JP2011007106A - 内燃機関のegrクーラー - Google Patents

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Abstract

【課題】EGRクーラーの大きさ及び重量を変えることなく、簡単な構造でしかも水温上昇を抑えると同時に熱交換量を増やし、EGRガスの出口温度を下げるようにした内燃機関のEGRクーラーを提供する。
【解決手段】EGRガスが通過するEGRケース10の上流端及び下流端にそれぞれ接続されたEGR入口管12及びEGR出口管13と、前記EGRケースの内部の上流側及び下流側に設けた上流端板11a,下流端板11bと、前記上流端板と下流端板に架け渡された複数のEGRパイプ14と、前記上流端板と下流端板とEGRケースとで形成される冷却水室20と、を備え、前記上流端板及び下流端板との間に仕切板23を設けて前記冷却水室を上流側冷却水室21と下流側冷却水室22とに仕切り、前記上流側冷却水室に第1冷却水入口24aと第1冷却水出口25aを設け、前記下流側冷却水室に第2冷却水入口24bと第2冷却水出口25bを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関のEGRクーラーに関する。
内燃機関では、排気ガス中の窒素酸化物(NOX)を低減するために排気ガス(EGRガス)を吸気通路に再循環させるEGRシステムが採用されている。さらにNOXを効率よく低減するために、図7に示すようにEGRガスの温度を下げるEGRクーラー1が排気ガス還流通路2に配設されている。
すなわち、排気通路3と吸気通路4を結ぶ排気ガス還流通路2の途中にEGRクーラー1を配設し、エンジン5から排出される排気通路3中の排気ガスの一部を排気ガス還流通路2を経由させてEGRクーラー1内を流れる冷却水にてEGRガスを冷却し、吸気通路4に還流し、排気ガス中のNOXを低減させる。
一般に、EGRクーラー1は、図5又は図6に示すように、EGRケース10の両端にEGR入口管12とEGR出口管13が接続され、EGRケース10内の上流側(EGR入口管12側)及び下流側(EGR出口管13側)にそれぞれ端板11,11がEGRケース10を仕切って設けられ、これら端板11,11に複数のEGRパイプ14が架け渡されている。またEGRケース10と端板11,11とで冷却水室20が形成され、端板11,11の近くのEGRケース10に冷却水入口24及び冷却水出口25が設けられている。
エンジン5の排気通路3から導かれたEGRガスがEGR入口管12よりEGRケース10に流入し、EGRパイプ14を通ってEGR出口管13に向けて流れ、エンジン冷却水から分岐された冷却水が冷却水入口24から冷却水室20内に送り込まれ、EGRパイプ14中を流れている高温のEGRガスを冷却し、冷却後のEGRガスを吸気通路4に向け排出すると共に、冷却水を冷却水出口25からエンジン冷却水系統に戻すよう構成されている(特許文献1,2)。
図5に示すEGRクーラー1は、冷却水入口24がEGR入口管12側に取り付けられ、冷却水の流れとEGRガスの流れが同一方向となるように構成された併流式EGRクーラーであり(特許文献1の図5、特許文献2の図1)、図6に示すEGRクーラー1は、冷却水入口24がEGR出口管13側に取り付けられ、冷却水の流れとEGRガスの流れが反対方向となるように構成された向流式EGRクーラーである(特許文献1の図1、特許文献2の図5)。
EGRクーラー1は、冷却水と排気ガスの間の熱交換器であるため、本来なら併流式EGRクーラーより熱交換量が多い向流式EGRクーラーの方が望ましい。
しかしながら、熱交換量が多い向流式EGRクーラーでは、冷却水出口25付近の冷却水に沸騰が生じ易く、それによるEGRクーラー1の破損の恐れがあり、併流式EGRクーラーが用いられることが多い。しかし、前記したように併流式EGRクーラーは、熱交換量に関してその容量に見合った能力を出し切っていない。
特開2003−184659号公報 特開2005−273512号公報
ところで、EGRクーラー1はエンジン5の付属品であり、極力小型化及び軽量化することが望ましく、したがって、EGRクーラー1としては、小型でありながら冷却能力の高い熱交換器が要求される。冷却能力の向上には、EGRパイプ14の本数あるいは長さを増加させて熱伝達面積を増大させること、又は、冷却水の流量を増大させること若しくはその水温を低下させることなどが考えられる。しかし、EGRパイプ14の本数あるいは長さを増加させた場合は、EGRクーラー1の大きさ及び重量が増加し、車両への搭載性が悪化する。また、冷却水の流量を増加には、エンジン5のウオータポンプの大型化とその駆動力の強力化が、そして水温の低下にはラジエータの大型化が必要となり、その結果、搭載性の悪化やエンジン5の燃費悪化の問題を招く。
