JP2011016326A - 電子化ホワイトボード装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ホワイトボード面に記載した記載内容を消去する前に、該記載内容を自動的にデータ化して保存し、使い勝手の良さとセキュリティ機能とを高めた電子化ホワイトボード装置を提供すること。
【解決手段】本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置は、主要な機能として、ユーザの記載内容を、ホワイトボード面1(表)に記入させ、スライドボタンの押下により、ホワイトボード面1(表)に記載されている記載内容のイメージデータを取得し、その後、ホワイトボード面1(表)の記載内容を削除する機能を備える。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置は、主要な機能として、ユーザの記載内容を、ホワイトボード面1(表)に記入させ、スライドボタンの押下により、ホワイトボード面1(表)に記載されている記載内容のイメージデータを取得し、その後、ホワイトボード面1(表)の記載内容を削除する機能を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は電子化ホワイトボード装置及びコンピュータプログラムに係り、特に、認証機能と、情報の漏えい防止機能とに留意した電子化ホワイトボード装置及びコンピュータプログラムに関する。
これまで、ホワイトボード面上に書かれた内容を紙へ出力したり、更には該内容をデータ保存したりすることが可能な電子化ホワイトボード装置は既に開発されていたが、ホワイトボード面上に書かれた内容を消去する際には、このホワイトボード面上に書かれた内容を、ユーザが手を使って消去するように構成されていた。
近年、ホワイトボードの消し忘れによる情報漏えいが、セキュリティ管理上の問題点として大きく取り上げられるようになってきている。
このようなホワイトボード面上の記載内容の消し忘れは、多くの場合、スライド式の電子化ホワイトボード装置において、ユーザがスライドした際に隠れてしまっていた記載内容が、そのまま消し忘れられて、その後、同じ電子化ホワイトボード装置を使用する人に見られてしまうといったケースとして出現している。
近年、ホワイトボードの消し忘れによる情報漏えいが、セキュリティ管理上の問題点として大きく取り上げられるようになってきている。
このようなホワイトボード面上の記載内容の消し忘れは、多くの場合、スライド式の電子化ホワイトボード装置において、ユーザがスライドした際に隠れてしまっていた記載内容が、そのまま消し忘れられて、その後、同じ電子化ホワイトボード装置を使用する人に見られてしまうといったケースとして出現している。
なお、電子化ホワイトボード装置を使用する際にユーザ認証を実施することにより、セキュリティを高める技術としては、例えば、特許文献1には、電子黒板ソフトで作成したファイルまたは作成しようとするファイルに対して認証設定を行うことを可能にし、この認証設定として、サイン、暗証番号、パスワード等を登録することが開示されている。
また、ホワイトボード面の表面上の未消去画面を自動的に消去する技術としては、例えば、特許文献2には、電子黒板装置周辺に人体検知手段を備え、機密保護手段によって、未消去画面を自動的に消去して、未消去画面の内容を判読不可能な状態にすることにより機密を保全することができる技術が開示されている。
また、ホワイトボード面の表面上の未消去画面を自動的に消去する技術としては、例えば、特許文献2には、電子黒板装置周辺に人体検知手段を備え、機密保護手段によって、未消去画面を自動的に消去して、未消去画面の内容を判読不可能な状態にすることにより機密を保全することができる技術が開示されている。
さらに、ホワイトボード面上の画面を消去する前に保存する技術及び復元する技術としては、例えば、特許文献3には、黒板面に記載された画像をクリーナユニットで消去する際に、この画像を消去する直前にシート読取部8で読み取って画像記憶部にて記憶する技術の記載が有り、また、画像記憶部にて記憶された画像データを、操作表示部を介した表示出力指示で復元することができる技術の記載が有る。
ところで、上記背景技術で述べた既成の電子化ホワイトボード装置にあっては、前述のとおり、スライド式の電子化ホワイトボード装置を利用した後の記載内容の消し忘れにより、外部に情報が漏洩する危惧があり、このため、セキュリティリスクが大きい製品となっていることが問題点であった。
前述のとおり、この原因としては、既成の電子化ホワイトボード装置がスライド式であるため、ユーザがスライドした後に、隠れている記載内容を削除し忘れるといった点を挙げることができるのであり、いわば人的ミスであると言えよう。
特に、会議が中断した場合などには、記載内容を残したまま、記載内容を削除し忘れるミスが多いことも知られている。
前述のとおり、この原因としては、既成の電子化ホワイトボード装置がスライド式であるため、ユーザがスライドした後に、隠れている記載内容を削除し忘れるといった点を挙げることができるのであり、いわば人的ミスであると言えよう。
特に、会議が中断した場合などには、記載内容を残したまま、記載内容を削除し忘れるミスが多いことも知られている。
なお、前述の特許文献1に開示されている技術の場合、本発明とは、認証設定を行う対象と効果が異なる。即ち、特許文献1には、「ファイルに対し認証設定を行う」と記載されているが、本発明では、登録したユーザ毎にアクセス制限されたフォルダを用いるといった差異がある。本発明の場合、ユーザは本発明の電子化ホワイトボード装置の使用前にログイン用端末にアクセスすることで、当該ユーザが保存した情報のみを閲覧・アクセス可能としており、他ユーザの保存した情報は、ファイル名ですら閲覧できなくなるので、特許文献1の技術よりも、セキュリティ効果はより高いと言えよう。
また、前述の特許文献2に開示されている技術の場合、「人の不在を検知する装置を有する」と記載されているのみであるが、本発明では、人感センサーを適切な配置位置に設けると共に、その検知角度と範囲とを、自動開閉扉の検知範囲に基づいて具体的に設定しているので、前述の特許文献2に開示されている技術とは差異を有していると言えよう。
