JP2011001950A - 2軸式ガスタービン - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの増加や信頼性の低下を抑制しつつ、コンパクトで高効率な2軸式ガスタービンを提供する。
【解決手段】2軸式ガスタービンにおいて、主流流路の内周側と外周側の少なくとも一方において、高圧タービン出口が低圧タービン入口よりも低くなるよう構成され、高圧タービン出口と低圧タービン入口をつなぐ流路の外周が、ケーシング12に支持され高圧タービンの最終段動翼42の外周側に位置する第一のケーシングシュラウド44と低圧タービン初段静翼51とから構成され、第一のケーシングシュラウド44と低圧タービン初段静翼51の接続位置が高圧タービン最終段動翼出口より低圧タービン初段静翼入口に近いことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軸の異なる複数のタービン、すなわち圧縮機駆動用の高圧タービンと負荷駆動用の低圧タービンとを有する、2軸式ガスタービンに関するものである。
近年のエネルギー需要の増加に伴い、液化天然ガス(LNG)の生産に適した機械駆動用のガスタービンに対する需要が増加している。LNGプラントでは天然ガスをLNG液化用圧縮機で高圧にすることによって液化を達成している。LNG液化用圧縮機の駆動には、2軸式のガスタービンが用いられることが多い。2軸式のガスタービンでは、タービン部分が低圧タービンと高圧タービンに分けられている。低圧タービンがLNG用圧縮機や発電機等の負荷を駆動し、高圧タービンは圧縮機と接続されている。2軸式のガスタービンには、高圧側,低圧側それぞれのタービンが異なる回転軸を持つという特徴がある。
2軸式ガスタービンは前述のような機械駆動用としてだけでなく、発電機に接続する発電用としても用いられることがある。発電用のガスタービンとしては、圧縮機とタービンが同一軸で回転する1軸式ガスタービンが主流である。構造が簡素で運用しやすいからである。しかし、装置を小型化する場合には、発電機の仕様に合わせた回転数を維持する必要があり、減速機が必要になるという欠点がある。
一方、発電用に2軸式ガスタービンを用いれば、高圧タービンと低圧タービンの回転数を任意に選択できるため、減速機が不要となる。2軸式ガスタービンによると、コンパクトで高効率なガスタービンを提供することができる。
前述の発電用ガスタービンの例を含め、2軸式ガスタービンでは一般的に、接続機器の回転数に制約のない高圧タービン側を小型化する設計がなされる。発電機や被駆動機械と同軸に接続される低圧タービンでは、これらの機器により回転数の制約を受けるからである。そのため、高圧タービンの定格回転数は低圧タービンの定格回転数より高くなる。このとき低圧タービンの初段静翼の内径および外径位置は高圧タービンの最終段動翼に比べて高くなる。これに対応するため、両者の間には中間流路が設けられる。
この中間流路の形成には、中間流路を構成する部品を追加するのが一般的である。特許文献1のように高圧タービン初段静翼を上流側に延長する技術も検討されている。
また、特許文献2や3に記載されているように、高圧タービンと低圧タービンの定格回転数を一致させ、低圧タービンの初段静翼と高圧タービンの最終段動翼の内径および外径位置を一致させることで、部品点数増加を抑制することも試みられている。
特開2008−82323号公報 特開2006−112374号公報 特開2005−69167号公報
しかし、特許文献2や3のように高圧タービンと低圧タービンの定格回転数を一致させてしまうと、高圧タービンと低圧タービンで定格回転数をほとんど変えられなくなってしまう。そうすると、減速機が必要となったり、コンパクトで高効率なガスタービンとすることが難しくなったりしてしまう。
一方特許文献1の技術では、コンパクト化や減速機の削除は可能であるが、低圧タービン初段動翼を上流側に延長して流路を構成するため、初段静翼が大型・複雑化してしまう。一般に低圧タービン初段静翼は精密鋳造翼である。大型・複雑化した精密鋳造翼を採用すると、金型の増加や複雑形状に対する歩留まりの低下等で製造コストが増加する。さらに低圧タービン初段静翼を上流側で支える支点が静翼から離れるため、静翼と支点で熱伸び差が発生した場合に前縁等の支点にかかる応力が増加し、信頼性が低下するおそれがある。
