JP2011016248A - 真偽判別形成体及び真偽判別形成体対 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 基材の同一表面上又は異なる面の二つの領域に、凹形状又は凸形状の画線が複数配置された基準領域が形成され、画線を部分的に位相を異ならせた又は同一の範囲内で面積率を異ならせたことで潜像画像形成部が形成された画像形成領域が形成され、第1の画像形成領域の潜像画像形成部は、第一の潜像画像の一部及び第二の潜像画像の一部を形成し、第2の画像形成領域の潜像画像形成部は、第1の画像形成領域の潜像画像形成部が形成している第一の潜像画像の一部以外及び第2の画像形成領域の潜像画像形成部が形成している第二の潜像画像の一部以外を形成している真偽判別形成体。
【選択図】 図1
Description
本発明における潜像画像を形成して出現させるための見当合わせの役割を担う第1の基準領域(5)は、図3(a)に示すように、第1の基準要素(9)が第1の方向(S1)に第1のピッチ(P1)により複数配置されており、第2の基準領域(6)には、図3(b)に示すように、第2の基準要素(10)が第1の方向(S1)と同じ方向に第2のピッチ(P2)で複数配置されている。この第1の基準要素(9)と第2の基準要素(10)が万線状に配置されている第1の基準領域(5)と第2の基準領域(6)は、図3に示すように、単なる万線模様でも良く、後述するが、万線模様等を用いて有意味な情報として形成しても良い。
次に、本発明における画像形成領域について説明する。
画像形成領域は、図1(a)、(b)及び図2に示すように、前述した第1の基準領域(5)の近傍に第1の画像形成領域(7)が、また、第2の基準領域(6)の近傍に第2の画像形成領域(8)が配置されている。なお、この場合の近傍とは、基準領域を指で重ねて押さえたときに、それぞれの画像形成領域がしっかりと重ね合わされている位置関係であることが必要となるため、5〜20mm程度のことをいう。
本発明の真偽判別形成体(1)は、第1の基準要素(9)及び第2の基準要素(10)が凹形状又は凸形状の形状を成していることから、重ね合わせた際に、それぞれの領域に形成された凹部に対する凸部及び凸部に対する凹部がレール的な役割をして各潜像画像を確認し易くなっていることを、既に図5により説明したところであるが、より一層、潜像画像を確認し易くするため、各基準領域内にそれぞれの潜像画像を形成させるための基準位置となる部位を設けても良い。次に、この基準位置となる部位について説明する。
2 基材
3、44 真偽判別形成体対の一方の形成体(商品券)
4、47 真偽判別形成体対の他方の形成体(判別具)
5、24、46 第1の基準領域
6、25、49 第2の基準領域
7、26、45 第1の画像形成領域
8、27、48 第2の画像形成領域
9 第1の基準要素
10 第2の基準要素
11、28、42、50 第一の潜像画像
12、29、43、51 第二の潜像画像
13、30、36、52 第1の画像形成要素
14、31、37、53 第2の画像形成要素
15 第1の画像形成領域の潜像画像形成部
16 第2の画像形成領域の潜像画像形成部
15a1、16a1、38、40、54、56 (第一の潜像画像に対する潜像)画像形成部
15b1、16b2、39、41,55、57 (第二の潜像画像に対する潜像)画像形成部
17、18 画像形成領域に形成されているダミー穿孔
19、32 第1の基準位置形成部
20、33 第2の基準位置形成部
21、34 第1の特定部
22、35 第2の特定部
P1 第1のピッチ
P2 第2のピッチ
P3 第3のピッチ
P4 第4のピッチ
S1 第1の方向
S2 第2の方向
Claims (36)
- 基材の同一表面上及び/又は異なる面に、凹形状及び/又は凸形状の要素から成る二つの基準領域が形成され、前記二つの基準領域のそれぞれの領域の近傍に、二つの潜像画像を形成するための画像形成領域が形成され、前記二つの基準領域及び前記画像形成領域を重ね合わせたときに、前記二つの潜像画像が視認可能な真偽判別形成体であって、
前記二つの基準領域のうち、第1の基準領域は、前記凹形状及び/又は凸形状の第1の基準要素が第1の方向に第1のピッチで複数配置され、
前記二つの基準領域のうち、第2の基準領域は、前記凹形状及び/又は凸形状の第2の基準要素が前記第1の方向と同じ方向に第2のピッチで複数配置され、