さらに、前述の特許文献3に開示されている技術の場合、本発明とは、未消去画面の消去ロジックと、効果が異なる。即ち、前述の特許文献3に開示されている技術の場合、ユーザが誤ってクリーニング機構を動作させることを防止するために、ユーザがクリーニング機構を使う手続きを行わない限りはクリーニング機能が有効にならないように構成している。これに比べて、本発明では、クリーニング機構を設置せず、クリーニング機構が無くてもホワイトボード面の裏面に未消去情報が移動しないように構成している。また、ユーザに対しては、ログイン処理を行わない状態での手動によるホワイトボード面のスライドを許可しないように構成している。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、ユーザの指示を受けてホワイトボード面に記載した記載内容を消去する前に、該記載内容を自動的にデータ化して保存することを可能にして、使い勝手の良さとセキュリティ機能とを高めた電子化ホワイトボード装置を提供することを目的としている。
本発明の他の目的は、データ化され、保存された過去の記載内容を復元して、実画像としてホワイトボード面の表面に再表示することができる電子化ホワイトボード装置及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明の他の目的は、データ化され、保存された過去の記載内容を復元して、実画像としてホワイトボード面の表面に再表示することができる電子化ホワイトボード装置及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、表面と裏面とが連続した一体構造として形成されたホワイトボード面を備え、該ホワイトボード面全体が該ホワイトボード面の両端部分を回転軸として回転可能に構成された電子化ホワイトボード装置であって、ユーザがログインを完了させたときに限定して前記ホワイトボード面の使用を許可する認証手段と、スライドボタンが押下された時に前記ホワイトボード面をスライドさせるスライド手段と、該スライド手段によるスライド時に前記ホワイトボード面の表面の記載内容を画像データに変換する変換手段と、前記変換手段が変換した画像データを、記憶媒体を備えた装置に保存する保存手段と、前記保存手段による画像データの保存後に、前記ホワイトボード面の表面の記載内容を消去する消去手段と、を備えたことを特徴としている。
また、本発明は、表面と裏面とが連続した一体構造として形成されたホワイトボード面を備え、該ホワイトボード面全体が該ホワイトボード面の両端部分を回転軸として回転可能に構成された電子化ホワイトボード装置をコンピュータに制御させるためのコンピュータプログラムであって、ユーザがログインを完了させたときに限定して前記ホワイトボード面の使用を許可するステップと、スライドボタンが押下された時に前記ホワイトボード面をスライドさせるステップと、前期ホワイトボード面のスライド時に前記ホワイトボード面の表面の記載内容を画像データに変換するステップと、前記変換した画像データを、記憶媒体を備えた装置に保存するステップと、前記画像データの保存後に、前記ホワイトボード面の表面の記載内容を消去するステップと、を有することを特徴としている。
以上説明したように、本発明の電子化ホワイトボード装置によれば、ユーザが、ホワイトボード面に記載した記載内容を消去する前に、該記載内容を自動的にデータ化して保存できるようにしているので、使い勝手とセキュリティ機能とを高めることができる電子化ホワイトボード装置を提供することができる効果がある。
本発明に係る電子化ホワイトボード装置は、認証機能と、情報の漏えい防止機能とを有し、さらに、一定時間経過による記載面の自動削除機能を有する。
ホワイトボード面の表面に記載した内容(イメージ情報)を、スライドさせたときに、自動的に該記載内容をデータ化して削除する。また、データ化された該記載情報を復元すると共にホワイトボード面の表面にスライドして再表示する。
スライドした際の記載内容は自動的にデータ化すると共にサーバ装置に配送し、さらに、一定時間ホワイトボード面が使用されない場合は、ホワイトボード面上の該記載内容を自動的に削除する。
ホワイトボード面の表面に記載した内容(イメージ情報)を、スライドさせたときに、自動的に該記載内容をデータ化して削除する。また、データ化された該記載情報を復元すると共にホワイトボード面の表面にスライドして再表示する。
スライドした際の記載内容は自動的にデータ化すると共にサーバ装置に配送し、さらに、一定時間ホワイトボード面が使用されない場合は、ホワイトボード面上の該記載内容を自動的に削除する。
即ち、ログインした状態での一定時間経過後に、ホワイトボード面前方に人が存在しない場合は、ホワイトボード面上部に設置されている人感センサーにより、自動的にホワイトボード面をスライドし、現在のアカウントでホワイトボード面の表面の記載内容を保存し、自動的にログアウトする。他方、ログインしていない状態では、記載内容を保存しないで、ホワイトボード面の表面のスライドにより記載内容の自動削除のみを行う。
これにより、ユーザの人的ミスによる記載内容の削除漏れを防止することができる。
また、データ化された記載内容をホワイトボード面上に復元することが可能なため、会議が中断した場合においても、復元データから会議を再開することが可能となる。
ここで、サーバ内のデータ管理は、ホワイトボード面の利用開始時にID/パスワードを入力することで利用可能とし、これにより、セキュリティの確保を可能にしている。
また、データ化された記載内容をホワイトボード面上に復元することが可能なため、会議が中断した場合においても、復元データから会議を再開することが可能となる。
ここで、サーバ内のデータ管理は、ホワイトボード面の利用開始時にID/パスワードを入力することで利用可能とし、これにより、セキュリティの確保を可能にしている。
以下、本発明の電子化ホワイトボード装置の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置の正面構成を示す構成図である。
同図において、本実施形態の電子化ホワイトボード装置(本体正面)には、ホワイトボード面1(表)と、図1の紙面上におけるホワイトボード面1の左端を初期位置とするスキャナー2と、同じくホワイトボード面1の前記左端を初期位置とする消去用ワイパー3と、データ管理サーバ装置6と、ログイン用端末装置7と、ホワイトボード面1の上部に設置された人感センサー8と、を備える。
図1は、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置の正面構成を示す構成図である。
