JP2011017703A - ターゲット保持装置の内部で比放射能を発生する方法 - Google Patents

ターゲット保持装置の内部で比放射能を発生する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】原子炉内の中性子束にばらつきがあっても、ターゲットに均一に中性子束を照射する方法を提供する。
【解決手段】均一放射能ターゲット600を製造するため、アレイ状配置コンパートメント202の中のターゲット600の配置に基づいて原子炉心の既知の中性子束へのターゲット600の適切な暴露を容易にするよう、既知の中性子束に基づいて各ターゲット600を1つのコンパートメント202に割り当てることにより、アレイ状配置コンパートメント202を有する保持装置に複数のターゲット600を配置する。ターゲット600を照射するための保持装置は、原子炉心内部で位置決めされ、ターゲット600が相対的に均一な放射能を有するように原子炉心内部で密封小線源治療用ターゲット及び/又はX線撮影用ターゲット(例えば、シード)を製造するために使用される。
【選択図】図6

Description

本発明は、密封小線源治療用ターゲット及びX線撮影用ターゲットを製造する方法に関する。
密封小線源治療用シードを製造する従来の方法は未照射ワイヤ(例えば、未照射イリジウムワイヤ)を使用し、後にワイヤに所望の放射能を与える。原子炉内部で中性子を吸収させることによって、所望の放射能がワイヤに与えられてもよい。
密封小線源治療用シードは照射済みワイヤからも製造されている。シードの製造に関して、長いワイヤの照射が示唆されており、その場合、個別のシードを形成するために照射済みワイヤは後に切断される。しかし、原子炉内部の中性子束にはばらつきがあるため、シードに均一な放射能を与えることは困難である。
米国特許第2008/0076957号公報
本発明の一実施形態に係る均一放射能ターゲットを製造する方法は、コンパートメントのアレイを有する保持装置に複数のターゲットを配置することを含んでもよい。コンパートメントのアレイの中のターゲットの配置に基づいて中性子束へのターゲットの適切な暴露を容易にするように、炉心の既知の中性子束に基づいて各ターゲットは1つのコンパートメントに割り当てられる。ターゲットを照射するために、保持装置は炉心内部で位置決めされる。ターゲットは同一の材料から形成されてもよいし、あるいは異なる材料から形成されてもよく、また、コンパートメントに1つずつ配置されてもよいし、あるいは複数個まとめて装填されてもよい。
保持装置の中心からの半径方向距離が長いコンパートメントほど、より多くのターゲットがまとめて装填されるように、ターゲットは放射状に配置されてもよい。更に、照射中により高い中性子束にさらされる保持装置の軸方向部分にあるコンパートメントにより多くのターゲットがまとめて装填されるように、ターゲットは軸方向に配置されてもよい。また、照射中に中性子束により近接する位置にあるコンパートメントに、より多くのターゲットがまとめて装填されてもよい。
更に、ターゲットは自己遮蔽特性に基づいて配置されてもよい。例えば、自己遮蔽特性の劣るターゲットは1つ以上のコンパートメントにまとめて装填され、自己遮蔽特性に優れたターゲットは異なるコンパートメントにまとめて装填されるように互いに分離されてもよい。
ターゲットはそれぞれ異なる断面積に基づいて配置されてもよい。例えば、断面積の小さいターゲットは、照射中に中性子束により近接する位置にある1つ以上のコンパートメントに配置されてもよい。照射後に各ターゲットが獲得する放射能を減少するように、1つのコンパートメントの中のターゲットの数を増加してもよい。均一放射能ターゲットを製造する方法は、照射後、照射済みターゲットを回収する前に不純物を崩壊させるために所定の時間待機することを更に含んでもよい。
本発明の別の実施形態に係る均一放射能ターゲットを製造する方法は、あらかじめ判定されたターゲット装填構成又は後に判定されるターゲット装填構成に従って保持装置内部でターゲットを位置決めすることを含んでもよい。ターゲット装填構成の判定は、ターゲットごとに要求される中性子束と、ターゲットを照射するために使用される炉心の既知の環境条件との組み合わせに基づく。判定されるターゲット装填構成はリングパターンの形であってもよく且つ/又は保持装置のターゲットプレートの形状に対応してもよい。このように判定されるターゲット装填構成によって、ターゲットは均一又は不均一な中性子束にさらされてもよい。
