JP2011011567A - 電動パワーステアリング制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子のオン故障時においても、継続して安定したステアリング操作を行なうことができる電動パワーステアリング制御装置を提供すること。
【解決手段】正回路または逆回路が制御状態であって、その回路に含まれる2個のスイッチング素子のうち、1個のスイッチング素子がオン故障と判断された場合には、
直流モータの回転指令方向が同一方向である期間は、オン故障したスイッチング素子をオン制御し、もう一方のスイッチング素子はPWM制御を行い、残りの回路に含まれる2個のスイッチング素子はオフ制御とする制御処理を選択し実行する。
【選択図】図7

Description

本発明は、電動パワーステアリング制御装置に関するものである。
電動パワーステアリング制御装置は、ステアリングに加えられた操舵トルクを検出し、この検出トルクに応じて定めたモータ駆動電流を直流モータ(以下、モータという)に供給し、モータから発生したモータトルクをアシスト力として操舵系に付与するものである。
電動パワーステアリング制御装置は、CPU、モータ駆動回路及びモータ電流センサ等から構成されている。モータを駆動するモータ駆動回路は、FETからなるスイッチング素子をHブリッジ接続して構成されている。すなわち、モータ駆動回路は、一対のスイッチング素子を直列回路とし、その直列回路を2組互いに並列接続することにより構成されている。そして、各組の直列回路におけるスイッチング素子間の接続部との間にモータを介装させている。
電動パワーステアリング制御装置においては、CPUは、操舵トルク、車速等に基づいて算出した目標電流値とモータ電流検出回路が検出した電流値とを比較し、その差に基づいてモータ制御電流を算出する。
そして、CPUはモータ制御電流値を公知のパルス幅変調制御(以下、PWM制御という)によりFET駆動回路に出力し、FET駆動回路はそのモータ制御電流値に基づいて決定されるデューティ比のPWM信号を前記モータ駆動回路に出力する。
モータ駆動回路は、PWM回路から出力されたデューティ比のPWM信号に基づいて各FETをオンオフ制御(デューティ比制御)することにより、モータを正転又は逆転駆動し、操舵力にアシストトルクを付与するようにされている。
しかし、モータ駆動回路に配設されているFETは発熱によってオン故障を起こす場合がある。ここで、オン故障とは、FETのゲート信号がオフとなってもFETのドレイン、ソース間をオフにすることができず、オン状態を継続してしまう故障状態をいう。FETがオン故障を起こすと相短絡が起こり、FETに大電流が流れてFETを焼損してしまう可能性がある。FETを焼損してしまうと、アシストトルクを発生するモータが制御できなくなり、操舵感が悪化してしまう。安定したアシストトルクを継続して発生させるために、精度のよいオン故障検出方法が考案されている。
特許文献1には、モータ駆動回路として4個のFETからなるブリッジ回路を構成するとともに、このブリッジ回路の少なくとも2個のFETとそれぞれ並列に接続し、FETのオン故障時の抵抗値に比べ十分大きな抵抗値を有する高抵抗と、ブリッジ回路の出力端子間に接続されたモータの電圧を検出する電圧検出手段とからなるFETのオン故障検出手段を備えたので、FETのオン故障を、モータの非駆動時にモータの電圧から高精度で検出できる特徴が記載されている。
また、特許文献2には、ブリッジ回路を構成するFETのオン故障及びモータの端子故障を検出する異常検出回路を具備し、その異常検出回路は、モータ電源電圧と、モータ右端子電圧と、モータ左端子電圧とを取り込み、閾値V1に対し、|モータ電源電圧−モータ右端子電圧−モータ左端子電圧|>V1の検出ロジックによって異常検出を行なう。この構成によれば、モータの非駆動時のみならず、モータの駆動制御中であっても、FETのオン故障及びモータの端子故障を検出し、異常が検出された場合には、モータの駆動を停止する特徴が記載されている。
特開2000−152691号公報 特開2002−67985号公報
しかし、特許文献1に記載の方法では、FETのオン故障検出のためには、全てのFETのゲートにオフ信号を印加しなければならないので、モータの駆動時にはFETのオン故障検出ができない。
また、特許文献2に記載の方法では、FETのオン故障が検出されたときにはシステムを停止するので、例えば、車両旋回時のときのように大きなアシスト力を必要としているときには操舵感が急激に悪化する。
本発明の目的は、FETのオン故障を駆動時にも正確に検出するとともに、アシストトルクをできる限り継続して運転者に付与し、操舵感の急激な悪化を防止することにより、操舵フィーリングを向上させる電動パワーステアリング制御装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
