JP2011008123A - 支持体支持面への接着剤塗布方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】対向する2枚の基板の対向間隙を一定に維持して2枚の基板を支持する支持体の支持面に接着剤を塗布する支持体支持面への接着剤塗布方法を提供する。
【解決手段】透明フィルム2、透明電極層3、配向膜4から成る下基板1の上面に極薄の光硬化性樹脂膜5を形成し、その上に支持体の形状の切り抜き7を有するマスク6を積層し、紫外線照射光源8により紫外線を照射し、光硬化性樹脂膜5に支持体の形状の切り抜き7にしたがった硬化部5aを形成し、マスク6を除去し、インクジェットヘッド9により硬化部5aに接着剤11を塗布した後、光硬化性樹脂膜5の非硬化部5bを支持体形状の硬化部5aよりも外部に広がった接着材11bと共に除去し、その上から上基板13を下基板1に対向させて配置し、上基板13の上から接着材11に紫外線を照射して接着材11を硬化させ、下基板1と上基板13とを相互に固定させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、対向する2枚の基板の対向間隙を一定に維持して2枚の基板を支持する支持体の支持面に接着剤を塗布する支持体支持面への接着剤塗布方法に関する。
従来、液晶を挟んで2枚の基板が対向して配置される構造の液晶パネルがある。液晶パネルは、近年、各企業や各大学等において電子ペーパーへの利用が考えられ開発が盛んに進められて一部では実現しつつある。
電子ペーパーは、従来、紙印刷物であった書籍や雑誌、新聞などを、電気的に表示書き換え可能な装置によって実現するものであり、薄く、軽く、そして見やすいという紙印刷物の優れた特性を備えるものである。
電子ペーパーが紙印刷物より優れているのは、表示内容の書き換えが可能であるという点にある。このため、電子ペーパーは紙印刷物のように使い捨てられることはないので、紙印刷物の代替として普及した場合、紙資源消費の削減に大きく貢献でき、環境保護の観点からも非常に有用であると考えられる。
このような電子ペーパーとしては、電気泳動方式やツイストボール方式、液晶表示ディスプレイや有機EL表示ディスプレイなどを利用して、研究・開発が行われている。このような液晶の一つに、コレステリック相が形成された液晶組成物(以下、コレステリック液晶という)を用いた液晶表示素子がある。
コレステリック液晶を用いた液晶表示素子は、カラー表示が可能であるだけでなく、メモリ性があるので、画面を書き換えるとき以外は、液晶に電圧を印加して駆動する必要がなく、消費電力の節減に有効である。
一方、電子ペーパーとしての液晶表示素子には、柔軟性が要求される。したがって、表示面にガラス基板を用いたのでは曲げの外力が加わったりすると表示面が割れてしまうため、電子ペーパーの液晶表示面にはフィルム基板が使用される。
ところで、コレステリック液晶を用いた液晶表示素子は、表示面を押したり曲げたりする外圧が加わると記憶された表示状態が変化してしまい、一旦表示が変化すると再駆動されるまで表示が元に戻らないという問題がある。
そこで、表示面に押圧や曲げの外圧が加わっても記憶された表示状態が変化しないように、つまりベース基板と表示面基板の対向間隔を常に一定に保つために、十字形の「壁面構造体」と称される支持体構造を2枚の基板間に備えたドットマトリクス方式の液晶表示素子が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、第1電極を備えた集積回路チップと第2電極を備えたベースとが一定の間隔を持って対向配置される構成の構造体において、第1電極と第2電極を、バンプ、導電性金属、第1接着剤、第2接着剤を介して導通するように接着する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
WO2008/041268A1号公報 特開平08−203961号公報
ところで、特許文献1において、ベース基板上の支持体は、薄膜形成技術とフォトリソ技術等によって形成されているのでベース基板と支持体との接着性は強固である。しかし、後から支持体の上面に張り合わせられる表示面基板は、支持体の接着性に依存して接着されているだけであるから、曲げの外圧が加わると表示面基板が支持体から剥がれる虞がある。
特許文献1の液晶表示素子は、特許文献2でいうところの第1電極を備えた集積回路チップと第2電極を備えたベースとが一定の間隔を持って対向配置される構成の構造体ではあるものの、第1電極と第2電極を導通させる構成の構造体ではないから、特許文献2のような接着方法を採用することはできない。