本発明の別の実施形態に係る均一放射能ターゲットを製造する方法は、コンパートメントのアレイの中におけるターゲットの配置に基づいて中性子束へのターゲットの適切な暴露を容易にするように、炉心の既知の中性子束に基づいて各ターゲットを1つのコンパートメントに割り当てることにより、コンパートメントのアレイを有する保持装置に複数のターゲットを配置することを含んでもよい。ターゲットを照射するために、保持装置は炉心内部で位置決めされる。ターゲットは異なる自然中性子吸収同位体又は濃縮中性子吸収同位体から形成されてもよく、同位体の種類、断面積及び自己遮蔽特性に応じて配置されてもよい。
添付の図面と関連させて詳細な説明を検討することにより、非限定的な実施形態の種々の特徴及び利点は更に明らかになるだろう。添付の図面は単に例示を目的として示されるにすぎず、特許請求の範囲の範囲を限定すると解釈されるべきではない。特に指示のない限り、添付の図面は縮尺どおりに示されると考えてはならない。図を明瞭にするため、図面の種々の寸法は誇張されている場合がある。
図1は本発明の一実施形態に係るターゲット保持装置を示した斜視図である。 図2は本発明の一実施形態に係るターゲット保持装置を示した部分展開図である。 図3は本発明の一実施形態に係るターゲットプレートを示した斜視図である。 図4は本発明の一実施形態に係るターゲットプレートを示した平面図である。 図5は本発明の一実施形態に係るターゲットプレートの穴をマッピングする方式を示した図である。 図6は本発明の一実施形態に係るターゲットを装填された状態のターゲットプレートを示した斜視図である。 図7は本発明の一実施形態に係る装填済みターゲット保持装置の長手方向軸に沿った横断面図である。 図8は本発明の一実施形態に係るターゲットホルダ構体を示した斜視図である。
1つの要素又は層が別の要素又は層「の上にある」、「に接続される」、「に結合される」又は「を被覆する」という場合、その要素又は層は他方の要素又は層の上に直接載っているか、他方の要素又は層に直接接続されるか、他方の要素又は層に直接結合されるか、あるいは他方の要素又は層を直接被覆してもよいが、それら2つの要素又は層の間に介在する要素又は層が存在してもよいことを理解すべきである。これに対し、1つの要素が別の要素又は層「の上に直接載っている」、「に直接接続される」又は「に直接結合される」という場合、介在する要素又は層は存在しない。本明細書を通して、同一の図中符号は同一の要素を示している。本明細書において使用される用語「及び/又は」は、そこに挙げられている関連項目のうち1つ以上の項目のあらゆる組み合わせを含む。
用語「第1の」、「第2の」、「第3の」などは、種々の要素、構成要素、領域、層及び/又は部分を説明するために本明細書において使用されるが、それらの要素、構成要素、領域、層及び/又は部分はそれらの用語により限定されてはならないことを理解すべきである。それらの用語は、1つの要素、構成要素、領域、層又は部分を別の領域、層又は部分と区別するために使用されるにすぎない。従って、以下に説明する第1の要素、第1の構成要素、第1の領域、第1の層又は第1の部分は、実施形態の教示からの逸脱せずに第2の要素、第2の構成要素、第2の領域、第2の層又は第2の部分と呼ぶことができる。
本明細書において、空間的相対関係を表す用語(例えば、「の下方に」、「の下に」、「下部」、「の上に」、「上部」など)は、図示される1つの要素又は特徴と別の要素又は特徴との関係を説明するために便宜上使用されてもよい。空間的相対関係を表す用語は、図示される向きに加えて使用中又は動作中の装置の種々の向きを含むことを意図すると理解すべきである。例えば、図中の装置を反転させた場合、他の要素又は特徴の「下に」又は「下方に」あると説明されている要素は、他の要素又は特徴の「上に」位置することになるだろう。従って、「の下に」という用語は上下双方の向きを含んでもよい。装置はそれ以外の向き(90°回転させた向き又は他の向き)に設置されてもよく、その場合、本明細書で使用される空間的相対関係を表す用語は相応して解釈されてもよい。
本明細書において使用される用語は種々の実施形態を説明することを目的とし、実施形態を限定することを意図しない。本明細書において使用される場合の単数形は、特に指示のない限り、複数形も含むことを意図する。更に、本明細書において使用される場合の用語「具備する」は、そこに挙げられている特徴、数字、ステップ、動作、要素及び/又は構成要素の存在を特定するが、1つ以上の他の特徴、数字、ステップ、動作、要素、構成要素及び/又はそれらの集合の存在又は追加を除外しないことが理解されるであろう。
