JP5123794B2 - 識別情報出力装置およびそのプログラム、プログラム送信装置並びにicカード - Google Patents

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本発明は、2回目以降のユーザ登録技術に関し、特に、ICカードの識別情報やユーザ登録が推奨される製品の識別情報を出力する識別情報出力装置およびそのプログラム、プログラム送信装置並びに識別情報が印刷されたICカードに関する。
現在、QRコード(登録商標)が広く普及・活用されている。また、QRコードの読み取り装置(QRコードリーダ)も携帯電話機をはじめとして広く普及している(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の携帯電話機は、構造的連接機能を備え、JIS規格パラメータの2次元バーコードシンボルのモード指示子又は拡張チャネル種別が互いに異なるQRコードシンボルをカラー表示することで操作者がそれぞれのQRコードシンボルを視覚的に特定することができる。
構造的連接機能とは、1つの大きなデータを複数のQRコードシンボルに分割できる機能であり、このとき分割されたQRコードには、入力された(埋め込まれた)テキスト情報を基にして生成された共通の情報(パリティデータ)が割り振られ、順番(シンボル列指示子)や分割数等の情報が含まれる。これにより、QRコードリーダは、QRコードシンボルのパリティデータが同じものだけを順番に連結することで、間違いなく元のデータを復元することができる。ここで、パリティデータは、QRコードに入力した(埋め込んだ)テキストをバイトごとにXOR(排他的論理和)をとった8ビットの符号である。
ところで、現在、デジタル放送ではB−CAS(登録商標)カードを用いたアクセス制御が行なわれている。B−CASカードは、デジタル放送の番組の著作権保護や有料放送の視聴等に利用されているICカードであって、デジタル放送受信機(製品)の販売時に添付される形で配布される。受信機の購入者(ユーザ)は、B−CASカードを入手する度に放送事業者に対しユーザ登録を行う必要がある。そのため、放送事業者は、B−CASカードの機能を活用して、図11に示すように、予め定められた時間帯に、当該放送事業者のBSデジタル放送を受信しているデジタル放送受信機100(以下、単に受信機という)の画面にメッセージ101を表示して、BS放送の受信の確認を行っている。放送事業者では、例えば、ハガキの郵送、電話、インターネットの各手段を利用して、受信機を購入した視聴者(ユーザ)の氏名、住所、電話番号などの個人情報の登録を受け付けている。ユーザ登録を行った場合、受信機の画面から、メッセージ101は、すぐに消えることになる。
特開2004−102782号公報(段落0019−0027、図1)
しかしながら、受信機に対応して入手したB−CASカードのユーザ登録を行っている視聴者であったとしても、2台目以降の受信機を購入すると、新たなB−CASカードを入手することになるので、その新たな受信機に対してもユーザ登録を行う必要がある。つまり、2台目以降の受信機についてのユーザ登録が完了する以前には、2台目以降の受信機の画面にはメッセージ101が表示されることになる。メッセージ101の表示を消すためには、2台目以降の受信機を購入した視聴者は、いずれの登録手段であっても、既に1台目において登録済みの情報である氏名、住所、電話番号などの個人情報を放送事業者に対して再び伝達する必要がある。したがって、B−CASカードのユーザ登録は、必ずしも万人が気軽にできる手続きであるとは言えないのが現状である。
そこで、2台目以降の受信機に対応した新たなB−CASカードについてのユーザ登録の手続きを簡単にするために、以下のような仕組みを考えることができる。この仕組みにおいては、視聴者は、1枚目の登録済みのB−CASカードの識別情報と、2枚目の未登録のB−CASカードの識別情報とを一緒に放送事業者側に連絡する。そして、放送事業者側では、1枚目の登録済みのB−CASカードの識別情報をキーにして、登録済みの個人情報を検索し、検索結果の個人情報と、2枚目の未登録のB−CASカードの識別情報とをバインドする(紐付ける)作業を行う。これによれば、2回目以降のユーザ登録の手続きにおいて、視聴者は、氏名、住所、電話番号などの個人情報を再び伝達する必要がなくなり、手間を省くことができる。
この仕組みにおいて、B−CASカードの識別情報として、B−CASカード固有のカード固有番号(20桁の数字)を用いた場合、2回目以降のユーザ登録の手続きにおいて、登録手段としてハガキを利用すると、2枚分のカード固有番号を記入する手間がかかり、インターネットで登録する場合、2枚分のカード固有番号のデータを入力する手間がかかる。また、登録手段として電話を利用すると、ユーザ登録用のコールセンタが込み合っている時間帯では、電話がかかりにくくなることがある。カード固有番号は20桁もあるので、すべての登録手段において、2つのB−CASカードについての合計40桁のカード固有番号を視聴者が放送事業者に伝達するときに、記入ミス、入力ミス、電話時の読み間違い(言い間違い)等が発生する虞がある。
このような手間を省き、かつ、ミスを防ぐために、視聴者が、広く普及した携帯電話機等を利用することを前提にした以下の方法が考えられる。例えば、B−CASカード上にそのカード固有番号を埋め込んだQRコードを印刷しておく。そして、携帯電話機は、登録済みのB−CASカード(1枚目のカード)に印刷されたQRコードと、未登録のB−CASカード(2枚目のカード)に印刷されたQRコードとをそれぞれ自動的に読み取って組み合わせ、それを放送事業者側のサーバ等に送信する。
この方法において、QRコードの構造的連接機能を利用すれば、視聴者に煩雑な操作を強いることなく、2つのB−CASカードの識別情報を組み合わせることが可能である。ただし、構造的連接機能の仕様により、組み合わせるQRコードのパリティデータはそれぞれ一致している必要がある。つまり、元とする分割前の1つの大きなデータを識別できるようにするために、分割後のQRコードシンボルのパリティデータは、同じでなければ連結できない。QRコードのパリティデータは、QRコードに埋め込んだテキスト(この場合にはカード固有番号)により一意に決められるものであり、1バイト、すなわち合計256通り存在する。したがって、任意の2つのQRコードを組み合わすことのできる確率は1/256となってしまう。つまり、2枚のB−CASカードの識別情報は独立であって、構造的連接機能で前提とするような1つの大きなデータを分割したものではないため、従来技術では、B−CASカードの識別情報を埋め込んだ任意の2つのQRコードを組み合わせた連接読み取り(構造的連接機能に対応した読み取り)をすることができない。したがって、QRコードを印刷したB−CASカードを自由に組み合わせて、2回目以降のユーザ登録の手続きを行うことは困難である。そのため、2回目以降のユーザ登録の手続きを初回と同様に繰り返す煩雑さを解消することができない。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、1つの個人情報に紐付けられる複数の独立な識別情報を自由に組み合わせて自動的に読み取らせることができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために創案されたものであり、まず、請求項1に記載の識別情報出力装置は、共通のパリティデータがそれぞれ割り振られた複数の独立な識別情報をグループ化する連結読み取り可能な読取装置読み取り対象とする情報として、所定のユーザについての個人情報と紐付けられる識別情報を、当該識別情報に基づいて生成したパリティテキストと共に出力する識別情報出力装置であって、テキスト入力手段と、パリティデータ生成手段と、パリティテキスト生成手段と、パリティテキスト追加手段と、送信用データ生成手段と、グループ固有情報付加手段と、出力手段とを備える構成とした。