前記第1の基準領域の近傍に形成された第1の画像形成領域には、第一の潜像画像を構成する潜像画像形成部及び第二の潜像画像を構成する潜像画像形成部が第1の画像形成要素によって形成され、前記第2の基準領域の近傍に形成された第2の画像形成領域には、第一の潜像画像を構成する潜像画像形成部及び第二の潜像画像を構成する潜像画像形成部が第2の画像形成要素によって形成され、
前記第1の画像形成領域における前記第一の潜像画像及び前記第二の潜像画像を構成する二つの潜像画像形成部と、前記第2の画像形成領域における前記第一の潜像画像及び前記第二の潜像画像を構成する二つの潜像画像形成部は、それぞれの画像形成領域内において、前記第1の方向に対して垂直方向に所定の距離だけ離れて形成され、
前記第1の画像形成領域と前記第2の画像形成領域を重ね合わせ、かつ、前記複数の第1の基準要素から成る第1の基準領域の凹部に、前記複数の第2の基準要素から成る第2の基準領域の凸部が、前記複数の第1の基準要素から成る第1の基準領域の凸部に、前記複数の第2の基準要素から成る第2の基準領域の凹部が当てはまるように重ねあわせた時に、前記第1の画像形成領域及び前記第2の画像形成領域のそれぞれの第一の潜像画像を構成する潜像画像形成部により、前記第一の潜像画像が形成されて視認でき、
前記第一の潜像画像を形成した位置から、前記第1の方向に対して垂直方向に前記所定の距離ずらすと、前記第1の画像形成領域及び前記第2の画像形成領域のそれぞれの第二の潜像画像を構成する潜像画像形成部により、前記第二の潜像画像が形成されて視認できることを特徴とする真偽判別形成体。 - 前記第1の画像形成領域は、前記第1の画像形成要素が第2の方向に第3のピッチで複数配置され、前記第1の画像形成要素を部分的に位相を異ならせた又は同一の範囲内で面積率を異ならせたことで、前記第一の潜像画像の一部及び前記第二の潜像画像の一部が、前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部として形成され、
前記第2の画像形成領域は、前記第2の画像形成要素が前記第2の方向と同じ方向に前記第4のピッチで複数配置され、前記第2の画像形成要素を部分的に位相を異ならせた又は同一の範囲内で面積率を異ならせたことで、前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部が形成している前記第一の潜像画像の一部以外及び前記第二の潜像画像の一部以外が、前記第2の画像形成領域の潜像画像形成部により形成されていることを特徴とする請求項1記載の真偽判別形成体。 - 前記第1のピッチに対する前記第2のピッチ及び前記第3のピッチに対する前記第4のピッチは、同一ピッチ又は一方のピッチに対して他方のピッチが正の整数倍のピッチであることを特徴とする請求項1又は2記載の真偽判別形成体。
- 前記複数配置された第1の画像形成要素及び前記複数配置された第2の画像形成要素は、画線、網点、画素、図形及び文字のいずれか一つ又はそれらの組合せから成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の真偽判別形成体。
- 前記第1の画像形成要素及び/又は前記第2の画像形成要素は、複数配置された要素の中の一つの要素内において、画線、網点、画素、図形及び文字のいずれか二つ以上の組合せから成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の真偽判別形成体。
- 前記第1の画像形成要素及び前記第2の画像形成要素は、オフセット印刷、凸版印刷及びインクジェット印刷のいずれか一つ又はそれらの組合せにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の真偽判別形成体。
- 前記第1の画像形成要素及び前記第2の画像形成要素は、赤外線吸収特性を有するインキにより印刷されていることを特徴とする請求項6記載の真偽判別形成体。
- 前記第1の画像形成領域は、微細な穿孔による前記第1の画像形成要素が複数配置されて、前記第一の潜像画像の一部及び前記第二の潜像画像の一部が、前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部として形成され、
