JP2010539367A - エンジンオイルの無駄遣いと環境汚染を防止した、環境にやさしいスタッフィングボックス - Google Patents

エンジンオイルの無駄遣いと環境汚染を防止した、環境にやさしいスタッフィングボックス Download PDF

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Abstract

本発明は大型船舶のディーゼルエンジンの内部においてエンジン稼働中に燃焼室において発生する汚染物質(火気、ガス、ガススラッジなど)からエンジンオイルと各種の駆動装置が損傷されないようにするために用いられる総合シーリング(ガスおよびオイルを一緒に遮断)装置であるスタッフィングボックスに関する。
すなわち、本発明によるエンジンオイルの無駄遣いと環境汚染を防止した、環境にやさしいスタッフィングボックスにおいて、大型船舶エンジンの内部スタッフィングボックスハウジング100の上端部には、先端上部に上方向に突出するように傾いたスラッジ排出案内角12が形成される一方、底面部には上方向に切り欠かれて傾いたラチェット角13が形成されたスラッジ除去リング11が上下複列に配設されたスラッジ除去手段10と、前記スラッジ除去手段10の下端には、1以上のガス遮断用のラチェット溝31が形成されたガス遮断リング21を、封止される面積を拡張して高精度の密閉性を有するように上下複列に配設したガス遮断手段20とが設けられ、前記スタッフィングボックスハウジング100の下部に4段に設けられたオイルろ過手段120、120−1の間にそれぞれ配備される区画部160、160−1のうち最上端の区画部160−1に追加のオイル回収孔110−1をさらに形成してなることを特徴とする。

Description

本発明は、大型船舶のディーゼルエンジンの内部においてエンジン稼働中に燃焼室において発生する汚染(ガス、ガススラッジ)などからエンジンオイルと各種の駆動装置が損傷されないようにするために用いられる総合封止(ガスおよびオイルを一緒に遮断)装置に係り、さらに詳しくは、エンジン燃焼室に起因する掃気室の汚染物質を最も効率よく遮断することにより汚染が防止されたクランク室のエンジンオイルは全量回収して、これまで多大な量で廃棄されるオイルの無駄遣いをなくし、エンジンの円滑な作動と寿命延長を図る新たな概念の高効率スタッフィングボックスに関する。
通常、大型船舶エンジンの爆発−排気過程において生成されるガススラッジを完全に遮断可能な方法がないという前提下で、ガススラッジに汚染されたり汚染が疑われるエンジンオイルをエンジンの外部に廃棄させなければ全体のエンジンオイルの清浄度が維持できないように製作されてきたこれまでのスタッフィングボックスは、エンジンの外部に廃棄される多量のオイルの無駄遣いとこれによる環境汚染など当初の予想を超える多くの累積被害が発生している。
すなわち、船舶エンジンのシリンダー内において圧縮と爆発を行う力を司るピストンに垂直に連結されたピストンロッド220は、発生された力を、下部に連結されたコネクティングロッドに伝え、コネクティングロッドはこの直線の力を円運動に変えるクランク軸を強力に押し出し、このときに発生された慣性の力はピストンロッド220をさらに上部に押し上げてピストンが再度燃焼室を圧縮することになる。このような運動が連続して行われてエンジンは駆動される。
このとき、大型船舶のディーゼルエンジンの内部に複数(6、8、12、18気筒など)のシリンダーとピストンにより構成されたエンジンが連続して、しかも可変的に上記の如き作動をする間に、エンジン上部燃焼室の爆発過程により発生される火気とガスおよびガススラッジなどの汚染物質40は、動力伝達機構に沿って下部の機械的な駆動室、すなわち、クランク室210に浸透してエンジンオイル50を汚染させ、内蔵された機械要素の寿命と性能に支障を来たすのである。
この連続した作動において、スタッフィングボックスハウジング100は、上下に直線往復運動をするピストンロッド220の表面を取り囲むように設けられて、スタッフィングボックスハウジング100の上部に多段に設置されたスラッジ除去手段10とガス遮断手段20が、掃気室200において発生された火気と高圧のガスはもちろん、ピストンロッド220の表面に吸着するガススラッジなどの汚染物質40を除去したり遮断し、スタッフィングボックスハウジング100の下部は、エンジンオイル50がピストンロッド220の表面に沿って上部の掃気室200に流入することをオイル掻きリングにより多重遮断し、さらに下側のクランク室210のオイルタンクに回収することにより、エンジンの安全と円滑な作動および寿命の延長を図る装置である。
通常の大型船舶エンジンのスタッフィングボックスハウジング100は、その中に、トップスクレーパリングと呼ばれるスラッジ除去手段10、セグメントリング(シールリング)と呼ばれるガス遮断手段20、及び、オイルスクレーパリングと呼ばれるオイルろ過手段120、120−1が組み込まれているが、これらには、エンジン稼働時に発生される高熱やガス、ガススラッジ、または燃焼し切れなかった各種の異物などを除去したり遮断する機能を持った非鉄金属製のリングと、エンジン作動時に欠かせないエンジンオイル50のろ過または遮断を目的とする金属製の多数のリングがバネ105と一緒に組み付けられる。
そして、前記スタッフィングボックスハウジング100の最上端には、上下に往復運動をするピストンロッド220の外周に吸着される有害物質のうち最も比重の高いガススラッジを除去するスラッジ除去手段10が合設され、その下端にはガスや火気の遮断を目的とするガス遮断手段20が多段に次第に組み付けられて、掃気室200において発生された汚染物質40が、エンジンオイルで満たされたクランク室210に流入することを遮断することが可能になる。
また、スタッフィングボックスハウジング100の下端部には、ピストンロッド220の連続的な上下運動に沿って移動されるオイルが上部の燃焼室に流入することをろ過し且つ遮断することにより、長時間の運転にも拘わらずエンジンオイルが掃気室200の有害物質から汚染されないように、オイルろ過手段120、120−1が多段に組み付けられている。
前記連続して上下運動をするピストンロッド220を取り囲んでエンジンの掃気室200とクランク室210との途中に設けられるスタッフィングボックスハウジング100に組み込まれるスラッジ除去手段10(トップスクレーパリング)、高熱または火気とガス遮断手段20、及び、ベースリング122とオイルろ過用のシールリング121からなるオイルろ過手段120、120−1は、ピストンロッド220の表面に精度よく接触されて異常な磨耗なしに滑動可能な超精密加工品であって、それぞれの機能によって厳選された素材から形成され、しかも、特別に講じられた形状を有している。
船舶エンジンの作動により絶えず発生される高熱と火気をはじめとするガス、ガススラッジなどの汚染物質40は、スラッジ除去手段10(トップスクレーパリング)とガス遮断手段20(ガスシールリング)との機能によりリングの周縁部に押し出された後、スタッフィングボックスハウジング100の外部に穿孔された多数のスラッジ排出孔108を介してエンジンの外部に排出され、クランク室210内のエンジンオイルはピストンロッド220の連続的な上下運動に沿って上部の掃気室200へ向かうが、4段に設けられたオイルろ過手段120、120−1、すなわち、ベースリング122に組み付けられた8本のオイルろ過用のシールリング121を次第に経由する間にエンジンオイル50が掃気室内に浸透できないように遮断され、スタッフィングボックスハウジング100の内部に垂直に穿孔された多数のオイル回収孔110を介してさらに下部クランク室210のオイルタンクに回収されるように構成されている。
しかしながら、従来の船舶エンジン内のスタッフィングボックスハウジング100に設けられた封止手段10、20は、微粉末状のガススラッジやガス、火気などの汚染物質40を完全に遮断し切れない非効率的な構造となっていたため、オイルろ過手段120、120−1が多段に設けられた下部の空間にかなりの汚染物質40が浸透して、前記多段型オイルろ過手段120、120−1中の最上端に位置しているオイルろ過手段120−1まで達したエンジンオイル50は、既に汚染されたり汚染が疑われる状態とみなして、その個所のエンジンオイル50を再利用できないように排出してしまうという不都合を有している。
