JP2010538820A - 発泡分配装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は泡の質を劣化させず経費効率がよい泡分配装置を提案する。
【解決手段】本発明の泡分配装置は、液筒と液体ポンプ室の境界を画定する液体ピストンと液体出入り口とが設けられた液体ピストンポンプ、気筒と空気ポンプ室の境界を画定する空気ピストンと空気出入り口とが設けられた空気ピストンポンプ、液体ポンプおよび空気ポンプで共用する両ポンプ作動用の作動ボタン、液体ポンプにより送り出された液体と空気ポンプにより送り出された空気を混合して分配する分配路、および、分配装置を容器に装着するための固定用環部材を備えている。本発明は、気筒が作動ボタンの円筒状端縁から形成されており、空気ピストンの少なくとも一部は固定用環部材の円筒状拡張部から形成されていることを特長とするとともに、空気ポンプ室の少なくとも一部が液体室を包囲していることを更に特長としている。
【選択図】 図2

Description

本発明は液体を分配する分配装置に関するものであり、特に、泡の形態で液体を分配する装置に関連している。
作動時に泡を供給する発泡性液を保管している容器に取付けることができるポンプ装置は、当該技術では周知である。例えば、米国特許第5,443,569号はこのような分配装置を開示しており、ここで引用することにより斯かる特許の内容の全部が本件の一部を構成しているものとする。
この従来公知の分配装置は液体ピストンポンプと空気ピストンポンプが互いに同心に配置されている。液体ポンプおよび空気ポンプの筒管部材は、それぞれが二重シリンダーの内側筒体および外側筒体から形成されている。この分配装置は液体ポンプと空気ポンプで共用する作動ボタンを更に備えており、作動ボタンを手で押し下げることにより両ポンプを同時に作動させるよう図っている。液体ピストンは液筒内に、また、空気ピストンは気筒内に往復運動自在に配置されているとともに、作動ボタンに連携可能に接続されていることで、作動ボタンの作動時に、液体ピストンおよび空気ピストンがそれぞれに液筒と気筒の内部で往復運動することができるよう図っている。
上述の分配装置が発泡性液を保管している容器に取り付けられると、作動ボタンを作動させることにより液を容器から取り出すことができる。これと同時に、空気ポンプにより空気が送り込まれることになる。液体ポンプの出口と空気ポンプの出口は混合室に接続されており、斯かる混合室において液体および空気を混合して発泡(または、予備発泡)させる。その結果として、液体および空気の混合物が分配路を通して送り出されてから、1個または複数の濾し器のような多孔部材を通り、分配路の端部にある分配口で分配することができる均質な泡を形成する。
上述のポンプは、石鹸、洗髪剤、食器洗浄剤、日焼けクリームなどのような多様な発泡性液の市場で大いに成功を収めていることが分かっているが、それでも尚、更なる改良の余地が残されている。また、上述のタイプの分配装置は大量生産品として適用範囲が大いに拡大しているため、良質の泡はそのまま維持して構造のみ簡便化を図る努力が継続されている。
一般に、作動ボタンが一押しされる行程ごとに所望量の泡を分配するのが望ましい。更に、このボタンの一行程の長さは掌握式の泡分配装置ごとに限界がある。というのも、作動ボタンを押し下げる動作は指によって行われるが、同じ側の手で分配装置を握ったまま行われるからである。或る量の泡を分配するのに要する二重シリンダーの直径とボタン行程の限られた長さが原因で、容器の頚部開口の最小径は、適切な寸法の二重シリンダーを受容するのに要する或る一定長さである必要がある。或る応用例では、頚部開口の直径をより小さく設けた容器を使用すると同時に、ボタンの一行程の長さとこの一行程あたりの分配泡量は以前と変わらないようにすることが望ましい。従来公知の分配装置設計は、これまでのところ、分配量および分配装置寸法に関する上述の各種要件を適えることができずにいる。
欧州特許第392 238号
泡の質を劣化させずに経費削減に利する分配装置の代替例を提案するのが望ましい。
本発明の一局面に従って、容器に取付け自在で泡を分配する分配装置が提案されるが、斯かる装置は、
− 液筒と、液体ポンプ室の境界を画定する液体ピストンと、液体入口および液体出口とが設けられている液体ピストンポンプ、
− 気筒と、空気ポンプ室の境界を画定する空気ピストンと、空気入口および空気出口とが設けられている空気ピストンポンプ、
− 液体ポンプおよび空気ポンプで共用の、両ポンプを作動させるための作動ボタン、
− 液体ポンプによって送り出される液体と空気ポンプによって送り出される空気を混合して分配する分配路、および、
− 分配装置を容器に取付ける固定用環部材を備えている。
分配装置は、気筒が作動ボタンの円筒状端縁から形成されており、空気ピストンの少なくとも一部は固定用環部材の円筒状拡張部から形成されていることを特長とするとともに、ピストンシールが円筒状拡張部と円筒状端縁との間に配置されており、ピストンシールは円筒状拡張部に相関的に少なくとも閉位置から開位置までの間において変位させることができ、上記閉鎖位置においては、ピストンシールは密封により周囲環境と空気ポンプ室との間を隔絶し、上記開位置においては、円筒状拡張部と円筒状端縁部の間の空気ポンプ室内に空気を導入することができることを更に特長としている。
上述の分配装置は比較的簡単でかつ小型の設計である。この設計がもたらす分配装置は、1回の泡分配量あたりの泡の高さが比較的低くすることができることが分かっている。また、1回の送り出し行程あたりの1回分の泡分配量の体積あたりの分配装置に要する可塑材の質量および分配装置の重量は比較的低い。
更に、容器の頚部の外側に空気ポンプを設けることにより、ボタンの押下げ行程を実質的に長くする必要もなしに、また、1回の送り出し行程ごとに得られる泡の量を減らす必要もなしに、容器の頚部の開口の寸法を減じることができるようになる。
気筒は作動ボタンの円筒状端縁から形成されており、また、空気ピストンは固定用環部材の円筒状拡張部から形成されているため、作動ボタンは固定用環部材の円筒状拡張部の外周に延在する。その結果、作動ボタン上を伝って流れる水は分配装置の中に流入せずに、分配装置の外側を流れ落ちることになる。従って、分配装置は蛇口の下で容易に濯ぎ流すことができ、分配装置に水が入る恐れは無い。このような分配装置は耐水性発泡装置と呼ばれることが多い。本発明は、耐水性および小型構造を備えている小型発泡装置を提案する。