同図において、本実施形態の電子化ホワイトボード装置(本体正面)には、ホワイトボード面1(表)と、図1の紙面上におけるホワイトボード面1の左端を初期位置とするスキャナー2と、同じくホワイトボード面1の前記左端を初期位置とする消去用ワイパー3と、データ管理サーバ装置6と、ログイン用端末装置7と、ホワイトボード面1の上部に設置された人感センサー8と、を備える。
この他に、図示は省略しているが、ホワイトボード面1の両端には、ホワイトボード面1(表及び裏)をスライドさせるための回転軸が設けられている。また、本実施形態に係る電子化ホワイトボード装置には、ホワイトボード面1の主要な構成要素の制御に必要なCPUを内蔵することができる。但し、この制御の仕事は、データ管理サーバ装置6またはログイン用端末装置7に担わせることができるので、この場合は、ホワイトボード面1にCPUを内蔵する必要はない。
本実施形態に係る電子化ホワイトボード装置が備えるホワイトボード面1は、スライド2面式の水溶ペン使用タイプのホワイトボードであるものとする。但し、本発明では、一般に、上記の水溶ペン使用タイプを使用するものに限定されるものではなく、例えば、油性マーカーを使用するものであってもよい。
なお、データ管理サーバ装置6は、データ化したホワイトボード面1(表)の記載内容を配送する配送先のサーバ装置である。データ管理サーバ装置6は、単なる記憶装置であってもよいし、また、外部装置であってもよい。ホワイトボード面1は、データ管理サーバ装置6と、任意の通信施設を介して接続することができる。この通信施設としては、例えば、簡単なコード配線であってもよいし、LAN(専用回線)や、インターネット網であってもよい。さらには、携帯電話網を含む公衆通信回線であってもよい。
ログイン用端末装置7は、ユーザが、本電子化ホワイトボード装置にログインする際に使用する端末装置である。
なお、データ管理サーバ装置6は、データ化したホワイトボード面1(表)の記載内容を配送する配送先のサーバ装置である。データ管理サーバ装置6は、単なる記憶装置であってもよいし、また、外部装置であってもよい。ホワイトボード面1は、データ管理サーバ装置6と、任意の通信施設を介して接続することができる。この通信施設としては、例えば、簡単なコード配線であってもよいし、LAN(専用回線)や、インターネット網であってもよい。さらには、携帯電話網を含む公衆通信回線であってもよい。
ログイン用端末装置7は、ユーザが、本電子化ホワイトボード装置にログインする際に使用する端末装置である。
図2は、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置の背面構成を示す構成図である。
同図において、本実施形態の電子化ホワイトボード装置の背面には、ホワイトボード面1(裏)と、データ復元の際に使用されるデータ復元ボード4と、水性液ストッカー5と、を備える。
データ復元ボード4は、ホワイトボード面1(裏)の表面上に位置している(但し、両者は接触しないように構成される)。
水性液ストッカー5は、水溶性の着色材を貯蔵するタンクであり、データ化された記載内容をホワイトボード面1(裏)上に復元する際に使用される。
ホワイトボード面1(裏)の両端は、ホワイトボード面1(表)の両端と連続した一体構造となっており、両者は中空部を有する幅広のリング構造として形成されているので、ホワイトボード面1全体のスライド時に該両者は連動し、かつホワイトボード面1の両端部分に設けられている回転軸によって回転可能であるように構成されている。
同図において、本実施形態の電子化ホワイトボード装置の背面には、ホワイトボード面1(裏)と、データ復元の際に使用されるデータ復元ボード4と、水性液ストッカー5と、を備える。
データ復元ボード4は、ホワイトボード面1(裏)の表面上に位置している(但し、両者は接触しないように構成される)。
水性液ストッカー5は、水溶性の着色材を貯蔵するタンクであり、データ化された記載内容をホワイトボード面1(裏)上に復元する際に使用される。
ホワイトボード面1(裏)の両端は、ホワイトボード面1(表)の両端と連続した一体構造となっており、両者は中空部を有する幅広のリング構造として形成されているので、ホワイトボード面1全体のスライド時に該両者は連動し、かつホワイトボード面1の両端部分に設けられている回転軸によって回転可能であるように構成されている。
図3は、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置側面の人感機能を示す説明図である。
図3に示すように、本実施形態の電子化ホワイトボード装置(図1,2)の上面には、人感センサー8が設置されており、この人感センサー8は、ホワイトボード面1(表)に人が立っているか否かを所定範囲において検知することができる。
以下、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置の構成要素の機能を説明する。
ホワイトボード面1(表)は、ユーザが意図する情報(イメージ情報)を記載するためのボードである。ホワイトボード面1では、下部に設けられたボタン(図示は省略)の押下により、記載内容のスライド・スキャンを可能にしている。但し、このスライド・スキャン機能は、ユーザが、ログイン用端末装置7にてログイン処理をしないと機能しないものとする。なお、スキャナー2は、ホワイトボード面1の表面のスライド方向の後端部に配置されているものとする。即ち、スライド方向は、図1の紙面上における左向きとなる。
図3に示すように、本実施形態の電子化ホワイトボード装置(図1,2)の上面には、人感センサー8が設置されており、この人感センサー8は、ホワイトボード面1(表)に人が立っているか否かを所定範囲において検知することができる。
以下、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置の構成要素の機能を説明する。
ホワイトボード面1(表)は、ユーザが意図する情報(イメージ情報)を記載するためのボードである。ホワイトボード面1では、下部に設けられたボタン(図示は省略)の押下により、記載内容のスライド・スキャンを可能にしている。但し、このスライド・スキャン機能は、ユーザが、ログイン用端末装置7にてログイン処理をしないと機能しないものとする。なお、スキャナー2は、ホワイトボード面1の表面のスライド方向の後端部に配置されているものとする。即ち、スライド方向は、図1の紙面上における左向きとなる。
スキャナー2は、画像イメージを取得するためのものであり、画像イメージを取得する際には、ホワイトボード面1(表)の記載内容を前記の左方向にスライドさせながら画面情報をスキャンするものとする。