かかる構成によれば、識別情報出力装置は、テキスト入力手段によって、前記個人情報と紐付けられる識別情報をテキストとして入力し、パリティデータ生成手段によって、前記入力されたテキストを1バイト単位でXOR演算することでパリティデータ生成する。そして、識別情報出力装置は、パリティテキスト生成手段によって、前記入力されたテキストに応じて生成されたパリティデータと同値のパリティデータが生成可能な文字列を前記パリティテキストとして生成し、パリティテキスト追加手段によって、前記生成されたパリティテキストを前記入力されたテキストに追加することで追加後のテキストを生成する。そして、識別情報出力装置は、送信用データ生成手段によって、前記追加後のテキストを所定の定型文のテキストに挿入することで生成されるテキスト全体の文字列を送信用データとして生成する。そして、識別情報出力装置は、グループ固有情報付加手段によって、前記テキスト全体の文字列を1バイト単位でXOR演算することで生成されるパリティデータをグループ固有の情報として前記送信用データに付加し、出力手段によって、前記グループ固有情報が付加された送信用データを出力する。したがって、識別情報出力装置が出力した複数の独立した送信用データをそれぞれ読み取る読取装置は、各送信用データに付加されたグループ固有情報としてのパリティデータの値は、同じものと認識するので、各送信用データをグループ化することができる。
また、請求項2に記載の識別情報出力装置は、共通のパリティデータがそれぞれ割り振られた複数の独立な識別情報をグループ化する連結読み取り可能な読取装置読み取り対象とする情報として、所定のユーザについての個人情報と紐付けられる識別情報を、当該識別情報に基づいて生成したパリティテキストと共に出力する識別情報出力装置であって、テキスト入力手段と、パリティデータ生成手段と、パリティパラメータ入力手段と、排他的論理和演算手段と、パリティテキスト生成手段と、パリティテキスト追加手段と、送信用データ生成手段と、グループ固有情報付加手段と、出力手段とを備える構成とした。
かかる構成によれば、識別情報出力装置は、テキスト入力手段によって、前記個人情報と紐付けられる識別情報をテキストとして入力し、パリティデータ生成手段によって、前記入力されたテキストを1バイト単位でXOR演算することでパリティデータ生成する。そして、識別情報出力装置は、パリティパラメータ入力手段によって、グループ固有の情報を指定するためのパラメータを示すパリティパラメータを入力する。ここで、グループ固有の情報は、入力されるテキストに、パリティテキストを付加した後に、送信用データ生成手段によって生成される文字列全体について計算したパリティデータの値とすることができる。そして、識別情報出力装置は、排他的論理和演算手段によって、前記入力されたパリティパラメータと、前記入力されたテキストに応じて生成されたパリティデータとを1バイト単位でXOR演算することで新たなパリティデータを算出する。そして、識別情報出力装置は、パリティテキスト生成手段によって、前記排他的論理和演算手段により算出された新たなパリティデータと同値のパリティデータが生成可能な文字列を前記パリティテキストとして生成し、パリティテキスト追加手段によって、前記生成されたパリティテキストを前記入力されたテキストに追加することで追加後のテキストを生成する。そして、識別情報出力装置は、送信用データ生成手段によって、前記追加後のテキストを所定の定型文のテキストに挿入することで生成されるテキスト全体の文字列を送信用データとして生成する。そして、識別情報出力装置は、グループ固有情報付加手段によって、前記テキスト全体の文字列を1バイト単位でXOR演算することで生成されるパリティデータを前記グループ固有の情報として前記送信用データに付加し、出力手段によって、前記グループ固有情報が付加された送信用データを出力する。したがって、識別情報出力装置が出力した複数の独立した送信用データをそれぞれ読み取る読取装置は、各送信用データに付加されたグループ固有情報としてのパリティデータの値は、同じものと認識するので、各送信用データをグループ化することができる。
また、請求項3に記載の識別情報出力装置は、請求項1または請求項2に記載の識別情報出力装置において、前記送信用データ生成手段が、前記追加後のテキストを複製して前記定型文の2箇所以上に挿入することで前記送信用データを生成し、前記グループ固有情報付加手段が、前記生成された送信用データを二次元バーコードの構造的連接機能に対応して、前記定型文に挿入された前記追加後のテキストの個数だけ分割して前記グループ固有情報をそれぞれに付加してコード化し、前記出力手段が、前記分割された送信用データをそれぞれ出力することとした。
かかる構成によれば、識別情報出力装置は、生成した送信用データを、二次元バーコードの構造的連接機能に対応して分割して出力するので、例えば2つに分割した場合に、テキストとして入力された個人情報と紐付けられる1つの識別情報を、登録済みの識別情報と、未登録の識別情報として区別することができる。したがって、個人情報と紐付けられる独立した2つの識別情報が、それぞれ、登録済みの識別情報と、未登録の識別情報として区別されていれば、独立した2つの識別情報のうちの一方の登録済みの識別情報と、他方の未登録の識別情報とを連結読み取りできる。その結果、登録済みの識別情報と、未登録の識別情報とを同一の個人情報に紐付けてユーザの個人情報を管理する側において、容易に紐付け作業を行うことができる。ここで、構造的連接機能を有した二次元バーコードとしては、JIS規格X0510で定められているQRコードを用いることができる。この場合、識別情報出力装置のグループ固有情報付加手段は、公知のQRコード分割プログラムを用いて構成することができる。QRコード分割プログラムを用いることで、読み取り側において、QRコードの連接読み取りが可能なバーコードリーダとして広く普及しているカメラ付き携帯電話機を用いることができる。
また、請求項4に記載の識別情報出力プログラムは、共通のパリティデータがそれぞれ割り振られた複数の独立な識別情報をグループ化する連結読み取り可能な読取装置読み取り対象とする情報として、所定のユーザについての個人情報と紐付けられる識別情報を、当該識別情報に基づいて生成したパリティテキストと共に出力するために、コンピュータを、テキスト入力手段、パリティデータ生成手段、パリティテキスト生成手段、パリティテキスト追加手段、送信用データ生成手段、グループ固有情報付加手段、出力手段として機能させることとした。
