JP2011001879A - エンジン始動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン始動装置において、エンジンの始動時に逆転駆動を抑制することでエンジンの耐久性を向上させる。
【解決手段】モータ16によりエンジン12を始動可能に構成し、モータ16の電流指令値に基づいて電圧指令値を出力するモータ制御部と、モータ16へ高周波電圧を重畳する高周波重畳部44と、モータ16へ高周波電圧が重畳されたときに流れる高周波電流からインダクタンスを測定してモータ16の磁極位置を推定する磁極位置推定部46と、エンジン始動指令があったときにモータ16の磁極位置を推定すると共に予め設定されたモータ16の始動トルクを低下させるモータトルク補正部47とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気モータによりエンジンを始動可能な車両に搭載されるエンジン始動装置に関するものである。
例えば、ハイブリッド車両では、運転状態に応じてエンジン及び電気モータの駆動と停止を制御することにより、電気モータのトルクだけで車輪を駆動したり、エンジンと電気モータの両者のトルクにより車輪を駆動するようにしており、電気モータはバッテリに蓄積された電力により駆動することができ、このバッテリのエネルギが低下したときには、エンジンを駆動してバッテリの充電を行うようにしている。
このようなハイブリッド車両にて、制御装置は、目標モータトルクに基づいてインバータを制御し、インバータは、目標モータトルクに応じた電圧指令値を電気モータに付与して駆動制御している。この場合、制御装置は、インバータが電気モータに付与する電圧指令値を制御することで、電気モータの駆動トルクを調整することから、この電気モータにおける回転子の磁極位置を検出する必要がある。
電気モータにおける回転子の磁極位置を検出する技術として、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された電動機械制御装置は、エンジンのクランクシャフトに直結された電動機械と、電動機械の磁極位置を検出する磁極位置検出処理手段と、磁極位置を検出するのに伴って算出される速度推定値が負の値を採るかどうかによって磁極位置検出処理手段の異常を検出するフェール判定処理手段を有するものである。
特開2004−112942号公報
ところで、高価なレゾルバなどの位置センサを使用することなく、電気モータの磁極位置を検出する技術として、センサレス位置検出方法がある。このセンサレス位置検出は、d軸電流指令値及びq軸電流指令値のうちの少なくとも一方に高周波電流を注入することによって磁極位置を検出して推定する。ところが、モータを始動するとき、信号系にノイズが入ったり、電気モータの磁極位置が急激に変化したりして、磁極位置を正確に検出することができなくなり、フェールが発生するとモータが脱調し、このモータを安定して駆動することができず、エンジンを逆転駆動してしまうおそれがある。
そこで、上述した特許文献1の電動機械制御装置では、電気モータによりエンジンを始動するとき、磁極位置を検出するのに伴って算出される速度推定値が負の値を採るかどうかにより、磁極位置検出処理手段のフェールを検出し、電気モータを停止している。しかし、この場合であっても、速度推定値が負の値になったことを検出してから異常(フェール)を判定することから、エンジンを逆転駆動した状態でフェール判定をすることとなり、エンジンの耐久性を低下させてしまうおそれがある。
本発明は、このような問題を解決するためのものであって、エンジンの始動時に逆転駆動を抑制することでエンジンの耐久性を向上させることができるエンジン始動装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のエンジン始動装置は、電気モータによりエンジンを始動可能なエンジン始動装置において、エンジン始動指令があったときに予め設定された前記電気モータの始動トルクを低下させる制御手段を設ける、ことを特徴とするものである。
本発明のエンジン始動装置では、前記制御手段は、エンジン始動指令があったときに、前記電気モータの励磁状態が正常とは異なる励磁状態となるように制御することを特徴としている。
本発明のエンジン始動装置では、前記制御手段は、エンジン始動指令があったときに、前記電気モータへの電流指令値を前記電気モータの磁束が飽和する電流値に設定することを特徴としている。
