JP2011011023A - 完全に安全な安全ピン - Google Patents

Abstract

【課題】この発明は、安全にしかも簡単に布や名札等を取り付ける事の出来る、針先を常時安全に保護する安全ピンを提供する。
【解決手段】安全にしかも簡単に布や名札等を取り付ける為、針と、針先を常時安全に保護する部材からなる安全ピンである。
【選択図】図１

Description

この発明は、安全にしかも簡単に布や名札等を取り付ける事が出来る、針先を常時安全に保護した安全ピンに関するものである。

従来、布や名札等の取り付けには安全ピンやクリップを使用していた。

そのために、次のような問題点が生じていた。
（イ）安全ピンは取り付け操作時、及び取り外し操作時において、鋭利な針先が露出する ので、指を刺す事故があり、特に幼い子供達には危険性が高く操作し辛かった。
（ロ）安全ピンはコイルバネの力を利用して開閉していたが、指の力の弱い年配者には、 かなり力が必要で取り付けにくかった。
（ハ）安全ピンは開閉の為に力を作用させる方向は針の軸に直角方向で、指でつまむよう にしていたが、ピンに回転力が生じやすく不安定で危険だった。
（ニ）名札を取り付ける為に、安全ピンとクリップを組み合わせて使用していた。
（ホ）クリップはポケットなどに挟む仕組みで、はずれて落ちる場合があった。
本発明は、以上の問題点を解決したものである。

布を取り付ける為の針と、針を固定する部材の２種構造とした。針はその部材で針尻のみを固定し、針先は自由端にした。
針尻を固定した部材の、反対側の端部を針の軸線方向に伸ばし自由端の針先を保護する目的で折り返す。以上の構成からなる針と、針尻を固定し針先を常時安全に保護する部材からなる安全ピンである。

（イ）したがって、鋭利な針先が常に部材の中におさまっているので取り付け時、使用時 、及び取り外し時において完全に危険がなくなった。
（ロ）安全ピンとクリップの両面性があるので、名札の部品として最適になった。
（ロ）クリップ形状なので簡単に装着出来るが、クリップ内部に針があるので、はずれ落 ちようとする際に針が布に刺さる事ではずれ落ちる事が一切無くなった。

以下、本発明の実施形態について説明をする。
（イ）細長い部材▲１▼の一端で針尻▲２▼を固定する。
（ロ）固定した部材▲１▼の反対側の端部は、針軸線方向に伸ばし、包み込むように自由 端の針先▲３▼附近を経由して折り返す。
（ハ）折り返した端部には布を安全に又、簡単に挿入する為のセーフティーガイド▲４▼ の形状を設ける。
（ニ）セーフティーガイド▲４▼は針先▲３▼がはみ出さない、大きさと硬さとする。
（ホ）部材▲１▼の断面形状や材質は多角形でも円形でも、安全性を確保するに足りる強 度であればどんな形状でも材質でも良い。
（ヘ）針先▲３▼で折り返した部材▲１▼の隙間は子供の指が入らない間隔にするのが望 ましい。
本発明は以上の構成からなる安全ピンである。
以下使用法について説明をする。
（１）ポケットへの取り付け方法は布材に安全ピンを差し込むだけ。取りはずそうと安 全ピンを引き抜くと針先▲３▼が布にささる仕組みで脱落防止となる。
（２）名札等の従来の安全ピンの代わりに使用した場合、付けたい布を指でつまみ、セ ーフティーガイド▲４▼からその布を挿入した後、引き戻すと装着できる仕組み になっている。

本発明の斜視図である 本発明の正面図である 本発明の側面図である 本発明の使用説明図である 本発明の使用説明図である 本発明の使用説明図（ポケット）である

１は部材
２は針尻
３は針先
４はセーフティーガイド

Claims (1)

1. 細長い部材の一端に針尻を固定し、反対側の端部を折り返して自由端の針先を安全に保護した安全ピン。

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