かかる構成によれば、識別情報出力プログラムは、キスト入力手段によって、前記個人情報と紐付けられる識別情報をテキストとして入力し、パリティデータ生成手段によって、前記入力されたテキストを1バイト単位でXOR演算することでパリティデータ生成する。そして、識別情報出力プログラムは、パリティテキスト生成手段によって、前記入力されたテキストに応じて生成されたパリティデータと同値のパリティデータが生成可能な文字列を前記パリティテキストとして生成し、パリティテキスト追加手段によって、前記生成されたパリティテキストを前記入力されたテキストに追加することで追加後のテキストを生成する。そして、識別情報出力プログラムは、送信用データ生成手段によって、前記追加後のテキストを所定の定型文のテキストに挿入することで生成されるテキスト全体の文字列を送信用データとして生成する。そして、識別情報出力プログラムは、グループ固有情報付加手段によって、前記テキスト全体の文字列を1バイト単位でXOR演算することで生成されるパリティデータをグループ固有の情報として前記送信用データに付加し、出力手段によって、前記グループ固有情報が付加された送信用データを出力する。
また、請求項5に記載のプログラム送信装置は、請求項4に記載の識別情報出力プログラムを、デジタル放送のデータ放送により、デジタル放送受信機に送信することとした。
かかる構成によれば、プログラム送信装置は、デジタル放送のデータ放送により、識別情報出力プログラムをデジタル放送受信機に送信する。一般に、デジタル放送受信機は、デジタル放送で送られてくるデータをダウンロードして自動的に受信機のソフトウェアプログラムを更新させる機能があるので、識別情報出力プログラムを取り込んだ場合、識別情報出力装置として機能することができる。そして、識別情報出力プログラムの出力手段は、生成された送信用データをデジタル放送受信機の画面に表示可能に出力する。したがって、デジタル放送受信機の各画面に表示された送信用データを連結読み取り可能な読取装置で容易に読み取ることができる。また、一般に、B−CASカード対応のデジタル放送受信機は、B−CASカードのカード固有番号を画面に表示させる機能があるので、識別情報出力プログラムにテキストとして入力される識別情報は、例えばB−CASカードのカード固有番号とすることができる。
また、請求項6に記載のICカードは、請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の識別情報出力装置に対してICカードの識別情報をテキストとして入力したときに出力される送信用データをプリントしたことを特徴とする。
かかる構成によれば、ICカードには、識別情報出力装置の出力する送信用データに含まれる当該ICカードの識別情報がプリントされる。ここで、ICカードは、例えば、デジタル放送のB−CASカードとすることができる。
請求項1に記載の識別情報出力装置によれば、この装置から出力した複数の独立した送信用データをそれぞれ読み取る読取装置が、各送信用データに付加されたグループ固有情報としてのパリティデータの値は同じものと認識するので、各送信用データをグループ化することができる。そのため、1つの個人情報に紐付けられる複数の独立な識別情報を自由に組み合わせて自動的に読み取らせることができる。そして、ユーザの個人情報を管理する側に対して、この読み取った複数の独立な識別情報を伝えることで、例えば、B−CASカードのカード固有番号についての2枚目以降のユーザ登録において、登録済みの個人情報を入力する手間を省くことができるので、視聴者の利便性が向上する。
請求項2に記載の識別情報出力装置によれば、請求項1に記載の識別情報出力装置と同等の効果を奏すると共に、パリティパラメータによって、グループ固有の情報を指定することができるので、1つの識別情報出力装置によって、複数のグループに対応した送信用データを生成することができる。
請求項3に記載の識別情報出力装置によれば、生成した送信用データを、二次元バーコードの構造的連接機能に対応して分割して出力するので、ユーザの個人情報を管理する側において、登録済みの識別情報と、未登録の識別情報とを同一の個人情報に紐付けて容易に紐付け作業を行うことができる。また、QRコード分割プログラムを用いることで、読み取り側において、QRコードの連接読み取りが可能なバーコードリーダとして広く普及しているカメラ付き携帯電話機を用いることができる。
請求項4に記載の識別情報出力プログラムによれば、請求項1に記載の識別情報出力装置と同等の効果を奏すると共に、プログラムとして流通可能であり、特定の装置形態によらずに、識別情報出力装置と同等の機能を果たすことができる。
請求項5に記載のプログラム送信装置によれば、デジタル放送のデータ放送により、識別情報出力プログラムをデジタル放送受信機に送信するので、このデータをダウンロードしたデジタル放送受信機を識別情報出力装置として機能させることで、生成された送信用データを画面表示させることができる。したがって、デジタル放送受信機の各画面に表示された送信用データを自由に組み合わせて連結読み取り可能な読取装置で容易に読み取ることができる。
請求項6に記載のICカードによれば、識別情報出力装置の出力する送信用データに含まれる当該ICカードの識別情報がプリントされているので、複数のプリントされた送信用データを自由に組み合わせて連結読み取り可能な読取装置で容易に読み取ることができる。
以下、本発明の実施形態に係る識別情報出力装置、ICカードおよびコンテンツ送信装置を実施するための最良の形態(以下「実施形態」という)について図面を参照して詳細に説明する。以下では、説明の都合上、第1ないし第3実施形態として、識別情報出力装置およびICカードを説明し、第4実施形態として、識別情報出力装置およびコンテンツ送信装置を順次説明することとする。
(第1実施形態)
[識別情報出力装置の概要]
図1は、本発明の第1実施形態に係る識別情報出力装置の構成を示す機能ブロック図である。識別情報出力装置1は、読取装置の読み取り対象とする情報として、所定のユーザについての個人情報と紐付けられる識別情報を、当該識別情報に基づいて生成したパリティテキストと共に出力するものである。この識別情報出力装置1は、CPU等の演算装置と、メモリ、ハードディスク等の記憶装置(記憶手段)と、マウスやキーボード等の外部から情報の入力を検出する入力装置と、外部との各種情報の送受信を行うインタフェース装置と、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置を備えたコンピュータと、このコンピュータにインストールされたプログラムとから構成される。ここで、読取装置は、複数の独立な識別情報に対応したテキストに対するパリティデータの値が共通である複数の識別情報をグループ化して連結読み取り可能なものである。
以下では、一例として、ユーザはBSデジタル放送の視聴者、ユーザについての個人情報と紐付けられる識別情報はB−CASカードの識別情報(カード固有番号、以下、カード番号と表記する)であるものとする。ユーザの個人情報は、BS放送番組を提供する放送事業者側で管理される。ユーザは、1枚目のB−CASカード(対応する1台目のデジタル放送受信機)について所定の方法でユーザ登録済みであるものとする。そして、ユーザは、2枚目以降のB−CASカード(対応する2台目以降のデジタル放送受信機)について未登録であるものとする。
本実施形態では、カード番号が「登録済み」であるのか「未登録」であるのかという2つの状態に対応させて、識別情報出力装置1は、B−CASカードの識別情報(カード番号)からQRコードを2つに分割したQRコードシンボルを生成して出力する。これら2つのQRコードシンボルは、1枚のB−CASカードの表面にプリントされる。QRコードシンボルがプリントされたB−CASカード(単にカード21という)の一例を図2に示す。カード21のカード番号は<0000-2000-0581-2000-3700>である。図2において左のQRコードシンボル22には、「A:登録済み」というラベルがプリントされている。また、図2において右のQRコードシンボル23には、「B:未登録」というラベルがプリントされている。なお、図2では、QRコードシンボルの形状は一例である。