ステアリング機構に操舵補助力を与える直流モータと、
車両の車速及びステアリングの操作により発生する操舵トルクから電流指令値を生成する電流指令値演算手段と、
前記電流指令値演算手段より演算された電流指令値に基づきモータ制御信号を出力するモータ制御手段と、
前記モータ制御信号に基づき前記直流モータに対して駆動電力を出力するモータ駆動回路と、を備え、
前記モータ駆動回路は、
Hブリッジ型に接続された第1及び第2のアームと、
前記第1のアームに配置された第1及び第2のスイッチング素子と、
前記第2のアームに配置された第1及び第2のスイッチング素子と、を有し、
前記モータ制御手段は、
第1アームの第1のスイッチング素子及び第2アームの第2のスイッチング素子を含む正回路を制御することで前記直流モータを正回転させ、第1アームの第2のスイッチング素子及び第2アームの第1のスイッチング素子を含む逆回路を制御することで前記直流モータを逆回転させる電動パワーステアリング制御装置であって、
前記モータ制御手段は、
前記スイッチング素子のオン故障を検出するスイッチング素子オン故障検出手段と、
前記スイッチング素子オン故障検出手段によってスイッチング素子のオン故障が検出された場合に、前記スイッチング素子を制御する異常処理制御手段と、を含み、
前記異常処理制御手段は、オン故障したスイッチング素子の個数、配置場所及び直流モータの回転方向に基づき、所定の制御処理を選択することを備えることを、要旨とする。
即ち、スイッチング素子のオン故障を検出した場合に、オン故障したスイッチング素子および運転状況によって異常処理制御方法を選択できるようにした。
その結果、旋回操舵時に急に操舵補助力がなくなり、車両がふらつく等の操舵フィーリングの悪化を防止することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記異常処理制御手段は、前記正回路または前記逆回路が制御状態であって、その回路に含まれる2個のスイッチング素子のうち、1個のスイッチング素子がオン故障と判断された場合には、
直流モータの回転指令方向が同一方向である期間は、オン故障したスイッチング素子をオン制御し、もう一方のスイッチング素子はPWM制御を行い、残りの回路に含まれる2個のスイッチング素子はオフ制御とする制御処理を選択することを、要旨とする。
上記構成によれば、1個のスイッチング素子がオン故障しても直流モータの回転指令方向が変化しなければオン故障したスイッチング素子をオン制御、正常なスイッチング素子をPWM制御することで連続して操舵補助力が得られる。
その結果、回転指令方向が同一方向である期間では、急に操舵補助力がなくなり車両がふらつく等の操舵フィーリングの悪化を防止することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記異常処理制御手段は、前記正回路または前記逆回路が制御状態であって、その回路に含まれる2個のスイッチング素子のうち、1個のスイッチング素子がオン故障と判断された場合には、
その回転指令方向が逆転することを条件として、全スイッチング素子をオフ制御とする制御処理を選択することを、要旨とする。
上記構成によれば、1個のスイッチング素子がオン故障した場合に、オン故障したスイッチング素子を継続して使用しても、モータの回転指令方向が逆転した瞬時に、全スイッチング素子をオフ制御するので、アーム短絡によってスイッチング素子が焼損することを防止できる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3に記載の発明において、前記異常処理制御手段は、前記駆動回路に含まれる少なくとも2個以上のスイッチング素子がオン故障と判断された場合には、
全スイッチング素子をオフ制御とする制御処理を選択することを、要旨とする。
上記構成によれば、少なくとも2個以上のスイッチング素子がオン故障と判断された場合には全スイッチング素子をオフ制御することとしたので、アーム短絡によってスイッチング素子が焼損することを防止できる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4に記載の発明において、前記スイッチング素子オン故障検出手段は、前記直流モータが右回転指令中または左回転指令中のPWM制御のオフ制御時に、前記直流モータの両端の端子電圧が回転指令方向に応じて、所定値より大きいか、小さいかにより行なわれることを、要旨とする。
上記構成によれば、モータの駆動時にスイッチング素子オン故障が検出できるようにしたので、高速で、高精度なスイッチング素子オン故障が検出できる。
請求項1に係る発明によれば、スイッチング素子のオン故障を検出した場合に、オン故障したスイッチング素子および運転状況によって異常処理制御方法を選択できるようにしたので、旋回操舵時に急に操舵補助力がなくなり車両がふらつく等の操舵フィーリングの悪化を防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、1個のスイッチング素子がオン故障しても直流モータの回転指令方向が変化しなければオン故障したスイッチング素子をオン制御、正常なスイッチング素子をPWM制御することで連続して操舵補助力が得られるので、回転指令方向が同一方向である期間では、急に操舵補助力がなくなり車両がふらつく等の操舵フィーリングの悪化を防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、1個のスイッチング素子がオン故障した場合に、オン故障したスイッチング素子を継続して使用しても、直流モータの回転指令方向が逆転した瞬時に、全スイッチング素子をオフ制御するので、アーム短絡によってスイッチング素子が焼損することを防止できる。
請求項4に係る発明によれば、少なくとも2個以上のスイッチング素子がオン故障と判断された場合には全スイッチング素子をオフ制御することとしたので、アーム短絡によってスイッチング素子が焼損することを防止できる。
請求項5に係る発明によれば、モータの駆動時にスイッチング素子オン故障が検出できるようにしたので、高速で、高精度なスイッチング素子オン故障が検出できる。
電動パワーステアリング装置(EPS)の概略構成図である。 EPSの制御ブロック図である。 Hブリッジ回路の構成図である。 FETオン故障検出部のブロック図である。 (A)モータ右回転時のPWM制御オン制御時の電流の流れ図である。 (B)モータ右回転時のPWM制御オフ制御時の電流の流れ図である。 FETオン故障検出のフローチャート図である。 異常処理制御のフローチャート図である。 異常処理制御のフローチャート図である。
以下、本発明をコラム型の電動パワーステアリング装置に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の電動パワーステアリング装置(以下、EPSという)1において、ステアリング2が固定されたステアリングリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック軸5と連結されており、ステアリング操作に伴うステアリングリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック軸5の往復直線運動に変換される。尚、本実施形態のステアリングリングシャフト3は、コラムシャフト8、インターミディエイトシャフト9、及びピニオンシャフト10を連結してなる。そして、このステアリングリングシャフト3の回転に伴うラック軸5の往復直線運動が、同ラック軸5の両端に連結されたタイロッド11を介して図示しないナックルに伝達されることにより、転舵輪12の舵角が変更されるようになっている。
また、EPS1は、モータ21を駆動源として操舵系にステアリングリング操作を補助するためのアシスト力を付与する操舵力補助装置としてのEPSアクチュエータ22と、該EPSアクチュエータ22の作動を制御する制御手段としてのECU23とを備えている。
本実施形態のEPSアクチュエータ22は、コラム型のEPSアクチュエータであり、その駆動源であるモータ21は、減速機構24を介してコラムシャフト8と駆動連結されている。尚、本実施形態では、モータ21には、ブラシ付きの直流モータが用いられている。また、減速機構24には、周知のウォーム&ホイールが用いられている。そして、同モータ21の回転を減速機構24により減速してコラムシャフト8に伝達することによって、そのモータトルクをアシスト力として操舵系に付与する構成となっている。
一方、ECU23には、車速センサ27及びトルクセンサ28が接続されており、ECU23は、これら各センサの出力信号に基づいて、車速V及び操舵トルクτを検出する。尚、本実施形態のトルクセンサ28はツインレゾルバ型のトルクセンサであり、ECU23は、図示しないトーションバーの両端に設けられた一対のレゾルバの各出力信号Sa、Sbに基づいて操舵トルクτを演算する。そして、ECU23は、これら検出される各状態量に基づいて目標アシスト力を演算し、目標アシスト力をEPSアクチュエータ22に発生させるべく、その駆動源であるモータ21への駆動電力の供給を通じて、EPSアクチュエータ22の作動、即ち操舵系に付与するアシスト力を制御する構成となっている。
次に、本実施形態のEPSにおけるアシスト制御の態様について説明する。
図2に示すように、ECU23は、モータ制御信号を出力するCPU41と、そのモータ制御信号に基づいて、EPSアクチュエータ22の駆動源であるモータ21に駆動電力を供給するモータ駆動回路(Hブリッジ)42とを備えて構成されている。
