JP2011008354A - 情報処理装置、文書データ削除方法及び文書データ削除プログラム - Google Patents

情報処理装置、文書データ削除方法及び文書データ削除プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワークを介して相手PCに表示させた文書データファイルを、文書アプリケーション終了後に即座に削除する情報処理装置、文書データ削除方法及び文書データ削除プログラムを提供する。
【解決手段】上書きデータ151とそれが入力された際に文書アプリケーション12が表示させていた文書データ152とを関連付けてアノテーションデータ15を生成し、通信部105を介して他の装置へアノテーションデータ15を送信し、他の装置から受信したアノテーションデータ15の上書きデータ151及び文書データ152を重ねて表示する上書きアプリケーション11と、文書アプリケーション12の終了を監視し、その終了を検出した場合に、自装置内の文書データ152を削除するとともに、通信部105を介して他の装置に文書データ152の削除を要求し、他の装置からの要求に応じて文書データ152を削除する終了監視アプリケーション13とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して相手PCに表示させた文書データファイルを、文書アプリケーション終了後に即座に削除する情報処理装置、文書データ削除方法及び文書データ削除プログラムに関する。
ネットワークを介して相手にアノテーションデータファイルを送信し、相手PC内に文書データファイルを作成し、文書アプリケーションに表示させ、画面を共有しながらPCtoPC会議を行う技術が実現されている。この技術を用いることにより、テレビ電話などの専用の設備を設けずとも、実際に会議相手と面会するために外出する必要がなくなる。従って、企業における設備投資や経費の削減の面で普及が期待されている。
図21を用いて、PCtoPC会議システムの動作について説明する。
(1)汎用OS上で動作する文書アプリケーションが文書を表示する。
(2)上書きアプリケーションを起動する。上書きアプリケーションは透明ウィンドウを表示する。
(3)透明ウィンドウ上に描画することによって文書上に上書きする。この時、上書きアプリケーションは上書きされた内容を文書位置と関連付けてアノテーションデータとして保存する。
(4)上書き終了後、上書きされた文書が編集されて上書き位置がずれる可能性がある場合、文書データを入力、上書きデータとともに保存する(2ページ目の5行目に上書きし、2行目と3行目との間に1ライン追加があった場合、上書きしたラインは6行目となるが、上書きは5行目に表示される)。
(5)上書きを再表示するとき、アノテーションデータファイルから上書きデータと文書データとを分離、上書きデータファイル、文書データファイルを作成する。
(6)作成した文書データファイルを文書アプリケーションへ渡し、起動することによって文書を表示する。
(7)上書きアプリケーションは表示文書の位置を検出し、上書きデータファイルから文書上への上書きデータを検索表示する。
しかし、上記のようなPCtoPC会議を行う場合、会議終了後に会議相手に文書データを削除してもらわないと相手側のPCに文書データファイルが残ってしまう。
また、会議時に共有PCでアノテーションデータファイルを開いて文書データファイルを作成し、文書アプリケーションに表示させる場合、文書データファイルが作成されることを知らなかったり忘れたりして文書データファイルを削除しないと、共有のPCに文書データファイルが残ってしまう。
作成した文書データファイルが機密文書である場合、文書アプリケーションが終了したら即座に削除する必要がある。
しかし、文書アプリケーションの終了時に文書データファイルを自動削除させる方法は実現されていない。このため、機密文書が他人に見られて機密が漏れる可能性があり、セキュリティ上で大きな問題となっている。
文書データファイルを自動的に削除することに関する技術として、特許文献1〜4に開示される発明がある。特許文献1に開示される発明は、ファイルに破棄する時刻を設定し、現在の時刻と設定時刻とを定期的に比較し、設定時刻となった場合にファイルを自動的に破棄するものである。
特許文献2に開示される発明は、文書又は電子メールメッセージにマクロ又はウィルスを添付することにより、特定時間後に文書又は電子メールメッセージを自動的に破棄するものである。
特許文献3に開示される発明は、設定されている保存期間が経過する前にドキュメント管理システムの文書が消去された場合、サーバに登録されているポリシー情報を一括して抹消に変更することで、サーバがファイルを管理削除するものである。
特許文献4に開示される発明は、文書保存ポリシーを用いてネットワーク上の電子文書を削除するものである。
しかし、上記各特許文献に開示される発明は、設定時刻になった場合や特定時間の経過後、あるいは特定のイベント発生時に文書等を破棄するため、文書データファイルが不要となった時点で即座にファイルを破棄するとは限らない。すなわち、文書アプリケーションが終了してからファイルを削除するまでの間は、ファイルを他人に見られてしまう可能性がある。
本発明は係る問題に鑑みてなされたものであり、ネットワークを介して相手PCに表示させた文書データファイルを、文書アプリケーション終了後に即座に削除する情報処理装置、文書データ削除方法及び文書データ削除プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、第1の態様として、他の装置とデータを送受信するための通信手段を備えた情報処理装置であって、任意の文書アプリケーションが表示する文書画面上に、ユーザインタフェースを介して入力された任意の上書きデータを重ねて表示する手段と、任意の上書きデータとそれを入力する際に文書アプリケーションが表示させていた文書データとを関連付けてアノテーションデータを生成する手段と、通信手段を介して他の装置へアノテーションデータを送信する手段と、通信手段を介して他の装置から受信したアノテーションデータを、文書データと上書きデータとに分離する手段と、分離した文書データを文書アプリケーションに表示させるとともに、その文書画面上に、分離した上書きデータを重ねて表示する手段と、文書アプリケーションの終了を監視する文書アプリケーション終了監視手段と、文書アプリケーション終了監視手段が文書アプリケーションの終了を検出した場合に、自装置内の文書データを削除するとともに、通信手段を介して他の装置に文書データの削除を要求する手段と、他の装置からの要求に応じて、文書データを削除する手段とを有することを特徴とする情報処理装置を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第2の態様として、他の装置とデータを送受信するための通信手段を備えた情報処理装置における文書データ削除方法であって、任意の文書アプリケーションが表示する文書画面上に重ねて表示するために、ユーザインタフェースを介して入力された任意の上書きデータと、それが入力された際に文書アプリケーションが表示させていた文書データとを関連付けてアノテーションデータを生成し、通信手段を介して他の装置へアノテーションデータを送信し、通信手段を介して他の装置から受信したアノテーションデータを、文書データと上書きデータとに分離し、分離した文書データを文書アプリケーションに表示させるとともに、その文書画面上に、分離した上書きデータを重ねて表示し、文書アプリケーションの終了を監視し、文書アプリケーションの終了を検出した場合に、自装置内の文書データを削除するとともに、通信手段を介して他の装置に文書データの削除を要求し、他の装置からの要求に応じて、文書データを削除することを特徴とする文書データ削除方法を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、第3の態様として、他の装置とデータを送受信するための通信手段を備えた情報処理装置を制御するコンピュータに、上記本発明の第2の態様に係る文書データ削除方法を実行させることを特徴とする文書データ削除プログラムを提供するものである。
本発明によれば、ネットワークを介して相手PCに表示させた文書データファイルを、文書アプリケーション終了後に即座に削除する情報処理装置、文書データ削除方法及び文書データ削除プログラムを提供できる。
本発明の好適な実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す図である。 本発明の好適な実施の形態に係る情報処理装置の適用例を示す図である。 上書きアプリケーションの機能構成を示す図である。 スクロールバー情報の取得方法及びその内容を示す図である。 文書座標情報の取得方法を示す図である。 上書きデータの生成方法を示す図である。 文書位置検出の応用例を示す図である。 文書スクロール方法を示す図である。 文書アプリケーションの終了監視方法を示す図である。 上書き制御部の動作の流れ及び制御情報テーブルの一例並びにアノテーションツールバーの一例を示す図である。 上書き制御部の動作の流れを示す図である。 ツールバー制御部の動作の流れ及びマウスデータの一例並びにアノテーションツールバーの一例を示す図である。 上書き描画制御部の動作の流れ及びマウスデータの一例を示す図である。 文書スクロール制御部の動作の流れ及びマウスデータの一例を示す図である。 文書スクロール制御部の動作の流れを示す図である。 上書きデータ入力制御部の動作の流れ及びアノテーションデータ入力ダイアログの一例を示す図である。 上書きデータ保存制御部の動作の流れ及び文書データ入力ダイアログの一例並びにアノテーションデータ保存ダイアログの一例を示す図である。 上書き表示制御部の動作の流れを示す図である。 上書き表示制御部の動作の流れを示す図である。 終了監視アプリケーションの動作の流れを示す図である。 従来のPCtoPC会議システムの動作を示す図である。
図1に、本発明を好適に実施した情報処理装置の構成を示す。情報処理装置は、中央演算装置101、ROM102、RAM103、ユーザI/F104、及び通信部105を有する。中央演算部101は、ROM102に格納されているプログラムをRAM103を作業領域として実行することによって、上書きアプリケーション11、文書アプリケーション12、終了監視アプリケーション13を形成する。ユーザI/F104は、上書き操作を受け付けるためのインタフェースであり、キーボード、マウス、タブレット等の公知の入力デバイスが適用される。通信部105は、ネットワークを介して他の情報処理装置と通信する機能部である。通信部105が受信したアノテーションデータは、RAM103に格納され、上書きアプリケーション11によって読み出されて処理に用いられる。また、上書きアプリケーション11が生成したアノテーションデータ15もRAM103に一旦蓄積され、通信部105によってネットワークを介して他の情報処理装置へ送られる。
本実施形態に係る情報処理装置は、図2(a)に示すように、マウス、タブレット、キーボード等を備えた一般的な構成のコンピュータである。図2(b)に示すように、画面をプロジェクタで表示しつつ、発言者の音声や文書上へのメモ描画等を文書位置と関連付けて時系列で保存することにより、会議不参加者への会議内容の提示や、会議内容の再確認等を目的として、他の情報処理装置において同じ表示状態で文書を表示する目的に利用可能である。また、図2(c)に示すように、ネットワークを介して接続された他の情報処理装置に同じ表示状態で文書を表示させて画面を共有し、会議を行う際にも用いられる。
図3を用いて、上書きアプリケーション11の機能構成について説明する。
上書きアプリケーション11は、OS14が提供するプログラム起動手段によって起動され、ユーザI/F104としてのマウスによるマウスデータを入力、OS14上で動作する文書アプリケーション12が表示する文書への上書き、表示文書のスクロールを実行する。
上書き制御部111は、アノテーションデータ15から上書きデータ151及び文書データ152を分離し、上書きデータファイル及び文書データファイルを作成する。また、上書き制御部111は、作成した文書データパスファイルを文書アプリケーション12に渡して起動させる。さらに、上書き制御部111は、文書データファイルパス(文書データのファイルのパス)及び文書アプリケーション識別(文書アプリケーションの識別子)を終了監視アプリケーション13に渡して起動させる。さらに、上書き制御部111は、透明ウィンドウ、アノテーションツールバーを表示、マウスデータを入力、ツールバー制御、文書スクロール制御、上書き描画制御を行う。ツールバー制御部112は、アノテーションツールバーボタン押下に応じて、ボタンに設定されている機能を実行する。「上書き」ボタンが押下された場合には上書きモード(ドラッグ操作によって手書き文字を描画するモード)へ移行する。「スクロール」ボタンが押下された場合には文書スクロールモード(ドラッグ操作により文書をスクロールするモード)へ移行する。「保存」ボタンが押下された場合には上書きデータ保存モードへ移行する。「入力」ボタンが押下された場合には上書きデータ入力モードへ移行する。「終了」ボタンが押下された場合には終了モードに移行する。文書スクロール制御部113は、文書上でのドラッグ操作に応じて文書をスクロール表示する。上書き描画制御部114は、文書上でのドラッグ操作に応じて座標間を線描画し、上書きデータを保存する。上書きデータ入力制御部115は、アノテーションデータ15を入力、データを分割して上書きデータファイル、文書データファイルを作成する。上書きデータ保存制御部116は、アノテーションデータファイルを作成、文書データを取得、上書きデータと文書データとを保存する。上書き表示制御部117は、スクロール実行時、画面表示領域への上書きデータを上書きデータファイルから入力、表示する。終了監視アプリケーション13は、文書アプリケーション12の終了を監視し、終了検出時に文書データファイルを削除する。文書アプリケーション12は上書きが実行された文書を表示する。制御情報デーブル118は、各制御部から参照可能な領域に保存され、上書き処理の制御に用いられる。
図4(a)を用いてスクロールバー情報について説明する。
汎用のOS14が提供するAPI(アプリケーションインタフェース)によって任意のアプリケーションの垂直スクロールバー情報(vMax、VP、vPage)が取得される。また、OS14が提供するAPIによって任意のアプリケーションの水平スクロールバー情報(hMax、HP、hPage)が取得される。
スクロールバー情報が示す値は、図4(b)に表す意味を持つ。
図5(a)を用いて、OS14上で動作する任意のアプリケーションが表示する文書の文書位置検出方法の一例を説明する。
(1)OS14が提供するAPIによって表示ウィンドウ情報(ウィンドウ識別(dHandle)、左上端座標(WX,WY)、幅(WW)、高さ(WH))を検索し、最大面積(WW×WH)のウィンドウを文書領域ウィンドウとする。また、画面幅(SW)、画面高さ(SH)をOS14が提供するAPIによって取得する。
(2)スクロールバー情報(スクロールバー識別(hHandle)、左上端座標(WX0,WY0)、幅(WW0)、高さ(WH0))をOS14が提供するAPIによって検索し、文書領域下端に近接するスクロールバーを文書領域の水平スクロールバーとする。
(3)水平スクロールバーの水平スクロールボックス位置(HP)をOS14が提供するAPIによって取得する。
(4)スクロールバー情報(スクロールバー識別(vHandle)、左上端座標(WX1,WY1)、幅(WW1)、高さ(WH1))をOS14が提供するAPIによって検索し、文書領域右端に近接するスクロールバーを文書領域の垂直スクロールバーとする。