また、特許文献1の支持体(壁面構造体)の、四方に延びる十字形の4本の枝支持体の上面の幅は15μm程度と極めて狭いため、ベース基板に支持体(壁面構造体)を形成後、その15μm幅の枝支持体の上面に、上面の幅に合わせて接着材を塗布することは極めて困難である。
この液晶表示パネルの1画素は、隣接する4個の支持体(壁面構造体)の十字形のそれぞれ2本の枝支持体で囲まれる約0.16mm角の液晶領域で構成されている。支持体の上面に塗布された接着材が、枝支持体の上面の幅15μmよりも外にはみ出ると、0.16mm角の液晶領域に進出することになり、液晶の表示機能を阻害し、高画質の液晶表示パネルを構成できなくなる。
したがって、現状では支持体上面に接着材を塗布することが出来ず、支持体上面の接着力のみで、表示面基板と支持体上面が接着していた。そのため、表示面基板と支持体間が剥がれやすいという課題を有していた。
上記の課題を解決するために、本発明の支持体支持面への接着剤塗布方法は、対向して配置された2枚の基板の間の外周端部をシール部材で塞ぎ、該シール部材で塞いだ内部に液晶を封入したフィルム液晶パネルの製造方法において、上記2枚の基板のうち、少なくとも一方の基板上に支持体の母材となる光硬化性樹脂膜を形成する工程と、該光硬化性樹脂膜の上に上記支持体の形状の切り抜きを形成した非透過性のマスクを張設する工程と、該マスクに対し、該光硬化性樹脂膜とは反対の方向から光を照射し、上記マスクの切り抜き部分に対応する部分の上記光硬化性樹脂膜のみを上記支持体の形状に硬化させる工程と、上記マスクを該光硬化性樹脂膜の上から除去する工程と、上記光硬化性樹脂膜の上記支持体の形状に硬化させた硬化部の上に接着材を塗布する工程と、上記光硬化性樹脂膜のうち、上記マスクにより上記光が遮断され、硬化していない非硬化部を除去して、上記支持体形状の硬化部と該硬化部の上の上記接着剤のみを上記少なくとも一方の基板上に形成する工程と、上記支持体形状の硬化部の上に残留する上記接着材の上から上記支持体形状の硬化部を介して上記2枚の基板を対向させて配置する工程と、上記接着材を固化させる工程と、を含んで構成される。
この支持体支持面への接着剤塗布方法において、例えば、上記光は紫外線であり、上記光硬化性樹脂膜は紫外線硬化性樹脂膜である、また、例えば、上記接着剤は、紫外線硬化性樹脂からなり、上記接着材を固化させる工程は、上記上基板を介して上記接着剤に紫外線を照射して上記接着剤を上記上基板に接着させながら固化させる工程である。
本発明の支持体支持面への接着剤塗布方法によれば、光硬化性樹脂膜を支持体の形状に硬化させた部分に接着材を塗布した後、硬化させていない部分を支持体の形状に硬化させた部分よりも外部に広がった接着材と共に除去するので、接着剤を支持体の形状に合わせて正しく塗布したと同様の効果を奏する。
また、支持体の形状に合わせて塗布した接着剤に2枚目の上基板を貼り付けるので、上基板を支持体の全面に強固に貼り付けることができ、これにより、上基板が支持体から剥がれる不具合が解消さるという効果を奏する。
(a),(b),(c) は本発明の実施例1に係るフィルム液晶パネルの製造方法における手順(その1)を示す図である。 (a),(b),(c) は本発明の実施例1に係るフィルム液晶パネルの製造方法における手順(その2)を示す図である。 (a),(b),(c) は本発明の実施例1に係るフィルム液晶パネルの製造方法における手順(その3)を示す図である。 (a),(b) は本発明の実施例1に係るフィルム液晶パネルの製造方法における手順(その4)を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1(a),(b),(c) は、本発明の実施例1に係るフィルム液晶パネルの製造方法における手順(その1)を示す図である。先ず、本実施例1においては、図1(a) 以下図4(b) までに示す一連の工程において、上下2枚のフィルム基板(以下、上基板又は下基板という)が用意される。
図1(a) に示す第1の工程は、下基板1を形成する。透明フィルム2、透明電極層3、配向膜4の順序で積層させ形成させる。下基板1は図1(a)に示す通り、下から順に透明フィルム2、透明電極層3、配向膜4の順序となる。
本実施例では、透明フィルム2は、縦10cm、横8cmに切断した厚さは約125μmのポリカーボネイト(PC)フィルムを用いる。また、PCフィルムに代えて、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のフィルムを使用することもできる。これらのフィルムは十分な可撓性を備えている。
尚、通常フィルム液晶パネルのフィルムには、透光性を有するものが用いられるが、下基板1に用いられるフィルム2には、透光性のもの又は不透光性のもの、いずれを用いてもよい。