このような不都合は、前記ハウジングの下部に多段に設けられたオイルろ過手段120、120−1のうち最上端に位置しているオイルろ過手段120−1に達したエンジンオイル50を、汚染されたエンジンオイル50であろうが清浄なオイルであろうが全て汚染オイルとみなして、オイル排出口150を介して外部に全量排出、廃棄してしまう非効率的な構造に起因するものであって、相当量のオイルの無駄遣いが避けられなかった。
すなわち、従来では、上記の理由により、図1に示すように、スタッフィングボックスハウジング100の下部の4段に設けられたオイルろ過手段120、120−1のうち最上端のオイルろ過手段120−1に汚染物質が浸透/流入し続けることにより、ここに達した全てのエンジンオイル50を全量廃棄せざるを得なかった。
すなわち、スタッフィングボックスハウジング100の下部に4段に設けられたオイルろ過手段120、120−1を収容するそれぞれの区画部160、160−1のうち、下から3段目の区画部160までは相互連通するオイル回収孔110がそれぞれ穿孔されているが、最上端である4段目のオイルろ過手段120−1を収容する区画部160−1にはいかなる回収孔も穿孔されておらず、ハウジングの側面にオイル廃棄孔が穿孔されているため、相当量のオイルの無駄遣いを避けられないのが現状である。
これは、これまでの船舶エンジンのスタッフィングボックスハウジング100に配備された封止手段10、20は上部の火気、ガス、スラッジなどの汚染物質40を完璧に遮断することができないということを意味する。すなわち、これまでの船舶エンジンのスタッフィングボックスハウジング100は、エンジンオイル50の清浄度を維持するには必ず相当量のオイル損失は甘受しなければならないという条件下で設計されていたため、オイルろ過手段120、120−1の最上端に達したオイルは、たとえそれが清浄なオイルであるとしても、エンジンの外部に無条件的に全量排出して廃棄してしまうような方式であった。その結果、数多くの船舶エンジンにおいて1日につき120リットル(6気筒基準)以上の作動油がエンジンの外部に排出されて廃油として処理され、一ヶ月間に大よそ3600リットルもの実に多量の廃油60が発生するのが現状である。
特に、長時間に亘って気密性が保証される必要がある高機能性の封止手段、すなわち、スラッジ除去手段10が単列に設けられたため、これを通過した微細な汚染物質40に起因して全体の封止手段10、20の作動面に異常な傷や皹が発生し、これは過大な摩滅につながって各リングの機能が急激に低下してしまう。その結果、たとえ1つのシリンダー当たりのオイル排出量が1日につき20リットル以下になるようにかろうじて製作して設けた最適なスタッフィングボックスであるとしても、短い運転時間内にオイル排出量が急増する原因となるケースが多い。
このように多量のオイルの無駄遣いはもちろん、環境汚染を発生させながらも目的とするエンジンオイル50の汚染を防止できないといった問題点を持つスタッフィングボックスは、過去では作動されるだけでよいと考えていた顧客(船主)のマインドが急変し、且つ、汚染物質排出の規制が国際的に公論化するに伴い、今度は革新的な手段の研究と対策が強力に求められている。
このように廃棄オイルを適法な方法により処理するまで船上に保管−積載して航海する数多くの船舶の隘路はあやに大きなものであり、特に、多くの船舶運転者にとって廃棄オイルの保管及び各国ごとの処理手続きの遵守が決して容易ではないため、公海上において焼却・処理する事例が続出しているが、このような現実をこのまま放置し続けると、最近急増しつつある船舶は、国際的な環境問題により、その運航自体が物理的に統制される日が迫ってくると言えるであろう。
本発明は、上記の如き問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、エンジンの爆発−排気過程において発生するガススラッジやガスのエンジンのシステムオイル側への流入を初期の段階において完全に遮断可能な手段を適用して、エンジンオイルの汚染発生を根本的に防止し、汚染が防止されたオイルは全く無駄遣いがないようにさらにエンジンの内部に回収できるようにして、エネルギーの無駄遣いはもちろん、環境汚染を積極的に防止する新規なスタッフィングボックスを提供するところにある。
