JP3169267U - 汚水浄化装置 - Google Patents

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【課題】浄化用フィルターの逆洗も容易に行え、しかも、逆洗時に発生する汚物を汚水から回収する機構を備えた汚水浄化装置を提供する。【解決手段】容器11に貯留された汚水を汲み出すポンプ12の吐出口に三方弁13を介して接続され、浄化時にポンプ12に連通する第1の配管通路14と、これに接続され、内部に交換可能な浄化用フィルター15を備え、供給された汚水が浄化用フィルター15の一次側に供給されるタンク16とを備える。また、浄化用フィルター15の二次側に接続され浄化された汚水を、容器11に戻す第2の配管通路19と、三方弁13に接続され、逆洗時にポンプ12に連通し、浄化用フィルター15の二次側に汚水を供給する第3の配管通路と、タンク16に接続され、逆洗時に浄化用フィルター15の一次側に発生する汚物を、排水用フィルター23に送り、更に排水用フィルター23を通った汚水を容器11に戻す第4の配管通路とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、印刷に使用される湿し水、生活用水、水槽の水等を浄化する汚水浄化装置に関する。
特許文献1には、オフセット印刷に使用される湿し水を浄化するオフセット印刷用湿し水浄化装置が提案されている。この装置は、入り口及び出口を備え、入り口から湿し水を受け入れ、出口から湿し水を排出するインキ分離槽と、インキ分離槽内の湿し水の水面に浮上したインキを湿し水から分離するインキ除去手段とを有している。
ところが、このオフセット印刷用湿し水浄化装置では、湿し水中に混入したゴミや汚れ等は除去できないので、浄化用フィルターを用いた汚水浄化装置も提案され、容器に溜めた汚水をポンプで汲み上げ、浄化用フィルターの一次側に送って汚水を浄化した後、浄化用フィルターの二次側から浄化された汚水を取り出して、容器に戻していた。
特開2005−238448号公報
しかしながら、浄化用フィルターは使用によって詰まるので、定期的に交換するか、洗浄する必要がある。そこで、ポンプから送られる汚水を、浄化用フィルターの二次側から送れば、浄化用フィルターの逆洗が可能であるが、この場合、浄化用フィルターに付着していた汚物が、再度容器内に戻るという問題があった。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、浄化用フィルターの逆洗も容易に行え、しかも、逆洗時に発生する汚物を汚水から回収する機構を備えた汚水浄化装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本考案に係る汚水浄化装置は、容器に貯留された汚水を汲み出すポンプと、前記ポンプの吐出口に三方弁を介して接続され、浄化時に前記ポンプに連通する第1の配管通路と、前記第1の配管通路に接続され、内部に交換可能な浄化用フィルターを備え、前記第1の配管通路から供給された汚水が前記浄化用フィルターの一次側に供給されるタンクと、前記浄化用フィルターの二次側に接続され、前記浄化用フィルターによって浄化された汚水を、浄化時に開く第1の仕切り弁を介して、前記容器に戻す第2の配管通路と、前記三方弁に接続され、逆洗時に前記ポンプに連通し、前記浄化用フィルターの二次側に前記容器から汲み出された汚水を供給する第3の配管通路と、前記タンクに接続され、逆洗時に前記浄化用フィルターの一次側に発生する汚物を、逆洗時に開く第2の仕切り弁を介して、排水用フィルターに送り、更に該排水用フィルターを通った汚水を前記容器に戻す第4の配管通路とを有する。
ここで、本考案の汚水浄化装置において、前記タンクには第1の圧力スイッチが設けられ、前記浄化用フィルターの一次側の圧力を検知し、前記浄化用フィルターの目詰まり状況を監視しているのが好ましい。
本考案の汚水浄化装置において、前記ポンプの吐出側には第2の圧力スイッチが設けられて、前記ポンプの運転状況を監視しているのが好ましい。
そして、本考案の汚水浄化装置において、前記タンクには並列に接続された複数の前記浄化用フィルターを有するのが好ましい。
本考案の汚水浄化装置において、浄化用フィルターに汚水を送るポンプを利用して、浄化用フィルターの逆洗を行うと共に、逆洗時に発生する汚物は排水用フィルターが回収するようにしているので、逆洗時においても、汚物で汚水を汚さないで、容器に戻すことができる。
これによって、水の浄化を継続的に行うことができる。
