JP2006116273A - 鞘付きフォールディングナイフ - Google Patents
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Abstract
【課題】 引き出し具を装着したハンドルより、ブレードが長い、鞘付きフォールディングナイフを提供する。
【解決手段】 鞘1の片側面に開口部9を設け、ハンドル11よりブレード10が長いフォールディングナイフ2を、その開口部9で自由に出入りさせ、このフォールディングナイフ2のハンドル11に引き出し具12を装着することを特徴とする鞘付きフォールディングナイフである。
【選択図】 図1
【解決手段】 鞘1の片側面に開口部9を設け、ハンドル11よりブレード10が長いフォールディングナイフ2を、その開口部9で自由に出入りさせ、このフォールディングナイフ2のハンドル11に引き出し具12を装着することを特徴とする鞘付きフォールディングナイフである。
【選択図】 図1
Description
本発明は、引き出し具を装着したハンドルより、ブレードが長い、鞘付きフォールディングナイフに関するものである。
従来、ハンドルよりブレードの長い鞘付きで折畳めない一体形のナイフがあった。
そのために、次のような問題点があった。
(イ)ハンドルよりブレードの長い一体形のナイフは、折り畳んだり、長さを縮小することが不可能であり、鞘に収納すると更に全長が長くなるため、携帯に不便であった。
(ロ)フォールディングナイフは折畳んで全長を短縮できるが、ハンドルよりブレードが長いと、ブレードをハンドル内に折畳んだとき、はみ出したブレードが突き出て危険であった。
(ハ)ハンドルよりブレードが長いフォールディングナイフは、折畳んだとき、はみ出したブレードをハンドルに設けた特殊な金具で防護するか、常に鞘の内に収めておかなければならなかった。
(ニ)鞘に収めたフォールディングナイフを、ハンドル内からブレードを開いて使用するためには、折畳んだまま鞘から全体を取り出した後、改めて開かねばならず、一体形のナイフのように一動作で鞘から抜き出すことができなく不便であった。本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
(イ)ハンドルよりブレードの長い一体形のナイフは、折り畳んだり、長さを縮小することが不可能であり、鞘に収納すると更に全長が長くなるため、携帯に不便であった。
(ロ)フォールディングナイフは折畳んで全長を短縮できるが、ハンドルよりブレードが長いと、ブレードをハンドル内に折畳んだとき、はみ出したブレードが突き出て危険であった。
(ハ)ハンドルよりブレードが長いフォールディングナイフは、折畳んだとき、はみ出したブレードをハンドルに設けた特殊な金具で防護するか、常に鞘の内に収めておかなければならなかった。
(ニ)鞘に収めたフォールディングナイフを、ハンドル内からブレードを開いて使用するためには、折畳んだまま鞘から全体を取り出した後、改めて開かねばならず、一体形のナイフのように一動作で鞘から抜き出すことができなく不便であった。本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
鞘の片側面に開口部を設け、ハンドルよりブレードが長いフォールディングナイフを、その開口部で自由に出入りさせる。このフォールディングナイフのハンドルに引き出し具を装着する。以上を特徴とする鞘付きフォールディングナイフである。
ハンドルよりブレードが長く、かつ折り畳めるフォールディングナイフを本発明の鞘に収納することにより、折り畳めないハンドルとブレードが一体形のナイフよりも全長を短縮出来る。またはるかに携帯が容易になる。更にはみ出したブレードによる危険も完全に防御できる。特に使用時には、一度の動作で、一体形のナイフと同然の、ブレードを完全に開いた使用状態にして、フォールディングナイフを鞘から容易に抜脱させられる。かつブレードを折畳んだ状態で挿入させることができる。これらの一連の動作の間、ブレードに手指が触れないため、容易に安全性が得られる。鞘の裏側板に添着させた、使用者の腰にあるベルトに吊着させるためのベルトループや鞘後端部に嵌着させた、鞘を首から懸吊させるネックストラップを通すための、ハトメは、使用者に手で鞘を保持することから解放させる。これにより、ハンドルの引き出し具を軽く操作させれば、容易に片手だけで、ブレードを完全に開いた、使用状態のフォールディングナイフを抜脱させられる。そのため従来のフォールディングナイフにはない特徴を有する。たとえば、体力のすぐれない人や身体の一部に障害を有し、フォールディングナイフの使用をためらっていた人達にも、安全にしてかつ容易な操作性により、使用の機会を与える効果を生じる。
【発明を実施するための最良の形態
【発明を実施するための最良の形態
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ) フォールディングナイフ(2)を型として、弾性を有する樹脂に加圧成型した、表側板(3)と裏側板(4)を接着剤にて接着のうえ、ハトメ(6)で嵌着させた鞘(1)を作る。その鞘(1)の片側面に開口部(9)を設ける。
(ロ) その鞘(1)に収納するハンドル(11)より長いブレード(10)を有するフォールディングナイフ(2)を作る。
(ハ) その鞘(1)は、開口部(9)を、折り畳んだフォールディングナイフ(2)が自由に出入り出来、かつ弾性を有する前把持部(7)と後把持部(8)により鞘(1)内に安全で有効に把持されるよう設ける。
(ニ) 開口部(9)から折り畳んだフォールディングナイフ(2)を引き出すため、ハンドル(11)に有効な引き出し具(12)を設ける。
本発明は、以上の構成よりなっている。
これを使用するときは、鞘(1)に添着したベルトループ(5)を腰のベルトに通し吊着、又は、鞘(1)後端部に設けたハトメ(6)に通したネックストラップを首に懸吊する。引き出し具(12)を手で握り、真横外側に向けて引く。引き出し具(12)は、ハンドル(11)を、図2に示す状態から後把持部(8)の弾力に抗い、鞘(1)内から図3の位置に抜脱する。ハンドル(11)が図3の位置辺りに抜脱したとき、ハンドル(11)を片手で握持する。ハンドル(11)を片手で握持したまま、前把持部(7)の弾力に軽く抗いながら更にハンドル(11)を外側に向け引き出すと、図4の位置でブレード(10)とハンドル(11)は、完全に開いた状態でロックがかかる。ロックされたことを音と振動で確認し、ブレード(10)とハンドル(11)が一体となったフォールディングナイフ(2)を 鞘(1)より抜脱する。しかるのち使用する。これら一連の操作で、一度の動作のみで鞘(1)から抜脱させることが可能となる。
