JP2011019806A - 入賞口用カバーおよび入賞口構造 - Google Patents
入賞口用カバーおよび入賞口構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011019806A JP2011019806A JP2009168814A JP2009168814A JP2011019806A JP 2011019806 A JP2011019806 A JP 2011019806A JP 2009168814 A JP2009168814 A JP 2009168814A JP 2009168814 A JP2009168814 A JP 2009168814A JP 2011019806 A JP2011019806 A JP 2011019806A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door member
- prevention wall
- rib
- winning opening
- opened
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【解決手段】 入賞口用カバー21には上部に位置する上カバー部47aと、前方(遊技者側)を覆う前カバー部49aと内側を覆う防止壁51aを備えている。上カバー部47aにより、入賞口の幅は実際の幅より狭いLaとなる。また、前カバー部49aを備えているので、前方から跳ね返った遊技球が扉部材41の開閉時に噛み込むのを防止できる。更に防止壁51aを備えているため、開放した扉部材41と上カバー部47aとの間で遊技球を挟み込むのも防止できる。
【選択図】 図2
Description
また、釘の配置などにより開口幅を設定する方法もあるが、開口幅を調整できる可能性が残り、不正対策上好ましくない。
本発明は、係る課題に鑑みなされたものであり、アタッカータイプの可変入賞装置を開口幅の異なる入賞装置へ流用する際に、作業工程を抑えると共に、本発明を取り付けた際に、扉部材との間で球噛みが発生するのを抑えることを目的とする。
ここで、上カバー部は庇状の部材であるから、ある程度の幅と奥行きを有する。上カバー部は入賞口の横方向両端の少なくとも一方(以下、端部ともいう)の上方に設けられるので、上方から見ると、上カバー部の少なくとも一部は、入賞口の端部とその近傍に被さった状態となる。従って、たとえ上カバー部の配設箇所が端部の一方のみであっても、上方から流下してくる遊技球の、入賞口へのスムーズな入球を妨げることになる。なお、この「妨げ」の度合いを、上カバー部の下方では入球を完全に阻止するか、入球を困難にする程度に留めるかは、設計者の意図や遊技機の規則などに応じて選択し得るものである。
この上カバー部の突端から壁状の前カバー部が下方に延設されており、これら上カバー部および前カバー部の、横方向内側の縁には防止壁が形成されている。ここで「横方向内側」とは、前記端部から見て入賞口の横方向中央へ向かう側であり、例えば上カバー部が、入賞口の右側の端部の上方に設けられている場合の「横方向内側」は左側のことであり、入賞口の左側の端部の上方に設けられている場合の「横方向内側」は右側となる。
また、上カバー部を、入賞口の横方向両端に対応して設ける場合は、入賞口の左右両端の上方に1個ずつ、計2個設けることになる。これに対応して、前カバー部、防止壁も1個ずつ、計2個ずつ設けることになる。
ここで、「下辺位置を軸として回動」とは、略長方形の扉部材が、起立した状態(入賞口が閉じられた状態)から、略水平になった状態(入賞口が開放された状態。なお、実際には、入球しやすくするために入賞口に向けて傾斜が付けられることが多いが、これも「略水平」と呼ぶものとする)との間で回動されることを意味し、下辺の位置にヒンジがついている構造に限らない。例えば、下辺の近傍にヒンジやそれに代わる機構がついており、扉部材が起立した状態から水平になった状態との間で回動される構造も含む。従って、こうした扉部材が前記回動されると、扉部材の先端が描く軌跡は略90度の角度の円弧となる。防止壁の縁は、この円弧に対応する円弧状となっている。「対応する円弧状」とは、扉部材の先端が描く円弧と全く同じ形状・大きさの円弧でもよいし、扉部材の先端が描く円弧とともに同心円の一部をなす円弧でもよい。後者の場合は、防止壁の下縁の円弧の径を、扉部材の先端が描く円弧の径より大きくすべきである。
ここで、球漏れ規制部が第1リブと防止壁にガイドされるということは、球漏れ規制部は扉部材の上面(開放時に上側となる面)において、防止壁、ひいては上カバー部や前カバー部が設けられた側に設けられていることを意味する。ただし、これは上カバー部が、左右いずれか一方の端部の上方にのみ設けられた場合、「(反対側の端部の上方には上カバー部がないので)横方向への遊技球の漏れを防ぐ部材を、反対側には設けない」という意味ではない。この場合、前記反対側に設けられた部材は、第1リブと防止壁にガイドされないだけであり、遊技球の横方向への漏れを防ぐために扉部材の上面にこうした部材を設けた構成も本発明の一実施態様である。
前述した、横方向への遊技球の漏れを防ぐ部材と同様、扉部材の開放角度を規制する部材を、上カバー部が設けられない側の下面(扉部材において、開放時に下側となる面)に設けても構わない。
なお、この態様を請求項3に記載の入賞口構造に適用しても構わない。この場合、第1リブと防止壁との間には、開放角度規制部と球漏れ規制部の双方が位置することとなり、両者が第1リブと防止壁にガイドされることになる。
また、前カバー部があるので、跳ね返った遊技球が前方(遊技者側)から入賞口に入って球噛みを起こすのを抑制することができる。更に、防止壁があるため、入賞口の扉部材に載った遊技球が前カバー部がある側に転動し、扉部材が開閉する際に前カバー部や上カバー部との間に遊技球が挟まるといった事態を防止することもできる。
請求項3に記載の入賞口構造によれば、扉部材の、開放時に上側となる面に球漏れ規制部が形成されており、横方向への遊技球の漏れが防止される。しかも球漏れ規制部は、第1リブと防止壁との間に入っているため、扉部材の先端を防止壁に近接させずとも、隙間を実質的にゼロにすることができるので、球噛みの防止効果と、円滑な扉部材の開閉動作とを両立させることができる。また、球漏れ規制部が扉部材の開閉時に防止壁と第1リブとによりガイドされるため、扉部材の軌道が遊技球の衝撃などによりずれるのも防止できる。なお、第1リブとは、防止壁と略同形状をした部材であり、防止壁と平行に、上カバー部内に形成されている。このため、第1リブと防止壁の間には溝(空隙)があることになり、ここに球漏れ規制部が入り込む。また、球漏れ規制部を扉部材に設けても、入賞口の幅が変わるわけではないため、入賞口用カバーを廃した構成とすれば、このまま開口幅の広い入賞装置に用いることができるので、作業工程が大幅に増えるということはない。
