JP2011014953A - 2次元コード表示用電子文書生成装置およびそのプログラム、ならびに、デジタル放送送信装置 - Google Patents

2次元コード表示用電子文書生成装置およびそのプログラム、ならびに、デジタル放送送信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】受信装置において、個別情報と共通情報とを個々に2次元コードとして高速に表示させることが可能な電子文書を生成する2次元コード表示用電子文書生成装置を提供する。
【解決手段】2次元コード表示用電子文書生成装置1は、電子文書Dを入力する電子文書入力手段11と、個別情報を個別2次元コードとして生成するための2次元コードプログラムと受信装置に予め記憶されている個別情報取得プログラムのリンク先情報とを電子文書Dに組み込む個別2次元コード生成用情報組み込み手段13と、共通情報を予め共通2次元コードとして生成し、当該共通2次元コードを電子文書Dに組み込む共通2次元コード組み込み手段14と、生成した2次元コード表示用電子文書D2を出力する出力手段15とを備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、受信装置に配信する電子文書に、共通情報と個別情報とを個々の2次元コードとして表示させるための情報を組み込む2次元コード表示用電子文書生成装置およびそのプログラム、ならびに、デジタル放送送信装置に関する。
近年、株式会社デンソーウェーブによって開発されJIS規格X0510として制定されているQRコード(登録商標)をはじめとする2次元コードが広く普及・活用されている。例えば、QRコードの読み取り装置(QRコードリーダ)として、カメラ付き携帯電話機が広く普及している。さらに、テレビ画面上に表示されたURL(Uniform Resource Locator)を含むQRコードをカメラ付き携帯電話機で撮影し、その撮影したQRコードを復号して携帯電話機の画面上にURLを文字情報として表示する技術も開示されている(特許文献1参照)。
一方、現在、BSデジタル放送、地上デジタル放送等のデジタル放送では、放送番組を視聴するために、B−CAS(登録商標)カードを用いたアクセス制御を行っている。このB−CASカードは、デジタル放送受信装置(以下、単に受信装置という)購入時に添付される形で購入者(ユーザ)に配布される。また、受信装置の購入者は、B−CASカードを入手する度に放送事業者に対して、氏名、住所等の個人情報やB−CASカード番号の登録(ユーザ登録)を行う必要がある。そのため、放送事業者は、例えば、ハガキの郵送、電話、インターネットの各手段を利用する方法で登録を受け付けているが、B−CASカード番号はほとんど連続性のない20桁の数字の羅列であるため、いずれの方法でも簡易な手続きとはいえない。
そこで、受信装置において、すべての受信装置にとって共通の情報であるユーザ登録を行うサーバのアドレスと、そのサーバへの引数として、個々の受信装置で個別の情報であるユーザ固有の個人情報、B−CASカード番号等とを含めた情報を、QRコード等の2次元コードに変換し、受信装置の画面上に提示する手法が考えられる(非特許文献1参照)。これによって、例えば、携帯電話機の読み取り装置によって、受信装置の画面上に提示された2次元コードを読み取り、インターネットを介して放送事業者のサーバに伝送することが可能になる。
特開2005−176287号公報
川喜田ら,「個別QRコード生成BMLプログラムの開発」,映情技報,Vol.33,No.9,pp.9-12(2009)
前記したように従来の手法を用いた場合、デジタル放送の受信装置の画面上に提示するQRコードは、サーバアドレス等の共通情報やB−CASカード番号等の個別情報を含んだデータサイズが大きい(英数字50文字以上)文字列から生成する必要がある。
この場合、計算資源の乏しい古い受信装置では、QRコードを生成するために時間がかかってしまうという問題がある。例えば、非特許文献1で示したプログラムで、共通情報と個別情報とを含んだQRコードを生成した場合、数十秒程度かかってしまうという実験結果が得られている。
このように、共通情報と個別情報とを含んだQRコードを生成し、画面上に提示するには、受信装置によっては時間がかかるため、実際のユーザ登録に使用するには好ましくない。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、受信装置において、共通情報と個別情報とを個々の2次元コードとして高速に表示させることが可能な電子文書を生成する2次元コード表示用電子文書生成装置およびそのプログラム、ならびに、デジタル放送送信装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載の2次元コード表示用電子文書生成装置は、受信装置に対して配信する電子文書に、複数の前記受信装置において共通情報として表示させる共通2次元コードと、前記受信装置において当該受信装置が個別に有する個別情報を個別2次元コードとして表示させるための情報とを組み込む2次元コード表示用電子文書生成装置であって、電子文書入力手段と、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段と、2次元コード生成プログラム入力手段と、2次元コード生成プログラム組み込み手段と、テキスト入力手段と、2次元コード生成手段と、2次元コード組み込み手段と、出力手段とを備える構成とした。
かかる構成において、2次元コード表示用電子文書生成装置は、電子文書入力手段によって、BML(Broadcast Markup Language)、HTML(Hyper Text Markup Language)等で記述された電子文書を外部から入力する。そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段によって、個別情報を取得するために予め受信装置に記憶されている個別情報取得プログラムのリンク先情報を電子文書に組み込む。ここで、「リンク先情報を電子文書に組み込む」とは、電子文書内にプログラムを特定する情報、例えば、プログラムのファイル名等を記述することをいう。これによって、当該電子文書により、受信装置において個人情報を取得させることができる。
また、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コード生成プログラム入力手段によって、個別情報を符号化して個別2次元コードを生成する個別2次元コード生成プログラムを外部から入力する。そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コード生成プログラム組み込み手段によって、個別2次元コード生成プログラムを電子文書に組み込む。ここで、「プログラムを電子文書に組み込む」とは、電子文書内で関数呼び出しが可能な形式でプログラムを追加することをいう。例えば、電子文書がBMLの場合、ECMAScriptで記述された関数呼び出し可能な2次元コード生成プログラムを電子文書内に追加する。これによって、当該電子文書により、受信装置において、先に取得した個別情報から個別2次元コードを生成させることができる。
また、2次元コード表示用電子文書生成装置は、テキスト入力手段によって、共通情報となるテキストを外部から入力する。この共通情報は、配信側から、すべての受信装置に配信する共通の情報であって、例えば、ユーザ登録を行うサーバのアドレス等である。そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コード生成手段によって、テキスト入力手段で入力されたテキストを符号化して共通2次元コードを生成する。そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コード組み込み手段によって、2次元コード生成手段で生成された共通2次元コードを電子文書に組み込む。ここで、「2次元コードを電子文書に組み込む」とは、2次元コードを2次元の画像データとし、当該画像データを電子文書内で参照可能に追加することをいう。これによって、当該電子文書により、受信装置において、共通情報の2次元コード化の処理が省略されることになる。
そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、出力手段によって、リンク先情報と、個別2次元コード生成プログラムと、共通2次元コードとが組み込まれた電子文書を出力する。このように生成された電子文書が受信装置に送信されることで、受信装置では、当該電子文書に組み込まれている共通2次元コードをそのまま表示し、個別情報については、受信装置で独自に取得し、個別2次元コードを生成し表示することができる。
また、請求項2に記載の2次元コード表示用電子文書生成装置は、受信装置に対して配信する電子文書に、複数の前記受信装置において共通情報として表示させる共通2次元コードと、前記受信装置において当該受信装置が個別に有する個別情報を個別2次元コードとして表示させるための情報とを組み込む2次元コード表示用電子文書生成装置であって、電子文書入力手段と、2次元コード生成プログラムリンク組み込み手段と、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段と、テキスト入力手段と、2次元コード生成手段と、2次元コード組み込み手段と、出力手段とを備える構成とした。
かかる構成において、2次元コード表示用電子文書生成装置は、電子文書入力手段によって、BML、HTML等で記述された電子文書を外部から入力する。そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コード生成プログラムリンク組み込み手段によって、個別2次元コードを生成するために予め受信装置に記憶されている個別2次元コード生成プログラムのリンク先情報を電子文書に組み込む。これによって、当該電子文書により、受信装置において2次元コードを生成させることができる。
