JP2011000125A - 乗用型田植機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、簡潔な構成で強度のあるフレーム構成が可能で、安価でコンパクトな機械構成とすることができ、軽量化により優れた走行性能も発揮できるようになり、更には安全で作業性が向上する乗用型田植機を得ることを課題とする。
【解決手段】 走行車両(1)に昇降用リンク装置(2)を介して田植装置(3)を装着した乗用型田植機において、走行車両(1)に設けたフレーム(10c)を下方にコ字状に延設してコ字状部(10i)を構成し、該コ字状部(10i)から機体カバー(19)の上方まで延びる乗降用の手すり部(10j)を構成し、該乗降用の手すり部(10j)は操縦席(20)の側方で且つ田植装置(3)の苗載台(163)の近くに配置され、コ字状部(10i)には乗降用のステップ(10k)を固着した。
【選択図】 図8

Description

この発明は、乗用型田植機に関する。
従来、機体にエンジンを搭載し、機体の後部に施肥装置を設けた作業用走行車両がある(特許文献1参照)
特開2003−154858号公報
湿った粒状肥料が施肥装置の肥料搬送部に付着して肥料詰まりを起こすことがあり、適切な施肥作業を行なう上で課題があった。
また、機体中央部にエンジンを搭載した場合に、エンジンの近くにある施肥装置から飛散した肥料がエンジンにかかり、エンジンを腐食させてその寿命を短くしてしまうという課題があった。
本発明は、簡潔な構成で強度のあるフレーム構成が可能で、安価でコンパクトな機械構成とすることができ、軽量化により優れた走行性能も発揮できるようになり、更には安全で作業性が向上する乗用型田植機を得ることを課題とする。
前記の課題を解決すべく、請求項1記載の発明は、走行車両(1)に昇降用リンク装置(2)を介して田植装置(3)を装着した乗用型田植機において、走行車両(1)に設けたフレーム(10c)を下方にコ字状に延設してコ字状部(10i)を構成し、該コ字状部(10i)から機体カバー(19)の上方まで延びる乗降用の手すり部(10j)を構成し、該乗降用の手すり部(10j)は操縦席(20)の側方で且つ田植装置(3)の苗載台(163)の近くに配置され、コ字状部(10i)には乗降用のステップ(10k)を固着した乗用型田植機とした。
請求項2記載の発明は、機体後部に施肥装置(4)の肥料タンク(4a)を設け、該施肥装置(4)は肥料タンク(4a)内の肥料を繰出し装置(4b)により繰出してブロワー(4c)により起風された圧風にて搬送する構成とし、乗降用の手すり部(10j)は肥料タンク(4a)の近くに配置された請求項1に記載の乗用型田植機とした
請求項3記載の発明は、機体にラジエータ(12c)を装備したエンジン(12)を搭載し、ブロワー(4c)はラジエータ(12c)の機体前後方向で後側から空気を吸引する構成とした請求項2に記載の乗用型田植機とした。
請求項4記載の発明は、機体中央部に搭載したエンジン(12)の後方にラジエータ(12c)を配置し、ラジエータファン(12d)により機体後方に向けてエンジン廃熱風を排出する構成とすると共に、ブロワー(4c)はラジエータ(12c)の後方位置から空気を吸引する構成とした請求項3に記載の乗用型田植機とした。
請求項1記載の発明によると、走行車両1のフレームを利用して乗降用のステップ10k及び乗降用の手すり部10jを構成しているので、簡潔な構成で強度のあるフレーム構成が可能となり、また、手すり部10jは、操縦席20の側方で且つ田植装置3の苗載台163の近くに配置されているので、機体乗降用の手すりとなるばかりでなく、苗載台163への苗供給時の手すりとしても使用できて、安全で作業性が向上する。
請求項2記載の発明によると、請求項1記載の発明の効果に加えて、手すり部10jは、肥料タンク4aの近くに配置されているので、肥料タンク4aへの肥料供給時の手すりとしても使用できて、安全で作業性が向上する。
請求項3記載の発明によると、請求項2記載の発明の効果に加えて、ラジエータ12cの起風する熱い空気をブロワー4cは吸入して粒状肥料の搬送に利用する構成となるから、粒状肥料を乾燥させる効果があり、湿った粒状肥料が施肥装置4の肥料搬送部に付着して肥料詰まりを起こすことが防止され、適切な施肥作業が行なえる。また、ラジエータ12cの冷却風を起こすラジエータファン12dの流風によって、ブロワー4cの吸引が容易になり、ブロワー4cを起風力の比較的小さい小型のものを用いても良くなり、安価でコンパクトな機械構成とすることができ、作業用走行車両を軽量化することができ、軽量化により優れた走行性能も発揮できるようになる。