そこで本発明の目的は、コストの増加や信頼性の低下を抑制しつつ、コンパクトで高効率な2軸式ガスタービンを提供することにある。
本発明は、空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機によって圧縮された空気と燃料とを燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器と、前記燃焼器で生成された燃焼ガスにより駆動される高圧タービンと、前記高圧タービンから排出されたガスで駆動される低圧タービンとを備え、前記圧縮機と前記高圧タービンの軸である第一の軸と、前記低圧タービンの軸である第二の軸とが別軸である2軸式ガスタービンにおいて、主流流路の内周側と外周側の少なくとも一方において、前記高圧タービン出口が前記低圧タービン入口よりも低くなるよう構成され、前記高圧タービン出口と前記低圧タービン入口をつなぐ流路の外周が、ケーシングに支持され前記高圧タービンの最終段動翼の外周側に位置する第一のケーシングシュラウドと前記低圧タービン初段静翼とから構成され、前記第一のケーシングシュラウドと前記低圧タービン初段静翼の接続位置が前記高圧タービン最終段動翼出口より前記低圧タービン初段静翼入口に近いことを特徴とする。
本発明によれば、コストの増加や信頼性の低下を抑制しつつ、コンパクトで高効率な2軸式ガスタービンを提供することができる。
本発明の第一実施例に関する高圧タービン最終段および低圧タービン初段の子午面断面の概略図。 本発明の第一実施例に関する2軸式ガスタービンのサイクル構成図。 本発明の第二実施例に関する高圧タービン最終段および低圧タービン初段の子午面断面の概略図。 比較例の2軸ガスタービンのタービン側子午面断面の詳細図。 実施例1と実施例2における2軸ガスタービンのタービン側子午面断面の詳細図。 実施例1と実施例2における2軸ガスタービンのタービン側子午面断面の詳細図。
本発明の2軸式ガスタービンでは、高圧タービンと低圧タービンの間の中間流路の外周側を高圧タービン最終段動翼のケーシングシュラウドによって構成することで、特許文献1に比べて簡素な構成で、中間流路を形成することができる。さらに静翼が上流側に延長されないため、前述した応力の増加も起こらず、高い信頼性を維持できる。加えて中間流路の形状が外周側の方が傾きの大きい2つの円錐台形状を備えることで、流路断面積の急激な変化等による流れの剥離や衝撃波の発生を抑制し、空力的にも有利な流路形状とすることが可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1に本実施例における2軸式ガスタービン高圧タービン最終段と低圧タービン初段の概略の子午面断面図を、図2に本実施例における2軸式ガスタービンのサイクル構成図を示す。
はじめに、図2を用いてサイクルの概要について説明する。2軸式ガスタービン1において、作動流体は軸流圧縮機2に流入して圧縮された後に燃焼器3に流入する。燃焼器3では燃料が噴射されて高温の燃焼ガスを生成する。この高温・高圧ガスは、圧縮機2と第一の軸である軸6によって接続されている高圧タービン4に流入して圧縮機2を駆動した後、低圧タービン5に流入する。低圧タービン5を作動流体が通過する際、第二の軸である軸7によって接続された発電機8が駆動され、これによって発電が実施されている。
