JP2011016338A - 重荷重用ラジアルタイヤの製造方法 - Google Patents

重荷重用ラジアルタイヤの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】耐外径成長性を抑制する。
【解決手段】コードが10〜70°の角度θで配列するベルトプライ9A〜9Dと、コードがタイヤ周方向に螺旋状に巻回される最外ベルトプライ10からなり、かつプライ本体10Aの両端部は赤道に向かってU字状に折り返されるプライフォールド部10Bを具え、ベルトコード10cの荷重−伸び曲線Fが、原点Poから第1の変曲点P1に至る第1の低弾性域YL1と、第1の変曲点P1から第2の変曲点P2に至る高弾性域YHと、第2の変曲点P2から破断点P3に至る第2の低弾性域YL2とを有する高伸張性スチールコード20を用いる。ベルト層7の加硫時のベルトストレッチLB(単位:%)を、1.5〜4.0%かつ第1の変曲点P1におけるコードの伸びL1(単位:%)の0.65〜1.85倍の範囲とし、第2の変曲点P2におけるコードの伸びL2(単位:%)との差(L2−LB)を、1.0〜3.0%の範囲とした。
【選択図】図2

Description

本発明は、偏平率50%以下のタイヤにおける外径成長を抑制した重荷重用ラジアルタイヤの製造方法に関する。
本発明者は、下記の特許文献1において、偏平率50%以下のタイヤにおいても、長期間にわたって使用した際の外径成長を低く抑えうる重荷重用ラジアルタイヤを提案している。
このタイヤでは、ベルト層を構成する複数枚のベルトプライにおいて、最も半径方向外側に配される最外ベルトプライを除くベルトプライを、ベルトコードがタイヤ周方向に対して10〜70°の角度で配列されるバイアスプライで構成し、かつ前記最外ベルトプライを、ベルトコードがタイヤ周方向に螺旋状に巻回される螺旋巻きプライで構成するとともに、この螺旋巻きプライに、そのタイヤ軸方向両端部が、タイヤ赤道に向かってU字状に折り返されるフォールド構造を採用している。
ここで、充填内圧が700kPa以上と高くかつ偏平率が50%以下と低い超偏平重荷重用ラジアルタイヤにおいては、ベルトプライのうちで半径方向最外の最外ベルトプライを螺旋巻きプライで形成するだけでは、ベルト端側における拘束力が不充分であり、トレッドの外径成長をバランス良く抑制することが困難である。そこで前記特許文献1では、前記螺旋巻きプライにフォールド構造を採用することで、ベルト層全体としての拘束力を広範囲に亘ってバランス良く高めることができ、トレッド部の外径成長を抑制することを可能としている。
なお螺旋巻きプライのタイヤ軸方向外端縁には、大きなテンション力が作用する。そのため、前記フォールド構造ではなく、2枚の螺旋巻きプライを重ね置きした場合には、螺旋巻きプライのタイヤ軸方向外端に、ベルトコードの途切れ端が形成されるため、この途切れ端の位置に歪みが発生してコード破断を招くという新たな問題が発生する。従って、前記螺旋巻きプライには、その外端縁のベルトコードの途切れ端が形成されないよう、2枚重ねではなくフォールド構造を採用することが必要となる。
国際公開WO2008/0355646号パンフレット
しかしながら、本発明者のさらなる研究の結果、前記ベルト構造によって外径成長の抑制効果を有効かつ十分に発揮させるためには、螺旋巻きプライのベルトコードの伸び特性と、加硫成型時のベルトストレッチとを適正化させることが必要であることが判明した。
そこで本発明は、螺旋巻きプライのベルトコードに、原点から第1の変曲点に至る第1の低弾性域と、前記第1の変曲点から第2の変曲点に至る高弾性域と、前記第2の変曲点から破断点に至る第2の低弾性域とを有する高伸張性スチールコードを用い、かつ加硫時のベルトストレッチを前記第1、第2の変曲点におけるコードの伸びで規制することを基本として、前記特許文献1で提案した重荷重用ラジアルタイヤの利点を達成しながら、外径成長の抑制効果を十分かつ有効に発揮させうる重荷重用ラジアルタイヤの製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本願請求項1の発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、前記カーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内部に配されるベルト層とを具え、