本考案の一実施の形態に係る汚水浄化装置の浄化時の流水回路図である。 同汚水浄化装置の逆洗時の流水回路図である。 同汚水浄化装置の正面図である。 同汚水浄化装置の側面図である。 (A)、(B)はそれぞれ同汚水浄化装置の斜視図である。
続いて、添付した図面を参照しながら、本考案を具体化した実施の形態について説明する。
図1〜図5に示すように、本考案の一実施の形態に係る汚水浄化装置10は、容器(水槽、池を含む)11に貯留された汚水を汲み出すポンプ12と、ポンプ12の吐出口に三方弁13を介して接続され、浄化時にポンプ12に連通する第1の配管通路14と、第1の配管通路14に接続され、内部に交換可能な浄化用フィルター15を備え、第1の配管通路14から供給された汚水を浄化用フィルター15の一次側に供給するタンク16とを有している。
また、浄化用フィルター15の二次側に接続され、浄化用フィルター15によって浄化された汚水を、浄化時に開く第1の仕切り弁18を介して、容器11に戻す第2の配管通路19とを有している。
そして、三方弁13に接続され、逆洗時にポンプ12に連通し、浄化用フィルター15の二次側に汚水を供給する第3の配管通路20と、タンク16に接続され、逆洗時に浄化用フィルター15の一次側に発生する汚物を、逆洗時に開く第2の仕切り弁22を介して、排水用フィルター23に送り、更に排水用フィルター23を通った汚水を容器11に戻す第4の配管通路25と、これらの電気的制御を行う図示しない制御装置とを有している。
なお、排水用フィルター23は受け容器26に収納されている。制御装置には、この汚水浄化装置10の電気的制御を行う回路が設けられている。
タンク16は密閉構造となって、内部に並列に接続された4つの浄化用フィルター15が設けられている。これらの浄化用フィルター15はタンク16の蓋27に取付けられてその交換が容易にできる構造となっている。なお、タンク16の外側には、カバー28が設けられ、図3〜図5(A)、(B)に示すように、内部のタンク16が見えない構造となっている。蓋27はカバー28の上部から露出している。
タンク16には第1の圧力スイッチ29が設けられ、内部の圧力(即ち、浄化用フィルター15の一次側の圧力)を監視し、浄化用フィルター15の目詰まりを検知できる構造となっている。
タンク16の上部位置でカバー28の内部には、モータ駆動のポンプ12が設けられ、ポンプ12の吐出側には第2の圧力スイッチ30が設けられて、ポンプ12の運転状況を監視して、ポンプ12の異常を検知できる構造となっている。
カバー28の底部に図示しない架台を有し、架台の周囲底部にはキャスター32が設けられている。カバー28の正面側には、電源ランプ33、表示灯付き電源スイッチ34、異常状態が発生した場合に復帰動作を行うリセットスイッチ35が配置されている。また、第2の圧力スイッチ30によって検知したポンプ12の異常と、第1の圧力スイッチ29によって検知した浄化用フィルター15の異常をそれぞれ示す警告灯37、38も設けられている。
架台には支持部材40を介して受け容器26が固定され、この受け容器26はカバー28より高い位置にある。
また、タンク16の上部にはエア抜き用の弁39が設けられていると共に、これに配管を介して接続されるエア抜き接続口49がカバー28の下部に設けられている。また、必要な場合、タンク16内の汚水を除去する図示しないドレーンも設けられている。
この汚水浄化装置10の下部位置(即ち、カバー28の下部)には、容器11に接続する吸水口41、排水口42と、排水用フィルター23が備えられた受け容器26に逆洗に使用された汚水を送る管の接続口43が設けられている。なお、符号50は、常時開放している仕切り弁である。
受け容器26には接続口43からの汚水を受ける汚水口44と排水用フィルター23で濾過された汚水を容器11に戻す排水口45を有している。
なお、この汚水浄化装置10の正面側には、第1、第2の圧力スイッチ29、30の動作圧力をデジタルで変えるディスプレイ付きの制御部47、48が設けられ、第1、第2の圧力スイッチ29、30の動作圧力を変更できる構造となっている。
続いて、この汚水浄化装置10の動作について説明する。
容器11内の汚水を浄化する場合には、表示灯付き電源スイッチ34をオンにすると、図1に示すように、3方弁13を正側(即ち浄化側)にし、第1の仕切り弁18を開にし、第2の仕切り弁22が閉になる。この状態で、ポンプ12が作動し、容器11から汚水が汲み上げられ、3方弁13及びこれに接続される第1の配管通路14を介してタンク16内に汚水が供給される。
タンク16内には筒状の浄化用フィルター15が配置され、この筒状の浄化用フィルター15の外側から内側に汚水が流れることで、汚水中に含まれる汚物やゴミが浄化用フィルター15で回収される。浄化用フィルター15を通った汚水は途中に第1の仕切り弁18を有する第2の配管通路19を通じて、容器11に戻される。このような汚水の循環を行って、汚水の浄化が行われる。
