JP2011011266A - クーラント液浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スラッジの回収のための作業者の負担の少ないクーラント液浄化装置を提供する。
【解決手段】クーラントタンクからクーラント液を吸引するポンプと、このポンプから供給されたクーラント液からスラッジを分離する遠心分離装置と、遠心分離装置の排出口から排出されたスラッジを収納するスラッジタンクと、を具備するクーラント液浄化装置において、スラッジタンクに含まれるクーラント液を回収するために、スラッジタンクとクーラント液の回収流路と、回収流路を流れるクーラント液の流量を検知する流量検知手段と、この流量検知手段と電気的に接続された報知手段と、をさらに備え、スラッジタンク内のスラッジが増加して回収流路を流れるクーラント液の流量が減少して行き、流量検知手段による検知結果が所定値以下になった場合、報知手段によりスラッジタンクの交換タイミングを報知することを特徴とするクーラント液浄化装置。
【選択図】図2

Description

本発明は工作機械に使用される水溶性クーラント液からスラッジを分離除去するクーラント液浄化装置に関する。
従来、工作機械で使用される冷却液(例えば、水溶性クーラント液)には、冷却液が貯蔵中あるいは使用中に変質して析出した油不溶分であるスラッジが生成され、このスラッジを放置しておくと、工作機械の正常な冷却を阻害するだけではなく、工作精度が劣化する要因ともなっていた。また、上述したスラッジは腐敗して異臭などの要因にもなる。
このため、定期的に冷却液を交換するか、または、冷却液から上述したスラッジを除去する必要がある。しかしながら、冷却液の交換はコストが嵩むため、一般的には、冷却液から上述したスラッジを除去する方法が用いられている。
例えば、サイクロンセパレータ(遠心分離装置)を用いて液(冷却液)からスラッジを分離させて、浄化した液は工作機械に戻し、一方、分離させたスラッジを一旦スラッジ貯留槽部に貯留した後、スラッジ排出装置を用いて装置外に排出する液処理装置が開示されている(特許文献1を参照。)。
特開2006−75725号公報
ところが、上述した特許文献1のような液処理装置は、あくまで装置外に設けられたスラッジ回収容器にスラッジを排出するだけであり、排出されたスラッジの管理、例えば、スラッジ回収容器に排出されたスラッジの量の確認、または、スラッジ回収容器の交換タイミングなどは適宜に人手で行うしかない。さらに、スラッジは腐敗して異臭などの要因にもなるため、人手による作業環境としては、決して好環境とはいえなかった。
本発明は、工作機械で使用された冷却液(水溶性クーラント液)から除去したスラッジを、上部を密閉可能なスラッジタンクに蓄積するとともに、スラッジタンク内に所定量のスラッジが貯留されたことを自動的に検知して、スラッジタンクを交換するタイミングを作業者に報知することが可能なクーラント液浄化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、クーラントタンクからスラッジを含む使用済みのクーラント液を吸引するポンプと、このポンプから供給された前記クーラント液を内部で旋回させて前記スラッジを遠心分離して沈殿させるとともに、浄化したクーラント液を液出口から還流路を介して前記クーラントタンクに還流する一方、沈殿した前記スラッジを排出口から吐出する遠心分離装置と、前記排出口から排出されたスラッジを収納するスラッジタンクと、を具備するクーラント液浄化装置において、前記スラッジに含まれるクーラント液を回収するために、前記スラッジタンクと前記還流路とを連通した回収流路と、この回収流路の中途に設けられ、当該回収流路を流れるクーラント液の流量を検知する流量検知手段と、この流量検知手段と電気的に接続された報知手段と、をさらに備え、前記スラッジタンクの内部が、スラッジと、スラッジタンク内で比重分離により生じた上澄みクーラント液とにより満杯となった場合、当該上澄みクーラント液を、前記排出口からのスラッジの流入に応じて前記回収流路に押し出して前記クーラントタンクに還流する一方、前記スラッジタンク内のスラッジが増加して前記回収流路を流れるクーラント液の流量が減少して行き、前記流量検知手段による検知結果が所定値以下になった場合、前記報知手段により前記スラッジタンクの交換タイミングを報知することを特徴とするクーラント液浄化装置とした。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のクーラント液浄化装置において、前記スラッジタンクは上部開口を密閉可能に閉蓋する蓋体を備えたペール缶であることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のクーラント液浄化装置において、前記流量検知手段は、流量の変動により変位するフロート体と、このフロート体の位置によりオン・オフ動作するスイッチとを備えることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のクーラント液浄化装置において、前記報知手段をパトランプとしたことを特徴とする。