そこで、本発明の目的は、EGRクーラーの大きさ及び重量を変えることなく、簡単な構造でしかも水温上昇を抑えると同時に熱交換量を増やし、EGRガスの出口温度を下げるようにした内燃機関のEGRクーラーを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の内燃機関のEGRクーラーは、EGRガスが通過するEGRケースの上流端及び下流端にそれぞれ接続されたEGR入口管及びEGR出口管と、前記EGRケースの内部の上流側及び下流側にそれぞれEGRケース内を仕切って設けた上流端板及び下流端板と、前記上流端板及び下流端板に架け渡された複数のEGRパイプと、前記上流端板と下流端板とEGRケースとで形成される冷却水室と、を備え、前記上流端板及び下流端板との間のEGRケース内に仕切板を設けて前記冷却水室を上流側冷却水室と下流側冷却水室とに仕切り、前記EGRケースに、前記仕切板の近傍で前記上流側冷却水室と連通して該上流側冷却水室に冷却水を導くための第1冷却水入口を設けると共に、前記上流端板の近傍で前記上流側冷却水室と連通して該上流側冷却水室内の冷却水を流出するための第1冷却水出口を設け、前記EGRケースに、前記下流端板の近傍で前記下流側冷却水室と連通して該下流側冷却水室に冷却水を導くための第2冷却水入口を設けると共に、前記仕切板の近傍で前記下流側冷却水室と連通して該下流側冷却水室内の冷却水を流出するための第2冷却水出口を設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、冷却水室を上流側冷却水室と下流側冷却水室とに仕切り、前記上流側冷却水室と下流側冷却水室にそれぞれ冷却水入口と冷却水出口を設け、冷却水の流路を短くして水温上昇を抑えるようにしたので、EGR入口管側において冷却水の沸騰が生じることがなく、それによるEGRクーラーの破損の恐れがない。
また上流側冷却水室と下流側冷却水室のそれぞれでEGRガスを冷却するので、EGRガスの出口温度を下げることができ、熱交換量に関してEGRクーラー本来の能力を出すことができる。
また前記仕切板を、前記上流端板と前記下流端板との距離の少なくとも半分より上流側に設けるのが好ましい。
また前記仕切板を、前記第1冷却水出口の水温と前記第2冷却水出口の水温とが等しくなる位置に設けるのが好ましい。
本発明によれば、EGRクーラーの大きさ及び重量を変えることなく、簡単な構造でしかも水温上昇を抑えると同時に熱交換量を増やし、EGRガスの出口温度を下げるようにした内燃機関のEGRクーラーを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るEGRクーラーを示す図で、(A)は正面断面図で、(B)は(A)のA―A断面図である。 図2は、図1の上流端板とEGRパイプの斜視図である。 図3は、図1の仕切板の一例を示す図である。 図4は、図1のEGRクーラーを組み込んだEGRシステムの一例を示す図である。 図5は、従来の併流式EGRクーラーを示す断面図である。 図6は、従来の向流式EGRクーラーを示す断面図である。 図7は、従来のEGRシステムの一例を示す図である。
本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
なお、図1〜図4の本実施形態において、図5〜図7の従来例で示した部材と同等の機能を有する部材については同一の符号を付して説明する。
EGRクーラー1は、図4に示すようにエンジン5の排気通路3と吸気通路4を結ぶ排気ガス還流通路2の途中に配設されている。なお、6,7はそれぞれ排気マニホールド、吸気マニホールドで、8a,8bは冷却水循環管路である。
図1に示すようにEGRクーラー1は、一端から他端に向けてEGRガスが通過する筒体状のEGRケース10と、このEGRケース10の上流端に接続されるEGR入口管12と、EGRケース10の下流端に接続されるEGR出口管13を有する。
EGR入口管12は、エンジンの排気通路3から導かれたEGRガスの入口となるものであり、EGR出口管13は、吸気通路4に向け冷却後のEGRガスを排出するものである。
EGRケース10の内部の上流側(EGR入口管12側)に、EGRケース10を仕切るように断面円形の上流端板11aが取り付けられている。同様にEGRケース10の内部の下流側(EGR出口管13側)に、EGRケース10を仕切るように断面円形の下流端板11bが取り付けられている。これらの上流端板11aと下流端板11bとEGRケース10とで内部に冷却水室20が形成されている。
上流端板11a,下流端板11bには、複数のEGRパイプ14を挿通するための挿入孔11cが、EGRパイプ14の本数分だけ開口されている。これらの挿入孔11cには、複数のEGRパイプ14の両端が例えばロウ付け、溶接等で固定されており、複数のEGRパイプ14が上流端板11a,下流端板11bに架け渡された状態で冷却水室20に配列されている(図2参照)。
このようにEGRガスを冷却するEGRクーラー1としては、EGRケース10内に複数のEGRパイプ14が配置された構造の多管式熱交換器が用いられ、排気ガス還流通路2から流出された高温のEGRガスが複数のEGRパイプ14内を通過し、後述するようにEGRケース10内でこれらEGRパイプ14の周りを流れる冷却水によってEGRガスが冷却される。
EGRケース10の内部には、上流端板11aと下流端板11bとの距離の少なくとも半分より上流側の位置(好ましくは上流端板11a側から上記距離の略4分の1の位置)に、冷却水室20内を仕切るようにして仕切板23が設けられている。仕切板23は、冷却水室20を上流側冷却水室21と下流側冷却水室22とに仕切るものである。仕切板23は、上流端板11a,下流端板11bと同じように断面円形に形成され、複数のEGRパイプ14を挿通するための挿入孔23aがEGRパイプ14の本数分だけ開口されている。
EGRケース10には、仕切板23の近傍で上流側冷却水室21と連通して、この上流側冷却水室21に冷却水を導くための第1冷却水入口24aが設けられている。またEGRケース10には、上流端板11aの近傍で上流側冷却水室21と連通して、この上流側冷却水室21内の冷却水を流出するための第1冷却水出口25aが設けられている。
さらにEGRケース10には、下流端板11bの近傍で下流側冷却水室22と連通して、この下流側冷却水室22に冷却水を導くための第2冷却水入口24bが設けられている。またEGRケース10には、仕切板23の近傍で下流側冷却水室22と連通して、この下流側冷却水室22内の冷却水を流出するための第2冷却水出口25bが設けられている。
図1及び図4に示すように、エンジン冷却水から分岐された冷却水が冷却水循環管路8aを通って、第1冷却水入口24a及び第2冷却水入口24bよりそれぞれ上流側冷却水室21、下流側冷却水室22に送り込まれる。送り込まれた冷却水は、上流側冷却水室21及び下流側冷却水室22内に配列されているEGRパイプ14の周囲をEGR入口管12側に向けて流れた後、それぞれ第1冷却水出口25a及び第2冷却水出口25bから流出して、冷却水循環管路8bを通ってエンジン冷却水系統に戻される。
かかるEGRクーラー1は、EGRガスを冷却水により熱交換を行って冷却し、EGRガスの温度を下げて体積を減少させ、EGRガス中のNOxを効率良く低減する働きをする。なお、EGRガスと熱交換されることにより温度上昇した冷却水は、それぞれ第1冷却水出口25a,第2冷却水出口25bから冷却水循環管路8bを通ってラジエータ(図示せず)で冷却されてエンジン5に戻される。
以下、本実施形態による内燃機関のEGRクーラー1の作用について説明する。
図1及び図4に示すように、排気マニホールド6を経て排気通路3から排出された高温の排気ガスの一部が、EGRガスとしてEGR入口管12を経てEGRケース10内に導かれ、複数のEGRパイプ14内に流入し、EGR出口管13へと流れる。
このとき、冷却水は、冷却水循環管路8aを通って第1冷却水入口24a及び第2冷却水入口24bより上流側冷却水室21及び下流側冷却水室22に流入し、それぞれ上流側冷却水室21内及び下流側冷却水室22内をEGRガスの流れの上流側に向けて流れ、第1冷却水出口25a及び第2冷却水出口25bより流出される。すなわち、EGRパイプ14の周囲には、冷却水がEGRガスの流れる方向と反対方向に流れることになる。
高温のEGRガスは、先ず上流側冷却水室21で冷却され、さらに下流側冷却水室22でも冷却されることになり、EGRパイプ14内を流れるにつれ次第に冷却される。冷却後のEGRガスはEGR出口管13から排出され、エンジン5の吸気通路4及び吸気マニホールド7に再循環される。
本実施形態によれば、EGRガスは、EGRパイプ14内を通過する際に、上流側冷却水室21及び下流側冷却水室22内に導入された冷却水で熱交換されてEGRガス温度が下げられ、例えばEGR入口管12側での温度が600℃であると、出口温度(EGR出口管13側の温度)は135℃まで下がる。
また冷却水の温度も、第1冷却水入口24a及び第2冷却水入口24bにおいて95℃であったのが、第1冷却水出口25a及び第2冷却水出口25bではそれぞれ98.5℃までしか上昇せず、沸騰することがない。
なお、EGRガス温度及び冷却水温度は、入口部が実測値で、出口部は計算値である。
図5に示す従来の併流式EGRクーラーを同様の方法で実施したところ、EGRガスの出口温度(EGR出口管13側の温度)は145℃であり、冷却水の出口温度は99℃であった。