(5)垂直スクロールバーの垂直スクロールボックス位置(VP)をOS14が提供するAPIによって取得する。
以上のようにして取得した各値に基づいて、文書位置を水平文書位置(HP)、垂直文書位置(VP)で管理する。また、上書き操作座標は、文書表示領域左上端座標(WX,WY)を原点とする相対座標で管理する。文書座標情報の一例を図5(b)に示す。そして、スクロールごとに「上書きページデータ」を作成する。
図6を用いて、任意のアプリケーションが表示する文書上への上書き描画操作について説明する。
(1)アプリケーション上へ全画面サイズの透明ウィンドウを表示する。文書上への上書きは、透明ウィンドウ上へ描画することによって行われる。
(2)表示中のアプリケーションの文書領域左上端座標(WX,WY)、文書領域幅(WW)、文書領域高さ(WH)、水平スクロールボックス位置(HP)、垂直スクロールボックス位置(VP)をOS14が提供するAPIによって取得する。
(3)マウスドラッグ座標(X,Y)を順次、予め設定されている線幅、線色にて線描画することにより手書き文字(図形)を描画する。描画座標は文書領域左上端座標(WX,WY)を原点とする相対座標(X0,Y0)へ変換する。変換式は、X0=X−WX、Y0=Y−WYである。
(4)図形描画は、図形の頂点座標(多角形)、中心座標(円、楕円)等を文書領域左上端座標(WX,WY)を原点とする相対座標へ変換する。
(5)テキスト描画は、テキストボックス左上端座標(TX,TY)を文書領域左上端座標(WX,WY)を原点とする相対座標へ変換する。
(6)文書領域の画像を取得し、ページ文書画像とする。
スクロール単位に上書きページデータを作成する。
図7を用いて、文書位置検出の応用例を説明する。
(1)任意のアプリケーションが表示する文書上に全画面サイズの透明ウィンドウを表示する。
(2)文書上の任意の位置へ描画する。このとき、表示されている文書の文書位置(VP:先頭ページ上端原点、HP:ページ左端原点)を検出し、描画データを上書きデータとして保存する。
(3)描画領域と関連付け、付箋ウィンドウを表示、補足説明等を入力する。
(4)補足説明入力後、付箋ウィンドウを閉じ、文書上へ付箋アイコンを表示する。
(5)文書表示位置を自動検出、表示文書への上書きデータが存在する場合、描画した文書位置へ表示する。
(6)付箋アイコンのダブルクリックによって付箋ウィンドウを表示し、補足説明文書を表示する。
以上の手順により、元の文書を変更することなく、作成した文書の修正指示、マニュアル等への補助解説等を擬似的に書き込むことが可能となる。
図8を用いて、表示文書のスクロール方法について説明する。文書上に表示する透明ウィンドウ上でのドラッグ操作によって文書をスクロール表示する。
図8において、dHandleは文書領域のウィンドウ識別(ウィンドウハンドル)を示し、OS14が提供するAPIによって検索取得する。hHandleは、文書を水平スクロール表示する水平スクロールバー識別を示し、APIによって検索取得する。vHandleは、文書を垂直スクロール表示する垂直スクロールバー識別を示し、APIによって検索取得する。
水平スクロールライン長(16pixel)、垂直スクロールライン長(16pixel)である場合、(X0,Y0)から(X1,Y1)へのドラッグ操作により以下メッセージを文書領域ウィンドウへ送信することによって文書スクロールを表示する。ここで、スクロールライン長は、1回のメッセージで移動するピクセル長であり、検知手段によって取得する。
HL=(X0−X1)、HN=|HL|÷16
VL=(Y0−Y1)、VN=|VL|÷16
HL<0の場合、以下のメッセージをHN回送信する。
::SendMessage(dHandle,WM_HSCROLL,SB_LINELEFT,hHandle)
HL>0の場合、以下のメッセージをHN回送信する。
::SendMessage(dHandle,WM_HSCROLL,SB_LINERIGHT,hHandle)
VL<0の場合、以下のメッセージをVN回送信する。
::SendMessage(dHandle,WM_VSCROLL,SB_LINEUP,vHandle)
VL>0の場合、以下のメッセージをVN回送信する。
::SendMessage(dHandle,WM_VSCROLL,SB_LINEDOWN,vHandle)
図9を用いて、文書アプリケーションの終了監視方法について説明する。
文書アプリケーション12はAPIを介してOS14が提供する機能を実行する。上書きアプリケーション11は、「文書データ」ファイルを作成し、文書データファイルパスを引数として文書アプリケーション12を起動する。文書アプリケーション12は文書データを入力表示する。OS14は、文書データファイルパス、起動した文書アプリケーション12の文書アプリケーション識別を取得し、これを引数として終了監視アプリケーション13を起動する。終了監視アプリケーション13は、文書アプリケーション12が処理する「WM_DESTROY」メッセージを監視する。終了監視アプリケーション13は、「WM_DESTROY」を検出したら文書データファイルを削除する。