欧州特許第392 238号が作動ボタンの端縁から形成された気筒を有しているピストン式空気ポンプを備えている、泡を分配する分配装置を開示しているのが認められる。しかしながら、この分配装置は比較的構造が複雑かつ嵩高な設計である。更に、この従来公知の分配装置においては、ピストン・シリンダー構造が空気ポンプと液体ポンプの間に設けられているが、この構造は容器の外に送り出されることになる液を入替えるのに容器内に空気を導入する必要がある。このピストン・シリンダー構造のシリンダーは二重シリンダーの一部であり、第2シリンダーがピストン式液体ポンプの一部を形成している。上記内容に鑑みて、欧州特許第392 238号の分配装置は本発明の分配装置の利点を備えてはいない。
本発明の分配装置においては、ピストンシールは円筒状拡張部と円筒状端縁部の間に配置されており、ピストンシールは円筒状拡張部に相関的に少なくとも閉位置と開位置の間で変位させることができ、上記閉位置ではピストンシールは周囲環境空気と空気ポンプ室との間を気密にし、上記開位置では円筒状拡張部と円筒状端縁部との間の空気ポンプ室内に空気を導入することができる。このようなピストンシールは、作動ボタンの操作により開閉するが、弁を開放するのに要する下限の圧力が存在しないので有利である。
或る実施例では、空気室は少なくとも一部が液体室を包囲している。液体ポンプ室および空気ポンプ室の少なくとも一部が互いを包囲し合う構成にすることで、泡分配装置の設計はより小型にすることができる。
或る実施例では、ピストンシールはその筒体部分が分配装置の長軸線と同心である。ピストンシールに筒体部分を設けることにより、ピストンシールの封鎖面はピストン封鎖リップとは異なる高さに置くことができるようになる。その結果、空気入口弁の封鎖面は分配装置の傾斜点、すなわち、分配装置の長軸線と同じ方向に作動ボタンが押込まれていない場合に分配装置の傾きの中心となる点のレベルに近接させることができるが、むしろ、そのレベルと同じになるように設置することができるので好ましい。
他の実施例では、泡分配装置の長軸線と同心である部分はもっと異なる形状を呈していてもよいが、例えば、円錐台などのような、分配装置の長軸線と同軸の形状にするとよい。
或る実施例では、ピストンシールはリップを有しており、斯かるリップは分配装置の長軸線に向けて張出しているとともに封鎖面が設けられており、上記閉位置において、この封鎖面がこれに対応する封鎖面が設けられた分配装置の別な部位と封鎖係合する。分配装置のこの別な部位は、固定用環部材上の面であるか、または、固定用環部材に固定接続された部材であるのが好ましい。分配装置の長軸線に向けて張出している封鎖リップの利点は、封鎖面の直径が、ピストンシールとボタン端縁部との間を封鎖接続しているピストンシールの径よりも小さくなることである。その結果、リップの封鎖面とこれに対応する封鎖面との間の封鎖をより良好なものにすることができる。
或る実施例においては、リップは可撓性リップである。可撓性リップを設けることにより、リップとこのリップと協働する分配装置の他の部位との間の封鎖は更に改善される。
後段で、本発明の分配装置の小型設計の更に別な見込みのある特長を論じてゆく。斯かる特長は、変位自在なピストンシールが設けられていない泡分配装置にも適用することができる。このような代替の分配装置は、好適であればいかなる空気入口弁が設けられていてもよいが、例えば、欧州特許第392 238号の空気入口弁の可撓性リングが設けられているようにしてもよい。
或る実施例においては、液筒の最下端が固定用環部材の底面を越えた先まで突出することはない。透明容器の場合、従来公知の分配装置に設けられている液筒は少なくともその一部が外から見えてしまう。この実施例の液筒はそのような欠点を有していないうえに、本発明による液体ポンプおよび空気ポンプの構成のおかげで、ボタン一押しの行程ごとに所望量の泡を分配することができると同時に、分配装置をより小型の設計にし、取扱い易くしている。
或る実施例においては、取付け後に容器の最上端より下側に突出している分配装置の部分の高さは、作動ボタンの最大行程長さの1.5倍よりも短く、むしろ、作動ボタンの最大行程長さと同じであるのが好ましく、或いは、分配装置の全長は作動ボタンの最大行程長さの4.5倍よりも短い。分配装置をこのような寸法にすることで、1回の送り出し行程あたりの分配泡量、作動ボタンの行程長さ、および、容器から作動ボタンの最上面までの距離の三項目の相互の間の比率を好適なものにしている。後者の距離が非常に重要である理由として、分配装置を握っている手の指を使って作動ボタンを操作するように設計していることが挙げられる。このような指の到達範囲は限られていることも、また、この点を分配装置の設計で斟酌しなければならないことも明らかである。指操作式の作動ボタンが設けられている掌握式の分配装置のボタン押下げ行程長さは、通例は、5 mmから25 mmの間であり、10 mmから20 mmのほうがよりありふれている。好ましい実施例では、この行程長さは約11 mmまたは約15.5 mmである。
液体入口弁の最下部は分配装置の最下部であると見なされ、また、作動ボタンの最上部は分配装置の最上部と見なされることに注目するべきである。従って、浸漬管とこの浸漬管のための接続部材片の一部で液体入口弁から下方向に延びている部分とが、分配装置の高さを決定する際に考慮に入れられることはない。
或る実施例では、円筒状端縁部は作動ボタンと一体の部材であるか、円筒状張出部は固定用環部材と一体の部材であるか、または、その両方の要件をともに満足している。端縁部を作動ボタンの一体部分として設け、円筒状張出部を固定用環部材の一体部分として設け、または、端縁部と張出部の両方を個々の部材の一体部分として設けることにより、分配装置の製造プロセスの最中に集成を必要とする部材の個数が少なくて済む。
或る実施例では、液筒の少なくとも一部が固定用環部材の円筒状張出部から形成されている。このような実施例は発泡装置設計を更に簡略化するが、斯かる設計では、空気ピストンと液筒の両方が保持されており、また、その両方が固定用環部材の一部であるのが好ましい。