また、2次元コード表示用電子文書生成装置は、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段によって、個別情報を取得するために予め受信装置に記憶されている個別情報取得プログラムのリンク先情報を電子文書に組み込む。これによって、当該電子文書により、受信装置において個人情報を取得させることができる。
また、2次元コード表示用電子文書生成装置は、テキスト入力手段によって、共通情報となるテキストを外部から入力する。そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コード生成手段によって、テキスト入力手段で入力されたテキストを符号化して共通2次元コードを生成する。そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コード組み込み手段によって、2次元コード生成手段で生成された共通2次元コードを電子文書に組み込む。これによって、当該電子文書により、受信装置において、共通情報の2次元コード化の処理が省略されることになる。
そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、出力手段によって、個別2次元コード生成プログラムのリンク先情報と、個別情報取得プログラムのリンク先情報と、共通2次元コードとが組み込まれた電子文書を出力する。
さらに、請求項3に記載の2次元コード表示用電子文書生成装置は、請求項1または請求項2に記載の2次元コード表示用電子文書生成装置において、2次元コードパラメータ入力手段と、2次元コードパラメータ組み込み手段とをさらに備える構成とした。
かかる構成において、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コードパラメータ入力手段によって、共通2次元コードを生成する際に使用するパラメータと同一のパラメータを、個別2次元コード生成プログラムが個別2次元コードを生成するためのパラメータとして外部から入力する。このパラメータは、2次元コードプログラムが2次元コードを生成する際に使用するものであって、2次元コードの各シンボルの位置情報等、各種の2次元コードに固有の情報である。そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コードパラメータ組み込み手段によって、2次元コードパラメータ入力手段で入力されたパラメータを電子文書に組み込む。これによって、当該電子文書により、2次元コードを生成する際のパラメータを受信装置に通知することができる。
また、請求項4に記載の2次元コード表示用電子文書生成装置は、請求項1または請求項2に記載の2次元コード表示用電子文書生成装置において、2次元コードパラメータ入力手段と、2次元コードパラメータ組み込み手段と、パリティデータ計算手段とをさらに備える構成とした。
かかる構成において、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コードパラメータ入力手段によって、共通情報と個別情報とを構造的連接機能を有する2次元コード生成プログラムにより連接する際のパリティデータを含んだ、共通2次元コードおよび個別2次元コードを生成するためのパラメータを外部から入力する。このパラメータは、2次元コード生成プログラムが2次元コードを生成する際に使用するものであって、2次元コードの各シンボルの位置情報等、各種の2次元コードに固有の情報である。また、パリティデータは、QRコードにおいて、個々の2次元コードを連接する際に同一のグループを示す値である。そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コードパラメータ組み込み手段によって、2次元コードパラメータ入力手段で入力されたパラメータを電子文書に組み込む。
また、2次元コード表示用電子文書生成装置は、パリティデータ計算手段によって、テキスト入力手段で入力されたテキストの文字コードを排他的論理和演算することで、共通情報のパリティデータを生成する。
そして、2次元コード表示用電子文書生成装置は、2次元コードパラメータ組み込み手段によって、共通情報のパリティデータをさらに電子文書に組み込む。
これによって、当該電子文書により、2次元コードを生成する際のパラメータを受信装置に通知することができる。
また、請求項5に記載の2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、受信装置に対して配信する電子文書に、複数の前記受信装置において共通情報として表示させる共通2次元コードと、前記受信装置において当該受信装置が個別に有する個別情報を個別2次元コードとして表示させるための情報とを組み込むために、コンピュータを、電子文書入力手段、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段、2次元コード生成プログラム入力手段、2次元コード生成プログラム組み込み手段、テキスト入力手段と、2次元コード生成手段、2次元コード組み込み手段、出力手段として機能させる構成とした。
かかる構成において、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、電子文書入力手段によって、BML、HTML等で記述された電子文書を外部から入力する。そして、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段によって、個別情報を取得するために予め受信装置に記憶されている個別情報取得プログラムのリンク先情報を電子文書に組み込む。
また、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、2次元コード生成プログラム入力手段によって、個別情報を符号化して個別2次元コードを生成する個別2次元コード生成プログラムを外部から入力する。そして、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、2次元コード生成プログラム組み込み手段によって、個別2次元コード生成プログラムを電子文書に組み込む。
また、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、テキスト入力手段によって、共通情報となるテキストを外部から入力する。そして、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、2次元コード生成手段によって、テキスト入力手段で入力されたテキストを符号化して共通2次元コードを生成する。そして、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、2次元コード組み込み手段によって、2次元コード生成手段で生成された共通2次元コードを電子文書に組み込む。
そして、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、出力手段によって、リンク先情報と、個別2次元コード生成プログラムと、共通2次元コードとが組み込まれた電子文書を出力する。
また、請求項6に記載の2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、受信装置に対して配信する電子文書に、複数の前記受信装置において共通情報として表示させる共通2次元コードと、前記受信装置において当該受信装置が個別に有する個別情報を個別2次元コードとして表示させるための情報とを組み込むために、コンピュータを、電子文書入力手段、2次元コード生成プログラムリンク組み込み手段、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段、テキスト入力手段、2次元コード生成手段、2次元コード組み込み手段、出力手段として機能させる構成とした。
かかる構成において、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、電子文書入力手段によって、BML、HTML等で記述された電子文書を外部から入力する。そして、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、2次元コード生成プログラムリンク組み込み手段によって、個別2次元コードを生成するために予め受信装置に記憶されている個別2次元コード生成プログラムのリンク先情報を電子文書に組み込む。
また、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段によって、個別情報を取得するために予め受信装置に記憶されている個別情報取得プログラムのリンク先情報を電子文書に組み込む。
また、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、テキスト入力手段によって、共通情報となるテキストを外部から入力する。そして、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、2次元コード生成手段によって、テキスト入力手段で入力されたテキストを符号化して共通2次元コードを生成する。そして、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、2次元コード組み込み手段によって、2次元コード生成手段で生成された共通2次元コードを電子文書に組み込む。
そして、2次元コード表示用電子文書生成プログラムは、出力手段によって、個別2次元コード生成プログラムのリンク先情報と、個別情報取得プログラムのリンク先情報と、共通2次元コードとが組み込まれた電子文書を出力する。
さらに、請求項7に記載のデジタル放送送信装置は、デジタル放送のデータ放送を配信するデジタル放送送信装置において、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の2次元コード表示用電子文書生成装置と、放送送出手段とを備える構成とした。
かかる構成において、デジタル放送送信装置は、2次元コード表示用電子文書生成装置で生成された電子文書を、放送送出手段によってデータ放送として配信する。これによって、デジタル放送受信装置において、画面上に、共通情報の2次元コード(共通2次元コード)と個別情報の2次元コード(個別2次元コード)とを表示させることができる。このとき、デジタル放送受信装置では、電子文書に組み込まれている共通2次元コードをそのまま表示し、個別情報については、受信装置で独自に取得し、個別2次元コードを生成し表示することができる。
