JP5914579B2 - 秘匿対象情報の隠蔽方法、秘匿対象情報隠蔽装置、プログラム、秘匿対象情報の抽出方法、および、秘匿対象情報抽出装置 - Google Patents
秘匿対象情報の隠蔽方法、秘匿対象情報隠蔽装置、プログラム、秘匿対象情報の抽出方法、および、秘匿対象情報抽出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5914579B2 JP5914579B2 JP2014123332A JP2014123332A JP5914579B2 JP 5914579 B2 JP5914579 B2 JP 5914579B2 JP 2014123332 A JP2014123332 A JP 2014123332A JP 2014123332 A JP2014123332 A JP 2014123332A JP 5914579 B2 JP5914579 B2 JP 5914579B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- data
- code
- dimensional code
- protection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 174
- 238000000605 extraction Methods 0.000 title claims description 22
- 230000004224 protection Effects 0.000 claims description 392
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 176
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 54
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 18
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 49
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 30
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 20
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 18
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 11
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 11
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 9
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 7
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 7
- 230000000873 masking effect Effects 0.000 description 5
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 238000012795 verification Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 3
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 3
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 3
- 230000008707 rearrangement Effects 0.000 description 3
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 3
- 108091026890 Coding region Proteins 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 230000006399 behavior Effects 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 210000000554 iris Anatomy 0.000 description 1
- 230000000670 limiting effect Effects 0.000 description 1
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 1
- 238000007620 mathematical function Methods 0.000 description 1
- 230000036961 partial effect Effects 0.000 description 1
- 230000002829 reductive effect Effects 0.000 description 1
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 1
- 210000003462 vein Anatomy 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/06009—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking
- G06K19/06046—Constructional details
- G06K19/06056—Constructional details the marking comprising a further embedded marking, e.g. a 1D bar code with the black bars containing a smaller sized coding
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/06009—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking
- G06K19/06037—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code with optically detectable marking multi-dimensional coding
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M13/00—Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
- H03M13/03—Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words
- H03M13/05—Error detection or forward error correction by redundancy in data representation, i.e. code words containing more digits than the source words using block codes, i.e. a predetermined number of check bits joined to a predetermined number of information bits
- H03M13/13—Linear codes
- H03M13/15—Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes
- H03M13/151—Cyclic codes, i.e. cyclic shifts of codewords produce other codewords, e.g. codes defined by a generator polynomial, Bose-Chaudhuri-Hocquenghem [BCH] codes using error location or error correction polynomials
- H03M13/1515—Reed-Solomon codes
Description
少なくとも第1非公開情報を含む第1二次元コードと、少なくとも第2非公開情報を含む第2二次元コードと、を用いた秘匿対象情報の隠蔽方法であって、
前記第2二次元コードを保護符号化するための保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報を前記第1非公開情報に含めた前記第1二次元コードを生成することと、
前記秘匿対象情報を前記第2非公開情報に含めた前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データを適用して保護符号化後第2二次元コードを生成することと、
を含むことを特徴とする秘匿対象情報の隠蔽方法である。
少なくとも第1非公開情報を含む第1二次元コードと、少なくとも第2非公開情報とを含む第2二次元コードと、を用いて秘匿対象情報を隠蔽する秘匿対象情報隠蔽装置であって、
前記第2二次元コードを保護符号化するための保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報を前記第1非公開情報に含めた前記第1二次元コードを生成し、前記秘匿対象情報を前記第2非公開情報に含めた前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データを適用して保護符号化後第2二次元コードを生成することを特徴とする秘匿対象情報隠蔽装置である。
少なくとも第1非公開情報を含む第1二次元コードと、少なくとも第2非公開情報を含む第2二次元コードと、を用いて秘匿対象情報を隠蔽する方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記第2二次元コードを保護符号化するための保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報を前記第1非公開情報に含めた前記第1二次元コードを生成することと、
前記秘匿対象情報を前記第2非公開情報に含めた前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データを適用して保護符号化後第2二次元コードを生成することと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
保護符号化用データ情報を含む第1非公開情報を少なくとも有する第1二次元コードと、秘匿対象情報を含む第2非公開情報を少なくとも有する第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データを適用して保護符号化した保護符号化後第2二次元コードと、から前記秘匿対象情報を抽出する秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記第1二次元コードと、前記保護符号化後第2二次元コードと、を読み取ることと、
前記第1二次元コードに含まれる第1非公開情報の保護符号化用データ情報に基づいて前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に適用された前記保護符号化用データを特定することと、
前記保護符号化用データを用いて前記保護符号化後第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化することと、
前記保護符号化コード語の保護復号化により得られた前記第2二次元コードから前記第2非公開情報に含まれる前記秘匿対象情報を抽出することと、
を含むことを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法である。
保護符号化用データ情報を含む第1非公開情報を少なくとも含む第1二次元コードと、秘匿対象情報を含む第2非公開情報を少なくとも有する第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データを適用して保護符号化した保護符号化後第2二次元コードと、から前記秘匿対象情報を抽出する秘匿対象情報抽出装置であって、
前記第1二次元コードと、前記保護符号化後第2二次元コードと、を読み取り、前記第1二次元コードに含まれる第1非公開情報の保護符号化用データ情報に基づいて前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に適用された前記保護符号化用データを特定し、前記保護符号化用データを用いて前記保護符号化後第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化し、前記保護符号化コード語の保護復号化により得られた前記第2二次元コードから前記第2非公開情報に含まれる前記秘匿対象情報を抽出することを特徴とする秘匿対象情報抽出装置である。
保護符号化用データ情報を含む第1非公開情報を少なくとも含む第1二次元コードと、秘匿対象情報を含む第2非公開情報を少なくとも有する第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データを適用して保護符号化した保護符号化後第2二次元コードと、から前記秘匿対象情報の抽出をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記第1二次元コードと、前記保護符号化後第2二次元コードと、を読み取ることと、
前記第1二次元コードに含まれる第1非公開情報の保護符号化用データ情報に基づいて前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に適用された前記保護符号化用データを特定することと、
前記保護符号化用データを用いて前記保護符号化後第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化することと、
前記保護符号化コード語の保護復号化により得られた前記第2二次元コードから前記第2非公開情報に含まれる前記秘匿対象情報を抽出することと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
少なくとも第1非公開情報を含む第1二次元コードと、少なくとも第2非公開情報を含む第2二次元コードと、を用いた秘匿対象情報の隠蔽方法であって、
前記第2二次元コードを保護符号化するための保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報を前記第1非公開情報に含めた前記第1二次元コードを生成することと、
前記秘匿対象情報を前記第2非公開情報に含めた前記第2二次元コードの少なくとも一部に前記保護符号化用データを適用して保護符号化後第2二次元コードを生成することと、
を含むことを特徴とする秘匿対象情報の隠蔽方法である。
このようにすることで、秘匿対象情報が非公開情報である第2非公開情報に含まれるとともに、第2非公開情報を含む第2二次元コードが保護符号化用データで保護符号化される。そして、この保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報すら非公開情報である第1非公開情報として第1二次元コードに含まれることとしているので、二次元コードを用いて秘匿対象情報を適切に保護することができる。
このようにすることで、第2二次元コードの少なくとも一部を保護符号化用データで保護符号化することができる。