また別な実施例では、液筒は、固定用環部材の窪みに設置された円筒状部材から形成されている。このような実施例はまた、経費効率をよくすることができる簡単な設計を行えるようにしている。このような設計の更なる利点は、上記円筒状部材は内径が同じまたは内径が異なる別な円筒状部材と交換可能になっていることである。上記円筒状部材を内径が異なるもう1個の部材と交換することにより、1回の送り出し行程あたりの泡分配量を変更することができるようになり、それにより、1回の送り出し行程ごとに分配される液体量の空気量に対する比を変えることができるようになる。
或る実施例においては、空気出口は、少なくとも一部が垂直であって分配装置の直立位置に沿って延びている部分を含んでおり、この少なくとも一部が垂直に延びている空気出口の上端は空気ポンプ室と流体連絡状態にあり、その下端は分配路と流体連絡状態にある。
斯かる垂直部分を空気出口に設けることにより、混合室の内部に存在している泡または液体が空気ポンプ内を流動することができなくなる。この態様が望ましい理由として、空気室に泡、液体、または、その両方が存在していることで結果的にポンプの誤動作を生じる恐れがあることが挙げられる。誤動作の例として、空気ピストンと気筒との間を密封したときに、この封鎖部に付着した液体が固化したせいで、両部材が固着してしまう恐れがある。
或る実施例においては、分配装置は上記液体出口に液体出口弁が設けられており、上記液体出口において、液体出口弁は弁座および弁部材から構成されており、弁部材は弁閉鎖位置と弁開放位置の間で変位させることができるが、弁閉鎖位置においては弁部材は弁座と密封係合し、弁開放位置においては弁部材と弁座の間に空隙が形成され、また、液体出口弁は上記弁閉鎖位置にくると弁部材を偏倚させる偏倚手段を更に有している。弁部材をバイアス位置まで偏倚する偏倚手段を設けることにより、液体出口弁の閉鎖をより高精度に制御することができる。更に、例えば、壁掛け式分配装置の事例などで、分配装置を天地逆転させて設置した際の液漏れも、偏倚手段があれば回避することができる。
或る実施例においては、偏倚手段には1個または複数個のバネ状部材が弁部材と分配路の内壁との間、分配路の内部に配置された多孔性部材との間、または、その両方の間に配置されており、バネ状部材は弁部材に固定されている1本以上の可撓性アームにより形成されているのが好ましい。
或る実施例では、弁部材は、液体ポンプと空気ポンプで共用する作動ボタンの最大高さを制限するよう構成された内部ロッドの一部を構成している。例えば、米国特許第5,443,569号に開示されているような従来公知の泡分配装置は、いわゆる内部ロッドを備えている。内部ロッドは、液体出口弁の弁部材を形成しているばかりでなく、液体室内に配置されている管部材に取付けられている環状縁と協働する係止部材をも形成している。管部材は、通例、固定用環部材に固定されているが、弁座は液体ポンプと空気ポンプで共用する作動ボタンに固定されている。その結果、弁部材が設けられている内部ロッドは、固定用環部材に対する共用作動ボタンの最大高さを制約するようになる。このような内部ロッドは弁の封鎖をより良好にする。この実施例においては、内部ロッドに偏倚手段を設けることにより、封鎖は更に改善される。斯かる偏倚手段のもう1つの利点として、液体ポンプ室内に過圧(over pressure)が存在しなくなると、作動ボタンがどの位置にあっても液体出口弁が直ぐさま堅固に閉鎖されることが挙げられる。
本発明の第2の局面に従って、もう1つ別な分配装置が提案される。容器に取付け自在で泡を分配する、斯かる分配装置は、
− 液体ポンプ、
− 空気ポンプ
− 液体ポンプおよび空気ポンプで共用の、両ポンプを作動させるための作動ボタン、
− 液体ポンプによって送り出される液体と空気ポンプによって送り出される空気を混合して分配するする分配路、および、
− 分配装置を容器に取付ける固定用環部材を備えており、
分配装置は封鎖ガスケットを備えており、封鎖ガスケットには固定用環部材と容器の間に設置される封鎖部が設けられているとともに、分配装置の内側リムを密封押圧して設置される、放射方向内向きに延びた可撓性部材が設けられており、可撓性部材は容器を通気する入口弁部材を形成していることを特長とする。
封鎖ガスケットを通気入口弁と組合わせて単一部材とすることにより、有利な通気弁が得られる。更に、通気のための空気流路は固定用環部材と容器の頚部との間の空間を通って延びているようにすることができるため、液体ポンプおよび空気ポンプの設計は通気用の空気流路を必要としてもそれほど重大な影響を受けることはない。これは、通気用の空気流路が液体ポンプの設計、空気ポンプの設計、または、その両方のポンプの設計に多大な影響を及ぼす、先行技術の分配装置の大半のものと対照的である。
本発明の実施例の更に別な利点は、可撓性リップが放射方向内向きに延びているせいで、すなわち、分配装置の長軸線に実質的に直交する方向に延びているせいで、容器が天地逆に転倒されると可撓性リップ上に液体が乗りかかることで、可撓性リップと分配装置のリムの間の封鎖をより良好にするということである。従って、通気弁から液が漏出する可能性はそのおかげで実質的に低減されている。
或る実施例では、封鎖ガスケットは少なくとも1個の実質的に放射方向に延びている空気路の外郭を画定しており、斯かる空気路の一端は周囲環境と流体連絡状態にあり、その他方端は放射方向内向きに延びている可撓性リップの、容器の内部とは反対の側の空間と流体連絡状態にある。
空気路は、例えば、封鎖ガスケットに設けられた穿孔によって形成されていてもよいし、或いは、封鎖ガスケットの当接面と固定用環部材のうち一方または両方に配置された溝から形成されているようにしてもよい。
本発明による分配装置が静止位置にあるのを例示した断面図である。 本発明による分配装置の作動ボタンを下に一押しする下り行程運動をしているのを例示した断面図である。 (A)は図1および図2の封鎖ガスケットの実施例をより詳細に例示した図、(B)は図1および図2の封鎖ガスケットの実施例をより詳細に例示した図である。 (A)は本発明のガスケットの封鎖面の代替の実施例を例示した図、(B)は本発明のガスケットの封鎖面の代替の実施例を例示した図、(C)は発明のガスケットの封鎖面の代替の実施例を例示した図、(D)は本発明のガスケットの封鎖面の代替の実施例を例示した図である。 本発明の分配装置のまた別な実施例を例示した断面図である。 本発明の分配装置のもう1つ別な実施例を例示した断面図である。