なお、防止壁、第1リブ、第2リブは、この順で形成されており、このため、開放角度規制部は、球漏れ規制部よりも横方向外側(前記内側の反対側)に位置することになる。
[実施例1]
センターケース5の左方やや下には、7セグメントの特別図柄表示装置と複数個のLEDからなる普通図柄保留記憶表示装置を備えた図柄表示装置8が設置され、演出図柄表示装置6の下側には特別図柄保留記憶表示装置18が設置されている。センターケース5の下には、始動口11が配置され、センターケース5の右方には、ゲート17と大入賞口14とがユニット化された複合入賞装置が配置されている。
始動口11の下に設けられているのは、7セグメント風に発光素子が12個配列されてなる演出用ユニット36であり、発光素子により囲まれたエリアにはキャラクタ38として犬の達吉が描かれており、遊技中に行なう演出に利用される。
[実施例2]
このため、扉部材41の先端を防止壁51aに近接させずとも、球漏れ規制部61の先端が、第1リブ55aと第2リブ57aの間の溝に入り込むことにより、扉部材41と防止壁51aの隙間を実質的にゼロにできる。これにより、球噛みの防止効果と、円滑な扉部材41の開閉動作とを両立させることができる。また、球漏れ規制部61が扉部材41の開閉時に第1リブ55aと第2リブ57aとによりガイドされるため、扉部材41の軌道が遊技球の衝撃などによりずれるのも防止できる。
なお、開放角度規制部がないにも関わらず扉部材41が静止しているのは、扉部材41の駆動機構(図示しない)による動作範囲の制限による。因みに扉部材41が閉鎖された様子は図13のようになる。
[実施例3]
このようにしても、第2実施例による入賞口機構と同様、扉部材41の先端を防止壁51aに近接させずとも、開放角度規制部63の先端が、第1リブ55aと第2リブ57aの間の溝に入り込むことにより、扉部材41と防止壁51aの隙間を実質的にゼロにできる。このため、球噛みの防止効果と、円滑な扉部材41の開閉動作とを両立させることができる。また、開放角度規制部63が扉部材41の開閉時に第1リブ55aと第2リブ57aとによりガイドされるため、扉部材41の軌道が遊技球の衝撃などによりずれるのも防止できる。
なお、扉部材41がソレノイド71に駆動されて開かれた様子は図18のようになる。
[実施例4]
[他の実施例]
21:入賞口用カバー
41:扉部材
47a、47b:上カバー部
49a、49b:前カバー部
51a、51b:防止壁
55a、55b:第1リブ
57a、57a:第2リブ
61:球漏れ規制部
63:開放角度規制部
Claims (5)
- 遊技機の遊技盤に形成された横長の略長方形の入賞口の上方に設けられる入賞口用カバーであって、
前記入賞口の横方向両端の少なくとも一方の上方に配設される庇状の上カバー部と、
該上カバー部の突端から下方に延設された壁状の前カバー部と、
前記上カバー部の前記横方向内側の縁から前記前カバー部の前記横方向内側の縁にかけて形成され、遊技球が前記上カバー部の下方に至るのを防止する防止壁と
を備えたことを特徴とする入賞口用カバー。 - 請求項1に記載の入賞口用カバーと、前記入賞口と、該入賞口の前記略長方形の下辺位置を軸として回動され、開放時には該回動により略水平にされる略長方形の扉部材とを備えた入賞口構造において、
前記防止壁は、前記扉部材の回動により該扉部材の先端が描く軌跡に対応する円弧状の縁を有することを特徴とする入賞口構造。 - 請求項2に記載の入賞口構造において、前記上カバー部の下部には、前記防止壁と略同形状の第1リブが該防止壁と平行に形成されており、
前記扉部材の、前記開放時に上側となる面に形成され、前記横方向への遊技球の漏れを防ぐ球漏れ規制部
を備え、該球漏れ規制部は、
前記第1リブと前記防止壁との間に位置し、前記扉部材が開閉されると、前記第1リブと前記防止壁にガイドされることを特徴とする入賞口構造。 - 請求項3に記載の入賞口構造において、前記上カバー部の下部には、前記防止壁と略同形状の第2リブが該防止壁と平行に形成され、且つ前記防止壁、前記第1リブ、前記第2リブがこの順でそれぞれ間隔を開けて配置されており、
前記扉部材の、前記開放時に下側となる面に形成され、開放時には、その一部が前記遊技盤に当接することにより該扉部材の開放角度を規制する開放角度規制部
を備え、該開放角度規制部は、
前記第1リブと前記第2リブとの間に位置し、前記扉部材が開閉されると、前記第1リブと前記第2リブにガイドされることを特徴とする入賞口構造。 - 請求項2に記載の入賞口構造において、前記上カバー部の下部には、前記防止壁と略同形状の第1リブが該防止壁と平行に形成されており、
前記扉部材の、前記開放時に下側となる面に形成され、開放時には、その一部が前記遊技盤に当接することにより該扉部材の開放角度を規制する開放角度規制部
を備え、該開放角度規制部は、
前記第1リブと前記防止壁との間に位置し、前記扉部材が開閉されると、前記第1リブと前記防止壁にガイドされることを特徴とする入賞口構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009168814A JP5552586B2 (ja) | 2009-07-17 | 2009-07-17 | 入賞口構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009168814A JP5552586B2 (ja) | 2009-07-17 | 2009-07-17 | 入賞口構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011019806A true JP2011019806A (ja) | 2011-02-03 |
JP5552586B2 JP5552586B2 (ja) | 2014-07-16 |
Family