このようにした場合であっても、第1公開データコード語と第1訂正コード語が第1非公開データコード語で置換されているものの、第1公開データコード語については、第1訂正コード語を用いて訂正して復元することができる。そして、適切に第1公開データコード語を読み出すことができる。また、第1非公開データコード語については、第1二次元コードを直接読み込んで得られる誤り訂正処理前の第1置換後データブロックから第1非公開データコード語を抽出することができる。
このようにすることで、第1訂正コード語を用いて訂正を行って第1公開データコード語を適切に読み出すことができる。
このようにすることで、第1二次元コードに含まれる第1公開情報と第2二次元コードに含まれる第2公開情報とを所定の方法で連結した情報のパリティ情報を第1パリティ情報としているので、第1二次元コードと第2二次元コードとの関連性を判定するために第1パリティ情報を利用することができる。
このようにした場合であっても、第2公開データコード語と第2訂正コード語が第2非公開データコード語で置換されているものの、第2公開データコード語については、第2訂正コード語を用いて訂正して復元することができる。そして、適切に第2公開データコード語を読み出すことができる。また、第2非公開データコード語については、第2二次元コードを直接読み取って得られる誤り訂正処理前の第2置換後データブロックから第2非公開データコード語を抽出することができる。
このようにすることで、第2訂正コード語を用いて訂正を行って第2公開データコード語を適切に読み出すことができる。
前記第2パリティ情報は、前記第1公開情報と前記第2公開情報とを前記所定の方法で連結した情報のパリティ情報であることが望ましい。
このようにすることで、第1二次元コードに含まれる第1公開情報と第2二次元コードに含まれる第2公開情報とを所定の方法で連結した情報のパリティ情報を第2パリティ情報としているので、第1二次元コードと第2二次元コードとの関連性を判定するために第2パリティ情報を利用することができる。
このようにすることで、例えば、第1インクとして無色の赤外線吸収インクを用い、第2インクとしてカーボンを含まない有色のインクを用いることができる。そして、第1二次元コードから保護符号化用データを特定することを困難なものとし、保護符号化後第2二次元コードから秘匿対象情報をより抽出しにくくすることができる。
少なくとも第1非公開情報を含む第1二次元コードと、少なくとも第2非公開情報とを含む第2二次元コードと、を用いて秘匿対象情報を隠蔽する秘匿対象情報隠蔽装置であって、
前記第2二次元コードを保護符号化するための保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報を前記第1非公開情報に含めた前記第1二次元コードを生成し、前記秘匿対象情報を前記第2非公開情報に含めた前記第2二次元コードの少なくとも一部に前記保護符号化用データを適用して保護符号化後第2二次元コードを生成することを特徴とする秘匿対象情報隠蔽装置である。
このようにすることで、秘匿対象情報が非公開情報である第2非公開情報に含まれるとともに、第2非公開情報を含む第2二次元コードが保護符号化用データで保護符号化される。そして、この保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報すら非公開情報である第1非公開情報として第1二次元コードに含まれることとしているので、二次元コードを用いて秘匿対象情報を適切に保護することができる。
少なくとも第1非公開情報を含む第1二次元コードと、少なくとも第2非公開情報を含む第2二次元コードと、を用いて秘匿対象情報を隠蔽する方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記第2二次元コードを保護符号化するための保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報を前記第1非公開情報に含めた前記第1二次元コードを生成することと、
前記秘匿対象情報を前記第2非公開情報に含めた前記第2二次元コードの少なくとも一部に前記保護符号化用データを適用して保護符号化後第2二次元コードを生成することと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
このようにすることで、秘匿対象情報が非公開情報である第2非公開情報に含まれるとともに、第2非公開情報を含む第2二次元コードが保護符号化用データで保護符号化される。そして、この保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報すら非公開情報である第1非公開情報として第1二次元コードに含まれることとしているので、二次元コードを用いて秘匿対象情報を適切に保護することができる。
保護符号化用データ情報を含む第1非公開情報を少なくとも有する第1二次元コードと、秘匿対象情報を含む第2非公開情報を少なくとも有する第2二次元コードに前記保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データを適用して保護符号化した保護符号化後第2二次元コードと、から前記秘匿対象情報を抽出する秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記第1二次元コードと、前記保護符号化後第2二次元コードと、を読み取ることと、
前記第1二次元コードに含まれる第1非公開情報の保護符号化用データ情報に基づいて前記第2二次元コードに適用された前記保護符号化用データを特定することと、
前記保護符号化用データを用いて前記保護符号化後第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化することと、
前記保護符号化コード語の保護復号化により得られた前記第2二次元コードから前記第2非公開情報に含まれる前記秘匿対象情報を抽出することと、
を含むことを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法である。
このようにすることで、秘匿対象情報を抽出するために、第1二次元コードにおける第1非公開情報から保護符号化用データ情報を抽出し、保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データで保護符号化後の第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化し、保護符号化コード語が保護復号化された第2二次元コードから第2非公開情報に含まれる秘匿対象情報を抽出しなければならないという手順が必要になるため、二次元コードを用いて秘匿対象情報を適切に保護することができる。
このようにすることで、第2二次元コードの少なくとも一部を保護符号化用データで保護符号化コード語の保護復号化をすることができる。
このようにすることで、第1二次元コードに含まれる第1パリティ情報と第2二次元コードに含まれる第2パリティ情報が一致するか否かに基づいて両者の関連性を判定することができ、これらのパリティ情報が一致し、両者に関連性を有することを確認した後に秘匿対象情報を抽出することができる。
このようにすることで、第1パリティ情報と第2パリティ情報を、第1公開情報と第2公開情報とを所定の方法で連結した共通の情報に基づいて生成された共通のパリティ情報とすることができる。
このようにした場合であっても、第1公開データコード語と第1訂正コード語が第1非公開データコード語で置換されているものの、第1公開データコード語については、第1訂正コード語を用いて訂正して復元することができる。そして、適切に第1公開データコード語を読み出すことができる。また、第1非公開データコード語については、第1二次元コードを直接読み込んで得られる誤り訂正処理前の第1置換後データブロックから第1非公開データコード語を抽出することができる。
このようにすることで、第1二次元コードに含まれる第1非公開情報に基づいて第2二次元コードに適用された保護符号化用データを適切に特定することができる。
このようにすることで、第1訂正コード語を用いて訂正を行って第1公開データコード語を適切に読み出すことができる。
