JP4681435B2 - 熱交換器の連結構造 - Google Patents

熱交換器の連結構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4681435B2
JP4681435B2 JP2005347773A JP2005347773A JP4681435B2 JP 4681435 B2 JP4681435 B2 JP 4681435B2 JP 2005347773 A JP2005347773 A JP 2005347773A JP 2005347773 A JP2005347773 A JP 2005347773A JP 4681435 B2 JP4681435 B2 JP 4681435B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
header plate
heat exchanger
heat exchangers
tubes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005347773A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007155158A (ja
Inventor
俊道 小林
忠道 青山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T.RAD CO., L T D.
Original Assignee
T.RAD CO., L T D.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T.RAD CO., L T D. filed Critical T.RAD CO., L T D.
Priority to JP2005347773A priority Critical patent/JP4681435B2/ja
Publication of JP2007155158A publication Critical patent/JP2007155158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4681435B2 publication Critical patent/JP4681435B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車輌のエンジンから排出される排気ガスを冷却するために設けられるEGRクーラ等、チューブ内を流通する被冷却流体と、ケース内を流通する冷却流体との間で熱交換を行う熱交換器同士を連結するための熱交換器の連結構造に関する。
近年、自然環境の保護に対する社会的関心が高まる中、車輌等のエンジンから排出される排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NO)を削減させるため、車輌にEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置を装着するケースが増えてきている。このEGR装置には、排気ガスを冷却するためにEGRクーラが設けられており、このEGRクーラに対する高性能化の要求に伴い、複数のEGRクーラを連結して設置するケースも増えてきている。
このようにEGRクーラ等の熱交換器同士を連結する従来の技術としては、2個の熱交換器を配管やホース、或いはクランプ等によって直列に接続するものが知られている。(例えば、特許文献1、2参照)。
実開昭48−92539号公報 実開昭56−89590号公報
しかしながら、上記した従来の技術では、熱交換器同士を連結するために、配管やホース、或いはクランプ等が必要なため、部品点数や製造工数が増え、製造コストが増大するといった問題があった。
一方、2個の熱交換器を直列に接続する代わりに、1個の長い熱交換器を製造することも考えられるが、その場合には、熱交換器の外側のケースと、該ケース内に並設されたチューブとの間で熱伸縮長が大きく異なるため、該チューブの固定部分に熱応力が集中し、亀裂等が発生するおそれがあり、耐久性の向上が図り難いといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、コストの低減化、及び耐久性の向上を図ることができる熱交換器の連結構造を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、複数並設されたチューブと、該チューブの外周を囲繞するように形成されたケースと、前記各チューブの両端部が貫設されたヘッダプレートとを備え、前記チューブ内を流通する被冷却流体と、前記ケース内を流通する冷却流体との間で熱交換を行う熱交換器同士を連結するための熱交換器の連結構造であって、前記各熱交換器を直列に配置し、互いに対向する前記ヘッダプレート同士を接続し、該接続されたヘッダプレートの間に、前記各熱交換器のチューブ間を連通する被冷却流体用流路を形成すると共に、前記接続されたヘッダプレートの周囲に、前記各熱交換器のケース間を連通する冷却流体用流路を形成し、前記各熱交換器間において、前記被冷却流体が前記被冷却流体用流路を通って流通すると共に、前記冷却流体が前記冷却流体用流路を通って流通するように構成したことを特徴とする。
そして、前記接続されたヘッダプレートの上部及び下部が前記ケースに固定され、前記冷却流体用流路は前記接続されたヘッダプレートの側方に形成されていてもよい。
また、前記接続されたヘッダプレートの上方に、前記各熱交換器のケース間を連通するエア用流路が形成されていてもよい。
本発明によれば、ヘッダプレートを接続して被冷却流体用流路を形成すると共に、その周囲に冷却流体用流路を形成するだけで、熱交換器同士を簡単に連結することができるため、部品点数や製造工数を削減することができ、製造コストの低減化を図ることができる。