前記ベルト層が、半径方向内外に重なる複数枚のベルトプライから形成され、しかも最も半径方向外側に配される最外ベルトプライを除くベルトプライは、ベルトコードがタイヤ周方向に対して10〜70°の角度θで配列されるバイアスプライからなり
かつ前記最外ベルトプライは、ベルトコードがタイヤ周方向に螺旋状に巻回される螺旋巻きプライからなるとともに、
前記最外ベルトプライは、タイヤ赤道を通りその両側の最外プライ折返し位置Qoまでのびる最外プライ本体と、前記最外プライ折返し位置Qoからタイヤ赤道に向かって最外プライ内側位置QiまでU字状に折り返される最外プライフォールド部とを有し、しかも前記最外プライ本体のタイヤ軸方向の巾CWaを、トレッド接地巾TWの70〜80%、かつ前記最外プライフォールド部のタイヤ軸方向の巾CWbを、5.0mm以上かつ前記最外プライ本体のタイヤ軸方向の巾CWaの0.5倍以下とした偏平率が50%以下の重荷重用ラジアルタイヤの製造方法であって、
前記螺旋巻きプライのベルトコードとして、コードの荷重−伸び曲線が、原点Poから第1の変曲点P1に至る第1の低弾性域と、前記第1の変曲点P1から第2の変曲点P2に至る高弾性域と、前記第2の変曲点P2から破断点P3に至る第2の低弾性域とを有する高伸張性スチールコードを用いるとともに、
次式(1)で定まるベルト層の加硫時のベルトストレッチLB(単位:%)を、1.5〜4.0%かつ前記第1の変曲点P1におけるコードの伸びL1(単位:%)の0.65〜1.85倍の範囲とし、
しかも前記ベルトストレッチLBと第2の変曲点P2におけるコードの伸びL2(単位:%)との差(L2−LB)を、1.0〜3.0%の範囲としたことを特徴としている。
LB=(r2/r1−1)×100 −−−−(1)
(r1は、加硫前の生タイヤにおけるタイヤ赤道上でのベルト層の内周面のタイヤ軸芯からの半径、r2は加硫金型内のタイヤにおけるタイヤ赤道上でのベルト層の内周面のタイヤ軸芯からの半径である。)
又請求項2の発明では、前記高伸張性スチールコードは、前記第1の変曲点P1におけるコードの伸びL1を2.0〜3.0%としたことを特徴としている。
又請求項3の発明では、前記重荷重用ラジアルタイヤの製造方法は、成形ドラムの外周面上で各ベルトプライを順次巻回することによりベルト層を形成するベルト層形成工程を含むとともに、
前記成形ドラムの外周面の子午断面における輪郭形状は、曲率半径R1の凸円弧状をなし、かつ該曲率半径R1は、前記加硫金型のトレッド形成面の曲率半径R2の90〜110%の範囲としたことを特徴としている。
なお前記トレッド接地巾とは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した状態のタイヤに正規荷重を負荷した時に接地する接地面のタイヤ軸方向最大巾を意味する。又前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。また前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" を意味する。又前記「正規荷重」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"である。
叙上の如く、ベルト層として、最も半径方向外側に配される最外ベルトプライを除くベルトプライを、ベルトコードがタイヤ周方向に対して10〜70°の角度θで配列されるバイアスプライで構成し、かつ前記最外ベルトプライを、ベルトコードがタイヤ周方向に螺旋状に巻回される螺旋巻きプライで構成するとともに、この螺旋巻きプライに、そのタイヤ軸方向両端部が、タイヤ赤道に向かってU字状に折り返されるフォールド構造を採用している。