本発明によれば、工作機械で使用された冷却液(水溶性クーラント液)から効率よくスラッジを除去するとともに、除去したスラッジを、上部を密閉可能なスラッジタンクに蓄積して、さらに、スラッジタンク内に所定量のスラッジが貯留されたことを検知して、スラッジタンクを交換するタイミングを報知するため、作業者のスラッジの除去作業の負担を軽減することが可能なクーラント液浄化装置を提供することができる。
図1は本実施形態に係るクーラント液浄化装置の構成の概要を示す模式的説明図である。 同クーラント液浄化装置の構成を説明する斜視図である。 同クーラント液浄化装置のクーラント液の流れを説明する図である。 同クーラント液浄化装置のスラッジタンクの内部でのスラッジとクーラント液の状態を説明する断面図である。 同クーラント液浄化装置のブロック図である。 同クーラント液浄化装置の処理を説明するフローチャートである。
以下、本実施形態に係るクーラント液浄化装置の一例について、図面を参照して説明する。
[1.クーラント液浄化装置の概要]
(概略構成)
まず、本実施形態におけるクーラント液浄化装置の構成の概要を、図1を参照して説明する。図1はクーラント液浄化装置の構成の概要を示す模式的説明図である。また、以下の実施形態では、クーラント液は水溶性クーラント液を用いた場合を一例として説明する。
本実施形態におけるクーラント液浄化装置100は、図1に示すように、例えば、切削機や研削機などの工作機械200の近傍に設置されている。そして、工作機械200の水溶性クーラント液の貯留部であるクーラントタンク201と遠心分離装置20とを、供給流路11及び還流路28を介して連通連結し、クーラントタンク201内の水溶性クーラント液を、遠心分離装置20を介して循環させながら浄化するとともに、水溶性クーラント液から遠心分離させたスラッジを別途スラッジタンク40に貯留可能としている。
すなわち、クーラント液浄化装置100は、クーラントタンク201からスラッジを含む使用済みのクーラント液を吸引する循環ポンプ10と、この循環ポンプ10から供給されたクーラント液を内部で旋回させてスラッジを遠心分離して沈殿させるとともに、浄化したクーラント液を液出口22から還流路28を介してクーラントタンク201に還流する一方、沈殿したスラッジを排出口23から吐出する遠心分離装置20と、排出口23から排出されたスラッジを収納するスラッジタンク40とを備えた構成となっている。
なお、本実施形態におけるクーラントタンク201内には、図示するように所定高さの間仕切り板202が設けられている。これにより、クーラントタンク201内部は、間仕切り板202の上部を連通した状態で、第1液槽201aと第2液槽201bとに仕切られている。ここで、第1液槽201aは、工作機械200で使用済みの水溶性クーラント液を貯留する液槽であり、一方、第2液槽201bは、クーラント液浄化装置100で浄化(つまり、スラッジなどを除去した状態)された水溶性クーラント液を貯留する液槽である。そして、上記供給流路11は第1液槽201aに挿入されている。
工作機械200が作動すると、クーラントタンク201に貯留された水溶性クーラント液は、汲み上げポンプ203により、クーラントタンク201の第2液槽201bより汲み上げられて工作部205に噴射され、被工作物(例えば、鉄、アルミニウムなどの金属)及び切削刃などを冷却するとともに、被工作物から発生するスラッジや切削片などを洗い流す。
そして、工作部205に噴射された水溶性クーラント液は、その下方に設けられたフィルター204を経由して、再びクーラントタンク201の第1液槽201a側に流下して貯留される。なお、フィルター204は、例えば、被工作物から発生する大きめの切削片などがクーラントタンク201に混入することを防ぐためのものである。なお、被工作物が鉄などの磁性体の場合には、磁気分離器などを同時に設置して、磁気により微細な切削片も分離するようにしてもよい。
また、工作機械200で使用され、クーラントタンク201の第1液槽201aに貯留された水溶性クーラント液には、フィルター204又は磁気分離器では除去できない水溶性クーラント液を使用中に変質して析出した油不溶分であるスラッジや、非磁性体(例えば、アルミニウム)の微細な切削片などが混入する。以下、本実施形態においては、非磁性体の微細な切削片などもまとめてスラッジと称する。
クーラント液浄化装置100の循環ポンプ10を作動させると、クーラントタンク201の第1液槽201aに貯留された、処理前の水溶性クーラント液は、供給流路11から吸入されて、遠心分離装置20の供給口21から遠心分離装置20の内部に供給される。そして、内部で旋回させてスラッジを遠心分離して沈殿させるとともに、浄化した水溶性クーラント液をクーラントタンク201に還流する。