請求項4記載の発明によると、請求項3記載の発明の効果に加えて、機体前後バランスの向上及び機体の小型化の目的で、機体中央部にエンジン12を搭載し、機体後部に施肥装置4の肥料タンク4aを設けた作業用走行車両であるが、エンジン12の後方にラジエータ12cを配置してラジエータファン12dにより機体後方に向けてエンジン廃熱風を排出する構成としたので、仮に、施肥装置4から肥料が漏れて下方に落ちてきても、このエンジン12から後方に向けて廃熱風が強制的に流れているから、肥料は機体後方に飛ばされて、エンジン12側に流入することが防止できる。従って、エンジン12が飛散した肥料を被って腐食するような事態を回避でき、エンジントラブルのない適正な作業が行える。また、施肥装置4のブロワー4cはラジエータ12cの後方位置から空気を吸引する構成としたので、ラジエータ12cから後方に排風される熱い空気をブロワー4cは吸入して粒状肥料の搬送に利用する構成となるから、粒状肥料を乾燥させる効果があり、湿った粒状肥料が施肥装置4の肥料搬送部に付着して肥料詰まりを起こすことが防止されて適切な施肥作業が行なえる。また、ラジエータ12cの冷却風を起こすラジエータファン12dの風の方向とブロワー4cの吸引方向とが同じ方向なので、ラジエータファン12dの廃熱風の流風がブロワー4cの吸引を助け、また、ブロワー4cの吸引力がラジエータファン12dの廃熱風の流風を助ける働きをするので、ラジエータファン12dとブロワー4cとが助長し合う関係となり、ラジエータファン12dとブロワー4cとを起風力の比較的小さい小型のものを用いても良くなり、安価でコンパクトな機械構成とすることができ、作業用走行車両を軽量化することができ、軽量化により優れた走行性能も発揮できるようになる。
本発明の一実施例である8条植え乗用型田植機を示す全体側面図である。 図1に示す乗用型田植機の全体平面図である。 走行車両の伝動構成を示す概略平面図である。 ミッションケースの展開断面図である。 要部の拡大側面図である。 チェンジレバー部の背面図である。 制御系のブロック回路図である。 第2例を示す8条植え乗用型田植機の全体側面図である。 第3例を示す8条植え乗用型田植機の全体平面図である。
この発明の一実施例である8条植え乗用型田植機を図面に基づき詳細に説明する。走行車両1に昇降用リンク装置2で作業装置の一種である田植装置3を装着すると共に施肥装置4を設け、全体で乗用型施肥田植機として構成されている。走行車両1は、駆動輪である左右各一対の前輪6,6および後輪7,7を有する四輪駆動車両である。尚、左右後輪7,7は、牽引力を上げる為に、各々、主車輪7aと少し小径の内側補助車輪7b及び外側圃場車輪7cとにより構成されている。
左右メインフレーム10,10の前部にミッションケース11がボルトにて固定され、該ミッションケース11の前部からステアリングポスト14が上方に突設されている。
そして、ステアリングポスト14の上端部にステアリングハンドル16と操作パネル17が設けられている。機体の上部には操縦用のフロアとなる合成樹脂よりステップが一体に形成された機体カバー19が取り付けられ、ディーゼルエンジン12の上方部に操縦席20が設置されている(操縦席20は、機体カバー19後部上面に取付けられている)。
前輪6,6は、ミッションケース11の側方に変向可能に設けた前輪支持ケース22,22に軸支されている。また、後輪7,7は、ローリング杆23の左右両端部に一体に取り付けた後輪支持ケース24,24に軸支されている。ローリング杆23は左右メインフレーム10,10の後端部を連結した横フレーム10aに突設したローリング軸25で進行方向と垂直な面内で回動自在に支持されている。
左右メインフレーム10,10の前部には両者を繋ぐ平面視コ字状の前部連結フレーム10bの下部が溶接固定され、その前部連結フレーム10bに左右方向に延びる前横パイプフレーム10cが固着されている。そして、左右メインフレーム10,10の後部には各々平面視コ字状の後部連結部材10d,10dの下部が溶接固定され、その後部連結部材10d,10dに左右方向に延びる後パイプフレーム10eが固着されている。
そして、前横パイプフレーム10cと後パイプフレーム10eの中央部には、前後方向の左右エンジン支持フレーム10f,10fを固着し、該左右エンジン支持フレーム10f,10fに前部ゴムマウントM1,M1と後部ゴムマウントM2,M2を介して水冷式のディーゼルエンジン12が搭載されている。尚、左右エンジン支持フレーム10f,10fの前端は、前横パイプフレーム10cよりも前方に突出させてミッションケース11側壁に固着している。