又前記螺旋巻きプライのベルトコード(以下螺旋巻きベルトコードという場合がある)として、コードの荷重−伸び曲線が、原点Poから第1の変曲点P1に至る第1の低弾性域と、前記第1の変曲点P1から第2の変曲点P2に至る高弾性域と、前記第2の変曲点P2から破断点P3に至る第2の低弾性域とを有する高伸張性スチールコードを用いるとともに、加硫時のベルトストレッチLBを、1.5〜4.0%かつ前記第1の変曲点P1におけるコードの伸びL1の0.65〜1.85倍の範囲、しかもベルトストレッチLBと第2の変曲点P2におけるコードの伸びL2との差(L2−LB)を、1.0〜3.0%としている。
前記螺旋巻きベルトコードに、高伸張性スチールコードを用いることで、加硫中に1.5〜4.0%のベルトストレッチを確保できる。なおベルトストレッチが1.5%より低いと、加硫時、カーカスやベルト層に十分なテンションが付与されず、ユニフォミティーを損ねるとともに、外径成長の増大傾向を招く。又ベルトストレッチが4%を越えると螺旋巻きベルトコードの伸びが過大となってコード破断の危険性を高める。
ここで、走行中のタイヤにおける螺旋巻きベルトコードの伸びは、充填内圧やタイヤ負荷荷重などにより、ベルトストレッチLBよりも1%程度大きくなる。
従って、ベルトストレッチLBと第2の変曲点P2における伸びL2との差(L2−LB)が1.0%を下回る、或いはベルトストレッチLBが第1の変曲点P1における伸びL1の1.85倍を上回ると、走行中の螺旋巻きベルトコードが第2の変曲点に近い領域で使用されることとなるため、第2の低弾性域の影響を受けて、外径成長が大きくなる。又外径成長がさらに進んだ場合、コード破断に至る恐れを招く。又ベルトストレッチLBと第2の変曲点P2における伸びL2との差(L2−LB)が3.0%を上回る、或いはベルトストレッチLBが第1の変曲点P1における伸びL1の0.65倍を下回る場合には、走行中の螺旋巻きベルトコードが第1の変曲点に近い領域で使用されることとなるため、高弾性域にて使用されたとしても、タイヤ負荷荷重によるコードの伸びの変動は大きく、外径成長を起こしやすくする。
このように、螺旋巻きベルトコードの伸び特性と、ベルトストレッチとの適正化を図ることにより、前記ベルト構造を有効に機能させることが可能となり、外径成長の抑制効果を十分かつ有効に発揮させることができる。
本発明の製造方法によって形成された重荷重用ラジアルタイヤの一実施例を示す断面図である。 そのトレッド部を拡大して示す断面図である。 そのベルト層のコード配列を説明する図面である。 (A)、(B)は、帯状ストリップの巻回方法を説明する図面である。 帯状ストリップを説明する斜視図である。 高伸張性スチールコードにおける荷重−伸び曲線である ベルトストレッチを示す説明図である。 本発明のベルト層形成工程に用いる成形ドラムを示す断面図である。 螺旋巻きのプライ以外のベルトプライに用いるベルトコードの荷重−伸び曲線である。
以下、本発明の実施の形態について、図示例とともに説明する。
図1において、重荷重用ラジアルタイヤ1は、タイヤ断面巾に対するタイヤ断面高さの比(タイヤ断面高さ/タイヤ断面巾)である偏平率を50%以下に減じた超偏平な重荷重用ラジアルタイヤであって、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、該カーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるベルト層7とを少なくとも具える。
前記カーカス6は、カーカスコードをタイヤ周方向に対して例えば75〜90度の角度で配列させた1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。このカーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間を跨るプライ本体部6aの両端に、前記ビードコア5の周りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返されたプライ折返し部6bを一連に具える。又前記プライ本体部6aとプライ折返し部6bとの間には、前記ビードコア5から半径方向外側にのびる断面三角形状のビード補強用のビードエーペックスゴム8を配している。カーカスコードとして、スチールコードが好適であるが、要求により芳香族ポリアミド、ナイロン、レーヨン、ポリエステルなどの有機繊維コードも採用しうる。