上記の目的を達成するために、本発明によるエンジンオイルの無駄遣いと環境汚染を防止した、環境にやさしいスタッフィングボックスにおいては、大型船舶エンジンの内部スタッフィングボックスハウジング100の上端部には、先端上部に上方向に突出するように傾いたスラッジ排出案内角12が形成される一方、底面部には上方向に切り欠かれて傾いたラチェット角13が形成されたスラッジ除去リング11が上下複列に配設されたスラッジ除去手段10と、前記スラッジ除去手段10の下端には、1以上のガス遮断用のラチェット溝31が形成されたガス遮断リング21を、封止される面積を拡張して高精度の密閉性を有するように上下複列に配設したガス遮断手段20とが設けられ、前記スタッフィングボックスハウジング100の下部に4段に設けられたオイルろ過手段120、120−1の間にそれぞれ配備される区画部160、160−1のうち最上端の区画部160−1に追加のオイル回収孔110−1をさらに形成してなることを特徴とする。
上述したように、本発明によるスタッフィングボックスは、大型船舶エンジン内の排ガススラッジの排出およびガスの遮断に対する手段と機能を新たに補強し、不可避であった汚染を完全に隔離することにより廃オイル発生を極力抑えることが可能になり、省エネルギーおよび環境にやさしいエンジン誕生に大幅に役立ち、さらに、国際排出規制から逸脱できるきっかけになる一方、既存の船舶のスタッフィングボックスにも適用/互換することも可能であるため、既に出荷された船舶エンジンも救済できるなどその期待されるところが実に多大な発明である。
従来のスタッフィングボックスの断面図である。 従来のスタッフィングボックスの拡大断面図である。 本発明に使用されるスタッフィングボックスの断面図である。 (a)〜(C)は、スラッジ除去手段の各種の実施例示図であり、(d)〜(f)は、ガス除去手段の種々の実施例示図である。 本発明に使用されるガス遮断リングの分解組立図である。 本発明に使用されるガス遮断リングの一部破断拡大断面図である。
本発明は、大型船舶エンジンのピストンと擦れ合うスタッフィングボックスハウジング100内のシーリングエレメントのうちその上端面には、上方向に突出するように傾いたスラッジ排出案内角12が形成され、底面部には上方向に斜めに切り欠いたラチェット角13が形成されたスラッジ除去リング11が上下複列に配設されたスラッジ除去手段10と、前記スラッジ除去手段10の下側面には、封止される面積を拡張すると共に高精度の封止性を有するように1以上のラチェット溝31が凹設されるガス遮断リング21が上下複列に配設されたガス遮断手段20と、スタッフィングボックスハウジング100の下部に多段に設けられた公知のオイルろ過手段120、120−1の間にそれぞれ配備される区画部160、160−1のうち最上端の区画部160−1に未汚染のオイルを回収するためのオイル回収孔110−1と、を備えてなることを特徴とするエンジンオイルの無駄遣いと環境汚染を防止した、環境にやさしいスタッフィングボックスに関する。
本発明によるスタッフィングボックスは、大型船舶エンジンの燃焼室内部の圧縮−爆発行程において発生した汚染物質40のうち、掃気室に露出されるピストンロッド220に吸着された状態で下部クランク室210に浸透−移動可能なガススラッジを掻き取った後、スラッジ排出孔108を介してエンジンの外部に排出−除去可能なスラッジ除去手段10が配備され、前記スラッジ除去手段10の下端には汚染物質40のうち気体であるガスと火気(熱気)を遮断可能なガス遮断手段20が設けられる一方、前記スタッフィングボックスハウジング100の下端には所定の幅の区画部160、160−1が所定の間隔をあけて4段に形成され、これらの間にはオイルろ過手段120、120−1が同じく4段にそれぞれ配設されるが、前記最上端のオイルろ過手段120−1の円周には、汚染されたオイル廃棄を目的とするオイル排出口150が形成され、前記4段の区画部160、160−1のうち下から3段目の各区画部160までのみオイル回収孔110がそれぞれ穿孔された従来のスタッフィングボックスハウジング100を果敢に改善してなるものである。
前記スラッジ除去手段10は、微粒子であるガススラッジを一側方向(上側−掃気室方向)には完璧に?き取ると共に、外部に効率よく排出−除去できるようにする一方、逆方向(下側−クランク室方向)には、通過された一部の微量スラッジが逆流移動を誘導できるように、上部先端に上方向に突出するように傾いたスラッジ排出案内角12を形成する一方、底面部には同様に上方向に傾いたラチェット角13が形成された複数のスラッジ除去リング11により構成するが、平面の端面にもスラッジ遮断用の水平ラチェット溝31aを凹設したことを特徴とする。