本発明は、以下に示す優れた効果を奏するものである。
請求項1,5に記載の発明によれば、共通情報については、予め配信側で生成した共通情報の2次元コード(共通2次元コード)を電子文書に組み込むことで、受信装置では、その2次元コードをそのまま表示に利用することができる。また、受信装置固有の個別情報については、それぞれの受信装置で個別情報を取得して2次元コード(個別2次元コード)を生成し表示させることができる。これによって、受信装置では、個別情報の2次元コードのみを生成すればよいため、共通情報と個別情報とを2次元コードとして表示する際の負荷を軽減させ、高速に2次元コードを表示させることができる。
また、請求項1,5に記載の発明によれば、個別情報のみの2次元コードを生成することになるため、例えば、2次元コードとしてQRコードを用いた場合、共通情報と個別情報とを併せた2次元コードを生成するよりも、セル数の少ない2次元コード(個別2次元コード)を生成することになり、生成時間を短縮することができる。
請求項2,6に記載の発明によれば、予め受信装置に記憶されている2次元コード生成プログラムを利用することができるため、請求項1,4に記載の発明の効果に加え、電子文書に組み込むデータ量を抑えることができる。
請求項3に記載の発明によれば、2次元コードを生成するためのパラメータを、配信側と受信側とで共有させることができ、共通の条件で2次元コードを生成することができる。これによって、例えば、2次元コードが構造的連接機能を有するQRコード等である場合、共通情報の2次元コードと個別情報の2次元情報とを連接させる情報をパラメータとして配信することができ、受信側で表示した2つ2次元コードから、1つの連結した情報を読み出すことが可能になる。
請求項4に記載の発明によれば、QRコードのような構造的連接機能を有する2次元コード生成プログラムによって、受信側で、共通情報と個別情報とで同じパリティデータを有し、かつ、当該パリティデータが共通情報と個別情報の連結後のパリティデータと同じとなる2次元コードを生成することができる。これによって、受信側で表示した2つ2次元コードから、1つの連結した情報を読み出すことが可能になる。
請求項7に記載の発明によれば、2次元コード表示用電子文書生成装置で生成された電子文書を、デジタル放送のデータ放送で、デジタル放送受信装置に配信することができる。これによって、計算資源の乏しいデジタル放送受信装置であっても、少ない負荷で2次元コードを画面上に表示させることができる。
本発明に係る2次元コード表示用電子文書生成装置の概要を示す説明するための概念図である。 本発明の第1実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置の構成を示す機能ブロック図である。 電子文書の組み込み例を示す図である。 本発明の第5実施形態に係るデジタル放送システムの構成を示す機能ブロック図である。 2次元コード生成プログラムのパリティ付テキスト生成手段の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第5実施形態に係るデジタル放送システムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
[2次元コード表示用電子文書生成装置の概要]
最初に、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置の概要について説明する。
2次元コード表示用電子文書生成装置1は、放送波や通信回線を介して受信装置3に配信される電子文書Dに、当該電子文書Dを配信する対象となるすべての受信装置3に共通の情報である共通情報を符号化した2次元コードと、受信装置3で個別の情報である個別情報を2次元コードとして表示させるための情報(個別2次元コード生成用情報)とを組み込むものである。
すなわち、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、共通情報(例えば、ユーザ登録を行うサーバのアドレス)を2次元コードに符号化した共通2次元コードCと、受信装置3において個別情報から2次元コード(個別2次元コードC)を生成するための2次元コード生成プログラムとを、電子文書Dに組み込んで、2次元コード表示用電子文書D2を生成する。このように生成された2次元コード表示用電子文書D2は、放送波または通信回線を介して、受信装置3に配信される。
一方、受信装置3は、放送波または通信回線を介して、2次元コード表示用電子文書D2を受信する。そして、受信装置3は、2次元コード表示用電子文書D2に組み込まれている2次元コード生成プログラムにより、受信装置3内の個別情報(例えば、B−CASカード番号)から、個別2次元コードCを生成し、同じく2次元コード表示用電子文書D2に組み込まれている共通情報を符号化した共通2次元コードCとともに、受信装置3の画面上に表示する。
ここで、共通2次元コードCの内容が、ユーザ登録用のサーバのアドレス(例えば、“http://www.xxx.or.jp/card/bcas.cgi/”)、個別2次元コードCの内容が、B−CASカードの識別情報(カード番号:例えば、“0000-2000-0581-2000-3700”)であった場合、ユーザ側で、この2つの2次元コードを、カメラ付き携帯電話機の読み取り装置で読み取り、連結させることで、ユーザ登録用のサーバに対して、ユーザ登録を行うことが可能なメッセージ(http://www.or.jp/card/bcas.cgi/0000-2000-0581-2000-3700)を生成することができる。
このように、電子文書の配信側で共通情報を予め共通2次元コードCとして生成しておくことで、受信装置3における2次元コード生成による負荷を軽減させることができる。
また、2次元コードをQRコードとした場合、符号化するテキスト長(データサイズ)等によって、QRコードの大きさが異なる。例えば、符号化するテキストが英数字で20文字以下であって、誤り訂正レベルを約15%(レベルM)とする場合、最小バージョンであるバージョン1(セル数は21×21)のQRコードを用いることができる。
このQRコードのセル数は、QRコードの生成時間に影響を与えることになる。しかし、本発明において、受信装置3で生成するQRコードは、個別情報のみを含んだものであるため、共通情報と個別情報とを含んだQRコードを生成する場合に比べ、テキスト長が短くなり、生成時間が短い小さいQRコードで個別2次元コードCを生成することができる。これによって、さらに、受信装置3における2次元コード生成による負荷を軽減させることができる。
以下、本発明の実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置1の構成および動作について、順次説明する。
[2次元コード表示用電子文書生成装置の構成]
まず、図2を参照(適宜図1参照)して、本発明の第1実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置の構成について説明する。なお、本実施の形態では、電子文書を配信する配信者は、デジタル放送の放送事業者であり、受信装置3は、デジタル放送を受信するデジタル放送受信装置とする。
ここでは、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、電子文書入力手段11と、記憶手段12と、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13と、共通2次元コード組み込み手段14と、出力手段15とを備えている。
電子文書入力手段11は、受信装置3に配信する電子文書Dを外部から入力するものである。この電子文書入力手段11で入力された電子文書Dは、記憶手段12に書き込まれ、一時的に記憶される。
なお、この電子文書Dは、他の文書への参照情報や文書の論理構造をタグによって記述したテキスト文書であって、BML、HTML等である。本実施の形態では、電子文書Dを、デジタル放送のデータ放送で配信されるBMLとして説明を行うこととする。
記憶手段12は、メモリやハードディスク等の一般的な記憶装置で構成され、入力された情報(電子文書D等)を一時的に記憶したり、2次元コード表示用電子文書生成装置1を動作させるプログラムを格納したりするものである。
個別2次元コード生成用情報組み込み手段13は、受信装置3が個別に有する個別情報を2次元コード(個別2次元コード)として表示させるための情報(個別2次元コード生成用情報)を、電子文書Dに組み込むものである。ここでは、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13は、プログラム入力手段131と、プログラム組み込み手段132と、パラメータ入力手段133と、パラメータ組み込み手段134と、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段135とを備えている。
プログラム入力手段(2次元コード生成プログラム入力手段)131は、テキストデータから2次元コードを生成するプログラムである2次元コード生成プログラム(個別2次元コード生成プログラム)を入力するものである。この2次元コード生成プログラムは、既知のQRコード(登録商標)、DataMatrix(DataCode)、Code49等を生成する既存のプログラムを用いることができる。例えば、非特許文献1で開示されているQRコードを生成するBML上で配信可能なECMAScriptで記述されたプログラムを用いることができる。このプログラム入力手段131で入力された2次元コード生成プログラムは、プログラム組み込み手段132に出力される。
プログラム組み込み手段(2次元コード生成プログラム組み込み手段)132は、プログラム入力手段131で入力された2次元コード生成プログラムを、電子文書Dに組み込むものである。ここでは、プログラム組み込み手段132は、電子文書入力手段11で入力され、記憶手段12に記憶されている電子文書Dに、ECMAScript(スクリプト言語)で記述された2次元コード生成プログラムを組み込む。