更なる詳細と特長を本発明の分配装置の好ましい実施例を挙げて添付図面を参照しながら説明する。
図1および図2は、参照番号1と概略表記された本発明による泡分配装置の実施例を例示している。分配装置1は、分配装置2、および、発泡性液を保管する容器3を備えている。発泡性液は空気と混合させることで、分配装置2の作動により分配することができる泡を形成する。泡は、石鹸、洗髪剤、日焼けクリーム、食器洗浄剤、髭剃りクリームなどのような好適な応用例ならばいずれについてのものであってもよい。
分配装置2は、ピストン型液体ポンプ4、ピストン型空気ポンプ5、および、両ポンプ共用の作動ボタン6を備えている。容器3に分配装置2を取付けるために、固定用環部材7が設けられている。このために、固定用環部材7には内側ネジが立てられており、このネジが容器の頚部の周囲に設けられたネジと協同する構成となっている。分配装置2と容器3の接続はこれ以外にどのような種類のものを採用してもよいが、例えば、スナップ嵌め、差込み式の留金などでもよい。
封鎖係合を行うために、固定用環部材7と容器3の間に封鎖ガスケット31が設けられている。封鎖ガスケット31は放射方向内向きに張出した可撓性リップ32を有している。可撓性リップ32の自由端は、固定用環部材7の底面側に形成された縁33を押圧して密封状態に載置される。封鎖ガスケットには通気路34が設けられており、周囲環境と可撓性リップ32において容器3の内部とは反対側の空間とが流体連絡状態となるように図っている。液体が容器の外に送り出されるせいで容器3の内部の圧力が減少すると、通気路34と可撓性リップ32を通して空気が容器に流入し、容器3の内部の減圧のせいで可撓性リップ32が縁33から離れることで容器内の圧力が低下し過ぎるのを回避するが、圧力が過剰低下すると容器が変形したり液体ポンプ4が機能不全になる恐れがある。
実質的に水平に張出したリップ32の利点は、分配装置1が天地逆に転倒されると、容器内の液体が可撓性リップ32の上に乗りかかり、よって、可撓性リップ32に縁33を押圧させることになることである。このようにして、容器の封鎖は向上し、通気路34を介する漏出は実質的に回避される。通気路34は封鎖ガスケットに設けられた溝から形成されている。通気路34は、固定用環部材7に設けられた溝から形成されていてもよいし、或いは、封鎖ガスケット31または固定用環部材7のいずれかに設けられた貫通孔から形成されていてもよい。
液体ポンプ4は、液筒8と、この液筒8内を往復運動自在である液体ピストン9とを有している。液筒8および液体ピストン9は液体ポンプ室10の境界を画定する。液体ポンプ4は、液体入口11および液体ポンプ出口12を更に有している。液体入口11は浸漬管30に接続されており、斯かる浸漬管は容器3の内部の底まで延びている。
液体入口11には液体入口弁13が設けられており、また、液体出口12には液体出口弁14が設けられており、液体ポンプ室10への液体の流入とそこからの流出を制御するように図っている。液体入口弁13はボール弁であり、斯かるボール弁は容器3の内部の圧力に相関的に液体ポンプ室10の内部に減圧が生じることにより開き、容器3の内部の圧力に相関的に液体ポンプ室10の内部が過圧状態になることにより閉じる。液体出口弁14の開閉は作動ボタン6の押下げ動作と放す動作により制御される。このような弁は当該技術で周知であり、例えば、米国特許第5,443,569号に記載されている。好適であれば上記以外のどのような種類の液体出口弁を適用してもよい。
空気ポンプ5は、気筒15と、この気筒15の内部を往復運動自在である空気ピストン16とを有している。気筒15および空気ピストン16は空気ポンプ室17の境界を画定している。気筒15は作動ボタン6と一体型の円筒状スカートから形成されている。空気ピストン16は固定用環部材7と一体型の円筒状拡張部から形成されている。このような構成が有利であるのは、気筒が作動ボタン6から、また、ピストンが固定用環部材7から形成されているために別体の部材を設ける必要が全く無いせいである。
空気ポンプ5は空気入口18と空気出口19を更に有している。空気ピストン16にはピストンシール20が取付けられている。ピストンシール20は気筒15および空気ピストン16と密封係合するとともに、空気ピストン16に相関的な2つの位置の間で移動することができる。図1に例示されているような第1位置では、ピストンシール20は空気ピストン16に対して上方位置に配されており、すなわち、開位置に配されている。この位置では、空気入口18は周囲環境と流体連絡状態にあり、周囲環境に相関的に空気ポンプ室17内が減圧状態にある場合には、空気ポンプ室17に空気が流入することができる。図2においては、ピストンシール20は空気ピストン16に対して下方位置に配されているのが図示されており、すなわち、閉位置に配されている。この位置では、ピストンシールが空気ピストン16の上方縁21に密封接触し、従って、空気入口18を閉鎖して周囲環境から遮断する。ピストンシール20を開位置と閉位置の間で移動させることにより空気入口弁として機能することができるが、これは後段でより詳細に説明する。
液体出口12と空気出口19の両方が混合室22で終端しているが、混合室22は分配路23の一部であり、分配路23は一方端側の混合室22から他方端側の分配開口24まで延在している。
図示された実施例では、分配路23は作動ボタン6の内部を貫いて延びている。分配路23には泡形成部材25が配置されており、斯かる部材は2枚の濾し器26とそれらの中間の狭窄部27とから構成されている。このような泡形成部材25を設けた目的は、泡形成部材25の中を通過する液体と空気の混合物から泡を形成し、或いは、液体と空気の予備発泡物をより良質の泡にすることである。濾し器26を設けた目的は、細かく均質な泡を得ることである。
狭窄部27のおかげで、泡は分配路23の内部で加速されてから分配開口24に近い側にある濾し器26を通ることになる。2枚の濾し器26の間に狭窄部27を設けることは既に明らかであるが、その結果として泡を加速させることで、分配装置により分配される泡の質を実質的に向上させている。これに代わる実施例においては、狭窄部27は2枚の濾し器26に対して分配路23の別な位置に設けられているようにしてもよいが、分配路23において少なくとも1個の多孔性部材、例えば、1枚の濾し器26より下流側に配置されているのが好ましい。
