JP2011015193A - 音声出力装置 - Google Patents

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振一郎 奥村
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Abstract

【課題】電源スイッチ用の電源オン信号をミュート用としても使用し、コストダウンや製造工程のスリム化を図りつつポップ音を抑えた音声出力装置を提供する。
【解決手段】サブマイコン20が電源制御信号の出力を開始する。これにより、電源制御信号の立ち上がりであるP−ON信号が遅延回路22とミュート回路21のCR時定数回路31に入力される。遅延回路22は、サブマイコン20から出力されるP−ON信号を遅延時間t0遅延させ、P−ON遅延信号を生成する。ミュート回路21は、P−ON信号が遅延回路22で遅延されている間に、サブマイコン20から出力されたP−ON信号を用いて、TV300に出力する電気信号に対するミュートを開始する。ミュートが開始した後、P−ON遅延信号が遅延回路22から電源回路7に入力し、電源回路7が装置本体各部に対して電源の供給を開始する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、音声信号を増幅して出力する音声出力装置に関し、特にその音声信号に対してミュートを行う音声出力装置に関するものである。
従来から、音声信号を増幅して出力するオーディオアンプと、オーディオアンプの出力をミュートするミュート回路と、オーディオアンプからミュート回路を介して入力した音声信号をスピーカ付きの外部装置又はスピーカに直接出力する音声信号出力回路と、を備える音声出力装置が実用化され、一般に普及している。
オーディオアンプは、オーディオ帯域の低周波増幅回路として用いられている。オーディオアンプは、その電源オン時において各部の電圧が立ち上がるまでの昇圧過渡期に、スピーカからポップ音と呼ばれる異音が発生し易いことが知られている。
そこで、従来の音声出力装置においても、オーディオアンプが出力する電気信号に対してミュートを行うよう指示するミュート信号を電源オン時にミュート回路へ出力する制御ICが設けられている。
なお、特許文献1においても、ミュート信号を出力するマイコンが示されている。
特開平9−102751公報
しかしながら、従来の音声出力装置においてミュートを行うためには、上記ミュート信号を生成する専用の生成回路とそのミュート信号を出力する専用の出力ピンとを制御ICに組み込まなければならなかった。これは、専用の材料を用意したり専用の製造工程を組まなければならないことを意味し、製造コスト高や製造工程の複雑化の一因となっていた。
本発明はこのような従来の課題を解決しようとするものであり、電源スイッチ用の電源オン信号をミュート用としても使用し、コストダウンや製造工程のスリム化を図りつつポップ音を抑えた音声出力装置を提供することを目的とする。
本発明の音声出力装置は、前記課題を解決するために以下の構成を備えている。
本発明の音声出力装置は、メディアから読み取られた音声信号を増幅してから出力するオーディオアンプと、
前記オーディオアンプから出力された前記音声信号を装置本体外部に出力する音声信号出力回路と、
電源オン信号と電源オフ信号を含む電源制御信号を生成する制御回路と、
前記電源制御信号を遅延させて電源オン遅延信号と電源オフ遅延信号を含む電源制御遅延信号を生成する遅延回路と、
商用電源から電源電圧を生成し、前記電源オン遅延信号を受けて電源オンとなって前記オーディオアンプを含む装置本体各部へ前記電源電圧を供給し、前記電源オフ遅延信号を受けて電源オフとなって前記装置本体各部に対する前記電源電圧の供給を停止する電源回路と、
前記電源オン信号の発生時に所定期間だけ前記オーディオアンプの出力を減衰させるミュート回路と、を備えることを特徴とする。
この構成では、オーディオアンプからミュート回路を介して入力した音声信号が、上記音声信号出力回路によってスピーカ付きの外部装置又はスピーカに直接出力される。
この構成において、電源オン時、電源オン信号が制御回路で生成され、遅延回路およびミュート回路に入力する。遅延回路は、電源オン信号を遅延させる。一方、ミュート回路は、電源オン信号が遅延回路で遅延されている間に、入力された電源オン信号を用いてオーディオアンプの出力の減衰を開始する。
オーディオアンプの出力の減衰が開始された後、電源オン信号を遅延させた電源オン遅延信号が遅延回路から電源回路に入力する。これにより、電源回路がオーディオアンプを含む装置本体各部に対して電源の供給を開始する。電源オン遅延信号が電源回路へ入力した時点ではオーディオアンプの出力の減衰が開始されているため、電源オン時のポップ音を抑えることができる。