また、各熱交換器にそれぞれチューブが別個に設けられているため、ケースとチューブとの熱伸縮率の違いから生じる、チューブの固定部分に対する熱応力の集中を緩和することができ、チューブの亀裂等の発生を抑制し、耐久性の向上を図ることができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る熱交換器の連結構造を示す側面図、図2は図1のA−A断面図である。
本実施の形態において連結対象となる熱交換器は、上流側に配置される第1のEGRクーラ1と、第1のEGRクーラ1の下流側に直列に配置される第2のEGRクーラ2である。この第1及び第2のEGRクーラ1,2は、両方のEGRクーラ1,2に渡って略角筒状に形成されたケース3と、ケース3の第1のEGRクーラ1側と第2のEGRクーラ2側の内部にそれぞれ所要数ずつ並設された扁平チューブ4,5と、各扁平チューブ4,5の両端部が貫設されたヘッダプレート6,7とから概略構成されている。
この場合、扁平チューブ4,5は、分割された2部材を接合して形成された合わせチューブであり、その外側には多数のディンプル(図示省略)が形成されており、内部にはインナーフィン(図示省略)が挿入されている。なお、扁平チューブ4,5は、溶接されたチューブであってもよく、また、必ずしも、外側にディンプルが形成されていなくてもよい。
このような構成を有する第1のEGRクーラ1と第2のEGRクーラ2とを直列に配置し、その連結箇所において、互いに対向するヘッダプレート6,7同士を接続することにより、該ヘッダプレート6,7の間には、各扁平チューブ4,5間を連通する被冷却流体用流路8が形成されている。そして、各ヘッダプレート6,7の上部及び下部はそれぞれケース3に接合されている。
また、ケース3の中央部のヘッダプレート6,7の側方には、外側に突出するように側方膨出部9が形成されており、側方膨出部9とヘッダプレート6,7との間に、各EGRクーラ1,2のケース3間を連通する冷却流体用流路10が形成されている。さらに、ヘッダプレート6,7の上方には、外側に突出するように上方膨出部11が形成されており、上方膨出部11とヘッダプレート6,7との間に、各EGRクーラ1,2のケース3間を連通するエア用流路12が形成されている。
また、ケース3の第1のEGRクーラ1側の端部には冷却水供給チャンバ13を介して冷却水入口管14が接続されていると共に、ケース3の第2のEGRクーラ2側の端部の上部には冷却水出口管15が接続されている。これに対して、ケース3の一方の開口端部には排気ガス入口管16が接続されていると共に、ケース3の他方の開口端部には排気ガス出口管17が接続されており、これにより、ケース3内において冷却水と排気ガスとが互いに並行に流通するようになっている。
次に、本発明の実施の形態における作用について説明する。
高温となったエンジンの排気ガスの一部は、排気ガス入口管16から第1のEGRクーラ1の各扁平チューブ4内を流通後、被冷却流体用流路8を通り、さらに、第2のEGRクーラ2の扁平チューブ5内を流通後、排気ガス出口管18から、エンジンの吸気系に還流する。
これに対して、冷却水は、冷却水入口管14から冷却水供給チャンバ13を介してケース3の第1のEGRクーラ1側に流入し、前記排気ガスの流れと並行に各扁平チューブ4の間を流通する。その後、冷却水は、冷却流体用流路10を通り、ケース3の第2のEGRクーラ2側において各扁平チューブ5の間を流通後、冷却水出口管15から外部に流出する。そして、この間、冷却水は、排気ガスと熱交換を行い、排気ガスを所望の温度に冷却する。
また、冷却水と共に第1のEGRクーラ1に流入したエアは、エア用流路12を通って下流側の第2のEGRクーラ2を流通し、冷却水出口管15から外部に排出される。この場合、エア用流路12及び冷却水出口管15がいずれも上方位置に設けられているため、エアは、円滑且つ確実に、各EGRクーラ1,2内を流通し、外部に排出される。
このように、上記した実施の形態によれば、ヘッダプレート6,7を接続し、ケース3の中央部に膨出部9,11を形成するだけで第1のEGRクーラ1と第2のEGRクーラ2を簡単に連結することができるため、部品点数や製造工数を削減することができ、製造コストの低減化を図ることができる。
また、第1のEGRクーラ1と第2のEGRクーラ2にそれぞれチューブ4,5が別個に設けられており、さらに、ケース3の中央部に位置するヘッダプレート6,7はケース3に固定されているため、ケース3とチューブ4,5との熱伸縮率の違いから生じる、チューブ4,5の固定部分に対する熱応力の集中を緩和することができ、チューブ4,5の亀裂等の発生を抑制し、耐久性の向上を図ることができる。
なお、上記実施の形態において、冷却流体用流路10は、ヘッダプレート6,7の側方に形成されているが、側方の一部分、或いは、片側にだけ形成されるように構成してもよく、また、ヘッダプレート6,7の周囲であれば、上方又は下方に形成されていてもよい。
さらに、上記した実施の形態においては、2個のEGRクーラ1,2が連結される場合について説明したが、本発明は、3個以上のEGRクーラを連結する場合にも適用可能である。
さらにまた、上記実施の形態では、本発明をEGRクーラに適用した場合について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、冷却水以外の冷却流体と、排気ガス以外の被冷却流体との間で熱交換を行う熱交換器等、EGRクーラ以外の他の熱交換器にも適用可能であることは言う迄もない。
本発明の実施の形態に係る熱交換器の連結構造を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器の連結構造を示す断面図である。
符号の説明
1 第1のEGRクーラ
2 第2のEGRクーラ
3 ケース
4 扁平チューブ
5 扁平チューブ
6 ヘッダプレート
7 ヘッダプレート
8 被冷却流体用流路
10 冷却流体用流路
12 エア用流路