次に図1を用いて高圧タービン4の最終段と低圧タービン5の初段近傍の構成について説明する。図1において、高圧タービン最終段は最終段静翼41,最終段動翼42,最終段静翼ダイアフラム43,最終段動翼ケーシングシュラウド44,高圧タービンロータ45から構成されている。一方低圧タービン初段は初段静翼51,初段動翼52,初段静翼ダイアフラム53,初段動翼ケーシングシュラウド54,低圧タービンロータ55から構成されている。低圧タービンロータ55と高圧タービンロータ45は別の回転軸を持ち、それぞれ独立に回転している。また、高圧タービン最終段静翼ダイアフラム43の内周側にはスペーサ46が、低圧タービン初段静翼ダイアフラム53の内周側には板状の隔壁56が取り付けられている。なお低圧タービン側に取り付けられた隔壁56によって、流路以外の部分での作動流体の移動が行われないようになっている。ここで前述の流路の構成要素は、周方向に複数個分割されたセグメント構造を想定している。
図1において、高温・高圧の燃焼ガスである主流ガス11の通る流路は、外周側が高圧タービン最終段静翼41,最終段動翼ケーシングシュラウド44,低圧タービン初段静翼51,初段動翼ケーシングシュラウド54の順で構成されており、内周側は高圧タービン最終段静翼41,最終段動翼42,中間流路部材57,低圧タービン初段静翼51,初段動翼52の順で構成されている。中間流路部材57は低圧タービン初段静翼ダイアフラム53にボルト等(図示せず)で接続されている。中間流路部材57の形状としては、下流方向に拡大した円錐台形状を想定している。また高圧タービン最終段動翼ケーシングシュラウド44の形状としては、最終段動翼42の存在する上流側では円筒で、下流側では下流側に拡大した円錐台となる形状を想定している。なお通常、最終段動翼ケーシングシュラウド44の円筒部分と円錐台部分の間は流路形状が滑らかになるように中間接続領域が存在するが、ここでは図示していない。さらに最終段動翼ケーシングシュラウド44の円錐台部分の傾きは、前述の中間流路部材57の円錐台部分の傾きより大きいことが望ましい。そのようにすれば、必然的に流路の断面積が単調増加する形状とできるからである。
また図1において、高圧タービン最終段動翼ケーシングシュラウド44と低圧タービン初段動翼ケーシングシュラウド54は、ケーシング12によって保持されている。本実施例ではケーシング12は高圧タービン4と低圧タービン5で共通としているが、外ケーシングを高圧タービン側ケーシングと低圧タービン側ケーシングで分割し、それぞれの外ケーシングに最終段動翼ケーシングシュラウド44と初段動翼ケーシングシュラウド54を保持させても構造上は問題ない。そうすると、低圧タービン側にトラブルが発生した場合に、低圧タービン側だけを分解することができる等、交換や点検作業が容易となるメリットがある。この場合外ケーシングの接続部は、軸方向でケーシングシュラウド44や54の外周側におさまるようにするのが望ましい。分割部分をシュラウド44や54で固定できるからである。ただし、ケーシング12を分割することによって部品点数が増加するため、コストや運用性の観点からは共通とするほうが有利である。
ここで、本実施例の2軸式ガスタービン1の具体的な動作について説明する。定格運転時、作動流体は軸流圧縮機2と燃焼器3を通過し、高温・高圧の燃焼ガスとして高圧タービン4に流入する。このときの温度は約1300℃である。高圧タービン4に流入した燃焼ガスは翼に対して仕事をすることでその圧力と温度を低下させ、高圧タービン最終段静翼入口に到達する。到達した主流ガス11は高圧タービン最終段に流入して高圧タービン最終段動翼42と低圧タービン初段動翼52を駆動し、最終的には約500℃のガスとなって低圧タービン5から排出される。低圧タービン初段動翼52をはじめとする低圧タービン5の動翼が駆動されることによって、接続された低圧タービンロータ55および軸7を介して発電機8が回転し、電力が得られている。本実施例では発電機の回転数として、3600回転(60Hz)を想定している。
本実施例のような2軸式ガスタービンでは、全体の大きさをコンパクト化するため、高圧タービンロータ45の回転数を低圧タービンロータ55の回転数より大きくしている。この場合に動翼にかかる遠心応力を高圧タービン側と低圧タービン側で同等にするには、主流ガス11の流路の内周側と外周側の少なくとも一方において、高圧タービン出口が前記低圧タービン入口よりも低くなるようにしなければならない。本実施例において、高圧タービン出口や低圧タービン入口が高い・低いとは、それぞれ回転軸からの径方向距離が遠い・近いことを意味する。本実施例のガスタービンでは、高圧タービン出口の流路高さは低圧タービン入口の流路高さに比べ、内周側,外周側ともに低くしている。
このような2軸式ガスタービンでは、他の隣接する動翼と静翼間と比べ、高圧タービン最終段動翼42と低圧タービン初段静翼51間の流路断面積の変化が最も大きくなっている。主流ガス11の流れ方向とこの流路の外周側壁や内周側壁との成す角を大きくしてしまうと、空力損失が大きくなってしまう。空力損失の増大を抑制するためには、高圧タービン最終段動翼本体部42aの重心位置と低圧タービン初段静翼本体部51aの重心位置の間の軸方向距離が、他の隣接する動翼と静翼の重心間距離よりも長くすることが望ましい。
なお、本実施例で高圧タービン出口とは、主流ガス11の流れ方向で高圧タービン最終段動翼本体部42aの後縁を意味する。同様に、低圧タービン入口とは、低圧タービン初段静翼本体部51aの前縁を意味する。
このとき、高圧タービン最終段出口から低圧タービン入口の外周側の流路の大半を、前述のような円錐台形状を持った高圧タービン最終段動翼ケーシングシュラウド44によって構成することで、外周側での流れが乱れるのを抑制することができる。さらに前述のような円錐台形状を持った中間流路部材57を流路の内周側壁に用いることで、内周側での流れの乱れを抑制しつつ、高圧タービン最終段出口から低圧タービン入口の軸方向の流路断面積は単調に増加させることができる。流路断面積を単調に増加させることは、高圧タービン最終段出口から低圧タービン入口の流路に最小断面積となる部分が存在しないことを意味している。流路の、ある部分に最小断面積となる部分が存在すると、そこでマッハ数1を超える流れが発生して衝撃波が発生するおそれがある。すなわち、主流ガス11の流れ方向で流路断面積を一定または単調増加とすることにより、部分負荷を含めた運転時に、該流路がスロートのあるノズルとして働き、垂直衝撃波が発生して損失が増加する可能性を排除することが可能となる。
また本実施例の2軸式ガスタービンでは、高圧タービン最終段動翼ケーシングシュラウド44を延長し、高圧タービン最終段出口から低圧タービン入口の外周側の流路を最終段動翼ケーシングシュラウド44と低圧タービン初段静翼のみで構成している。このようにすることで、別部品によって高圧タービン最終段出口から低圧タービン入口の外周側の流路を構成する場合に比べ、部品点数増加の抑制や作業工程数の減少を達成し、隙間や段差による流れの漏れを低減することが可能である。
さらに、本実施例の2軸式ガスタービンでは、ケーシングシュラウド44と低圧タービン初段静翼51の接続位置を、高圧タービン最終段動翼出口より低圧タービン初段静翼入口に近い位置としている。そうすることで特許文献1に記載されたガスタービンのように、低圧タービン初段静翼51の外周側を延長して高圧タービン最終段出口から低圧タービン入口の外周側流路を構成する場合に比べ、初段静翼51の軸方向の長さを低減し、形状の複雑化を抑制することができる。通常タービン静翼は精密鋳造翼である。本実施例のガスタービンでは、翼の大きさの増加による金型等の精鋳設備の大型化や、形状の複雑化による精鋳精度の低下を抑制することが可能となる。一方最終段動翼ケーシングシュラウド44には翼が付いていないので、延長による形状の複雑化は最小限に抑えられ、製造コストの上昇が抑制可能である。また初段静翼51と最終段動翼ケーシングシュラウド44の接続位置が特許文献1に比べて初段静翼本体部51a側に近くなるので、前記接続位置と初段静翼51の間に熱伸び差が発生した場合、初段静翼51の外周側前縁部の応力を低減させることが可能である。
また本実施例の2軸式ガスタービンでは、高圧タービン最終段から低圧タービン初段における流路の構成要素である、ケーシングシュラウド44や低圧タービン初段静翼51を、周方向に複数個分割されたセグメント構造としている。そうすると部品間のギャップにより、流路で熱伸びが発生した際の流路全体のひずみが小さくなる。このため流路が不均一になりにくく、流入角の周方向の不均一性によって発生する損失を抑制することが可能となる。