次に、フォールディングナイフ(2)を鞘(1)内に収納するときは、フォールディングナイフ(2)のロックを解除し、折り畳んだ状態にする。しかるのち、切っ先から鞘(1)の開口部(9)後部に向け差し入れる。切っ先が入ったら、ハンドル(11)とブレード(10)の軸着部(13)を図5の矢印方向に、前把持部(7)の弾力に抗いながら鞘(1)内に圧入する。図6は、鞘(1)内にフォールディングナイフ(2)が収納寸前の状態を示す。
本発明の実施の形態では、鞘(1)の材質に樹脂を例に説明したが、金属その他弾性を有する材質にても同様に製造できる。
(イ) フォールディングナイフ(2)を型として、弾性を有する樹脂に加圧成型した、表側板(3)と裏側板(4)を接着剤にて接着のうえ、ハトメ(6)で嵌着させた鞘(1)を作る。その鞘(1)の片側面に開口部(9)を設ける。
(ロ) その鞘(1)に収納するハンドル(11)より長いブレード(10)を有するフォールディングナイフ(2)を作る。
(ハ) その鞘(1)は、開口部(9)を、折り畳んだフォールディングナイフ(2)が自由に出入り出来、かつ弾性を有する前把持部(7)と後把持部(8)により鞘(1)内に安全で有効に把持されるよう設ける。
(ニ) 開口部(9)から折り畳んだフォールディングナイフ(2)を引き出すため、ハンドル(11)に有効な引き出し具(12)を設ける。
本発明は、以上の構成よりなっている。
これを使用するときは、鞘(1)に添着したベルトループ(5)を腰のベルトに通し吊着、又は、鞘(1)後端部に設けたハトメ(6)に通したネックストラップを首に懸吊する。引き出し具(12)を手で握り、真横外側に向けて引く。引き出し具(12)は、ハンドル(11)を、図2に示す状態から後把持部(8)の弾力に抗い、鞘(1)内から図3の位置に抜脱する。ハンドル(11)が図3の位置辺りに抜脱したとき、ハンドル(11)を片手で握持する。ハンドル(11)を片手で握持したまま、前把持部(7)の弾力に軽く抗いながら更にハンドル(11)を外側に向け引き出すと、図4の位置でブレード(10)とハンドル(11)は、完全に開いた状態でロックがかかる。ロックされたことを音と振動で確認し、ブレード(10)とハンドル(11)が一体となったフォールディングナイフ(2)を 鞘(1)より抜脱する。しかるのち使用する。これら一連の操作で、一度の動作のみで鞘(1)から抜脱させることが可能となる。
次に、フォールディングナイフ(2)を鞘(1)内に収納するときは、フォールディングナイフ(2)のロックを解除し、折り畳んだ状態にする。しかるのち、切っ先から鞘(1)の開口部(9)後部に向け差し入れる。切っ先が入ったら、ハンドル(11)とブレード(10)の軸着部(13)を図5の矢印方向に、前把持部(7)の弾力に抗いながら鞘(1)内に圧入する。図6は、鞘(1)内にフォールディングナイフ(2)が収納寸前の状態を示す。
本発明の実施の形態では、鞘(1)の材質に樹脂を例に説明したが、金属その他弾性を有する材質にても同様に製造できる。
1 鞘
2 フォールディングナイフ
3 表側板
4 裏側板
5 ベルトループ
6 ハトメ
7 前把持部
8 後把持部
9 開口部
10 ブレード
11 ハンドル
12 引き出し具
13 軸着部
2 フォールディングナイフ
3 表側板
4 裏側板
5 ベルトループ
6 ハトメ
7 前把持部
8 後把持部
9 開口部
10 ブレード
11 ハンドル
12 引き出し具
13 軸着部
Claims (1)
- 鞘の片側面に開口部を設け、その開口部を自由に出入りする、ハンドルよりブレードが長いフォールディングナイフのハンドルに引き出し具を装着したことを特徴とする鞘付きフォールディングナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004336650A JP2006116273A (ja) | 2004-10-22 | 2004-10-22 | 鞘付きフォールディングナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004336650A JP2006116273A (ja) | 2004-10-22 | 2004-10-22 | 鞘付きフォールディングナイフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006116273A true JP2006116273A (ja) | 2006-05-11 |
Family
ID=36534702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004336650A Pending JP2006116273A (ja) | 2004-10-22 | 2004-10-22 | 鞘付きフォールディングナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006116273A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023090470A1 (ko) * | 2021-11-16 | 2023-05-25 | 이금욱 | 손목 착용형 칼 |
-
2004
- 2004-10-22 JP JP2004336650A patent/JP2006116273A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023090470A1 (ko) * | 2021-11-16 | 2023-05-25 | 이금욱 | 손목 착용형 칼 |
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