また、前横パイプフレーム10cの前部には、平面視門型状の前部フレーム10gの基部が固着されている。そして、この前部フレーム10gの前後方向中途部はミッションケース11に固定支持されて、その前端部には左右バンパー13,13が固定されている。更に、前横パイプフレーム10cと後パイプフレーム10eの左右両側部には、前後方向の左右機体カバー支持フレーム10h…が固着されており、該左右機体カバー支持フレーム10h…により操縦者や作業者が移動したり作業する為に立つステップを兼用した機体カバー19を固定支持する構成となっている。
ディーゼルエンジン12は、その出力軸12aが左側方に向けて設けられるように搭載されており、出力軸12aには駆動プーリー12bが設けられている。そして、ディーゼルエンジン12の後部にはラジエータ12cが配置されて、ディーゼルエンジン12の後壁には電動モータで駆動されるラジエータファン12dが装着されている。また、ディーゼルエンジン12の排気用マフラー12eは、機体正面視で左側の出力軸12a外側近傍位置で前記機体カバー19下方位置に配置されている。従って、重量物である排気用マフラー12eがディーゼルエンジン12の前後方向中央位置にある出力軸12aの外側近傍位置に配置された構成である為に、ディーゼルエンジン12の稼動による排気用マフラー12eの振動が低減できて、機体全体の振動防止や騒音防止となり、作業用走行車両の作業環境の向上となり、作業性がよくなる。
また、ディーゼルエンジン12の後部に設けたラジエータ12cは機体の左右中央位置で、左右後輪7,7の内側位置(左右内側補助車輪7b,7bの内側位置)に機体前後方向ではまり込んだ位置(距離aだけはまり込んだ位置)になっており、機体の前後長さが短くなるような構成となっている。
油圧式無段変速装置HSTは、機体正面視でミッションケース11の右側壁に固着されており、その入力プーリーP1とディーゼルエンジン12の駆動プーリー12bとの間に掛け回された伝動ベルトB1によりディーゼルエンジン12にて駆動される構成となっている。そして、油圧式無段変速装置HSTの駆動力は、その出力軸36からベルトB2を介してミッション入力軸34に伝えられる。また、油圧式無段変速装置HSTの側壁より突出して設けたトラニオン軸に装着したトラニオン操作アームと操縦席20の右側に設けられたHST操作レバー112とを連携操作機構にて連携し、HST操作レバー112を前後方向の中央位置(ニュートラル位置)では、油圧式無段変速装置HSTはニュートラルに保持されて機体は停止状態で、HST操作レバー112をニュートラル位置から前側(前進最大速位置)に向けて操作するほど、トラニオン軸が前進方向に徐々に操作されて、機体は徐々に前進速度が速くなる。逆に、HST操作レバー112をニュートラル位置から後進最大速位置に向けて操作するほど、トラニオン軸が後進方向に徐々に操作されて、機体は徐々に後進速度が速くなる。
一方、機体正面視でディーゼルエンジン12の左側には、燃料タンク12fが2個配置され、左機体カバー支持フレーム10hに吊り下げられるような構造で固定されている。
従って、上記のようにディーゼルエンジン12の左側にマフラー12eを配置し、右側に燃料タンク12fを配置したので、マフラー12eに対して燃料タンク12fが遠い位置に配置されることとなり、マフラー12eの熱で燃料タンク12fが熱せられることが防止できて安全であり、また、機体の左右に振り分けて配置したから、機体の左右バランスが良くなり、走行性能が向上する。従って、走行車両1の適正な走行性能により、水田圃場で乗用型田植機は適正な苗植付け作業が行える。
一方、ディーゼルエンジン12の後部上方には施肥装置4が配置されているが、上記のようにディーゼルエンジン12の後部にラジエータ12cを配置し、ディーゼルエンジン12の後壁に電動モータにて駆動されるラジエータファン12dを装着して、ディーゼルエンジン12の後方に向けてラジエータ12cの冷却風が流れる構成としたので、仮に、施肥装置4から肥料が漏れて下方に落ちてきても、このディーゼルエンジン12から後方に向けて冷却風が強制的に流れているから、肥料は機体後方に飛ばされて、ディーゼルエンジン12側に流入することが防止できる。従って、ディーゼルエンジン12が飛散した肥料を被って腐食するような事態を回避でき、エンジントラブルのない適正な施肥及び苗植付け作業が行える。