図1に例示されている位置から開始する場合、作動ボタン6はその最上面を押すことにより降下させることができる。その結果、作動ボタン6とそれに付随して液体ピストン9および気筒15とが降下を開始する。初めて作動ボタン6が押下げられる際には、液体ポンプ内には液体は全く存在していないことになる。ピストンシール20は初期段階では気筒15に対して元の位置を維持しようとするが、ピストンシール20と気筒15の間の摩擦が原因で、結果的には、ピストンシール20は開位置から閉位置へと移動することになる(図2を参照のこと)。
作動ボタンを更に押下げることにより、気筒15は更に降下し、それに伴って空気ポンプ室17の容積も減少する。その結果、空気ポンプ室17の内部に存在する空気は空気出口を介して空気ポンプ室17から外に送り出されることになる。
ポンプ作動ボタン6は、下り行程が終わると解放され、バネ28およびバネ29により上に押上げられる。作動ボタン6と一体になった部材である気筒15も上昇し、気筒15とピストンシール20の間の摩擦が原因でピストンシール20を道連れにする。その結果、ピストンシール20は空気ピストン16に対して閉位置から開位置へ移動することになる。ピストンシール20が完全に開位置にくると、ピストンシール20に設けられている縁20aはこれに対応して空気ピストン16に設けられている縁16aの背後に纏い付く。その結果、封鎖部の縁20aが空気シリンダー15と一緒に上昇することはもはや無くなるが、空気ピストン16に固着されることになる。ピストンシール20が気筒15に相関的にこのように移動することにより、空気入口弁が開かれる。
図1および図2に例示されている実施例においては、2つのバネ28、29が設けられているのが認められる。これらバネが分配装置内に配置される目的は、余剰の戻りバネ力を供給することである。そのような余剰の戻りバネ力が不必要である場合は、内側のバネ29のみを設けるようにしてもよいし、或いは、これに代わる実施例で、戻りバネが送り出した液体と接触しないようにするのが望ましい態様においては、外側バネ28のみを設けるようにしてもよい。後者の代替例は或る種の液体に好適な事例であって、例えば、バネは通例は金属で製造されているのに腐食性の液を使用する場合、または、金属に接触することにより汚染が進む液体の場合である。
気筒15が更に上昇すると、空気ポンプ室17の容積が増大し、結果的に空気は空気入口18を介して空気ポンプ室17に吸引されることになる。
同時に、液体ポンプ室10の容積が増大し、これが結果的に液体ポンプ室10の内部に減圧を生じる。このような減圧により液体入口弁13が開かれ、浸漬管30および液体入口11を通して容器3の外に液体が吸出される。
作動ボタン6が図1に例示されているような最上位置に戻ると、液体ポンプ室10は液体で、また、空気ポンプ室17は空気で満たされる。作動ボタン6が再び降下させられると、空気ポンプ室17から外へ空気が送り出される。この時は、液体ポンプ室10にも液体が充満しているので、ボタンの下り行程中に液体出口12を介して液体ポンプ室10の外に液体が送り出されることになる。液体出口12から流入した液体と空気出口19から流入した空気は混合室22の内部で混合されて泡(予備形成泡)を形成し、この泡が分配路23を通って、泡を外に分配する分配開口24に送り出される。分配路23においては、予備形成泡すなわち液体と空気の混合物は泡形成部材25を通り、細かく均質な泡が得られることになる。
作動ボタン6を更に往復運動させることにより、泡分配装置からより多くの泡が分配されるようになる。泡分配装置は、一度だけいわゆる「呼び水行程」を行って初めて泡を分配するようになると説明しているが、送り出し行程ごとに所望量の泡を分配するようになるまでにもっと何度も呼び水行程を行う必要がある場合もある点に注目するべきである。
泡が分配された後も、泡は分配路23に残存していることになる。分配装置が直立位置に保持されている場合は、この泡は分配路23の中に逆流入して混合室22に向かうことになる。本件では、この泡は分配装置1の内部をそれ以上に逆流することはなく、というのも、液体出口12が液体出口弁14によって閉鎖されているうえに、空気出口19には混合室22から上方向の延びている垂直部が設けられているからである。その結果、液体に逆戻りすることのできる泡は混合室22に留まり、その一部は空気出口19の垂直部を満たすことがある。
作動ボタン6が上昇している最中であって、空気入口18を介して空気ポンプ室17に空気が引き込まれている間は、空気出口19の垂直部内の泡、液、または、その両方が空気出口弁として有利に機能する。空気出口19に予備形成泡すなわち液体が存在しているのが原因で、周囲環境から流入してくる空気の流れ抵抗は、空気入口18のものと比較して、空気出口19では相当に高くなる。このように、空気出口19に機械的な空気出口弁を設けなくとも、泡、液体、または、その両方が空気ポンプ室17に逆流して吸引されるのを回避することができる。この態様が望ましい理由として、泡、液体、または、その両方が存在することで空気ポンプ5の機能に悪影響となる恐れがあることが挙げられる。特に、泡、液体、または、その両方は、気筒15、空気ピストン16、および、ピストンシール20の三部材の相互の間の滑動式の密封係合に悪影響を及ぼすことがある。
上述のポンプ分配装置は比較的小型である。この設計により、1回の泡の分配量に対して比較的高さが低い分配装置をもたらすことができることは既に明らかである。また、1回の送り出し行程あたりの1回分の泡の分配量の体積に対する分配装置のプラスチック材料の体積および重量は比較的低い。
分配装置の更にもう1つの利点として、耐水性が挙げられるが、すなわち、水を分配装置の中に流入させなくても、分配装置の最上面から水で容易に濯ぐことができる。このような耐水性を得る手段として、特に、固定用環部材から上向きに延びている円筒状拡張部の外周を取巻いて作動ボタンの端縁部を延在させる方法を採用するとともに、固定用環部材よりも内側に配置された封鎖ガスケットから上述の通気弁を形成する方法を採用している。特に、いわゆる耐水性発泡装置については、本発明による分配装置は比較的小型の設計を提示していることに注目するべきである。