また、このとき、プログラム組み込み手段132は、組み込んだ2次元コード生成プログラムを特定する識別情報(例えば、ファイル名)を電子文書Dに書き込む。
例えば、プログラム組み込み手段132は、図7(a)に示すように、スクリプト言語を示すscriptタグで、電子文書D内に組み込んだ2次元コード生成プログラムのファイル名(ここでは、“qrcode.ecm”)を電子文書Dに記述する。なお、図7(a)中、scriptタグのsrc属性で示される2次元コード生成プログラムを起動するための関数については、プログラム組み込み手段132が、別途電子文書Dに記述するものとする(図示せず)。
パラメータ入力手段(2次元コードパラメータ入力手段)133は、プログラム入力手段131で入力された2次元コード生成プログラムで使用するパラメータを、外部から入力するものである。このパラメータは、2次元コード生成プログラムが2次元コードを生成する際に使用するものであって、2次元コードの各シンボルの位置情報等、各種の2次元コードに固有の情報である。例えば、2次元コードとして、QRコードを用いる場合、パラメータとして、文字種を示すモード、QRコードのデータサイズを示すバージョン、誤り訂正のレベル等を用いることができる。このパラメータ入力手段133で入力されたパラメータは、パラメータ組み込み手段134に出力される。
パラメータ組み込み手段(2次元コードパラメータ組み込み手段)134は、パラメータ入力手段133で入力されたパラメータを、電子文書Dに組み込むものである。ここでは、パラメータ組み込み手段134は、電子文書入力手段11で入力され、記憶手段12に記憶されている電子文書Dに、パラメータをバイナリ化してバイナリテーブルとして組み込むこととする。なお、プログラム入力手段131で入力された2次元コード生成プログラムには、予めこのパラメータ(バイナリテーブル)を参照する関数を組み込んでおく。
個別情報取得プログラムリンク組み込み135は、受信装置3の個別情報を取得するために予め受信装置3に記憶されている個別情報取得プログラムのリンク先情報を、電子文書Dに組み込むものである。この個別情報取得プログラムは、例えば、デジタル放送受信装置である受信装置3の不揮発性メモリであるNVRAMに記憶されている個人情報、B−CASカードに記述されているカード番号等を取得するプログラムであって、予め受信装置3に組み込まれているものである。
ここでリンク先情報とは、個別情報取得プログラムを受信装置内で特定するための情報である。このリンク先情報は、個別情報取得プログラムが内部関数として受信装置の動作プログラムに組み込まれている場合は、関数名で表すことができる。
例えば、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段135は、図7(b)に示すように、BMLで予めカード番号を取得する組み込み関数として規定されている“getIRDID()”関数を個別情報取得プログラムのリンク先情報として電子文書Dに組み込む。なお、図7(b)中、当該関数を実行させる関数については、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段135が、別途電子文書Dに記述するものとする(図示せず)。
このように、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13を構成することで、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、受信装置3の個別の情報を2次元コード(個別2次元コード)として生成するために必要となる2次元コード生成プログラム、パラメータ、ならびに、個別情報取得プログラムのリンク先情報を、電子文書Dに組み込むことができる。
共通2次元コード組み込み手段14は、電子文書Dを配信する対象となるすべての受信装置3に共通情報として表示させる2次元コード(共通2次元コード)を、電子文書Dに組み込むものである。ここでは、共通2次元コード組み込み手段14は、テキスト入力手段141と、2次元コード生成手段142と、2次元コード組み込み手段143とを備えている。
テキスト入力手段141は、共通情報となるテキストデータ(共通文字列)を外部から入力するものである。この共通情報は、例えば、受信装置3において、デジタル放送の視聴を開始する際のユーザ登録を行うサーバのアドレス等である。すなわち、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、テキスト入力手段141によって、共通情報であるサーバアドレスを、“http://www.xxx.or.jp/card/bcas.cgi/”の文字列として入力する。このテキスト入力手段141で入力されたテキストデータは、2次元コード生成手段142に出力される。
2次元コード生成手段142は、テキスト入力手段141で入力されたテキストデータ(共通情報)を符号化して2次元コードを生成するものである。ここで2次元コード生成手段142で生成される2次元コードは、既知のQRコード、DataMatrix(DataCode)、Code49等のいずれであってもよいが、プログラム入力手段131で入力される2次元コード生成プログラムが生成する2次元コードと同一であることが望ましい。ここでは、2次元コード生成手段142は、プログラム入力手段131で入力される2次元コード生成プログラムと同一のプログラムを用いることとする。また、ここでは、この2次元コード生成手段142で生成された2次元コードを、2次元コードシンボルの画像ファイルとし、各セルに対応する白または黒の情報をビット配列にして表すこととする。この2次元コード生成手段142で生成された2次元コードは、2次元コード組み込み手段143に出力される。
2次元コード組み込み手段143は、2次元コード生成手段142で生成された共通情報の2次元コード(共通2次元コード)を、電子文書Dに組み込むものである。すなわち、2次元コード組み込み手段143は、電子文書入力手段11で入力され、記憶手段12に記憶されている電子文書Dに、2次元コードである画像ファイルを組み込む。
また、このとき、2次元コード組み込み手段143は、組み込んだ画像ファイルを特定する識別情報(例えば、ファイル名)を電子文書Dに書き込む。
例えば、2次元コード組み込み手段143は、図7(c)に示すように、位置を特定するdivタグで、電子文書D内に組み込んだ2次元コードの画像ファイル(ここでは、“QR0.png”)を記述する。
このように、共通2次元コード組み込み手段14を構成することで、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、電子文書Dの配信対象であるすべての受信装置3で共通の情報を、予め2次元コード化して、電子文書Dに組み込むことができる。
出力手段15は、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13および共通2次元コード組み込み手段14によって、個別2次元コード生成用情報(2次元コード生成プログラム、パラメータ、個別情報取得プログラムのリンク先情報)と、共通2次元コードとが組み込まれた電子文書(2次元コード表示用電子文書D2)を外部に出力するものである。
ここでは、出力手段15は、電子文書Dに個別2次元コード生成用情報および共通2次元コードが組み込まれた電子文書を、記憶手段12から読み出して出力する。
なお、この出力手段15は、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13や、共通2次元コード組み込み手段14から、組み込み完了の通知があった後に、2次元コード表示用電子文書D2を記憶手段12から読み出して出力することとしてもよいし、外部から操作者の指示があったタイミングで出力することとしてもよい。
このように2次元コード表示用電子文書生成装置1を構成することで、2次元コード表示用電子文書生成装置1が生成した2次元コード表示用電子文書D2は、受信装置3において、共通情報については、予め生成された2次元コードを表示し、個別情報については、受信装置3内部で生成した2次元コードを表示することになり、受信装置3における2次元コード生成にかかる負荷を軽減させ、生成時間を短縮させることができる。また、2次元コードがQRコードであれば、個別情報のみを2次元コード化する際にセル数の少ないQRコードを用いることで、受信装置3における2次元コードの生成時間を短縮させることができる。
[2次元コード表示用電子文書生成装置の動作]
次に、図3を参照(適宜図1,2参照)して、本発明の第1実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置の動作について説明する。
最初に、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、電子文書入力手段11によって、受信装置3に配信する電子文書Dを外部から入力する(ステップS1)。この入力された電子文書Dは、一時的に記憶手段12に記憶され、以降のステップにおいて順次必要な情報が組み込まれることになる。
まず、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13によって、2次元コード生成プログラムを電子文書Dに組み込む(ステップS2)。すなわち、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、プログラム入力手段131によって、2次元コード生成プログラムを入力し、プログラム組み込み手段132によって、その入力された2次元コード生成プログラムを記憶手段12に記憶されている電子文書Dに組み込む。
