JP2011011764A - 粒体容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】粒体を取り出すための開口部を開放することなく包装紙片を取り出すことができる粒体容器を提供すること。
【解決手段】多数個の粒体が収納される容器本体2と、多数枚の包装紙片Pが収納されると共に、容器本体2の口部12内に配設され、口部12の開口を粒体が通過する粒体通過口24と包装紙片Pが通過する包装紙片通過口23とに区画するカップ体3と、容器軸O回りに回転自在に設けられ、粒体通過口24及び包装紙片通過口23を覆うと共に、取出口34が形成された蓋体4と、を備え、蓋体4を容器軸O回りに回転させることで、粒体通過口24及び包装紙片通過口23のうち一方を取出口34と連通させ、かつ他方を遮断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、粒体容器に関するものである。
近年、例えばチューイングガムのような粒体と噛み終わったチューイングガムを包んで廃棄するための包装紙片とが粒体容器に収納された状態で販売されている。
このような粒体容器において、粒体と包装紙片とが容器内で混在することを防止するため、容器の蓋体に包装紙片を収納した粒体容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この粒体容器は、容器本体と、容器本体にヒンジ接続された蓋体と、を備えており、蓋体の天板部の裏面に設けられたスリーブの内部に包装紙片を収納している。
特開2009−107670号公報
しかしながら、上記従来の粒体容器においても、以下の課題が残されている。すなわち、従来の粒体容器では、容器本体の開口部を開放した状態で蓋体に収納された包装紙片を取り出すため、包装紙片の取り出し時に容器の姿勢が不安定になり、容器本体内の粒体が容器から外部に飛び出すおそれがある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、粒体を取り出すための開口部を開放することなく包装紙片を取り出すことができる粒体容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記のような課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明の粒体容器は、多数個の粒体が収納される容器本体と、多数枚の包装紙片が収納されると共に、前記容器本体の口部内に配設され、前記口部の開口を前記粒体が通過する粒体通過口と前記包装紙片が通過する包装紙片通過口とに区画するカップ体と、容器軸回りに回転自在に設けられ、前記粒体通過口及び前記包装紙片通過口を覆うと共に、取出口が形成された蓋体と、を備え、前記蓋体を前記容器軸回りに回転させることで、前記粒体通過口及び前記包装紙片通過口のうち一方を前記取出口と連通させ、かつ他方を遮断することを特徴とする。
この発明では、蓋体を容器軸回りに回転させることによって粒体通過口または包装紙片通過口を選択的に取出口と連通させるため、包装紙片を取り出す際に粒体通過口を取出口に対して遮断できる。これにより、包装紙片の取り出し時に粒体容器の姿勢が不安定になることに起因して容器本体内の粒体が外部に飛び出すことを防止できる。
さらに、包装紙片を取り出す際に粒体通過口を取出口に対して遮断できるため、包装紙片の取り出し時に粒体通過口を通して容器本体内に不純物などが混入することを防止できる。
また、本発明の粒体容器において、前記カップ体は、前記容器本体の前記口部にその全周にわたって嵌合されていることが好ましい。
この発明では、カップ体を口部の全周にわたって嵌合することで、カップ体の配設が安定する。
また、本発明の粒体容器において、前記口部には、前記カップ体の前記容器軸回りの回転を規制する第1規制部が形成され、前記カップ体には、前記第1規制部と係合する第2規制部が形成されていることが好ましい。
この発明では、第1及び第2規制部が係合することで、カップ体が蓋体と共に容器本体に対して容器軸回りに供回りすることを防止できる。このため、蓋体を容器軸回りに回転させることによって一方の通過口と取出口とを連通させかつ他方の通過口を遮断する操作を確実に行える。