以上述べたように、本実施例の2軸式ガスタービンは、高圧タービン出口と低圧タービン入口をつなぐ主流ガス11の流路の外周が、ケーシング12に支持され高圧タービンの最終段動翼42の外周側に位置するケーシングシュラウド44と低圧タービン初段静翼51とから構成され、ケーシングシュラウド44と低圧タービン初段静翼51の接続位置を、高圧タービン最終段動翼出口より前記低圧タービン初段静翼入口に近くなるように構成されている。具体的にいうと、低圧タービン初段静翼51は、第一のケーシングシュラウドであるケーシングシュラウド44と、ケーシング12に支持され低圧タービン初段動翼52の外周側に位置する第二のケーシングであるケーシングシュラウド54とに支持されている。このように構成することで、特許文献1に比べて低圧タービン初段静翼51の製造コストを抑制し、かつ信頼性も向上させることができる。また高圧タービン最終段出口から低圧タービン入口の外周側の流路に別部品を用いる場合と比べると、部品点数や作業工程数の削減と空力性能の向上が可能である。さらに高圧タービン最終段出口から低圧タービン入口の外周側と内周側の流路形状を円錐台形状とし、外周側の傾きを内周側より大きくしているため、流れの乱れを抑制しつつ流路断面積変化を単調増加とし、部分負荷時を含めた空力性能の向上が可能となる。
本実施例の2軸式ガスタービンは、1軸式ガスタービンに比べて減速機を必要とせずにコンパクト化できる。そのため、サイズに制限のあるプラントの更新などの際にも有用である。この場合、既存の1軸式ガスタービンのタービンを、圧縮機と同軸に接続された高圧タービンと、前記高圧タービンの回転軸とは別の軸に接続された低圧タービンとに分割し、主流流路の内周側と外周側の少なくとも一方において、高圧タービン出口を低圧タービン入口よりも低くし、高圧タービン出口と低圧タービン入口をつなぐ流路の外周側形状を、ケーシングに支持され前記高圧タービンの最終段動翼の外周側に位置する第一のケーシングシュラウドと低圧タービン初段静翼とを、高圧タービン最終段動翼出口より低圧タービン初段静翼入口に近い位置で接続することで形成させればよい。
図3に本実施例における2軸式ガスタービン高圧タービン最終段と低圧タービン初段の概略の子午面断面図を示す。実施例1との相違は、高圧タービン最終段出口から低圧タービン入口の内周側流路において中間流路部材57がなく、低圧タービン初段静翼51のみで流路が構成されている点である。なお図1と重複する機器については番号を同一とし、詳細な説明は省略する。
図3で示した本実施例の2軸式ガスタービンでは、中間流路部材57が存在せず、高圧タービン出口と低圧タービン入口をつなぐ流路の内周が、低圧タービン初段静翼51のみから構成されている。そのため高圧タービン最終段と低圧タービン初段の間の内周側の流路で接合部がなくなり、実施例1に比べてさらに空力損失を低減することが可能となる。
また当然、部品点数の削減によるコストと作業工程数の低減にも寄与する。
一方実施例1のガスタービンと比べると、高圧タービン最終段出口から低圧タービン入口の内周側流路は低圧タービン初段静翼51から構成されているため、初段静翼51の精鋳性が低下することが懸念される。ただし、特許文献1に記載されたガスタービンのように高圧タービン最終段出口から低圧タービン入口の流路外周側を初段静翼51によって構成しているわけではないので、特許文献1のガスタービンに比べて初段静翼51と最終段動翼ケーシングシュラウド44の接続位置が初段静翼本体51a側に近くなる。このため実施例1と同様に、前記接続位置と初段静翼51の間に熱伸び差が発生した場合、初段静翼51の外周側前縁部の応力を低減させることが可能である。一方内周側の接続部は、外周側のように上流側の部材によって支持されるのではなくダイアフラム53によって支持されるため、熱伸び差によって静翼前縁部に過大な応力が発生することはない。
以上をまとめると、本実施例のガスタービンは実施例1に比べて精鋳性の低下によるコスト増加の可能性があるものの、簡素化による部品点数の削減や作業工数の低減が期待できる。また中間流路部材57がないことで、段差等による流れの損失の発生を抑制することが可能となる。信頼性は実施例1と同程度に高い。