図10(a)、図11を用いて、上書き制御部111の動作の流れを説明する。
上書き制御部111は、OS14が提供するAPIによってウィンドウを検索し、最前面に表示されている最大ウィンドウを文書領域ウィンドウとする(ステップS101)。その後、文書領域ウィンドウを識別し、文書領域左上端座標(WX,WY)、文書領域幅(WW)、文書領域高さ(WH)を取得し、制御情報テーブル118へ保存する(ステップS102)。制御情報テーブルのデータ構造例を図10(b)に示す。そして、OS14が提供するAPIによってスクロールバーを検索し、文書領域右端に位置するスクロールバーを垂直スクロールバーとする(ステップS103)。さらに、垂直スクロールバー識別を制御情報テーブル118へ保存する(ステップS104)。続いて、OS14が提供するAPIによってスクロールバーを検索し、文書領域下端に位置するスクロールバーを水平スクロールバーとする(ステップS105)。そして、水平スクロールバー識別を制御情報テーブル118へ保存する(ステップS106)。次いで、最前面へ全画面サイズの透明ウィンドウを表示する(ステップS107)。その後、アノテーションツールバーを表示する(ステップS108)。アノテーションツールバーの一例を図10(c)に示す。そして、制御モード(上書き)、描画線色(赤)、描画線幅(16ピクセル)、前回座標(−1,−1)に初期設定する(ステップS109)。また、上書き表示制御部117を起動し、表示文書上への上書きを表示する(ステップS110)。
その後、上書き制御部111は、マウスデータの入力を監視する(ステップS111)。マウスデータが入力されたらステップS112へ進む(ステップS111/Yes)。そして、マウス座標(X座標、Y座標)がアノテーションツールバー上であるか判断する(ステップS112)。アノテーションツールバー上である場合は(ステップS112/Yes)、マウスデータをツールバー制御部112渡し、ツールバー制御を実行する(ステップS113)。また、ツールバー制御の終了後、制御モードが上書きデータ保存であるかを判定する(ステップS114)。上書きデータ保存モードである場合は(ステップS114/Yes)、上書きデータ保存制御を実行する(ステップS115)。上書きデータ保存モードでない場合は(ステップS114/No)、制御モードが上書きデータ入力であるか判定する(ステップS116)。上書きデータ入力モードであれば(ステップS116/Yes)、上書きデータ入力制御を実行する(ステップS117)。
一方、マウス座標(X座標、Y座標)がアノテーションツールバー上にない場合は(ステップS112/No)、制御モードが上書きであるか判定する(ステップS118)。上書きモードである場合は(ステップS118/Yes)、マウスデータを渡し上書き描画制御を実行する(ステップS119)。上書きモードではない場合は(ステップS118/No)、制御モードが文書スクロールモードであるか判定する(ステップS120)。文書スクロールモードである場合は(ステップS120/Yes)、文書スクロール制御を実行する(ステップS121)。文書スクロールモードでない場合は(ステップS120/No)、透明ウィンドウを消去し(ステップS122)、終了する。
図12(a)に、ツールバー制御部112の動作の流れを示す。ツールバー制御はマウスデータ(X座標、Y座標、ステータス)を入力値として実行される。入力値の一例を図12(b)に示す。
ツールバー制御部112は、マウス座標がアノテーションツールバー上書きボタン上であるか判定する(ステップS201)。図12(c)にアノテーションツールバーの一例を示す。上書きボタン上の場合は(ステップS201/Yes)、制御情報テーブル118の制御モードを上書きに設定する(ステップS202)。そして、前回座標を(−1,−1)に設定する(ステップS203)。マウス座標が上書きボタン上ではない場合は(ステップS201/No)、マウス座標がアノテーションツールバーのスクロールボタン上であるか判定する(ステップS204)。スクロールボタン上の場合は(ステップS204/Yes)、制御情報テーブル118の制御モードを文書スクロールに設定する(ステップS205)。そして前回座標を(−1,−1)に設定する(ステップS206)。マウス座標がスクロールボタン上ではない場合は(ステップS204/No)、マウス座標がアノテーションツールバーの保存ボタン上であるか判定する(ステップS207)。保存ボタン上の場合は(ステップS207/Yes)、制御情報テーブル118の制御モードを上書きデータ保存に設定する(ステップS208)。マウス座標が保存ボタン上にない場合は(ステップS207/No)、マウス座標がアノテーションツールバーの入力ボタン上であるか判定する(ステップS209)。入力ボタン上の場合は(ステップS209/Yes)、制御情報テーブル118の制御モードを上書きデータ入力に設定する(ステップS210)。マウス座標が入力ボタン上にない場合は(ステップS209/No)、マウス座標がアノテーションツールバーの終了ボタン上であるか判定する(ステップS211)。終了ボタン上の場合は(ステップS211/Yes)、制御情報テーブル118の制御モードを終了に設定する(ステップS212)。