この発明にかかる粒体容器によれば、蓋体を容器軸回りに回転させることによって包装紙片を取り出す際に粒体通過口を取出口に対して遮断できるため、包装紙片の取り出し時に容器本体内の粒体が外部に飛び出すことを防止できる。また、包装紙片の取り出し時に粒体通過口が遮断されているため、粒体通過口を通して容器本体内に不純物などが混入することを防止できる。
本発明の第1の実施形態における粒体容器を示す分解斜視図である。 図1の粒体容器を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態における粒体容器を示す断面図である。 図3の粒体容器の使用状態を説明する平面図である。 同じく、図3の粒体容器の使用状態を説明する平面図である。
以下、本発明による粒体容器の第1の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能とするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態における粒体容器1は、図1及び図2に示すように、容器本体2と、カップ体3と、蓋体4と、を備えている。
図示の例では、容器本体2、カップ体3及び蓋体4は、共通軸線上に配置されている。以下、この共通軸を容器軸Oと称し、容器軸Oに沿って蓋体4側を上側、容器本体2側を下側とし、容器軸Oに直交する方向を径方向とし、さらに容器軸Oを中心に周回する方向を周方向とする。
容器本体2は、図1に示すように、有底円筒状をなしており、円筒状をなす胴部11と、胴部11の上端部に形成された口部12と、胴部11の下端に嵌合された底部材13と、を備えており、内部に例えば粒状のチューイングガムなどの粒体(図示略)が多数個収納される。
口部12は、円筒状をなしており、胴部11よりも径方向内側に設けられている。口部12は、外周面から径方向外側に向けて突出する装着凸部12Aと、内周面から径方向内側に向けて突出する環状凸部12B及び規制凸部(第1規制部)12Cと、を有する。
装着凸部12Aは、口部12の外周面における上下方向の中間部分に全周にわたって形成されており、蓋体4の後述する装着溝部(図示略)に嵌め込まれている。
環状凸部12Bは、口部12の内周面における上下方向の中間部分に全周にわたって形成されており、その上面にカップ体3の後述する枠体部22が載置される。
規制凸部12Cは、口部12の内周面の上端部において、平面視で容器軸Oを挟んで径方向で反対側に位置する2点と、この2点間の周方向の中間部分と、の3箇所に形成されている。
底部材13は、外筒部15と、内筒部16と、底板部17と、を備えている。
外筒部15は、容器軸Oを中心とする円筒状をなしており、内径が胴部11の外径と同等になっている。
内筒部16は、外筒部15と同心状の円筒状をなしており、下端が外筒部15の下端に連結されている。そして、内筒部16の外径は、胴部11の内径と同等になっている。また、内筒部16と外筒部15との間の間隔は、胴部11の下端部における厚さと同等になっている。なお、内筒部16は、外筒部15よりも上側に向けて突出している。
底板部17は、円板状をなしており、外周縁が内筒部16の上下方向の中間部分における内周面に接続されている。
底部材13は、外筒部15の内周面と内筒部16の外周面との間に胴部11の下端部を押し込むことで胴部11に装着されている。
カップ体3は、収納部21と、枠体部22と、を備えており、口部12の内部に全周にわたって嵌め込まれている。
収納部21は、有底半円筒状をなしており、内部に多数枚の包装紙片Pが収納される。収納部21の容器軸Oに沿う深さは、収納部21に収納される包装紙片Pの長手方向の長さよりも深くなっている。
枠体部22は、円環状をなす環状枠部22Aと、帯状の直線枠部22Bと、を有する。環状枠部22Aの外径は、口部12の内径と同等になっている。直線枠部22Bは、径方向に沿って延在し、その両端部が環状枠部22Aに接続されている。そして、直線枠部22Bと環状枠部22Aにおける一方の半円弧状部分とによって囲まれる半円状部分の下面に、収納部21の上端が接続されている。
