JP2011013964A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の異なるネットワークプロトコルを備えるデバイスを1つのデバイスとして情報を通知することで、ユーザに認識させ易くする。
【解決手段】 ネットワークデバイスから送信された識別情報が同一である場合、当該複数の識別情報を送信したデバイスが同一であると判断し、同一でないとして判断されたデバイスの一覧を作成通知する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、接続デバイスの一覧情報を作成する情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関し、特に、複数のプロトコルに対応するデバイス一覧に関する情報を情報処理装置側で作成するために用いて好適なものである。
近年、ネットワークの基盤が整備されるに従い、ネットワーク対応型のプリンタ、複写機、ファクシミリ、スキャナ、デジタルカメラ、及びこれらの複合機能を備えるデバイス(周辺装置)が急速に普及しつつある。これに伴い、このようなネットワーク対応型のデバイスのセットアップ、すなわち、情報処理装置にデバイス用のドライバをインストールする為のユーザ操作及び内部制御に関する様々な工夫が施されている。
ネットワーク対応型のデバイスの普及に伴い、ネットワーク上の各種サービスを提供するデバイスを、ネットワークを介して探索し、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置から制御する技術が開発されつつある。このような技術としては様々なものが存在し、各デバイスを開発するベンダーが独自で開発した様々なプロトコルがある。また、標準化されたプロトコルも存在する。例えば、IETFにより標準化されたZero Configuration Networking という仕様をベースにApple, Inc.社のオペレーティングシステムであるMac OS X(登録商標)で使用されているBonjour(登録商標)というプロトコルがある。
尚、Zero Configuration Networkingに関する情報は、http://www.zeroconf.org/で公開されているので、ここではその詳細説明を省略する。
ここで、オペレーティングシステム(OS)として、Apple社のMac OS Xにカラーインクジェッタプリンタなどのデバイスがネットワークを介して接続されている場合を考える。Mac OS Xは、CUPS(登録商標)と呼ばれるプリンティングシステムをベースとして構成されている。そのためコンピュータに接続されているプリンタの一覧情報を取得するため、プリンタドライバを構成するbackendと呼ばれる通信制御を行なう実行プログラムへ問い合せを行なう。このとき、backendはネットワークに接続されたプリンタの一覧情報を作成する場合、ネットワークに接続されたプリンタがサポートするプロトコルを用い情報取得を行ない、Mac OS Xへプリンタの一覧情報の通知を行なう。
Mac OS Xはbackendから返却された情報をもとに、ネットワークに接続されたプリンタの一覧表示をOSが作成したウィンドウ上に表示し、コンピュータのユーザがその一覧の中から自分が印刷したいプリンタを選択できるようにする。
尚、backendは同一タイプのプリンタだけではく、仕様の異なる複数のプリンタを管理または制御している。
従来例としては、例えば特許文献1に示すような技術が存在する。
特開2005−115926号公報
例えば、周辺装置の例として、ネットワークに接続されているプリンタが、ベンダー独自に開発したネットワークプロトコルと、Mac OS X 標準のネットワークプロトコルの両方を備えているものとする。また、ベンダーが独自に開発したネットワークプロトコルのみをサポートし、Mac OS X 標準のネットワークプロトコルをサポートしていない、前記プリンタとは異なる仕様のプリンタが存在し、同じネットワークに接続されているものとする。
Mac OS Xから問い合せがあったとき、backendはベンダー独自ネットワークプロトコルを使用してネットワーク上で問い合せを行い、ネットワークに接続された周辺装置の情報を取得する。次にMac OS X標準ネットワークプロトコルにより、ネットワークに接続された周辺装置の情報を取得する。
このとき、ベンダーが独自に開発したネットワークプロトコルのみをサポートするプリンタ(周辺装置)は、backendからベンダー独自ネットワークプロトコルにより問い合わせを行った場合のみ情報取得が可能である。しかしながら、Mac OS X標準ネットワークプロトコルでは情報取得ができない。一方、ベンダー独自ネットワークプロトコルとMac OS X標準ネットワークプロトコルの両方をサポートしたプリンタ(周辺装置)は、backendが両方のネットワークプロトコルを使用して、プリンタの情報取得が可能である。このとき、それぞれのネットワークプトロコルにもとづいたプリンタの情報により作成した一覧情報をMac OS Xへ通知する。Mac OS Xでは、通知されると、両方のネットワークプロトコルをサポートするプリンタ(周辺装置)の場合、それぞれのネットワークプロトコルに対応しプリンタ情報を個別に表示するため、2つプリンタが選択するウィンドウ上に表示される。これにより、ネットワークに2台のプリンタが接続されたというようなユーザの誤解を招くことがある。
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、複数のネットワークプロトコルに対応するデバイス(周辺装置)を1つのデバイス(周辺装置)としてユーザに認識させ易くすることを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の情報処理装置は、
ネットワークを介して接続されたデバイスから識別情報を複数のプロトコルで取得する取得手段と、
異なるプロトコルで検出されたデバイスで同一のデバイスがあるか判断する判断手段と、
前記判断手段により異なるプロトコルで検出されたデバイスで同一のデバイスがあると判断された場合、複数のプロトコルのうちのひとつのプロトコルの識別情報を選択してデバイスのリスト情報を作成し、作成されたデバイスのリスト情報を通知する通知手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、複数の異なるプロトコルに対応するデバイス(周辺装置)を1つのデバイス(周辺装置)としてユーザに認識させ易くすることができる。
本発明に係る情報処理装置及び周辺装置からなる情報処理システムの一実施形態におけるシステムの構成部分を表すブロック図 PCのハードウェア構成を表すブロック図 プリンタのハードウェア構成を表すブロック図 PCのソフトウェア構成を表す図 OSがプリンタ一覧を表示するダイアログの図 PCにネットワークを介して接続されるプリンタの一覧情報を作成するためのフローチャート プリンタドライバがOSへ返却するプリンタの一覧情報
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る情報処理装置及びデバイスからなるデバイス制御システムの一実施形態におけるシステム構成部分を表すブロック図である。同図において、1、2は情報処理装置であり、一般的なパーソナルコンピュータ(以降、PCと略す場合がある)である。PC1、PC2は図2で後述するようなハードウェアで構成され、OSとして米国Apple,Inc社のMac OS X(登録商標)がインストールされている。PC1、PC2はEthernet(登録商標)で構成されるネットワーク3に接続されている。4、5、6はプリンタであり、カラーインクジェットプリンタで構成され、本発明におけるデバイスの一例としている。プリンタ4はベンダー独自のネットワークプロトコルをサポートしており、モデル名がmodel1であるデバイスである。プリンタ5はベンダー独自のネットワークプロトコルとMac OS X標準プロトコルであるBonjour(登録商標)をサポートしており、モデル名がmodel2であるデバイスである。プリンタ6はプリンタ5と同様のmodel2のデバイスである。
なお、本発明におけるネットワークに接続デバイスとしては、プリンタ、複写機、ファクシミリ、スキャナ、デジタルカメラ、及びこれらの複合機能を備える装置等であってもよい。プリンタ4、5、6はPC1、PC2とネットワーク4を介して接続されており、互いに双方向通信が可能である。
図2はPCのハードウェア構成を表すブロック図の一例である。RAM1201はランダムアクセスメモリ部である。HDD1202は記憶部であるハードディスクドライブ部である。KBD1203は入力部の一例であるキーボード部である。CPU1204は制御部である。LCD1205は表示部の一例である表示用ディスプレイである。NB1207は通信制御部の一例であるネットワークボードである。PC1、PC2は以上のPC1の構成要素を互いに接続するバス1206から構成される。尚、記憶部は、可搬性CD−ROMまたは内部据付のROMなどであってもよい。図4に示す各モジュール(ソフトウェア)は、HDD1202に記憶され、必要に応じてRAM1201に読み出されてCPU1204により実行される。これにより、CPU1204が、図4に示す各モジュール(ソフトウェア)の機能を実現する。
図3はプリンタのハードウェア構成を表すブロック図の一例である。プリンタ4、プリンタ5、プリンタ6は同図に示すようなハードウェア構成を持つ。同図ではプリンタ4の例で説明する。同図において、13はマイクロプロセッサ等から構成されるCPUであり、プリンタ4の中央処理装置として、ROM7に記憶されているプログラムに従って、RAM8、通信部10、記録部11を制御する。ROM7にはドライバ18(図4で後述する)の制御に従ってプリンタ4が記録(印刷)する処理や、状態をPC1へ伝える処理を行うプログラムが記憶されている。RAM8は主にPC1から送られて、それをもとに記録部11によって印刷される印字データが一時的に記憶される。通信部10にはネットワーク3用の接続ポートが含まれており、Ethernetの通信を制御する。記録部11は、インクジェット方式の記録ヘッド、各カラーインク、キャリッジ、記録紙搬送機構等から構成される記録ユニットと、前記印字データをもとに前記記録ヘッドにて印字用パルスを発生させる為のASIC等から構成される電気回路とから構成される。印刷可能なアプリケーション上での印刷操作によって、アプリケーションで開かれているファイルの表示内容(画像データ)が、デバイス非依存のデータ形式のスプールファイルとしてPC1のHDD1202に一時的に格納される。そして、ドライバ18を介してプリンタ4制御用コマンドを含む印字データに変換された後、ネットワーク3を介してプリンタ4に送られる。プリンタ4にて受信された印字データは、記録部11によって印字用パルスに変換されて、記録紙上に印刷される。9は操作部であり、電源ボタン、リセットボタン等の各種ボタンから構成され、プリンタ4を操作することができる。12は表示部であり、タッチパネルの液晶ディスプレイで構成され、プリンタ4の状態の表示や、各種設定の表示や入力等を行うことができる。
図4はPCのソフトウェア構成を表す図である。同図において、23はEthernetを制御するEthernet制御スタックである。22はTCP/IP Networkを制御するTCP/IP Network制御スタックである。20はプリンタがベンダー独自プロトコルをサポートする場合にプロトコルを制御するベンダー独自プロトコルスタックである。21はMac OS X標準プロトコルを制御するMac OS X 標準プロトコルスタックである。17はプリンタドライバ全体を構成するブロックであり、ドライバ18とbackend19で構成される。18はドライバであり、OSによりスプールされたアプリケーションの描画データファイルをプリンタのコマンドへ変換する制御プログラムで構成される。19はbackendであり、ネットワークを介して接続されたデバイスとの通信制御を担当する制御プログラムである。backendはOSからの問い合せに応じてネットワークに接続されたデバイスの情報を返却する。backendは、また、ドライバ18で生成されたプリンタ制御コマンドをネットワークを介してプリンタへ送信する制御を行なう。また、プリンタのステータを受信し、ドライバ18へ返却する制御も行なう。
16はプリンティングシステムであり、OSの印刷制御プログラムであり、アプリケーションから送られた描画データのスプール処理や、プリンタドライバのロード/実行などの様々な印刷制御を行なうプログラムで構成される。
15はアプリケーションである。印刷を行なう描画データの作成/編集や、作成された描画データをOSのプリンティングシステム16へ渡す制御を行なう。
図5は、OSが印刷を行なうプリンタを選択、登録するために表示ダイアログを説明した図である。Mac OS Xでは、アプリケーションが描画データをOSのプリンティングシステムへ渡すために、このダイアログを用いて印刷するプリンタを選択しOSへ登録しておく必要がある。
26はPCに接続されたプリンタの一覧を表示するプリンタリスト表示部であり、プリンタ名を表示するプリンタ名表示欄25と、接続インターフェース表示欄27で構成される。図5では、本実施例の図1のシステムのようにネットワークを介してプリンタが3台接続されている場合の例であり、プリンタ1号機、プリンタ2−1号機、プリンタ2−2号機という名称のプリンタがプリンタ名表示欄25に表示されている。それぞれのプリンタはネットワーク3を介して接続されているため、接続インターフェース表示欄27には、ネットワークと表示されている。
PCを操作するユーザはマウスなどのポインティングデバイスを操作して、26にリスト表示されるプリンタの1台を選択することが可能である。選択されたプリンタはハイライト表示され、また、選択されたプリンタの情報が名前28と場所29の表示部に表示される。
28は選択されたプリンタの名前が表示される表示部であり、プリンタ名表示欄25に表示されるものと同じ文字列が表示される。
29は選択されたプリンタの場所の情報が取得可能な場合に表示される表示部である。例えば、プリンタが他のコンピュータにUSBなどで接続されて、OSの機能によりネットワークを介して共有可能な場合には、プリンタが接続されているコンピュータの名称が表示される。
30はプリンタドライバ選択メニューであり、選択されたプリンタのプリンタドライバが複数存在するとき、その一覧をメニュー項目として表示し選択可能にするものである。
31は追加ボタンであり、プリンタリスト26で選択されたプリンタをOSへ登録するためのボタンである。PCを操作するユーザはプリンタリスト26でプリンタを選択し、31の追加ボタンをマウスなどのポインティングデバイスで押すことにより、アプリケーションのデータを印刷するプリンタをOSへ登録する。
図6は、OSが図5のダイアログを表示したときに、26へプリンタの情報を一覧表示するために実行するプリンタドライバを構成するbackend19のフローチャートを表したものである。
ステップS1でbackend19が処理を開始する。ステップS2で、backend19がベンダー独自ネットワークプロトコルでネットワークに接続されたプリンタの識別情報取得を行なう。ベンダー独自のネットワークプロトコルとしては様々なものが存在する。例えば、backend19から送信されたプリンタサーチコマンドを受け取ったプリンタがその応答を返すことで行なわれる。サーチコマンドはブロードキャストでネットワーク上の全てのデバイスに送信され、サーチコマンドを受け取りかつこのコマンドを理解できるデバイスがコマンドを送信したPCに対してコマンドに対する予め決められた識別情報を返す。この識別情報にはプリンタのモデル名、名称やMACアドレスが含まれており、この識別情報をもとに、ベンダー独自プリンタプロトコルによるプリンタの一覧情報を作成する。
ステップS3で、backend19がMac OS X標準ネットワークプロトコルでプリンタの識別情報取得を行なう。Mac OS X標準のネットワーク上のデバイスを検出するプロトコルとしてIETFにより標準化されたZero Configuration Networking という仕様をベースにしたBonjour(登録商標)というプロトコルがある。Mac OS Xにはこの仕様に準拠したデバイスの情報取得を行なうOSのサービス関数が用意されており、このサービス関数をコールすることで、ネットワークに接続されたプロトコル対応機器の識別情報を取得する。このとき、Mac OS X標準ネットワークプロトコルで検出されたデバイスのMACアドレスも同時に取得しておく。そして、Mac OS X標準ネットワークプロトコルで取得されたプリンタ情報の一覧を作成する。
backend19は同一タイプのプリンタだけではく、仕様の異なる複数のプリンタを管理または制御している為、このように、2つのプロトコルを用いてネットワークに接続されたプリンタの検出を行なう。これにより、ベンダー独自のプロトコルのみをサポートするプリンタ4と、Mac OS X標準ネットワークプロトコルもサポートするプリンタ5,6の2種類が接続されている場合、両方のタイプのプリンタをひとつのプリンタドライバで検出することが可能となる。
ステップS4では、backend19が、あるネットワークプロトコルで検出されたデバイスに関して、他のネットワークプロトコルでも検出されていないかを判断する。本実施例では、ステップS4でbackend19がベンダー独自ネットワークプロトコルにより検出されたデバイスの中から処理対象とするプリンタを選択する。そして対象プリンタのMACアドレスを取得する。次にbackend19がMac OS X標準ネットワークプロトコルで検出されたプリンタの一覧情報のMACアドレスを調べ、同じMACアドレスを持つプリンタが存在するかどうかを調べる。もし存在する場合は、ステップS5に進む。存在しない場合はステップS6に進む。
ステップS5では、backend19が、MACアドレスが同じプリンタは同一のデバイスと考え、ベンダー独自ネットワークプロトコルで取得されたプリンタから対象プリンタの情報を削除する。このことにより、ベンダー独自ネットワークプロトコルで検出されたプリンタ情報と、Mac OS X標準ネットワークプリンタプロトコルで検出されたプリンタ情報において、同じプリンタの情報が重複することを避けることができる。
ステップS6で、本実施例では、backend19がベンダー独自ネットワークプロトコルで取得されたプリンタ情報一覧の対象プリンタがまだ存在するかどうかを調べる。存在する場合は、ステップS4から繰り返す。存在しない場合は、ステップS7に進む。
ステップS7では、backend19がベンダー独自のプロトコル(第1のプロトコル)で情報取得されたプリンタのうち、Mac OS X標準のプロトコル(第2のプロトコル)で情報取得されたプリンタと重複していないプリンタの一覧と、Mac OS X標準のプロトコル(第2のプロトコル)で情報取得されたプリンタ一覧の情報を結合して、OSへ返却するプリンタ情報一覧(リスト情報)を作成する。そして作成されたプリンタ情報一覧(リスト情報)をOSに通知する。
ステップS8でbackend19がOSへ制御を戻す。
図7はステップS7で作成するOSへ返却するプリンタの一覧情報(リスト情報)の例である。Backend19がOSへ返却する一覧情報はMac OS Xの印刷システムのベースとなっているCUPS(登録商標)で仕様が決められており、以下のフォーマットである。
class device−uri “model” “description”
classはデバイスのインターフェースに関連する情報であり、本実施例ではネットワークで接続されているため、network である。device−uri はデバイスを選択するための情報であり、backend19がドライバ18から受けたデータをデバイスへ送信するときに接続先のデバイスを特定するために必要な情報である。modelはプリンタの機種を識別するための情報である。descriptionは、PCを操作するユーザが判読可能な文字列である。
本実施形態においては、ベンダー独自のプロトコルにより取得可能なプリンタ4の情報と、Mac OS X標準ネットワークにより取得可能なプリンタ5、6の情報をもとに作成された3つのプリンタ一覧情報がbackend からMac OS Xに渡される。なお、本実施例では、MACアドレスが重複するプリンタが存在する場合、個々のプリンタの情報をMac OS X標準ネットワークプロトコルの情報を用いて作成したが、複数のプロトコルの情報を統合して個々のプリンタ情報を作成してもよい。
Mac OS Xでは図7の情報のdescription の情報をもとに図5のダイアログにおいて、プリンタ名一覧の欄に情報表示を行なう。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施の形態では、プリンタの例としてカラーインクジェットプリンタを使用したが、この例に限られることなく、例えば、モノクロLBP等の任意のプリンタを使用することができる。
本発明の実施の形態では情報処理装置としてパーソナルコンピュータを想定したが、この例に限られることない。例えばDVDプレーヤー、ゲーム、セットトップボックス、インターネット家電等、同様な使用方法が可能な任意の情報処理装置(端末)に対して実現することができ、有効である。
本発明の実施の形態では、周辺装置としてプリンタを例示しているが、周辺装置として他に、複写機、ファクシミリ、スキャナ、デジタルカメラ、及びこれらの複合機能を備える装置等のいずれかが、本発明の適用対象となり得る。
本発明の実施の形態では、OSに例としてMac OS Xを使用したが、このOSに限られることなく、任意のOSを使用することができる。
本発明の実施の形態では、ネットワーク4の構成例としてEthernetを用いたが、この例に限られることなく、他の任意のネットワーク構成であってもよい。
本発明の実施の形態では、PCとプリンタとの間のインターフェースとして、Ethernetを用いたが、このインターフェースに限られることない。例えば、無線LAN、IEEE1394、Bluetooth、USB等の任意のインターフェースを用いるようにしてもよい。
本発明の実施の形態では、OS標準のプロトコルの例としてBonjourを挙げたが、この例に限られることはない。例えば、他のWSD等の業界標準プロトコルや、ベンダー独自のプロトコルを複数備えるデバイス(周辺装置)を制御するようなケースにも応用することが可能である。
本発明の実施の形態によれば、異なるプロトコルを使って複数の識別情報を送信したデバイス(周辺装置)が同一であるか判断し、同一でないデバイス情報の一覧情報を作成し上位プログラムへ通知するようにした。したがって、複数の異なるプロトコルに対応するデバイスを1つのデバイスとしてユーザに認識させ易くすることができる。

Claims (12)

  1. ネットワークを介して接続されたデバイスから識別情報を複数のプロトコルで取得する取得手段と、
    異なるプロトコルで検出されたデバイスで同一のデバイスがあるか判断する判断手段と、
    前記判断手段により異なるプロトコルで検出されたデバイスで同一のデバイスがあると判断された場合、複数のプロトコルのうちのひとつのプロトコルの識別情報を選択してデバイスのリスト情報を作成し、作成されたデバイスのリスト情報を通知する通知手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判断手段は、MACアドレスを用い判断することを特徴とする請求項1の情報処理装置。
  3. 前記通知手段は、前記判断手段により同一のデバイスがないと判断された場合、前記取得手段により取得された識別情報に基づきデバイスのリスト情報を作成し、作成されたデバイスのリスト情報を通知することを特徴とする請求項1の情報処理装置。
  4. ネットワークを介して接続されたデバイスから識別情報を複数のプロトコルで取得する取得手段と、
    第1のプロトコルで識別情報が取得されたデバイスのうち第2のプロトコルで識別情報が取得されたデバイスと重複していないデバイスの識別情報と、第2のプロトコルで識別情報が取得されたデバイスの識別情報とを結合してデバイスのリスト情報を作成し、作成されたデバイスのリスト情報を通知する通知手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  5. ネットワークを介して接続されたデバイスから識別情報を複数のプロトコルで取得する取得ステップと、
    異なるプロトコルで検出されたデバイスで同一のデバイスがあるか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより異なるプロトコルで検出されたデバイスで同一のデバイスがあると判断された場合、複数のプロトコルのうちのひとつのプロトコルの識別情報を選択してデバイスのリスト情報を作成し、作成されたデバイスのリスト情報を通知する通知ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  6. 前記判断ステップは、MACアドレスを用い判断することを特徴とする請求項5の情報処理方法。
  7. 前記通知ステップは、前記判断ステップにより同一のデバイスがないと判断された場合、前記取得ステップにより取得された識別情報に基づきデバイスのリスト情報を作成し、作成されたデバイスのリスト情報を通知することを特徴とする請求項6の情報処理方法。
  8. ネットワークを介して接続されたデバイスから識別情報を複数のプロトコルで取得する取得ステップと、
    第1のプロトコルで識別情報が取得されたデバイスのうち第2のプロトコルで識別情報が取得されたデバイスと重複していないデバイスの識別情報と、第2のプロトコルで識別情報が取得されたデバイスの識別情報とを結合してデバイスのリスト情報を作成し、作成されたデバイスのリスト情報を通知する通知ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  9. ネットワークを介して接続されたデバイスから識別情報を複数のプロトコルで取得する取得ステップと、
    異なるプロトコルで検出されたデバイスで同一のデバイスがあるか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより異なるプロトコルで検出されたデバイスで同一のデバイスがあると判断された場合、複数のプロトコルのうちのひとつのプロトコルの識別情報を選択してデバイスのリスト情報を作成し、作成されたデバイスのリスト情報を通知する通知ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記判断ステップは、MACアドレスを用い判断することを特徴とする請求項9のプログラム。
  11. 前記通知ステップは、前記判断ステップにより同一のデバイスがないと判断された場合、前記取得ステップにより取得された識別情報に基づきデバイスのリスト情報を作成し、作成されたデバイスのリスト情報を通知することを特徴とする請求項9のプログラム。
  12. ネットワークを介して接続されたデバイスから識別情報を複数のプロトコルで取得する取得ステップと、
    第1のプロトコルで識別情報が取得されたデバイスのうち第2のプロトコルで識別情報が取得されたデバイスと重複していないデバイスの識別情報と、第2のプロトコルで識別情報が取得されたデバイスの識別情報とを結合してデバイスのリスト情報を作成し、作成されたデバイスのリスト情報を通知する通知ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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