図13(a)に、上書き描画制御部114の動作の流れを示す。上書き描画制御は、マウスデータ(X座標、Y座標、ステータス)を入力値として実行される。入力値の一例を図13(b)に示す。
上書き描画制御部114は、制御情報テーブル118の前回座標が無効値(−1,−1)であるか判定する(ステップS301)。前回座標が無効値でなければ(ステップS301/No)、制御情報テーブル118の描画線色、描画線幅に従って、前回座標と今回座標(入力値)との間を線描画する(ステップS302)。その後、描画座標X=X座標−文書領域左上端座標(WX)として描画座標Xを算出する(ステップS303)。続いて、描画座標Y=Y座標−文書領域左上端座標(WY)として描画座標Yを算出する(ステップS304)。そして、描画座標データを保存する(ステップS305)。その後、今回座標(X,Y)を制御情報デーブル118の前回座標へ保存する(ステップS306)。
図14(a)、図15に、文書スクロール制御部113の動作の流れを示す。文書スクロール制御は、マウスデータ(X座標、Y座標、ステータス)を入力値として実行される。入力値の一例を図14(b)に示す。ONはドラッグ開始時、OFFはドラッグ終了時に1回だけ通知される。
文書スクロール制御部113は、垂直移動量=前回座標Y−今回座標Yとして垂直移動量を算出する(ステップS401)。続いて、垂直スクロール数=垂直移動量÷垂直スクロールライン長として垂直スクロール数を算出する(ステップS402)。その後、垂直スクロール数分のメッセージ(::SendMessage())を送信したか判断する(ステップS403)。垂直スクロール数分のメッセージを送信していなければ(ステップS403/Yes)、下から上へのドラッグ操作か判断する(ステップS404)。下から上へのドラッグ操作の場合は(ステップS404/Yes)、上スクロールメッセージ(SB_LINEDOWN)を文書領域ウィンドウへ送信する(ステップS405)。一方、上から下へのドラッグ操作の場合は(ステップS404/No)、下スクロールメッセージ(SB_LINEUP)を文書領域ウィンドウへ送信する(ステップS406)。メッセージの送信後、メッセージ送信カウンタを減算する(ステップS407)。
垂直スクロール数分のメッセージを送信した場合は(ステップS403/No)、水平移動量=前回座標X−今回座標Xとして水平移動量を算出する(ステップS408)。続いて、水平スクロール数=水平移動量÷水平スクロールライン長として水平スクロール数を算出する(ステップS409)。その後、水平スクロール数分のメッセージ(::SendMessage())を送信したか判断する(ステップS410)。水平スクロール数分のメッセージを送信していなければ(ステップS410/Yes)、右から左へのドラッグ操作か判断する(ステップS411)。右から左へのドラッグ操作の場合は(ステップS411/Yes)、左スクロールメッセージ(SB_LINERIGHT)を文書領域ウィンドウへ送信する(ステップS412)。一方、左から右へのドラッグ操作の場合は(ステップS411/No)、右スクロールメッセージ(SB_LINELEFT)を文書領域ウィンドウへ送信する(ステップS413)。メッセージの送信後、メッセージ送信カウンタを減算する(ステップS414)。
水平スクロール数分のメッセージを送信したら(ステップS410/No)、ステータスがONか判定する(ステップS415)。ステータスがONであれば(ステップS415/Yes)、ドラッグ開始時、上書きページデータを保存する(ステップS416)。
その後、垂直文書位置(VP)を垂直移動量分更新する(ステップS417)。また、水平文書位置(HP)を水平移動量分更新する(ステップS418)。そして、上書き表示制御を実行し、スクロール後の文書位置への上書きを表示する(ステップS419)。その後、今回座標を制御情報テーブル118の前回座標に保存する(ステップS420)。
図16(a)に、上書きデータ入力制御部115の動作の流れを示す。
上書きデータ入力制御部115は、起動文書アプリケーションによる上書き制御再開のためアノテーションツールバーを消去する(ステップS501)。その後、起動文書アプリケーションによる上書き制御再開のため透明ウィンドウを消去する(ステップS502)。そして、アノテーションデータ入力ダイアログを表示する(ステップS503)。アノテーションデータ入力ダイアログの一例を図16(b)に示す。その後、ダイアログ入力によるアノテーションデータファイルパスを取得する(ステップS504)。そして、アノテーションデータを入力する(ステップS505)。さらに、上書きデータファイルを作成する(ステップS506)。そして、アノテーションデータから上書きデータを分離し、上書きデータファイルへ保存する(ステップS507)。その後、文書データファイルを作成する(ステップS508)。そして、アノテーションデータから文書データを分離し、文書データファイルへ保存する(ステップS509)。その後、文書データファイルパスを引数として文書アプリケーション12を起動する(ステップS510)。OS14によって文書アプリケーション12が起動され、文書データを入力表示される。その後、起動した文書アプリケーション識別をOS14が提供するAPIによって取得する(ステップS511)。そして、文書データファイルパス、文書アプリケーション識別を引数として終了監視アプリケーション13を起動する(ステップS512)。