また、この半円形をなす開口は、収納部21の内部に連通しており、収納部21内に収納される包装紙片Pが通過する包装紙片通過口23を構成する。そして、直線枠部22Bと環状枠部22Aの他方の半円弧状部分とによって囲まれる半円形をなす開口は、容器本体2の内部に連通しており、容器本体2内に収納された粒体が通過する粒体通過口24を構成する。したがって、枠体部22は、口部12の開口を包装紙片通過口23と粒体通過口24とに区画する。
さらに、環状枠部22Aの外周縁部において直線枠部22Bの両端が接続される部分と上記一方の半円弧状部分における周方向の中間部分とには、径方向内側に向けて窪む切欠部(第2規制部)22Cが形成されている。切欠部22Cは、カップ体3を口部12に配設する際に、規制凸部12Cと係合することによって口部12に対する枠体部22の周方向の位置決めを行うと共に、カップ体3が口部12に対して容器軸O回りに回転することを防止する。
蓋体4は、有頂円筒状をなしており、天板部31と、周壁部32と、蓋片33と、を備えている。
天板部31は、平面視で円板状をなしている。そして、天板部31において蓋片33が配置される一方の半円状部分は、他方の半円状部分に段差を介して連結され、上記他方の半円状部分よりも容器軸O下側に配設された段差面31Aとなっている。段差面31Aには、平面視で半円状をなして上下方向に貫通する取出口34が形成されている。
周壁部32は、円筒状をなしており、天板部31の径方向外縁から下側に向けて延在している。また、周壁部32において天板部31の段差面31Aと対応する半円弧状部分における周方向の中間部分には、径方向内側に向けて窪み、蓋片33の開閉を容易にする操作凹部32Aが形成されている。さらに、周壁部32の内周面には、蓋体4を口部12に装着した際に口部12の装着凸部12Aと係合する装着溝部(図示略)が全周にわたって形成されている。
蓋片33は、半円板状をなしており、天板部31の段差面31A上に配置されている。そして、蓋片33の外周縁において半円の弦をなす部分は、ヒンジ部35を介して天板部31における上記他方の半円状部分の外周縁のうち半円の弦をなす部分に接続されている。蓋片33は、ヒンジ部35回りに天板部31に対して上側に起立するように回転することで、天板部31の段差面31Aに形成された取出口34を開放する。また、蓋片33の外周縁のうち半円の円弧をなす部分における周方向の中間部分には、径方向外側に向けて操作凸部33Aが突設されている。
蓋体4は、口部12に対して容器軸O回りに周方向で回転自在に装着される。
次に、以上のような構成の粒体容器1の使用方法を説明する。まず、粒体容器1内から粒体を取り出す方法について説明する。本実施形態における粒体容器1では、図2に示すように、蓋体4を容器本体2に対して容器軸O回りに回転させ、蓋体4の取出口34と粒体通過口24とを平面視で重ね合わせる。これにより、取出口34と粒体通過口24とが連通する。ここで、規制凸部12C及び切欠部22Cが係合しているので、カップ体3が蓋体4と共に容器軸O回りに供回りすることがない。この状態で、蓋片33をヒンジ部35回りに回転させて上側に起立させ、取出口34を開放する。このとき、取出口34と粒体通過口24とが連通しているため、粒体容器1の外部と容器本体2の内部とが連通する。
そして、粒体容器1を傾けたり、粒体容器1内に指を入れたりすることによって、粒体通過口24及び取出口34を介して容器本体2内に収納されている粒体を取り出す。このとき、包装紙片通過口23が蓋体4によって遮断されているため、カップ体3内に収納されている包装紙片Pは、取り出されない。
その後、蓋片33をヒンジ部35回りに回転させて取出口34を遮蔽する。以上のようにして、粒体容器1内から粒体を取り出す。
続いて、粒体容器1内から包装紙片Pを取り出す方法について説明する。ここでは、上述と同様に、蓋体4を容器本体2に対して容器軸O回りに周方向に回転させ、蓋体4の取出口34と包装紙片通過口23とを平面視で重ね合わせる。そして、蓋片33をヒンジ部35回りに回転させて取出口34を開放することによって、粒体容器1の外部と収納部21の内部とを連通させる。
そして、上述と同様に、粒体容器1を傾けたり、収納部21内に指を入れたりすることによって、包装紙片通過口23及び取出口34を介して収納部21内に収納されている包装紙片Pを取り出す。