ID=43630398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009168814A Active JP5552586B2 (ja) | 2009-07-17 | 2009-07-17 | 入賞口構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5552586B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014128343A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP2014136165A (ja) * | 2014-03-27 | 2014-07-28 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2014136164A (ja) * | 2014-03-27 | 2014-07-28 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2014158729A (ja) * | 2014-02-19 | 2014-09-04 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2014158730A (ja) * | 2014-02-19 | 2014-09-04 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05228244A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-07 | Sophia Co Ltd | パチンコ機の変動入賞装置 |
JP2007061249A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Sansei R & D:Kk | 弾球遊技機 |
JP2008295482A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Daito Giken:Kk | 遊技台用の構造物、遊技台 |
-
2009
- 2009-07-17 JP JP2009168814A patent/JP5552586B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05228244A (ja) * | 1992-02-21 | 1993-09-07 | Sophia Co Ltd | パチンコ機の変動入賞装置 |
JP2007061249A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Sansei R & D:Kk | 弾球遊技機 |
JP2008295482A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Daito Giken:Kk | 遊技台用の構造物、遊技台 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014128343A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP2014158729A (ja) * | 2014-02-19 | 2014-09-04 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2014158730A (ja) * | 2014-02-19 | 2014-09-04 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
JP2014136165A (ja) * | 2014-03-27 | 2014-07-28 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2014136164A (ja) * | 2014-03-27 | 2014-07-28 | Kyoraku Sangyo Co Ltd | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5552586B2 (ja) | 2014-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5552586B2 (ja) | 入賞口構造 | |
JP2010207266A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP5252681B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2007054193A (ja) | 遊技機 | |
JP2008264247A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP6143238B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5643950B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008043389A (ja) | 遊技機 | |
JP4546806B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6037358B1 (ja) | 遊技機 | |
JP6593817B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017140455A (ja) | 遊技機 | |
JP7296108B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4936943B2 (ja) | 遊技機用可変入賞装置及びそれを用いた遊技機 | |
JP7054901B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2016019871A (ja) | 遊技機 | |
JP2017047225A (ja) | 遊技機 | |
JP6502292B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017047134A (ja) | 遊技機 | |
JP5104976B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6264667B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017192847A (ja) | 遊技機 | |
JP4784026B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5972414B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP4124176B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120711 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130925 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5552586 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |