JP2011002159A - 熱交換器 - Google Patents

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健司 藤田
Toshihiro Yamaoka
敏浩 山岡
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【課題】 伝熱管における低温腐食を効果的に防止できる熱交換器を提供すること。
【解決手段】 最下段の伝熱管ユニット5の空気流入部に流入した燃焼用空気Aaは、第1流路14と第2流路16とに分かれて流れ、第2流路16を流れる燃焼用空気Acの流量は、伝熱管全体を流れる燃焼用空気Aaの流量に比べて低流量である。そのため、第2流路16を流れる燃焼用空気Acは、排ガスGの余熱によって速やかに暖気される。また、第2流路16にて暖められた燃焼用空気Acは、内挿管10の流出側の端部10aを抜けると、第1流路14を流れてきた比較的低温の燃焼用空気Abと混合され、この比較的低温の燃焼用空気Abを速やかに暖気する。そのため、伝熱管の管路長全体にわたって管壁の温度低下を防止でき、伝熱管における低温腐食を効果的に防止できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、熱交換器に関する。
従来、発電ボイラや焼却炉において排出される高温の排ガスによって燃焼用空気を予熱するための熱交換器が知られている。このような熱交換器では、排ガス中に配置された伝熱管の内部に燃焼用空気を流すことにより、排ガスの余熱を伝熱管を介して燃焼用空気に伝達するようにしている。
通常、排ガスは、硫黄酸化物や窒素酸化物を含む酸性ガスである。また、燃焼用空気は、大気温度に近い状態で伝熱管に流入する。そのため、伝熱管の管壁が燃焼用空気によって冷却されると、排ガス中の水蒸気が硫黄酸化物等を含んだ状態で凝縮し、強酸性の液体となって伝熱管の外表面に付着する。こうして、伝熱管におけるいわゆる低温腐食が発生することとなる。
このような低温腐食を防止する技術として、例えば特許文献1に記載された伝熱管構造がある。この伝熱管構造では、低温腐食が発生しうる伝熱管の空気入口部分を二重管構造とした上で、二重管構造部分に空気流量を減少させるための絞り手段を設けている。そして、空気流量を減少させることにより、空気温度を上昇させるとともに管壁温度を上昇させ、二重管構造の出口付近での低温腐食の発生を抑制するようにしている。
特開平11−257878号公報
しかしながら、特許文献1に記載の伝熱管構造では、排ガス流量に対する空気流量を相対的に低減することを前提としているため、所望の空気流量を確保するために空気流量を増加させると、必然的に二重管構造の出口付近において温度低下が生じ、結果として二重管構造の出口付近での低温腐食を防止することはできなかった。
そこで、本発明の目的は、伝熱管における低温腐食を効果的に防止できる熱交換器を提供することにある。
すなわち、本発明の熱交換器は、燃焼後の排ガスの流路内に配置された伝熱管を有し、伝熱管の内部を流れる気体に排ガスの余熱を伝達することにより排ガスと気体との熱交換を行う熱交換器であって、伝熱管に設けられた気体の流入部と、伝熱管の内側に配置され、流入部を含む伝熱管の管路長の一部分に設けられると共に、伝熱管の内壁面から離間することにより伝熱管との間に気体の流路を形成する内挿管と、を備えることを特徴とする。
本発明の熱交換器によれば、伝熱管の内側において、流入部を含む伝熱管の管路長の一部分に内挿管が設けられ、この内挿管と伝熱管との間には気体の流路が形成される。そのため、流入部に流入する気体は、内挿管の内側と、内挿管の外側すなわち内挿管と伝熱管との間に形成された流路とに分かれて流れる。この内挿管の外側の流路を流れる気体の流量は、伝熱管全体を流れる気体の流量の一部であり、全体の流量に比べて低流量である。そのため、内挿管の外側の流路を流れる気体は、排ガスの余熱によって速やかに暖められる。よって、内挿管が設けられた部分において、管壁の温度低下を抑止できる。さらに、内挿管の外側の流路にて暖められた気体は、内挿管の流出側の端部を抜けると、内挿管の内側の流路を流れてきた比較的低温の気体と混合され、この比較的低温の気体を速やかに暖める。よって、内挿管の流出側の端部より下流側においても、管壁の温度低下を抑止できる。その結果として、伝熱管の管路長全体にわたって管壁の温度低下を防止できるため、伝熱管における低温腐食を効果的に防止できる。