このとき、粒体通過口24は、蓋体4によって遮蔽されており、粒体容器1の外部に向けて開放されていない。このため、包装紙片Pを取り出す際に容器本体2内に収納されている粒体が粒体容器1の外部に飛び出ない。また、包装紙片Pを取り出す際に容器本体2内に不純物が混入しない。
その後、蓋片33をヒンジ部35回りに回転させて取出口34を遮蔽する。以上のようにして、粒体容器1内から包装紙片Pを取り出す。
このような構成の粒体容器1によれば、蓋体4を容器軸O回りに回転させることによって包装紙片Pを取り出す際に粒体通過口24を取出口34に対して遮断できるため、包装紙片Pの取り出し時に容器本体2内の粒体が外部に飛び出すことを防止できる。また、包装紙片Pの取り出し時に粒体通過口24が遮断されているため、粒体通過口24を通して容器本体2内に不純物などが混入することを防止できる。
また、カップ体3が口部12の全周にわたって嵌め込まれているため、カップ体3を安定して配設できる。さらに、規制凸部12C及び切欠部22Cが係合してカップ体3が蓋体4と共に容器軸O回りに供回りすることを防止することで、蓋体4の容器軸O回りの回転による包装紙片通過口23または粒体通過口24と取出口34とを連通させる操作が確実に行える。
次に、本発明による粒体容器の第2の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、ここで説明する実施形態は、その基本的構成が上述した第1の実施形態と同様である。したがって、図3〜図5においては、図1及び図2と同一構成要素に同一符号を付し、この説明を省略する。
第2の実施形態における粒体容器50は、図3〜図5に示すように、容器本体51と、カップ体52と、蓋体53と、を備えている。
容器本体51は、扁平の有底円筒状をなしており、上端部には、口部54が形成されている。
口部54の内周面には、径方向内側に向けて突出する装着凸部54Aが全周にわたって形成されている。
カップ体52は、ほぼ有頂円筒状をなしており、天面部61と、周面部62と、を有する。
天面部61は、径方向の外側から内側に向かうにしたがって上側に向けて膨出する平面視で円形の皿状をなしている。また、天面部61の中心部分には、蓋体53を取り付ける取付孔部61Aが形成されている。さらに、天面部61の平面視で半円形をなす一方の半円状部分には、包装紙片Pを収納する収納部63と、収納部63における周方向の両端部に接続する取出凹部64と、が下側に向けて陥没して形成されている。
収納部63は、平面視で包装紙片Pと同様のほぼ矩形をなす箱状凹部である。そして、収納部63の開口は、包装紙片通過口65を構成する。取出凹部64は、収納部63よりも浅く、平面視で半円状をなす凹部であり、収納部63内に収納された包装紙片Pの取り出しを容易にする。
そして、天面部61の平面視で半円形をなす他方の半円状部分には、容器本体51の内部に連通する粒体通過口66が形成されている。粒体通過口66は、平面視でほぼ四分円形をなしている。したがって、天面部61は、口部54の開口を包装紙片通過口65と粒体通過口66とに区画する。
周面部62は、ほぼ円筒状をなしている。そして、周面部62の外周面における上下方向の中間部分には、口部54の装着凸部54Aと係合する装着溝部62Aが全周にわたって形成されている。
蓋体53は、天板部71と、周壁部72と、を有する。
天板部71は、天面部61と同様に、径方向の外側から内側に向かうにしたがって上側に向けて膨出する平面視で円形の皿状をなしている。そして、天板部71には、粒体通過口66と同様に、平面視で四分円形をなす取出口73が形成されている。また、天板部71の中心部分には、下側に向けて突出し、取付孔部61Aと係合する回転軸部71Aが形成されている。
周壁部72は、扁平の円筒状をなしており、下端が口部54の上端に接している。容器本体51と蓋体53とによってカップ体52が包まれる。
次に、以上のような構成の粒体容器50の使用方法を説明する。粒体容器50から粒体Tを取り出す際には、図4に示すように、蓋体53を容器軸O’回りに反時計回りに90度回転させる。これにより、蓋体53の取出口73と天面部61の粒体通過口66とが平面視で重なり、粒体通過口66が取出口73と連通する。