前記ビードエーペックスゴム8は、本例では、ゴム硬度が80〜95°の硬質のゴムからなる半径方向内側のエーペックス部8Aと、ゴム硬度が40〜60°の軟質のゴムからなる半径方向外側のエーペックス部8Bとからなる2層構造をなし、かつその外端8eのビードベースラインBLからの高さH1を、タイヤ断面高さH0の35〜50%の範囲まで高めている。これにより、前記外端8eでの損傷を抑制しながら、タイヤのサイド剛性を高め操縦安定性を向上している。
次に前記ベルト層7は、半径方向内外に重なりかつベルトコードとしてスチールコードを用いた複数枚のベルトプライからなり、最も半径方向外側に配される最外ベルトプライ10を除く他のベルトプライ9は、ベルトコードがタイヤ周方向に対して10〜70°の角度θで配列される。
本例では、前記ベルト層7が、半径方向内側から外側に順次重ね置きされる第1〜第5のベルトプライ9A〜9D、10からなる場合を例示する。
このうち、図3に示すように、半径方向最内側に配される第1のベルトプライ9Aは、ベルトコードをタイヤ周方向に対して40〜70°の角度θ1で傾斜配列している。又その半径方向外側に重置される第2のベルトプライ9Bは、ベルトコードをタイヤ周方向に対して前記角度θ1より小かつ10〜45°の角度θ2で傾斜配列している。又その半径方向外側に重置される第3のベルトプライ9Cは、ベルトコードをタイヤ周方向に対して前記角度θ1より小かつ10〜45°の角度θ3でしかも前記第2のベルトプライ9Bのベルトコードとは傾斜方向を逆向きとして傾斜配列している。又その半径方向外側に重置される第4のベルトプライ9Dは、ベルトコードをタイヤ周方向に対して前記角度θ1より小かつ10〜45°の角度θ4でしかも前記第3のベルトプライ9Cのベルトコードとは傾斜方向を同方向として傾斜配列している。
ここで前記第2、第3のベルトプライ9B、9Cのタイヤ軸方向の巾BW2、BW3は、図2に示すように、それぞれトレッド接地巾TWの85〜98%の範囲であって、本例では、第2のベルトプライ9Bは、5枚のベルトプライ9A〜9D、10のうちで、最も幅広に設定されている。このとき前記巾BW2、BW3の差BW2−BW3は14mm以上、即ち第2、第3のベルトプライ9B、9Cのタイヤ軸方向外端が、タイヤ軸方向に少なくとも7mm以上の距離X1で互いに離間している。これにより、前記第2、第3のベルトプライ9B、9Cの外端に集中する応力を緩和しうる。
又前記巾BW2、BW3がトレッド接地巾TWの85%未満の場合、トレッドショルダー部分においてトレッド剛性が不足し、優れた操縦安定性をうることができない。又98%を越えると、ベルトプライ9B、9Cのタイヤ軸方向外端と、バットレス面との間隔が過小となって、前記外端を起点として亀裂損傷を招く傾向となる。又同様の観点から、前記第1のベルトプライ9Aのタイヤ軸方向の巾BW1も、トレッド接地巾TWの85〜98%の範囲が好ましい。又前記第4のベルトプライ9Dは、5枚のベルトプライ9A〜9D、10のうちで最も巾狭であり、第1〜3のベルトプライ9A〜9C及びカーカス6を外傷より保護するブレーカとして機能している。この前記第4のベルトプライ9Dは、要求により排除することもできる。
次に第5のベルトプライ10である最外ベルトプライ10は、ベルトコードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回した螺旋巻きプライ12により形成している。具体的には、螺旋巻きプライ12は、スチールコードを用いた一本又は複数本(例えば3〜10本)のベルトコード10cがトッピングゴムGで被覆された帯状ストリップ11(図5に示す)をタイヤ周方向に螺旋状に巻回することにより形成される。従って、この最外ベルトプライ10では、ベルトコード10cがタイヤ周方向に対して実質的に0°の角度で配列している。なお帯状ストリップ11は、その側縁11eを互いに突き合わせて、或いは間隔を有して巻回される。