以上より、ミュート信号を生成する専用の生成回路とそのミュート信号を出力する専用の出力ピンとを制御回路に組み込まなくとも、この構成ではポップ音を抑えことができる。
この発明によれば、コストダウンや製造工程のスリム化を図りつつポップ音を抑えることができる。
本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図 本発明の実施形態である光ディスク装置のミュート回路と遅延回路の回路図 本発明の実施形態である光ディスク装置においてミュートがオンするタイミングを示すタイミングチャート 本発明の実施形態の変形例である光ディスク装置のミュート回路と遅延回路の回路図 本発明の実施形態の変形例である光ディスク装置においてミュートがオンするタイミングを示すタイミングチャート
以下、本発明の実施形態である光ディスク装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態である光ディスク装置の主要な構成を示すブロック図である。光ディスク装置101は、光ディスク装置101の各部の動作を制御するメインマイコン2と、DVD100からデータを読取る光ピックアップ3(以下、PU3と称する。)と、デコーダとDAコンバータとオーディオAMPなどで構成される再生回路5と、駆動電源を生成する電源回路7と、ユーザの操作入力を受付ける操作部11と、制御プログラムを記憶する記憶部13と、電源管理を行うサブマイコン20と、音声信号をミュートするミュート回路21と、P−ON信号を遅延させる遅延回路22と、映像信号を出力する映像信号出力回路9と、を備える。
光ディスク装置101は、所謂DVDプレーヤである。そして、光ディスク装置101は、スピーカ内蔵のTV300に接続されている。TV300は、例えば液晶テレビ、プラズマテレビである。DVD100には、テレビ番組が予め録画されているものとする。
なお、この実施形態では、本発明のメディアの1形態としてDVD100を用いているが、実施の際は、ブルーレイディスク等の光ディスクや磁気ディスクや半導体メモリでも構わない。
PU3は、図示しないレーザダイオード(LD)、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタ、スレッドモータ、及びアクチュエータを備えている。
PU3は、DVD100の半径方向に延びる軸に移動自在に取り付けられている。スレッドモータが、PU3をDVD100の半径方向に移動させる。LDは、レーザ光を出力する光源である。フォトディテクタは、複数の受光素子で形成されており、DVD100からの反射光を検出する。
再生時の動作について説明する。
PU3は、DVD100に対して読取パワーのレーザ光を照射し、DVD100からの反射光をフォトディテクタで検出する。これにより、DVD100に記録されている情報を光学的に読み出す。
再生回路5は、PU3における複数の受光素子の出力に基づいてRF信号を生成し、該RF信号を増幅する。そして、再生回路5は、該RF信号を処理して画像と音声のデータを取り出し、画像データと音声データに分離する。ここで、画像データはMPEG等でエンコードされており、音声データはAACやMP3等でエンコードされている。
再生回路5は、上記で分離した画像データをデコードする。そして、再生回路5は、画像データをDA変換してアナログの再生映像信号を生成し、映像信号出力回路9に出力する。
映像信号出力回路9は、再生回路5から入力された再生映像信号をTV300に出力する。TV300は、入力された再生映像信号に基づく映像を画面上に表示する。
また、再生回路5は、上記で分離した音声データをデコードする。そして、再生回路5は、音声データをDA変換してアナログの再生音声信号を生成する。さらに、再生回路5は、再生音声信号を、メインマイコン2によって設定された音量レベルに応じて増幅する。最後に、再生回路5は、アナログの再生音声信号をミュート回路21に出力する。
ミュート回路21は、再生音声信号を音声出力端子Audioからケーブルを介してTV300に出力する。この音声出力端子Audioは、本願発明の「音声信号出力回路」に相当する。
TV300は、入力した再生音声信号に基づく音声を内蔵のスピーカから放音する。
以上により、ユーザは、このTV300において、光ディスク装置101から出力された再生映像信号に基づく映像、及び再生音声信号に基づく音声を視聴することができる。
操作部11には、リモコン200からの送信された命令を受信する受光部11Aが設けられている。リモコン200には、例えば、チャンネルの選択を受付けるチャンネル選択キー、電源のON/OFFを受付ける電源キー、音量の調整を受付ける音量キー、等が設けられている。ユーザは、いずれかのキーを押下して光ディスク装置101に命令する。