このようにした場合であっても、第2公開データコード語と第2訂正コード語が第2非公開データコード語で置換されているものの、第2公開データコード語については、第2訂正コード語を用いて訂正して復元することができる。そして、適切に第2公開データコード語を読み出すことができる。また、第2非公開データコード語については、第2二次元コードを直接読み込んで得られる誤り訂正処理前の第2置換後データブロックから第2非公開データコード語を抽出することができる。
このようにすることで、保護符号化コード語が保護復号化された第2二次元コードから第2非公開情報に含まれる秘匿対象情報を適切に抽出することができる。
このようにすることで、第2訂正コード語を用いて訂正を行って第2公開データコード語を適切に読み出すことができる。
このようにすることで、例えば、第1インクとして無色の赤外線吸収インクを用い、第2インクとしてカーボンを含まない有色のインクを用いた場合であっても、第1二次元コードと保護符号化後第2二次元コードをそれぞれ適切に読み取ることができる。そして、保護符号化後第2二次元コードから秘匿対象情報を抽出することができる。
保護符号化用データ情報を含む第1非公開情報を少なくとも含む第1二次元コードと、秘匿対象情報を含む第2非公開情報を少なくとも有する第2二次元コードに前記保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データを適用して保護符号化した保護符号化後第2二次元コードと、から前記秘匿対象情報を抽出する秘匿対象情報抽出装置であって、
前記第1二次元コードと、前記保護符号化後第2二次元コードと、を読み取り、前記第1二次元コードに含まれる第1非公開情報の保護符号化用データ情報に基づいて前記第2二次元コードに適用された前記保護符号化用データを特定し、前記保護符号化用データを用いて前記保護符号化後第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化し、前記保護符号化コード語の保護復号化により得られた前記第2二次元コードから前記第2非公開情報に含まれる前記秘匿対象情報を抽出することを特徴とする秘匿対象情報抽出装置である。
このようにすることで、秘匿対象情報を抽出するために、第1二次元コードにおける第1非公開情報から保護符号化用データ情報を抽出し、保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データで保護符号化後の第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化し、保護符号化コード語が保護復号化された第2二次元コードから第2非公開情報に含まれる秘匿対象情報を抽出しなければならないという手順が必要になるため、二次元コードを用いて秘匿対象情報を適切に保護することができる。
保護符号化用データ情報を含む第1非公開情報を少なくとも含む第1二次元コードと、秘匿対象情報を含む第2非公開情報を少なくとも有する第2二次元コードに前記保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データを適用して保護符号化した保護符号化後第2二次元コードと、から前記秘匿対象情報の抽出をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記第1二次元コードと、前記保護符号化後第2二次元コードと、を読み取ることと、
前記第1二次元コードに含まれる第1非公開情報の保護符号化用データ情報に基づいて前記第2二次元コードに適用された前記保護符号化用データを特定することと、
前記保護符号化用データを用いて前記保護符号化後第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化することと、
前記保護符号化コード語の保護復号化により得られた前記第2二次元コードから前記第2非公開情報に含まれる前記秘匿対象情報を抽出することと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムである。
このようにすることで、秘匿対象情報を抽出するために、第1二次元コードにおける第1非公開情報から保護符号化用データ情報を抽出し、保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データで保護符号化後の第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化し、保護符号化コード語が保護復号化された第2二次元コードから第2非公開情報に含まれる秘匿対象情報を抽出しなければならないという手順が必要になるため、二次元コードを用いて秘匿対象情報を適切に保護することができる。
以下に、第1実施形態で用いられる二次元コードについて説明を行う。以下の説明で特段のことわりのない場合には、日本工業規格 JIS X 0510 : 2004「二次元コードシンボル−QRコード−」(以下、単に「JIS規格」ということがある)に準ずる。また、このJIS規格に準ずるエンコーダを標準エンコーダといい、JIS規格に準ずるデコーダを標準デコーダという。また、第1実施形態における非公開情報を取り扱うことができるエンコーダを拡張エンコーダといい、デコーダを拡張デコーダという。そして、これらを区別する。
上述の実施形態では、保護符号化用データIDとの対応づけがなされてさえすれば保護符号化用データは任意としていたが、以下に説明するように所定の情報に基づいて保護符号化用データが生成されたり選択されたりしてもよい。
入力値としての保護符号化用データ情報に応じて保護符号化用データを生成可能な関数を決めておくことができる。このような関数としては、例えば、入力パラメータが投入可能な疑似乱数発生関数やハッシュ関数を応用したものがある。これらの関数の出力を、対象となる置換後RSブロックの保護符号化用データとして必要な語長分を適切に切り出したり、繰り返して使用することができる。これらの入力値として、例えば、保護符号化用データIDを採用することもできる。
前述の図4における保護符号化用データ決定(S104)の処理時において、拡張エンコーダが任意に保護符号化用データを生成し、この保護符号化用データとこの保護符号化用データを特定するための保護符号化用データIDを登録センターに登録しておくこともできる。そして、保護符号化用データIDを前述のように非公開情報として埋め込んでおく。
上記(1)の関数に入力する入力値が、秘匿対象情報を埋め込む者のみが有する生体的特徴に基づいて生成されるものとしてもよい。生体的特徴には、例えば、指紋、声紋、虹彩、静脈パターンなどがある。そして、これらの特徴量を求め、これを入力値とすることができる。
読み出しを阻止する目的とする保護符号化処理について、上記(1)の関数を用いた場合を一例に説明する。ここで用いられる関数としては、前述の疑似乱数発生関数やハッシュ関数(SHA−1、MD5など)のほか、暗号化関数(DES、AESなど)や数理関数(三角関数、対数関数など)を採用することができ、また、これら以外の関数も採用可能である。ここでは、三角関数(SIN関数)を用いた例で説明を行う。
「入力値としてASCII表記の数字文字列を、表記する数字が10進数であるとしてnとする三角関数SIN(n)の値を求め、この絶対値(SIN関数は−1から+1の間の値を出力する)の小数点以下の数字を必要な長さの16進数の数列として出力する関数」
保護符号化される情報文字列(ASCII表記):Hello
保護符号化される情報文字列(16進数表記):0x48656C6C6F
入力値(ASCII表記):7505
このとき、出力値(保護符号化用データ)は、以下となる。
出力値:8191520442・・・(=sin(7505)=-0.8191520442・・・)
次に、保護復号化処理について説明する。ここでは、上記のようにして保護符号化された情報文字列を保護復号化する方法について説明する。よって、用いられる関数の定義は上述のものと同じものである。