遠心分離装置20は、サイクロン装置又はサイクロンセパレータ等と呼ばれ、供給口21から供給された処理前の水溶性クーラント液を内部で旋回させ、その遠心力で水溶性クーラント液に含まれるスラッジを分離して下方に沈殿させる。そして、遠心分離装置20の下部に設けられた排出口23から水溶性クーラント液と一緒にスラッジが吐出されるとともに、スラッジ等を除去後の水溶性クーラント液は、サイクロン効果により遠心分離装置20の上部中央に設けられた液出口22から吐出される。
そして、遠心分離装置20の液出口22から吐出された水溶性クーラント液は、液出口22に接続された還流路28を通過して、クーラントタンク201の第2液槽201bに戻されることになる。一方、遠心分離装置20の排出口23から少量の水溶性クーラント液と一緒に吐出されたスラッジは、排出口23に接続された排出流路24を通過して、スラッジタンク40の上面に設けられた流入口41からスラッジタンク40内に貯留される。
詳細は後述するが、この時、スラッジタンク40の内部には、スラッジと水溶性クーラント液が比重分離して、スラッジの上部に上澄みの水溶性クーラント液の層が発生する。そして、スラッジタンク40の内部が満杯になると、スラッジタンク40の上面に設けられた回収口42から上澄みの水溶性クーラント液が押し出され、回収口42に接続された回収流路43を上昇してゆくことになる。
そして、回収流路43を上昇した水溶性クーラント液は、本実施形態における流量検知手段であるフロートスイッチ30を通過する。このフロートスイッチ30は、矩形箱体の内部にフロート体(図示せず)を設けた周知構造のものであり、フロートスイッチ30の内部を通過して、側面排出口32、33から流路35に排出される水溶性クーラント液の流量が、所定量以上の場合はフロート体の浮力が働き、流量が所定流量以下になるとフロート体の浮力が失われて通電することにより所定の検出信号を出力する。
つまり、本実施形態においては、スラッジタンク40の内部に貯留されたスラッジの貯留量を、フロートスイッチ30の内部を通過する水溶性クーラント液の流量の変化により検知するのである。より具体的に説明すると、スラッジタンク40から押し出される水溶性クーラント液の流量が所定量以上の場合は、スラッジタンク40の内部にスラッジと一緒に上澄み液として貯留されている水溶性クーラント液の量が多い状態であり、スラッジがスラッジタンク40内の大部分を占有した状態では、押し出される水溶性クーラント液の流量が減少した状態となる。
そして、フロートスイッチ30の内部を通過して、側面排出口32、33から流路35に排出された水溶性クーラント液は、流路35を経由してクーラントタンク201の第2液槽201bに戻されることになる。なお、本実施形態においては、遠心分離装置20の液出口22から吐出された水溶性クーラント液は液出口22に接続された還流路28を経由して、また、フロートスイッチ30の内部を通過した水溶性クーラント液は流路35を経由して、それぞれクーラントタンク201の第2液槽201bに戻されるようにしているが、還流路28及び流路35は、それぞれの流路の水溶性クーラント液の流れを妨げない構成であれば途中で合流させてもよい。
また、本実施形態におけるクーラント液浄化装置100は、流量検知手段であるフロートスイッチ30による検知結果が所定値以下になった場合、スラッジタンク40の交換タイミングを報知する報知手段としてのパトランプ60を備えている。すなわち、フロートスイッチ30の内部を通過する水溶性クーラント液の流量が、所定量以上から所定量以下に変化したことを検知した場合に、スラッジタンク40の内部がスラッジにより満杯になったと判断して、所定の検出信号を出力することで、クーラント液浄化装置100に設けられているパトランプ60を点灯させて、作業者にスラッジタンク40の交換のタイミングを報知するのである。
なお、本実施形態における報知手段としては、パトランプ60だけではなく、例えば、警報を発するブザーなどを用いることができる。また、当然のことながら、上記報知手段が作動した場合は、循環ポンプ10の作動は停止させるようにしておくとよい。
上述した図1を用いた説明では、工作機械200とクーラント液浄化装置100における水溶性クーラント液の循環に基づいてクーラント液浄化装置100の構成の概略を説明してきたが、以下、クーラント液浄化装置100の構成及び水溶性クーラント液の流れを、図2及び図3を用いてさらに詳細に説明する。図2はクーラント液浄化装置100の構成を説明する斜視図である。図3はクーラント液浄化装置100のクーラント液の流れを説明する図である。
図2に示すように、クーラント液浄化装置100を構成する各種要素は、スチール製のラック50の所定の位置に設置されている。このラック50は、底面52と、この底面52から立設された4本の支柱の上部に形成された上部設置部と、4本の支柱のうちの1本の支柱をさらに上方に延長して設けられたフロート取付部が設けられている。また、底面52の下部四隅にはキャスター51が取付けられており、本クーラント液浄化装置100を移動自在としている。