本発明のエンジン始動装置は、電気モータによりエンジンを始動可能なエンジン始動装置において、前記電気モータへ高周波電圧を重畳する高周波重畳手段と、前記電気モータへ高周波電圧が重畳されたときに流れる高周波電流からインダクタンスを測定して前記電気モータの磁極位置を推定する磁極位置推定手段と、エンジン始動指令があったときに前記電気モータの磁極位置を推定すると共に予め設定された前記電気モータの始動トルクを低下させる制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
本発明のエンジン始動装置では、前記制御手段は、エンジン始動指令があったときに、前記電気モータの励磁状態が正常とは異なる励磁状態となるように制御することを特徴としている。
本発明のエンジン始動装置では、前記制御手段は、エンジン始動指令があったときに、前記電気モータへの電流指令値を前記電気モータの磁束が飽和する電流値に設定することを特徴としている。
本発明のエンジン始動装置では、前記制御手段は、エンジン始動指令があったときに、前記電気モータの磁極位置を誤って推定したときに予め設定された前記電気モータの始動トルクを低下させることを特徴としている。
本発明のエンジン始動装置では、前記制御手段は、前記電気モータへの電流指令値の変化率に基づいてN極とS極との誤判定を行い、フェールの判別を行うことを特徴としている。
本発明のエンジン始動装置では、前記制御手段は、前記電気モータの電流リップルの振幅に基づいてN極とS極との誤判定を行い、フェールの判別を行うことを特徴としている。
本発明のエンジン始動装置では、前記磁極位置推定手段が推定した前記電気モータの磁極位置に基づいて前記電気モータの速度を推定する速度推定手段を設け、前記制御手段は、前記電気モータの速度の変化率に基づいてN極とS極との誤判定を行い、フェールの判別を行うことを特徴としている。
本発明のエンジン始動装置によれば、エンジン始動指令があったときに予め設定された電気モータの始動トルクを低下させる制御手段を設けるので、エンジンの始動時に逆転駆動を抑制することでエンジンの耐久性を向上させることができる。
本発明のエンジン始動装置によれば、電気モータへ高周波電圧を重畳する高周波重畳手段と、電気モータへ高周波電圧が重畳されたときに流れる高周波電流からインダクタンスを測定して電気モータの磁極位置を推定する磁極位置推定手段と、エンジン始動指令があったときに電気モータの磁極位置を推定すると共に予め設定された電気モータの始動トルクを低下させる制御手段とを設けるので、エンジンの始動時に、電気モータの磁極位置を適正に推定することができると共に、この磁極位置を推定できないときには、電気モータの始動トルクが低下して逆転駆動を抑制することでエンジンの耐久性を向上させることができる。
図1は、本発明の実施例1に係るエンジン始動装置を表す概略構成図である。 図2は、実施例1のエンジン始動装置が適用されるハイブリッド車両の概略構成図である。 図3は、本発明の実施例2に係るエンジン始動装置を表す概略構成図である。 図4は、本発明の実施例3に係るエンジン始動装置を表す概略構成図である。 図5は、本発明の実施例4に係るエンジン始動装置を表す概略構成図である。
以下に、本発明に係るエンジン始動装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係るエンジン始動装置を表す概略構成図、図2は、実施例1のエンジン始動装置が適用されるハイブリッド車両の概略構成図である。
本実施例のエンジン始動装置が適用された車両は、ハイブリッド車両であって、動力源として、エンジン(内燃機関)と電気モータとしての発電機及び電動機が搭載されており、このエンジンと電気モータは、動力分配統合機構により接続され、エンジンの出力を発電機と駆動輪とに振り分けると共に、電動機からの出力を駆動輪に伝達したり、減速機を介してドライブシャフトから駆動輪に伝達される駆動力に関する変速機として機能する。
即ち、図2に示すように、本実施例のハイブリッド車両11は、エンジン12と、エンジン12の出力軸としてのクランクシャフト13の回転変動を吸収するダンパ装置14と、クランクシャフト13にこのダンパ装置14を介して接続された3軸式の動力分配統合機構15と、動力分配統合機構15に接続された発電可能なモータ(MG1)16と、動力分配統合機構15に接続された駆動軸としてのリングギヤ軸17に取り付けられた減速ギヤ18と、この減速ギヤ18に接続されたモータ(MG2)19と、動力出力装置全体をコントロールするハイブリッド用電子制御ユニット(以下、ハイブリッドECUという)20とを有している。