透明電極層3は、フィルム2上にパターニングされた0.24mmピッチの320本の帯状の走査電極が並列に配置された電極層である。層の厚さは透明フィルム2の厚さの略1/10となる約130nmである。
走査電極の形成材料としては、例えばインジューム錫酸化物(ITO)が代表的であるが、その他インジューム亜鉛酸化物(IZO)等の透明電極膜、アルミニューム又はシリコン等の金属電極、又はアモルファスシリコン等の光導電性膜等を用いることが出来る。
この透明電極層3の上には、機能膜として液晶分子の配列を制御するための配向膜4がコーティングされている。配向膜4は下基板1の透明電極層3と後述する上基板の透明電極層との短絡を防止する絶縁性薄膜を兼用するようにしてもよい。
この配向膜4には、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリビニルブチラール樹脂及びアクリル樹脂等の有機膜や、酸化シリコン、酸化アルミニューム等の無機材料を用いることができる。この配向膜4の厚さは約40nmである。
図1(b) に示す第2の工程では、下基板1の表面、つまり配向膜4の上に支持体の母材である光硬化性樹脂膜(ネガ型フォトレジスタ(光の照射を受けた部分が硬化して残るタイプの感光性樹脂)の膜)厚さにスピンコート又はロールコート等で塗布する。
続いて、図1(c) に示す第3の工程では、光硬化性樹脂膜5の上に、マスク6を積層する。マスク6は、従来のパターニング用ガラスマスクを使用し、支持体の形状の切り抜き7を有するマスク6を、光硬化性樹脂膜5の上に設置する。なお、マスク6として、紫外線を透過させない例えばTi、Ni、Cu又はAl等の金属を用いても良い。
図2(a),(b),(c) は、図1(a),(b),(c) に続くフィルム液晶パネルの製造方法における手順(その2)を示す図である。図2(a) に示す第4の工程では、マスク6の上から紫外線照射光源8により紫外線を照射する。これにより、マスク6の下の光硬化性樹脂膜5は、支持体の形状の切り抜き7にしたがって紫外線を照射され、放射された部分が硬化部5aを形成する。つまり、切り抜き7の部分(紫外線が照射された部分5a)のみ硬化し、それ以外の部分(紫外線が照射されなかった部分5b)は硬化しない。
次に、図2(b) に示す第5の工程では、マスク6を撤去(除去)する。
続いて、図2(c) に示す第6の工程では、インクジェットヘッド9を用いて、光硬化性樹脂膜5の硬化部5aに対して、接着剤11の液滴を吐出し、接着剤11を硬化部5aの上面に塗布する。
硬化部5aの形状は、マスク6の切り抜き7を設計する際に、形状及び位置データとして保存されているので、この形状及び位置データを用いてインクジェットヘッド9を制御する。この制御には厳密な精度は要求されない。
つまり、硬化部5aの上面へ塗布する接着剤11の塗布面積は、硬化部5a(後に支持体となる上面の幅)ほどの精度が無くてもよく、図2(c) に示すように、接着剤11が硬化部5aの上面よりも拡がって非硬化部5bの上に塗布されても十分に許容される。
図3(a),(b),(c) は、図2(a),(b),(c) に続くフィルム液晶パネルの製造方法における手順(その3)を示す図である。図3(a) に示す第7の工程では、硬化部5aを下基板1上に現像する。すなわち、光硬化性樹脂膜5の非硬化部5bを、支持体形状の硬化部5aよりも外部に広がった接着材11bと共に除去する。
この処理では、下基板1を光硬化性樹脂膜5の硬化部5aの高さまで溶剤に浸漬する。溶剤により非硬化部5bが逐次溶解して除去されることにより、非硬化部5bの上に広がっていた硬化前の接着剤11bも除去される。硬化部5aの上には接着剤11aが、支持体形状の硬化部5aの形状に沿って残留する。
これにより、下基板1の上には、上面に接着剤11a(11)を塗布された支持体形状の硬化部5a(以下、支持体12という)が形成される。
尚、図3(a),(b),(c) には、支持体12を円柱であるかのように示しているが、これは例えば平面が十字形の支持体の場合では、四方に延びる4本の枝支持部の断面を示しているものである。この断面の幅(接着剤11が載っている部分の幅)は例えば15μm程度のものである。
図3(b) に示す第8の工程では、上記のように光硬化性樹脂膜5の硬化部5a(支持体12)に残留する接着材11の上から、支持体12を介して2枚のフィルム基板の他方のフィルム基板(以下この他方のフィルム基板を、上基板13という)を下基板1に対向させて配置する。
この上基板13も、透明フィルム14と、この透明フィルム14の上(図では下面)に積層された透明電極層15と、その透明電極層15の上(図では下面)に積層された配向膜16から成る。