また、施肥装置4は、粒状肥料を入れる肥料タンク4aと該肥料タンク4a内の粒状肥料を各条毎に定量づつ繰出す繰出し装置4bと電動ブロワー4cにて起風された圧風をエアーチャンバー4dを介して各条毎に送る圧風供給部4eと該圧風供給部4eの圧風により圃場に施肥溝を作って肥料を泥土中に施す作溝器4fまで粒状肥料を案内する各条毎の施肥パイプ4gとによって構成されている。そして、電動ブロワー4cの空気の吸引部4c’は、前記ラジエータ12cの後方位置まで延設されて、その空気の吸引口4c”はラジエータ12cの後方近くに臨むように配置されている。従って、ラジエータ12cから後方に排風される熱い空気を電動ブロワー4cは吸入して粒状肥料の搬送に利用する構成となるので、粒状肥料を乾燥させる効果があり、湿った粒状肥料が繰出し装置4bや施肥パイプ4gに付着して肥料詰まりを起こすことが防止され、適切な施肥作業が行なえる。
更に、ラジエータ12cの冷却風を起こすラジエータファン12dの風の方向と電動ブロワー4cの吸引方向とが同じ方向なので、ラジエータファン12dの廃熱風の流風が電動ブロワー4cの吸引を助け、また、電動ブロワー4cの吸引力がラジエータファン12dの廃熱風の流風を助ける働きをするので、ラジエータファン12dと電動ブロワー4cとが助長し合う関係となり、ラジエータファン12dと電動ブロワー4cとを起風力の比較的小さい小型のものを用いても良くなり、安価でコンパクトな機械構成となり、作業用走行車両を軽量化することができ、軽量化により優れた走行性能も発揮できるようになる(特に、水田圃場走行では、作業用走行車両が軽量であれば、その走行性能は格段に良くなる)。
一方、ミッション入力軸34上には、メインクラッチ43が設けられており、油圧式無段変速装置HSTの駆動力はメインクラッチ43を介してミッション入力軸34に伝動される。メインクラッチ43は周知の多板クラッチであり、図中の44はメインクラッチ軸側の摩擦板、45はミッション入力軸側の摩擦板、46は両摩擦板を押し付けるスプリング、47,48は切替操作用の固定部材と摺動部材である。
ミッションケース11のケーシング40の前部には、ミッション入力軸34、カウンタ軸50、走行一次軸51、走行二次軸52、植付一次軸53、植付二次軸54がそれぞれ平行に支承されている。ミッション入力軸34のギヤG1とカウンタ軸50のギヤG2、およびギヤG2と走行一次軸51のギヤG3がそれぞれ互いに噛合しており、ミッション入力軸34の回転が走行一次軸51に順方向に伝えられる。
主変速装置Bとして、走行一次軸51に前記ギヤG3とギヤG4がそれぞれ定位置に嵌着され、走行二次軸52に互いに一体に成形されたギヤG5,G6が軸方向に摺動自在に嵌合している。シフタ56でギヤG5,G6を移動させ、ギヤG4,G5が噛合すると低速の作業速、ギヤG3とギヤG4が噛合すると高速の路上走行速になる。また、植付一次軸53にはギヤG4に常時噛合するギヤG7とバックギヤG8が嵌着されており、ギヤG6をバックギヤG8に噛合させると後進速になる。ギヤG5,G6がいずれのギヤとも噛合しない位置がニュートラルになる。この主変速装置Bの操作するチェンジレバー90は操作パネル17に設けられている。
また、株間変速装置Cとして、植付一次軸53に互いに一体に成形されたギヤG9,G10が軸方向に摺動自在に嵌合しているとともに、植付二次軸54にギヤG11,G12がそれぞれ取り付けられている。シフタ57でギヤG9,G11を適宜に移動させることにより、ギヤG9とギヤG10、ギヤG10とギヤ11、およびギヤG10とギヤG12の3通りの組み合わせが得られ、3段階の株間切替を行える。植付二次軸54からベベルギヤG13,G14を介して植付部伝動軸58に伝動される。
ケーシング40の後部には、リヤアクスル60,60とフロントアクスル61,61が支承され、前記走行二次軸52からリヤデフ装置Dを介してリヤアクスル60,60に伝動されるとともに、リヤデフ装置Dからフロントデフ装置Eを介して左右フロントアクスル61,61に伝動される。そして、左右フロントアクスル61,61により各々左右前輪6,6が駆動回転される構成となっている。
リヤデフ装置Dは、走行二次軸52のギヤG15に噛合するギヤG16が外周部に形成された容器63を備え、該容器内の縦軸64に取り付けた一次ベベルギヤG17と左右のリヤアクスル60,60に各別に取り付けた二次ベベルギヤG18,G18とが互いに噛合する状態で収納されており、各アクスルに伝動される駆動力が適宜変動するようになっている。