また、本発明の熱交換器において、内挿管は、伝熱管に対して同心状に配置されていることが好ましい。この構成によれば、内挿管の外側に形成された流路の断面形状は、伝熱管の長手方向において一定となる。そのため、内挿管の外側の流路にて暖められた気体は、内挿管の流出側の端部から、伝熱管の長手方向に略並行な方向に、すなわち伝熱管の内壁面に沿う方向に流出する。これにより、内挿管の流出側の端部よりも下流側における管壁の温度低下がより好適に抑止される。
また、本発明の熱交換器において、伝熱管と内挿管との間には、伝熱管の内壁面からの離間状態を維持するためのスペーサが取り付けられていることが好ましい。この構成によれば、内挿管を伝熱管の内側に配置するように取り付ける際に、スペーサによって伝熱管の内壁面と内挿管との離間状態を簡単に確保できるため、伝熱管に対する内挿管の取り付け作業が容易になる。
また、本発明の熱交換器において、スペーサは、内挿管の両端部に設けられていることが好ましい。この構成によれば、内挿管の外側に形成される気体の流路の、入口部と出口部とを確実に形成することができる。
本発明の熱交換器によれば、伝熱管における低温腐食を効果的に防止できる。
本発明の実施形態に係る熱交換器が設けられた発電ボイラの概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る熱交換器の斜視図である。 図2の熱交換器の一部を拡大して示す斜視図である。 熱交換器の伝熱管に設けられる内挿管の側面図である。 図4のV−V線断面図である。 他の実施形態に係る熱交換器の伝熱管に設けられる内挿管を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態に係る熱交換器について説明する。図1に示されるように、この発電ボイラBは、低品位炭やバイオマス等の燃料を燃焼することにより高温の蒸気を発生させ、その蒸気を後段の蒸気タービン発電機(図示せず)に供給することにより発電を行う設備である。発電ボイラBは、水を蒸気化する燃焼室1、燃焼室1に燃焼用空気Aaを供給する空気供給部、燃焼室1で生成した蒸気を蒸気タービン発電機に送り出す蒸気移送部(図示せず)、燃焼室1から排出される燃焼後の排ガスGを処理する排ガス処理部等を備えている。
排ガス処理部には、高温状態で排出される排ガスGの温度を低下させると同時に排ガスGの余熱を有効利用する余熱利用設備21が設けられる。余熱利用設備21は、燃焼室1の上部に連通して排ガスGの流路となる排ガスダクトDと、排ガスダクトD内に設けられ、蒸気化前の水を加温するための節炭器2と、燃焼用空気Aaを予熱するための熱交換器3とが設けられている。これらはいずれも、排ガスGとの熱交換を行うことにより発電ボイラBにおける燃料の使用量を節減するためのものである。
熱交換器3は、空気供給部及び排ガス処理部の一部を構成しており、内部を流れる燃焼用空気Aaと排ガスGとの熱交換を行うことにより燃焼用空気Aaを予熱するものである。熱交換器3は、節炭器2の後段において、排ガスダクトDに組み込まれるようにして設けられている。熱交換器3における燃焼用空気Aaの予熱は、排ガスダクトD内の排ガス流路4を複数回にわたって燃焼用空気Aaが横切り、燃焼用空気Aaが排ガス流路4を横切るたびに排ガスGの余熱を回収することで行われる。なお、図1では、燃焼用空気Aaは、排ガスダクトD内を下流側(低温側)から上流側(高温側)にかけて、4回ほど横切っている。また、熱交換器3を経て加温された燃焼用空気Aaは、燃焼室1の下部または側部に設けられた燃焼用空気導入部22から燃焼室1内に供給される。
図2及び図3は、本実施形態に係る熱交換器3の斜視図である。熱交換器3は、チューブ状の伝熱管を用いたいわゆるベアチューブ式の熱交換器である。図2に示す熱交換器3には、その上面から下面に向けて排ガスGを流通させるための排ガス流路4が形成されている。排ガス流路4は、伝熱管ユニット5(図3参照)が上下に段積みされることにより形成される。すなわち、各伝熱管ユニット5は直方体形状をなしており、その上面及び下面には、排ガスダクトDの断面と同一形状の開口部を有している。