本実施形態では、ECU23には、モータ21に通電される実電流値Iqを検出するための後述する電流センサ61が接続されている。そして、CPU41は、目標アシスト力と実電流値Iqに基づいて、モータ駆動回路42に出力するモータ制御信号を生成する。
尚、以下に示す各制御ブロックは、CPU41が実行するコンピュータプログラムにより実現されるものである。そして、同CPU41は、所定のサンプリング周期で上記各状態量を検出し、所定周期毎に以下の各制御ブロックに示される各演算処理を実行することにより、モータ制御信号を生成する。
詳述すると、CPU41は、モータ21に対する電力供給の目標値である電流指令値Iq*を演算する電流指令値演算部45と、電流指令値演算部45により算出された電流指令値Iq*に基づいてモータ制御信号を出力するモータ制御信号出力部46とを備えている。
電流指令値演算部45には、アシスト力目標値の基本アシスト制御量を演算する基本アシスト制御部47が設けられており、本実施形態では、この基本アシスト制御部47には、車速V及びレゾルバ式トルクセンサの出力Sa、Sbから操舵トルク検出部49を介して演算された操舵トルクτが入力されるようになっている。そして、電流指令値演算部45は、基本アシスト制御量に基づく値を上記電流指令値Iq*として、モータ制御信号出力部46に出力する構成となっている。
モータ制御信号出力部46には、この電流指令値演算部45が出力する電流指令値Iq*とともに、電流センサ61により検出された実電流値Iqが入力され、この電流指令値Iq*に実電流値Iqを追従させるべくフィードバック制御が実行され、その出力がモータ制御信号を生成するFET駆動回路52に入力される。
また、モータ駆動回路(Hブリッジ)42から出力される後述するモータ端子M1、M2の電圧により、FETオン故障がFETオン故障検出部50で検出される。次に、FETオン故障検出部50からの出力が異常処理制御部51に入力され、異常処理制御部51で判定されたPWM制御のデューティ比がFET駆動回路52に入力される。
(スイッチング素子オン故障検出部)
次に、本実施形態におけるスイッチング素子オン故障検出手段としてのスイッチング素子オン故障検出部の態様を図3、4、5,6に基づいて説明する。
図3は、Hブリッジ回路の構成図である。Hブリッジ回路は4個のスイッチング素子91、92,93,94を有している。スイッチング素子91,92のドレイン側はバッテリ60に接続され、スイッチング素子91のソース側はモータ21の端子M1が、スイッチング素子92のソース側はモータ21の端子M2が接続されている。また、スイッチング素子93のソース側とスイッチング素子94のソース側には1個の電流センサ61が接続されている。しかし、電流センサ61は各アーム毎に設けてもよい。
図4は、モータ制御信号出力部46に含まれるFETオン故障検出部50のブロック図である。FETオン故障検出部50は、M1電圧検出部67、M2電圧検出部68、FETオン故障判定部69で構成されている。上記モータ21の端子M1はM1電圧検出部67に、端子M2はM2電圧検出部68に接続され、それぞれの検出電圧はFETオン故障判定部69に入力される。
図5(A)、(B)は、上記モータ21の端子M1及び端子M2からそれぞれの端子電圧を検出するときの状態を示している。
詳述すると、図5(A)はモータが右回転している場合の正常時の電流の流れを表わしている。スイッチング素子91、94はPWM制御時のオン制御(デューティ比制御)されており、スイッチング素子92、93はオフ制御(デューティ比=0%)されている。スイッチング素子91、94はPWM制御時のオン制御されているため電流は図中の太い矢印に示すように、バッテリ60→スイッチング素子91のドレイン/ソース→モータ配線L1→モータ21→モータ配線L2→スイッチング素子94のドレイン/ソース→電流センサ61→GNDを流れる。
図5(B)は同じくモータが右回転している場合で、スイッチング素子91、94がPWM制御時のオフ制御(デューティ比制御)されている。スイッチング素子91、94がオフ制御されている場合でも、モータ21には同じ方向に電流は流れるため、電流は図中の太い矢印に示すように、GND→電流センサ61→スイッチング素子93の寄生ダイオード→モータ配線L1→モータ21→モータ配線L2→スイッチング素子92の寄生ダイオード→バッテリ60を流れる。スイッチング素子オン故障検出手段は図5(B)のスイッチング素子91、94がPWM制御時のオフ制御されているときに実行される。しかし、モータには同一方向に電流が流れ続けるため、モータは同一方向への回転を継続している。