図17(a)に、上書きデータ保存制御部116の動作の流れを示す。
上書きデータ保存制御部116は、文書データ入力ダイアログを表示する(ステップS601)。文書データ入力ダイアログの一例を図17(b)に示す。そして、ダイアログ入力による文書データファイルパスを取得する(ステップS602)。続いて、文書データを入力する(ステップS603)。その後、アノテーションデータ保存ダイアログを表示する(ステップS604)。アノテーションデータ保存ダイアログの一例を図17(c)に示す。そして、ダイアログ入力によるアノテーションデータファイルパスを取得する(ステップS605)。続いて、アノテーションデータファイルを作成する(ステップS606)。そして、アノテーションデータファイルへ文書データを保存する(ステップS607)。その後、アノテーションデータファイルへ上書きデータを保存する(ステップS608)。そして、制御モードを上書きに設定する(ステップS609)。
図18、図19に、上書き表示制御部117の動作の流れを示す。
上書き表示制御部117は、表示左端座標(HL)=水平文書位置(HP)として表示領域左端文書座標を算出する(ステップS701)。また、表示右端座標(HR)=表示左端座標(HL)+文書領域幅(WW)として表示領域右端文書座標を算出する(ステップS702)。さらに、表示上端座標(VT)=垂直文書位置(VP)として表示領域上端文書座標を算出する(ステップS703)。さらに、表示下端座標(VB)=表示上端座標(VT)+文書領域高さ(WH)として、表示領域下端文書座標を算出する(ステップS704)。その後、上書きデータの上書きデータ数Pを設定する(ステップS705)。そして、上書きデータを全て処理したか判定する(ステップS706)。
上書きデータを全て処理していれば(ステップS706/No)、処理を終了する。未処理の上書きデータがあれば(ステップS706/Yes)、上書きページデータを入力する(ステップS707)。そして、ページストローク数N(左ボタンONから左ボタンOFFまでの描画が1ストローク)を設定する(ステップS708)。その後、上書きページの全ストロークを処理したか判定する(ステップS709)。全ストロークを処理していれば(ステップS709/No)、上書きページ数Pを1減算して(ステップS725)、ステップS706に進む。
未処理のストロークがあれば(ステップS709/Yes)、1ストロークの描画座標数Oを設定する(ステップS710)。その後、直前座標を無効(−1,−1)に設定する(ステップS711)。その後、1ストロークの全描画座標を処理したか判定する(ステップS712)。全描画座標を処理していれば(ステップS712/No)、ページストローク数Nを1減算して(ステップS724)、ステップS709に進む。
未処理の描画座標があれば(ステップS712/Yes)、文書座標X=水平文書位置(HP)+描画座標Xとして文書座標を算出する(ステップS713)。また、文書座標Y=垂直文書位置(VP)+描画座標Yとして文書座標Yを算出する(ステップS714)。その後、文書座標Xが、表示領域左端文書座標と表示領域右端文書座標との間にあるか判定する(ステップS715)。また、文書座標Yが、表示領域上端文書座標と表示領域下端文書座標との間にあるか判定する(ステップS716)。
文書座標が文書領域内になければ(ステップS715/No、又はステップS716/No)、直前座標を無効(−1,−1)に設定する(ステップS722)。文書座標が文書領域内である場合は(ステップS715/Yes、かつステップS716/Yes)、画面座標X=文書座標X−表示左端座標(HL)+文書領域左上端座標(WX)として文書座標Xを画面座標Xに変換する(ステップS717)。さらに、画面座標Y=文書座標Y−表示上端座標(VT)+文書領域左上端座標(WY)として文書座標Yを画面座標Yに変換する(ステップS718)。その後、線描画する直前座標が無効か否かを判定する(ステップS719)。直前座標が無効でなければ(ステップS719/No)、画面座標〜直前座標間を制御情報テーブル118に設定された線幅、線色にて線描画する(ステップS720)。その後、画面座標を直前座標として保存する(ステップS721)。その後、描画座標数Oを1減算して(ステップS723)、ステップS712へ進む。
図20に、終了監視アプリケーション13の動作の流れを示す。
終了監視アプリケーション13は、起動時に渡された文書データファイルパスを取得する(ステップS801)。次に、起動時に渡された文書アプリケーション識別を取得する(ステップS802)。そして、OS14が提供するAPIによって文書アプリケーション12に渡されるメッセージのフックを要求する(ステップS803)。その後、文書アプリケーション12へメッセージが渡されたら処理を開始する(ステップS804)。そして、文書アプリケーションの終了メッセージ「WM_DESTROY」であるか判定する(ステップS805)。文書アプリケーションの終了に応じて文書データファイルを削除する(ステップS806)。