そして、ラック50の底面52には循環ポンプ10、油分回収ボトル70、スラッジタンク40が設置されている。また、スラッジタンク40の上方の上部設置部には、上部取付板に設けられた貫通穴に円錐状の先端を下方に挿入した状態で遠心分離装置20が設置されている。また、この上部取付板には、本実施形態における報知手段であるパトランプ60が遠心分離装置20の横に設置されている。
また、油分回収ボトル70の上方には、起動ボタン81、停止ボタン82を備えた制御盤80が支柱に取り付けられている。さらに、制御盤80の後斜め上方に設けられたフロート取付部には、フロートスイッチ30が設置されている。
そして、制御盤80の起動ボタン81が操作されると、制御盤80から循環ポンプ10に作動信号が送られることにより、循環ポンプ10が起動して、本実施形態におけるクーラント液浄化装置100による水溶性クーラント液の浄化(つまり、スラッジの分離)が開始されることになる。
循環ポンプ10には、工作機械200のクーラントタンク201(図1参照)から処理前の水溶性クーラント液を汲み上げる供給流路11が接続されている。上述したように、この供給流路11の一端はクーラントタンク201の第1液槽201a(図1参照)に挿入されており、他端は遠心分離装置20の供給口21に接続されている。
そして、クーラント液浄化装置100が作動すると、処理前の水溶性クーラント液が供給流路11を経由して遠心分離装置20の供給口21から遠心分離装置20の内部に供給される。
図3(a)に示すように、供給口21は遠心分離装置20に対して接線方向に設けられている。そして、処理前の水溶性クーラント液をこの供給口21から遠心分離装置20の内部に循環ポンプ10の圧力で旋回させることにより、スラッジを水溶性クーラント液から遠心分離させるとともに、サイクロン効果によりスラッジが分離された水溶性クーラント液が遠心分離装置20の中央部に挿入された管(図示せず)を介して、遠心分離装置20の上面中央に設けられた液出口22から遠心分離装置20の外部に排出される。
また、液出口22には還流路28が接続されており、浄化(つまり、スラッジを除去)された水溶性クーラント液は、還流路28からクーラントタンク201の第2液槽201b(図1参照)に還流されることになる。
遠心分離装置20の上面中央の液出口22の横には、油抜口29が設けられている。この油抜口29には、開閉コック26が設けられており、作業者が開閉コック26を開に操作すると、遠心分離装置20の内部で旋回する水溶性クーラント液の上部に分離して蓄積された油分が排出される。そして、油抜口29から排出された油分は、油分回収流路27を経由して油分回収ボトル70に貯留される。
一方、遠心分離装置20の内部で遠心分離されたスラッジは、下方に沈殿して遠心分離装置20の下部に設けられた排出口23から排出流路24に吐出される。そして、排出流路24の一端は下方に設置されたスラッジタンク40の上面(つまり、上蓋)に設けられた流入口41に接続されており、排出流路24を経由して、スラッジタンク40の内部にスラッジを含んだ水溶性のクーラント液が流入することになる。
ここで、図4を用いて、本実施形態におけるスラッジタンク40の内部におけるスラッジ及び水溶性クーラント液の状態を説明する。図4はスラッジタンク40内でのスラッジと水溶性クーラント液の状態を説明する断面図である。
本実施形態に係るスラッジタンク40は、上蓋40cとスラッジの貯留部40dで構成される。そして、上蓋40cには、流入口41及び回収口42が設けられ、流入口41の下部には流入管40fが、回収口42の下部には回収管40eが設けられている。また、流入管40fは回収管40eよりも上蓋40cの下方に深くなるように設置されている。
最初に、図4(a)に示すように、スラッジタンク40が空の状態からスラッジを含んだ水溶性のクーラント液が流入する場合は、貯留部40dの内部でスラッジと水溶性クーラント液が比重分離して、スラッジ(スラッジ40b)は貯留部40dの底面に堆積し、その上部に上澄み液として水溶性クーラント液(水溶性クーラント液40a)が貯留される。
次に、図4(b)に示すように、貯留部40dに上澄み液として貯留された水溶性クーラント液40aの水位が回収管40eに到達すると、流入管40fからの流入圧により、水溶性クーラント液40aが回収管40eから押し出される。そして、押し出された水溶性クーラント液40aは一定の流量で、回収口42に接続された回収流路43を上昇する。
最後に、図4(c)に示すように、貯留部40dのスラッジ40bが回収管40eに到達する近くまで蓄積されると、回収管40eからの水溶性クーラント液40aの押し出しが阻害されるため、回収流路43を上昇する水溶性クーラント液40aの流量は徐々に減少する。そして、最終段階では回収管40eがスラッジ40bにより塞がれて、回収流路43への水溶性クーラント液40aの押し出しは途切れることになる。
上述したように、本実施形態におけるスラッジタンク40では、クーラント液浄化装置100を作動させても、スラッジタンク40の貯留部40dがスラッジを含む水溶性クーラント液で満杯(つまり、上澄み液としての水溶性クーラント液の水位が回収管40eに到達)になるまでの間は、スラッジタンク40からの水溶性クーラント液の排出は行われない。
そして、貯留部40dがスラッジを含む水溶性クーラント液で満杯になると、流入管40fからの流入圧により、スラッジタンク40の外部に接続された回収流路43に一定の流量で水溶性クーラント液の排出が行われる。そして、貯留部40dのスラッジ40bが回収管40eの近くに到達するまで蓄積されると、スラッジタンク40からの水溶性クーラント液の排出量は減少して最後には途切れることになる。
つまり、本実施形態においては、回収流路43を上昇する水溶性クーラント液の流量をフロートスイッチ30(つまり、流量検知手段)により測定することで、回収流路43を流れる水溶性クーラント液の流量が、一定の流量を維持した後に減少して所定の流量以下となると、スラッジタンク40の内部に蓄積されたスラッジの量がほぼ満杯に近い状態であるとして、スラッジタンク40を交換するタイミングとしている。
なお、本実施形態においては、新たに空の貯留部40dだけを交換するだけで、スラッジタンク40を交換することができる。さらに、スラッジタンク40としては、容量が同じ規格(例えば、20リットル)のペール缶を用いることが望ましい。これにより、スラッジが満杯のペール缶の数を管理するだけで、産業廃棄物として処理されるスラッジの量を正確に把握することも可能となる。
図2及び図3を用いたクーラント液浄化装置100の構成及び水溶性クーラント液の流れの説明に戻る。
図3(b)に示すように、スラッジタンク40から排出された水溶性クーラント液は、回収流路43を上昇してその上部に設けられたフロートスイッチ30の下部流入口31からフロートスイッチ30の内部へ流入する。そして、フロートスイッチ30の内部へ流入した水溶性クーラント液は、フロートスイッチ30の側面2箇所に設けられた側面排出口32,33から排出される。
フロートスイッチ30から排出された水溶性クーラント液は、側面排出口32,33に接続された流路35を経由して、最終的にはクーラントタンク201の第2液槽201b(図1参照)に還流されることになる。
フロートスイッチ30は、本実施形態における流量検知手段として機能するものであり、内部にフロート体(図示せず)が設けられている。そして、フロートスイッチ30の内部を通過して、側面排出口32,33から流路35に排出される水溶性クーラント液の流量が一定の流量になるとフロート体に浮力が働く、一方、水溶性クーラント液の流量が一定の流量以下になるとフロート体の浮力が失われる。
上記フロート体の動作の変化は、所定の検知信号として制御盤80に送信される。これにより、本実施形態においては、制御盤80においてスラッジタンク40に蓄積されたスラッジの量が判断され、スラッジタンク40の交換のタイミングがパトランプ60(報知手段)により作業者に報知されることになる。なお、制御盤80におけるスラッジタンク40の交換のタイミングの報知処理(スラッジタンク交換タイミング報知処理、図6参照)については、詳細は後述する。
また、フロートスイッチ30の下部流入口31には、流量調整コック34が設けられている。この流量調整コック34は、回収流路43を上昇してフロートスイッチ30の内部へ流入する水溶性クーラント液の流量を調整するためのものであり、フロートスイッチ30の内部のフロート体(図示せず)の水溶性クーラント液の流量に応じた動作を調整して、スラッジタンク40の内部に蓄積されたスラッジが最大量のタイミングでフロートスイッチ30が作動するようにしたものである。
[2.制御盤の構成]
本実施形態に係るクーラント液浄化装置100の制御盤80の具体的な構成を、図5を参照して具体的に説明する。図5は本実施形態におけるクーラント液浄化装置100の制御盤80の構成を示す説明図である。
図5に示すように、本実施形態に係る制御盤80は、制御部83、I/Oインターフェイス84から構成されている。そして、制御部83にはI/Oインターフェイス84を介して、循環ポンプ10、フロートスイッチ30、起動ボタン81、停止ボタン82、パトランプ60が接続されている。
制御部83は、CPU、ROM、RAM(図示せず)などから構成されている。そして、ROMにはクーラント液浄化装置100を制御するための各種プログラム(スラッジタンク満杯検出処理など)、各種データテーブルなどが記憶されており、CPUは、このプログラムをROMから読み出して実行することにより、クーラント液浄化装置100の制御部として機能することになる。