伝熱管ユニット5の内部には、燃焼用空気Aaを流すための多数の伝熱管6が、排ガス流路4となる間隙(すき間)を保った状態にて水平方向に配置されている。この伝熱管6は、炭素鋼からなる直管である。また、伝熱管ユニット5における燃焼用空気Aaの出入口となる左右の端面には、封止板7が設けられている。封止板7には、燃焼用空気Aaの流路、すなわち伝熱管6の内部に連通する多数の孔が形成されており、封止板7によって伝熱管6の内部は排ガス流路4から遮閉されている。さらに、上下に段積みされた伝熱管ユニット5は、伝熱管ユニット5の端面同士がコ字状の空気ダクト9によって各々接続されている。この接続により、下段の伝熱管ユニット5から上段の伝熱管ユニット5にかけて、排ガス流路4を左右方向に横断する直列の空気流路が形成される(図2参照)。
このように構成された熱交換器3が排ガスダクトD内に接続されることにより、排ガス流路4内に、排ガスGの流れに直交して伝熱管6が配置された状態を形成できる。そして、図示しない送風機によって燃焼用空気Aaが熱交換器3に送られると、熱交換器3内に配置された伝熱管6の内部を流れる燃焼用空気Aaに、伝熱管6を介して排ガスGの余熱が伝達される。なお、熱交換器3による熱交換を経て温度が低下した排ガスGは、後段の図示しない集塵機において除塵処理される。
最下段に配置された伝熱管ユニット5、すなわち燃焼用空気Aaの流れを基準とした場合に上流側となる伝熱管ユニット5には、各伝熱管6の内側に内挿管10が設けられている(図4参照)。内挿管10は、燃焼用空気Aaの流入部である空気流入部6aを含む伝熱管6の管路長Lの一部分において、伝熱管6と重なるように配置されている。すなわち、伝熱管6は、空気流入部6aから一定長さにおいて、二重管構造23とされている。
内挿管10は、伝熱管6と同様、炭素鋼管により形成されている。また、内挿管10の厚みは、伝熱管6の厚みよりも薄くされている。さらに、この内挿管10には、その両端部において、板状のスペーサ12が3枚ずつ取り付けられている。このスペーサ12は、同一の長さ、幅、及び厚みを有しており、内挿管10の外周面に120°の間隔(等間隔)をもって溶接されることにより内挿管10に取り付けられている(図5参照)。
スペーサ12が取り付けられた内挿管10が伝熱管6内に配置された状態では、スペーサ12は、伝熱管6の内壁面6bに当接することによって、内挿管10を伝熱管6の内壁面6bから離間させている。言い換えれば、スペーサ12は、内挿管10と伝熱管6の内壁面6bとの離間状態を維持する役割を果たしている。また、各スペーサ12は厚みが同一であるため、内挿管10は、伝熱管6に対して同心状に配置されている。
このような離間状態を保った二重管構造23により、伝熱管6の内部には、内挿管10によって隔てられた2つの流路が形成される。以下の説明において、内挿管10の内側の流路を第1流路14、内挿管10と伝熱管6との間に形成された流路を第2流路16という。上記のとおり、内挿管10は伝熱管6に対して同心状に配置されるため、第2流路16の断面形状は、伝熱管6の長手方向にて一定となる。
続いて、上記構成を有する熱交換器3が設けられた排ガスダクトDにおける、排ガスGと燃焼用空気Aaとの熱交換について説明する。燃焼室1における燃焼後の排ガスGは、排ガスダクトD内の前段に設置された節炭器2を経て、150℃〜200℃の温度にて熱交換器3に流入する。この排ガスGは、通常、硫黄酸化物や窒素酸化物を含んだ酸性ガスである。
図2に示されるように、熱交換器3の上部から排ガスGが流入すると、排ガスGは、各伝熱管ユニット5内に配置された多数の伝熱管6の間隙を通りつつ、伝熱管6の管壁を加温する。一方、伝熱管6内には、送風機から供給された熱交換前の燃焼用空気Aaが、熱交換器3の下部、すなわち最下段の伝熱管ユニット5の空気流入口6aから流入し、排ガス流路4を左右方向に横断しながら上段の伝熱管ユニット5へと流れつつ、伝熱管6の管壁を冷却する。ここで、送風機によって供給される燃焼用空気Aaは、大気中の空気であるため、概ね20℃前後の温度である。
このような温度差をもった排ガスGと燃焼用空気Aaとにおいて、伝熱管6を介した熱交換が行われることにより、排ガスGは、上段から下段へ流れるに従い冷却されて温度が低下し、燃焼用空気Aaは、逆に加温されて温度が上昇する。従来、伝熱管の空気流入部が低温の燃焼用空気によって冷却されることにより、高温の排ガスに晒された状態においても、伝熱管の管壁が120℃付近よりも低温となった場合、排ガス中の硫黄酸化物や窒素酸化物が水分とともに凝縮し、硫酸や硝酸となって低温腐食(酸露点腐食)が発生していた。