又この最外ベルトプライ10では、前記図3の如く、タイヤ赤道Cを通りこのタイヤ赤道Cの両側の最外プライ折返し位置Qo、Qoまでのびる最外プライ本体10Aと、前記最外プライ折返し位置Qoからタイヤ赤道Cに向かって最外プライ内側位置QiまでU字状に折り返される最外プライフォールド部10B、10Bとを有するフォールド構造としている。
ここで、前記帯状ストリップ11における螺旋巻きの始端部Es、終端部Eeは、前記最外プライ折返し位置Qoに配されないことが重要である。そのために、本例では、図4(A)に示すように、1本の帯状ストリップ11を用い、この1本の帯状ストリップ11を、「一方の最外プライ内側位置Qi1」→「一方の最外プライ折返し位置Qo1」→「他方の最外プライ折返し位置Qo2」→「他方の最外プライ内側位置Qi2」の順で螺旋巻きする。これにより、始端部Es、終端部Eeをそれぞれ、一方、他方の最外プライ内側位置Qi1、Qi2に位置させることができる。このとき、一方の最外プライフォールド部10B1は、前記最外プライ本体10Aの半径方向内側に折り返され、かつ他方の最外プライフォールド部10B2は、前記最外プライ本体10Aの半径方向外側に折り返されることとなる。
又図4(B)に示すように、2本の帯状ストリップ11、11を用いて前記螺旋巻きプライ12を形成することができる。この場合、各帯状ストリップ11を「タイヤ赤道C」→「最外プライ折返し位置Qo」→「最外プライ内側位置Qi」の順で螺旋巻きする。これにより、始端部Es、終端部Eeをそれぞれ、タイヤ赤道C、及び最外プライ内側位置Qiに位置させることができる。このとき、一方、他方の最外プライフォールド部10B1、10B2は、それぞれ前記最外プライ本体10Aの半径方向外側に折り返されることとなる。
このように構成したベルト層7は、最外ベルトプライ10が螺旋巻きプライ12として形成されるとともに、この螺旋巻きプライ12に、その両側がタイヤ赤道側に折り返されるフォールド構造を採用している。従って、不足するトレッドショルダー部分での拘束力を、最外プライ本体10Aと最外プライフォールド部10B2との2層で重点的に高めることができ、優れたタガ効果を広範囲に亘って発揮し、トレッド部の外径成長を均一に抑えるとともに、この外径成長に起因する偏摩耗、及びベルト端剥離等の発生を防止しうる。しかも螺旋巻きプライ12がフォールド構造をなすことにより、単に2枚の螺旋巻きプライを重ね置きする場合に比して、最外プライ折返し位置Qoにおけるコード破断などのベルト損傷をも抑制でき、耐久性を総合的に向上させることができる。なお前記帯状ストリップ11の巾SW(図5に示す)は、位置Qi、Qo間の距離、即ち最外プライフォールド部10Bの巾CWbよりも小である。これにより、螺旋巻きプライ12の外端縁からベルトコードの途切れ端を排除でき、先述のコード破断などのベルト損傷を抑制しうる。
又図2の如く、前記最外プライ本体10Aのタイヤ軸方向の巾CWaは、前記トレッド接地幅TWの70〜80%の範囲、かつ前記最外プライフォールド部10Bのタイヤ軸方向の巾CWbは5.0mm以上かつ前記巾CWaの0.5倍以下であることが必要である。
前記最外プライ本体10Aの巾CWaがトレッド接地幅TWの70%未満では、タガ効果がトレッド接地面全体に亘って充分に発揮されず、トレッドショルダー部分での外径成長を抑制し得ない。逆に巾CWaがトレッド接地幅TWの80%を越えると、最外プライ折返し位置Qoで作用するテンション力が過大となって、螺旋巻きプライ12にコード破断等が発生し易くなる。
又前記最外プライフォールド部10Bの巾CWbが5mm未満では、フォールド構造の効果が不充分となって、外径成長を充分に抑制できず、又螺旋巻きプライ12にコード破断等が発生し易くなる。逆に巾CWbが前記巾CWaの0.5倍を越えると、タイヤ赤道側で最外プライフォールド部10B同士が重なって3層となり、拘束力のバランスを損ねるなど耐偏摩耗性に不利となる。又生産コスト及び生産効率にも不利となる。このような観点から前記巾CWbの下限値は15mm以上、さらには30mm以上が好ましい。
なおベルト層7が第4のベルトプライ9Dを有する場合、該第4のベルトプライ9Dのタイヤ軸方向外端は、前記最外プライ内側位置Qiよりもタイヤ軸方向内側に位置させる。これにより、ベルト層7の、前記最外プライフォールド部10Bによる厚さの変化を減じることができる。