リモコン200で押下されたキーに応じた信号は、命令としてリモコン200のLED(不図示)から送信され、操作部11の受光部11Aで受信される。そして、操作部11は受信した命令をメインマイコン2に伝送する。
なお、操作部11には、リモコン200と同じキーが設けられている。
記憶部13は、例えばフラッシュROMで構成される。記憶部13は、装置本体各部の制御方法が記述された制御プログラムを予め記憶する。
メインマイコン2は、装置本体各部の動作を制御する主制御ICである。メインマイコン2は、上記制御プログラムにより処理されるデータ等を展開するためのワークフィールドとしてのRAMを内蔵する。
サブマイコン20は、電源回路7の電源管理を行う副制御ICであり、後述の図2に示す常電源(この実施形態では+5V)によって常時通電されている状態にある。サブマイコン20は、装置本体の電源オンを指示するコマンドをメインマイコン2を介して操作部11から受信すると、電源オン信号を遅延回路22を経由して電源回路7へ出力する。一方、装置本体の電源オフを指示するコマンドをメインマイコン2を介して操作部11から受信すると、サブマイコン20は、電源オフ信号を遅延回路22を経由して電源回路7へ出力する。ここでは、遅延回路22で遅延された電源オン信号を電源オン遅延信号といい、遅延回路22で遅延された電源オフ信号を電源オフ遅延信号という。電源オン信号と電源オフ信号は、後述の図3(A)に示す電源制御信号の立ち上がりと立ち下りであり、電源オン遅延信号と電源オフ遅延信号は、後述の図3(B)に示す電源制御遅延信号の立ち上がりと立ち下りである。
すなわち、遅延回路22は、サブマイコン20から出力される電源オン信号(以下、P−ON信号と称する)を遅延させて電源オン遅延信号(以下、P−ON遅延信号と称する)を生成し、サブマイコン20から出力される電源オフ信号(以下、P−OFF信号と称する)を遅延させて電源オフ遅延信号(以下、P−OFF遅延信号と称する)を生成する。
電源回路7は、サブマイコン20からP−ON遅延信号が入力した時、商用電源から光ディスク装置101各部の駆動電源を取り出して、再生回路5を含む光ディスク装置101の各部への駆動電源の供給を開始する。一方、電源回路7は、サブマイコン20からP−OFF遅延信号が入力した時、光ディスク装置101の各部への駆動電源の供給を停止する。
ここで、ミュート回路21と遅延回路22の詳細な回路構成について以下説明する。
図2は、本発明の実施形態である光ディスク装置のミュート回路と遅延回路の回路図である。ミュート回路21は、CR時定数回路31と、CR時定数回路32と、トランジスタQ1等の複数のディスクリートと、で構成されている。再生回路5は、再生音声信号をミュート回路21を介してTV300に出力する。コンデンサC4は、再生音声信号のDC成分をカットするコンデンサである。ミュート回路21は、TV300に出力する電気信号(再生回路5の出力)をトランジスタQ0を介してグランドに接続し、トランジスタQ0のオン時に電気信号をミュート(減衰)する回路である。遅延回路22は、CRローパスフィルタで構成されている。
なお、トランジスタQ0が、本発明の「スイッチ素子」に相当する。
図3(A)は、電源制御信号の波形を示す図であり、図3(B)は、電源制御遅延信号の波形を示す図であり、図3(C)は、ミュートがオンするタイミングを示す図である。
まず、ユーザが操作部11又はリモコン200で電源キーを操作すると、電源オンを指示するコマンドがメインマイコン2を介してサブマイコン20に入力され、サブマイコン20が図3(A)に示す電源制御信号の出力を開始する。これにより、電源制御信号の立ち上がりであるP−ON信号が遅延回路22とミュート回路21のCR時定数回路31に入力される。
遅延回路22は、サブマイコン20から出力されるP−ON信号を遅延時間t0遅延させ、図3(B)に示すP−ON遅延信号を生成する。
ミュート回路21は、P−ON信号が遅延回路22で遅延されている間に、サブマイコン20から出力されたP−ON信号を用いて、TV300に出力する電気信号に対するミュートを開始する(図3(C)参照)。詳述すると、CR時定数回路31は、サブマイコン20から出力されるP−ON信号を入力する。CR時定数回路31の出力電圧は、トランジスタQ1のベース端子に入力される。この時、所定のしきい値(0.6V程度)以上のCR時定数回路31の出力電圧がトランジスタQ1のベース−エミッタ間にかかり、トランジスタQ1がオンする。この結果、トランジスタQ2がオンし、トランジスタQ0をオンさせる。これにより、TV300に出力する電気信号に対してミュートが開始される(図3(C)参照)。このミュートは、P−ON信号の発生時にミュート時間t1だけ行われる。