エンジン12は、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関であり、このエンジン12の運転状態を検出する各種センサから信号を入力するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)21により燃料噴射制御や点火制御、吸入空気量調節制御などの運転制御指令を受けている。エンジンECU21は、ハイブリッドECU20と通信可能であり、ハイブリッドECU20からの制御信号によりエンジン12を運転制御すると共に必要に応じてエンジン12の運転状態に関するデータをハイブリッドECU20に出力する。
動力分配統合機構15は、外歯歯車のサンギヤ22と、このサンギヤ22と同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ23と、サンギヤ22に噛合すると共にリングギヤ23に噛合する複数のピニオンギヤ24と、複数のピニオンギヤ24を自転、且つ、公転自在に保持するキャリア25とを有し、サンギヤ22とリングギヤ23とキャリア25とを回転要素として差動作用を行なう遊星歯車機構として構成されている。動力分配統合機構15にて、キャリア25にはエンジン12のクランクシャフト13が、サンギヤ22にはモータ16が、リングギヤ23にはリングギヤ軸17を介して減速ギヤ18がそれぞれ連結されている。そして、モータ16が発電機として機能するときにはキャリア25から入力されるエンジン12からの動力をサンギヤ22側とリングギヤ23側にそのギヤ比に応じて分配し、モータ16が電動機として機能するときにはキャリア25から入力されるエンジン12からの動力とサンギヤ22から入力されるモータ16からの動力を統合してリングギヤ23側に出力する。リングギヤ23に出力された動力は、リングギヤ軸17からギヤ機構26及びデファレンシャルギヤ27を介して、最終的には車両の駆動輪28に出力される。
モータ16及びモータ19は、いずれも発電機として駆動することができると共に、電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されており、インバータ29,30を介してバッテリ31と電力のやりとりを行う。インバータ29,30とバッテリ31とを接続する電力ライン32は、各インバータ29,30が共用する正極母線および負極母線として構成されており、モータ16,19いずれかで発電される電力を他のモータで消費することができるようになっている。従って、バッテリ31は、モータ16,19のいずれかから生じた電力や不足する電力により充放電されることになる。なお、モータ16,19により電力収支のバランスをとるものとすれば、バッテリ31は充放電されない。
モータ16,19は、いずれもモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)33により駆動制御されている。モータECU33には、モータ16,19を駆動制御するために必要な信号、例えば、モータ16,19の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ34,35からの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータ16,19に印加される相電流などが入力されており、モータECU33からは、インバータ29,30へのスイッチング制御信号が出力されている。モータECU33は、ハイブリッドECU20と通信しており、ハイブリッドECU20からの制御信号によってモータ16,19を駆動制御すると共に必要に応じてモータ16,19の運転状態に関するデータをハイブリッドECU20に出力する。
バッテリ31は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)36によって管理されている。バッテリECU36には、バッテリ31を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ31の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧,バッテリ31の出力端子に接続された電力ライン32に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流,バッテリ31に取り付けられた図示しない温度センサからの電池温度などが入力されており、必要に応じてバッテリ31の状態に関するデータを通信によりハイブリッドECU20に出力する。なお、バッテリECU36では、バッテリ31を管理するために電流センサにより検出された充放電電流の積算値に基づいて残容量(SOC)も演算している。