フロントデフ装置Eもリヤデフ装置Dと同様の構成で、図中の65は容器、66は縦軸、G19はリヤデフ装置側のギヤ、G20はフロントデフ装置側のギヤ、G21は縦軸66に取り付けたベベルギヤ、G22はフロントアクスル61に取り付けたベベルギヤである。上記リヤデフ装置Dおよびフロントデフ装置Eにはデフ機能を停止し、左右両アクスルに駆動力が均等に伝動されるようにするデフロック装置F,Hが設けられている。このデフロック装置F(H)は、容器63(64)に形成された爪69(70)とアクスルの角棒部に嵌合するデフロック部材71(72)の爪73(74)とアクスル50(51)を互いに固定するようになっている。この後輪のデフロック装置Fを操作するデフロックレバー91は操作パネル17に設けられている。尚、前輪のデフロック装置Hは、機体カバー19に設けたデフロックペダル91’を踏み込むとデフ機能が停止される構成となっている。このデフロックレバー91及びデフロックペダル91’は、共に機体の前部に配置されており、例えば圃場の畦を乗り越えて機体を圃場から出す時等に、操縦者は機体から降りて機体の前方に立って(自分の身体をウエイト代わりにする為に機体の前端部に乗って)機体を前進若しくは後進させてこの畦越えを安全に行うが、この時、左右前輪6,6の何れか又は左右後輪7,7の何れかが空回りした場合に即座に操縦者は機体前部にあるデフロックレバー91及びデフロックペダル91’を容易な姿勢で操作できてデフロック状態にして安全に畦越えを行うことができる。
リヤアクスル60,60はベベルギヤG23,G24,…によってサイドクラッチ軸76,76に伝動連結され、さらに該サイドクラッチ軸からリヤ出力軸77,77にサイドクラッチI,Iを介して伝動される。サイドクラッチIは多板クラッチであり、80はサイドクラッチ軸側の摩擦板、81はリヤ出力軸側の摩擦板である。82はリヤ出力軸77に摺動自在に嵌合する作動筒で、板ばね83によって両摩擦板を押し付ける方向に付勢されており、常時はサイドクラッチIが入った状態となっている。シフタ85Iで作動筒82を付勢方向と逆向きに移動させると、サイドクラッチIが切れる。
更に、リヤ出力軸77,77には後輪ブレーキ装置J,Jが設けられている。後輪ブレーキ装置Jは、リヤ出力軸77に取り付けたディスク87,…にプレッシャプレート88,…を押し付けて制動するものであり、このプレッシャプレート88,…の作動はシフタ85Jで行う。すなわち、常時はサイドクラッチIが入で、後輪ブレーキ装置Jが掛かっていない状態であり、シフタ85Iを操作して作動筒82を付勢方向と逆向きに移動させるとサイドクラッチIが切れ、シフタ85Jを操作すると後輪ブレーキ装置Jが掛かるのである。これらサイドクラッチIおよび後輪ブレーキ装置Jの操作(左右シフタ85I・85Jの操作)は、後述の機体カバー19上に設けたペダル140で行う。尚、左右シフタ85Iには、左右クラッチ操作アーム86Iの基部が固着されており、左右シフタ85Jには、左右ブレーキ操作アーム86Jの基部が固着されている。
リヤ出力軸77,77の後端部はケーシング40外に突出し、この突出端部に前記後輪支持ケース24,24に伝動する左右後輪伝動軸89,89が接続されている。そして、この左右後輪伝動軸89,89により各々左右後輪7,7が駆動回転される構成となっている。
チェンジレバー90の操作位置は、後から前方に操作する順に後進速、ニュートラル、作業速、路上走行速となっている。また、デフロックレバー91を前方に操作するとデフロック、後方に操作するとデフオンとなる。
従って、圃場内で田植作業を行なう場合には、デフロックレバー91をデフロックにし、チェンジレバーを作業速にシフトし、田植装置3の苗載台に苗を載置し施肥装置4の肥料タンクに粒状肥料入れて、各部を駆動させて前進すると、左右後輪7,7のデフロック装置Fはデフロックされてデフ機能が停止した状態であるので、機体の直進性が良くて良好な田植作業と施肥作業が同時に行なえる。また、路上走行の場合には、リヤデフ装置D及びフロントデフ装置E共にデフ機能が働く状態に操作すれば、安全に走行できる。
140はメインクラッチ43と左右後輪ブレーキ装置Jを共に操作するペダルであって、ステアリングハンドル16の右下側に配置されており、このペダル140を踏み込むとメインクラッチ43が切れ、続いて左右後輪ブレーキJがかかり、機体は停止する。