保護符号化されたデータコード語:0xC9F43E682D
入力値(ASCII表記):7505
このとき出力値(保護符号化用データ)は、以下である。
出力値:8191520442・・・(=sin(7505)=-0.8191520442・・・)
ここまで、構造的連接拡張QRコードおよび保護符号化構造的連接拡張QRコードを用いて秘匿対象情報を秘匿する手法について説明したが、これらは、前述のように公開情報と非公開情報とを記録できるQRコードを前提としていた。以下、QRコードにおいてどのように非公開情報を埋め込むのかについて詳細に説明する。
前述の第1実施形態では、非公開情報語のオフセット情報、および、長さ情報などの配置に関する情報(以下、配置情報ということがある)が、予め拡張エンコーダ10の記憶部11b、および、拡張デコーダ20の記憶部21bに記憶されていることしていた。第2実施形態では、ヘッダデータコード語(図中において「ヘッダ」)にこれら配置情報が記録される。そして、第2実施形態では、さらにこのヘッダデータコード語が置換後RSブロックに含まれているものとしている。
図28は、第3実施形態による手法でRSブロックの一部を置換したときの説明図である。図28には、置換前RSブロックと非公開情報語と暫定置換後RSブロックとヘッダデータコード語と置換後RSブロックが示されている。
図29は、第4実施形態による手法でRSブロックの一部を置換したときの説明図である。図29には、置換前RSブロックと非公開情報語と置換後RSブロックが示されている。
図30は、第5実施形態による手法でRSブロックの一部を置換したときの説明図である。図30には、置換前RSブロックと非公開情報語とヘッダデータコード語と置換後RSブロックが示されている。
図31は、第6実施形態による手法でRSブロックの一部を置換したときの第1の説明図である。図31には、置換前RSブロックと非公開情報語と置換後RSブロックが示されている。
次のような手法を用いて非公開情報をRSブロックに埋め込むこともできる。
上述の実施形態では、標準QRコード、または、拡張QRコードを二次元コードの一例として挙げ説明したが、他の二次元コードを用いることができることは言うまでもない。また、二次元コードの一部を何らかの保護マスク(JIS規格で定められている前述の標準マスクパターンのように用途が他に規定されているものを除く)でマスク化すること(マスキング)も上記実施形態における保護符号化の範疇である。同様に、この保護マスクを解除することも上記実施形態における保護復号化の範疇である。また、「保護符号化」における「符号化」は「エンコード」ということもでき、同様に、「保護復号化」における「復号化」は「デコード」ということもできる。
11 制御部、11a 演算部、11b 記憶部、
13 表示装置、14 印刷装置、15 入力装置、
20 拡張デコーダ、
21 制御部、21a 演算部、21b 記憶部、
22 撮像装置、23 表示装置、24 印刷装置、25 入力装置
Claims (24)
- 少なくとも第1非公開情報を含む第1二次元コードと、少なくとも第2非公開情報を含む第2二次元コードと、を用いた秘匿対象情報の隠蔽方法であって、
前記第2二次元コードを保護符号化するための保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報を前記第1非公開情報に含めた前記第1二次元コードを生成することと、
前記秘匿対象情報を前記第2非公開情報に含めた前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データを適用して保護符号化後第2二次元コードを生成することと、
を含むことを特徴とする秘匿対象情報の隠蔽方法。 - 請求項1に記載の秘匿対象情報の隠蔽方法であって、
前記保護符号化用データの適用は、前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語と前記保護符号化用データとの排他的論理和が演算されることにより行われることを特徴とする秘匿対象情報の隠蔽方法。 - 請求項1または請求項2に記載の秘匿対象情報の隠蔽方法であって、
前記第1二次元コードは、第1公開情報を含み、
前記第1公開情報を含む第1公開データコード語と、前記第1公開データコード語の誤りを訂正しうる第1訂正コード語と、を含むデータブロックの一部を前記第1非公開情報を含む第1非公開データコード語で置換した第1置換後データブロックに基づいて前記第1二次元コードが生成されることを特徴とする秘匿対象情報の隠蔽方法。 - 請求項3に記載の秘匿対象情報の隠蔽方法であって、
前記第1非公開データコード語の語数は、前記第1訂正コード語による誤り訂正語数を超えないことを特徴とする秘匿対象情報の隠蔽方法。 - 請求項3または請求項4に記載の秘匿対象情報の隠蔽方法であって、
前記第1公開データコード語は、第1パリティ情報を含み、
前記第2二次元コードは、第2公開情報を含み、
前記第1パリティ情報は、前記第1公開情報と前記第2公開情報とを所定の方法で連結した情報のパリティ情報であることを特徴とする秘匿対象情報の隠蔽方法。 - 請求項5に記載の秘匿対象情報の隠蔽方法であって、
前記第2二次元コードは、前記第2公開情報を含む第2公開データコード語と、前記第2公開データコード語の誤りを訂正しうる第2訂正コード語と、を含むデータブロックの一部を前記第2非公開情報を含む第2非公開データコード語で置換した第2置換後データブロックに基づいて生成されることを特徴とする秘匿対象情報の隠蔽方法。 - 請求項6に記載の秘匿対象情報の隠蔽方法であって、
前記第2非公開データコード語の語数は前記第2訂正コード語による誤り訂正語数を超えないことを特徴とする秘匿対象情報の隠蔽方法。 - 請求項6または請求項7に記載の秘匿対象情報の隠蔽方法であって、
前記第2公開データコード語は、第2パリティ情報を含み、
前記第2パリティ情報は、前記第1公開情報と前記第2公開情報とを前記所定の方法で連結した情報のパリティ情報であることを特徴とする秘匿対象情報の隠蔽方法。 - 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の秘匿対象情報の隠蔽方法であって、
さらに、第1インクを用いて前記第1二次元コードを印刷するとともに、前記第1インクとは異なる光学的特性を有する第2インクを用いて前記保護符号化後第2二次元コードを印刷することを含み、
前記第1二次元コードと前記保護符号化後第2二次元コードは互いに重なるように印刷されることを特徴とする秘匿対象情報の隠蔽方法。 - 少なくとも第1非公開情報を含む第1二次元コードと、少なくとも第2非公開情報とを含む第2二次元コードと、を用いて秘匿対象情報を隠蔽する秘匿対象情報隠蔽装置であって、
前記第2二次元コードを保護符号化するための保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報を前記第1非公開情報に含めた前記第1二次元コードを生成し、前記秘匿対象情報を前記第2非公開情報に含めた前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データを適用して保護符号化後第2二次元コードを生成することを特徴とする秘匿対象情報隠蔽装置。 - 少なくとも第1非公開情報を含む第1二次元コードと、少なくとも第2非公開情報を含む第2二次元コードと、を用いて秘匿対象情報を隠蔽する方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記第2二次元コードを保護符号化するための保護符号化用データを特定する保護符号化用データ情報を前記第1非公開情報に含めた前記第1二次元コードを生成することと、