また、車両には、駆動輪28に対応して油圧ブレーキ装置37が設けられている。この油圧ブレーキ装置37には、油圧制御装置38から調圧された制動油圧が供給されるようになっており、この油圧制御装置38は、ブレーキ用電子制御ユニット(以下、ブレーキECUという)39によって管理されている。ブレーキECU39には、油圧制御装置38を管理するのに必要な後述する信号が入力される。即ち、ブレーキECU39は、ハイブリッドECU20と通信しており、ハイブリッドECU20からの制御信号によって油圧制御装置38を駆動制御すると共に必要に応じて油圧制御装置38の運転状態に関するデータをハイブリッドECU20に出力する。
ハイブリッドECU20は、CPU20aを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU20aの他に処理プログラムを記憶するROM20bと、データを一時的に記憶するRAM20cと、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを有している。ハイブリッドECU20には、イグニッション信号(始動スイッチ信号)、シフトポジション信号、アクセル開度信号、ブレーキペダル信号、車速信号などが入力ポートを介して入力されている。
また、ハイブリッドECU20は、前述したように、エンジンECU21、モータECU33、バッテリECU36、ブレーキECU39と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU21、モータECU33、バッテリECU36、ブレーキECU39と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
このように構成された本実施例のハイブリッド車両11は、運転者によるアクセルペダルの踏み込み量に対応するアクセル開度と車速に基づいて駆動軸としてのリングギヤ軸17に出力すべき要求トルクを計算し、この要求トルクに対応する要求駆動力がリングギヤ軸17に出力されるように、エンジン12とモータ16とモータ19が駆動制御される。
ここで、上述したハイブリッド車両11に適用されたエンジン始動装置について詳細に説明する。本実施例では、モータ16によりエンジン12を始動する。
実施例1のエンジン始動装置において、図1に示すように、ハイブリッドECU20は、上述したように、イグニッション信号(始動スイッチ信号)、アクセル開度信号、車速信号などが入力される。ハイブリッドECU20は、エンジン12が停止しているときに、このイグニッション信号(始動スイッチ信号)が入力されると、車両の走行停止状態に応じてエンジン12を駆動するかどうかを判定し、エンジン12を駆動する必要があれば、エンジン始動指令をモータECU33に対して出力する。一方、ハイブリッドECU20は、エンジン12が駆動しているときには、アクセル開度信号と車速信号に基づいて車両要求トルクを算出する。そして、ハイブリッドECU20は、この車両要求トルクに応じて、エンジン目標トルクとモータ目標トルクを設定し、エンジンECU21とモータECU33に対して出力する。
モータECU(制御手段)33は、モータトルク指令部41、電流制御部42、モータトルク制御部43、高周波重畳部44、電流センサ45、磁極位置推定部46、モータトルク補正部47を有している。
モータトルク指令部41は、エンジン始動指令が入力されると、予め設定されたエンジン始動トルクを出力する。そして、このモータトルク指令部41は、エンジン始動トルク、または、モータ目標トルクを選択的に出力する。
電流制御部42は、エンジン始動トルクまたはモータ目標トルクに基づいて、バッテリ電圧などを考慮して、d軸電流指令値idとq軸電流指令値iqを算出し、これを出力する。
モータトルク制御部43は、入力されたd軸電流指令値idとq軸電流指令値iqに基づいて、d軸電圧指令値Vdとq軸電圧指令値Vqを算出し、これを出力する。
高周波重畳部44は、必要に応じて、モータトルク制御部43が出力したd軸電圧指令値Vdとq軸電圧指令値Vqに対して、高周波電圧指令値Vhを加算することで、基本電圧成分に高周波電圧成分を重畳させる。即ち、この高周波重畳部44が高周波電圧成分を重畳させるのは、エンジン12の始動時だけである。
すると、高周波電圧指令値Vhを加算されたd軸電圧指令値Vdとq軸電圧指令値Vqが変換器48により、三相の電圧指令値Vu,Vv,Vwに変換され、この電圧指令値Vu,Vv,Vwをインバータ29に送る。インバータ29は、各電圧指令値Vu,Vv,Vwを増幅し、三相の電流iu,iv,iwをモータ16のステータに送り、このモータ16を駆動してエンジン12を始動(駆動)する。