下基板1と同様に、上基板13の透明フィルム14は、縦10cm、横8cmに切断した厚さは約125μmのポリカーボネイト(PC)フィルムを用いる。また、PCフィルムに代えて、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のフィルムを使用することもできる。これらのフィルムが、下基板1の場合と同様に、十分な可撓性を備えていることは言うまでも無い。
また、透明電極層15は、透明フィルム14上にパターニングされた0.24mmピッチの240本の帯状のデータ電極が並列に配置された電極層である。層の厚さは、この場合も透明フィルム2の厚さの略1/10となる約130nmである。また、データ電極の形成材料は、下基板1の透明電極層3とほぼ同様である。
図3(c) に示す第9の工程では、下基板1と上基板13の位置合わせを行ったのち、適度に押圧を加えて上基板13を接着材11に接着させる。これで下基板1と上基板13とが正しく対向して配置される。
この状態で、上基板13の透明電極層15の240本の帯状のデータ電極は、下基板1の透明電極層3の320本の帯状の走査電極に直交する向きで並列に配置されている。これらデータ電極と走査電極とが交差する領域が、完成したフィルム液晶パネルの1画素を構成する。すなわち完成したフィルム液晶パネルの総画素数は240×320=76800である。
図4(a),(b) は、図3(a),(b),(c) に続くフィルム液晶パネルの製造方法における手順(その4)を示す図である。図4(a) に示す第10の工程では、上基板13の上から紫外線照射光源8により紫外線を照射する。これにより、透明な上基板13を透過した紫外線が接着材11に照射される。
これにより、接着材11が硬化し、図4(b) に示す第11の工程に示すように、2枚の対向する下基板1と上基板13と相互に固定される。
この際、特には図示しないが、対向して配置された下基板1と上基板13の間の外周端部をシール部材で塞いでいる。この後、このシール部材で塞いだ内部に液晶を封入して、フィルム液晶パネルが完成する。
上述した本発明の実施例によれば、支持体上面に接着時剤を塗布することにより、パネルと支持体上面の接着力が強化され、異物や液晶の熱膨張による剥離を防ぐことができ、フィルム液晶パネルの信頼性や歩留まりが向上する。
また、接着剤を塗布するに際し、支持体上面の幅までの精度を必要とすることなく支持体上面に接着材を塗布することができるので、工程管理が容易で製品の歩留まりが向上す
本発明は、液晶を挟んで2枚の基板が対向して配置される構造のフィルム液晶パネルに利用することができる。
1 下基板
2 透明フィルム
3 透明電極層
4 配向膜
5 光硬化性樹脂膜
5a 硬化部
5b 非硬化部
6 マスク
7 支持体の形状の切り抜き
8 紫外線照射光源
9 インクジェットヘッド
11 接着剤
11a 硬化部上の接着剤
11b 硬化部外の接着材
12 支持体
13 上基板
14 透明フィルム
15 透明電極層
16 配向膜

Claims (3)

  1. 対向して配置された2枚の基板の間の外周端部をシール部材で塞ぎ、該シール部材で塞いだ内部に液晶を封入したフィルム液晶パネルの製造方法において、
    前記2枚の基板のうち、少なくとも一方の基板上に支持体の母材となる光硬化性樹脂膜を形成する工程と、
    該光硬化性樹脂膜の上に前記支持体の形状の切り抜きを形成した非透過性のマスクを張設する工程と、
    該マスクに対し、該光硬化性樹脂膜とは反対の方向から光を照射し、前記マスクの切り抜き部分に対応する部分の前記光硬化性樹脂膜のみを前記支持体の形状に硬化させる工程と、
    前記マスクを該光硬化性樹脂膜の上から除去する工程と、
    前記光硬化性樹脂膜の前記支持体の形状に硬化させた硬化部の上に接着材を塗布する工程と、
    前記光硬化性樹脂膜のうち、前記マスクにより前記光が遮断され、硬化していない非硬化部を除去して、前記支持体形状の硬化部と該硬化部の上の前記接着剤のみを前記少なくとも一方の基板上に形成する工程と、
    前記支持体形状の硬化部の上に残留する前記接着材の上から前記支持体形状の硬化部を介して前記2枚の基板を対向させて配置する工程と、
    前記接着材を固化させる工程と、
    を含むことを特徴とする支持体支持面への接着剤塗布方法。
  2. 前記光は紫外線であり、前記光硬化性樹脂膜は紫外線硬化性樹脂膜である、ことを特徴とする請求項1記載のフィルム液晶パネルの製造方法。
  3. 前記接着剤は、紫外線硬化性樹脂からなり、前記接着材を固化させる工程は、前記上基板を介して前記接着剤に紫外線を照射して前記接着剤を前記上基板に接着させながら固化させる工程である、ことを特徴とする請求項1記載の支持体支持面への接着剤塗布方法。
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