また、前記ガス遮断手段20は、異物のうち気体であるガスと火気に対して一側方向(下側−クランク室方向)には完璧に遮断できるようにする一方、逆方向(上側−掃気室方向)には、通過された一部の残量ガスに対しては逆流移動を誘導して結果的により完璧なガス遮断(封止)効率が得られるように少なくとも1個所以上のガス遮断用のラチェット溝31を凹設するが、封止される面積を拡張して完璧な密閉性を追及した高精度のリングを同じ厚さにて複数形成して新たなガス遮断リング21を形成することを特徴とする。
前記4段のオイルろ過手段120、120−1の間にそれぞれ配備される多段区画部160、160−1のうち最上端の区画部160−1にオイル回収孔110−1をさらに穿孔して、前記4段のオイルろ過手段120、120−1を経た全量のエンジンオイル50が無駄遣いなしに全て回収されて再利用できるようにしたことを特徴とする。
上述したスラッジ除去手段10のスラッジ除去リング11に形成されたスラッジ排出案内角12は、上述したように、上方向に傾くように突出された形状であるため、ピストンロッド220に吸着されたガススラッジを極めて効果的に掻き取った後、円周に穿孔されたスラッジ排出孔108に容易に誘導することができて、高いスラッジ除去効率が得られる。加えて、前記スラッジ除去リング11の先端底面には最大限に掻き取ったにも拘わらず下側に一部通過された微細スラッジがロッドの上下作動時に上方向に再び逆流/誘導して最大限に下方進行を抑えるように、上方向傾斜角にて凹設された微細スラッジ遮断用のラチェット溝30と、リングの平面部に浸透される微粒子の進行を逆流−誘導するスラッジ遮断用の水平ラチェット溝31aとをさらに凹設することにより、一層完璧なスラッジ遮断効率を持たせたものであり、さらに、前記スラッジ排出案内角12とラチェット角13とを有する高効率のスラッジ除去リング11を上下2列複数に配設することにより、円周方向に4等分された等分間隔(6×4=24mm)まで密閉して、なお一層高いスラッジ除去効果を期待することができ、このような高効率構造はエンジン全体の効率と性能に問題を引き起こす重大な要素であるガススラッジの下向き浸透可能性をほとんど0%近くに到達させられる画期的で且つ唯一な方案であると言える。
そして、ガス遮断手段20に含まれている各1本のガス遮断リング21は2ピース以上に等間隔に分離可能であることはもちろん、前記2等分以上に分離可能なガス遮断リング21が持つ体積内の底面には2ピース以上に等間隔に分離自在に構成された小径の断片リング21−1をさらに組み付けることができるが、相互同一に2ピース以上に等間隔に分離可能なガス遮断リング21と断片リング21−1との組み合わせ時に各切断部21aの露出の最少化を図るためにそれぞれの切断部21a同士を千鳥状に互い違いに組み付けることができる。このようなガス遮断リング21の組付け構造は、エンジン作動中に発生するガススラッジとガス、エンジンの爆発火気などを流入の初期段階からより完璧で且つ安全に遮断する上で役立つ構造であって、所望の高精度・高効率のガス遮断手段20の完成に大幅に寄与することができる。
併せて、前記ガス遮断手段20はもちろん、スラッジ除去手段10のスラッジ除去リング11にもスラッジ遮断用のラチェット溝30を適用/凹設する場合に、スラッジおよびガスの除去効率をさらに高めることができる。
また、上述したガス遮断手段20及びスラッジ除去手段10のガス遮断リング21及びスラッジ除去リング11それぞれの上面または底面水平面に、接触面の間に浸透可能なガスとスラッジをより効率よく遮断できるように1以上のガス遮断用の水平ラチェット溝31bをそれぞれ追加してもよいことは言うまでもない。
このように構成可能な本発明は、エンジン作動時にピストンロッド220の表面に吸着するガススラッジがクランク室210内に流入することをより完全で且つ効率的な手段により遮断できる新規な構造の高効率スラッジ除去手段10が提供されることはもちろん、限られた空間においてより確実な密閉性を追及して火気とガスまで完全に遮断することを目指して、一層アップグレードされた別の高効率ガス遮断手段20が提供される。