電流センサ45は、モータ16の駆動電流となる三相交流電流iu,iv,iwを検出する。この場合、二相の交流電流iu,ivを検出し、一相の交流電流iwを演算により推定してもよい。
この場合、電流センサ45が検出した三相交流電流iu,iv,iwは、図示しない変換器により2軸成分の固定電流値に変換され、ローパスフィルタにより高周波成分が除去した後、d軸電流値idL及びq軸電流値iqLとしてモータトルク制御部43に送られる。モータトルク制御部43は、入力されたd軸電流指令値id及びq軸電流指令値iqと、d軸電流値idL及びq軸電流値iqLとの偏差、つまり、d軸電流偏差Δidとq軸電流偏差Δiqとを算出し、このd軸電流偏差Δidとq軸電流偏差Δiqが減少するように補正する。
磁極位置推定部46は、モータトルク制御部43が出力したd軸電圧指令値Vd及びq軸電圧指令値Vqと、電流センサ45が検出した三相交流電流iu,iv,iwとに基づいて、モータ16における磁極位置を推定する。
具体的に説明すると、電流センサ45が検出した三相交流電流iu,iv,iwは、高周波重畳部44により高周波成分が重畳されていることから、図示しない変換器により2軸成分の固定電流値に変換され、ハイパスフィルタにより低周波成分が除去され、d軸電流値idH及びq軸電流値iqHとなる。磁極位置推定部46は、このd軸電流値idHとq軸電流値iqHに基づいて、モータ16における磁極位置を推定する。
即ち、モータ16における0〜±180°のうちの所定の磁極位置を初期位置として設定し、この初期位置として設定された磁極位置に基づいて推定d−q座標を想定し、この推定d−q座標においてd軸電流指令値ids及びq軸電流指令値iqsを算出する。このモータ16における磁極位置の初期位置とは、高周波重畳部44が高周波電圧成分を重畳させないときであり、このときに電流センサ45が検出した三相交流電流iu,iv,iwに基づいてd軸電流指令値ids及びq軸電流指令値iqsを算出する。
一方、上述したように、高周波重畳部44が高周波電圧成分を重畳させたとき、電流センサ45が検出した三相交流電流iu,iv,iwは、高周波成分が重畳されていることから、低周波成分を除去したd軸電流値idH及びq軸電流値iqHを算出する。このd軸電流値idH及びq軸電流値iqHには、d軸インダクタンスとq軸インダクタンスとの差によって推定された磁極位置と実磁極位置との誤差情報が含まれている。そのため、d軸電流指令値ids及びq軸電流指令値iqsと、d軸電流値idH及びq軸電流値iqHとの偏差、つまり、誤差情報がなくなる(0とする)ように、d軸電流指令値id及びq軸電流指令値iqの演算を行うと、推定された磁極位置と実磁極位置との差がなくなり、磁極位置が電気角で検出される。即ち、磁極位置推定部46は、誤差情報が0となるように、d軸電流指令値id及びq軸電流指令値iqの補正値を出力する。
ところで、モータ16は、ロータの円周方向における永久磁石と、永久磁石がなく、空間が形成された部分とは磁束の分布特性からみて等価であるので、0〜±180°の電気角の範囲で磁極位置が検出されることになるが、検出された磁極位置がN極に属するものであるか、または、S極に属するものであるかわからない。そのため、磁極位置推定部46は、モータ16の磁極位置が検出されると、検出された磁極位置について磁極判定、つまり、NS判定が行われ、N極に属するものであるか、S極に属するものであるかの判定を行う。
また、磁極位置推定部46がモータ16におけるNS判定を行うとき、制御系統にノイズが入ったり、モータ16の実磁極位置が急激に変化したりすると、モータ16の磁極位置の極性が反転されて検出されることがある。この場合、モータ16は、逆転駆動してしまう。
そこで、本実施例では、エンジン始動指令があったときに、モータトルク補正部47は、予め設定されたモータ16の始動トルクを低下させる。つまり、モータ16の励磁状態が正常とは異なる励磁状態となるように制御する。具体的には、エンジン始動指令があったときに、モータトルク制御部43は、モータトルク補正部47からの指令に基づいて、モータ16への電流指令値を、このモータ16の磁束が飽和する電流値に設定する。