本明細書において、実施形態は、実施形態のうち理想化された実施形態(及び中間構造)の概略図である横断面図を参照して説明される。従って、例えば製造技術及び/又は許容差の結果として、図示される形状からの変形が予測される。そのため、実施形態は図示される領域の形状に限定されると解釈されるべきではなく、例えば製造中に発生する形状の誤差を含むべきである。例えば、矩形として示される植え込み領域は、通常、丸形の又は湾曲した形状の部分を有し且つ/又は縁部に植え込み領域から植え込みを含まない領域への両極端の変化ではなく植え込み密度の勾配を有する。同様に、植え込みにより形成された埋め込み領域は、埋め込み領域と植え込みが実行される面との間の領域に若干の植え込み部分を含んでもよい。従って、図示される領域は概略的な性質のものであり、その形状は、装置の領域の実際の形状を示すことを意図せず且つ実施形態の範囲を限定することを意図しない。
特に指示のない限り、本明細書において使用されるすべての用語(技術科学用語を含む)は、実施形態が属する技術分野の当業者により共通して理解されている意味と同一の意味を有する。更に、一般に使用されている辞書で定義される用語を含めて、用語は関連技術の説明におけるそれら用語の意味と矛盾しない意味を有するものと解釈されるべきであり且つ明示的に定義されない限り理想化された意味又は過度に形式的な意味に解釈されないことが理解されるだろう。
本発明に係る方法は、密封小線源治療用ターゲット及び/又はX線撮影用ターゲット(例えば、シード、ウェハ)を相対的に均一な放射能を有するように炉心内部で製造することを可能にする。ターゲットは癌(例えば、乳癌、前立腺癌)の治療で使用されてもよい。例えば、癌の治療中、腫瘍の中に複数のターゲット(例えば、シード)が配置されてもよい。これにより、相対的に均一な放射能を有するターゲットは、周囲の組織を損傷せずに腫瘍を破壊するように所期の量の放射線を発生する。そのようなターゲットを製造する装置は、本出願と同時に出願され且つその全内容が参考として本明細書に取入れられている「BRACHYTHERAPY AND RADIOGRAPHY TARGET HOLDING DEVICE」(HDP Ref.:8654-000184/US;GE Ref.:24IG237430)に更に詳細に説明されている。
図1は、本発明の一実施形態に係るターゲット保持装置を示した斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係るターゲット保持装置を示した部分展開図である。図1及び図2を参照すると、ターゲット保持装置100は複数のターゲットプレート102及び複数のセパレータプレート104を含む。複数のターゲットプレート102及び複数のセパレータプレート104は交互に配置される。各ターゲットプレート102の厚さは、収納すべき所期のターゲットの大きさに対応するように必要に応じて変更されてもよい。従って、図では、下方に位置するターゲットプレート102は上方のターゲットプレート102より分厚いが、逆に下方のターゲットプレート102のほうが薄くてもよく、あるいはターゲットプレート102がすべて等しい厚さであってもよい。更に、図示されるターゲットプレート102の直径は等しいが、原子炉の条件及び/又は所期のターゲットに基づいてターゲットプレート102は異なる直径(例えば、徐々に直径が小さくなる構造)を有してもよい。
交互に配置されたターゲットプレート102とセパレータプレート104は、1対のエンドプレート106の間に挟まれる。各プレートの整列及び接合を容易にするために、エンドプレート106並びに交互に配置されたターゲットプレート102及びセパレータプレート104を軸108が貫通する。エンドプレート106並びに交互に配置されたターゲットプレート102及びセパレータプレート104の接合部はナット/座金構造によって固着されてもよいが、他の適切な固着機構が使用されてもよい。更に、図示されるターゲット保持装置100は1本の軸108を有するが、複数の軸108が採用されてもよいことを理解すべきである。