QRコードシンボル22,23に埋め込まれた情報は、分割前の状態では定型文になっており、所定の2箇所に、20桁のカード番号<0000-2000-0581-2000-3700>が挿入されている。カード番号の末尾には、区切り用に2バイトの半角アンダーバー(区切りテキスト)と、この区切りテキストに続けて、2バイトのパリティテキスト「08」が追加されている。このパリティテキストについては後記する。なお、図2では、2バイトの半角アンダーバーを離して表示するためにスペースを入れたが、このスペースは実際には存在しない。また、図2においては、埋め込まれた情報として表示されるものだけを示したが、実際には、構造的連接QRコードには、シンボル列指示子と呼ばれる、QRコードシンボルのセット(最大16個まで)の中でのシンボル位置を示すコード語が含まれている。
QRコードシンボル22,23の読取装置は、例えば、カメラ付き携帯電話機(携帯電話機)である。ここで、携帯電話機は、QRコード等のバーコード読取機能、QRコードの構造的連接機能、QRコードで指定されるアドレスにメールを作成する機能、QRコードで指定されるURL(Uniform Resource Locator)にアクセスする機能を有しているものとする。本実施形態では、携帯電話機から一度に2つのQRコードを読み取り、認識されたアドレスにそのままメール送信するものとする。携帯電話事業者(キャリア)に対応した形式の一例を図2に示す。
ただし、携帯電話機は、図2に示す1枚のカード21の左右のQRコードシンボル22,23を、同時に読み取るのではなく、例えば、図3に示す登録済みの1枚目のカード21の左のQRコードシンボル22と、図3に示す未登録の2枚目のカード31の右のQRコードシンボル33とを連接読み取りする。連接読み取りした結果として携帯電話機に表示される情報の一例を図3の下側に示す。なお、たとえ携帯電話機側の表示内容が正しくなくとも、メール送信先(ユーザの個人情報の管理側)において、新たなカード番号を登録済みの個人情報に紐付けることさえできれば良いので、例えば、図3に示す登録済みのカード21の右のQRコードシンボル23と、図3に示す未登録のカード31の左のQRコードシンボル32とを連接読み取りしてもよい。この意味で、図2に示したラベルの添え字は「A」、「B」のみでもよい。
[識別情報出力装置の各部の構成]
識別情報出力装置1は、ハードウェア装置とソフトウェアとが協働することによって、前記したハードウェア資源がプログラムによって制御されることにより実現され、図1に示すように、テキスト入力手段2と、パリティデータ生成手段3と、パリティパラメータ入力手段4と、排他的論理和演算手段5と、パリティテキスト生成手段6と、パリティテキスト追加手段7と、送信用データ生成手段8と、グループ固有情報付加手段9と、出力手段10と、記憶手段11とを備えている。
テキスト入力手段2は、個人情報と紐付けられる識別情報をテキストとして入力するものである。このテキスト入力手段2は、例えば、外部からテキストの入力を受け付けるインタフェース装置である。本実施形態では、テキスト入力手段2は、B−CASカードの識別情報(カード番号)をテキストとして入力する。入力されたテキストは、パリティデータ生成手段3およびパリティテキスト追加手段7に出力される。
パリティデータ生成手段3は、テキスト入力手段2に入力されたテキスト(入力テキスト)を1バイト単位でXOR演算した結果をパリティデータとして生成するものである。ここで、「1バイト単位でXOR演算」するとは、詳細には、バイト単位で、テキストの内部表現のビット配列の各ビットごとにXOR演算することを意味する。本実施形態では、パリティデータ生成手段3は、B−CASカードのカード番号を示すテキストからパリティデータを生成する。ただし、図2に示すカード番号の途中の“-”(ハイフン)は、すべてのカード番号で共通なので、パリティデータの計算から除外することとした。なお、パリティデータは8ビットの符号である。生成されたパリティデータは、排他的論理和演算手段5に出力される。
パリティパラメータ入力手段4は、個人情報と紐付けられる識別情報をグループ化するときのグループ共通の値を指定するためのパラメータを示すパリティパラメータを入力するものである。このパリティパラメータ入力手段4は、例えば、外部からパリティパラメータの入力を受け付けるインタフェース装置である。本実施形態では、パリティパラメータは、B−CASカードのカード番号(識別情報)を、すべてのB−CASカードについてグループ化するときのグループ共通の値を指定するためのパラメータを示す。パリティパラメータの具体例としては「0x00」や「0x01」等が挙げられる。以下では、簡便のため、パリティパラメータは「0x00」であるものとして説明する。入力されたパリティパラメータは、排他的論理和演算手段5に出力される。
排他的論理和演算手段5は、パリティパラメータ入力手段4で入力されたパリティパラメータと、テキスト入力手段2で入力されたテキスト(入力テキスト)に応じて生成されたパリティデータとの排他的論理和を演算する(XOR演算する)ことで新たなパリティデータを算出するものである。算出された新たなパリティデータは、パリティテキスト生成手段6に出力される。なお、パリティパラメータが「0x00」であれば、排他的論理和演算手段5の出力は、入力テキストに応じて生成されたパリティデータそのものとなる。
パリティテキスト生成手段6は、排他的論理和演算手段5により算出された新たなパリティデータ(XOR演算結果)と同値のパリティデータが生成可能な文字列をパリティテキストとして生成するものである。パリティテキストは、1バイトであっても理論上は可能であるが、1バイト合計256文字の中には制御文字も含むため、誤動作しないように2バイトの数字を使用することとした。例えば、排他的論理和演算手段5により算出された新たなパリティデータが「0x08」である場合には、パリティテキスト生成手段6は、パリティデータが「0x08」となるような文字列として、2バイトのテキスト「08」をパリティテキストとして生成する。ここで、パリティテキスト「08」の1バイト目のテキスト“0”の内部表現(ビット配列)は「0x30」であり、2バイト目のテキスト“8”の内部表現は「0x38」である。そのため、この2バイトのパリティテキスト「08」のパリティデータ(バイトごとの排他的論理和)は「0x08」になる。テキストの内部表現については、JIS X-0510の8.4.4の表6に記載されている。なお、パリティパラメータが「0x00」であれば、パリティテキスト生成手段6は、入力テキストに応じて生成されたパリティデータと同値のパリティデータが生成可能な文字列をパリティテキストとして生成することとなる。
なお、パリティテキストは、改ざん検出に利用することができるため、不正な登録を防ぐことも可能である。さらに、より強固なセキュリティを要求するケースでは、カード番号(入力テキスト)を暗号化した上で、この暗号化したデータにパリティテキストを付加することもできる。生成されたパリティテキストは、パリティテキスト追加手段7に出力される。