また、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13によって、2次元コード生成プログラムで使用するパラメータ(2次元コードパラメータ)を電子文書Dに組み込む(ステップS3)。すなわち、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、パラメータ入力手段133によって、2次元コード生成プログラムで使用するパラメータを入力し、パラメータ組み込み手段134によって、記憶手段12に記憶されている電子文書Dに、パラメータをバイナリ化してバイナリテーブルとして組み込む。
また、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13の個別情報取得プログラムリンク組み込み手段135によって、受信装置3の個別情報を取得するプログラム(個別情報取得プログラム)のリンク先情報を電子文書Dに組み込む(ステップS4)。
このステップS2からステップS4までの動作によって、受信装置3において、個別情報から2次元コードを生成するための情報を、電子文書Dに組み込むことができる。
さらに、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、共通2次元コード組み込み手段14によって、共通情報となるテキストデータを2次元コード化して、電子文書Dに組み込む(ステップS5)。すなわち、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、テキスト入力手段141によって、共通情報となるテキストデータを外部から入力し、2次元コード生成手段142によって、その入力されたテキストデータを符号化して2次元コードを生成する。そして、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、2次元コード組み込み手段143によって、記憶手段12に記憶されている電子文書Dに、2次元コードである画像ファイルを組み込み、その画像ファイルを特定する識別情報を書き込む。
このステップS5によって、共通情報から生成した2次元コードを画像ファイルとして直接電子文書Dに組み込むことができる。
その後、2次元コード表示用電子文書生成装置1は、出力手段15によって、ステップS2〜ステップS5において順次組み込みが完了した電子文書(2次元コード表示用電子文書D2)を、記憶手段12から読み出して出力する(ステップS6)。
以上、2次元コード表示用電子文書生成装置1の動作について説明したが、ステップS2〜ステップS5の動作は、必ずしもこの順番で動作させる必要はなく、任意の順番で動作させることができる。
<第2実施形態>
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置の構成について説明する。
図2で説明した第1実施形態の2次元コード表示用電子文書生成装置1では、2次元コード生成プログラムを電子文書に組み込む構成としたが、2次元コード生成プログラムが予め受信装置3に組み込まれている場合は、図3に示すような構成とすることができる。
すなわち、図4に示した2次元コード表示用電子文書生成装置1Bは、図2に示した2次元コード表示用電子文書生成装置1の個別2次元コード生成用情報組み込み手段13から、プログラム入力手段131およびプログラム組み込み手段132を省き、新たに、2次元コード生成プログラムリング組み込み手段136を備えた個別2次元コード生成用情報組み込み手段13Bとしている。他の構成については、2次元コード表示用電子文書生成装置1と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
2次元コード生成プログラムリンク組み込み手段136は、受信装置3の2次元コードを生成するために予め受信装置に記憶されているプログラムである2次元コード生成プログラム(個別2次元コード生成プログラム)のリンク先情報を、電子文書Dに組み込むものである。この2次元コード生成プログラムは、デジタル放送受信装置である受信装置3の内部関数として、予め受信装置3に組み込まれているものとする。
ここでは、2次元コード生成プログラムリンク組み込み手段136は、図7(b)に示した個別情報取得プログラムのリンク先情報の記述と同様に、予め定めた関数を2次元コード生成プログラムのリンク先情報として電子文書Dに組み込む。
このように、2次元コード表示用電子文書生成装置1Bは、予め2次元コード生成プログラムが受信装置3に組み込まれている場合であっても、共通情報については、予め2次元コードとして電子文書に組み込み、個別情報については受信装置3で2次元コードを生成することが可能な電子文書を生成することができる。
なお、2次元コード表示用電子文書生成装置1Bの動作については、図3で説明したステップS2の動作が、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13Bの2次元コード生成プログラムリンク組み込み手段136によって、受信装置3で個別情報から2次元コードを生成するプログラム(2次元情報生成プログラム)のリンク先情報を電子文書Dに組み込む動作に変わるだけであり、他の動作については同一であるため、詳細な説明を省略する。
<第3実施形態>
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置の構成について説明する。
図2,4で説明した2次元コード表示用電子文書生成装置1,1Bにより生成した電子文書(2次元コード表示用電子文書D2)は、図1に示すように、受信装置3において、共通情報と個別情報とをそれぞれ2次元コード(共通2次元コードC,個別2次元コードC)として表示させることができる。しかし、これらの2次元コードは互いに独立したものであるため、ユーザ側で、例えば、カメラ付き携帯電話機の読み取り装置で個々の2次元コードを読み込み、2次元コードを復号後、それぞれの復号データを連結する必要がある。
なお、2次元コードには、QRコード、DataMatrix(DataCode)、Code49等、独自に複数の2次元コードを連結する機能を有するものが存在する。例えば、図1に示すような共通2次元コードCおよび個別2次元コードCが、QRコードの構造的連接機能により生成されたものである場合、QRコードの読み取り装置で、共通2次元コードCおよび個別2次元コードCを読み取ると、共通2次元コードCおよび個別2次元コードCのそれぞれの復号データ(テキスト)を連結したテキストとして読み出すことができる。
そこで、第3実施形態では、このような構造的連接が可能な2次元コードを受信装置3において表示可能にすることが可能な電子文書を生成する2次元コード表示用電子文書生成装置について説明する。なお、2次元コードを連結する機能を有するものは前記したように複数存在するが、ここでは、一例として、QRコードを例として説明することとする。
この第3実施形態において、2次元コード表示用電子文書生成装置1Cは、電子文書入力手段11と、記憶手段12と、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13Cと、共通2次元コード組み込み手段14Cと、出力手段15とを備えている。
また、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13Cは、プログラム入力手段131と、プログラム組み込み手段132と、パラメータ入力手段133Bと、パラメータ組み込み手段134Bと、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段135とを備えている。
また、共通2次元コード組み込み手段14Cは、テキスト入力手段141と、2次元コード生成手段142Bと、2次元コード組み込み手段143と、パリティデータ計算手段144とを備えている。
ここで、パラメータ入力手段133B、パラメータ組み込み手段134B、2次元コード生成手段142Bの機能、および、追加されたパリティデータ計算手段144の構成以外は、図2で説明した2次元コード表示用電子文書生成装置1の構成と同一であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
パラメータ入力手段(2次元コードパラメータ入力手段)133Bは、プログラム入力手段131で入力された2次元コード生成プログラムで使用するパラメータを、外部から入力するものである。このパラメータは、図1で説明したパラメータ入力手段133と同様、2次元コード生成プログラムが2次元コードを生成する際に使用するものであって、2次元コードの各シンボルの位置情報等、各種の2次元コードに固有の情報である。
なお、QRコードでは、構造的連接により複数の2次元コードを読み取る際の要件として、2次元コードの連結後の文字列の文字コードを1バイト(8ビット)単位で順次排他的論理和演算することで得られるパリティデータを、構造的連接する際に同一のグループであることを示す共通の値として、それぞれの2次元コードに記述しておく必要がある。例えば、「01234」を含んだ2次元コードと「56789」を含んだ2次元コードには、各テキストの文字コードである「0x30」、「0x31」、「0x32」、〜、「0x38」、「0x39」を排他的論理和演算した演算結果である「0x01」を共通に2次元コードに記述する必要がある。
そこで、このパラメータ入力手段133Bは、この構造的連接に必要な2次元コード内に共通に記述する文字列全体のパリティデータ(全文字列用パリティデータ)を、予め定めてパラメータとして入力することとする。なお、受信装置3において表示される2次元コードは、個別情報により可変であるため、受信装置3で2次元コード生成プログラムが動作する際に、2つの2次元コードで表される文字列のパリティデータが、このパラメータ入力手段133Bで入力されたパリティデータと同値となるように、共通情報と個別情報とを連結した文字列にパリティ用のテキストを付加する。この詳細については後記する。
このパラメータ入力手段133Bは、入力されたパラメータをパラメータ組み込み手段134Bに出力する。さらに、パラメータ入力手段133Bは、入力されたパラメータを共通2次元コード組み込み手段14Cの2次元コード生成手段142Bに出力する。なお、2次元コード生成手段142Bへの出力は、別途、記憶手段12を介して出力する形態であっても構わない。