或る実施例においては、取付け後に容器の最上端より下側に突出している分配装置の部分の高さ、すなわち、分配装置が容器の頚部の中に突出する長さは、作動ボタンの最大行程長さの1.5倍よりも短く、むしろ、最大行程長さと同じであるのが好ましく、或いは、分配装置の全長は作動ボタンの最大行程長さの4.5倍よりも短い。分配装置を取付ける対象となる容器から上側に突出している分配装置の部分は、分配装置の最大行程長さの最大3.5倍であるのが好ましい。
液体入口弁の最下部は分配装置の最下部であると見なされ、また、作動ボタンの最上部は分配装置の最上部と見なされることに注目するべきである。従って、浸漬管とこの浸漬管のための接続部材片とが、分配装置の高さを決定する際に考慮に入れられることはない。
分配装置の上述の寸法は、1回の送り出し行程あたりの分配泡量、作動ボタンの行程長さ、および、容器から作動ボタンの最上面までの距離の三項目の相互の間の比率を好適なものにする。後者の距離が非常に重要である理由として、分配装置を握っている手の指を使って作動ボタンを操作するように設計していることが挙げられる。このような指の到達範囲は限られていることも、また、この点を分配装置の設計で斟酌しなければならないことも明らかである。指操作式の作動ボタンが設けられている掌握式の分配装置のボタン押下げ行程長さは、通例は、5 mmから25 mmの間であり、10 mmから20 mmのほうがよりありふれている。好ましい実施例では、この行程長さは約11 mmまたは約15.5 mmである。
上述のような行程長さを採用した場合、分配装置の高さ(液体入口弁の最下部から静止位置にある作動ボタンの最上部まで)は通例は40 mmから60 mmであり、容器に取付けた後では分配装置は最大で15 mm容器の頚部の中に突出し、むしろ、最大で10 mm突出するのが好ましい。分配装置を小型設計にしたのが原因で、1回の送り出し行程あたりの分配液1ミリリットルあたりのポンプ重量は、或る実施例では15 gr/mlよりも軽くなる。
図3の(A)および(B)は本発明による封鎖ガスケット31をより詳細に例示している。図3(A)は図1および図2の細部を例示したものであり、封鎖ガスケット31の各部がより明確に例示されている。図3(B)は封鎖ガスケット31の底面図である。封鎖ガスケットについては、封鎖ガスケット31と固定用環部材7の縁33との間の封鎖面36が図示されている。封鎖面36は分配装置の長軸線の周囲を廻って延在している。
図4(A)乃至図4(D)は、本発明による封鎖ガスケットの代替の各種実施例の各々が封鎖ガスケットと固定用環部材との間に相互に異なる封鎖面を設けているのを例示した頂面図である。
図4(A)は、封鎖面36が分配装置の長軸線の周囲を廻って延在しているのを例示している。しかしながら、封鎖面はもっと幅広く全周囲を廻っていることで、使用される素材次第では封鎖ガスケットと固定用環部材との間により良好な封鎖を設けることができる。
図4(B)は、封鎖面36が分配装置の長軸線の周囲に延在しており、但し、長軸線周囲の一部36aで、封鎖面36は残余の部分よりも幅が狭くなっている。或る応用例では、このように他より狭くなった部分36aは、封鎖ガスケットと固定用環部材との間の封鎖開口の開閉をより良好に制御するように作用する。
図4(C)は本発明の封鎖ガスケットのもう1つ別な実施例を例示している。この実施例においては、封鎖ガスケットには図4(A)の封鎖面と実質的に一致する封鎖面36が設けられているが、穿孔37が封鎖ガスケットを貫通して設けられている。封鎖面36の少なくとも穿孔37の領域部分が固定用環部材と接触していない状態になると、この穿孔を通って周囲環境から容器内に空気が流入する。
図4(D)は、封鎖ガスケットに図4(C)の封鎖ガスケットに設けられている穿孔と一致する穿孔37が設けられているのを例示しているが、この実施例においては、封鎖面は穿孔37それ自体の周囲にのみ設けられている。
図4(A)乃至図4(D)の各封鎖ガスケットの実施例はいずれも、図3(A)および図3(B)の封鎖ガスケットの魅力的な代替例を提示しており、本発明の範囲に入るものと思われる。
図5および図6は本発明による泡分配装置のもう1つ別な実施例を開示している。図5の実施例と図1および図2の実施例の互いに対応する各部は同一参照番号で示されている。図5の実施例のこれら各部と個々の機能は、別途に記載されていない限りは図1および図2の実施例に関して既に説明したものと同じである。
図5および図6の実施例のピストンシール20は円筒部120、可撓性の環状封鎖リップ121、および、2個のピストン封鎖リップ122を備えている。環状封鎖リップ121には環状封鎖面123が設けられており、この封鎖面が固定用環部材7の突出リムに設けられた封鎖面124と一緒に空気入口弁を形成している。ピストンシール20は、空気ポンプ室封鎖面123、124において空気の流入が行える開位置(図6)と、封鎖面123、124の間を通る空気流入が不可能である閉位置(図5)との間で移動することができる。
円筒部120を設けるにあたり、封鎖リップ121は2個のピストン封鎖リップ122の封鎖面とは異なる高さレベルに置かれる構成になっている。特に、封鎖リップ121の高さを選択するにあたり、分配装置2の傾斜点、すなわち、分配装置2の長軸線に平行な方向に作動ボタン6が押込まれていない場合に、分配装置2の傾斜の中心となる点のレベルに近接するように選択するか、むしろ、そのレベルと同じになるように選択するのが好ましい。その結果、ポンプ作動ボタン6が正しく押下げられていない場合に分配装置2が傾いでいることによって及ぼされる封鎖面123、124の間の封鎖への影響は少なくなる。
環状封鎖リップ121の利点は、封鎖リップ121が分配装置2の長軸線に向けて内向きに延びているせいで、封鎖面123の直径が気筒15の直径よりも実質的に小さくなることであり、すなわち、そのような直径の場合にピストンシール20は気筒15の内面に当接する。その点で、封鎖は実質的に改良されている。この封鎖は、封鎖リップ121を可撓性にすることにより更に改良されている。