I/Oインターフェイス84(入出力インターフェイス)は、制御部83と周辺機器(循環ポンプ10、フロートスイッチ30、パトランプ60)との信号の入出力を制御する。また、制御盤80に設けられた起動ボタン81及び停止ボタン82が操作された場合は所定の検知信号を制御部83へ送信する。
循環ポンプ10は、制御部83からの指示に従いクーラント液浄化装置100を作動及び停止させるものである。つまり、制御部83は、制御盤80に設けられた起動ボタン81が操作されたことを検知した場合に循環ポンプ10に対して作動信号を送信する。一方、後述するスラッジタンク交換タイミング報知処理において、スラッジタンク40の交換タイミングであると判断された場合、制御盤80に設けられた停止ボタン82が操作されたことを検知した場合は、循環ポンプ10に対して停止信号を送信する。
フロートスイッチ30は、本実施形態における流量検知手段として機能するものであり、内部にフロート体(図示せず)が設けられている。そして、フロートスイッチ30を通過する水溶性クーラント液の流量に応じたフロート体の動作状態を所定の検知信号として制御部83に送信する。
パトランプ60は、本実施形態における報知手段として機能するものであり、制御部83からの指示に応じて点灯または消灯する。例えば、後述するスラッジタンク交換タイミング報知処理において、スラッジタンク40の交換タイミングであると判断された場合に、制御部83からの指示に応じて点灯することで、作業者にスラッジタンク40の交換のタイミングを報知する。
起動ボタン81は、作業者により操作されたことを検知すると、所定の検知信号を制御部83に送信する。
停止ボタン82は、作業者により操作されたことを検知すると、所定の検知信号を制御部83に送信する。
[3.スラッジタンク交換タイミング報知処理]
ここで、制御部83(図5参照)で実行されるスラッジタンク交換タイミング報知処理を、図6を参照して説明する。図6は本実施形態におけるスラッジタンク交換タイミング報知処理のフローチャートである。なお、このスラッジタンク交換タイミング報知処理は、上述した制御部83のROMに記憶されているクーラント液浄化装置100を制御するための各種プログラムのうちの一つである。
つまり、本実施形態においては、制御部83のCPUが、図6に示す制御部83のROMに記憶されているスラッジタンク交換タイミング報知処理を実行することにより、スラッジタンク40の交換のタイミングがパトランプ60(報知手段)により作業者に報知されることになる。
まず、ステップS101において、制御部83のCPU(以下、CPUという)は、既に循環ポンプ10が作動中か否かを判断して、作動中であると判別した場合(ステップS101:Yes)はステップS102へ処理を移す。一方、作動中ではないと判別した場合(ステップS101:No)はステップS109へ処理を移す。
上述したステップS101において、CPUが判断する循環ポンプ10の動作状態は、本サブルーチンにおいて、CPUは循環ポンプ10に対して指示した作動又は停止の指示を制御部83のRAMの所定の領域に記憶したデータを参照して判断されるものである。
ステップS102において、CPUは、制御盤80に設けられた停止ボタン82が操作されたか否かを判断して、停止ボタン82の操作を検知したと判別した場合(ステップS102:Yes)はステップS103へ処理を移す。一方、停止ボタン82の操作を検知していないと判別した場合(ステップS102:No)はステップS104へ処理を移す。
ステップS103において、CPUは、循環ポンプ10の作動を停止させる。そして、この処理が終了すると本サブルーチンを終了する。なお、このステップS102及びステップS103で実行される処理は、例えば、作業者が1日の業務終了時などに当該クーラント液浄化装置100の使用を停止する場合に実行されることになる。
ステップS104において、CPUは、フロートスイッチ30からの信号が“ON”であるか否かを判断して、“ON”であると判別した場合(ステップS104:Yes)はステップS105へ処理を移す。一方、“ON”ではないと判別した場合(ステップS104:No)は本サブルーチンを終了する。
ステップS105において、CPUは、フロートスイッチ30から送られてきた前回の信号が“OFF”であったか否かを判断して、“OFF”であったと判別した場合(ステップS105:Yes)はステップS107へ処理を移す。一方、“OFF”ではないと判別した場合(ステップS105:No)はステップS106へ処理を移す。
上述したステップS104及びステップS105において、CPUが判断するフロートスイッチ30の“ON”または“OFF”信号は、上述したように、フロートスイッチ30の内部を流れる水溶性クーラント液の流量が、例えば、一定の流量であった場合は“OFF”、一定の流量以下の場合は“ON”として制御部83に送られてくる信号であり、フロートスイッチ30の内部に設けられたフロート体(図示せず)の動作信号である。