パラメータ組み込み手段(2次元コードパラメータ組み込み手段)134Bは、パラメータ入力手段133Bで入力されたパラメータを、電子文書Dに組み込むものである。ここでは、パラメータ組み込み手段134Bは、パラメータ入力手段133Bで入力されたパラメータとともに、後記するパリティデータ計算手段144で計算されたパリティデータ(共通情報パリティデータ)を電子文書Dに組み込む。
2次元コード生成手段142Bは、テキスト入力手段141で入力されたテキストデータ(共通情報)を、パラメータ入力手段133Bで入力されたパラメータとともに符号化して2次元コードを生成するものである。この生成された2次元コードには、共通情報と個別情報とを連結した文字列のパリティデータ(全文字列用パリティデータ)が含まれることになる。また、この生成された2次元コードは、2次元コード組み込み手段143によって、電子文書Dに組み込まれる。
パリティデータ計算手段144は、テキスト入力手段141で入力されたテキスト(共通情報)からパリティデータ(共通情報パリティデータ)を計算するものである。このパリティデータ計算手段144は、テキスト(共通情報)の文字コードを、1バイト(8ビット)単位で順次排他的論理和演算することで共通情報パリティデータを計算する。この共通情報パリティデータは、パラメータ組み込み手段134Bに出力される。
このように、2次元コード表示用電子文書生成装置1Cは、共通情報と個別情報とを連結する際のパリティデータ(全文字列用パリティデータ)および共通情報パリティデータを電子文書に埋め込むことができる。これによって、受信装置3では、個別情報の2次元コードを生成する際に、共通情報と個別情報とを連結した後の文字列が当該パリティデータとなるように、個別情報に固有のパリティを付加することが可能になり、共通情報と個別情報とをQRコードの構造的連接機能により連接させることが可能になる。
<第4実施形態>
第3実施形態では、第1実施形態の2次元コード表示用電子文書生成装置1(図2参照)に2次元コードを連接させる機能を付加したが、第2実施形態の2次元コード表示用電子文書生成装置1B(図4参照)に2次元コードを連接させる機能を付加して第4実施形態としてもよい。
図6に示した本発明の第4実施形態に係る2次元コード表示用電子文書生成装置1Dは、電子文書入力手段11と、記憶手段12と、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13Dと、共通2次元コード組み込み手段14Cと、出力手段15とを備えている。
また、個別2次元コード生成用情報組み込み手段13Dは、パラメータ入力手段133Bと、パラメータ組み込み手段134Bと、個別情報取得プログラムリンク組み込み手段135と、2次元コード生成プログラムリンク組み込み手段136とを備えている。
また、共通2次元コード組み込み手段14Cは、テキスト入力手段141と、2次元コード生成手段142Bと、2次元コード組み込み手段143と、パリティデータ計算手段144とを備えている。
ここで、パラメータ入力手段133B、パラメータ組み込み手段134B、2次元コード生成手段142Bの機能、および、追加されたパリティデータ計算手段144の構成は、図5で説明した第3実施形態の2次元コード表示用電子文書生成装置1Cと同一であり、それ以外の構成については、図4で説明した第2実施形態の2次元コード表示用電子文書生成装置1Bと同一である。よって、各構成の説明については説明を省略する。
このように、2次元コード表示用電子文書生成装置1Dは、予め2次元コード生成プログラムが受信装置3に組み込まれている場合であっても、共通情報については、予め2次元コードとして電子文書に組み込み、個別情報については受信装置3で2次元コードを生成することが可能な電子文書を生成することができる。さらに、2次元コード表示用電子文書生成装置1Dは、電子文書に組み込む共通2次元コードと、受信装置3で生成される個別2次元コードとを構造的連接機能により連接することが可能な電子文書を生成することができる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されない。例えば、2次元コードを生成するためのパラメータが固定である場合、予め2次元コード生成プログラムにパラメータを書き込んでおけばよい。この場合、前記した構成から、パラメータ入力手段133およびパラメータ組み込み手段134を省略することができる。また、この場合、動作においては、図3で説明したステップS3の動作が省略されることになる。
また、2次元コード表示用電子文書生成装置1,1B,1C,1Dは、一般的なコンピュータを、前記した各手段として機能させるプログラム(2次元コード表示用電子文書生成プログラム)により動作させることで実現することができる。
また、各実施形態では、各2次元コード表示用電子文書生成装置が、放送事業者によるデジタル放送のデータ放送で配信される電子文書を生成するものとして説明したが、通信回線を介して配信される電子文書であっても構わない。また、電子文書を配信する受信装置は、デジタル放送受信装置に限らない。例えば、通信回線を介して接続されたパソコン等の受信装置に、個別情報として、銀行カード、クレジットカード等のカード番号を個別2次元コードとして表示させ、認証サーバのアドレスを共通情報とする形態であってもよい。
また、例えば、デジタル放送において、共通2次元コードの内容を、クイズの回答やアンケートを収集するサーバアドレス、個別2次元コードの内容を、視聴者の氏名、住所、クイズの回答あるいはアンケート結果等とすることで、2次元コード表示用電子文書生成装置が生成する電子文書を、クイズ番組やアンケート調査に利用することができる。
<第5実施形態>
[デジタル放送システムの構成]
次に、図8を参照して、第1ないし第4実施形態により説明した2次元コード表示用電子文書生成装置を、デジタル放送システムにおいて実施する例について説明する。
図8に示したデジタル放送システムSは、デジタル放送送信装置2が、放送波を介して、受信装置3にデジタル放送を配信するシステムである。
デジタル放送送信装置2は、デジタル放送番組の番組コンテンツを配信するものであり、さらに、データ放送として電子文書を配信するものである。このデジタル放送送信装置2は、主に、コンテンツ記憶手段21と、放送制御手段22と、放送送出手段23とを備えている。
コンテンツ記憶手段21は、デジタル放送の番組コンテンツやデータ放送コンテンツ等の各種コンテンツを記憶するものであって、ハードディスク等の記憶装置である。
放送制御手段22は、コンテンツ記憶手段21から、番組コンテンツ、データ放送コンテンツ等を読み出して、放送送出手段23に出力するものである。
この放送制御手段22には、第1ないし第4実施形態により説明した2次元コード表示用電子文書生成装置1(1B,1C,1D)を備えている。この2次元コード表示用電子文書生成装置1によって、データ放送コンテンツのBML文書(電子文書)に、共通情報と、受信装置3で個別の情報である個別情報とを2次元コードとして個別に表示させるための情報(個別2次元コード生成用情報)を組み込む。
なお、放送制御手段22は、詳細な説明は省略するが、デジタル放送の限定受信システムに対応してコンテンツのスクランブル、鍵情報の暗号化等の各種の制御を行う。
放送送出手段23は、放送制御手段22から出力される番組コンテンツ、データ放送のデータ等を多重化して、データカルーセルで伝送(配信)するものである。
受信装置3は、放送波を介して、デジタル放送を受信するものであって、一般的なデジタル放送受信装置である。ここでは、受信装置3は、放送受信手段31と、ユーザ操作手段32と、表示手段33と、コンテンツ蓄積手段34と、記憶手段35と、処理手段36とを備えている。そして、受信装置3は、セキュリティモジュールであるB−CASカード4を装着されることで、デジタル放送の受信を可能としている。
放送受信手段31は、デジタル放送送信装置2から送出されるデジタル放送を受信するチューナ等から構成され、B−CASカード4装着時に受信したデジタル信号を処理手段36に出力するものである。
ユーザ操作手段32は、ユーザの操作により指定されるコマンドを処理手段36に出力するものであり、例えば、リモコン装置等である。
表示手段33は、処理手段36の処理結果として復号されたデジタル放送番組、データ放送を画面上に表示するものであり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display:液晶パネル)等である。
コンテンツ蓄積手段34は、放送受信手段31で受信したデジタル放送番組等のコンテンツを記憶するものであり、ハードディスク等で構成される。
記憶手段35は、処理手段36等の動作プログラムやその処理結果等を記憶するものであり、メモリやハードディスク等で構成される。この記憶手段35には、個別情報を取得する個別情報取得プログラムが予め記憶されている。なお、この記憶手段35には、例えば、ユーザの住所、年齢等の個人情報を記憶した不揮発性メモリであるNVRAMも含むこととする。
処理手段36は、放送受信手段31で受信したデジタル信号の再生・表示制御するものである。ここでは、処理手段36は、コンテンツ再生制御手段361と、表示制御手段362とを備えている。
コンテンツ再生制御手段361は、受信した多重化されたデジタル信号から暗号化鍵情報やコンテンツ等を分離し、鍵情報を復号して、コンテンツをデスクランブルすることでコンテンツを再生する制御を行うものである。
表示制御手段362は、コンテンツ再生制御手段361で再生されたコンテンツを表示手段33に表示させるものである。また、表示制御手段362は、データ放送の電子文書であるBMLを解析し、表示制御を行うものでもある。
この表示制御手段362は、デジタル放送送信装置2の2次元コード表示用電子文書生成装置1(1B,1C,1D)で生成された電子文書(2次元コード表示用電子文書)を受信した際には、当該電子文書に組み込まれている共通情報の2次元コードを表示手段33に表示させる。さらに、表示制御手段362は、2次元コード表示用電子文書に組み込まれている個別2次元コード生成用情報(2次元コード生成プログラム、個別情報取得プログラムのリンク先情報等)に基づいて、B−CASカード4からカード番号を取得し、2次元コード化し、表示手段33に表示させる。