又前記螺旋巻きプライ12を配した場合、この螺旋巻きプライ12のからタイヤ軸方向外側にはみ出す第2、第3のベルトプライ9B、9Cのタイヤ軸方向外端部でコード端ルース(ベルト端剥離)が発生しやすい傾向が生じる。そこで本例では、図2に示すように、第2、第3のベルトプライ9B、9Cのタイヤ軸方向外端部の間に、保護ゴム層15を介在させ、前記第3のベルトプライ9Cの外端部を、第2のベルトプライ9Bから3.0〜4.5mmの距離X2で離間させている。前記保護ゴム層15は、複素弾性率E*1が6.0〜12.0Maの低弾性のゴムからなる。前記距離X2が3.0mm未満、及び複素弾性率E*1が12.0MPaを越えると、前記第2、第3のベルトプライ9B、9Cの外端部に集中する剪断力の緩和効果に劣り、この外端部でのコード端ルースを抑制しうる。又前記距離X2が4.5mmより大、及び複素弾性率E*1が6.0MPa未満でも、コード端の動きが大きくなって、コード端ルースが発生しやすい傾向となる。又前記第1のベルトプライ9Aの外端部は、タイヤ軸方向外側に向かって前記カーカス6とは次第に離間する。そして、この離間部Jには、複素弾性率E*2を2.0〜5.0Mpa、かつE*2<E*1とした断面三角形状のクッションゴム16を設け、ベルトプライ9Aの外端での損傷を抑制している。なお複素弾性率E*は、JIS−K6394の規定に準じて、次に示される条件で(株)岩本製作所製の「粘弾性スペクトロメータ」を用いて測定した値である。
・初期歪み(10%)、
・振幅(±1%)、
・周波数(10Hz)、
・変形モード(引張)、
・測定温度(70℃)。
次に、前記重荷重用ラジアルタイヤ1の製造方法について説明する。
このタイヤ製造方法では、前記螺旋巻きプライ12のベルトコード10c(螺旋巻きベルトコード10c)として、図6に示すように、コードの荷重−伸び曲線Fにおいて、原点Poから第1の変曲点P1に至る第1の低弾性域YL1と、前記第1の変曲点P1から第2の変曲点P2に至る高弾性域YHと、前記第2の変曲点P2から破断点P3に至る第2の低弾性域YL2とを有する高伸張性スチールコード20を用いることを特徴としている。本例では、3本の素線を下撚りしてなるストランドの7本を、さらに上撚りにて撚り合わせた3×7構造のものが使用される。又前記伸び特性は、前記素線への波状の型付け、ストランドへの波状の型付け、コード全体への波状の型付けを適宜組み合わせることにより得ることができる。
本例では、前記第1の低弾性域YL1は、前記荷重−伸び曲線Fの傾きαが、原点Poから第1の変曲点P1に向かって減少する漸減域YL1aを含み、かつ該漸減域YL1aが、その傾きαの最小値が0となる0勾配域YL1a1を有する場合が示されている。なお前記0勾配域YL1a1は、円弧部を介して高弾性域YHに滑らかに連なる。
なお前記第1の変曲点P1は、第1の低弾性域YL1の延長線と高弾性域YHの延長線との交点を通って前記曲線Fに直交する直交線が前記曲線Fと交わる交点として定義される。又第2の変曲点P2は、高弾性域YHの延長線と第2の低弾性域YL2の延長線との交点を通って前記曲線Fに直交する直交線が前記曲線Fと交わる交点として定義される。なお前記第1の変曲点P1におけるコードの伸びL1は2.0〜3.0%の範囲、かつ第1の変曲点P1における荷重は30〜200Nの範囲であることが好ましい。又本例の場合、第2の変曲点P2におけるコードの伸びL2と前記伸びL1との差(L2−L1)は、2.0〜2.5%程度であって、又破断点P3におけるコードの伸びL3と前記伸びL2との差(L3−L2)は、0.5〜1.2%程度である。
又前記タイヤ製造方法では、さらに次式(1)で定まるベルト層7の加硫時のベルトストレッチLB(単位:%)を、1.5〜4.0%かつ前記第1の変曲点P1におけるコードの伸びL1(単位:%)の0.65〜1.85倍の範囲とし、しかも前記ベルトストレッチLBと第2の変曲点P2におけるコードの伸びL2(単位:%)との差(L2−LB)を、1.0〜3.0%の範囲としたことを特徴としている。
LB=(r2/r1−1)×100 −−−−(1)