この場合、飽和(磁束飽和、磁気飽和)とは、モータ16における磁性体中の磁化方向が全て揃ってしまい、それ以上内部磁化が大きくならない状態のことであり、この領域では、電流の作る磁場に対して内部磁化が変化しなくなるため、磁性体としての働きをしなくなる。本実施例では、モータ16におけるq軸のインダクタンスが、極小電流値を付与したときのインダクタンスより低下するような電流値を、モータ16への電流指令値(d軸電流指令値id及びq軸電流指令値iq)として設定する。この場合、モータ16におけるq軸のインダクタンスが、極小電流値を付与したときのインダクタンスより20%以上低下する電流指令値に設定することが望ましい。
従って、磁極位置推定部46が、モータ16における磁極位置を推定するとき、磁極位置推定部46が出力するd軸電流指令値id及びq軸電流指令値iqの補正値は、NS判定が適正に行われたとき(適正検知)の値と、NS判定が適正に行なわれなかったとき(誤検知)の値とが相違する。そのため、磁極位置推定部46が、モータ16のNS判定を誤検知したとき、モータ16の磁束が飽和する電流値に設定された状態では、エンジン12を始動するためにクランキングすると、モータ16の磁極位置を適正に推定することができないため、モータ16の励磁角不適切となり、発生するモータトルクが低下することから、エンジン12を逆転駆動することができず、損傷が防止される。
このように実施例1のエンジン始動装置にあっては、モータ16によりエンジン12を始動可能に構成し、モータ16の電流指令値に基づいて電圧指令値を出力するモータ制御部と、モータ16へ高周波電圧を重畳する高周波重畳部44と、モータ16へ高周波電圧が重畳されたときに流れる高周波電流からインダクタンスを測定してモータ16の磁極位置を推定する磁極位置推定部46と、エンジン始動指令があったときにモータ16の磁極位置を推定すると共に予め設定されたモータ16の始動トルクを低下させるモータトルク補正部47とを設けている。
従って、エンジン12の始動時に、モータ16の磁極位置を適正に推定することができると共に、この磁極位置を推定できないときには、モータ16の始動トルクが低下して逆転駆動を抑制することとなり、エンジン16の損傷を防止して耐久性を向上させることができる。
この場合、モータトルク補正部47は、エンジン始動指令があったときに、モータ16の励磁状態が正常とは異なる励磁状態となるように、つまり、モータトルク制御部43は、モータ16への電流指令値をモータ16の磁束が飽和する電流値に設定する。従って、磁極位置推定部46が、モータ16のNS判定を誤検知したとき、モータ16の磁束が飽和する電流値に設定されると、エンジン12の始動時に、モータ16の磁極位置が適正に推定されず、モータ16の励磁角不適切となり、発生するモータトルクが低下する。そのため、エンジン12は、始動することができず、逆転駆動が抑制されて損傷を防止することができる。
図3は、本発明の実施例2に係るエンジン始動装置を表す概略構成図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例2のエンジン始動装置において、図3に示すように、モータECU33は、モータトルク指令部41、電流制御部42、モータトルク制御部43、高周波重畳部44、電流センサ45、磁極位置推定部46、モータトルク補正部47に加えて、電流変化率検出部51と、フェール検出部52を有している。
電流変化率検出部51は、電流センサ45が検出した三相交流電流iu,iv,iwに基づいて、所定時間(サンプリング周期)ごとの変化率を検出する。フェール検出部52は、この三相交流電流iu,iv,iwの変化率に基づいてNS判定を行い、NS判定が誤検知されたときにフェールと判定し、モータ16を停止する。
即ち、フェール検出部52がモータ16のNS判定を誤検出した状態で、このモータ16に電流を流すと、内部磁化が大きく変化する、所謂、増磁状態となるため、インダクタンスが低下し、電流変化率が増加する。従って、フェール検出部52は、検出した電流変化率が、予め設定された所定の変化率より大きくなったとき、NS判定の誤検知を検出し、フェールと判定してモータ16を停止する。この場合、予め設定された所定の変化率とは、事前の実験により求めた閾値である。
このように実施例2のエンジン始動装置にあっては、電流センサ45が検出した三相交流電流iu,iv,iwに基づいて電流変化率を検出する電流変化率検出部51と、この電流変化率に基づいてNS判定を行ってNS判定が誤検知されたときにフェールと判定するフェール検出部52とを設けている。
従って、エンジン12の始動時に、モータ16の磁極位置を推定できないときには、モータ16の始動トルクを低下して逆転駆動を抑制すると共に、電流変化率に基づいてNS判定の誤検知を検出してフェール判定を行い、モータ16を停止することとなり、エンジン16の損傷を防止して耐久性を向上させることができる。