図6に示す従来の向流式EGRクーラーを同様の方法で実施したところ、EGRガスの出口温度(EGR出口管13側の温度)は142℃であり、冷却水の出口温度は102℃であった。
すなわち、従来の併流式EGRクーラーでは、冷却水が沸騰することはないが、EGRガスの出口温度が145℃と高く、EGRクーラーとしての機能を容量に見合って発揮しておらず、また向流式EGRクーラーは、併流式EGRクーラーよりEGRガスの出口温度は下がるが、冷却水の出口温度が100℃を超え、沸騰する。
本発明によれば、EGRケース10の上流端板11a側から略4分の1の位置に仕切板23を設けて冷却水室20を上流側冷却水室21と下流側冷却水室22とに仕切り、上流側冷却水室21に第1冷却水入口24aと第1冷却水出口25aを設け、下流側冷却水室22に第2冷却水入口24bと第2冷却水出口25bを設けたので、入ってくる高温のEGRガスを先ず流路の短い上流側冷却水室21で冷却するため、第1冷却水出口25aの冷却水の出口温度(EGR入口管12側の温度)は98.5℃と沸騰することがない。また第2冷却水入口24bから導入された冷却水は、下流側冷却水室22の流路が長くても上流側冷却水室21で冷却されたEGRガスを冷却するため、第2冷却水出口25bの冷却水の出口温度は98.5℃と沸騰することがない。また上流側冷却水室21で冷却されたEGRガスはさらに下流側冷却水室22でも冷却されるので、EGRガスの出口温度(EGR出口管13側の温度)は135℃と従来装置と比較してEGRガスの温度を10℃も下げることができるようになった。
本実施形態では、仕切板23を上流端板11a側から略4分の1の位置に設けると、二つの冷却水出口25a,25bでの冷却水の出口温度が等しくなり、最も好ましい結果となった。
しかしながら本発明はこれに限定されることなく、上流端板11aと下流端板11bとの距離の少なくとも半分より上流側に仕切板23を設けてあればよく、第1冷却水出口25aの水温と第2冷却水出口25bの水温が同じになる位置であれば、仕切板23を上流端板11a側から略4分の1以外の位置に設けてもよい。
このように本発明によれば、冷却水室20を仕切板23で上流側冷却水室21と下流側冷却水室22に分割し、上流側冷却水室21と下流側冷却水室22とで向流式EGRクーラーを直列配置した構造としたので、同一サイズのEGRクーラーでEGRガスの出口温度をさらに下げることができ、排気ガス中の窒素酸化物(NOX)をより低減させることができる。
また、EGRガスの温度が同一でよいのなら、EGRクーラーのサイズを小さくすることができ、小型化、軽量化を可能にすると共に、コストダウンが可能になる。
1 EGRクーラー
2 排気ガス還流通路
3 排気通路
4 吸気通路
5 エンジン
6 排気マニホールド
8a,8b 冷却水循環管路
10 EGRケース
11a 上流端板
11b 下流端板
12 EGR入口管
13 EGR出口管
14 EGRパイプ
20 冷却水室
21 上流側冷却水室
22 下流側冷却水室
23 仕切板
23a 挿入孔
24a 第1冷却水入口
24b 第2冷却水入口
25a 第1冷却水出口
25b 第2冷却水出口

Claims (3)

  1. EGRガスが通過するEGRケースの上流端及び下流端にそれぞれ接続されたEGR入口管及びEGR出口管と、
    前記EGRケースの内部の上流側及び下流側にそれぞれEGRケース内を仕切って設けた上流端板及び下流端板と、
    前記上流端板及び下流端板に架け渡された複数のEGRパイプと、
    前記上流端板と下流端板とEGRケースとで形成される冷却水室と、を備え、
    前記上流端板及び下流端板との間のEGRケース内に仕切板を設けて前記冷却水室を上流側冷却水室と下流側冷却水室とに仕切り、
    前記EGRケースに、前記仕切板の近傍で前記上流側冷却水室と連通して該上流側冷却水室に冷却水を導くための第1冷却水入口を設けると共に、前記上流端板の近傍で前記上流側冷却水室と連通して該上流側冷却水室内の冷却水を流出するための第1冷却水出口を設け、
    前記EGRケースに、前記下流端板の近傍で前記下流側冷却水室と連通して該下流側冷却水室に冷却水を導くための第2冷却水入口を設けると共に、前記仕切板の近傍で前記下流側冷却水室と連通して該下流側冷却水室内の冷却水を流出するための第2冷却水出口を設けたことを特徴とする内燃機関のEGRクーラー。
  2. 前記仕切板を、前記上流端板と前記下流端板との距離の少なくとも半分より上流側に設けた請求項1記載の内燃機関のEGRクーラー。
  3. 前記仕切板を、前記第1冷却水出口の水温と前記第2冷却水出口の水温とが等しくなる位置に設けた請求項1又は請求項2記載の内燃機関のEGRクーラー。
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