次に、スイッチング素子オン故障検出手段を図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、モータ21が右回転指令中か否かを判定する(ステップS200)。そして、モータ21が右回転指令中の場合(ステップS200:YES)には、端子M1の電圧がバッテリ電圧のα1倍以上(例えば、0.9倍)か否かを判定する(ステップS201)。そして、端子M1の電圧がバッテリ電圧のα1倍以上の場合(ステップS201:YES)には、端子M2の電圧がバッテリ電圧のα2倍以下(例えば、0.1倍)か否かを判定する(ステップS202)。そして、端子M2の電圧がバッテリ電圧のα2倍以下の場合(ステップS202:YES)には、スイッチング素子91、94の両方がオン故障であると判定する(ステップS203)。そして、スイッチング素子のオン故障状態を判定するMODフラグ(ECU23内の図示しないメモリ)に1を書き込み(ステップS220)、この処理を終わる。
上記ステップS202で、端子M2の電圧がバッテリ電圧のα2倍以上の場合(ステップS202:NO)には、スイッチング素子91がオン故障であると判定する(ステップS204)。そして、MODフラグに2を書き込み(ステップS221)、この処理を終わる。
上記ステップS201で、端子M1の電圧がバッテリ電圧のα1倍以下の場合(ステップS201:NO)には、端子M2の電圧がバッテリ電圧のα2倍以下かを判定する(ステップS205)。そして、端子M2の電圧がバッテリ電圧のα2倍以下の場合(ステップS205:YES)には、スイッチング素子94がオン故障であると判定する(ステップS206)。そして、MODフラグに3を書き込み(ステップS222)、この処理を終わる。
そして、上記ステップS205で、端子M2の電圧がバッテリ電圧のα2倍以上の場合(ステップS205:NO)には、スイッチング素子91、94の両方が正常であると判定して(ステップS207)、この処理を終わる。
次に、上記ステップS200でモータ21が右回転指令中でない場合(ステップS200:NO)には、モータ21が左回転指令中か否かを判定する(ステップS210)。そして、モータ21が左回転指令中の場合(ステップS210:YES)には、端子M2の電圧がバッテリ電圧のα1倍以上(例えば、0.9倍)か否かを判定する(ステップS211)。そして、端子M2の電圧がバッテリ電圧のα1倍以上の場合(ステップS211:YES)には、端子M1の電圧がバッテリ電圧のα2倍以下か否かを判定する(ステップS212)。そして、端子M1の電圧がバッテリ電圧のα2倍以下の場合(ステップS212:YES)には、スイッチング素子92、93の両方がオン故障であると判定する(ステップS213)。そして、MODフラグに4を書き込み(ステップS223)、この処理を終わる。
上記ステップS212で、端子M1の電圧がバッテリ電圧のα2倍以上の場合(ステップS212:NO)には、スイッチング素子92がオン故障であると判定する(ステップS214)。そして、MODフラグに5を書き込み(ステップS224)、この処理を終わる。
上記ステップS211で、端子M2の電圧がバッテリ電圧のα1倍以下の場合(ステップS211:NO)には、端子M1の電圧がバッテリ電圧のα2倍以下かを判定する(ステップS215)。そして、端子M1の電圧がバッテリ電圧のα2倍以下の場合(ステップS215:YES)には、スイッチング素子93がオン故障であると判定する(ステップS216)。そして、MODフラグに6を書き込み(ステップS225)、この処理を終わる。
そして、上記ステップS215で、端子M1の電圧がバッテリ電圧のα2倍以上の場合(ステップS215:NO)には、スイッチング素子92、93の両方が正常であると判定して(ステップS217)、この処理を終わる。
更に、ステップS210で、モータ21が左回転指令中でない場合(ステップS210:NO)には、モータ21が回転していないと判断して(ステップS218)、この処理を終わる。
次に、以上のスイッチング素子オン故障検出部の処理に続き、異常処理制御部の処理に移行する。
(異常処理制御部)
次に、本実施形態における異常処理制御手段としての異常処理制御部の態様を図7、図8に基づいて説明する。
異常処理制御手段を説明する上で、4個の各スイッチング素子の正常時、オン故障時の個数、場所かつモータ回転指令方向に基づいて場合分けを行なうと6つのモードに分けられる。但し、モータ右回転指令時にFET91,94とも正常時には、ともにPWM制御(デューティ比制御)を実施している。また、モータ左回転指令時にFET92,93とも正常時には、ともにPWM制御(デューティ比制御)を実施している。
まず、MODフラグが1か否かを判定する(ステップS300)。そして、MODフラグが1の場合(ステップS300:YES)には、FET91はオフ制御(デューティ比=0%)を実施する(ステップS310)。次に、FET94はオフ制御(デューティ比=0%)を実施する(ステップS311)。そして、モータの回転を停止させ(ステップS312)、この処理を終わる。