本実施形態に係る熱交換器3では、最下段の伝熱管ユニット5の空気流入部6aに流入した燃焼用空気Aaは、図4に示されるように第1流路14と第2流路16とに分かれて流れ、第2流路16を流れる燃焼用空気Acの流量は、伝熱管6全体を流れる燃焼用空気Aaの流量に比べて低流量である。そのため、第2流路16を流れる燃焼用空気Acは、排ガスGの余熱によって速やかに暖気される。また、第2流路16にて暖められた燃焼用空気Acは、内挿管10の流出側の端部10aを抜けると、第1流路14を流れてきた比較的低温の燃焼用空気Abと混合され、この比較的低温の燃焼用空気Abを速やかに暖気する。そのため、内挿管10が設けられた部分と、内挿管10の流出側の端部10aより下流側とにおいて、管壁の温度低下が抑止される。その結果として、伝熱管6の管路長L全体にわたって管壁の温度低下を防止できるため、伝熱管6における低温腐食を効果的に防止できる。
また、第2流路16の断面形状は、伝熱管6の長手方向において一定であるため、第2流路16にて暖められた燃焼用空気Acは、内挿管10の流出側の端部10aから、伝熱管6の長手方向に略並行な方向に、すなわち伝熱管6の内壁面6bに沿う方向に流出する。これにより、内挿管10の流出側の端部10aよりも下流側における管壁の温度低下がより好適に抑止される。
また、内挿管10を伝熱管6の内側に配置するように取り付ける際に、スペーサ12によって伝熱管6の内壁面6bと内挿管10との離間状態を簡単に確保できるため、伝熱管6に対する内挿管10の取り付け作業が容易になる。
また、内挿管10は伝熱管6よりも薄くされているため、燃焼用空気Ab,Acの流れに対して大きな抵抗とはならず、従来と同様の送風機動力にて、熱交換器3における所望の空気流量が確保できる。
さらには、スペーサ12は、内挿管10の両端部、すなわち流出側の端部10a及び流入側の端部10bに取り付けられているため、第2流路16の入口部と出口部とを確実に形成することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では内挿管10の外周面に板状のスペーサ12を設ける場合について説明したが、図6に示されるように、内挿管10の両端部10a,10bにおいて、120℃の間隔をもって3箇所に2本ずつの切り込みを入れ、切り込みの中間部を外側に広げるように折り曲げることによってスペーサ10dを形成してもよい。このようにすれば、板状の部材を用いることなく内挿管10を有効利用してスペーサ10dを形成することができ、第2流路16が確実に形成される。
また、上記実施形態では、各スペーサ12,10dの厚みが同一である場合について説明したが、例えば、流入側の端部と流出側の端部とにおいて設けられるスペーサの厚みを変化させ、内挿管をテーパー管とすることにより伝熱管と内挿管との間の気体の流路の断面積を変化させるようにしてもよい。この流路の断面積を空気流入部から流出側の端部にかけて拡大または縮小させることにより、内挿管が設けられた範囲内の各部において燃焼用空気の流速を変化させることができる。
本発明は、発電ボイラに限らず、他のあらゆる焼却炉における排ガスと気体との熱交換に適用可能であることは言うまでもない。
3…熱交換器、4…排ガス流路(排ガスの流路)、6…伝熱管、6a…空気流入部(流入部)、6b…内壁面、10…内挿管、10d,12…スペーサ、16…第2流路(流路)、Aa,Ab,Ac…燃焼用空気(気体)、G…排ガス、L…管路長。

Claims (4)

  1. 燃焼後の排ガスの流路内に配置された伝熱管を有し、前記伝熱管の内部を流れる気体に前記排ガスの余熱を伝達することにより前記排ガスと前記気体との熱交換を行う熱交換器であって、
    前記伝熱管に設けられた前記気体の流入部と、
    前記伝熱管の内側に配置され、前記流入部を含む前記伝熱管の管路長の一部分に設けられると共に、前記伝熱管の内壁面から離間することにより前記伝熱管との間に前記気体の流路を形成する内挿管と、
    を備えることを特徴とする、熱交換器。
  2. 前記内挿管は、前記伝熱管に対して同心状に配置されていることを特徴とする、請求項1記載の熱交換器。
  3. 前記伝熱管と前記内挿管との間には、前記伝熱管の内壁面からの離間状態を維持するためのスペーサが取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は2記載の熱交換器。
  4. 前記スペーサは、前記内挿管の両端部に設けられていることを特徴とする、請求項3記載の熱交換器。
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