ミュートが開始した後、P−ON信号を遅延時間t0遅延させたP−ON遅延信号が遅延回路22から電源回路7に入力する。これにより、電源回路7が再生回路5を含む装置本体各部に対して電源の供給を開始する。P−ON遅延信号が電源回路7へ入力した時点ではミュートがオンしているため、電源オン時のポップ音を抑えることができる。
以上より、ミュート信号を生成する専用の生成回路とそのミュート信号を出力する専用の出力ピンとをサブマイコン20に組み込まなくとも、本実施形態ではポップ音を抑えことができる。従って、コストダウンや製造工程のスリム化を図りつつ電源オン時のポップ音を抑えることができる。
なお、電源回路7によって電源の供給が開始すると、その後、CR時定数回路31の出力電圧は低下していく。そして、CR時定数回路31の出力電圧が上記しきい値以下になると、トランジスタQ1がオフする。この結果、トランジスタQ2がオフし、トランジスタQ0をオフさせる。これにより、TV300に出力する電気信号に対するミュートがミュート時間t1経過後に解除される。
次に、電源オフ時について以下説明する。
電源オフ時には、まずサブマイコン20が図3(A)に示す電源制御信号の出力を停止する。これにより、電源制御信号の立ち下がりであるP−OFF信号が遅延回路22とミュート回路21のCR時定数回路31に入力される。
遅延回路22は、サブマイコン20から出力されるP−OFF信号を遅延時間t0遅延させ、図3(B)に示すP−OFF遅延信号を生成する。
ミュート回路21は、P−OFF信号が遅延回路22で遅延されている間に、サブマイコン20から出力されたP−OFF信号を用いて、TV300に出力する電気信号に対するミュートを開始する(図3(C)参照)。詳述すると、CR時定数回路31は、サブマイコン20から出力されるP−OFF信号を入力する。これにより、点P2の電位が下がり、常電源(電源回路7から電圧が印加されている電源端子)からツェナーダイオードD1を経由してコンデンサC3に電流が流れる。それにより、点P3の電位も下がるため、トランジスタQ2がオンし、トランジスタQ0がオンする。これにより、TV300に出力する電気信号に対してミュートが開始される。このミュートは、P−OFF信号の発生時にミュート時間t2だけ行われる。
ミュートが開始した後、P−OFF信号を遅延時間t0遅延させたP−OFF遅延信号が遅延回路22から電源回路7に入力する。これにより、電源回路7が再生回路5を含む装置本体各部に対する電源の供給を停止する。P−OFF遅延信号が電源回路7へ入力した時点ではミュートがオンしているため、降圧過渡期に発生する電源オフ時のポップ音を抑えることができる。
以上より、ミュート信号を生成する専用の生成回路とそのミュート信号を出力する専用の出力ピンとをサブマイコン20に組み込まなくとも、本実施形態ではポップ音を抑えことができる。従って、コストダウンや製造工程のスリム化を図りつつ電源オフ時のポップ音を抑えことができる。
なお、上記ミュート時間t1は、電源オン時のポップ音を抑えるため、上記遅延時間t0以上に予め設定する。また、上記ミュート時間t2も、電源オフ時のポップ音を抑えるため、上記遅延時間t0以上に予め設定する。ミュート時間t1は、CR時定数回路31の出力電圧が上記所定のしきい値を超えている時間に相当する。そのため、CR時定数回路31の時定数τ1を調節することにより(C2及びR2の値を調整することにより)、電源オン時のミュート時間t1を調節することができる。同様に、CR時定数回路32の時定数τ2を調節することにより(C3及びR4の値を調整することにより)、電源オフ時のミュート時間t2も調節することができる。さらに、遅延時間t0は、遅延回路22の時定数τ0を調節することにより、調節することができる。
また、電源オンされてから即電源オフされ、さらに即電源オンされた場合、コンデンサC2の放電が十分になされていない状態で電源オンされることになる。この場合、CR時定数回路31の出力電圧がトランジスタQ1をオンする上記所定のしきい値を超えることができないおそれがある。そこで、コンデンサC2の電荷を素早く放電するために、グランドと接地したダイオードD2のカソード端子をCR時定数回路31に接続しても構わない。
また、本発明の実施形態は、以下の変形例を採用することができる。
図4は、本発明の実施形態の変形例である光ディスク装置のミュート回路と遅延回路の回路図である。図5は、本発明の実施形態の変形例である光ディスク装置においてミュートがオンするタイミングを示すタイミングチャートである。