パリティテキスト追加手段7は、パリティテキスト生成手段6で生成されたパリティテキストを、テキスト入力手段2で入力されたテキスト(入力テキスト)に追加するものである。本実施形態では、パリティテキスト追加手段7は、20桁のカード番号の末尾に、区切り用の2バイトの所定のテキスト(区切りテキスト)を付加した上で、区切りテキストに続けて、パリティテキストを追加する(図2参照)。パリティテキスト追加手段7で生成されたテキストを、追加後のテキストという。なお、図2では、区切りテキストをアンダーバーとしたが、すべてのカード番号(入力テキスト)で同様なテンプレートを用いるのであれば、任意の文字または記号を用いることができる。追加後のテキストは、送信用データ生成手段8に出力される。
送信用データ生成手段8は、入力テキストにパリティテキストが追加されたテキストを所定の定型文に挿入することで送信用データを生成するものである。本実施形態では、送信用データ生成手段8は、パリティテキストが追加されたテキスト(追加後のテキスト)を複製して定型文(図2参照)の分割ポイントの前後それぞれ所定の場所の計2箇所に、追加後のテキストを挿入することで送信用データを生成することとした。なお、3箇所以上に挿入することも可能である。生成された送信用データは、グループ固有情報付加手段9に出力される。
グループ固有情報付加手段9は、送信用データ生成手段8で生成された送信用データに対して、パリティテキストが追加されたテキスト全体の文字列に関するパリティデータをグループ固有の情報として付加するものである。本実施形態では、グループ固有情報付加手段9は、生成された送信用データをQRコード(二次元バーコード)の構造的連接機能に対応して、定型文に挿入されたテキストの個数だけ分割してグループ固有情報をそれぞれに付加してコード化する。このグループ固有情報付加手段9は、公知のQRコード分割プログラムを用いて構成することができる。なお、分割されたQRコードシンボルには、パリティデータの他、順番(シンボル列指示子)や分割数等の情報が含まれる。分割されたQRコードシンボル(グループ固有情報が付加された送信用データ)は、出力手段10に出力される。
出力手段10は、グループ固有情報が付加された送信用データを出力するものである。本実施形態では、出力手段10は、分割されたQRコードシンボル(送信用データ)を図示しない印刷装置等の出力装置にそれぞれ出力する。なお、QRコードシンボル(送信用データ)は、B−CASカード表面の印刷時に印刷しても良いし、その後に印刷しても良い。
記憶手段11は、メモリやハードディスク等の記憶装置から構成され、入力された情報やCPU等の処理結果を一時記憶したり、動作プログラムを格納したりするものである。
なお、識別情報出力装置1は、一般的なコンピュータを、前記した各手段として機能させるプログラムにより動作させることで実現することができる。このプログラム(識別情報出力プログラム)は、通信回線を介して提供することも可能であるし、CD−ROM等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
[識別情報出力装置の動作]
次に、図4を参照(適宜図1参照)して、識別情報出力装置1の動作について説明する。図4は、本発明の第1実施形態に係る識別情報出力装置の動作を示すフローチャートである。識別情報出力装置1は、パリティパラメータ入力手段4によって、パリティパラメータを入力する(ステップS1)。例えば、パリティパラメータを「0x00」とする。また、識別情報出力装置1は、テキスト入力手段2によって、カード番号をテキストとして入力する(ステップS2)。一例として、図2に示すカード21のカード番号<0000-2000-0581-2000-3700>が入力されたものとする。なお、ステップS1とステップS2との処理順序は任意である。
次いで、識別情報出力装置1は、パリティデータ生成手段3によって、入力テキストを1バイト単位でXOR演算した結果をパリティデータとして生成する(ステップS3)。
図2に示すカード21のカード番号であれば、パリティデータは「0x08」となる。そして、識別情報出力装置1は、排他的論理和演算手段5によって、入力されたパリティパラメータと、生成されたパリティデータとを1バイト単位でXOR演算する(ステップS4)。この例では、パリティパラメータの入力を「0x00」としているので、パリティデータと排他的論理和をとっても、パリティデータは「0x08」のままである。
続いて、識別情報出力装置1は、パリティテキスト生成手段6によって、ステップS4で演算したXOR演算結果(パリティデータ「0x08」)と、パリティデータが同値となるようなパリティテキストを生成する(ステップS5)。この例では、パリティテキストは「08」となる。そして、識別情報出力装置1は、パリティテキスト追加手段7によって、生成されたパリティテキストを入力テキストに追加する(ステップS6)。この例では、追加後のテキストは、「0000-2000-0581-2000-3700_08」となる。なお、本明細書では、区切りテキストを1つの全角アンダーバーで示すが、実際には2つの半角アンダーバーから成る。
そして、識別情報出力装置1は、送信用データ生成手段8によって、追加後のテキストを複製して定型文に挿入する(ステップS7)。図2に示した例では、下記の二重引用符で囲まれた5行のうち、4行目と5行目に、追加後のテキストがそれぞれ挿入されている。なお、4行目と5行目との間には、実際には改行はなく、分割ポイントを示す所定の記号が挿入されている。
“MAILTO:card@xxx. or. jp
SUBJECT:card簡単登録
BODY:※本文は加工せずにこのまま送信してください。登録済カードのカード番号:0000-2000-0581-2000-3700_08
今回登録するカードのカード番号:0000-2000-0581-2000-3700_08”
そして、識別情報出力装置1は、グループ固有情報付加手段9によって、得られたテキストを分割してコード化し(ステップS8)、出力手段10によって、分割された送信用データを図示しない印刷装置にQRコードシンボルとしてそれぞれ出力する。その結果は、図2に示した通りである。
このようにQRコードをプリントされたB−CASカードをユーザ登録した後に、同様にQRコードをプリントされた未登録のB−CASカードを登録する際には、ユーザ(視聴者)は、図3に示したように、例えば、カード21の「A」、「B」のいずれか一方のラベルで示されるQRコードシンボルを、携帯電話機の一般的なバーコード読み取り機能(構造的連接読み取り機能)を用いて撮影する。すると、携帯電話機の画面に、「次のコードを読み取って下さい(1/2)」と表示される。ここで、「1/2」は2つに分割されたデータのうち、最初のデータ(1番目のデータ)が認識されたことを示す。ユーザ(視聴者)が、続いて、図3のカード31の「A」、「B」のいずれか他方のラベルで示されるQRコードシンボルをバーコード読み取り機能を用いて撮影すると、携帯電話機は、バーコード読み取り結果として、図3の下方に示す表示画面を表示する。さらに、ユーザ(視聴者)が、携帯電話機のQRコードで指定されるアドレスにメールを送信する機能を用いることで、カード21のカード番号とカード31のカード番号とが関連付けられた状態で、メール送信先(本実施形態では放送事業者)に送信される。
前記した具体例では、パリティパラメータが「0x00」であるものとした。仮に、パリティパラメータが「0x01」である場合には、以下のようになる。例えば、パリティテキストを付加する前のパリティデータを計算した結果の値を「0x08」とすると、付加すべきパリティテキストは、「09」となる。また、パリティテキストを付加する前のパリティデータを計算した結果の値を「0x01」とすると、付加すべきパリティテキストは、「00」となる。このように、第1実施形態では、パリティパラメータを指定することで、グループ固有の情報を指定することができるので、1つの識別情報出力装置1によって、複数のグループに対応した送信用データ(QRコード)を生成することができる。
