JP2010540618A5 - - Google Patents

Description

本発明はまた、その必要がある幼児、子供又は青年に、摂食、成長又は発達を促進するのに十分な量で、内在性カンナビノイド促進性化合物を含む医薬組成物を投与するステップを含む、幼児、子供又は青年の摂食、成長又は発達を促進するための方法に関する。
本発明の好ましい実施形態では、例えば以下が提供される：
（項目１）
液体処方物１リットル当たり、少なくとも約０．２ｍｇの内在性カンナビノイドを含む幼児用処方物。
（項目２）
内在性カンナビノイド促進性化合物をさらに含む、項目１に記載の幼児用処方物。
（項目３）
液体処方物１リットル当たり、少なくとも約０．０５ｍｇの内在性カンナビノイド促進性化合物を含む幼児用処方物。
（項目４）
幼児、子供又は青年の摂食、成長又は発達を促進するための、内在性カンナビノイド若しくは内在性カンナビノイド促進性化合物、又はこれらの組合せを活性成分として含む、医薬組成物。
（項目５）
前記内在性カンナビノイドが、アナンダマイド、２−アラキドノイルグリセロール（２ＡＧ）、ノラジンエーテル、Ｎ−アラキドノイルグリセロールドーパミン（ＮＡＤＡ）及びビローダミンからなる群から選択される、項目１から３のいずれかに記載の幼児用処方物又は項目４に記載の医薬組成物。
（項目６）
前記内在性カンナビノイド促進性化合物が、分解酵素の阻害薬又は再取り込み阻害薬である、項目２又は項目３に記載の幼児用処方物又は項目４に記載の医薬組成物。
（項目７）
前記内在性カンナビノイド促進性化合物が、脂肪酸グリセロールエステルである、項目２又は項目３に記載の幼児用処方物又は項目４に記載の医薬組成物。
（項目８）
前記脂肪酸グリセロールエステルが、２−パルミトイルグリセロール又は２−リノレオイルグリセロールである、項目７に記載の幼児用処方物又は医薬組成物。
（項目９）
液体処方物１リットル当たり、少なくとも約０．０５ｍｇの内在性カンナビノイド促進性化合物を含む、項目２に記載の幼児用処方物。
（項目１０）
粉末である、項目１から３のいずれかに記載の幼児用処方物。
（項目１１）
液体である、項目１から３のいずれかに記載の幼児用処方物。
（項目１２）
前記内在性カンナビノイドが、末梢に限定されたカンナビノイドベースの化合物である、項目１又は項目２に記載の幼児用処方物又は項目４に記載の医薬組成物。
（項目１３）
幼児の摂食、成長又は発達を促進するための、項目１から３のいずれかに記載の幼児用処方物。
（項目１４）
前記幼児が成長障害（ＦＴＴ）を患っている、項目１３に記載の幼児用処方物。
（項目１５）
摂食、成長又は発達の増大を必要とする幼児に、摂食、成長又は発達を促進するのに十分な量で内在性カンナビノイドを含む処方物を投与するステップを含む、幼児の摂食、成長又は発達を増大させるための方法。
（項目１６）
前記幼児に投与される前記処方物が、該幼児に、少なくとも約０．０４ｍｇ／ｋｇ／日の前記内在性カンナビノイドを提供するのに十分であるか、又は該幼児が、少なくとも０．２ｍｇ／日の該内在性カンナビノイドを消費する、項目１５に記載の方法。
（項目１７）
前記処方物が、内在性カンナビノイド促進性化合物をさらに含む、項目１５又は１６のいずれかに記載の方法。
（項目１８）
前記幼児が成長障害（ＦＴＴ）を患っている、項目１５から１７のいずれかに記載の方法。
（項目１９）
摂食、成長又は発達の促進を必要とする幼児、子供又は青年に、摂食、成長又は発達を促進するのに十分な量で内在性カンナビノイドを含む医薬組成物を投与するステップを含む、幼児、子供又は青年の摂食、成長又は発達を促進するための方法。
（項目２０）
前記医薬組成物が、内在性カンナビノイド促進性化合物をさらに含む、項目１９に記載の方法。
（項目２１）
摂食、成長又は発達の促進を必要とする幼児に、摂食、成長又は発達を促進するのに十分な量で内在性カンナビノイド促進性化合物を含む処方物を投与するステップを含む、幼児の摂食、成長又は発達を促進するための方法。
（項目２２）
前記処方物が、液体処方物１リットル当たり、少なくとも約０．０５ｍｇの内在性カンナビノイド促進性化合物を含む、項目２１に記載の方法。
（項目２３）
前記幼児が成長障害（ＦＴＴ）を患っている、項目２１に記載の方法。
（項目２４）
摂食、成長又は発達の促進を必要とする幼児、子供又は青年に、摂食、成長又は発達を促進するのに十分な量で内在性カンナビノイド促進性化合物を含む医薬組成物を投与するステップを含む、幼児、子供又は青年の摂食、成長又は発達を促進するための方法。