上記実施形態では電源制御信号の立ち上がり及び立ち下りをP−ON信号及びP−OFF信号としていたが、この変形例では、図5(A)(C)に示すパルス状のP−ON信号とパルス状のP−OFF信号とを別々のラインでサブマイコン20が電源回路7へ出力する。またこの変形例では、図2に示すミュート回路21をミュート回路121に置き換え、P−OFF信号用の遅延回路122を追加している。このミュート回路121は、ミュート回路21から時定数回路32とツェナーダイオードD1とを外した回路である。また、この遅延回路122も、CRローパスフィルタで構成されている。
この変形例では、P−ON信号とP−OFF信号の立ち上がりを遅延回路22、122とミュート回路121のCR時定数回路31とに入力し、ミュートを先にオンしている。
詳述すると、まずサブマイコン20は、電源オンが指示された時に図5(A)に示すP−ON信号を出力し、電源オフが指示された時に図5(C)に示すP−OFF信号を出力する。これにより、P−ON信号の立ち上がりが遅延回路22とミュート回路121のCR時定数回路31に入力される。また、P−OFF信号の立ち上がりが遅延回路122とミュート回路121のCR時定数回路31に入力される。
遅延回路22は、サブマイコン20から出力されるP−ON信号を遅延時間t0遅延させ、図5(B)に示すP−ON遅延信号を生成する。同様に、遅延回路122も、サブマイコン20から出力されるP−OFF信号を遅延時間t0遅延させ、図5(D)に示すP−OFF遅延信号を生成する。
一方、CR時定数回路31も、サブマイコン20から出力されるP−ON信号又はP−OFF信号の立ち上がりを入力する。これにより、上記実施形態と同様にトランジスタQ1がオンするため、トランジスタQ2を介して、トランジスタQ0がオンする。この結果、TV300に出力する電気信号に対してミュートが開始される(図5(E)参照)。
ミュートが開始した後、P−ON遅延信号又はP−OFF遅延信号が遅延回路22又は遅延回路122から電源回路7に入力する。これにより、電源回路7が装置本体各部に対して電源の供給を開始又は停止する。P−ON遅延信号又はP−OFF遅延信号が電源回路7へ入力した時点ではミュートがオンしているため、電源オン時又は電源オフ時のポップ音を抑えることができる。
2…メインマイコン
3…光ピックアップ
5…再生回路
7…電源回路
9…映像信号出力回路
11…操作部
11A…受光部
13…記憶部
20…サブマイコン
21…ミュート回路
22…遅延回路
31…CR時定数回路
32…CR時定数回路
100…DVD
101…光ディスク装置
121…ミュート回路
122…遅延回路
200…リモコン
300…テレビジョン
0…遅延時間
1、t2…ミュート時間

Claims (6)

  1. メディアから読み取られた音声信号を増幅してから出力するオーディオアンプと、
    前記オーディオアンプから出力された前記音声信号を装置本体外部に出力する音声信号出力回路と、を備える音声出力装置において、
    電源オン信号と電源オフ信号を含む電源制御信号を生成する制御回路と、
    前記電源制御信号を遅延させて電源オン遅延信号と電源オフ遅延信号を含む電源制御遅延信号を生成する遅延回路と、
    商用電源から電源電圧を生成し、前記電源オン遅延信号を受けて電源オンとなって前記オーディオアンプを含む装置本体各部へ前記電源電圧を供給し、前記電源オフ遅延信号を受けて電源オフとなって前記装置本体各部に対する前記電源電圧の供給を停止する電源回路と、
    前記電源オン信号の発生時に所定期間だけ前記オーディオアンプの出力を減衰させるミュート回路と、
    を備える音声出力装置。
  2. 前記ミュート回路は、
    前記オーディオアンプの出力端子と接地端子間に接続されるスイッチ素子と、
    前記電源オン信号の発生時に前記スイッチ素子をオンすることにより前記オーディオアンプの出力信号を減衰させる、請求項1に記載の音声出力装置。
  3. 前記ミュート回路は、前記電源オフ信号の発生時に所定期間だけ前記オーディオアンプの出力を減衰させる、請求項1に記載の音声出力装置。
  4. 前記ミュート回路は、
    前記オーディオアンプの出力端子と接地端子間に接続されるスイッチ素子と、
    前記電源オフ信号の発生時に前記スイッチ素子をオンすることにより前記オーディオアンプの出力信号を減衰させる、請求項3に記載の音声出力装置。
  5. 前記所定期間は、前記遅延回路の遅延時間以上である、請求項1〜4のいずれかに記載の音声出力装置。
  6. 前記電源制御信号は、その立ち上がりが前記電源オン信号であり、立ち下がりが前記電源オフ信号である、請求項1〜5のいずれかに記載の音声出力装置。
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