なお前記式(1)のr1は、図7に概念的に示すように、加硫前の生タイヤ1Nにおけるタイヤ赤道C上でのベルト層7の内周面のタイヤ軸芯からの半径であり、r2は加硫金型21内の加硫中のタイヤ1におけるタイヤ赤道C上でのベルト層7の内周面のタイヤ軸芯からの半径を意味する。
このように、螺旋巻きベルトコード10cに、前述の高伸張性スチールコード20を用いることで、1.5〜4.0%のベルトストレッチLBを確保することが可能となる。なおベルトストレッチが1.5%より低いと、加硫時、カーカスやベルト層に十分なテンションを付与できず、ユニフォミティーを損ねるとともに、外径成長の増大傾向を招く。又ベルトストレッチが4%を越えると螺旋巻きベルトコード10cの伸びが過大となってコード破断の危険性を高める。
ここで、走行中のタイヤにおける螺旋巻きベルトコード10cの伸びは、充填内圧やタイヤ負荷荷重などにより、ベルトストレッチLBよりも1%程度大きくなる。
従って、ベルトストレッチLBと第2の変曲点P2における伸びL2との差(L2−LB)が1.0%を下回る、或いはベルトストレッチLBが第1の変曲点P1における伸びL1の1.85倍を上回ると、走行中の螺旋巻きベルトコード10cが第2の変曲点に近い領域で使用されることとなるため、第2の低弾性域の影響を受けて、外径成長が大きくなる。又外径成長がさらに進んだ場合、コード破断に至る恐れを招く。又ベルトストレッチLBと第2の変曲点P2における伸びL2との差(L2−LB)が3.0%を上回る、或いはベルトストレッチLBが第1の変曲点P1における伸びL1の0.65倍を下回る場合には、走行中の螺旋巻きベルトコード10cが第1の変曲点に近い領域で使用されることとなるため、高弾性領にて使用されたとしても、タイヤ負荷荷重によるコードの伸びの変動は大きく、外径成長を起こしやすくする。
このような観点から、前記ベルトストレッチLBの下限は2.0%以上が好ましく、又上限は3.0%以下、さらには2.8%以下が好ましい。又前記ベルトストレッチLBと伸びL1との比LB/L1の下限は、0.65以上、さらには0.80以上が好ましく、又上限は1.85以下、さらには1.30以下が好ましい。又前記差(L2−LB)の下限は1.8%以上、上限は2.6%以下が好ましい。
又前述のベルト構造では、走行中、螺旋巻きベルトコード10cに、テンションが均一に作用することが重要である。そのため前記タイヤ製造方法では、生タイヤ形成工程において行われるベルト層形成工程を、以下のように特定している。なおベルト層形成工程とは、図8に示すように、成形ドラム22の外周面上で、未加硫の各ベルトプライ9A〜9D、10を順次巻回することにより未加硫のベルト層7を形成する工程である。
そして本例では、前記成形ドラム22の外周面22sの子午断面における輪郭形状を、前記加硫金型21のトレッド形成面21sの輪郭形状と近似させている。具体的には、前記外周面22sを曲率半径R1の凸円弧状に形成するとともに、該曲率半径R1を、前記トレッド形成面21sの曲率半径R2の90〜110%の範囲に設定している。これにより、加硫時の第2のベルトコード9bの伸びが、タイヤ軸方向の各位置で略一定となり、走行中のテンションが均一化され、外径成長抑制効果がバランス良く達成される。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図2のベルト構造を有するタイヤサイズ435/45R22.5の偏平重荷重用ラジアルタイヤを、表1の仕様に基づき試作するとともに、各試供タイヤの耐外径成長性についてテストした。表1の仕様以外は、各タイヤとも実質的に同仕様である。
又実施例及び比較例では、
・保護ゴム層
・・・複素弾性率E*1−−−10.3Mpa
・クッションゴム
・・・複素弾性率E*2−−−9.3Mpa
としている。
又高伸張性スチールコードとしては、3x7x0.22構造をなしかつ図6の伸び特性を有するものを使用している。第1の変曲点P1の伸びL1(2.2%)、第2の変曲点P2の伸びL2(4.5%)、破断点P3の伸びL3(5.4%)である。他のベルトコードには、1x5x0.38構造をなす図9の「荷重−伸び曲線」を有するスチールコードを用いている。