次に、上記ステップS300で、MODフラグが1でない場合(ステップS300:NO)には、MODフラグが2か否かを判定する(ステップS301)。そして、MODフラグが2の場合(ステップS301:YES)には、FET91はオン制御(デューティ比=100%)を実施する(ステップS320)。次に、FET94はPWM制御(デューティ比制御)を実施する(ステップS321)。
FET91がオン故障検出された場合には、FET91を積極的にオン制御(デューティ比=100%)することによって、FET91のオン抵抗が小さくなり、発熱による溶断の不具合を低下させることができる。
次に、モータ右回転指令中か否かを判定する(ステップS322)。そして、モータ右回転指令中の場合(ステップS322:YES)には、モータ右回転を継続して(ステップS323)この処理を終わる。そして、モータ右回転指令中でない場合(ステップS322:NO)には、モータの回転を停止させ(ステップS312)、この処理を終わる。
この結果、車両右旋回時にHブリッジのFET91がオン故障検出されても、継続してアシストトルクを付与できるので、操舵感の急激な悪化を防止することができる。
次に、上記ステップS301で、MODフラグが2でない場合(ステップS301:NO)には、MODフラグが3か否かを判定する(ステップS302)。そして、MODフラグが3の場合(ステップS302:YES)には、FET91はPWM制御(デューティ比制御)を実施する(ステップS330)。次に、FET94はオン制御(デューティ比=100%)を実施する(ステップS331)。
次に、モータ右回転指令中か否かを判定する(ステップS322)。そして、モータ右回転指令中の場合(ステップS322:YES)には、モータ右回転を継続して(ステップS323)この処理を終わる。そして、モータ右回転指令中でない場合(ステップS322:NO)には、モータの回転を停止させ(ステップS312)、この処理を終わる。
この結果、車両右旋回時にHブリッジのFET94がオン故障検出されても、継続してアシストトルクを付与できるので、操舵感の急激な悪化を防止することができる。
次に、上記ステップS302で、MODフラグが3でない場合(ステップS302:NO)には、MODフラグが4か否かを判定する(ステップS303)。そして、MODフラグが4の場合(ステップS303:YES)には、FET92はオフ制御(デューティ比=0%)を実施する(ステップS340)。次に、FET93はオフ制御(デューティ比=0%)を実施する(ステップS341)。そして、モータの回転を停止させ(ステップS342)、この処理を終わる。
次に、上記ステップS303で、MODフラグが4でない場合(ステップS303:NO)には、MODフラグが5か否かを判定する(ステップS304)。そして、MODフラグが5の場合(ステップS304:YES)には、FET92はオン制御(デューティ比=100%)を実施する(ステップS350)。次に、FET93はPWM制御(デューティ比制御)を実施する(ステップS351)。
次に、モータ左回転指令中か否かを判定する(ステップS352)。そして、モータ左回転指令中の場合(ステップS352:YES)には、モータ左回転を継続して(ステップS353)この処理を終わる。そして、モータ左回転指令中でない場合(ステップS352:NO)には、モータの回転を停止させ(ステップS342)、この処理を終わる。
この結果、車両左旋回時にHブリッジのFET92がオン故障検出されても、継続してアシストトルクを付与できるので、操舵感の急激な悪化を防止することができる。
次に、上記ステップS304で、MODフラグが5でない場合(ステップS304:NO)には、MODフラグが6か否かを判定する(ステップS305)。そして、MODフラグが6の場合(ステップS305:YES)には、FET92はPWM制御(デューティ比制御)を実施する(ステップS360)。次に、FET93はオン制御(デューティ比=100%)を実施する(ステップS361)。
次に、モータ左回転指令中か否かを判定する(ステップS352)。そして、モータ左回転指令中の場合(ステップS352:YES)には、モータ左回転を継続して(ステップS353)この処理を終わる。そして、モータ左回転指令中でない場合(ステップS352:NO)には、モータの回転を停止させ(ステップS342)、この処理を終わる。
この結果、車両左旋回時にHブリッジのFET92がオン故障検出されても、継続してアシストトルクを付与できるので、操舵感の急激な悪化を防止することができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、車両右旋回時に、一方のスイッチング素子がオン故障した場合、
モータ右回転指令中でない場合には、モータ21の回転を停止させていた。しかし、車両右旋回時に、モータ右回転指令値が所定値より小さくなった場合には、モータ21の回転を停止するようにしてもよい。