すなわち、上記ステップS105においては、CPUは、フロートスイッチ30の信号が“OFF”から“ON”に変化した、つまり、フロートスイッチ30の内部を流れる水溶性クーラント液の流量が、一定の流量から一定の流量以下に変化(つまり、スラッジタンク40の内部に所定量のスラッジが蓄積された)したものと判別して、ステップS107において循環ポンプ10の作動を停止するとともに、ステップS108においてパトランプ60を点灯させて、スラッジタンク40の交換のタイミングを作業者に報知する。
ステップS106において、CPUは、フロートスイッチ30から送られてきた信号が“ON”状態の時間、つまり、フロートスイッチ30の内部を流れる水溶性クーラント液の流量が一定の流量以下であった場合の時間を計測し、所定時間をオーバー(所謂、タイムアウト)したか否かを判断して、タイムアウトしたと判別した場合(ステップS106:Yes)はステップS107へ処理を移す。一方、タイムアウトしていないと判別した場合(ステップS106:No)は本サブルーチンを終了する。
このステップS106における処理は、前述したように、本実施形態においては、スラッジタンクを交換した直後は、図4(a)に示すように、スラッジタンク40の内部にスラッジを含む水溶性クーラント液が満杯になるまで所定時間の経過が必要である。
そのため、スラッジタンク40が満杯になるまでの所定時間の経過を監視することで、例えば、所定時間が経過してもフロートスイッチ30の内部を流れる水溶性クーラント液の流量が一定の流量にならなかった場合、つまり、フロートスイッチ30から送られてきた信号が“ON”状態のままの場合は、何らかのトラブル(例えば、回収流路43の目詰まりなど)が発生したと予想される。
また、作業者の操作ミスなどで、スラッジが満杯状態のスラッジタンク40を交換せずに、制御盤80の起動ボタン81が操作されると、当然のことながらいつまでもフロートスイッチ30に水溶性クーラント液は送られてこないため、循環ポンプ10に負荷がかかり故障の原因にもなりかねない。
上述した装置のトラブルや人為的操作ミスなどを防止するため、本実施形態においては、フロートスイッチ30から送られてきた信号が“ON”状態の時間が所定時間経過したことを検知すると、ステップS107およびステップS108において、循環ポンプ10の作動を停止するとともにパトランプ60を点灯させて、作業者に注意を促すようにしている。
ステップS107において、CPUは、循環ポンプ10の作動を停止させる。そして、ステップS108において、CPUは、パトランプ60を点灯させる。そして、この処理が終了すると本サブルーチンを終了する。
ステップS109において、CPUは、制御盤80に設けられた起動ボタン81が操作されたか否かを判断して、起動ボタン81の操作を検知したと判別した場合(ステップS109:Yes)はステップS110へ処理を移す。一方、起動ボタン81の操作を検知していないと判別した場合(ステップS109:No)は本サブルーチンを終了する。
ステップS110において、CPUは、循環ポンプ10を作動させる。そして、ステップS111において、CPUは、フロートスイッチ30から送られてきた信号が“ON”状態の時間を監視する監視タイマをセットする。さらに、ステップS112において、CPUは、パトランプ60を消灯させる。そして、この処理が終了すると本サブルーチンを終了する。
上記ステップS111においてセットされる監視タイマは、上述したステップS106で参照され、スラッジタンク40の内部にスラッジを含む水溶性クーラント液が満杯になり、フロートスイッチ30における水溶性クーラント液の流量が一定の流量になるまでを監視する時間である。
上述してきたように、本実施形態によれば、以下の効果が期待できる。
(1)クーラントタンクからスラッジを含む使用済みのクーラント液(例えば、水溶性クーラント液)を吸引するポンプ(例えば、循環ポンプ10)と、このポンプから供給された前記クーラント液を内部で旋回させて前記スラッジを遠心分離して沈殿させるとともに、浄化したクーラント液を液出口(例えば、液出口22)から還流路(例えば、還流路28)を介して前記クーラントタンク(例えば、クーラントタンク201の第2液槽201b)に還流する一方、沈殿した前記スラッジを排出口から吐出する遠心分離装置(例えば、遠心分離装置20)と、前記排出口から排出されたスラッジを収納するスラッジタンク(例えば、スラッジタンク40)と、を具備するクーラント液浄化装置100において、前記スラッジに含まれるクーラント液を回収するために、前記スラッジタンクと前記還流路とを連通した回収流路(例えば、回収流路43)と、この回収流路の中途に設けられ、当該回収流路を流れるクーラント液の流量を検知する流量検知手段(例えば、フロートスイッチ30)と、この流量検知手段と電気的に接続された報知手段(例えば、パトランプ60)と、をさらに備え、前記スラッジタンクの内部が、スラッジと、スラッジタンク内で比重分離により生じた上澄みクーラント液とにより満杯となった場合、当該上澄みクーラント液を、前記排出口からのスラッジの流入に応じて前記回収流路に押し出して前記クーラントタンクに還流する一方、前記スラッジタンク内のスラッジが増加して前記回収流路を流れるクーラント液の流量が減少して行き、前記流量検知手段による検知結果が所定値以下になった場合、前記報知手段により前記スラッジタンクの交換タイミングを報知することとしたので、例えば、作業者がスラッジタンクの内部にスラッジが満杯になったことを速やかに知ることができるとともに、スラッジタンクの交換作業を効率よく行えるクーラント液浄化装置100とすることができる。