又従来例1、2は、タイヤサイズ11R22.5の偏平率90のタイヤであって、各ベルトコードに前記図9の「荷重−伸び曲線」を有するスチールコードを用いている。
耐外径成長性、
ドラム試験機を用い、リム(22.5×14.00)、内圧(900kPa)、負荷荷重(41.68KN)、速度(40km/h)の条件にて、1000km走行させ、走行前後のトレッド表面の周長変化を測定し、その成長量、及び成長率を比較した記載した。
Figure 2011016338
表の如く、実施例のタイヤは、耐外径成長性が向上されるのが確認できる。
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
7 ベルト層
9A〜9D 最外ベルトプライを除くベルトプライ
10 最外ベルトプライ
10A 最外プライ本体
10B 最外プライフォールド部
10c ベルトコード
12 螺旋巻きプライ
20 高伸張性スチールコード
21 加硫金型
21s トレッド形成面
22 成形ドラム
22s 外周面
YL1 第1の低弾性域
YL2 第2の低弾性域
YH 高弾性域

Claims (3)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、前記カーカスのタイヤ半径方向外側かつ前記トレッド部の内部に配されるベルト層とを具え、
    前記ベルト層が、半径方向内外に重なる複数枚のベルトプライから形成され、しかも最も半径方向外側に配される最外ベルトプライを除くベルトプライは、ベルトコードがタイヤ周方向に対して10〜70°の角度θで配列されるバイアスプライからなり
    かつ前記最外ベルトプライは、ベルトコードがタイヤ周方向に螺旋状に巻回される螺旋巻きプライからなるとともに、
    前記最外ベルトプライは、タイヤ赤道を通りその両側の最外プライ折返し位置Qoまでのびる最外プライ本体と、前記最外プライ折返し位置Qoからタイヤ赤道に向かって最外プライ内側位置QiまでU字状に折り返される最外プライフォールド部とを有し、しかも前記最外プライ本体のタイヤ軸方向の巾CWaを、トレッド接地巾TWの70〜80%、かつ前記最外プライフォールド部のタイヤ軸方向の巾CWbを、5.0mm以上かつ前記最外プライ本体のタイヤ軸方向の巾CWaの0.5倍以下とした偏平率が50%以下の重荷重用ラジアルタイヤの製造方法であって、
    前記螺旋巻きプライのベルトコードとして、コードの荷重−伸び曲線が、原点Poから第1の変曲点P1に至る第1の低弾性域と、前記第1の変曲点P1から第2の変曲点P2に至る高弾性域と、前記第2の変曲点P2から破断点P3に至る第2の低弾性域とを有する高伸張性スチールコードを用いるとともに、
    次式(1)で定まるベルト層の加硫時のベルトストレッチLB(単位:%)を、1.5〜4.0%かつ前記第1の変曲点P1におけるコードの伸びL1(単位:%)の0.65〜1.85倍の範囲とし、
    しかも前記ベルトストレッチLBと第2の変曲点P2におけるコードの伸びL2(単位:%)との差(L2−LB)を、1.0〜3.0%の範囲としたことを特徴とする重荷重用ラジアルタイヤの製造方法。
    LB=(r2/r1−1)×100 −−−−(1)
    (r1は、加硫前の生タイヤにおけるタイヤ赤道上でのベルト層の内周面のタイヤ軸芯からの半径、r2は加硫金型内のタイヤにおけるタイヤ赤道上でのベルト層の内周面のタイヤ軸芯からの半径である。)
  2. 前記高伸張性スチールコードは、前記第1の変曲点P1におけるコードの伸びL1を2.0〜3.0%としたことを特徴とする請求項1記載の重荷重用ラジアルタイヤの製造方法。
  3. 前記重荷重用ラジアルタイヤの製造方法は、成形ドラムの外周面上で各ベルトプライを順次巻回することによりベルト層を形成するベルト層形成工程を含むとともに、
    前記成形ドラムの外周面の子午断面における輪郭形状は、曲率半径R1の凸円弧状をなし、かつ該曲率半径R1は、前記加硫金型のトレッド形成面の曲率半径R2の90〜110%の範囲としたことを特徴とする請求項1又は2記載の重荷重用ラジアルタイヤの製造方法。
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