図2に示されるように、各ターゲットプレート102は、軸108が貫通する中央の穴の他に複数の穴(若しくはコンパートメント)202を有する。製造条件に応じて、複数の穴状コンパートメント202は種々の大きさ及び形状で形成されてもよい。上下のターゲットプレート102はそれぞれ異なる大きさ及び形状の穴状コンパートメント202を有するものとして示されているが、すべてのターゲットプレート102が同一の大きさ及び/又は形状の穴状コンパートメント202を有してもよいことを理解すべきである。
複数の穴状コンパートメント202は各ターゲットプレート102の途中まで形成されてもよいし、あるいは各ターゲットプレート102を完全に貫通してもよい。各ターゲットプレート102に貫通しない穴状コンパートメント202が設けられている場合、セパレータプレート104は省略されてもよい。そのような場合、1つのターゲットプレート102の上面は隣接するターゲットプレート102の下面と直接接触することになるだろう。これに対し、ターゲットプレート102を完全に貫通する穴状コンパートメント202が設けられた場合、各ターゲットプレート102の穴状コンパートメント202を分離することにより、各ターゲットプレート102の中に1つ以上のターゲット(例えば、シード、ウェハ)を保持するための複数の個別のコンパートメントを規定するために、ターゲットプレート102の間にセパレータプレート104が配置される。
図3は、本発明の一実施形態に係るターゲットプレートを示した斜視図である。図3を参照すると、ターゲットプレート102は、製造中に1つ以上のターゲット(例えば、シード、ウェハ)を保持する複数の穴状コンパートメント202を有する。ターゲットプレート102に収納されたターゲットに到達する中性子束の量を増加するために、ターゲットプレート102は相対的に断面積の小さい材料(例えば、アルミニウム、モリブデン、グラファイト、ジルコニウム)から形成されてもよい。例えば、材料は約10バーン以下の断面積を有してもよい。あるいは、ターゲットプレート102は中性子減速材料(例えば、ベリリウム、グラファイト)から形成されてもよい。更に、相対的に純度の高い材料を使用すると、ターゲット製造中に照射される不純物の量が少なくなるために人体の被曝の危険が少なくなるという付加的な利点が得られる。
ターゲットプレート102の上面及び下面は、相対的に滑らかで平坦になるように研磨されてもよい。ターゲットプレート102の厚さは、収納されるターゲットに対応するように変更されてもよい。図示されるターゲットプレート102は円板形であるが、ターゲットプレート102は三角形、正方形又は他の適切な形状であってもよいことを理解すべきである。更に、製造条件に応じて穴状コンパートメント202の大きさ及び/又は形状が変更されてもよいことも理解すべきである。また、図示されてはいないが、ターゲット保持装置を組み立てる積み重ね過程の間にターゲットプレート102の向きの設定を助けるために、ターゲットプレート102の側面に1つ以上の位置合わせマークが設けられてもよい。
図4は、本発明の一実施形態に係るターゲットプレートを示した平面図である。図4を参照すると、ターゲットプレート102は、複数の穴状コンパートメント202に加えて、各穴状コンパートメント202の識別を助けるための区分マーク402を更に有してもよい。この区分マーク402は穴状コンパートメント202の中に1つ以上のターゲットを配置する作業を更に容易にする。穴状コンパートメント202はターゲットプレート102を完全に貫通するものとして示されるが、前述のように、穴はターゲットプレート102を貫通しない形状であってもよいことを理解すべきである。更に、図示される区分マーク402はターゲットプレート102を4つの象限に分割しているが、ターゲットプレート102を5つ以上又は3つ以下の部分に分割するような区分マーク402が設けられてもよいことを理解すべきである。また、ターゲットプレート102における穴状コンパートメント202の形状に対応するように、区分マーク402は直線、曲線又は他の形状であってもよいことを理解すべきである。
図5は、本発明の一実施形態に係るターゲットプレートの穴をマッピングする方式を示した図である。図5を参照すると、ターゲットプレートの複数の穴は4つの象限Q1〜Q4に分割されてもよい。ターゲットプレートの複数の穴は、列/リングR1〜R5と更に関連付けられてもよい。各象限Q1〜Q4の穴は穴H1〜H6と更に関連付けられてもよい。象限Q1〜Q4、列R1〜R5及び穴H1〜h6に基づくこのような座標系を使用して、ターゲットプレートの各穴は適正に識別されるので、穴の中に1つ以上のターゲットを適正に配置する方法を容易に実行できる。例えば、図5では、Q2,R3,H2として識別される穴を便宜上特定して標記している。