汚水の浄化を長時間行うと、浄化用フィルター15が詰まることになる。この場合は第1の圧力スイッチ29で検知して、所定の圧力以上になると警告を発し、ポンプ12の停止及び、警告灯38を点燈する。そして、自動的に第1の仕切り弁18が閉となり、第2の仕切り弁22が開となり、三方弁13が逆側(即ち、逆洗側)に切り替わる。
この状態で、ポンプ12を作動し、容器11からの汚水が、図2に示すように、三方弁13及び第3の配管通路20を介して筒状の浄化用フィルター15の内側(即ち、二次側)に送り込まれ、浄化用フィルター15の逆洗が開始される。これによって、浄化用フィルター15の外側(即ち、一次側)に付着した汚物が除去され、タンク16内に漂い、第2の仕切り弁22を有する第4の配管通路25を介して、排水用フィルター23を有する受け容器26に送られる。
受け容器26で排水用フィルター23によって汚物が除去された汚水が底部から排出され、容器11に戻る。この状態を繰り返すことで、浄化用フィルター15の洗浄が行われると共に、排水用フィルター23で汚水の浄化も行われる。従って、容器11内の汚水が浄化用フィルター15によって回収された汚物によって汚されることがない。
本考案は前記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲でその構成を変更することもできる。
なお、前記実施の形態においては、第1の圧力スイッチ29が作動したこと、即ち浄化用フィルター15の目詰まりを検知したことによって、逆洗を自動的に開始するようにしているが、手動操作で逆洗を開始しても本考案は適用される。
10:汚水浄化装置、11:容器、12:ポンプ、13:三方弁、14:第1の配管通路、15:浄化用フィルター、16:タンク、18:第1の仕切り弁、19:第2の配管通路、20:第3の配管通路、22:第2の仕切り弁、23:排水用フィルター、25:第4の配管通路、26:受け容器、27:蓋、28:カバー、29:第1の圧力スイッチ、30:第2の圧力スイッチ、32:キャスター、33:電源ランプ、34:表示灯付き電源スイッチ、35:リセットスイッチ、37、38:警告灯、39:弁、40:支持部材、41:吸水口、42:排水口、43:接続口、44:汚水口、45:排水口、47、48:制御部、49:エア抜き接続口、50:仕切り弁

Claims (4)

  1. 容器に貯留された汚水を汲み出すポンプと、
    前記ポンプの吐出口に三方弁を介して接続され、浄化時に前記ポンプに連通する第1の配管通路と、
    前記第1の配管通路に接続され、内部に交換可能な浄化用フィルターを備え、前記第1の配管通路から供給された汚水が前記浄化用フィルターの一次側に供給されるタンクと、
    前記浄化用フィルターの二次側に接続され、前記浄化用フィルターによって浄化された汚水を、浄化時に開く第1の仕切り弁を介して、前記容器に戻す第2の配管通路と、
    前記三方弁に接続され、逆洗時に前記ポンプに連通し、前記浄化用フィルターの二次側に前記容器から汲み出された汚水を供給する第3の配管通路と、
    前記タンクに接続され、逆洗時に前記浄化用フィルターの一次側に発生する汚物を、逆洗時に開く第2の仕切り弁を介して、排水用フィルターに送り、更に該排水用フィルターを通った汚水を前記容器に戻す第4の配管通路とを有することを特徴とする汚水浄化装置。
  2. 請求項1記載の汚水浄化装置において、前記タンクには第1の圧力スイッチが設けられ、前記浄化用フィルターの一次側の圧力を検知し、前記浄化用フィルターの目詰まり状況を監視していることを特徴とする汚水浄化装置。
  3. 請求項1又は2記載の汚水浄化装置において、前記ポンプの吐出側には第2の圧力スイッチが設けられて、前記ポンプの運転状況を監視していることを特徴とする汚水浄化装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1記載の汚水浄化装置において、前記タンクには並列に接続された複数の前記浄化用フィルターを有することを特徴とする汚水浄化装置。
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CN110038337A (zh) * 2019-05-30 2019-07-23 于婉晴 印刷用胶印机润版液废水浸渍过滤装置

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