Claims (29)

1. 液体処方物１リットル当たり、少なくとも約０．２ｍｇの内在性カンナビノイドを含む幼児用処方物。
2. 内在性カンナビノイド促進性化合物をさらに含む、請求項１に記載の幼児用処方物。
3. 液体処方物１リットル当たり、少なくとも約０．０５ｍｇの内在性カンナビノイド促進性化合物を含む幼児用処方物。
4. 幼児、子供又は青年の摂食、成長又は発達を促進するための、内在性カンナビノイド若しくは内在性カンナビノイド促進性化合物、又はこれらの組合せを活性成分として含む、医薬組成物。
5. 前記内在性カンナビノイドが、アナンダマイド、２−アラキドノイルグリセロール（２ＡＧ）、ノラジンエーテル、Ｎ−アラキドノイルグリセロールドーパミン（ＮＡＤＡ）及びビローダミンからなる群から選択される、請求項１から３のいずれかに記載の幼児用処方物。
6. 前記内在性カンナビノイド促進性化合物が、分解酵素の阻害薬又は再取り込み阻害薬である、請求項２又は請求項３に記載の幼児用処方物。
7. 前記内在性カンナビノイド促進性化合物が、脂肪酸グリセロールエステルである、請求項２又は請求項３に記載の幼児用処方物。
8. 前記脂肪酸グリセロールエステルが、２−パルミトイルグリセロール又は２−リノレオイルグリセロールである、請求項７に記載の幼児用処方物。
9. 液体処方物１リットル当たり、少なくとも約０．０５ｍｇの内在性カンナビノイド促進性化合物を含む、請求項２に記載の幼児用処方物。
10. 粉末である、請求項１から３のいずれかに記載の幼児用処方物。
11. 液体である、請求項１から３のいずれかに記載の幼児用処方物。
12. 前記内在性カンナビノイドが、末梢に限定されたカンナビノイドベースの化合物である、請求項１又は請求項２に記載の幼児用処方物。
13. 幼児の摂食、成長又は発達を促進するための、請求項１から３のいずれかに記載の幼児用処方物。
14. 前記幼児が成長障害（ＦＴＴ）を患っている、請求項１３に記載の幼児用処方物。
15. 幼児の摂食、成長又は発達を増大させるための処方物であって、摂食、成長又は発達を促進するのに十分な量で内在性カンナビノイドを含む処方物。
16. 前記処方物が、前記幼児に、少なくとも約０．０４ｍｇ／ｋｇ／日の前記内在性カンナビノイドを提供するのに十分であるか、又は該幼児が、少なくとも０．２ｍｇ／日の該内在性カンナビノイドを消費する、請求項１５に記載の処方物。
17. 前記処方物が、内在性カンナビノイド促進性化合物をさらに含む、請求項１５又は１６のいずれかに記載の処方物。
18. 前記幼児が成長障害（ＦＴＴ）を患っている、請求項１５から１７のいずれかに記載の処方物。
19. 幼児、子供又は青年の摂食、成長又は発達を促進するための医薬組成物であって、摂食、成長又は発達を促進するのに十分な量で内在性カンナビノイドを含む医薬組成物。
20. 前記医薬組成物が、内在性カンナビノイド促進性化合物をさらに含む、請求項１９に記載の医薬組成物。
21. 幼児の摂食、成長又は発達を促進するための処方物であって、摂食、成長又は発達を促進するのに十分な量で内在性カンナビノイド促進性化合物を含む処方物。
22. 前記処方物が、液体処方物１リットル当たり、少なくとも約０．０５ｍｇの内在性カンナビノイド促進性化合物を含む、請求項２１に記載の処方物。
23. 前記幼児が成長障害（ＦＴＴ）を患っている、請求項２１に記載の処方物。
24. 幼児、子供又は青年の摂食、成長又は発達を促進するための医薬組成物であって、摂食、成長又は発達を促進するのに十分な量で内在性カンナビノイド促進性化合物を含む医薬組成物。
25. 前記内在性カンナビノイドが、アナンダマイド、２−アラキドノイルグリセロール（２ＡＧ）、ノラジンエーテル、Ｎ−アラキドノイルグリセロールドーパミン（ＮＡＤＡ）及びビローダミンからなる群から選択される、請求項４に記載の医薬組成物。
26. 前記内在性カンナビノイド促進性化合物が、分解酵素の阻害薬又は再取り込み阻害薬である、請求項４に記載の医薬組成物。
27. 前記内在性カンナビノイド促進性化合物が、脂肪酸グリセロールエステルである、請求項４に記載の医薬組成物。
28. 前記脂肪酸グリセロールエステルが、２−パルミトイルグリセロール又は２−リノレオイルグリセロールである、請求項２７に記載の医薬組成物。
29. 前記内在性カンナビノイドが、末梢に限定されたカンナビノイドベースの化合物である、請求項４に記載の医薬組成物。