ここで、以下の図4,図5、および図6を用いて従来技術との相違を詳細に説明する。図4は比較例の2軸ガスタービンのタービン側子午面断面の詳細図、図5と図6はそれぞれ実施例1と実施例2における2軸ガスタービンのタービン側子午面断面の詳細図である。
まず、図4を用いて2軸ガスタービンの構成について説明する。前述の通り、2軸ガスタービンではタービン部は高圧タービン4と低圧タービン5から構成される。高圧タービン4は初段静翼31,初段動翼32,第2段静翼41,第2段動翼42,初段動翼シュラウド34,第2段動翼シュラウド44,初段ロータ35,第2段ロータ45,初段静翼内周側支持部材36,第2段静翼スペーサ46,第2段静翼ダイアフラム43、および高圧タービン軸6から構成される。一方低圧タービン5は第3段静翼51,第3段動翼52,第4段静翼61,第4段動翼62,第3段動翼シュラウド54,第4段動翼シュラウド64,第3段ロータ55,第4段ロータ65,第3段静翼内周側支持部材53,第4段静翼ダイアフラム63,隔壁56,第4段静翼スペーサ66,内周側中間流路部材57,外周側中間流路部材58、および低圧タービン軸7から構成される。初段動翼シュラウド34,第2段動翼シュラウド44,第3段動翼シュラウド54,第4段動翼シュラウド64はそれぞれタービン外ケーシング12によって支持されており、フック形状のシュラウドをケーシングに引っ掛けて保持する構造となっている。ここで、図4では高圧タービン4と低圧タービン5の段数をそれぞれ2段としているが、それぞれの段数は2段より多くても少なくても問題ない。また、タービン外ケーシング12は高圧タービン側と低圧タービン側で分割されていても良い。
次に、燃焼ガスの流れについて説明する。燃焼器3を通過した高圧高温のガス11は初段静翼31,初段動翼32,第2段静翼41,第2段動翼42,第3段静翼51,第3段動翼52,第4段静翼61,第4段動翼62,初段動翼シュラウド34,第2段動翼シュラウド44,第3段動翼シュラウド54,第4段動翼シュラウド64,内周側中間流路部材57、および外周側中間流路部材58から構成される流路を通過して動翼を駆動し、排気側ケーシング排気として放出される。
前述の通り、2軸ガスタービンでは一般に低圧タービン5の方が高圧タービン4より回転数が小さいため、高圧タービン最終段動翼、すなわち第2段動翼42の内周側の径方向位置に比べ、高圧タービン初段静翼、すなわち第3段静翼51の内周側径方向位置の方が高くなる。このため、両者をつなぐ中間流路が必要となり、高圧タービン最終段動翼〜低圧タービン初段静翼の翼間距離は他の翼間距離よりも離す必要がある。中間流路の距離が短すぎると、中間流路の軸方向の傾き角(以下、フレア角)が大きくなり、流れの損失が大きくなってしまうおそれがあるからである。このフレア角は同種のガスタービンの実績及び流れ解析による剥離の有無の検討結果から、10°〜30°の範囲とする必要がある。
従来は上記の中間流路を構成する際、一般的には図4で示す比較例のように、外周側に対して中間流路部材58を設けていた。シュラウドは流路中の熱の輻射を抑制するための構造であり高級材が用いられることが多く、安価な中間流路部材58を設けたほうがコストの面で優れているからである。
ただし、この構成にすると2つの課題が発生するという知見に発明者らは想到した。まず1つ目の課題は、第2段動翼シュラウド44は周方向に分割されたセグメント構造であるのに対し、外周側中間流路部材58はリング構造もしくは半周分が一体となった半割り構造であることに起因する。異なる構造が共存しているために、熱による伸びの傾向に差が生じ、流路にゆがみが生じる事が課題である。セグメント構造の第2段動翼シュラウドでは主流からの入熱による伸びの方向は周方向に限定され径方向への伸びは発生しない。これに対し、リング構造もしくは半割り構造の外周側中間流路部材では径方向に伸びが発生する。このため、外周側中間流路部材58と第2段動翼シュラウド44の間に段差が発生したり、外周側中間流路部材58によって構成される流路に凹凸が生じて流れが剥離したりする恐れがある。