前記第2の画像形成領域は、微細な穿孔による前記第2の画像形成要素が複数配置されて、前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部が形成している前記第一の潜像画像の一部以外及び前記第二の潜像画像の一部以外が、前記第2の画像形成領域の潜像画像形成部により形成されていることを特徴とする請求項1記載の真偽判別形成体。 - 前記第1の画像形成要素は、微細な穿孔による前記第1の画像形成要素が複数配置されて、前記第一の潜像画像及び前記第二の潜像画像が、前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部として形成され、
前記第2の画像形成領域は、微細な穿孔による前記第2の画像形成要素が複数配置されて、前記第一の潜像画像及び前記第二の潜像画像が、前記第2の画像形成領域の潜像画像形成部により形成され、
前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部と前記第2の画像形成領域の潜像画像形成部は、形状及び大きさが同じ、かつ、対応した位置に、各領域に配置されていることを特徴とする請求項1記載の真偽判別形成体。 - 前記第1の画像形成領域及び前記第2の画像形成領域は、前記各画像形成部以外にダミー穿孔が複数形成され、
前記第1の画像形成領域に形成されている前記ダミー穿孔と、前記第2の画像形成領域に形成されている前記ダミー穿孔とは、前記第1の画像形成領域と前記第2の画像形成領域を重ね合わせたときに、互いに重ならない位置に形成されていることを特徴とする請求項9記載の真偽判別形成体。 - 前記微細な穿孔及び前記ダミー穿孔は、貫通孔、非貫通孔又はそれらの組合せから成ることを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載の真偽判別形成体。
- 前記複数配置された第1の基準要素及び前記複数配置された第2の基準要素は、画線、網点、画素、図形及び文字のいずれか一つ又はそれらの組合せから成ることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の真偽判別形成体。
- 前記第1の基準要素及び/又は前記第2の基準要素は、複数配置された要素の中の一つの要素内において、画線、網点、画素、図形及び文字のいずれか二つ以上の組合せから成ることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の真偽判別形成体。
- 前記第1の基準領域又は前記第2の基準領域の一方の領域内に、前記第一の潜像画像を形成するための基準となる位置を特定する第1の特定部と前記第二の潜像画像を形成するための基準となる位置を特定する第2の特定部から成る第1の基準位置形成部が形成され、他方の領域内に、前記第1の基準位置形成部に対応する第2の基準位置形成部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の真偽判別形成体。
- 前記第1の基準位置形成部の前記第1の特定部及び前記第2の特定部と前記第2の基準位置形成部は、前記第1の基準要素及び前記第2の基準要素の一部により形成され又は各要素とは別に隣り合う各要素の間に凹形状及び/又は凸形状により形成されていることを特徴とする請求項14記載の真偽判別形成体。
- 前記第1の基準要素及び前記第2の基準要素の一部に形成されている前記第1の基準位置形成部及び前記第2の基準位置形成部は、各要素を部分的に位相を異ならせた又は同一の範囲内で面積率を異ならせて形成されていることを特徴とする請求項15記載の真偽判別形成体。
- 前記各基準要素の間に凹形状及び/又は凸形状により形成されている前記第1の基準位置形成部及び前記第2の基準位置形成部は、図形、網点、画素、記号又は文字のいずれか一つ又はそれらの組合せによって形成されていることを特徴とする請求項15記載の真偽判別形成体。
- 前記第1の基準要素及び前記第2の基準要素は、エンボス、凹版印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷、凸版印刷、インクジェット印刷、レーザ加工及びすき入れのいずれか一つ又はそれらの組合せにより形成されていることを特徴とする請求項1乃至17のいずれかに記載の真偽判別形成体。
- 互いを重ね合わせることにより二つの潜像画像が出現する二つの画像形成領域と、前記画像形成領域の近傍に、前記潜像画像を形成するための位置を特定する基準領域がそれぞれ形成された二つの形成体から成る真偽判別形成体対であって、