これにより、上部掃気室200において発生されたスラッジ、火気および燃焼ガスなどの汚染物質40に対して下部オイルろ過手段120、120−1およびクランク室210への流入を根本的で且つ完全に遮断することが可能になる。
これは、前記オイルろ過手段120、120−1およびクランク室210内に含まれているエンジンオイルの汚染原因要素のうち少なくとも掃気室200において発生されたスラッジ、火気および燃焼ガスなどの汚染物質40の浸透による汚染からは完全に保護できるため、エンジンオイルの清浄度の維持に至大な役割を果たす。
要するに、このような汚染物質の浸透の根本的な防止手段とこれに基づくエンジンオイル50の清浄維持の完成は、汚染物の浸透により不可避的に相当量のオイルを外部に排出および廃棄せざるを得なかった既存の非効率的な封止構造とは異なり、多段に設けられたオイルろ過手段120、120−1において使用される全てのエンジンオイルを全量回収して不要なエンジンオイルの無駄遣いを根本的に遮断することにより、環境保護と共に膨大なエンジンオイルを節減可能にする画期的な方案であると言える。
以下、本発明の実施のための具体的な内容を添付図面に基づいて詳述する。参考までに、従来の技術の説明に使用されたものと同じ部品には同じ名称および符号を付して説明する。
図3は、本発明によるスタッフィングボックスハウジング100の断面図であり、スラッジ除去リング11を単列ではなく複列に形成して、比較的に狭い空間に設けられた単一構成要素であるにも拘わらず、二重のスラッジ除去作用が発揮できるようにして、微細な異物やピストンロッド220の表面に吸着されるガススラッジである汚染物質40を初期に完全に遮断することにより、オイルの清浄度は維持され、その他の作動面に異常な溝や磨耗が生じることを極力抑える。
特に、スラッジ除去リング11の内側の上端とその下側底面に傾いたスラッジ排出案内角12とラチェット角13を形成してピストンロッド220に吸着された微細スラッジなどの微粒子の汚染物質40をピストンロッド220の下降時に確実に掻き取った後、上昇時に排出が容易になるようにした。
また、ガス遮断手段20のガス遮断リング21にも内側および平面端面にガス遮断用のラチェット溝31を凹設して、上記と同じ性能を発揮するようにし、封止される面積を拡張して気密な密閉性を追及した高精度のリングを二重に重ね合わせた1対に構成して多段の封止を施したのと同じ効果を発揮させることにより、全体的なスタッフィングボックスの形状を縮小すると共に、原素材および加工費の上昇要因を除去する原価的な問題まで克服できるようにしたガス流入防止手段である。
併せて、本発明においては、オイル回収孔110がクランク室方向において3段目の区画部160までしか穿孔されておらず、最上端のオイルろ過手段120−1に達したオイル(汚染されたオイルと清浄なオイルの両方を含む)をいずれも後方に排出して廃棄されていた既存とは異なり、既存にはなかった最上端の区画部160−1に追加の回収孔110−1を穿孔することにより、未汚染のエンジンオイルを全てクランク室210に回収されるようにしたが、これは、上述したように、汚染源を徹底的に遮断−除去させた技術が先行されてはじめて可能になった措置であって、結果的に、エンジンオイル50の画期的な節減効果をも得られる。
上述したような構成を有する本発明の改善された性能を、従来のものと差別された点を中心に説明すると、下記の通りである。
本発明は、大型船舶エンジンの掃気室200における爆発行程において発生されたガス、ガススラッジなどの汚染物質40は、掃気室200においてピストンロッド220の外面に吸着してクランク室210の方向に移動するが、一方向(クランク室方向)にしか効率的に遮断できないラチェット角13を備えたスラッジ除去リング11を2列に形成してスタッフィングボックスハウジング100内の他のシールリング、すなわち、ガス遮断リング21、ベースリング122およびオイルろ過用のシールリング121の作動表面に浸透して異常な摩滅と磨耗が発生し、これらがピストンロッド220の傷付き、摩滅につながって、結局としてエンジン全体の効率と性能に問題を引き起こす原因となっていたスラッジ浸透源を除去した。