第1実施形態の識別情報出力装置1によれば、B−CASカード毎に送信用データとして2つのQRコードシンボルを出力する。携帯電話機は、B−CASカード毎に独立にQRコードシンボルをそれぞれ読み取ると、各カードのQRコードシンボルに付加されたグループ固有情報としてのパリティデータの値は同じものと認識する。したがって、各カードのQRコードシンボルをグループ化することができる。そのため、1つの個人情報に紐付けられる複数の独立なカード番号を自由に組み合わせて自動的に読み取らせることができる。そして、ユーザの個人情報を管理する側に対して、この読み取った複数の独立なカード番号を伝えることで、B−CASカードのカード番号についての2枚目以降のユーザ登録において、登録済みの個人情報を入力する手間を省くことができるので、視聴者の利便性が向上する。
(第2実施形態)
図5は、本発明の第2実施形態に係る識別情報出力装置の構成を示す機能ブロック図である。第2実施形態の識別情報出力装置1Aは、図1に示したパリティパラメータ入力手段4と、排他的論理和演算手段5とを有していない点と、そのためにパリティテキスト生成手段6の機能が異なる点を除いて、第1実施形態の識別情報出力装置1と同様である。識別情報出力装置1Aは、第1実施形態の識別情報出力装置1においてパリティパラメータを「0x00」としたことと同様なので、同じ構成には同じ符号を付して説明を省略する。このようにパリティパラメータを「0x00」とした場合、入力テキストに応じてパリティデータ生成手段3で生成されたパリティデータは、パリティテキスト生成手段6に出力され、パリティテキスト生成手段6は、入力テキストに応じて生成されたパリティデータと同値のパリティデータが生成可能な文字列をパリティテキストとして生成することとなる。
図6は、本発明の第2実施形態に係る識別情報出力装置の動作を示すフローチャートである。識別情報出力装置1Aの動作は、図4に示したフローチャートにおいてステップS1とステップS4とを省略した動作と同様なので説明を省略する。ただし、ステップS5において、識別情報出力装置1Aは、パリティテキスト生成手段6によって、ステップS3で演算したXOR演算結果(パリティデータ「0x08」)と、パリティデータが同値となるようなパリティテキストを生成する。
第2実施形態の識別情報出力装置1Aによれば、簡易な構成で、1つの個人情報に紐付けられる複数の独立なカード番号を自由に組み合わせて自動的に読み取らせることができる。
(第3実施形態)
第1および第2実施形態では、携帯電話機で構造的連接読み取りした2枚のB−CASカードのカード番号を放送事業者に送信するために、放送事業者を宛先とするメールを送信するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。第3実施形態では、識別情報出力装置の構成および動作は、第1および第2実施形態と同様であり、視聴者がQRコードを携帯電話機で連接読み取りをするところまでは同様で、メールに関する処理の部分だけを変更した。そのため、第3実施形態の識別情報出力装置の構成および動作の図示は省略する。
第3実施形態では、放送事業者は、CGI(Common Gateway Interface)やPHP(Hypertext Preprocesser)といったサーバを用意している。また、第3実施形態の識別情報出力装置では、出力されるQRコードシンボル(送信用データ)に埋め込まれている情報の定型文が、第1および第2実施形態のものとは異なる。図7に、定型文が埋め込まれたQRコードがプリントされたカード41の一例を示す。また、QRコードに埋め込まれた情報に含まれる定型文は、図7に示すように、放送事業者のサーバのURL情報と、このURL情報に引数として入力可能な複数のカード番号を区別する文字列とを含んでいる。
図7に示した例では、下記の二重引用符で囲まれた2行のうち、1行目の「card1=」と分割ポイントを示す記号「&」との間と、2行目の「card1=」の右側に、追加後のテキストがそれぞれ挿入されている。なお、1行目と2行目との間には、実際には改行はない。
“http://www. xxx. or. jp/card.cgi?card1=0000-2000-0581-2000-3700_08&
card1=0000-2000-0581-2000-3700_08”
視聴者は、携帯電話機で、図8に示す登録済みの1枚目のカード41の左のQRコードシンボル42と、図8に示す未登録の2枚目のカード51の右のQRコードシンボル53との組み合わせをバーコード読み取り機能を用いて順次撮影する。すると、携帯電話機は、バーコード読み取り結果として、図8の下方に示すように、URL情報に引数として関連付けて入力された2つのカード番号が画面に表示される。さらに、ユーザ(視聴者)が、携帯電話機のQRコードで指定されるURLにアクセスする機能を用いることで、関連付けられた2つのカード番号が、指定されたURL(本実施形態では放送事業者)のサーバに送信される。なお、バーコード読み取り機能を用いる際に、2枚のカード41、42から、QRコードシンボル43、52の組み合わせを順次撮影してもよい。
第3実施形態によれば、放送事業者が、CGIやPHPのサーバを用意しておくことで、視聴者側では、1つの個人情報に紐付けられる複数の独立なカード番号を自由に組み合わせて自動的に読み取らせることができる。
(第4実施形態)
第1ないし第3実施形態では、識別情報出力装置が出力するQRコード(送信用データ)は、B−CASカードにプリントされるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。第4実施形態では、識別情報出力プログラムを放送事業者がデジタル放送のデータ放送により、デジタル放送受信機に送信することとした。
図9は、本発明の第4実施形態に係る識別情報出力装置とコンテンツ送信装置を示す図である。コンテンツ送信装置(プログラム送信装置)60は、デジタル放送番組をデジタル放送受信機70に送信するものであり、データ放送により識別情報出力プログラムを送信する。コンテンツ送信装置60は、例えばCPU等の演算装置と、メモリ、ハードディスク等の記憶装置(記憶手段)と、入力装置と、LAN(Local Area Network)等の通信回線を介して各種情報の送受信を行うインタフェース装置とを備えたコンピュータと、このコンピュータにインストールされたプログラムと、このコンピュータに接続された送受信機とから構成される。
コンテンツ送信装置60は、主としてコンテンツ記憶手段61と、放送制御手段62と、放送送出部63とを備えている。
コンテンツ記憶手段61は、記憶装置(記憶手段)であって、例えば、デジタル放送番組等の番組コンテンツやデータ放送コンテンツ、識別情報出力プログラム等の各種プログラム等を記憶するものである。
放送制御手段62は、コンテンツ記憶手段61から、デジタル放送番組等の番組コンテンツやデータ放送コンテンツ、あるいは、識別情報出力プログラム等を読み出して放送送出部63に出力する。なお、詳細は省略するが、放送制御手段62は、BSデジタル放送等の限定受信システムに対応してコンテンツのスクランブル、鍵情報の暗号化等の各種の制御を行う。