次に、田植装置3は、走行車両1に昇降用リンク装置2で昇降自在に装着されているのであるが、その昇降させる構成と田植装置3の構成について説明する。
先ず、走行車両1に基部が回動自在に設けた一般的な油圧シリンダー160のピストン上端部を昇降用リンク装置2に連結し、走行車両1に設けた油圧ポンプ13にてソレノイド油圧バルブ161を介して油圧シリンダー160に圧油を供給・排出して、油圧シリンダー160のピストンを伸進・縮退させて昇降用リンク装置2に連結した田植装置3が上下動されるように構成されている。
田植装置3は、昇降用リンク装置2の後部にローリング軸を介してローリング自在に装着されたフレームを兼ねる植付伝動ケース162と、該植付伝動ケース162に設けられた支持部材に支持されて機体左右方向に往復動する苗載台163と、植付伝動ケース162の後端部に装着され前記苗載台163の下端より1株分づつの苗を分割して圃場に植え付ける苗植付け具164…と、植付伝動ケース162の下部にその後部が枢支されてその前部が上下揺動自在に装着された整地体であるセンターフロート165・サイドフロート166…等にて構成されている。センターフロート165・サイドフロート166…は、圃場を整地すると共に苗植付け具164…にて苗が植付けられる圃場の前方を整地すべく設けられている。
167は両端にユニバーサルジョイントを有するPTO伝動軸であって、施肥駆動ケース168の動力を田植装置3の植付伝動ケース162に伝達すべく設けている。169はセンターフロート165前部の上下位置を検出するポテンショメータにより構成されるセンターフロートセンサーであって、センターフロート165の前部上面とリンクにより連携されている。そして、センターフロートセンサー169のセンターフロート165前部の上下位置検出に基づいて、制御装置170の田植装置昇降手段によりソレノイド油圧バルブ161を制御して油圧シリンダー160にて田植装置3の上下位置を制御するように構成されている。
即ち、センターフロート165の前部が外力にて適正範囲以上に持ち上げられた時には油圧ポンプ13にてミッションケース11内から汲み出された圧油を油圧シリンダー160に送り込んでピストンを突出させ昇降用リンク装置2を上動させて田植装置3を所定位置まで上昇せしめ、また、センターフロート165の前部が適正範囲以上に下がった時には油圧シリンダー160内の圧油をミッションケース11内に戻して昇降用リンク装置2を下動させて田植装置3を所定位置まで下降せしめ、そして、センターフロート165の前部が適正範囲にあるとき(田植装置3が適正な所定位置にある時)には油圧シリンダー160内の圧油の出入りを止めて田植装置3を一定位置に保持せしめるべく設けられている。このように、センターフロート165を田植装置3の自動高さ制御のための接地センサーとして用いている。
171は操縦ハンドル10の下方に配置されたフィンガーレバーであって、該フィンガーレバー171を上下方向に操作するとポテンショメータにより構成されるフィンガーレバースイッチ172が作動されて、制御装置170のPTOクラッチ作動手段によりPTOクラッチ作動SOL173を操作して、施肥駆動ケース168内に設けられた動力を断接するPTOクラッチを操作して施肥装置4及び田植装置3への動力を入切り操作できるように構成されていると共に、制御装置170の田植装置昇降手段により、ソレノイド油圧バルブ161を操作して手動にて田植装置3を上下動できるように構成されている。
即ち、フィンガーレバー171を「上」に操作すると、PTOクラッチが切れ施肥装置4及び田植装置3の作動が停止し且つソレノイド油圧バルブ161が強制的に田植装置3を上昇する側に切換えられる。
そして、フィンガーレバー171を「上」に操作した後に、フィンガーレバー171を「下」に1回操作すると、ソレノイド油圧バルブ161がセンターフロート165の上下動にて切換えられる自動制御状態となり、田植装置3が上昇された状態であればセンターフロート165が接地して適正姿勢になるまで田植装置3は下降する。更にもう一回、フィンガーレバー171を「下」に操作すると、ソレノイド油圧バルブ161がセンターフロート165の上下動にて切換えられる自動制御状態のままで、PTOクラッチが入り施肥装置4及び田植装置3が駆動される。以降、フィンガーレバー171を「下」に操作する度に、ソレノイド油圧バルブ161がセンターフロート165の上下動にて切換えられる自動制御状態のままで、PTOクラッチが入りと切りに交互に切り換えられる。
次に、田植装置3を自動的に上昇させる制御構成について説明する。