穴の大きさ、穴の形状、ターゲットプレートの形状などに応じて、適切な座標系は図5に示される座標系とは異なってもよいことを理解すべきである。例えば、図5の座標系に代わる座標系は、図5に示される象限、列及び/又は穴より多いか又は少ない数の象限、列及び/又は穴を有してもよい。更に、他のグループ分け方法が適切である場合もあり、グループ分け方法は図5に示される象限、列及び穴により例示される方法に限定される必要はない。
図6は、本発明の一実施形態に係るターゲットを装填された状態のターゲットプレートを示した斜視図である。図6を参照すると、ターゲットプレート102の穴状コンパートメント202には1つ以上のターゲット600が装填されてもよい。ターゲット600は同一の材料から形成されてもよいし、あるいは異なる材料から形成されてもよい。ターゲット600は自然同位体から形成されてもよいし、あるいは濃縮同位体から形成されてもよい。例えば、適切なターゲットはクロム(CR)、銅(Cu)、エルビウム(Er)、ゲルマニウム(Ge)、金(Au)、ホルミウム(Ho)、イリジウム(Ir)、ルテチウム(Lu)、パラジウム(Pd)、サマリウム(Sm)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)及び/又はイットリウム(Y)から形成されてもよいが、他の適切な材料が使用されてもよい。
ターゲット600の大きさは、所期の用途(例えば、X線撮影用ターゲット)に合わせて適宜調整されてもよい。例えば、ターゲット600の長さは約3mm、直径は約0.5mmであってもよい。ターゲット600に対応するように、穴状コンパートメント202の大きさ及び又はターゲットプレート102の厚さが必要に応じて調整されてもよいことを理解すべきである。相対的に均一な放射能を有するターゲット600を実現するように、種々の要因(各ターゲットの材料の特性、炉心の既知の中性子束条件、製造後のターゲットの所望の放射能などを含む)に基づいて、ターゲット600は適切な穴状コンパートメント202に計画的に装填される。
図6に示されるように、内側の穴状コンパートメント202と比較して外側の穴状コンパートメント202により多くのターゲットがまとめて装填されるように、ターゲットは放射状に配列されてもよい。図6では、例えば最も外側の位置にある各穴状コンパートメント202が7つのターゲット600を収納するのに対し、最も内側の位置にある各穴は1つのターゲット600を収納する。しかし、すべての穴状コンパートメント202にターゲット600を装填する必要はなく、ターゲット材料の特性、炉心の既知の中性子束条件、製造後のターゲットの所望の放射能などを含む種々の要因に応じて、ターゲット600の配置並びに1つの穴状コンパートメント202の中のターゲット600の数は変更されてもよい。
ターゲット保持装置100が炉心内部に配置された場合、外側の穴状コンパートメント202は中性子束により接近するので、外側の各穴状コンパートメント202により多くの数のターゲット600を配置することにより、外側の穴状コンパートメント202に格納されたターゲット600の放射能を更に均等化してもよい。これに対し、内側の各穴状コンパートメント202に格納されるターゲット600は中性子束から遠くなるので、これを調整するために内側の各穴状コンパートメント202に配置されるターゲット600の数を少なくすることにより、内側の穴状コンパートメント202のターゲット600が外側の穴状コンパートメント202のターゲットに匹敵する放射能レベルを獲得できるようにしてもよい。従って、各穴状コンパートメント202に格納される各ターゲットが獲得する放射能を減少するように、各穴状コンパートメント202のターゲット202の数は増加されてもよい。逆に、各穴状コンパートメント202の各ターゲットが獲得する放射能を増加するように、各穴状コンパートメント202のターゲット600の数は減少されてもよい。
図6では、放射状のターゲット配置を簡単に図示するために、すべてのターゲット600が同一の同位体から形成されるものと想定していることを理解すべきである(尚、ターゲット600は異なる同位体から形成されてもよい)。同位体が異なれば、中性子吸収速度及び崩壊速度を含む特性も異なる。製造処理に異なる同位体が含まれる場合、それらの特性はターゲット600の全体配置並びにグループ分けに影響を及ぼす。例えば、最も外側の位置にある穴状コンパートメント202のターゲット600が内側の穴状コンパートメント202のターゲット600とは異なる、自己遮蔽特性に優れた同位体から形成される場合、所望の自己遮蔽効果を発生するために、最も外側の各穴状コンパートメント202に格納されるターゲット600の数は内側の穴状コンパートメント202より少なくてよい。