前記二つの形成体のうち一方の形成体には、基材上に凹形状及び/又は凸形状の第1の基準要素から成る第1の基準領域が形成され、前記第1の基準領域は、前記第1の基準要素が第1の方向に第1のピッチで複数配置され、
前記二つの形成体のうち他方の形成体には、基材上に凹形状及び/又は凸形状の第2の基準要素から成る第2の基準領域が形成され、前記第2の基準領域は、前記第2の基準要素が第1の方向と同じ方向に第2のピッチで複数配置され、
前記第1の基準領域の近傍に形成された第1の画像形成領域には、第一の潜像画像を構成する潜像画像形成部及び第二の潜像画像を構成する潜像画像形成部が第1の画像形成要素によって形成され、
前記第2の基準領域の近傍に形成された第2の画像形成領域には、第一の潜像画像を構成する潜像画像形成部及び第二の潜像画像を構成する潜像画像形成部が第2の画像形成要素によって形成され、
前記第1の画像形成領域における前記第一の潜像画像及び前記第二の潜像画像を構成する二つの潜像画像形成部と、前記第2の画像形成領域における前記第一の潜像画像及び前記第二の潜像画像を構成する二つの潜像画像形成部は、それぞれの画像形成領域内において、前記第1の方向に対して垂直方向に所定の距離だけ離れて形成され、
前記第1の画像形成領域と前記第2の画像形成領域を重ね合わせ、かつ、前記複数の第1の基準要素から成る第1の基準領域の凹部に、前記複数の第2の基準要素から成る第2の基準領域の凸部が、前記複数の第1の基準要素から成る第1の基準領域の凸部に、前記複数の第2の基準要素から成る第2の基準領域の凹部が当てはまるように、前記一方の形成体の前記第1の基準領域と前記他方の形成体の前記第2の基準領域を重ね合わせた時に、前記第1の画像形成領域及び前記第2の画像形成領域のそれぞれの潜像画像形成部により、前記第一の潜像画像が形成されて視認でき、
前記第一の潜像画像を形成した位置から、一方の形成体を前記第1の方向に対して垂直方向に前記所定の距離ずらすと、前記第1の画像形成領域及び前記第2の画像形成領域のそれぞれの第二の潜像画像を構成する潜像画像形成部により、前記第二の潜像画像が形成されて視認できることを特徴とする真偽判別形成体対。 - 前記第1の画像形成領域は、前記第1の画像形成要素が第2の方向に第3のピッチで複数配置され、前記第1の画像形成要素を部分的に位相を異ならせた又は同一の範囲内で面積率を異ならせたことで、前記第一の潜像画像の一部及び前記第二の潜像画像の一部が、前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部として形成され、
前記第2の画像形成領域は、前記第2の画像形成要素が前記第2の方向と同じ方向に前記第4のピッチで複数配置され、前記第2の画像形成要素を部分的に位相を異ならせ又は同一の範囲内で面積率を異ならせたことで、前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部が形成している前記第一の潜像画像の一部以外及び前記第二の潜像画像の一部以外が、前記第2の画像形成領域の潜像画像形成部により形成されていることを特徴とする請求項19記載の真偽判別形成体対。 - 前記第1のピッチに対する前記第2のピッチ及び前記第3のピッチに対する前記第4のピッチは、同一ピッチ又は一方のピッチに対して他方のピッチが正の整数倍のピッチであることを特徴とする請求項19又は20記載の真偽判別形成体対。
- 前記複数配置された第1の基準要素、前記複数配置された第2の基準要素、前記複数配置された第1の画像形成要素及び前記複数配置された第2の画像形成要素は、画線、網点、画素、図形及び文字のいずれか一つ又はそれらの組合せから成ることを特徴とする請求項19乃至21のいずれかに記載の真偽判別形成体対。
- 前記第1の基準要素、前記第2の基準要素、前記第1の画像形成要素及び/又は前記第2の画像形成要素は、複数配置された要素の中の一つの要素内において、画線、網点、画素、図形及び文字のいずれか二つ以上の組合せから成ることを特徴とする請求項19乃至21のいずれかに記載の真偽判別形成体対。
- 前記第1の画像形成要素及び前記第2の画像形成要素は、オフセット印刷、凸版印刷及びインクジェット印刷のいずれか一つ又はそれらの組合せにより形成されていることを特徴とする請求項19乃至23のいずれかに記載の真偽判別形成体対。
- 前記第1の画像形成要素及び前記第2の画像形成要素は、赤外線吸収特性を有するインキにより印刷されていることを特徴とする請求項24記載の真偽判別形成体対。