この影響は、特に2軸式ガスタービンで顕著に現れる。2軸式ガスタービンでは高圧タービンと低圧タービンのエネルギーバランスを取るために、圧縮機入口案内翼(Inlet Guide Vane、IGV)の開度を変化させることで流量を調整している。タービン中で損失が発生すると、流量が減少してしまい、エネルギーバランスを崩すことになってしまい、出力や効率の低下が大きくなってしまう。なお、タービンが高圧側と低圧側に分割されていない1軸式のガスタービンでは、タービンバランスは崩れにくい。
もう1つの課題は第2段動翼シュラウド44を保持するフックの強度にある。一般に動翼シュラウドに対しては回転モーメントが発生し、モーメントによって生じる応力をタービン外ケーシングが受け持つことになる。モーメントは上流側と下流側のフック間距離と発生応力の積と考えることができるため、モーメントが一定の場合、フック間距離が短いとケーシングで受け持つ荷重が大きくなる。つまり、フックの強度を確保するには一定の軸方向距離が必要となる。そのため、前述のフレア角の制限を確保するためには軸方向距離を長くする必要がある。
これら二つの課題に対し、図5や図6で示した各実施例のように中間流路部材58を用いる代わりに第2段動翼シュラウド44を延長することで、上記2つの問題を解決することが可能である。まず1点目の流路形状の問題については、第2段動翼シュラウド44がセグメント構造であることにより解決可能である。この構造では径方向の熱伸びはなく、運転時に流れが剥離する可能性を低減することが可能である。
また各実施例では第2段動翼シュラウド44を延長することになるため、フック間の軸方向距離が大きくなりケーシングにかかる応力を低減することが可能となる。これによって図5や図6で示しているように、第2段動翼42のすぐ下流側から軸に対して角度を持たせた構造とすることが可能となる。そのため、短い距離でもフレア角の制限を満たすようにすることができ、軸方向距離を最小限にすることが可能となる。なお図4の比較例の構造でも、第2段動翼シュラウド44を若干延長し、第2段動翼42のすぐ下流側から軸に対して角度を持たせることは可能である。ところがそうすると、第2段動翼シュラウド44の形状が図5や図6に示した形状とほぼ同一となる。そのため、中間流路部材58の分だけ加工上の手間が増加することになり、好ましくないと考えられる。
以上より、本発明を適用した各実施例では、従来の中間流路部材58を用いた構造に比べて空力性能の低下を抑制しつつ第2段動翼シュラウド44のフック構造の強度を確保することが可能となる。さらに、空力性能に影響を与えない範囲でのフレア角を確保しつつ、中間流路の軸方向距離を最小とすることができるため、コンパクト化の達成や軸の信頼性向上の効果も高いといえる。
1 ガスタービン
2 圧縮機
3 燃焼器
4 高圧タービン
5 低圧タービン
6,7 軸
8 発電機
11 主流ガス
12 ケーシング
13 排気側ケーシング
15 排気側内周部支持部材
31,41,51,61 静翼
32,42,52,62 動翼
43,53,63 ダイアフラム
34,44,54,64 ケーシングシュラウド
35,45,55,65 ロータ
36 静翼支持部材
46,66 スペーサ
56 隔壁
57, 58 中間流路部材

Claims (11)

  1. 空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機によって圧縮された空気と燃料とを燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器と、前記燃焼器で生成された燃焼ガスにより駆動される高圧タービンと、前記高圧タービンから排出されたガスで駆動される低圧タービンとを備え、前記圧縮機と前記高圧タービンの軸である第一の軸と、前記低圧タービンの軸である第二の軸とが別軸である2軸式ガスタービンにおいて、
    主流流路の内周側と外周側の少なくとも一方において、前記高圧タービン出口が前記低圧タービン入口よりも低くなるよう構成され、