(2)前記スラッジタンク(例えば、スラッジタンク40)は上部開口を密閉可能に閉蓋する蓋体を備えたペール缶であることとしたため、例えば、産業廃棄物としてのスラッジの量を正確に計算できるとともに、スラッジタンクを密閉できるため、スラッジの腐敗による異臭などを防ぐことができる。
(3)前記流量検知手段(例えば、フロートスイッチ30)は、流量の変動により変位するフロート体と、このフロート体の位置によりオン・オフ動作するスイッチとを備えることにより、例えば、流量検知手段を通過する水溶性クーラント液の流量を正確に測定して、スラッジタンク(例えば、スラッジタンク40)の内部にスラッジが満杯になったタイミングを正確に検出することができる。
(4)前記報知手段をパトランプ(例えば、パトランプ60)としたことにより、例えば、作業者が離れた場所にいた場合でも、当該クーラント液浄化装置100のスラッジタンク(例えば、スラッジタンク40)の内部のスラッジが満杯になったことを目視で確認することができる。
以上、各実施形態を通して本発明を説明してきたが、本発明はこれらに限定されるものではない。また、上述した各効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
10 循環ポンプ
20 遠心分離装置
30 フロートスイッチ
40 スラッジタンク
50 ラック
60 パトランプ
70 油分回収ボトル
80 制御盤
100 クーラント液浄化装置
200 工作機械

Claims (4)

  1. クーラントタンクからスラッジを含む使用済みのクーラント液を吸引するポンプと、
    このポンプから供給された前記クーラント液を内部で旋回させて前記スラッジを遠心分離して沈殿させるとともに、浄化したクーラント液を液出口から還流路を介して前記クーラントタンクに還流する一方、沈殿した前記スラッジを排出口から吐出する遠心分離装置と、
    前記排出口から排出されたスラッジを収納するスラッジタンクと、
    を具備するクーラント液浄化装置において、
    前記スラッジに含まれるクーラント液を回収するために、前記スラッジタンクと前記還流路とを連通した回収流路と、
    この回収流路の中途に設けられ、当該回収流路を流れるクーラント液の流量を検知する流量検知手段と、
    この流量検知手段と電気的に接続された報知手段と、
    をさらに備え、
    前記スラッジタンクの内部が、スラッジと、スラッジタンク内で比重分離により生じた上澄みクーラント液とにより満杯となった場合、当該上澄みクーラント液を、前記排出口からのスラッジの流入に応じて前記回収流路に押し出して前記クーラントタンクに還流する一方、前記スラッジタンク内のスラッジが増加して前記回収流路を流れるクーラント液の流量が減少して行き、前記流量検知手段による検知結果が所定値以下になった場合、前記報知手段により前記スラッジタンクの交換タイミングを報知することを特徴とするクーラント液浄化装置。
  2. 前記スラッジタンクは上部開口を密閉可能に閉蓋する蓋体を備えたペール缶であることを特徴とする請求項1記載のクーラント液浄化装置。
  3. 前記流量検知手段は、流量の変動により変位するフロート体と、このフロート体の位置によりオン・オフ動作するスイッチとを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のクーラント液浄化装置。
  4. 前記報知手段をパトランプとしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のクーラント液浄化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102632427A (zh) * 2012-04-01 2012-08-15 苏州怡信光电科技有限公司 设有报警设备的雕铣机
JP2013154432A (ja) * 2012-01-30 2013-08-15 Kazuo Mitsui クーラントタンク掃除機
JP2020015011A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 産機テクノス株式会社 フィルタ式スラッジ回収装置

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