- 前記第1の画像形成領域は、微細な穿孔による前記第1の画像形成要素が複数配置されて、前記第一の潜像画像の一部及び前記第二の潜像画像の一部が、前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部として形成され、
前記第2の画像形成領域は、微細な穿孔による前記第2の画像形成要素が複数配置されて、前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部が形成している前記第一の潜像画像の一部以外及び前記第二の潜像画像の一部以外が、前記第2の画像形成領域の潜像画像形成部により形成されていることを特徴とする請求項19記載の真偽判別形成体対。 - 前記第1の画像形成要素は、微細な穿孔による前記第1の画像形成要素が複数配置されて、前記第一の潜像画像及び前記第二の潜像画像が、前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部として形成され、
前記第2の画像形成領域は、微細な穿孔による前記第2の画像形成要素が複数配置されて、前記第一の潜像画像及び前記第二の潜像画像が、前記第2の画像形成領域の潜像画像形成部により形成され、
前記第1の画像形成領域の潜像画像形成部と前記第2の画像形成領域の潜像画像形成部は、形状及び大きさが同じであり、かつ、対応した位置に各領域に配置されていることを特徴とする請求項19記載の真偽判別形成体対。 - 前記第1の画像形成領域及び前記第2の画像形成領域は、前記各画像形成部以外にダミー穿孔が複数形成され、
前記第1の画像形成領域に形成されている前記ダミー穿孔と、前記第2の画像形成領域に形成されている前記ダミー穿孔とは、前記第1の画像形成領域と前記第2の画像形成領域を重ね合わせたときに、互いに重ならない位置に形成されていることを特徴とする請求項27記載の真偽判別形成体対。 - 前記微細な穿孔及び前記ダミー穿孔は、貫通孔、非貫通孔又はそれらの組合せから成ることを特徴とする請求項26乃至28のいずれかに記載の真偽判別形成体対。
- 前記複数配置された第1の基準要素及び前記複数配置された第2の基準要素は、画線、網点、画素、図形及び文字のいずれか一つ又はそれらの組合せから成ることを特徴とする請求項19乃至29のいずれかに記載の真偽判別形成体対。
- 前記第1の基準要素及び/又は前記第2の基準要素は、複数配置された要素の中の一つの要素内において、画線、網点、画素、図形及び文字のいずれか二つ以上の組合せから成ることを特徴とする請求項19乃至29のいずれかに記載の真偽判別形成体対。
- 前記第1の基準領域又は前記第2の基準領域の一方の領域内に、前記第一の潜像画像を形成するための基準となる位置を特定する第1の特定部と前記第二の潜像画像を形成するための基準となる位置を特定する第2の特定部から成る第1の基準位置形成部が形成され、他方の領域内に、前記第1の基準位置形成部に対応する第2の基準位置形成部が形成されていることを特徴とする請求項19乃至31のいずれかに記載の真偽判別形成体対。
- 前記第1の基準位置形成部の前記第1の特定部及び前記第2の特定部と前記第2の基準位置形成部は、前記第1の基準要素及び前記第2の基準要素の一部により形成され又は各要素とは別に隣り合う各要素の間に凹形状及び/又は凸形状により形成されていることを特徴とする請求項32記載の真偽判別形成体対。
- 前記第1の基準要素及び前記第2の基準要素の一部に形成されている前記第1の基準位置形成部及び前記第2の基準位置形成部は、各要素を部分的に位相を異ならせ又は同一の範囲内で面積率を異ならせて形成されていることを特徴とする請求項33記載の真偽判別形成体対。
- 前記各基準要素の間に凹形状及び/又は凸形状により形成されている前記第1の基準位置形成部及び前記第2の基準位置形成部は、図形、網点、画素、記号又は文字のいずれか一つ又はそれらの組合せによって形成されていることを特徴とする請求項33記載の真偽判別形成体対。
- 前記第1の基準要素及び前記第2の基準要素は、エンボス、凹版印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷、凸版印刷、インクジェット印刷、レーザ加工及びすき入れのいずれか一つ又はそれらの組合せにより形成されていることを特徴とする請求項19乃至35のいずれかに記載の真偽判別形成体対。
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