また、本発明は、その下端部のガス遮断リング21にもラチェット溝31を1以上凹設すると共に、機敏な密閉性を追及した高精度のシールリングを2列に形成してガス除去効率の極大化はもちろん、原価的な負担を減らした。
本発明は、上述の如きガスおよびガススラッジの遮断技術を基に、図1に示す既存の回収孔110を図3の延長された回収孔110−1にさらに穿孔することにより、使用可能なエンジンオイルは全てクランク室210に回収されるようにして無理やりにオイルが廃棄されていた従来の問題点を革新的に遮断してエネルギーの無駄遣いと環境汚染を極力抑えた画期的な発明である。
10:スラッジ除去手段
11:スラッジ除去リング
21−1:断片リング
21a:切断部
12:案内角
13:ラチェット角
20:ガス遮断手段
21:ガス遮断リング
30:スラッジ遮断用のラチェット溝
31:ガス遮断用のラチェット溝
31a:スラッジ遮断用の水平ラチェット溝
31b:ガス遮断用の水平ラチェット溝
32:遮断面
40:汚染物質火気、ガス、スラッジ
50:エンジンオイルシステムオイル
60:廃油
100:スタッフィングボックスハウジング
101:収納溝
101a:回収孔
105:バネ
108:スラッジ排出孔
110、110−1:オイル回収孔
113:グローブ溝
121:オイルろ過用のシールリング
120、120−1:オイルろ過手段
122:ベースリング
150:オイル排出口
160、160−1:区画部
200:掃気室
210:クランク室
220:ピストンロッド

Claims (5)

  1. 大型船舶エンジンのピストンと擦れ合うスタッフィングボックスハウジング(100)内のシーリングエレメントのうちその上端面には、上方向に突出するように傾いたスラッジ排出案内角(12)が形成され、底面部には上方向に斜めに切り欠いたラチェット角(13)が形成されたスラッジ除去リング(11)が上下複列に配設されたスラッジ除去手段(10)と、
    前記スラッジ除去手段(10)の下側面には、封止される面積を拡張すると共に高精度の封止性を有するように1以上のラチェット溝(31)が凹設されるガス遮断リング(21)が上下複列に配設されたガス遮断手段(20)と、
    スタッフィングボックスハウジング(100)の下部に多段に設けられた公知のオイルろ過手段(120、120−1)の間にそれぞれ配備される区画部(160、160−1)のうち最上端の区画部(160−1)に未汚染のオイルを回収するためのオイル回収孔(110−1)と、
    を備えてなることを特徴とするエンジンオイルの無駄遣いと環境汚染を防止した、環境にやさしいスタッフィングボックス。
  2. 2等分以上に分離可能なガス遮断リング(21)の底面に、2ピース以上に等間隔に分離自在に構成された小径の断片リング(21−1)がさらに組み付けられており、
    2ピース以上に等間隔に分離可能なガス遮断リング(21)と断片リング(21−1)との組み合わせ時に、切断部(21a)の露出を極力抑えるためにそれぞれの切断部(21a)同士を千鳥状に互い違いに組み立てることを特徴とする請求項1に記載のエンジンオイルの無駄遣いと環境汚染を防止した、環境にやさしいスタッフィングボックス。
  3. 前記ガス遮断リング(21)に、ガス遮断用のラチェット溝(31)が1以上凹設されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンオイルの無駄遣いと環境汚染を防止した、環境にやさしいスタッフィングボックス。
  4. 前記ラチェット溝(30)は、スラッジ除去手段(10)に配備された複数のスラッジ除去リング(11)にも1以上さらに凹設されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンオイルの無駄遣いと環境汚染を防止した、環境にやさしいスタッフィングボックス。
  5. 前記スラッジ除去手段(10)のスラッジ除去リング(11)及びガス遮断手段(20)のガス遮断リング(21)の上面または底面水平面に、1以上のスラッジおよびガス遮断用の水平ラチェット溝(31a、31b)がそれぞれさらに凹設されていることを特徴とする請求項1に記載のエンジンオイルの無駄遣いと環境汚染を防止した、環境にやさしいスタッフィングボックス。
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