図1、図2、図5、図6に例示されている分配装置においては、内部ロッド130が設けられている。内部ロッドは細長く、その上端に弁部材が設けられているが、斯かる弁部材は弁座と一緒に液体出口弁14を構成している。内部ロッド130の下端には係止部材(内部ロッド)131が設けられている。この係止部材131は開口が設けられた管部材132の内部に配置されており、この開口を通って内部ロッド130が延びている。しかしながら、管部材132の開口の直径は係止部材131の径よりも小さい。従って、内部ロッド130の上方向への移動は、係止部材131を管部材132に設けられた開口と組合わせて用いることにより制約されている。同じ態様で、内部ロッド130の下方向の運動も、弁部材を液体出口弁14の弁座と組合わせて用いることにより制約されている。更に、管部材132は固定用環部材7に接続されており、液体出口弁14の弁座はポンプ作動ボタン6に接続されている。その結果、分配装置2の静止位置においては、バネ28およびバネ29はポンプ作動ボタン6を固定用環部材7から離れる方向に押圧する。しかしながら、内部ロッドが存在しているせいで、作動ボタン6と固定用環部材7との間の最大距離は制限されている。ポンプ作動ボタン6が最上位置にある場合、係止部材131は管部材132の開口の縁に押圧され、液体出口弁14の弁部材は弁座に押圧され、これにより液体出口弁を封鎖する。
弁部材と液体出口弁の弁座との間の封鎖を更に良好にするために、図5および図6の実施例の内部ロッドには可撓性アーム133が設けられており、これらアームが泡形成部材25に抗して偏倚されることで、弁部材を弁座に押付ける力を増大させる。可撓性アーム133の利点は、分配行程が完了してから更にバネが作動ボタンを静止位置に押し戻した後で、可撓性アーム133が直接的に弁部材を弁座に対してきつく押圧する。内部ロッドが図1および図2に例示されているように利用できる場合にのみ、作動ボタンが再び最上位にくると、すなわち、内部ロッド130が引止められることにより上方向行程が完了し、係止部材131が引張られて管部材132の開口を圧迫し、弁部材が弁座で引張られると、弁部材は堅固に引張られて弁座を圧迫する。このように更に良好になった液体出口弁の封鎖が有利となるのは、分配装置が通常は天地逆転位置に保持されている場合で、特に、壁掛式分配装置などの事例で分配中の場合である。
代替の実施例においては、内部ロッド130に何らかの偏倚手段が設けられて、液体ポンプ室の内部に過圧が存在しなくなると直ぐに弁座に対して弁部材を押圧するようにしてもよい。偏倚手段は内部ロッド130と一体型であるのが好ましく、また、可撓性アーム133は内部ロッドと一体成形することができるうえにそれほど広い空間を必要としないせいで極めて好適であることが分かっている。
更に、偏倚手段は混合室の内側縁を押圧するように設置されてもよいし、或いは、泡形成部材25の代わりにどこか別の好適な部位に設置されてもよい。
1 分配装置
2 分配装置
3 容器
4 液体ポンプ
5 空気ポンプ
6 ポンプ作動ボタン
7 固定用環部材
8 液筒
9 液体ピストン
10 液体ポンプ室
11 液体入口
12 液体出口
13 液体入口弁
14 液体出口弁
15 気筒
16 空気ピストン
16a 縁
17 空気ポンプ室
18 空気入口
19 空気出口
20 ピストンシール
20a 縁
21 上方縁
22 混合室
23 分配路
24 分配開口
25 泡形成部材
26 濾し器
27 狭窄部
28 バネ
29 バネ
30 浸漬管
31 封鎖ガスケット
32 可撓性リップ
33 縁
34 通気路
36 封鎖面
36a 封鎖面の一部
37 穿孔
120 円筒部
121 環状封鎖リップ
123 封鎖面
124 封鎖面
130 内部ロッド
131 係止部材
132 管部材
133 可撓性アーム

Claims (28)

  1. 容器に取付け自在で泡を分配する分配装置は、
    − 液筒と、液体ポンプ室の境界を画定する液体ピストンと、液体入口および液体出口とが設けられている液体ピストンポンプ、
    − 気筒と、空気ポンプ室の境界を画定する空気ピストンと、空気入口および空気出口とが設けられている空気ピストンポンプ、
    − 液体ポンプおよび空気ポンプで共用の、両ポンプを作動させるための作動ボタン、
    − 液体ポンプによって送り出される液体と空気ポンプによって送り出される空気を混合して分配する分配路、および、
    − 分配装置を容器に取付ける固定用環部材を備えており、
    前記分配装置は、前記気筒が前記作動ボタンの円筒状端縁から形成されており、前記空気ピストンの少なくとも一部は前記固定用環部材の円筒状拡張部から形成されていることを特長とするとともに、ピストンシールが前記円筒状拡張部と前記円筒状端縁との間に配置されており、前記ピストンシールは前記円筒状拡張部に相関的に少なくとも閉位置から開位置までの間において変位させることができ、前記閉鎖位置においては、前記ピストンシールは密封により周囲環境と前記空気ポンプ室との間を隔絶し、前記開位置においては、前記円筒状拡張部と前記円筒状端縁部の間の前記空気ポンプ室内に空気を導入することができることを更に特長としている。
  2. 前記空気ポンプ室は少なくともその一部が前記液体室を包囲していることを特長とする、請求項1に記載の分配装置。
  3. 前記ピストンシールは、前記閉位置にある時には、密封により前記円筒状拡張部と前記円筒状端縁を隔絶することを特長とする、請求項1に記載の分配装置。
  4. 前記ピストンシールは、前記気筒と封鎖係合する構成の第1端と、前記空気ピストンの内側に当接する第2端と、前記空気ピストンの最上端面と封鎖係合する封鎖面が設けられている中間部とを有していることを特長とする、請求項2または請求項3に記載の分配装置。
  5. 前記空気入口は、前記ピストンシールに設けられた少なくとも1本の空気路から形成されていることを特長とする、請求項2から請求項4のいずれか1に記載の分配装置。
  6. 前記ピストンシールの前記第2端には縁が設けられており、前記第2端の縁が前記空気ピストンの内面に設けられた縁と協働することを特長とする、請求項4または請求項5に記載の分配装置。
  7. 前記第1端および前記第2端は第1方向に延びており、前記中間部は前記第1方向に実質的に直交する第2方向に延びていることを特長とする、請求項4から請求項6のいずれか1に記載の分配装置。