このように、本実施形態によれば、ネットワークを介して相手PCに表示させた文書データファイルを、文書アプリケーション終了後に即座に削除できる。したがって、機密文書をアノテーションファイルとして相手PCに表示させた場合でも、文書アプリケーション終了後に他人に盗み見られることがない。
なお、上記実施形態は本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されることなく様々な変形が可能である。
11 上書きアプリケーション
12 文書アプリケーション
13 終了監視アプリケーション
14 OS
15 アノテーションデータ
101 中央演算装置
102 ROM
103 RAM
104 ユーザI/F
105 通信部
111 上書き制御部
112 ツールバー制御部
113 文書スクロール制御部
114 上書き描画制御部
115 上書きデータ入力制御部
116 上書きデータ保存制御部
117 上書き表示制御部
118 制御情報テーブル
151 上書きデータ
152 文書データ
特開平07−160549号公報 特表2000−501540号公報 特開2008−52642号公報 特開2006−195998号公報

Claims (9)

  1. 他の装置とデータを送受信するための通信手段を備えた情報処理装置であって、
    任意の文書アプリケーションが表示する文書画面上に、ユーザインタフェースを介して入力された任意の上書きデータを重ねて表示する手段と、
    前記任意の上書きデータとそれを入力する際に前記文書アプリケーションが表示させていた文書データとを関連付けてアノテーションデータを生成する手段と、
    前記通信手段を介して他の装置へ前記アノテーションデータを送信する手段と、
    前記通信手段を介して他の装置から受信したアノテーションデータを、文書データと上書きデータとに分離する手段と、
    分離した文書データを前記文書アプリケーションに表示させるとともに、その文書画面上に、分離した上書きデータを重ねて表示する手段と、
    前記文書アプリケーションの終了を監視する文書アプリケーション終了監視手段と、
    前記文書アプリケーション終了監視手段が前記文書アプリケーションの終了を検出した場合に、自装置内の文書データを削除するとともに、前記通信手段を介して他の装置に前記文書データの削除を要求する手段と、
    他の装置からの要求に応じて、前記文書データを削除する手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記文書アプリケーション終了監視手段に、前記文書データのファイルのパス及び前記文書アプリケーションの識別子を通知することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記文書アプリケーション終了監視手段は、前記文書アプリケーションの終了を示すメッセージを監視することを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記文書アプリケーション終了監視手段は、前記文書アプリケーションの終了を示すメッセージを検出した際に、前記文書データを削除することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記文書データとともに、前記上書きデータを削除することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 他の装置とデータを送受信するための通信手段を備えた情報処理装置における文書データ削除方法であって、
    任意の文書アプリケーションが表示する文書画面上に重ねて表示するために、ユーザインタフェースを介して入力された任意の上書きデータと、それが入力された際に前記文書アプリケーションが表示させていた文書データとを関連付けてアノテーションデータを生成し、
    前記通信手段を介して他の装置へ前記アノテーションデータを送信し、
    前記通信手段を介して他の装置から受信したアノテーションデータを、文書データと上書きデータとに分離し、
    分離した文書データを前記文書アプリケーションに表示させるとともに、その文書画面上に、分離した上書きデータを重ねて表示し、
    前記文書アプリケーションの終了を監視し、
    前記文書アプリケーションの終了を検出した場合に、自装置内の文書データを削除するとともに、前記通信手段を介して他の装置に前記文書データの削除を要求し、
    他の装置からの要求に応じて、前記文書データを削除することを特徴とする文書データ削除方法。
  7. 前記文書アプリケーションの終了を示すメッセージを検出した際に、前記文書データを削除することを特徴とする請求項6記載の文書データ削除方法。
  8. 前記文書データとともに、前記上書きデータを削除することを特徴とする請求項7記載の文書データ削除方法。
  9. 他の装置とデータを送受信するための通信手段を備えた情報処理装置を制御するコンピュータに、請求項6から8のいずれか1項記載の文書データ削除方法を実行させることを特徴とする文書データ削除プログラム。
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