消去用ワイパー3(図1)は、ホワイトボード面1(表)の記載内容を消去するためのものであり、スキャナー2を通過したホワイトボード面1(表)の記載内容を削除する機能を有する。この機能により、ホワイトボード面1(裏)に移動する前にホワイトボード面1(表)の記載内容を消去する。
データ復元ボード4(図2)は、ホワイトボード面1(裏)に設けられており、データ管理サーバ装置6(図1)から取得したイメージデータ(画像)を基に、水性液ストッカー5(図2)から水溶液を噴出させることにより、該イメージデータをホワイトボード面1(裏)に復元させることができる。
消去用ワイパー3(図1)は、ホワイトボード面1(表)の記載内容を消去するためのものであり、スキャナー2を通過したホワイトボード面1(表)の記載内容を削除する機能を有する。この機能により、ホワイトボード面1(裏)に移動する前にホワイトボード面1(表)の記載内容を消去する。
データ復元ボード4(図2)は、ホワイトボード面1(裏)に設けられており、データ管理サーバ装置6(図1)から取得したイメージデータ(画像)を基に、水性液ストッカー5(図2)から水溶液を噴出させることにより、該イメージデータをホワイトボード面1(裏)に復元させることができる。
水溶液ストッカー5は、データ復元ボード4と電気的及び物理的に接続されており、その内部には水溶液(水溶ペンと同じ材料でよい)がストックされている。この水溶液ストッカー5は、データ復元時にホワイトボード面1(裏)に吹き付けるための水溶液をストックしているものである。
データ管理サーバ装置6は、スキャナー2及びデータ復元ボード4と電気的に接続されており、スキャナーで取得したイメージデータ(画像)を保存することができる。また、保存したイメージデータを復元する際には、該、イメージデータをデータ復元ボード4に送信する機能を有する。データ管理サーバ装置6が取得したデータは、ユーザ毎に設定されたID/パスワードに基づいて、データ毎にフォルダで管理されており、ID/パスワードを知らない他ユーザからは操作できないようにしている。
データ管理サーバ装置6は、スキャナー2及びデータ復元ボード4と電気的に接続されており、スキャナーで取得したイメージデータ(画像)を保存することができる。また、保存したイメージデータを復元する際には、該、イメージデータをデータ復元ボード4に送信する機能を有する。データ管理サーバ装置6が取得したデータは、ユーザ毎に設定されたID/パスワードに基づいて、データ毎にフォルダで管理されており、ID/パスワードを知らない他ユーザからは操作できないようにしている。
ログイン用端末装置7は、ユーザのID/パスワードを入力するための入力装置である。ホワイトボード面1(表)の記載内容をスキャナー2に通す際、予め、このログイン用端末装置7によって認証する必要がある。この認証が完了すると、ホワイトボード面1のスライド機能が有効となり、ホワイトボード面1(表)をスキャナー2でスキャンし、記載内容をデータ化することが可能となる。
また、このログイン状態では、過去に取得した画像イメージデータをリスト化してログイン用端末装置7上に表示することができる。この表示により、ユーザは表示されたリストの中から復元したいデータを選択することが可能である。
また、このログイン状態では、過去に取得した画像イメージデータをリスト化してログイン用端末装置7上に表示することができる。この表示により、ユーザは表示されたリストの中から復元したいデータを選択することが可能である。
人感センサー8は、ホワイトボード面1(表)側の上部に設置されており、本電子化ホワイトボード装置利用者の存在を確認することができる。ホワイトボード面1(表)側の所定範囲に利用者が立っていない場合は、ログイン状態ではなくなってからの一定時間経過後に、自動的に本電子化ホワイトボード装置のスライド機能を実行する。即ち、未ログイン状態であれば、一定時間経過後に、ホワイトボード面1(表)を自動的にスライドし、ホワイトボード面1(表)の記載内容は保存しないで、記載内容の削除処理のみを実行する。
但し、ログイン状態であれば、ログインアカウントにてホワイトボード面1の記載内容をスキャナー2で自動的にスキャンし、該記載内容をデータ管理サーバ装置6にデータ保存すると共に該記載内容を削除し、その後、ログアウト処理を自動実行する。
但し、ログイン状態であれば、ログインアカウントにてホワイトボード面1の記載内容をスキャナー2で自動的にスキャンし、該記載内容をデータ管理サーバ装置6にデータ保存すると共に該記載内容を削除し、その後、ログアウト処理を自動実行する。
ここでは、人感センサー3の検知範囲を、ホワイトボード面1の上部からホワイトボード面1(表)の手前に向かって下部45°の範囲とする。これはログイン用端末装置7の操作や、ホワイトボード面1(表)への記入等、ユーザが電子化ホワイトボード装置にて操作を行う場合の行動範囲がホワイトボード面1(表)の前面に集中しているためである。但し、本発明では、一般に、人感センサー3の検知範囲は上記の範囲に限定されるものではない。
また、この検知角度45°の根拠について説明すると、通常、自動ドアのセンサー等は検知角度20°程度に構成されており、この角度は、センサーの真下を通過する場合に有効であるが、本発明に係る電子化ホワイトボード装置の場合、ユーザは会議等の他の参加者に対してホワイトボード面1(表)側の手前にて自己の記載内容について説明することや、該記載内容を他の参加者に見て貰うために、該ユーザがホワイトボード面1(表)から多少離れる場面も想定されるため、センサーの検知漏れを防ぐために必要な検知範囲である45°を確保するものとしている。
以下、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置全体の機能を説明する。
本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置は、下記の3つの機能を備える。即ち、(1)ユーザの記載内容を、ホワイトボード面1(表)に記入させ、スライドボタンの押下により、ホワイトボード面1(表)に記載されている記載内容のイメージデータを取得し、その後、ホワイトボード面1(表)の記載内容を削除するまでの一連の機能、(2)ユーザによる復元画像イメージの選択結果を受けて、消去されていたホワイトボード面1(表)の記載内容を復元する機能、及び(3)人感センサー8による自動スライドにより、記載内容を削除する機能、及び記載イメージデータを取得し、その後、自動ログオフする機能、を備える。