    前記高圧タービン出口と前記低圧タービン入口をつなぐ流路の外周が、
    ケーシングに支持され前記高圧タービンの最終段動翼の外周側に位置する第一のケーシングシュラウドと前記低圧タービン初段静翼とから構成され、
    前記第一のケーシングシュラウドと前記低圧タービン初段静翼の接続位置が前記高圧タービン最終段動翼出口より前記低圧タービン初段静翼入口に近いこと
    を特徴とする2軸式ガスタービン。
  2. 請求項1に記載の2軸式ガスタービンにおいて、
    前記高圧タービン出口と前記低圧タービン入口をつなぐ流路の形状が、流路断面積が一定または単調増加となるよう構成されていることを特徴とする2軸式ガスタービン。
  3. 請求項1または2に記載の2軸式ガスタービンにおいて、
    前記高圧タービン出口と前記低圧タービン入口をつなぐ流路の外周形状が、少なくとも下流側に拡大する円錐台形状を備えていることを特徴とする2軸式ガスタービン。
  4. 請求項1−3に記載の2軸式ガスタービンにおいて、
    ケーシングに支持され前記低圧タービンの初段動翼の外周側に位置する第二のケーシングシュラウドを備え、
    前記低圧タービン初段静翼が、前記第一のケーシングシュラウドと前記第二のケーシングシュラウドに支持されていることを特徴とする2軸式ガスタービン。
  5. 請求項1−4に記載の2軸式ガスタービンにおいて、
    前記第一のケーシングシュラウドおよび前記低圧タービン初段静翼は、複数のセグメントに分割されたセグメント構造であることを特徴とした2軸式ガスタービン。
  6. 請求項1−5に記載の2軸式ガスタービンにおいて、
    前記ケーシングは低圧タービンケーシングと高圧タービンケーシングとから構成されていることを特徴とする2軸式ガスタービン。
  7. 請求項1−6に記載の2軸式ガスタービンにおいて、
    前記高圧タービン出口と前記低圧タービン入口をつなぐ流路の内周形状が、下流側に拡大する円錐台形状を備えていることを特徴とする2軸式ガスタービン。
  8. 請求項7に記載の2軸式ガスタービンにおいて、
    前記高圧タービン出口と前記低圧タービン入口をつなぐ流路の外周形状が、少なくとも下流側に拡大する円錐台形状を備えており、
    前記高圧タービン出口と前記低圧タービン入口をつなぐ流路の、軸に対する内周側の円錐台部分の傾きが外周側の円錐台部分の傾きより小さいことを特徴とする2軸式ガスタービン設備。
  9. 請求項1−8のいずれかに記載の2軸式ガスタービンにおいて、
    前記高圧タービン出口と前記低圧タービン入口をつなぐ流路の内周が、前記低圧タービン初段静翼のみから構成されていることを特徴とする2軸式ガスタービン。
  10. 請求項1−9に記載の2軸式ガスタービンにおいて、
    前記高圧タービン最終段動翼の重心位置と前記低圧タービン初段静翼の重心位置の間の軸方向距離が、他の隣接する動翼と静翼の重心間距離よりも長いことを特徴とする2軸式ガスタービン。
  11. 空気を圧縮する圧縮機と、前記圧縮機によって圧縮された空気と燃料とを燃焼させて燃焼ガスを生成する燃焼器と、前記燃焼器で生成された燃焼ガスにより駆動されるタービンとを備えた1軸式ガスタービンの改造方法において、
    前記タービンを、前記圧縮機と同軸に接続された高圧タービンと、前記高圧タービンの回転軸とは別の軸に接続された低圧タービンとに分割し、
    主流流路の内周側と外周側の少なくとも一方において、前記高圧タービン出口を前記低圧タービン入口よりも低くし、
    前記高圧タービン出口と前記低圧タービン入口をつなぐ流路の外周側形状を、
    ケーシングに支持され前記高圧タービンの最終段動翼の外周側に位置する第一のケーシングシュラウドと前記低圧タービン初段静翼とを、前記高圧タービン最終段動翼出口より前記低圧タービン初段静翼入口に近い位置で接続させることで形成することを特徴とする1軸式ガスタービンの改造方法。
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