放送送出部63は、例えば、送受信機とこの送受信機に接続されたコンピュータおよびプログラムから構成され、放送波により、放送制御手段62から取得したコンテンツや識別情報出力プログラムを多重化して各種情報を伝送すると共に、データ放送の符号化方式を示すBML(Broadcast Markup Language)文章(データ放送用文章)をデータカルーセルで伝送する。BMLは、JavaScript(登録商標)の標準規格であるECMAScript(スクリプト言語)に対応し、スクリプトを埋め込むことができる。本実施形態では、放送事業者において、図10の左側に示すような2つのQRコードシンボル82,83を画面に表示させるためのECMAScriptをBMLに埋め込んでデータ放送を行うこととした。
図9に示すデジタル放送受信機(識別情報出力装置)70は、例えば、市販の一般的なデジタル放送受信機で構成される。ここでは、デジタル放送受信機70は、放送受信手段71と、ユーザ操作手段72と、表示手段73と、コンテンツ蓄積手段74と、記憶手段75と、処理手段76として機能することとした。
放送受信手段71は、コンテンツ送信装置60から放送波として送出されるデジタル放送を受信するチューナ等から構成され、B−CASカード、つまりセキュリティモジュール81装着時に受信したデジタル信号を処理手段76に出力する。
ユーザ操作手段72は、ユーザの操作により指定されるコマンドを処理手段76に出力するものであり、例えばリモコンから構成される。
表示手段73は、処理手段76の処理結果としてのデジタル放送番組やデータ放送、あるいは、B−CASカードのカード番号をコード化したQRコード等を表示するものであり、例えばLCD(液晶パネル)から構成される。
コンテンツ蓄積手段74は、放送受信手段71で受信したデジタル放送番組等のコンテンツを記憶するものであり、ハードディスク等から構成される。
記憶手段75は、処理手段76等の動作プログラムやその処理結果等を記憶するものであり、メモリやハードディスクから構成される。
処理手段76は、例えば、CPU等から構成され、コンテンツ再生制御手段77と、識別情報出力制御手段78と、表示制御手段79とを備えている。
コンテンツ再生制御手段77は、受信した多重化されたデジタル信号から暗号化鍵情報やコンテンツ等を分離し、鍵情報を復号して、コンテンツをデスクランブルすることでコンテンツを再生する制御を行うものである。
識別情報出力制御手段78は、ダウンロードにより取得した識別情報出力プログラムをメモリに展開することで、図1を参照して説明した識別情報出力装置1の機能を果たすものである。識別情報出力制御手段78は、挿入されたセキュリティモジュール(カード)81からカード番号を読み出して入力テキストを取得する。
表示制御手段79は、再生されたコンテンツを表示手段73に表示させるものである。また、表示制御手段79は、データ放送のBMLから、B−CASカードの情報を読み取り、BML中のECMAScriptを用いて、図10の左側に示すような2つのQRコードシンボル82,83を画面に表示させる。
図10には、2つのデジタル放送受信機70A,70Bが示されている。図10では、デジタル放送受信機70Aの画面にだけ、2つのQRコードシンボル82,83を表示したが、デジタル放送受信機70Bの画面にも、同様に2つのQRコードを表示させることができる。2つのデジタル放送受信機70A,70Bに、それぞれ、2つのQRコードを表示させた場合、QRコードがプリントされた2枚のカード(図4または図8参照)と同様にして、デジタル放送受信機70A,70Bに装着された2枚のB−CASカードのカード番号を、携帯電話機で連接読み取りすることができる。
本発明において、B−CASカード上にQRコードを印刷しておく形態(第1ないし第3実施形態)と、データ放送から取得した識別情報出力プログラムによってデジタル放送受信機70が画面にQRコードを表示させる形態(第4実施形態)とは、どちらか一方である必要はなく、連携することができる。すなわち、図10に示すように、例えば、1台目のデジタル放送受信機70Bから取り外した登録済み(契約済み)のカード91に印刷されたQRコードシンボル92と、デジタル放送受信機70Aに未登録のカードを挿入したときにデータ放送に基づいて画面に表示されたQRコードシンボル83との構造的連接読み取りを行うことができる。これにより、ユーザ(視聴者)の利便性が一層向上する。なお、カード91に印刷されたQRコードシンボル93と、デジタル放送受信機70Aの画面に表示されたQRコードシンボル82との構造的連接読み取りを行うようにしてもよい。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態には限定されない。例えば、識別情報出力装置は、B−CASカードのカード番号(識別情報)をQRコードの形式で出力するものとして説明したが、QRコード以外の二次元コードや一次元バーコードの形式でもよい。
また、各実施形態では、識別情報出力装置は、カード番号(識別情報)をコード化して出力したが、コード化は必須ではなく、テキストのまま出力するようにしてもよい。例えば、パリティテキストが追加されたカード番号のテキストがあれば、OCR(Optical Character Reader)で自動的に読み取ることができる。このようなキャラクタリーダ(テキストリーダ)は、バーコードリーダと共に、市販のカメラ付き携帯電話機に実装されて広く普及している。なお、2つのカード番号を読み込んだ場合、OCRソフトによって、別々のシートに添付することで連結することも可能である。
また、各実施形態では、1枚のB−CASカード当たり、2つのカード番号(識別情報)をQRコードの形式でプリントまたは表示させるようにしたが、例えばOCR機能を用いれば、1枚のB−CASカード当たり、1つのカード番号(識別情報)だけをプリントまたは表示させることも可能である。
また、本発明において、識別情報出力装置は、カード番号(識別情報)をRFIDタグのようなICタグに出力するようにしてもよい。例えば、RFIDタグをB−CASカードに埋め込んで内蔵してもよいし、RFIDタグをB−CASカードの表面に貼着するようにしてもよい。なお、RFIDリーダ付きの携帯電話機も市販されている。
また、各実施形態では、ユーザ登録の対象は、B−CASカードであるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他のICカードでもよい。例えば、ユーザに渡す前に既にカード番号が決まっているものであれば、銀行カード、クレジットカード、各種お買い物ポイントカードでもよい。この場合の識別情報は、例えばカード番号である。また、ユーザ登録の対象は、ICカードに限らず、他の製品として、携帯電話機、パソコン、PC周辺機器、PCソフトウェア等のユーザ登録を利用するものであればよい。この場合の識別情報は、例えば、電話番号、製品番号、製造番号、シリアル番号等である。なお、ユーザの個人情報を管理する業者は放送事業者に限定されないことはもちろんである。