別の実施例において、図5に示される座標系に対応する穴状コンパートメント202を有するターゲットプレート102にイリジウム(Ir)シード及び金(Au)シードを装填した。イリジウムは金よりはるかに速い中性子吸収速度を有するが、金はイリジウムより速い崩壊速度を有し、当初有する放射能も高い。Q1,R5,H5に相当する穴状コンパートメント202に1つのイリジウムシードを装填し、Q1,R4,H4に相当する穴状コンパートメント202に2つの金シードを装填した。放射状配置及び穴ごとのシードの数のみに基づけば、最も外側のリングの1つのイリジウムシードは照射後に最高の放射能を獲得すると思われる。しかし、金の崩壊速度は速いため、2つの金シードは、実際には、イリジウムシードの49.75μCiより高い57.38μCi及び58.61μCiの放射能をそれぞれ示した。従って、より均一な放射能を獲得させるために、ターゲットを配置する場所及び/又はターゲットのグループ分けを判定する場合にはターゲット材料の特性(例えば、中性子吸収速度、崩壊速度など)を考慮に入れるべきである。
更に、ターゲット600は断面積に基づいて配列されてもよい。断面積(s)は相互反応が起こる確率であり、バーン単位で測定される。例えば、断面積の小さい材料から形成されたターゲット600の相互反応の確率は、断面積の大きい材料から形成されたターゲット600と比較して低い。その結果、断面積の小さい材料から形成されたターゲット600は、照射中に中性子束により近接する場所にある穴状コンパートメント202に配置されてもよい。図6に関して言えば、そのように断面積の小さいターゲット600は、ターゲットプレート102の外側の穴状コンパートメント202に配置されてもよい。
図7は、本発明の一実施形態に係る装填済みターゲット保持装置の長手方向軸に沿った横断面図である。ターゲットプレート102のどこにターゲット600を配置すべきかということに加えて、ターゲット保持装置100のどのターゲットプレート102にターゲット600を配置すべきかを更に考慮しなければならない。炉心内部で照射中により高い中性子束にさらされるターゲット保持装置100の軸方向部分により多くのターゲット600がまとめて装填されるように、ターゲット600は、図7に示されるように軸方向に配列されてもよい。図7は、ターゲット保持装置100の軸方向中央部分が炉心内部で照射中により高い中性子束にさらされる実施例を示す。更に、照射中により高い中性子束にさらされるターゲット保持装置100の特定の側により多くのターゲット600が集中して装填されるようにターゲット600が配列されてもよい。
照射に備えてターゲット保持装置100に異なる材料から成る複数のターゲット600を配置しなければならない場合、ターゲット保持装置100内部におけるターゲット600の適正な配列を判定する際に、外部要因(例えば、炉心の既知の中性子束条件)と共に各ターゲット600の個別の特性(例えば、中性子吸収速度)が考慮されることを理解すべきである。例えば、1つのターゲット600に対して適正なターゲットプレート102及び穴状コンパートメント202が判定されるばかりではなく、まとめて装填することが適切であるか否かも判定され、まとめて装填することが適切である場合、ターゲット保持装置100のターゲット600に相対的に均一な放射能を獲得させるためにまとめるべきターゲット600も判定される。
図8は、本発明の一実施形態に係るターゲットホルダ構体を示した斜視図である。図8を参照すると、ターゲットホルダ構体800は、ケーブル802に接続されたターゲット保持装置100を含む。ケーブル802は、炉心内部へのターゲット保持装置100の挿入を容易にする十分な剛性、炉心内部からのターゲット保持装置100の回収を容易にする十分な強度及び管を回すことによってターゲット保持装置100の操作を可能にする十分な可撓性を有する任意の材料から形成されてよい。例えば、ケーブル802は編組鋼線ケーブル又は可撓性電気導管ケーブルであってもよい。炉心内部へのターゲット保持装置100の挿入を助けるために、ケーブル802は事前に規定された長さにマーキングされてもよく、その場合、規定の長さは基準点から炉心内部の所定の場所までの距離に相当する。