本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置は、下記の3つの機能を備える。即ち、(1)ユーザの記載内容を、ホワイトボード面1(表)に記入させ、スライドボタンの押下により、ホワイトボード面1(表)に記載されている記載内容のイメージデータを取得し、その後、ホワイトボード面1(表)の記載内容を削除するまでの一連の機能、(2)ユーザによる復元画像イメージの選択結果を受けて、消去されていたホワイトボード面1(表)の記載内容を復元する機能、及び(3)人感センサー8による自動スライドにより、記載内容を削除する機能、及び記載イメージデータを取得し、その後、自動ログオフする機能、を備える。
以下、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置の各機能に対応する処理手順を説明する。
なお、この処理手順において、ホワイトボード面1の各構成要素の制御は、ホワイトボード面1にCPUを内蔵しておいて、該CPUによって行うことが可能である。また、データ管理サーバ装置6またはログイン用端末装置7を介して行うことも可能である。以下、このホワイトボード面1の各構成要素の制御を行う構成要素を「制御部」と呼称する。
まず、前記の(1)、即ち、ユーザの記載内容を、ホワイトボード面1(表)に記入させ、スライドボタンの押下により、ホワイトボード面1(表)に記載されている記載内容のイメージデータを取得し、その後、ホワイトボード面1(表)の記載内容を削除するまでの一連の機能に対応した処理、の動作手順(以下、この処理のことを「イメージ取り込み処理」と略称する)について説明する。
なお、この処理手順において、ホワイトボード面1の各構成要素の制御は、ホワイトボード面1にCPUを内蔵しておいて、該CPUによって行うことが可能である。また、データ管理サーバ装置6またはログイン用端末装置7を介して行うことも可能である。以下、このホワイトボード面1の各構成要素の制御を行う構成要素を「制御部」と呼称する。
まず、前記の(1)、即ち、ユーザの記載内容を、ホワイトボード面1(表)に記入させ、スライドボタンの押下により、ホワイトボード面1(表)に記載されている記載内容のイメージデータを取得し、その後、ホワイトボード面1(表)の記載内容を削除するまでの一連の機能に対応した処理、の動作手順(以下、この処理のことを「イメージ取り込み処理」と略称する)について説明する。
図4は、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置のイメージ取り込み処理の動作手順を示すフローチャートである。
以下、図1〜3を参照しながら、図4に示すフローチャートを使用して、イメージ取り込み処理の動作手順を説明する。
(ステップS1)
まず、ステップS1では、ログイン用端末装置7が、ログイン処理を行う。この場合、ユーザは、ユーザID/パスワードをログイン用端末装置7に入力し、自己の認証を完了させる。
(ステップS2)
ステップS2では、ログイン用端末装置7が、ログイン処理が完了するまで、ステップS1を反復し、ログイン処理が完了した場合にはステップS3に進む。
以下、図1〜3を参照しながら、図4に示すフローチャートを使用して、イメージ取り込み処理の動作手順を説明する。
(ステップS1)
まず、ステップS1では、ログイン用端末装置7が、ログイン処理を行う。この場合、ユーザは、ユーザID/パスワードをログイン用端末装置7に入力し、自己の認証を完了させる。
(ステップS2)
ステップS2では、ログイン用端末装置7が、ログイン処理が完了するまで、ステップS1を反復し、ログイン処理が完了した場合にはステップS3に進む。
(ステップS3)
次に、ステップS3では、ユーザが、ホワイトボード面1(表)を通常通り使用する。即ち、ホワイトボード面1(表)に自己が表現したいイメージ画像を作成する。
(ステップS4)
次に、ステップS4では、ユーザが、ホワイトボード面1下部に設けられた前記スライドボタンを押下する。
(ステップS5)
次に、ステップS5では、前記制御部が、ホワイトボード面1(表及び裏)をスライドさせる。これにより、ホワイトボード面1(表)とホワイトボード面1(裏)とは互いに位置が入れ代わるが、この間、ホワイトボード面1(表)は、スキャナー2→消去用ワイパー3の順に通過することになる。
次に、ステップS3では、ユーザが、ホワイトボード面1(表)を通常通り使用する。即ち、ホワイトボード面1(表)に自己が表現したいイメージ画像を作成する。
(ステップS4)
次に、ステップS4では、ユーザが、ホワイトボード面1下部に設けられた前記スライドボタンを押下する。
(ステップS5)
次に、ステップS5では、前記制御部が、ホワイトボード面1(表及び裏)をスライドさせる。これにより、ホワイトボード面1(表)とホワイトボード面1(裏)とは互いに位置が入れ代わるが、この間、ホワイトボード面1(表)は、スキャナー2→消去用ワイパー3の順に通過することになる。
(ステップS6)
次に、ステップS6では、スキャナー2が、前記スライドによるホワイトボード面1(表及び裏)の移動に伴ってホワイトボード面1(表)に記載されている前記画像イメージをスキャンし、この画像イメージのデータを取得する。
(ステップS7)
次に、ステップS7では、前記制御部が、前記取得した画像イメージのデータを、データ管理サーバ6の当該ユーザ用フォルダに転送する。これを受けたデータ管理サーバ6は、該画像イメージのデータを、復元画像イメージとして当該ユーザ用フォルダに格納する。
(ステップS8)
次に、ステップS8では、消去用ワイパー3が、前記スライドによるホワイトボード面1(表及び裏)の移動に伴ってホワイトボード面1(表)の記載内容(画像イメージ)を消去し、また、ホワイトボード面1(表)側は、全てホワイトボード面1(裏)側に移動する。
次に、ステップS6では、スキャナー2が、前記スライドによるホワイトボード面1(表及び裏)の移動に伴ってホワイトボード面1(表)に記載されている前記画像イメージをスキャンし、この画像イメージのデータを取得する。
(ステップS7)
次に、ステップS7では、前記制御部が、前記取得した画像イメージのデータを、データ管理サーバ6の当該ユーザ用フォルダに転送する。これを受けたデータ管理サーバ6は、該画像イメージのデータを、復元画像イメージとして当該ユーザ用フォルダに格納する。
(ステップS8)