本発明の第1実施形態に係る識別情報出力装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る識別情報出力装置の出力する二次元コードの一例を示す図である。 図2に示す二次元コードの連接読み取りの説明図である。 本発明の第1実施形態に係る識別情報出力装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る識別情報出力装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る識別情報出力装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る識別情報出力装置の出力する二次元コードの一例を示す図である。 図7に示す二次元コードの連接読み取りの説明図である。 本発明の第4実施形態に係る識別情報出力装置とコンテンツ送信装置を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る識別情報出力装置の表示する二次元コードの一例を示す図である。 従来のデジタル放送受信機の表示画面の一例である。
符号の説明
1,1A 識別情報出力装置
2 テキスト入力手段
3 パリティデータ生成手段
4 パリティパラメータ入力手段
5 排他的論理和演算手段
6 パリティテキスト生成手段
7 パリティテキスト追加手段
8 送信用データ生成手段
9 グループ固有情報付加手段
10 出力手段
11 記憶手段
21,31,41,51,91 カード
60 コンテンツ送信装置(プログラム送信装置)
61 コンテンツ記憶手段
62 放送制御手段
63 放送送出部
70,70A,70B デジタル放送受信機(識別情報出力装置)
71 放送受信手段
72 ユーザ操作手段
73 表示手段
74 コンテンツ蓄積手段
75 記憶手段
76 処理手段
77 コンテンツ再生制御手段
78 識別情報出力制御手段
79 表示制御手段
81 セキュリティモジュール(カード)

Claims (6)

  1. 共通のパリティデータがそれぞれ割り振られた複数の独立な識別情報をグループ化する連結読み取り可能な読取装置読み取り対象とする情報として、所定のユーザについての個人情報と紐付けられる識別情報を、当該識別情報に基づいて生成したパリティテキストと共に出力する識別情報出力装置であって、
    前記個人情報と紐付けられる識別情報をテキストとして入力するテキスト入力手段と、
    前記入力されたテキストを1バイト単位でXOR演算することでパリティデータ生成するパリティデータ生成手段と、
    前記入力されたテキストに応じて生成されたパリティデータと同値のパリティデータが生成可能な文字列を前記パリティテキストとして生成するパリティテキスト生成手段と、
    前記生成されたパリティテキストを前記入力されたテキストに追加することで追加後のテキストを生成するパリティテキスト追加手段と、
    前記追加後のテキストを所定の定型文のテキストに挿入することで生成されるテキスト全体の文字列を送信用データとして生成する送信用データ生成手段と、
    前記テキスト全体の文字列を1バイト単位でXOR演算することで生成されるパリティデータをグループ固有の情報として前記送信用データに付加するグループ固有情報付加手段と、
    前記グループ固有情報が付加された送信用データを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする識別情報出力装置。
  2. 共通のパリティデータがそれぞれ割り振られた複数の独立な識別情報をグループ化する連結読み取り可能な読取装置読み取り対象とする情報として、所定のユーザについての個人情報と紐付けられる識別情報を、当該識別情報に基づいて生成したパリティテキストと共に出力する識別情報出力装置であって、
    前記個人情報と紐付けられる識別情報をテキストとして入力するテキスト入力手段と、
    前記入力されたテキストを1バイト単位でXOR演算することでパリティデータ生成するパリティデータ生成手段と、
    グループ固有の情報を指定するためのパラメータを示すパリティパラメータを入力するパリティパラメータ入力手段と、
    前記入力されたパリティパラメータと、前記入力されたテキストに応じて生成されたパリティデータとを1バイト単位でXOR演算することで新たなパリティデータを算出する排他的論理和演算手段と、
    前記排他的論理和演算手段により算出された新たなパリティデータと同値のパリティデータが生成可能な文字列を前記パリティテキストとして生成するパリティテキスト生成手段と、
    前記生成されたパリティテキストを前記入力されたテキストに追加することで追加後のテキストを生成するパリティテキスト追加手段と、
    前記追加後のテキストを所定の定型文のテキストに挿入することで生成されるテキスト全体の文字列を送信用データとして生成する送信用データ生成手段と、
    前記テキスト全体の文字列を1バイト単位でXOR演算することで生成されるパリティデータを前記グループ固有の情報として前記送信用データに付加するグループ固有情報付加手段と、
    前記グループ固有情報が付加された送信用データを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする識別情報出力装置。
  3. 前記送信用データ生成手段は、前記追加後のテキストを複製して前記定型文の2箇所以上に挿入することで前記送信用データを生成し、
    前記グループ固有情報付加手段は、前記生成された送信用データを二次元バーコードの構造的連接機能に対応して、前記定型文に挿入された前記追加後のテキストの個数だけ分割して前記グループ固有情報をそれぞれに付加してコード化し、
    前記出力手段は、前記分割された送信用データをそれぞれ出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の識別情報出力装置。
  4. 共通のパリティデータがそれぞれ割り振られた複数の独立な識別情報をグループ化する連結読み取り可能な読取装置読み取り対象とする情報として、所定のユーザについての個人情報と紐付けられる識別情報を、当該識別情報に基づいて生成したパリティテキストと共に出力するために、コンピュータを、
    前記個人情報と紐付けられる識別情報をテキストとして入力するテキスト入力手段、
    前記入力されたテキストを1バイト単位でXOR演算することでパリティデータ生成するパリティデータ生成手段、
    前記入力されたテキストに応じて生成されたパリティデータと同値のパリティデータが生成可能な文字列を前記パリティテキストとして生成するパリティテキスト生成手段、
    前記生成されたパリティテキストを前記入力されたテキストに追加することで追加後のテキストを生成するパリティテキスト追加手段、
    前記追加後のテキストを所定の定型文のテキストに挿入することで生成されるテキスト全体の文字列を送信用データとして生成する送信用データ生成手段、
    前記テキスト全体の文字列を1バイト単位でXOR演算することで生成されるパリティデータをグループ固有の情報として前記送信用データに付加するグループ固有情報付加手段、
    前記グループ固有情報が付加された送信用データを出力する出力手段、
    として機能させるための識別情報出力プログラム。
  5. 請求項4に記載の識別情報出力プログラムを、デジタル放送のデータ放送により、デジタル放送受信機に送信することを特徴とするプログラム送信装置。
  6. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の識別情報出力装置に対してICカードの識別情報をテキストとして入力したときに出力される送信用データをプリントしたことを特徴とするICカード。
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