このように、受信装置3は、共通情報の2次元コードについては、予め配信側で生成した2次元コードをそのまま利用して表示し、個別情報については、受信装置3内で生成した2次元コードを表示する。
これによって、受信装置3は、共通情報と個別情報とを併せて2次元コード化する必要がなく、負荷が軽減されることになる。また、例えば、2次元コードがQRコードである場合、共通情報の2次元コードと個別情報の2次元コードとを分離して生成することで、2次元コードのセル数を少なくすることができ、2次元コード生成のための負荷をさらに軽減させることができる。
ここで、デジタル放送送信装置2から配信される電子文書(2次元コード表示用電子文書)が、2次元コード表示用電子文書生成装置1C,1D(図5,6参照)で生成された電子文書である場合、すなわち、QRコードの構造的連接機能を実現するためのパラメータ(全文字列用パリティデータおよび共通情報パリティデータ)が組み込まれた電子文書である場合の受信装置3で動作する2次元コード生成プログラム(個別2次元コード生成プログラム)について説明する。
このパリティデータが組み込まれた電子文書から2次元コードを生成するには、共通情報と個別情報とを連結した文字列のパリティデータ(全文字列用パリティデータ)を、個別情報の2次元コードに付加する必要がある。しかし、個別情報は受信装置3ごとに個別の情報であるため、ここでは、共通情報と個別情報とを連結した後の文字列のパリティデータが全文字列用パリティデータとなるように、個別情報にパリティテキストを付加することとする。
すなわち、個別2次元コード生成プログラムは、一般的な2次元コード生成プログラム(QRコード生成プログラム)に、個別情報にパリティテキストを付加するパリティ付テキスト生成手段の機能が付加されている。
ここで、図9を参照して、2次元コード生成プログラムのパリティ付テキスト生成手段の機能構成について説明する。
パリティ付テキスト生成手段50は、個別情報から、全文字列用パリティデータを生成することが可能なテキスト(パリティ付テキスト)を生成するものである。
図9に示すように、パリティ付テキスト生成手段50は、パリティデータ生成手段51と、排他的論理和演算手段52と、パリティテキスト生成手段53と、パリティテキスト追加手段54とを備えている。
パリティデータ生成手段51は、個別情報から、パリティデータを生成するものである。具体的には、パリティデータ生成手段51は、個別情報について、1バイト単位で順次排他的論理和(XOR)演算を行うことで、パリティデータを生成する。ここで、「1バイト単位でXOR演算」するとは、バイト単位の各ビットごとにXOR演算することを意味する。このように生成されたパリティデータ(バイトデータ)は、排他的論理和演算手段52に出力される。
排他的論理和演算手段52は、全文字列用パリティデータと共通情報パリティデータとの排他的論理和(XOR)演算の結果と、パリティデータ生成手段51で生成されたパリティデータとの排他的論理和(XOR)を演算することで、新たなパリティデータを生成するものである。この排他的論理和演算手段52の演算結果であるパリティデータは、パリティテキスト生成手段53に出力される。なお、全文字列用パリティデータと共通情報パリティデータは、パラメータ組み込み手段134B(図5,6参照)で組み込まれたものである。また、全文字列用パリティデータと共通情報パリティデータとの排他的論理和演算結果は、パラメータ組み込み手段134Bにおいて、予め演算した結果を組み込むこととしてもよいし、パリティ付テキスト生成手段50内部で演算することとしてもよい。
パリティテキスト生成手段53は、排他的論理和演算手段52の演算結果であるパリティデータと同値のパリティデータを生成可能な文字列をパリティテキストとして生成するものである。
このパリティテキストは、1バイトであっても理論上は可能であるが、1バイト合計256文字の中には制御文字も含まれるため、誤動作を起こさないように2バイトの英数字を使用することとした。例えば、排他的論理和演算手段52の演算結果であるパリティデータが「0x08」である場合、パリティテキスト生成手段53は、パリティデータが「0x08」となる文字列として、2バイトのテキスト「08」をパリティテキストとして生成する。ここで、パリティテキスト「08」の1バイト目のテキスト「0」の内部表現であるビット配列は「0x30」であり、2バイト目のテキスト「8」の内部表現であるビット配列は「0x38」である。そのため、この2バイトのパリティテキスト「08」のパリティデータは、「0x08」になる。
なお、パリティテキスト生成手段53は、排他的論理和演算手段52の演算結果であるパリティデータと同値のパリティデータを生成可能な文字列する際に、文字コードを順次XOR演算し、パリティデータと同値となった文字列を所望のパリティテキストとして生成することとしてもよいし、予めすべてのパリティデータについて、そのパリティデータを生成可能な文字列をテーブルとして保持しておき、参照することとしてもよい。
このパリティテキスト生成手段53で生成されたパリティテキストは、パリティテキスト追加手段54に出力される。
パリティテキスト追加手段54は、パリティテキスト生成手段53で生成されたパリティテキストを、個別情報に追加するものである。すなわち、パリティテキスト追加手段54は、個別情報の文字列に、パリティテキスト生成手段53で生成されたパリティテキストの文字列を連結して新たな文字列を生成する。
このパリティテキスト追加手段54は、パリティテキストの前に、当該連結する文字がパリティテキストであることを示す識別コードを付加することとする。例えば、個別情報が“0000-2000-0581-2000-3700”、識別コードが“_”、パリティテキストが「08」であった場合、パリティテキスト追加手段54は、“0000-2000-0581-2000-3700_08”を生成する。なお、ここでは、識別コードを全角のアンダーバーで表記しているが、実際には、2つの半角のアンダーバーとする。
このパリティテキスト追加手段54で生成されたパリティ付テキストから、2次元コードが生成されることになる。
このように、共通情報と個別情報とは、受信装置3において表示される各々の2次元コード(共通2次元コード、個別2次元コード)に含まれるパリティデータが、連結後の文字列から計算されるパリティデータとなるため、同一のグループとなり、構造的連接が可能になる。なお、パリティテキストを示す識別コードが“_”以降の文字は、読み取り時に無視することとする。
これによって、受信装置3において、構造的連接読み取りが可能なQRコードの読み取り装置を有するカメラ付き携帯電話機で、2つの2次元コードを読み取ることで、連接された文字列(例えば、“http://www.or.jp/card/bcas.cgi/0000-2000-0581-2000-3700”)を1つの文字列として認識することができる。
[デジタル放送システムの動作]
次に、図10を参照(適宜図8参照)して、デジタル放送システムの動作について説明する。なお、ここでは、本発明に係る2次元コード表示用電子文書を配信する動作についてのみ説明する。
まず、デジタル放送送信装置2は、放送制御手段22の2次元コード表示用電子文書生成装置1によって、放送用の電子文書に共通情報の2次元コード、個別2次元コード生成用情報(2次元コード生成プログラム、個別情報取得プログラムのリンク先情報等)を組み込み、2次元コード表示用電子文書を生成する(ステップS11)。
そして、デジタル放送送信装置2は、放送送出手段23によって、ステップS11で生成された2次元コード表示用電子文書を、放送波を介して配信(送出)する(ステップS12)。
一方、受信装置3は、放送受信手段31によって、放送波を介して、2次元コード表示用電子文書を受信する(ステップS13)。
そして、受信装置3は、処理手段36の表示制御手段362によって、2次元コード表示用電子文書を解析し、当該電子文書に組み込まれている2次元コード(共通2次元コード)を、表示手段33に出力して画面上に表示させる(ステップS14)。
また、受信装置3は、表示制御手段362によって、2次元コード表示用電子文書に組み込まれている個別情報取得プログラムのリンク先情報を参照し、当該個別情報取得プログラムを起動し、B−CASカード4のカード番号等の個別情報を取得する(ステップS15)。
さらに、受信装置3は、表示制御手段362によって、2次元コード表示用電子文書に組み込まれている2次元コード生成プログラム、2次元コードパラメータによって、ステップS15で取得した個別情報から2次元コード(個別2次元コード)を生成する(ステップS16)。なお、2次元コード生成プログラムが受信装置3内に記憶されている場合、2次元コード表示用電子文書には、そのリンク先情報が記述されている。
そして、受信装置3は、ステップS16で生成した2次元コード(個別2次元コード)を、表示手段33に出力して画面上に表示させる(ステップS17)。
なお、ステップS14,S17で表示された2つの2次元コードが、前記した第3,第4実施形態の2次元コード表示用電子文書生成装置1C,1Dで生成された2次元コード表示用電子文書により生成し、表示された場合、2つの2次元コードは、構造的連接モードで連接して、カメラ付き携帯電話機の読み取り装置で読み取ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、さらに変形して実現することができる。ここでは、2次元コード表示用電子文書生成装置1C,1D(図5,6参照)において、個別情報にパリティテキストを付加し、共通情報と個別情報とで同じパリティデータとすることで、構造的連接機能を実現することとした。しかし、予め同じパリティデータを、送受信側で共有することとしてもよい。
この場合、例えば、図5,6の2次元コード表示用電子文書生成装置1C,1Dにおいて、パラメータ入力手段133Bによって、予め定めたパリティデータ(全文字列用パリティデータ)を2次元コードパラメータの1つとして入力し、パラメータ組み込み手段134Bによって、全文字列用パリティデータを電子文書Dに組み込むことで、配信側と受信側とで、同じ全文字列用パリティデータを共有する。