図4は、本発明の実施例3に係るエンジン始動装置を表す概略構成図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例3のエンジン始動装置において、図4に示すように、モータECU33は、モータトルク指令部41、電流制御部42、モータトルク制御部43、高周波重畳部44、電流センサ45、磁極位置推定部46、モータトルク補正部47に加えて、電流リップル振幅検出部61と、フェール検出部62を有している。
電流リップル振幅検出部61は、電流センサ45が検出した三相交流電流iu,iv,iwに基づいて、その電流リップルの振幅を検出する。フェール検出部62は、この三相交流電流iu,iv,iwのリップルの振幅に基づいてNS判定を行い、NS判定が誤検知されたときにフェールと判定し、モータ16を停止する。
即ち、フェール検出部62がモータ16のNS判定を誤検出した状態で、このモータ16に電流を流すと、内部磁化が大きく変化する、所謂、増磁状態となるため、インダクタンスが低下し、電流リップルの振幅が増加する。従って、フェール検出部62は、検出した電流リップルの振幅が、予め設定された所定の振幅より大きくなったとき、NS判定の誤検知を検出し、フェールと判定してモータ16を停止する。この場合、予め設定された所定の振幅とは、事前の実験により求めた閾値である。
このように実施例3のエンジン始動装置にあっては、電流センサ45が検出した三相交流電流iu,iv,iwに基づいて電流リップルの振幅を検出する電流リップル振幅検出部61と、この電流リップルの振幅に基づいてNS判定を行ってNS判定が誤検知されたときにフェールと判定するフェール検出部62とを設けている。
従って、エンジン12の始動時に、モータ16の磁極位置を推定できないときには、モータ16の始動トルクを低下して逆転駆動を抑制すると共に、電流リップルの振幅に基づいてNS判定の誤検知を検出してフェール判定を行い、モータ16を停止することとなり、エンジン16の損傷を防止して耐久性を向上させることができる。
図5は、本発明の実施例4に係るエンジン始動装置を表す概略構成図である。なお、前述した実施例で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
実施例4のエンジン始動装置において、図5に示すように、モータECU33は、モータトルク指令部41、電流制御部42、モータトルク制御部43、高周波重畳部44、電流センサ45、磁極位置推定部46、モータトルク補正部47に加えて、速度推定部71と、速度変化率検出部72と、フェール検出部73を有している。
速度推定部71は、磁極位置推定部46が推定したモータ16の磁極位置に基づいてこのモータ16の速度を推定する。この場合、磁極位置推定部46は、磁極位置推定部46が推定したモータ16の磁極位置は、所定のサンプリング周期ごとにモータ16の磁極位置を推定し、前後のモータ16の磁極位置の偏差に基づいてモータ16の速度を推定する。速度変化率検出部72は、速度推定部71が推定したモータ16の速度に基づいて、所定時間(サンプリング周期)ごとの変化率を検出する。フェール検出部73は、このモータ16の速度の変化率に基づいてNS判定を行い、NS判定が誤検知されたときにフェールと判定し、モータ16を停止する。
即ち、前述した実施例1と同様に、エンジン始動指令があったとき、磁極位置推定部46は、モータ16の磁極位置を推定し、モータトルク制御部43は、モータトルク補正部47からの指令に基づいて、モータ16への電流指令値を、このモータ16の磁束が飽和する電流値に設定している。この場合、このときのd軸電流指令値id及びq軸電流指令値iqの各インダクタンスの差は、モータ16の磁束が飽和していない電流値に設定したときに比べて低下しており、モータ16は、速度が低下したり、急激に変化したりする。一方、モータ16によりエンジン12を正常に始動したときには、エンジン12の慣性力により急激な速度変化はない。
従って、フェール検出部73は、速度変化率検出部72が検出した速度変化率が、予め設定された所定の速度変化率より大きくなったとき、NS判定の誤検知を検出し、フェールと判定してモータ16を停止する。この場合、予め設定された所定の速度変化率とは、事前の実験により求めた閾値である。
このように実施例4のエンジン始動装置にあっては、磁極位置推定部46が推定したモータ16の磁極位置に基づいてこのモータ16の速度を推定する速度推定部71と、この速度推定部71が推定したモータ16の速度に基づいて速度変化率を検出する速度変化率検出部72と、モータ16の速度変化率に基づいてNS判定の誤検知を検出したときにフェールと判定するフェール検出部73とを設けている。