前記秘匿対象情報を前記第2非公開情報に含めた前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データを適用して保護符号化後第2二次元コードを生成することと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 保護符号化用データ情報を含む第1非公開情報を少なくとも有する第1二次元コードと、秘匿対象情報を含む第2非公開情報を少なくとも有する第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データを適用して保護符号化した保護符号化後第2二次元コードと、から前記秘匿対象情報を抽出する秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記第1二次元コードと、前記保護符号化後第2二次元コードと、を読み取ることと、
前記第1二次元コードに含まれる第1非公開情報の保護符号化用データ情報に基づいて前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に適用された前記保護符号化用データを特定することと、
前記保護符号化用データを用いて前記保護符号化後第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化することと、
前記保護符号化コード語の保護復号化により得られた前記第2二次元コードから前記第2非公開情報に含まれる前記秘匿対象情報を抽出することと、
を含むことを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法。 - 請求項12に記載の秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記保護符号化コード語の保護復号化は、前記保護符号化後第2二次元コードの前記保護符号化コード語と前記保護符号化用データとの排他的論理和が演算されることにより行われることを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法。 - 請求項12または請求項13に記載の秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記第1二次元コードは、第1パリティ情報を含み、
前記第2二次元コードは、第2パリティ情報を含み、
前記第1パリティ情報と前記第2パリティ情報とが一致することを条件として、前記保護符号化コード語の保護復号化により得られた前記第2二次元コードから前記第2非公開情報に含まれる秘匿対象情報が抽出されることを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法。 - 請求項14に記載の秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記第1二次元コードは、第1公開情報を含み、
前記第2二次元コードは、第2公開情報を含み、
前記第1パリティ情報と前記第2パリティ情報は、ともに、前記第1公開情報と前記第2公開情報とを所定の方法で連結した情報のパリティ情報であることを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法。 - 請求項15に記載の秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記第1二次元コードは、前記第1公開情報を含む第1公開データコード語と、前記第1公開データコード語の誤りを検出し訂正しうる第1訂正コード語と、を含むデータブロックの一部を前記第1非公開情報を含む第1非公開データコード語で置換した第1置換後データブロックに基づいて生成されることを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法。 - 請求項16に記載の秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記第1二次元コードに含まれる第1非公開情報に基づいて前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に適用された保護符号化用データを特定することは、前記第1置換後データブロックにおける所定の位置から前記第1非公開データコード語を抽出し、当該第1非公開データコード語に含まれる保護符号化用データ情報に基づいて前記保護符号化用データを特定することを含むことを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法。 - 請求項16または請求項17に記載の秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記第1非公開データコード語の語数は、前記第1訂正コード語による誤り訂正語数を超えないことを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法。 - 請求項15乃至請求項18のいずれか一項に記載の秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記第2二次元コードは、前記第2公開情報を含む第2公開データコード語と、前記第2公開データコード語の誤りを検出し訂正しうる第2訂正コード語と、を含むデータブロックの一部を前記第2非公開情報を含む第2非公開データコード語で置換した第2置換後データブロックに基づいて生成されることを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法。 - 請求項19に記載の秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記保護符号化コード語の保護復号化により得られた前記第2二次元コードから前記第2非公開情報に含まれる秘匿対象情報を抽出することは、前記第2置換後データブロックにおける所定の位置から前記第2非公開データコード語を抽出し、当該第2非公開データコード語に含まれる秘匿対象情報を抽出することを含むことを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法。 - 請求項19または請求項20に記載の秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記第2非公開データコード語の語数は、前記第2訂正コード語による誤り訂正語数を超えないことを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法。 - 請求項12乃至請求項20のいずれか一項に記載の秘匿対象情報の抽出方法であって、
前記第1二次元コードと前記保護符号化後第2二次元コードは互いに重なるように印刷され、前記第1二次元コードは第1インクを用いて印刷されるとともに、前記保護符号化後第2二次元コードは前記第1インクとは異なる光学的特性を有する第2インクを用いて印刷されているときにおいて、
前記第1二次元コードは前記第1インクで印刷された印刷物を読み取るための第1の光源を用いて読み取られ、前記保護符号化後第2二次元コードは前記第2インクで印刷された印刷物を読み取るための第2の光源を用いて読み取られることを特徴とする秘匿対象情報の抽出方法。 - 保護符号化用データ情報を含む第1非公開情報を少なくとも含む第1二次元コードと、秘匿対象情報を含む第2非公開情報を少なくとも有する第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データを適用して保護符号化した保護符号化後第2二次元コードと、から前記秘匿対象情報を抽出する秘匿対象情報抽出装置であって、