先ず、チェンジレバー90を後進速に操作すると、チェンジレバー90の基部に設けた接当片190が接当してONになるバックリフトスイッチ191が設けられており、制御装置170の田植装置上昇手段によりソレノイド油圧バルブ161を制御して油圧シリンダー160にて田植装置3を最大位置まで上昇させるように構成されている。
このように、チェンジレバー90を後進速に操作すると、自動的に田植装置3を最大位置まで上昇させるように構成しておくと、圃場の畦際で機体を旋回させる為等に機体を畦に向かって後進させる時に、自動的に田植装置3は最大位置まで上昇しているので、田植装置3が畦に衝突して破損することが未然に防止でき作業性が良い。
また、前記ステアリングハンドル16を左右何れかに230度回転させた時にオートリフトスイッチ183がONになると、制御装置170の田植装置上昇手段によりソレノイド油圧バルブ161を制御して油圧シリンダー160にて田植装置3を最大位置まで上昇させるように構成されている。
このように、畦際で機体を旋回させる為にステアリングハンドル16を左右何れかに最大限まで回転させると、オートリフトスイッチ183がONになり、自動的に田植装置3は最大位置まで上昇するので、機体旋回時に田植装置3を上昇させる操作が不要となり、能率良く機体旋回が行えて作業性が良い。
一方、操作パネル17の操縦席20側の壁面の左右外側には、オートリフトスイッチ183がONになると自動的に田植装置3が制御装置170の田植装置上昇手段により自動上昇される状態とオートリフトスイッチ183がONになっても自動上昇されない状態とに切替えるオートリフト切替えスイッチ192aが設けられている。また、操作パネル17の操縦席20側の壁面の左右内側には、バックリフトスイッチ191がONになると自動的に田植装置3が制御装置170の田植装置上昇手段により自動上昇される状態とバックリフトスイッチ191がONになっても自動上昇されない状態とに切替えるバックリフト切替えスイッチ192bが設けられている。
例えば、圃場から出るべく畦越えをする時には、機体の前後バランスを良くする為に田植装置3を下降させたままで前進させて畦越えを行なうが、その時、操縦者は更に前後バランスを良くする為に操縦席20から離れて機体の前端部に立ち機体の前部重量を上げて畦越えを行なう。この時、機体の進行方向が畦の影響を受けて変更されてしまった場合等に、操縦者はステアリングハンドル16を操作して機体の進行方向を修正しようとするが、この時、ステアリングハンドル16の回動操作にてオートリフトスイッチ183がONになって田植装置3が自動上昇されてしまうと、機体の前後バランスが悪くなって機体が転倒してしまう等の危険がある。このため、オートリフト切替えスイッチ192aを操作パネル17の左右外側に配置することにより、上記のように畦越え時にステアリングハンドル16の回動操作にてオートリフトスイッチ183がONになって田植装置3が自動上昇されようとした時に、操縦者は、機体前端部から容易にオートリフト切替えスイッチ192aをOFFに切替えて田植装置3の自動上昇を止めることができ、危険を回避できて安全である。
尚、オートリフト切替えスイッチ192a及びバックリフト切替えスイッチ192bをOFFにして、バックリフトスイッチ191がONになってもオートリフトスイッチ183がONになっても田植装置3が自動上昇しない状態にしておくと、機体を後進で納屋等にしまう時にチェンジレバー90を後進速に操作しても田植装置3が自動上昇しないので、田植装置3を下げたまま後進することができ、納屋の入口上部や納屋内の他の部材に田植装置3をぶつけてしまうような事態が回避できる。また、扇型やひょうたん型等の変形圃場で畦際に沿って周り植えをする場合に、曲がった畦に沿ってステアリングハンドル16を回しながら植付け作業を行うが、この時に、オートリフト切替えスイッチ192aを自動位置にしていると、ステアリングハンドル16を左右何れかに230度以上回転すると自動的に田植装置3が上昇してしまい植付け作業が行えないが、オートリフト切替えスイッチ192aをOFFにしていると、ステアリングハンドル16を左右何れかに230度以上回転しても田植装置3は上昇しないので植付け作業が行え、変形圃場でも適切に苗植付け作業が行える。
図中、200は機体前部に設けた予備苗載台、201は直進走行の指標とするセンターマスコットである。