また、車両左旋回時に、一方のスイッチング素子がオン故障した場合、モータ左回転指令中でない場合には、モータ21の回転を停止させていた。しかし、車両左旋回時に、モータ左回転指令値が所定値より小さくなった場合には、モータ21の回転を停止するようにしてもよい。
・本実施形態では、本発明をコラムアシストEPSに具体化したが、本発明をラックアシストEPSやピニオンアシストEPSに適用してもよい。
1:電動パワーステアリング装置、2:ステアリング、3:ステアリングシャフト、
12:転舵輪、21:モータ、22:EPSアクチュエータ、23:ECU、
27:車速センサ、28:トルクセンサ(レゾルバ式)、41:CPU、
42:モータ駆動回路(Hブリッジ)、45:電流指令値演算部、
46:モータ制御信号出力部、47:基本アシスト制御部、49:操舵トルク検出部、50:FETオン故障検出部、51:異常処理制御部、52:FET駆動回路、
53:加算部、60:バッテリ、61:電流センサ、67:M1電圧検出部、
68:M2電圧検出部、69:FETオン故障判定部、
91,92,93,94:FET(スイッチング素子)、
τ:操舵トルク、V:車速、Iq*:電流指令値、Iq:実電流値。

Claims (5)

  1. ステアリング機構に操舵補助力を与える直流モータと、
    車両の車速及びステアリングの操作により発生する操舵トルクから電流指令値を生成する電流指令値演算手段と、
    前記電流指令値演算手段より演算された電流指令値に基づきモータ制御信号を出力するモータ制御手段と、
    前記モータ制御信号に基づき前記直流モータに対して駆動電力を出力するモータ駆動回路と、を備え、
    前記モータ駆動回路は、
    Hブリッジ型に接続された第1及び第2のアームと、
    前記第1のアームに配置された第1及び第2のスイッチング素子と、
    前記第2のアームに配置された第1及び第2のスイッチング素子と、を有し、
    前記モータ制御手段は、
    第1アームの第1のスイッチング素子及び第2アームの第2のスイッチング素子を含む正回路を制御することで前記直流モータを正回転させ、第1アームの第2のスイッチング素子及び第2アームの第1のスイッチング素子を含む逆回路を制御することで前記直流モータを逆回転させる電動パワーステアリング制御装置であって、
    前記モータ制御手段は、
    前記スイッチング素子のオン故障を検出するスイッチング素子オン故障検出手段と、
    前記スイッチング素子オン故障検出手段によってスイッチング素子のオン故障が検出された場合に、前記スイッチング素子を制御する異常処理制御手段と、を含み、
    前記異常処理制御手段は、オン故障したスイッチング素子の個数、配置場所及び直流モータの回転方向に基づき、所定の制御処理を選択することを特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
  2. 前記異常処理制御手段は、前記正回路または前記逆回路が制御状態であって、その回路に含まれる2個のスイッチング素子のうち、1個のスイッチング素子がオン故障と判断された場合には、
    直流モータの回転指令方向が同一方向である期間は、オン故障したスイッチング素子をオン制御し、もう一方のスイッチング素子はPWM制御を行い、残りの回路に含まれる2個のスイッチング素子はオフ制御とする制御処理を選択することを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  3. 前記異常処理制御手段は、前記正回路または前記逆回路が制御状態であって、その回路に含まれる2個のスイッチング素子のうち、1個のスイッチング素子がオン故障と判断された場合には、
    その回転指令方向が逆転することを条件として、全スイッチング素子をオフ制御とする制御処理を選択することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  4. 前記異常処理制御手段は、前記駆動回路に含まれる少なくとも2個以上のスイッチング素子がオン故障と判断された場合には、
    全スイッチング素子をオフ制御とする制御処理を選択することを特徴とする請求項1から請求項3に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  5. 前記スイッチング素子オン故障検出手段は、前記直流モータが右回転指令中または左回転指令中のPWM制御のオフ制御時に前記直流モータの両端の端子電圧が回転指令方向に応じて、所定値より大きいか、小さいかにより行なわれることを特徴とする請求項1から請求項4に記載の電動パワーステアリング制御装置。
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