そして、送信側である2次元コード表示用電子文書生成装置1C,1Dでは、2次元コード生成手段142Bによって、共通情報の文字列の排他的論理和が全文字列用パリティデータとなるようなテキスト(パリティテキスト)を共通情報に付加し、全文字列用パリティデータとともに2次元コード(共通2次元コード)として生成する。なお、パリティテキストを付加する手法は、図9で説明した手法に対し、入力する個別情報を共通情報にし、入力するパリティデータを全文字列用パリティデータにしたものである。
一方、受信装置3では、個別情報に、個別情報と同じパリティデータとなるパリティテキストを付加し、パリティ付テキストを生成する。すなわち、個別情報のパリティデータは「0x00」となる。そして、当該パリティ付テキストを、全文字列用パリティデータとともに2次元コード(個別2次元コード)として生成する。なお、パリティテキストを付加する手法は、入力するパリティデータが、「0x00」である点以外は、図9のパリティ付テキスト生成手段50で説明した手法と同じである。
これによって、共通2次元コードと個別2次元コードとが同じ全文字列用パリティデータを有することになり、また、共通情報と個別情報とを連結した文字列のパリティデータが全文字列用パリティデータとなることから、QRコードの構造的連接機能を利用することが可能になる。
1 2次元コード表示用電子文書生成装置
11 電子文書入力手段
12 記憶手段
13 個別2次元コード生成用情報組み込み手段
131 プログラム入力手段(2次元コード生成プログラム入力手段)
132 プログラム組み込み手段(2次元コード生成プログラム組み込み手段)
133 パラメータ入力手段(2次元コードパラメータ入力手段)
134 パラメータ組み込み手段(2次元コードパラメータ組み込み手段)
135 個別情報取得プログラムリンク組み込み手段
136 2次元コード生成プログラムリンク組み込み手段
14 共通2次元コード組み込み手段
141 テキスト入力手段
142 2次元コード生成手段
143 2次元コード組み込み手段
144 パリティデータ計算手段
15 出力手段
2 デジタル放送送信装置
21 コンテンツ記憶手段
22 放送制御手段
23 放送送出手段
3 受信装置

Claims (7)

  1. 受信装置に対して配信する電子文書に、複数の前記受信装置において共通情報として表示させる共通2次元コードと、前記受信装置において当該受信装置が個別に有する個別情報を個別2次元コードとして表示させるための情報とを組み込む2次元コード表示用電子文書生成装置であって、
    前記電子文書を入力する電子文書入力手段と、
    前記個別情報を取得するために予め前記受信装置に記憶されている個別情報取得プログラムのリンク先情報を前記電子文書に組み込む個別情報取得プログラムリンク組み込み手段と、
    前記個別情報を符号化して前記個別2次元コードを生成する個別2次元コード生成プログラムを入力する2次元コード生成プログラム入力手段と、
    この2次元コード生成プログラム入力手段で入力された個別2次元コード生成プログラムを前記電子文書に組み込む2次元コード生成プログラム組み込み手段と、
    前記共通情報となるテキストを入力するテキスト入力手段と、
    このテキスト入力手段で入力されたテキストを符号化して前記共通2次元コードを生成する2次元コード生成手段と、
    この2次元コード生成手段で生成された共通2次元コードを前記電子文書に組み込む2次元コード組み込み手段と、
    前記リンク先情報と、前記個別2次元コード生成プログラムと、前記共通2次元コードとが組み込まれた電子文書を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする2次元コード表示用電子文書生成装置。
  2. 受信装置に対して配信する電子文書に、複数の前記受信装置において共通情報として表示させる共通2次元コードと、前記受信装置において当該受信装置が個別に有する個別情報を個別2次元コードとして表示させるための情報とを組み込む2次元コード表示用電子文書生成装置であって、
    前記電子文書を入力する電子文書入力手段と、
    前記個別2次元コードを生成するために予め前記受信装置に記憶されている個別2次元コード生成プログラムのリンク先情報を前記電子文書に組み込む2次元コード生成プログラムリンク組み込み手段と、
    前記個別情報を取得するために予め前記受信装置に記憶されている個別情報取得プログラムのリンク先情報を前記電子文書に組み込む個別情報取得プログラムリンク組み込み手段と、
    前記共通情報となるテキストを入力するテキスト入力手段と、
    このテキスト入力手段で入力されたテキストを符号化して前記共通2次元コードを生成する2次元コード生成手段と、
    この2次元コード生成手段で生成された共通2次元コードを前記電子文書に組み込む2次元コード組み込み手段と、
    前記個別2次元コード生成プログラムのリンク先情報と、前記個別情報取得プログラムのリンク先情報と、前記共通2次元コードとが組み込まれた電子文書を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする2次元コード表示用電子文書生成装置。
  3. 前記共通2次元コードを生成する際に使用するパラメータと同一のパラメータを、前記個別2次元コード生成プログラムが前記個別2次元コードを生成するためのパラメータとして入力する2次元コードパラメータ入力手段と、
    この2次元コードパラメータ入力手段で入力されたパラメータを前記電子文書に組み込む2次元コードパラメータ組み込み手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の2次元コード表示用電子文書生成装置。
  4. 前記共通情報と前記個別情報とを構造的連接機能を有する前記2次元コード生成プログラムにより連接する際のパリティデータを含んだ、前記共通2次元コードおよび前記個別2次元コードを生成するためのパラメータを入力する2次元コードパラメータ入力手段と、
    この2次元コードパラメータ入力手段で入力されたパラメータを前記電子文書に組み込む2次元コードパラメータ組み込み手段と、
    前記テキスト入力手段で入力されたテキストの文字コードを排他的論理和演算することで、前記共通情報のパリティデータを生成するパリティデータ計算手段と、を備え、
    前記2次元コードパラメータ組み込み手段が、前記共通情報のパリティデータをさらに前記電子文書に組み込むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の2次元コード表示用電子文書生成装置。
  5. 受信装置に対して配信する電子文書に、複数の前記受信装置において共通情報として表示させる共通2次元コードと、前記受信装置において当該受信装置が個別に有する個別情報を個別2次元コードとして表示させるための情報とを組み込むために、コンピュータを、
    前記電子文書を入力する電子文書入力手段、
    前記個別情報を取得するために予め前記受信装置に記憶されている個別情報取得プログラムのリンク先情報を前記電子文書に組み込む個別情報取得プログラムリンク組み込み手段、
    前記個別情報を符号化して前記個別2次元コードを生成する個別2次元コード生成プログラムを入力する2次元コード生成プログラム入力手段、
    この2次元コード生成プログラム入力手段で入力された個別2次元コード生成プログラムを、前記電子文書に組み込む2次元コード生成プログラム組み込み手段、
    前記共通情報となるテキストを入力するテキスト入力手段と、
    このテキスト入力手段で入力されたテキストを符号化して前記共通2次元コードを生成する2次元コード生成手段、
    この2次元コード生成手段で生成された共通2次元コードを前記電子文書に組み込む2次元コード組み込み手段、
    前記リンク先情報と、前記個別2次元コード生成プログラムと、前記共通2次元コードとが組み込まれた電子文書を出力する出力手段、
    として機能させるための2次元コード表示用電子文書生成プログラム。
  6. 受信装置に対して配信する電子文書に、複数の前記受信装置において共通情報として表示させる共通2次元コードと、前記受信装置において当該受信装置が個別に有する個別情報を個別2次元コードとして表示させるための情報とを組み込むために、コンピュータを、
    前記電子文書を入力する電子文書入力手段、
    前記個別2次元コードを生成するために予め前記受信装置に記憶されている個別2次元コード生成プログラムのリンク先情報を前記電子文書に組み込む2次元コード生成プログラムリンク組み込む手段、
    前記個別情報を取得するために予め前記受信装置に記憶されている個別情報取得プログラムのリンク先情報を前記電子文書に組み込む個別情報取得プログラムリンク組み込み手段、
    前記共通情報となるテキストを入力するテキスト入力手段、
    このテキスト入力手段で入力されたテキストを符号化して前記共通2次元コードを生成する2次元コード生成手段、
    この2次元コード生成手段で生成された共通2次元コードを前記電子文書に組み込む2次元コード組み込み手段、
    前記個別2次元コード生成プログラムのリンク先情報と、前記個別情報取得プログラムのリンク先情報と、前記共通2次元コードとが組み込まれた電子文書を出力する出力手段、
    として機能させるための2次元コード表示用電子文書生成プログラム。
  7. デジタル放送のデータ放送を配信するデジタル放送送信装置において、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の2次元コード表示用電子文書生成装置と、
    この2次元コード表示用電子文書生成装置で生成された電子文書を前記データ放送として配信する放送送出手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送送信装置。

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