図8は他の例を示す8条植え乗用型田植機の全体側面図であり、走行車両1のフレームを構成するフレーム10cを下方にコ字状に延設してコ字状部10iとなし、更に、該コ字状部10iの後端をステップを兼用した機体カバー19の上方まで延ばして乗降用の手すり部10jを構成している。尚、コ字状部10i後端部と後フレーム10eとを連結し、手すり部10jの後端は後部フレームと連結している。
そして、コ字状部10iにはステップ板を固着して、乗降用のステップ10kとしている。また、この乗降用ステップ10k及び手すり部10jの構成は、走行車両1の左右両側が同様の構成となっている。
上記のように構成すると、走行車両1のフレームを利用して乗降用ステップ10k及び手すり部10jを構成しているので、簡潔な構成で強度のあるフレーム構成が可能となり、また、手すり部10jは操縦席20の側方で且つ施肥装置4の肥料タンク4a及び苗載台163の近くに設けられた構成となっているので、機体乗降用の手すりとなるばかりでなく、肥料タンク4aへの肥料供給や苗載台163への苗供給時の手すりとしても使用できて、安全で作業性が向上する。
図9は更に他の例を示す8条植え乗用型田植機の全体平面図であり、図Aはショートホイルベース(ホイルベースL1)の走行車両1に田植装置3を装着した例を示し、図Bはロングホイルベース(ホイルベースL2,L1<L2)の走行車両1に田植装置3を装着した例を示す。そして、ステップが一体に形成された機体カバー19を前部カバー19aと機体後部の高い位置にあるステップを形成する後部カバー19bとに分割構成している。そこで、図Aのショートホイルベースの場合は、この前部カバー19aと後部カバー19bとで機体カバー19を構成し、図Bのロングホイルベースの場合は、前部カバー19aと後部カバー19bとの間に追加ステップ19cを入れて機体カバー19を構成している。このように、機体カバーを機体後部の高い位置にあるステップで分割して、追加ステップ19cを入れるだけで、簡潔に且つ安価に仕様の異なる機種を生産できる。
最後に、圃場で次工程の機体中央位置に線を引く線引きマーカを走行車両1の左右両側方に配置して電動モータで自動的に線引き部を上下動させる構成では、線引きマーカを使用しない時には、線引き部を少しさげた状態で邪魔にならないように機体前後方向に沿わせて収納する。従って、線引きマーカを収納する場合に、マーカ収納スイッチを設けて、該スイッチを押した場合には、左右線引きマーカの線引き部が収納高さに自動的になるようにすれば、作業効率が良くなる。
本発明は、乗用型田植機以外に、乗用型野菜移植機や乗用型イ草移植機等の色々な乗用型苗移植機に適用でき、また、トラクタや建設機械等の他の如何なる走行車両に適用しても良い。
1:乗用型走行車両、2:昇降用リンク装置、3:田植装置4:施肥装置4a:肥料タンク4c:ブロワー(電動ブロワー)、10c:フレーム、10i:コ字状部、10j:乗降用の手すり部、10k:乗降用のステップ、12:エンジン(水冷式ディーゼルエンジン)12c:ラジエータ12d:ラジエータファン、19:機体カバー、20:操縦席、163:苗載台

Claims (4)

  1. 走行車両(1)に昇降用リンク装置(2)を介して田植装置(3)を装着した乗用型田植機において、走行車両(1)に設けたフレーム(10c)を下方にコ字状に延設してコ字状部(10i)を構成し、該コ字状部(10i)から機体カバー(19)の上方まで延びる乗降用の手すり部(10j)を構成し、該乗降用の手すり部(10j)は操縦席(20)の側方で且つ田植装置(3)の苗載台(163)の近くに配置され、コ字状部(10i)には乗降用のステップ(10k)を固着した乗用型田植機
  2. 機体後部に施肥装置(4)の肥料タンク(4a)を設け、該施肥装置(4)は肥料タンク(4a)内の肥料を繰出し装置(4b)により繰出してブロワー(4c)により起風された圧風にて搬送する構成とし、乗降用の手すり部(10j)は肥料タンク(4a)の近くに配置された請求項1に記載の乗用型田植機
  3. 機体にラジエータ(12c)を装備したエンジン(12)を搭載し、ブロワー(4c)はラジエータ(12c)の機体前後方向で後側から空気を吸引する構成とした請求項2に記載の乗用型田植機。
  4. 機体中央部に搭載したエンジン(12)の後方にラジエータ(12c)を配置し、ラジエータファン(12d)により機体後方に向けてエンジン廃熱風を排出する構成とすると共に、ブロワー(4c)はラジエータ(12c)の後方位置から空気を吸引する構成とした請求項3に記載の乗用型田植機。
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