前記第1二次元コードと、前記保護符号化後第2二次元コードと、を読み取り、前記第1二次元コードに含まれる第1非公開情報の保護符号化用データ情報に基づいて前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に適用された前記保護符号化用データを特定し、前記保護符号化用データを用いて前記保護符号化後第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化し、前記保護符号化コード語の保護復号化により得られた前記第2二次元コードから前記第2非公開情報に含まれる前記秘匿対象情報を抽出することを特徴とする秘匿対象情報抽出装置。 - 保護符号化用データ情報を含む第1非公開情報を少なくとも含む第1二次元コードと、秘匿対象情報を含む第2非公開情報を少なくとも有する第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に前記保護符号化用データ情報で特定される保護符号化用データを適用して保護符号化した保護符号化後第2二次元コードと、から前記秘匿対象情報の抽出をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記第1二次元コードと、前記保護符号化後第2二次元コードと、を読み取ることと、
前記第1二次元コードに含まれる第1非公開情報の保護符号化用データ情報に基づいて前記第2二次元コードのデータコード語及び訂正コード語に適用された前記保護符号化用データを特定することと、
前記保護符号化用データを用いて前記保護符号化後第2二次元コードの保護符号化コード語を保護復号化することと、
前記保護符号化コード語の保護復号化により得られた前記第2二次元コードから前記第2非公開情報に含まれる前記秘匿対象情報を抽出することと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014123332A JP5914579B2 (ja) | 2014-06-16 | 2014-06-16 | 秘匿対象情報の隠蔽方法、秘匿対象情報隠蔽装置、プログラム、秘匿対象情報の抽出方法、および、秘匿対象情報抽出装置 |
EP15809578.6A EP3156946B1 (en) | 2014-06-16 | 2015-05-19 | Method for concealing secret information, secret information concealing device, program, method for extracting secret information, and secret information extraction device |
US15/319,200 US10062023B2 (en) | 2014-06-16 | 2015-05-19 | Method for concealing hidden-object information, device and program for concealing hidden-object information, method for extracting hidden-object information, and device for extracting hidden-object information |
PCT/JP2015/064335 WO2015194298A1 (ja) | 2014-06-16 | 2015-05-19 | 秘匿対象情報の隠蔽方法、秘匿対象情報隠蔽装置、プログラム、秘匿対象情報の抽出方法、および、秘匿対象情報抽出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014123332A JP5914579B2 (ja) | 2014-06-16 | 2014-06-16 | 秘匿対象情報の隠蔽方法、秘匿対象情報隠蔽装置、プログラム、秘匿対象情報の抽出方法、および、秘匿対象情報抽出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016004357A JP2016004357A (ja) | 2016-01-12 |
JP5914579B2 true JP5914579B2 (ja) | 2016-05-11 |
Family
ID=54935292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014123332A Active JP5914579B2 (ja) | 2014-06-16 | 2014-06-16 | 秘匿対象情報の隠蔽方法、秘匿対象情報隠蔽装置、プログラム、秘匿対象情報の抽出方法、および、秘匿対象情報抽出装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US10062023B2 (ja) |
EP (1) | EP3156946B1 (ja) |
JP (1) | JP5914579B2 (ja) |
WO (1) | WO2015194298A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20190306385A1 (en) | 2014-01-31 | 2019-10-03 | Digimarc Corporation | Concerning digital marking and reading of plastic items, useful in recycling |
US11962876B2 (en) * | 2014-01-31 | 2024-04-16 | Digimarc Corporation | Recycling methods and systems, and related plastic containers |
JP5827738B1 (ja) * | 2014-10-15 | 2015-12-02 | 株式会社トッパンTdkレーベル | 二次元コード生成方法、二次元コード生成装置、プログラム、二次元コード、二次元コード読み取り方法、および、二次元コード読み取り装置 |
JP5966053B1 (ja) * | 2015-04-17 | 2016-08-10 | 株式会社トッパンTdkレーベル | 情報管理方法、及び、情報管理システム |
JP6927559B2 (ja) * | 2015-12-17 | 2021-09-01 | 株式会社テララコード研究所 | 光学コード、光学コードの作成方法、光学コードの真贋判定方法、光学コードの読取装置、及び読取補助装置 |
US11159338B1 (en) * | 2016-06-17 | 2021-10-26 | Amazon Technologies, Inc. | Device state information access through machine-readable labels |
US11030630B2 (en) * | 2016-07-29 | 2021-06-08 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Workflow-authorizing computing device authentication |
WO2019095171A1 (zh) * | 2017-11-15 | 2019-05-23 | 深圳大学 | 二维码检测方法以及终端 |
US10366315B1 (en) | 2018-08-15 | 2019-07-30 | Fmr Llc | Generating a quick response (QR) grid associated with a digital document |
JP2020086893A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | 合同会社Ark | 二次元コード評価システム及び方法 |
US20220129653A1 (en) * | 2019-02-15 | 2022-04-28 | Ark Limited | Dynamic two-dimensional code evaluation method, dynamic two-dimensional code evaluation system, and dynamic two-dimensional code evaluation program |
CN110188554A (zh) * | 2019-05-29 | 2019-08-30 | 华南师范大学 | 基于大数据和函数变换的信息隐藏方法和机器人系统 |