従って、エンジン12の始動時に、モータ16の磁極位置を推定できないときには、モータ16の始動トルクを低下して逆転駆動を抑制すると共に、モータ16の速度変化率に基づいてNS判定の誤検知を検出してフェール判定を行い、モータ16を停止することとなり、エンジン16の損傷を防止して耐久性を向上させることができる。
なお、上述した各実施例では、本発明のエンジン始動装置をハイブリッド車両に適用して説明したが、この車両に限定されるものではない。例えば、車両が信号などで停止したときにエンジンを一時的に停止するアイドルストップ機構を搭載した車両に適用することもできる。即ち、電気モータによりエンジンを始動するシステムが搭載された車両であれば、いずれの車両であっても適用することができる。
以上のように、本発明に係るエンジン始動装置は、エンジン始動指令があったときに電気モータの始動トルクを低下させることで、エンジンの始動時に逆転駆動を抑制することで耐久性を向上させるものであり、いずれの種類のエンジンに用いても好適である。
11 ハイブリッド車両
12 エンジン
15 動力分配統合機構
16 モータ(発電機)
19 モータ(電動機)
20 ハイブリッド用電子制御ユニット、ハイブリッドECU
21 エンジン用電子制御ユニット、エンジンECU
29,30 インバータ
33 モータ用電子制御ユニット、モータECU(制御手段)
41 モータトルク指令部
42 電流制御部
43 モータトルク制御部
44 高周波重畳部
45 電流センサ
46 磁極位置推定部
47 モータトルク補正部
51 電流変化率検出部
52,62,73 フェール検出部
61 電流リップル振幅検出部
71 速度推定部
72 速度変化率検出部

Claims (10)

  1. 電気モータによりエンジンを始動可能なエンジン始動装置において、
    エンジン始動指令があったときに予め設定された前記電気モータの始動トルクを低下させる制御手段を設ける、
    ことを特徴とするエンジン始動装置。
  2. 前記制御手段は、エンジン始動指令があったときに、前記電気モータの励磁状態が正常とは異なる励磁状態となるように制御することを特徴とする請求項1に記載のエンジン始動装置。
  3. 前記制御手段は、エンジン始動指令があったときに、前記電気モータへの電流指令値を前記電気モータの磁束が飽和する電流値に設定することを特徴とする請求項1または2に記載のエンジン始動装置。
  4. 電気モータによりエンジンを始動可能なエンジン始動装置において、
    前記電気モータへ高周波電圧を重畳する高周波重畳手段と、
    前記電気モータへ高周波電圧が重畳されたときに流れる高周波電流からインダクタンスを測定して前記電気モータの磁極位置を推定する磁極位置推定手段と、
    エンジン始動指令があったときに前記電気モータの磁極位置を推定すると共に予め設定された前記電気モータの始動トルクを低下させる制御手段と、
    を備えることを特徴とするエンジン始動装置。
  5. 前記制御手段は、エンジン始動指令があったときに、前記電気モータの励磁状態が正常とは異なる励磁状態となるように制御することを特徴とする請求項4に記載のエンジン始動装置。
  6. 前記制御手段は、エンジン始動指令があったときに、前記電気モータへの電流指令値を前記電気モータの磁束が飽和する電流値に設定することを特徴とする請求項4または5に記載のエンジン始動装置。
  7. 前記制御手段は、エンジン始動指令があったときに、前記電気モータの磁極位置を誤って推定したときに予め設定された前記電気モータの始動トルクを低下させることを特徴とする請求項4から6のいずれか一つに記載のエンジン始動装置。
  8. 前記制御手段は、前記電気モータへの電流指令値の変化率に基づいてN極とS極との誤判定を行い、フェールの判別を行うことを特徴とする請求項4から7のいずれか一つに記載のエンジン始動装置。
  9. 前記制御手段は、前記電気モータの電流リップルの振幅に基づいてN極とS極との誤判定を行い、フェールの判別を行うことを特徴とする請求項4から7のいずれか一つに記載のエンジン始動装置。
  10. 前記磁極位置推定手段が推定した前記電気モータの磁極位置に基づいて前記電気モータの速度を推定する速度推定手段を設け、前記制御手段は、前記電気モータの速度の変化率に基づいてN極とS極との誤判定を行い、フェールの判別を行うことを特徴とする請求項4から7のいずれか一つに記載のエンジン始動装置。
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