Claims (3)

  1. 複数並設されたチューブと、該チューブの外周を囲繞するように形成されたケースと、前記各チューブの両端部が貫設されたヘッダプレートとを備え、前記チューブ内を流通する被冷却流体と、前記ケース内を流通する冷却流体との間で熱交換を行う熱交換器同士を連結するための熱交換器の連結構造であって、
    前記各熱交換器を直列に配置し、互いに対向する前記ヘッダプレート同士を接続し、該接続されたヘッダプレートの間に、前記各熱交換器のチューブ間を連通する被冷却流体用流路を形成すると共に、前記接続されたヘッダプレートの周囲の前記ケースに形成された膨出部と該ヘッダプレートとの間に前記各熱交換器のケース間を連通する冷却流体用流路を形成し、前記各熱交換器間において、前記被冷却流体が前記被冷却流体用流路を通って流通すると共に、前記冷却流体が前記冷却流体用流路を通って流通するように構成したことを特徴とする熱交換器の連結構造。
  2. 前記接続されたヘッダプレートの上部及び下部が前記ケースに固定され、前記冷却流体用流路は前記接続されたヘッダプレートの側方の前記ケースに形成された側方膨出部と該ヘッダプレートとの間に形成されている請求項1に記載の熱交換器の連結構造。
  3. 前記接続されたヘッダプレートの上方の前記ケースに形成された上方膨出部と該ヘッダプレートとの間に、前記各熱交換器のケース間を連通するエア用流路が形成されている請求項1又は2に記載の熱交換器の連結構造。
JP2005347773A 2005-12-01 2005-12-01 熱交換器の連結構造 Active JP4681435B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005347773A JP4681435B2 (ja) 2005-12-01 2005-12-01 熱交換器の連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005347773A JP4681435B2 (ja) 2005-12-01 2005-12-01 熱交換器の連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007155158A JP2007155158A (ja) 2007-06-21
JP4681435B2 true JP4681435B2 (ja) 2011-05-11

Family

ID=38239775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005347773A Active JP4681435B2 (ja) 2005-12-01 2005-12-01 熱交換器の連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4681435B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109387110B (zh) * 2018-11-30 2023-12-29 北京美联桥科技集团有限公司 一种消除热胀冷缩破坏效应的换热管结构和模块化冷却器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61140762A (ja) * 1984-12-13 1986-06-27 株式会社東芝 非共沸混合媒体用蒸発器
JP3783395B2 (ja) * 1998-03-31 2006-06-07 いすゞ自動車株式会社 Egrクーラ
DE10312788A1 (de) * 2003-03-21 2004-09-30 Behr Gmbh & Co. Kg Abgaswärmetauscher und Dichteinrichtung für Abgaswärmetauscher

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007155158A (ja) 2007-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4622962B2 (ja) インタークーラの出入口配管構造
US8069905B2 (en) EGR gas cooling device
JP2010048536A (ja) 熱交換器
WO2013094149A1 (ja) 排気熱交換装置
EP2829715A1 (en) Plate-fin type egr cooler with heat insulation function
JP3991786B2 (ja) 排気熱交換装置
JP2009068809A (ja) ハイブリッド型熱交換器
WO2010079796A1 (ja) 複合型熱交換器
JP4640288B2 (ja) インタークーラ
JP6413814B2 (ja) 水冷式冷却器
JP2012137251A (ja) 多管式熱交換器
JP5985387B2 (ja) 複合型熱交換器
US11802527B2 (en) Gasoline EGR cooler with improved thermo-mechanical fatigue life
JP4681435B2 (ja) 熱交換器の連結構造
JP2007315325A (ja) Egrクーラの熱交換器構造
US7726697B2 (en) Structure for connecting heat exchangers
JP6463993B2 (ja) 熱交換器用チューブ
JP5842598B2 (ja) 熱交換器
JP5381394B2 (ja) 内燃機関のegrクーラー
JP2010018151A (ja) 車両用熱交換器
JP2004077024A (ja) 排気熱交換装置
JP4221260B2 (ja) 熱交換器及びその製造方法
JP7349821B2 (ja) 熱交換器
JP2010106723A (ja) ハイブリッド型熱交換器
JP2008089270A (ja) インタークーラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4681435

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250