CN110991590B (zh) * | 2020-02-27 | 2020-05-26 | 长沙像素码科技有限公司 | 一种图像数据处理方法及其所得像素图像与应用系统 |
WO2021169502A1 (en) * | 2020-02-27 | 2021-09-02 | Changsha Pixel Code Technology Co. Ltd | A pixel image as well as its processing method and application system |
CN112036203B (zh) * | 2020-09-01 | 2023-03-10 | 前海新美思科技(深圳)有限公司 | 一种受保护二维码的信息追踪方法 |
WO2022076017A1 (en) * | 2020-10-07 | 2022-04-14 | Google Llc | Quick response codes |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07141477A (ja) * | 1993-11-16 | 1995-06-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コード情報の印刷物 |
JP4153271B2 (ja) * | 2002-09-11 | 2008-09-24 | シャープ株式会社 | 携帯端末装置、電子機器、2次元バーコード表示方法、情報表示プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体 |
JP2004147006A (ja) | 2002-10-23 | 2004-05-20 | Sharp Corp | 情報送信方法及び携帯端末 |
CN1542689A (zh) * | 2003-11-05 | 2004-11-03 | 深圳矽感科技有限公司 | 具有多种存储格式的信息卡及其读写设备和方法 |
JP4924468B2 (ja) * | 2007-05-29 | 2012-04-25 | 株式会社デンソーウェーブ | 二次元コードの生成方法およびその読取装置 |
JP5070971B2 (ja) | 2007-07-26 | 2012-11-14 | 株式会社デンソーウェーブ | 配送管理システム |
JP5023949B2 (ja) * | 2007-10-10 | 2012-09-12 | 株式会社デンソーウェーブ | 二次元コードおよびその読取装置 |
JP5123794B2 (ja) * | 2008-09-04 | 2013-01-23 | 日本放送協会 | 識別情報出力装置およびそのプログラム、プログラム送信装置並びにicカード |
JP2012164123A (ja) * | 2011-02-07 | 2012-08-30 | Denso Wave Inc | 光学的情報検証機 |
WO2015064334A1 (ja) * | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 株式会社トッパンTdkレーベル | 二次元コード生成方法、二次元コード生成装置、二次元コード読み取り方法、二次元コード読み取り装置、二次元コード、および、プログラム |
JP5810179B2 (ja) * | 2014-01-21 | 2015-11-11 | 株式会社トッパンTdkレーベル | 二次元コード生成方法、二次元コード生成装置、プログラム、二次元コード読み取り方法、および、二次元コード読み取り装置 |
-
2014
- 2014-06-16 JP JP2014123332A patent/JP5914579B2/ja active Active
-
2015
- 2015-05-19 WO PCT/JP2015/064335 patent/WO2015194298A1/ja active Application Filing
- 2015-05-19 EP EP15809578.6A patent/EP3156946B1/en active Active
- 2015-05-19 US US15/319,200 patent/US10062023B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US10062023B2 (en) | 2018-08-28 |
JP2016004357A (ja) | 2016-01-12 |
EP3156946A4 (en) | 2018-02-21 |
EP3156946B1 (en) | 2020-08-26 |
EP3156946A1 (en) | 2017-04-19 |
WO2015194298A1 (ja) | 2015-12-23 |
US20170124442A1 (en) | 2017-05-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5914579B2 (ja) | 秘匿対象情報の隠蔽方法、秘匿対象情報隠蔽装置、プログラム、秘匿対象情報の抽出方法、および、秘匿対象情報抽出装置 | |
JP5978315B2 (ja) | 二次元コード生成方法、および、二次元コード読み取り方法 | |
CN106815544B (zh) | 一种基于二维码的信息隐藏方法 | |
JP6035407B1 (ja) | 二次元コード生成方法、二次元コード生成装置、プログラム、二次元コード、二次元コード読み取り方法、二次元コード読み取り装置、及び、二次元コード管理システム | |
JP5827738B1 (ja) | 二次元コード生成方法、二次元コード生成装置、プログラム、二次元コード、二次元コード読み取り方法、および、二次元コード読み取り装置 | |
JP6446578B1 (ja) | 二次元コード生成方法、二次元コード生成システム、二次元コード評価方法、二次元コード評価システム、及び、二次元コード管理システム | |
CN111382398B (zh) | 信息处理、隐藏信息解析和嵌入的方法、装置及设备 | |
CN107659399B (zh) | 一种基于不重复密钥对字符进行伪装、解伪装的方法 | |
CN108063742B (zh) | 一种敏感信息提供和跟踪方法及装置 | |
CN115935299A (zh) | 授权控制方法、装置、计算机设备和存储介质 | |
JP2008192111A (ja) | 誤り訂正機能を持つシンボルシステムにおいて機密性向上を導入する方法、システム及び製品 | |
JP6709607B2 (ja) | 二次元コード生成方法、二次元コード生成装置、プログラム、二次元コード、二次元コード読み取り方法、二次元コード読み取り装置、及び、二次元コード管理システム | |
EA002213B1 (ru) | Способ идентификации изображения или документа | |
KR20240050590A (ko) | 빈 블럭 삽입 악성 코드 탐지 장치 및 방법 | |
KR20230165087A (ko) | 악성 코드 탐지 장치 및 방법 | |
Puhan et al. | Restoration in secure text document image authentication using erasable watermarks | |
CN117371475A (zh) | 二维码的构建方法、解码方法、装置、设备及存储介质 | |
CN117375968A (zh) | 数据传递多重加盐加密解密方法与装置 | |
JP2020086893A (ja) | 二次元コード評価システム及び方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160404 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5914579 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |