JP2011011821A - 紙容器 - Google Patents

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健 松▲崎▼
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Abstract

【課題】 内容物の減少に伴い高さ方向に減縮可能な紙容器を提供すること。
【解決手段】 紙容器10は、台紙を角筒状に折り曲げて形成される側面部20と、この側面部の長手方向の一側を折り畳んで溶着・形成される底面部30と、他側に設けられて内容物が内部に充填されると共に、溶着されて内部が密封される切妻屋根形状の容器トップ部40とを備えてなる。そして本発明の紙容器10は、紙容器10の高さ方向を形成する側面部20に、折り目案内線100を設け、折り目案内線100を山折り(破線)および/または谷折り(点線)することにより、高さ方向に減縮可能となることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、紙容器に関する。
かつて流動性のある食品の容器は主として瓶および缶に限られていた。内容物を利用する際には、瓶の場合は孔部を塞いでいる栓(コルク、王冠等)を栓抜き等で開放することにより、また缶の場合においては缶の上部に穴を穿つことにより内容物を開放していた。その後プルトップによる注ぎ口が登場し特別な器具を使用せずに開放できるようになった。開封後に内容物を使い切らない場合、食品の衛生面からの配慮により冷蔵庫等の冷暗所に保存することが求められることが多い。その結果、残量がごくわずかになっても、容器本体の大きさに変化がないために、ほとんど空の状態の容器を引き続き冷蔵庫等に保存し続けなければならない状況が発生する。一方、絞り延伸容器の登場により特にケチャップやマヨネーズといったゲル状食品の容器はその残量に応じて容器本体も減容することが可能となった。しかしながら、絞り延伸容器は一般的に自立性がなく横たわった状態で保存することが多く、使用量に応じて容器本体が減容されてもその上に別のものを乗せると安定性に欠き保存庫の収納性向上は期待できない。また、自立性のある構造のものは自立性を保つために一般的に容器底部付近が比較的硬く減容に際しても底部付近の構造は変化しにくく、従って容器本体が減容されても容器を自立させている限りにおいて保存庫の占有面積に変化はなかった。その後、柔軟性と自立性の両方を兼ね備えた紙容器やペットボトルの登場に伴い、容器本体の減容に関する多くの提案が紹介されている(特許文献1〜29)。しかしながら、このうちほとんどが、内容物の使用後の廃棄に際しての減容を前提としている(特許文献1〜8、10〜15、17、18、20〜27)。これらの中には内容物の減少に伴い徐々に容器本体を減容させることが可能な構造を有するものも含まれる(特許文献1、3〜5、8、19、24)。しかしながら、特許文献1、3および8の蛇腹構造は紙容器においては実現が困難である。また、特許文献4および5は内容物の抽出に伴い容器側面が容器中央部へ窪む構造を有すため容器底面ならびに高さの減少への寄与は不十分であり、したがって保存庫の収納性向上への寄与は少ない。さらに、特許文献24は内容物の減少に伴い容器底面の減少は期待できるが容器の高さは変わらない。一方、内容物の減少に伴う減容を前提としているものは絞出し構造を有する(特許文献9、16、19、28、29)。特許文献9は概ね回転体の熱可塑性樹脂容器を軸に対称な折目に従って容器下部を内側に折り込む方法による絞出し容器であるが、紙容器では実現が困難である。同様に、特許文献16はシリンダ/ピストン式容器であり、紙容器においては実現不可能である。特許文献19、28および29は内容物の抽出に伴い容器側面が容器中央部へ窪む構造を有すため容器底面ならびに高さの減少への寄与は不十分であり、したがって保存庫の収納性向上への寄与は少ない。
登録実用新案第3011011号公報 特開平10−157721号公報 特開平10−194289号公報 特開平11−236025号公報 特開2002−282335号公報 特開2006−248614号公報 特開平6−247448号公報 特開平6−301189号公報 特開平7−2261号公報 特開平7−52934号公報 特開平8−72931号公報 特開平8−244748号公報 特開平9−295380号公報 特開平10−45164号公報 特開平10−230923号公報 特開平11−91784号公報 特開平11−180431号公報 特開平11−240531号公報 特開2002−37271号公報 特開2003−160118号公報 特開2004−18110号公報 特開2005−67691号公報 特開2005−170462号公報 特開2005−231656号公報 特開2006−123936号公報 特開2006−206057号公報 特開2007−119039号公報 特開2008−56326号公報 特開2008−120402号公報
本発明の目的は、内容物の減少に伴い高さ方向に減縮可能な紙容器を提供することにある。
本発明は、以下のとおりである。
紙容器の高さ方向を形成する側面部に、折り目案内線を設け、前記折り目案内線を山折りおよび/または谷折りすることにより、高さ方向に減縮可能となることを特徴とする紙容器。
本発明の好適な形態では、紙容器の高さ方向を形成する側面部に、折り目案内線を設け、前記折り目案内線を山折りおよび/または谷折りするとともに、山折りおよび/または谷折りした際に側面部から突出した部分を紙容器本体方向に折り曲げ、その状態を維持することにより、高さ方向に減縮可能となり尚且つ減縮された状態において、紙容器内容物を注ぎ出す経路が確保されていることを特徴とする紙容器を提供する。
本発明によれば、内容物の減少に伴い高さ方向に減縮可能な紙容器が提供される。
本発明の紙容器の一実施形態の斜視図である。 図1に示す紙容器を展開した図である。 紙容器内部の内容物の減少に伴い、折り目案内線を山折りおよび/または谷折りすることにより、高さ方向に減縮していく過程を説明するための斜視図である。 紙容器内部の内容物の減少に伴い、折り目案内線を山折りおよび/または谷折りすることにより、高さ方向に減縮していく別の形態の過程を説明するための斜視図である。
以下、本発明を図面を参照しながらさらに説明する。
図1は本発明の紙容器の一実施形態の斜視図である。
図1に示す紙容器10は、台紙を角筒状に折り曲げて形成される側面部20と、この側面部の長手方向の一側を折り畳んで溶着・形成される底面部30と、他側に設けられて内容物が内部に充填されると共に、溶着されて内部が密封される切妻屋根形状の容器トップ部40とを備えてなる。
そして本発明の紙容器10は、紙容器10の高さ方向を形成する側面部20に、折り目案内線100を設け、折り目案内線100を山折り(破線)および/または谷折り(点線)することにより、高さ方向に減縮可能となることを特徴とする。
図2は、図1に示す紙容器を展開した図である。
紙容器10を展開すると、図2に示すように概ね長方形になり、折り目案内線100が側面部20を形成する箇所に交差して、あるいは水平方向に設けられている。
折り目案内線100は、紙容器の製造工程において、微小な溝を線状または点状に設けたり、プレス機等を用いて強制的に折り曲げること等により形成することができる。
図3は、紙容器内部の内容物の減少に伴い、折り目案内線を山折りおよび/または谷折りすることにより、高さ方向に減縮していく過程を説明するための斜視図である。
まず、図3(a)において、例えば紙容器内部の内容物が5割程減少した場合、折り目案内線100に沿って対向する側面部200Aおよび200Bの谷折を開始する。なおここでいう谷折りとは、折られた部分が紙容器10の内側方向に向かうことを意味する。これに伴い、他方の側面部200Cおよび200Dは、山折りが開始される。なおここでいう山折りとは、折られた部分が紙容器10の外側方向に向かうことを意味する。
続いて図3(b)において、山折りおよび谷折りを完成させると、紙容器10の外側方向に向かって突出部Mが形成されるとともに、紙容器10の高さ方向が減縮する。
この突出部Mが例えば冷蔵庫内の収納スペース等に悪影響を及ぼす場合は、図3(c)に示すように突出部Mを上方に向かって折り、突出部Mの先端部を紙容器10方向に小さく折り曲げる(図3(d))とともに、その突出部Mの先端部を紙容器10の容器トップ部40における凹み401に差込めば、上記問題点は解決する(図3(e))。なお凹み401は、側面部20の対向する2つの面の上部をそれぞれ内側に折り込んで形成されている。
図4は、紙容器内部の内容物の減少に伴い、折り目案内線を山折りおよび/または谷折りすることにより、高さ方向に減縮していく別の形態の過程を説明するための斜視図である。
まず、図4(a)において、例えば紙容器内部の内容物が5割程減少した場合、折り目案内線100に沿って対向する側面部200Aおよび200Bの谷折を開始する。なおここでいう谷折りとは、折られた部分が紙容器10の内側方向に向かうことを意味する。これに伴い、他方の側面部200Cおよび200Dは、山折りが開始される。なおここでいう山折りとは、折られた部分が紙容器10の外側方向に向かうことを意味する。
続いて図4(b)において、山折りおよび谷折りを完成させると、紙容器10の外側方向に向かって突出部Mが形成されるとともに、紙容器10の高さ方向が減縮する。
この突出部Mが例えば冷蔵庫内の収納スペース等に悪影響を及ぼす場合は、図4(c)に示すように突出部Mを下方に向かって折り曲げ、突出部M全体を紙容器10の側面部20に密着させる(図4(d))とともに、その状態を維持させるために別途用意したリング50を側面部20に密着している突出部Mを押さえつけるように容器10の側面部20にはめ込めば、上記問題点は解決する(図4(e))。この形態では、本発明は紙容器10とリング50との組立体を提供することになる。
なお、この形態による場合、別途リングが必要となるが、これにより以下に示すような様々な利点がある。まず、図3に示した形態、即ち突出部Mを凹み401に差込むことにより容器10が減縮された状態を維持させる場合、突起部Mの位置は凹み401の直下に限定される。このために、紙容器10を図3(e)の状態で容器内部の液体を注ぎ出す場合、谷折りされた側面部200Aおよび200Bが容器10の内部に堰を形成するため、通常よりも容器を大きく傾斜させなければならず、最後まで注ぎ出す場合においては容器の上下を概ね完全に逆転させなければならない。一方、リングを用いた場合、突出部Mは図4に示した側面部200Cおよび200D方向に限定されず、側面部200Aおよび200B方向に形成することができる。該形態では、側面部200Cおよび200Dを谷折りすることで側面部200Aおよび200B方向に突出部Mを形成させることが可能となる。この場合、液体を注ぎ出す際に谷折りされた側面部200Cおよび200Dにより流出経路は狭められるが、側面部200Aおよび200Bを谷折りしたときに見られる、注ぎ口からの液体の注ぎを直接的に妨げるような堰は形成されないため、スムーズに注ぐことが出来る。しかし該形態では液体の流出経路が注ぎ口の手前で若干狭められているために、内容物を注ぐ際に誤って容器を傾け過ぎて内容物が一気に注ぎ口に流れ込んでも、その勢いをある程度抑制する効果が期待できる。さらに、リングを用いた場合、突出部Mを凹み401に差込む必要がないため、切妻屋根形状の容器トップ部40の片側半分の溶着を剥がし該片側の凹み401を引き出し、注ぎ口を形成するタイプの紙容器においても応用することが可能となる。
実用に鑑み、図3および図4のいずれの形態においても、紙容器の減縮により狭められる流出経路の幅は2mm以上確保することが好ましい。すなわち、例えば図3および図4の形態において、側面部200Aおよび200Bを谷折りしたときに、容器の幅方向全体にわたり形成される液体の流出経路の幅が2mm以上であるのが好ましい。流出経路の幅を広くするほどスムーズに内容物を注ぐことが可能となるが、一方で紙容器の減縮幅は小さくなる。両者に鑑み、流出経路の幅は7〜27mmであることが望ましく、もっとも望ましくは12〜22mm確保すべきである。
リングは予め紙容器の周囲に嵌め込んでおいても良いし、紙容器本体とは別に添付することでも良い。更に、紙容器入り飲料をフィルム包装したうえで販売している場合においては、該フィルム包装の一部にリングとしての構成を持たせることが可能となる。例えば、該フィルム包装の紙容器側面に接している部分の上下二箇所に水平面に沿った切れ目を入れておき、フィルム包装を剥離する際に、切れ目の上下のみを剥ぎ取ることによりリングの部分が紙容器の周囲に残される。
なお上記実施の形態では、紙容器10の側面部20を折り目案内線100に沿って山折りおよび谷折りすることにより、紙容器10を高さ方向に二段階減縮させることが可能な容器において一段階減縮させるプロセスを示したが、同様のプロセスにより二段階目の減縮が可能であることは言うまでもない他、同様の折り目案内線を追加することにより三段階以上に紙容器10を減縮させることが可能となり、内容物の減少の程度に応じて、よりきめ細やかな紙容器10の段階的減縮が可能となる。
さらに上記実施の形態では、紙容器10の側面部20を折り目案内線100に沿って山折りおよび谷折りする例を示したが、本発明はこれに限定されず、すべて山折りまたは谷折りによって紙容器10を高さ方向に減縮させてもよい。
また上記実施の形態では、切妻屋根形状を有する飲料用紙容器を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されず、切妻屋根形状を有さない概ね直方体の形状を有する紙容器はもちろんのこと、概ね三角錐の形状を有するいわゆるテトラパックやその他の形状の紙容器のいずれにも適用可能である。
10 紙容器、20 側面部、30 底面部、40 容器トップ部、50 リング、100 折り目案内線、200A,B,C,D 側面部、401 容器トップ部の凹み、M 突出部。

Claims (1)

  1. 紙容器の高さ方向を形成する側面部に、折り目案内線を設け、前記折り目案内線を山折りおよび/または谷折りすることにより、高さ方向に減縮可能となることを特徴とする紙容器。
JP2010019841A 2009-06-02 2010-01-31 紙容器 Pending JP2011011821A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014196074A1 (ja) * 2013-06-07 2014-12-11 株式会社テクノクラーツ 容器本体及び注出容器
JP2015110440A (ja) * 2013-08-06 2015-06-18 月桂冠株式会社 液体収納容器
KR20200000331U (ko) * 2019-10-10 2020-02-10 박지현 일체형 접이 구조를 갖는 접어진 용기

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