壁に強力に固着されるのである。
そして、図3に示すように、固定板4の段差部6の高さ9は予め計算されており、この部分に工業用刃物3を乗せると図4に示すように自動的にミシン胴1から高さ10だけ突出するようになっている、この状態で図6に示すようにバックアップローラ11と共に回転させると、例えば取付けられた工業用刃物が全切断用の刃物であれば、両者間を通過する用紙Sを切断することが出来るのである。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではない。例えば固定板4の段差部が形成されている側と半対側面に、従来通り固定板4を強制的に押し付けるためのボルトをさらに設けても構わず、また固定板4の形状は外形において或いは断面においても、作業に支障が出ない範囲に限られるが必ずしも台形である必要はない。
1 ミシン胴
2 溝
3 工業用刃物
4 固定板
5 ボルト
6 段差部
7 マグネット部
8、9、10 高さ
11 バックアップローラ
S 用紙

Claims (4)

  1. ミシン胴に設けられた工業用刃物取付用の溝に工業用刃物を取り付けるための固定板であって、工業用刃物を前記固定板に固着させるためのマグネット部と前記固定板を前記溝に固着させるためのマグネット部を有すると共に工業用刃物をミシン胴から一定量突出させるための段差部が設けられていることを特徴とした工業用刃物の取替えユニット。
  2. 溝内の側壁に工業用刃物を固定板で押付けて固定するためのボルトが固定板の側面に取り付けられていることを特徴とした請求項1に記載の工業用刃物の取替えユニット。
  3. 固定板の外形が台形を呈する角柱であることを特徴とした請求項1、2の何れかに記載の工業用刃物の取替えユニット。
  4. ミミシン胴に形成されている工業刃物取替用の溝がミシン胴の両側端に届くことなく、台形或いは両側端が曲線により形成された溝であることを特徴とした工業用刃物の取替えユニット。
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