JP2011005212A - 車椅子高低可変スタンド - Google Patents

Abstract

【課題】上下開閉するストッパー付高低可変スタンドを車椅子テイッピングレバーに装着することにより車椅子座面が前方に傾斜を保持できる車椅子高低可変スタンドを提供する。
【解決手段】固定管とスタンドの端部に軸を設け、固定管とストッパーレバーに引きバネを設け、固定管に軸を介しスタンドを開閉させるペダルを設けたことを特徴とする車椅子高低可変スタンド。
【選択図】図４

Description

本発明は、車椅子下部フレームティッピングレバーに上下開閉するストッパー付スタンドを設けた車椅子に関するものである。

従来、車椅子の座面を前方に傾斜できる装置付きの車椅子はなかった。

発明が解決しょうとする課題

そのために、次のような問題点があった。
（イ）、車椅子から立ち上がるとき、座面が水平なために膝、腰に負担がかかり、高齢者は苦痛であった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。

課題を解決するための手段

（イ） 固定管（２）、スタンド（１）が、それぞれの軸（３）を介し一体構造となる。
（ロ） スタンド高さ調節は伸縮脚（４）で調節する。
（ハ） スタンドを確実、スムースに開閉させるペダル（１２）と引きバネ（５）を固定管とストッパーレバー（１１）の一部に設ける。
（ニ） ティッピングレバーに固定管を差し込み固定ネジ（６）で締め付け固定する。
（ホ） スタンドを閉じ、立てた状態を保持、安定させるストツパーレバー（１１）を設ける。
以上を特徴とする車椅子高低可変スタンドである。

発明の効果

本装置の使用により車椅子の後部が上がり座面が前方に傾斜する。
車椅子から立ち上がるとき膝腰に負担が少なくなり高齢者、介護者に負担が少なくなる。

以下本発明の実施の形態について説明する。
（イ）固定管、スタンドの端部に軸を設け一体構造とする。
（ロ）スタンドに高さ調節用の伸縮脚を設ける。
（ハ）スタンドを確実に開閉させるペタルを軸を介し固定管に装着。
（ニ）固定管と、ストッパーレバーとの一部に引きバネを設ける。
本発明は、以上のような構成でこれを使用するときは、固定管を車椅子ティツピングレバーに差し込み固定ネジで固定する。スタンド足掛けを地面に接触させ、足を足掛けに乗せ、片方の足をペダルに乗せ体重を掛け車椅子を手前に引く事によりスタンドが図（４）に示すように車椅子の後部が上がり座面が前方に傾斜を保持できる。ストッパーレバーを前方に押すことにより当たり（１０）と接触しスタンドが閉じた状態を保持できる。車椅子を元の状態に戻すときはストッパーレバーを解除し前方に車椅子を押す。引きバネ（５）の作用も加わりスタンドが開く。固定管をティッピングレバーに差し込み固定するだけで殆どの車椅子に装着利用できる。

足掛けに足を乗せ、片方の足をペダルに乗せ体重を掛け踏み込むことにより車椅子後部が上がり座面が前方に傾斜を保持できる。
車椅子からの立ち上がりに腰膝に負担が少なくなり高齢者、介護者も体の負担が少なくなる。

本発明のスタンドを地面に接触させペダルの図を省略した状態を示す側面図 本発明のスタンドが閉じストッパーが掛りペダルの図を省略した状態を示す側面図 本発明のスタンドが上方に折り畳んだ状態だけを示す側面図 本発明を車椅子ティッピングレバーに取り付けスタンドが閉じ車椅子後部が上がり座面が前方に傾斜した状態を示す側面図 固定管にペダルを装着しペダルを踏み込む前の状態を示す側面図 ペダルを踏み込みスタンドが閉じた状態を示す側面図

１ スタンド
２ 固定管
３ 軸
４ 伸縮脚
５ 引きバネ
６ 固定ネジ
７ 地板
８ 足掛け
９ 調整固定ネジ
１０ 当たり
１１ ストッパーレバー
１２ ペダル

Claims (1)

1. 固定管とスタンドの端部に軸を設け、固定管とストッパーレバーに引きバネを設け、固定管に軸を介しスタンドを開閉させるペダルを設けたことを特徴とする車椅子高低可変スタンド。

Images