ターゲット保持装置100が炉心内部で照射された後、ターゲット保持装置100を分解してターゲット600を回収するまでに所定の長さの時間をおいてもよい。この待ち時間の中でターゲット保持装置100内部の不純物(並びにターゲット600自体)が十分に崩壊し、その結果、人体が有害放射線によって被曝する危険は低減又は防止されるので、待ち時間を設けることは有益である。
いくつかの実施形態を開示したが、他の変形も可能であることを理解すべきである。そのような変形は本開示の趣旨及び範囲からの逸脱とみなされてはならず、当業者には明白であると考えられるそのような変形のすべては、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれることを意図する。
100 ターゲット保持装置
102 ターゲットプレート
104 セパレータプレート
106 エンドプレート
108 軸
202 穴(若しくはコンパートメント)
402 区分マーク
600 ターゲット
800 ターゲットホルダ構体
802 ケーブル
Q1−Q4 象限1-象限4
R1−R5 列R1 - 列R5
H1−H6 穴グループH1 - 穴グループH5

Claims (10)

  1. 均一な放射能ターゲット(600)を製造する方法において、
    複数のターゲット(600)を、アレイ状配置コンパートメント(202)を有する保持装置(100)内において、各々の前記ターゲット(600)が原子炉心の既知の中性子束に基づいて1つのコンパートメントに割り当てられるようにして、前記ターゲット(600)が、前記アレイ状配置コンパートメント(202)内での配置に基づいた中性子束へに適切に暴露されるようにする、ターゲット配置工程と、
    前記ターゲット(600)を照射するために前記原子炉心の内部で前記保持装置(100)を位置決めする工程とを具備することを特徴とする放射能ターゲットの製造方法。
  2. 前記保持装置(100)の中心からの半径方向距離が長いコンパートメント(202)ほど、より多くのターゲット(600)がまとめて装填されるように前記ターゲット(600)は放射状に配列されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記複数のターゲット(600)は、前記保持装置(100)の軸方向部分にあるところの、より高い中性子束に照射中にさらされるコンパートメント(202)に、より多くのターゲット(600)がまとめて装填されるように、軸方向に配列されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 照射中に中性子束に、より近接する位置にあるコンパートメント(202)に、より多くのターゲット(600)がまとめて装填されるようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記複数のターゲット(600)は、異なる材料から形成された異なる種類のターゲット(600)を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の方法。
  6. 自己遮蔽特性の劣るターゲット(600)は1つ以上のコンパートメント(202)にまとめて装填されることを特徴とする請求項5記載の方法。
  7. 自己遮蔽特性に優れたターゲット(600)はそれぞれ異なるコンパートメント(202)にまとめて装填されるように互いに分離されることを特徴とする請求項5記載の方法。
  8. 横断面の小さいターゲット(600)は、照射中に中性子束に近接する1つ以上のコンパートメント(202)に配置されることを特徴とする請求項5記載の方法。
  9. 照射後にコンパートメント(202)における各ターゲット(606)の放射能を減少するように、前記コンパートメント(202)の中のターゲット(600)の数を増加することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の方法。
  10. 照射後、照射済みターゲット(600)を回収する前に不純物を崩壊させるために所定の時間待機する工程を更に含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の方法。
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