次に、ステップS8では、消去用ワイパー3が、前記スライドによるホワイトボード面1(表及び裏)の移動に伴ってホワイトボード面1(表)の記載内容(画像イメージ)を消去し、また、ホワイトボード面1(表)側は、全てホワイトボード面1(裏)側に移動する。
次に、前記の(2)、即ち、ユーザによる復元画像イメージの選択結果を受けて、消去されていたホワイトボード面1(表)の記載内容を復元する機能に対応した処理の動作手順(以下、この処理のことを「イメージ復元処理」と略称する)について説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置のイメージ復元処理の動作手順を示すフローチャートである。
以下、図1〜3を参照しながら、図5に示すフローチャートを使用して、イメージ復元処理の動作手順を説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置のイメージ復元処理の動作手順を示すフローチャートである。
以下、図1〜3を参照しながら、図5に示すフローチャートを使用して、イメージ復元処理の動作手順を説明する。
(ステップS21)
まず、ステップS21では、ログイン用端末装置7が、ログイン処理を行う。この場合、ユーザは、ユーザID/パスワードをログイン用端末装置7に入力し、自己の認証を完了させる。
(ステップS22)
ステップS22では、ログイン用端末装置7が、ログイン処理が完了するまで、ステップS21を反復し、ログイン処理が完了した場合にはステップS23に進む。
まず、ステップS21では、ログイン用端末装置7が、ログイン処理を行う。この場合、ユーザは、ユーザID/パスワードをログイン用端末装置7に入力し、自己の認証を完了させる。
(ステップS22)
ステップS22では、ログイン用端末装置7が、ログイン処理が完了するまで、ステップS21を反復し、ログイン処理が完了した場合にはステップS23に進む。
(ステップS23)
次に、ユーザは、データ管理サーバ6を介して、ログインユーザのフォルダ内に格納されている復元画像イメージを選択する。ここで、復元画像イメージとは、上述したステップS7で格納したデータのことである。なお、データ管理サーバ6が遠隔に位置する外部装置である場合は、ログイン用端末装置7を介して、データ管理サーバ6上の前記フォルダ内の画像イメージをログイン用端末装置7上に送信させ、ログイン用端末装置7上に表示された該フォルダ内の画像イメージから選択してもよい。
(ステップS24)
ステップS24では、この選択により、データ管理サーバ6が、データ復元ボード4に、前記選択された復元画像イメージを送信する。
次に、ユーザは、データ管理サーバ6を介して、ログインユーザのフォルダ内に格納されている復元画像イメージを選択する。ここで、復元画像イメージとは、上述したステップS7で格納したデータのことである。なお、データ管理サーバ6が遠隔に位置する外部装置である場合は、ログイン用端末装置7を介して、データ管理サーバ6上の前記フォルダ内の画像イメージをログイン用端末装置7上に送信させ、ログイン用端末装置7上に表示された該フォルダ内の画像イメージから選択してもよい。
(ステップS24)
ステップS24では、この選択により、データ管理サーバ6が、データ復元ボード4に、前記選択された復元画像イメージを送信する。
(ステップS25)
ステップS25では、前記制御部が、データ復元ボード4に送信された前記画像イメージをデータ復元ボード4の表面上に画像として展開し、その後、前記制御部は、この展開された画像イメージを基に、水溶液ストッカー5から該選択された画像イメージの復元に必要な着色材を吸い上げさせ、ホワイトボード面1(裏)に噴出させることで、前記の選択された画像イメージを実像として復元する。
(ステップS26)
ステップS26では、前記制御部が、前記復元の完了後、ホワイトボード面1(表及び裏)をスライドさせ、ホワイトボード面1(裏)とホワイトボード面1(表)とが互いに位置を入れ代えるようにする。
ステップS25では、前記制御部が、データ復元ボード4に送信された前記画像イメージをデータ復元ボード4の表面上に画像として展開し、その後、前記制御部は、この展開された画像イメージを基に、水溶液ストッカー5から該選択された画像イメージの復元に必要な着色材を吸い上げさせ、ホワイトボード面1(裏)に噴出させることで、前記の選択された画像イメージを実像として復元する。
(ステップS26)
ステップS26では、前記制御部が、前記復元の完了後、ホワイトボード面1(表及び裏)をスライドさせ、ホワイトボード面1(裏)とホワイトボード面1(表)とが互いに位置を入れ代えるようにする。
次に、前記の(3)、即ち、人感センサー8による自動スライドにより、記載内容を削除する機能、及び記載イメージデータを取得し、その後、自動ログオフする機能に対応した処理の動作手順について説明する(以下、この処理のことを「記載内容自動削除処理」と呼称する)。
図6は、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置の記載内容自動削除処理の動作手順を示すフローチャートである。
図6は、本発明の実施形態に係る電子化ホワイトボード装置の記載内容自動削除処理の動作手順を示すフローチャートである。
以下、図1〜3を参照しながら、図6に示すフローチャートを使用して、記載内容自動削除処理の動作手順を説明する。
(ステップS41)
まず、ステップS41では、前記制御部が、人感センサーによる検知が所定の一定時間内でなされていないか否かを検証し、人感センサーによる検知が所定の一定時間内でなされていない場合は、ステップS42に進む。他方、人感センサー8による検知が所定の一定時間内でなされている場合は、人感センサーによる検知が所定の一定時間内になされなくなるまで待機する。
(ステップS42)
ステップS42では、前記制御部が、ログイン状態であるか否かを検証し、ログイン状態である場合はステップS45に移る。他方、ログイン状態でない場合はステップS43に進む。
(ステップS41)
まず、ステップS41では、前記制御部が、人感センサーによる検知が所定の一定時間内でなされていないか否かを検証し、人感センサーによる検知が所定の一定時間内でなされていない場合は、ステップS42に進む。他方、人感センサー8による検知が所定の一定時間内でなされている場合は、人感センサーによる検知が所定の一定時間内になされなくなるまで待機する。
(ステップS42)
ステップS42では、前記制御部が、ログイン状態であるか否かを検証し、ログイン状態である場合はステップS45に移る。他方、ログイン状態でない場合はステップS43に進む。