  8. 前記ピストンシールは、前記分配装置の長軸線と同心である円筒状部材を有していることを特長とする、請求項2に記載の分配装置。
  9. 前記ピストンシールは、前記分配装置の長軸線に向けて延びているとともに封鎖面が設けられているリップを有しており、前記閉位置において前記封鎖面は、それに対応する封鎖面が設けられた分配装置のまた別な部位と封鎖係合することを特長とする請求項2から請求項7のいずれか1に記載の分配装置。
  10. 前記ピストンシールは、
    − 前記分配装置の長軸線と実質的に同心に配置されている円筒状部材、
    − 前記円筒状部材の一方端の付近に配置されているとともに、1回の分配行程の間に前記円筒状端縁部と密封接触する構成のピストンシール材、および、
    − 前記長軸線に向けて延びている封鎖リップであって、前記閉位置では、そこに対応して封鎖面が設けられた分配装置の他の部位と封鎖係合し、尚且つ、前記開位置では、前記他の部位との間に空気流入空隙を設ける構成の封鎖リップを有していることを特長とする、請求項8または請求項9に記載の分配装置。
  11. 前記ピストンシール材には2個の環状ピストン封鎖リップが設けられており、前記環状ピストン封鎖リップは前記ピストンシールと前記円筒状端縁部との間に2箇所の互いに離隔した環状封鎖接点を設ける構成であることを特長とする、請求項10に記載の分配装置。
  12. 前記液筒の最下端は最長で前記固定用環部材の最下端まで延在することを特長とする、請求項1から請求項11のいずれか1に記載の分配装置。
  13. 静止位置において、取付け後に前記容器の最上端より下側に突出している分配装置の部分の高さは、前記作動ボタンの最大行程長さの1.5倍よりも短いことを特長とする、請求項1から請求項12のいずれか1に記載の分配装置。
  14. 静止位置において、前記分配装置の全長は前記作動ボタンの最大行程長さの4.5倍よりも短いことを特長とする、請求項1から請求項13のいずれか1に記載の分配装置。
  15. 前記円筒状端縁部は前記作動ボタンと一体の部材であるか、前記円筒状張出部は前記固定用環部材と一体の部材であるか、または、その両方の要件をともに満足していることを特長とする、請求項1から請求項14のいずれか1に記載の分配装置。
  16. 前記液筒の少なくとも一部が前記固定用環部材の円筒状張出部から形成されていることを特長とする、請求項1から請求項15のいずれか1に記載の分配装置。
  17. 前記液筒は、前記固定用環部材の窪みに設置された円筒状部材から形成されていることを特長とする、請求項1から請求項16のいずれか1に記載の分配装置。
  18. 前記円筒状部材は内径が同じまたは内径が異なる別な円筒状部材と交換可能であることを特長とする、請求項1から請求項17のいずれか1に記載の分配装置。
  19. 前記空気出口は、少なくとも一部が垂直であって分配装置の直立位置に沿って延びている部分を含んでおり、前記少なくとも一部が垂直に延びている空気出口の上端は前記空気ポンプ室と流体連絡状態にあり、その下端は前記分配路と流体連絡状態にあることを特長とする、請求項1から請求項18のいずれか1に記載の分配装置。
  20. 前記分配装置は前記液体出口に液体出口弁が設けられており、前記液体出口弁は弁座および弁部材から構成されており、弁部材は弁閉鎖位置と弁開放位置の間で変位させることができるが、弁閉鎖位置においては弁部材は弁座と密封係合し、弁開放位置においては弁部材と弁座の間に空隙が形成され、
    前記液体出口弁は前記弁閉鎖位置にくると弁部材を偏倚させる偏倚手段を更に有していることを特長とする、請求項1から請求項19のいずれか1に記載の分配装置。
  21. 前記偏倚手段には1個または複数個のバネ状部材が前記弁部材と前記分配路の内壁との間、前記分配路の内部に配置された多孔性部材との間、または、その両方の間に配置されていることを特長とする、請求項20に記載の分配装置。
  22. 前記バネ状部材は前記弁部材に固定されている1本以上の可撓性アームにより形成されていることを特長とする、請求項20または請求項21に記載の分配装置。
  23. 前記偏倚手段および前記弁部材は単体の一体部材として形成されていることを特長とする、請求項20から請求項22のいずれか1に記載の分配装置。
  24. 前記弁部材は、液体ピストンおよび空気ピストンで共用の前記作動ボタンの最大高さを制限する構成の内部ロッドの一部であることを特長とする、請求項20から請求項23のいずれか1に記載の分配装置。
  25. 容器に取付け自在で泡を分配する分配装置は、
    − 液体ポンプ、
    − 空気ポンプ
    − 液体ポンプおよび空気ポンプで共用の、両ポンプを作動させるための作動ボタン、
    − 液体ポンプによって送り出される液体と空気ポンプによって送り出される空気を混合して分配するする分配路、および、
    − 分配装置を容器に取付ける固定用環部材を備えており、
    前記分配装置は封鎖ガスケットを備えており、封鎖ガスケットには前記固定用環部材と前記容器の間に設置される封鎖部が設けられているとともに、分配装置の内側リムを押圧して設置される、放射方向内向きに延びた可撓性リップが設けられており、可撓性リップは容器を通気する入口弁部材を形成していることを特長とする。
  26. 前記封鎖ガスケットは少なくとも1本の実質的に放射方向に延びている空気路の外郭を画定しており、前記空気路の一方端は周囲環境と流体連絡状態にあり、その他方端は放射方向内向きに延びている可撓性リップの、前記容器の内部とは反対の側の空間と流体連絡状態にあることを特長とする、請求項25に記載の分配装置。
  27. 前記空気路は、前記封鎖ガスケットに設けられた穿孔によって形成されており、または、前記封鎖ガスケットの当接面と前記固定用環部材のうち一方または両方に配置された溝から形成されていることを特長とする、請求項26に記載の分配装置。
  28. 泡を分配する分配装置は、
    − 発泡性液を保管する容器、および、
    − 前記容器の開口に取付けられる、請求項1から請求項27のいずれか1に記載の分配装置を備えていることを特長とする。
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