そして、粒体容器50を傾けたり、粒体容器50内に指を入れたりすることによって、粒体通過口66及び取出口73を介して容器本体51内に収納されている粒体Tを取り出す。このとき、包装紙片通過口65が蓋体53によって遮断されているため、カップ体52内に収納されている包装紙片Pは、取り出されない。以上のようにして、粒体容器50から粒体Tを取り出す。
また、粒体容器50から包装紙片Pを取り出す際には、図5に示すように、蓋体53を容器軸O’回りに時計回りに90度回転させる。これにより、蓋体53の取出口73と天面部61の包装紙片通過口65の一部とが平面視で重なり、包装紙片通過口65が取出口73と連通する。
そして、上述と同様に、包装紙片通過口65及び取出口73を介して収納部63内に収納されている包装紙片Pを取り出す。このとき、粒体通過口66が蓋体53によって遮断されているため、容器本体51内に収納されている粒体Tは、取り出されない。以上のようにして、粒体容器50から包装紙片Pを取り出す。
以上のような構成の粒体容器50においても、上述した第1の実施形態と同様の作用、効果を奏する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態では、カップ体が口部の全周にわたって配設されているが、カップ体は、口部を粒体通過口と包装紙片通過口とに区画すればよく、口部の全周にわたって配設されていなくてもよい。
第1及び第2規制部は、互いに係合する規制凸部及び切欠部で構成されているが、他の構造であってもよく、第1及び第2規制部を設けなくてもよい。また、第1及び第2規制部の形成位置は、3箇所に限らず、1箇所や他の複数箇所であってもよい。
容器本体や収納部の深さは、適宜変更してもよい。また、収納部の形状は、包装紙片を収納できれば、有底半円筒状や箱状に限らず、袋状など他の形状であってもよい。
蓋部は、カップ体の上面全体を覆うように設けられているが、カップ体によって区画された粒体通過口及び包装紙片通過口を覆うことができれば、カップ体の上面全体を覆わなくてもよい。
取出口と各通過口との位置合わせを容易にするため、容器本体や蓋部に位置合わせ用の模様を印刷したり、蓋部を透光性材料で形成したりすることによって、取出口と各通過口とが重なったことを目視できるようにしてもよい。
容器本体内に収容される粒体は、チューイングガムに限らず他の粒体であってもよい。
各通過口及び取出口の形状は、半円形や四分円形、矩形に限らず、他の形状であってもよい。
この発明によれば、粒体を取り出すための開口部を開放することなく包装紙片を取り出すことができる粒体容器に関して、産業上の利用可能性が認められる。
1,50 粒体容器、2,51 容器本体、3,52 カップ体、4,53 蓋体、12,54 口部、12C 規制凸部(第1規制部)、22C 切欠部(第2規制部)、23,65 包装紙片通過口、24,66 粒体通過口、34,73 取出口、O,O’ 容器軸、P 包装紙片、T 粒体

Claims (3)

  1. 多数個の粒体が収納される容器本体と、
    多数枚の包装紙片が収納されると共に、前記容器本体の口部内に配設され、前記口部の開口を前記粒体が通過する粒体通過口と前記包装紙片が通過する包装紙片通過口とに区画するカップ体と、
    容器軸回りに回転自在に設けられ、前記粒体通過口及び前記包装紙片通過口を覆うと共に、取出口が形成された蓋体と、を備え、
    前記蓋体を前記容器軸回りに回転させることで、前記粒体通過口及び前記包装紙片通過口のうち一方を前記取出口と連通させ、かつ他方を遮断することを特徴とする粒体容器。
  2. 前記カップ体は、前記容器本体の前記口部にその全周にわたって嵌合されていることを特徴とする請求項1に記載の粒体容器。
  3. 前記口部には、前記カップ体の前記容器軸回りの回転を規制する第1規制部が形成され、
    前記カップ体には、前記第1規制部と係合する第2規制部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の粒体容器。
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