(ステップS43)
ステップS43では、前記制御部が、消去用ワイパー3を起動させながら、ホワイトボード面1(表及び裏)をスライドさせ、ホワイトボード面1(表)とホワイトボード面1(裏)とが互いに位置を入れ代えるようにする。但し、この間、前記制御部は、スキャナー2を起動させない。
(ステップS44)
ステップS44では、消去用ワイパー3が、前記スライドの間、ホワイトボード面1(表)の記載内容を消去し、前記制御部は、ホワイトボード面1(表)とホワイトボード面1(裏)とが互いに位置を完全に入れ代えた時点でもって処理を完了する。
(ステップS45)
ステップS45では、前記制御部が、スキャナー2及び消去用ワイパー3を共に起動させながら、ホワイトボード面1(表及び裏)をスライドさせ、ホワイトボード面1(表)とホワイトボード面1(裏)とが互いに位置を入れ代えるようにする。
ステップS43では、前記制御部が、消去用ワイパー3を起動させながら、ホワイトボード面1(表及び裏)をスライドさせ、ホワイトボード面1(表)とホワイトボード面1(裏)とが互いに位置を入れ代えるようにする。但し、この間、前記制御部は、スキャナー2を起動させない。
(ステップS44)
ステップS44では、消去用ワイパー3が、前記スライドの間、ホワイトボード面1(表)の記載内容を消去し、前記制御部は、ホワイトボード面1(表)とホワイトボード面1(裏)とが互いに位置を完全に入れ代えた時点でもって処理を完了する。
(ステップS45)
ステップS45では、前記制御部が、スキャナー2及び消去用ワイパー3を共に起動させながら、ホワイトボード面1(表及び裏)をスライドさせ、ホワイトボード面1(表)とホワイトボード面1(裏)とが互いに位置を入れ代えるようにする。
(ステップS46)
次に、ステップS46では、スキャナー2が、前記スライドの間、ホワイトボード面1(表)の記載内容をデータ化し、データ管理サーバ装置6に保存する。
(ステップS47)
ステップS47では、消去用ワイパー3が、前記スライドの間、ホワイトボード面1(表)の記載内容を消去する。
(ステップS48)
ステップS48では、前記制御部が、ホワイトボード面1(表)とホワイトボード面1(裏)とが互いに位置を完全に入れ代えた時点でもって、ログアウト処理を行い、その後、処理を完了する。なお、このログアウト処理は、前記制御部は、ログイン用端末装置7を介して行う構成にしてもよい。
次に、ステップS46では、スキャナー2が、前記スライドの間、ホワイトボード面1(表)の記載内容をデータ化し、データ管理サーバ装置6に保存する。
(ステップS47)
ステップS47では、消去用ワイパー3が、前記スライドの間、ホワイトボード面1(表)の記載内容を消去する。
(ステップS48)
ステップS48では、前記制御部が、ホワイトボード面1(表)とホワイトボード面1(裏)とが互いに位置を完全に入れ代えた時点でもって、ログアウト処理を行い、その後、処理を完了する。なお、このログアウト処理は、前記制御部は、ログイン用端末装置7を介して行う構成にしてもよい。
この実施形態に係る電子化ホワイトボード装置によれば、ホワイトボード面1(表)に記載した内容がそのまま放置されることによるセキュリティリスクを軽減することができる効果がある。即ち、ユーザによって消去されずに、仮にそのまま放置された場合、ユーザが立ち去ってから、一定時間経過後に自動的にホワイトボード面1(表)の記載内容が消去されることになっている。
また、ホワイトボード面1(表及び裏)をスライドさせるためには、必ずユーザの認証を完了させる必要があるので、更にセキュリティリスクを軽減することができる効果がある。
また、ホワイトボード面1(表及び裏)をスライドさせるためには、必ずユーザの認証を完了させる必要があるので、更にセキュリティリスクを軽減することができる効果がある。
更に、ホワイトボード面1(表)への記載内容は、ユーザがスライドボタンを押下することにより、必ずスライドされ、かつスキャナー2によって記載内容が取り込まれてデータ化され、保存された後、該記載内容が消去用ワイパー3によって消去される。これにより、更に、セキュリティリスクを軽減することができる効果がある。
また、後日、消去内容を復元したい場合や、うっかりしてホワイトボード面1(表)の記載内容を不要に消去してしまった場合にも、消去前のホワイトボード面1(表)の記載内容はデータ化されて保存されており、実像の記載内容として復元することも可能であるので、使い勝手を良くすると共に誤操作によるリスクを無くすことも可能となる効果がある。
さらに、ホワイトボード面1(表)に記載した内容はイメージデータ化することができるので、ペーパーレス化を促進する効果もある。
また、電子化媒体と紙媒体との混在による情報管理の複雑さの解消にも効果を発揮することができる。
さらに、ホワイトボード面1(表)に記載した内容はイメージデータ化することができるので、ペーパーレス化を促進する効果もある。
また、電子化媒体と紙媒体との混在による情報管理の複雑さの解消にも効果を発揮することができる。
なお、本発明に係る電子化ホワイトボード装置の各構成要素の処理の少なくとも一部をコンピュータ制御により実行するものとし、かつ、上記処理を、図4〜6のフローチャートで示した手順によりコンピュータに実行せしめるプログラムは、半導体メモリを始め、CD−ROMや磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくともマイクロコンピュータ、パーソナルコンピュータ、汎用コンピュータを範疇に含むコンピュータが、上記の記録媒体から上記プログラムを読み出して、実行するものとしてもよい。
本発明は、セキュリティリスクを軽減すると共に省力化することが可能な電子化ホワイトボード装置の構築に適用可能であり、特に、企業等の複数の部門や顧客等が使用する会議室に設置する電子化ホワイトボード装置の構築に好適である。
1 ホワイトボード面
2 スキャナー
3 消去用ワイパー
4 データ復元ボード
5 水性液ストッカー
6 データ管理サーバ装置
7 ログイン用端末装置
8 人感センサー
2 スキャナー
3 消去用ワイパー
4 データ復元ボード
5 水性液ストッカー
6 データ管理サーバ装置
7 ログイン用端末装置
8 人感センサー
Claims (8)
- 表面と裏面とが連続した一体構造として形成されたホワイトボード面を備え、該ホワイトボード面全体が該ホワイトボード面の両端部分を回転軸として回転可能に構成された電子化ホワイトボード装置であって、
ユーザがログインを完了させたときに限定して前記ホワイトボード面の使用を許可する認証手段と、
スライドボタンが押下された時に前記ホワイトボード面をスライドさせるスライド手段と、
該スライド手段によるスライド時に前記ホワイトボード面の表面の記載内容を画像データに変換する変換手段と、
前記変換手段が変換した画像データを、記憶媒体を備えた装置に保存する保存手段と、
前記保存手段による画像データの保存後に、前記ホワイトボード面の表面の記載内容を消去する消去手段と、
を備えたことを特徴とする電子化ホワイトボード装置。 - 前記記憶媒体を備えた装置が記憶する画像データを前記ホワイトボード面の裏面に復元する復元手段を更に備え、
前記スライド手段は、前記復元手段による復元処理の実行後に、前記ホワイトボード面をスライドさせ、前記実画像が復元された前記ホワイトボード面の裏面が前記ホワイトボード面の表面に位置するように移動させる、
ことを特徴とする請求項1記載の電子化ホワイトボード装置。 - 前記ホワイトボード面の使用が可能な位置にユーザが存在するか否かを検知するセンサー手段を更に備え、
該センサー手段が所定の一定時間内に前記ユーザの存在を検知しないときに、
前記スライド手段は、前記ホワイトボード面をスライドさせ、
前期消去手段は、該スライド時に前記ホワイトボード面の表面に記載されている記載内容を消去する、
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子化ホワイトボード装置。 - 前記センサー手段が所定の一定時間内に前記ユーザの存在を検知せず、かつ前記認証手段が前記ホワイトボード面の使用を許可している場合、
変換手段は、前記スライド手段による前記ホワイトボード面のスライド時に前記ホワイトボード面の表面の記載内容を画像データに変換し、
保存手段は、前記変換手段が変換した画像データを、記憶媒体を備えた装置に保存する、
ことを特徴とする請求項3記載の電子化ホワイトボード装置。 - 表面と裏面とが連続した一体構造として形成されたホワイトボード面を備え、該ホワイトボード面全体が該ホワイトボード面の両端部分を回転軸として回転可能に構成された電子化ホワイトボード装置をコンピュータに制御させるためのコンピュータプログラムであって、
ユーザがログインを完了させたときに限定して前記ホワイトボード面の使用を許可するステップと、
スライドボタンが押下された時に前記ホワイトボード面をスライドさせるステップと、
前期ホワイトボード面のスライド時に前記ホワイトボード面の表面の記載内容を画像データに変換するステップと、
前記変換した画像データを、記憶媒体を備えた装置に保存するステップと、
前記画像データの保存後に、前記ホワイトボード面の表面の記載内容を消去するステップと、
を有することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 前記記憶媒体を備えた装置が記憶する画像データを前記ホワイトボード面の裏面に復元するステップと、
前記復元処理の実行後に、前記ホワイトボード面をスライドさせ、前記実画像が復元された前記ホワイトボード面の裏面が前記ホワイトボード面の表面に位置するように移動させるステップと、
を更に有することを特徴とする請求項5記載のコンピュータプログラム。 - 前記ホワイトボード面の使用が可能な位置にユーザが存在するか否かを検知するステップと、
所定の一定時間内に前記ユーザの存在を検知しないときに、前記ホワイトボード面をスライドさせ、該スライド時に前記ホワイトボード面の表面に記載されている記載内容を消去するステップと、
を更に有することを特徴とする請求項5または請求項6記載のコンピュータプログラム。 - 所定の一定時間内に前記ユーザの存在を検知せず、かつ前記ユーザのログインにより前記ホワイトボード面の使用を許可している場合、ホワイトボード面のスライド時に前記ホワイトボード面の表面の記載内容を画像データに変換し、該変換した画像データを、記憶媒体を備えた装置に保存するステップを更に有することを特徴とする請求項7記載のコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009163601A JP2011016326A (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | 電子化ホワイトボード装置及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009163601A JP2011016326A (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | 電子化ホワイトボード装置及びコンピュータプログラム |
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ID=43594505
Family Applications (1)
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JP2009163601A Pending JP2011016326A (ja) | 2009-07-10 | 2009-07-10 | 電子化ホワイトボード装置及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011016326A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013247545A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Sharp Corp | 電子黒板装置、データ管理システム、データ管理装置、画像形成システム、および、画像形成方法 |
CN110472404A (zh) * | 2019-07-23 | 2019-11-19 | 广东以诺通讯有限公司 | 一种电子白板的防泄密方法、白板及移动终端 |
US10698553B2 (en) | 2016-07-13 | 2020-06-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Writing input device |
-
2009
- 2009-07-10 JP JP2009163601A patent/JP2011016326A/ja active Pending
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