JP2010538561A - 広ダイナミックレンジcmos画像センサ - Google Patents

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Abstract

少なくとも1つの画素を含む画素アレイを備えた画像センサである。そのセンサは、その画素に接続され、その画素から生成された標本化されたリセット出力信号の関数である最終画像画素値を供給する回路を含むこともできる。その標本化されたリセット出力信号が閾値を超える場合、その最終画像画素値が指定値に設定される。その最終画像は、第1の画像、第2の画像および/または第3の画像の関数、並びに最終画像が第1の露出率、第2の露出率および/または第3の露出率を含むか否かの情報を供給するフィールドであることができる。
【選択図】図1

Description

本出願は、2008年9月5日に出願された米国の非仮出願第12/205,084号、2007年9月5日に出願された米国の仮出願第60/967,657号、および2007年9月5日に出願された米国の仮出願第60/967,651号に基づく優先権を主張する。
本発明は、半導体画像センサの分野に関する。
デジタルカメラおよびデジタルビデオカメラなどのような写真機材は、静止またはビデオ画像への処理ために光を取り込む電子画像センサをそれぞれ含んでいる。電荷結合素子(CCD)および相補型金属酸化膜半導体(CMOS)センサという2つの代表的なタイプの電子画像センサがある。CCD画像センサは、高画質な画像を提供する比較的高い信号対雑音比(SNR)を有する。さらに、CCDは、比較的に小さくても多数のカメラおよびビデオの解像度条件に対応する画素アレイを有するように作製することができる。画素は、画像の最も小さな個別要素である。これらの理由から、CCDは、最も多くの市販のカメラおよびビデオカメラで用いられる。
CMOSセンサは、CCD装置よりも高速且つ電力消費が少ない。尚、CMOS製造プロセスは、多くのタイプの集積回路を作るために用いられる。結果的に、CCDセンサよりCMOSセンサの生産量のほうが多い。
画像センサは、通常、外部プロセッサと外部メモリに接続される。外部メモリは、この画像センサからのデータを格納する。上記のプロセッサは、格納されたデータを処理する。外部メモリを利用して効率的な方式でデータをプロセッサに与えることができる低雑音、高速、高解像度の画像センサを提供することが望まれる。
少なくとも1つの画素を含む画素アレイを備えた画像センサである。上記のセンサは、その画素に接続され、その画素から生成された標本化されたリセット出力信号の関数である最終画像画素値を供給する回路を含むこともできる。その標本化されたリセット出力信号が閾値を超える場合、その最終画像画素値が最大値に設定される。最終画像は、第1の画像、第2の画像および/または第3の画像の関数、並びにその最終画像が第1の露出率、第2の露出率および/または第3の露出率を含むか否かの情報を供給するフィールドであることができる。
図1は、画像センサの一実施形態の概略図である。 図2は、静止画像用の画素データを外部メモリ内に格納する方法を示す説明図である。 図3は、静止画像用の画素データを検索して合成させるための方法を示す説明図である。 図4は、画素データを検索して合成させるための代替方法を示す説明図である。 図5は、画素データを検索して合成させるための代替方法を示す説明図である。 図6は、画素データを検索して合成させるための代替方法を示す説明図である。 図7は、画素データを検索して合成させるための代替方法を示す説明図である。 図8は、ビデオ画像用の画素データを格納して合成させるための方法を表す説明図である。 図9は、ビデオ画像用の画素データを格納して合成させるための方法を表す他の説明図である。 図10は、画素データの解像度を変換するための方法を表す説明図である。 図11は、画素データの解像度を変換するための代替方法を表す説明図である。 図12は、画素データの解像度を変換するための代替方法を表す説明図である。 図13は、画像センサの画素の一実施形態の概略図である。 図14は、画像センサの光読取装置回路の実施形態の概略図である。 図15は、画像センサの動作の第1モードのフローチャートである。 図16は、画像センサの動作の第1モードのタイミング図である。 図17は、画素のフォトダイオードにおける信号のレベルを表す図である。 図17Aは、輝点の周囲の暗い輪領域を示す説明図である。 図18は、図16のタイミング図を生成するための論理回路の概略図である。 図19は、画素行のRST信号を生成するための論理回路の概略図である。 図20は、図19に示される論理回路のためのタイミング図である。 図21は、画像センサの動作の第2モードを表すフローチャートである。 図22は、画像センサの動作の第2モードのタイミング図である。 図23aは、画像センサシステムの代替の実施形態の概略図である。 図23bは、画像センサシステムの代替の実施形態の概略図である。 図24は、画像センサシステムの代替の実施形態の概略図である。 図25は、画像センサシステムの代替の実施形態の概略図である。 図26は、外部プロセッサの代替の実施形態の概略図である。 図27A〜図27Fは、画素アレイから画像A、B、DおよびFを読み出すための進行技術を表す説明図である。 図27A〜図27Fは、画素アレイから画像A、B、DおよびFを読み出すための進行技術を表す説明図である。 図27A〜図27Fは、画素アレイから画像A、B、DおよびFを読み出すための進行技術を表す説明図である。 図27A〜図27Fは、画素アレイから画像A、B、DおよびFを読み出すための進行技術を表す説明図である。 図27A〜図27Fは、画素アレイから画像A、B、DおよびFを読み出すための進行技術を表す説明図である。 図27A〜図27Fは、画素アレイから画像A、B、DおよびFを読み出すための進行技術を表す説明図である。 図28は、画素データを検索して合成させる方法を示す説明図である。 図29は、ライン周期内でデータバスに対してデータを書き込み且つ読み取る方法を示す説明図である。 図30は、結合器の一実施形態の説明図である。
画素アレイ内に1つ以上の画素を有する画像センサが開示される。その画素アレイは、制御回路と減算回路とに結合されることができる。その制御回路は、画素毎に第1の基準出力信号およびリセット出力信号を供給させることができる。その制御回路は、その後、画素毎に光応答出力信号および第2の基準出力信号を供給させることができる。その光応答出力信号は、当該センサによって取り込まれるべき画像に対応する。
その減算回路は、外部メモリ内に格納される雑音信号を生成するようにリセット出力信号と第1の基準出力信号との間の差分を供給することができる。減算回路は、さらに、正規化された光応答出力信号を生成するように、光応答出力信号と第2の基準出力信号との間の差分を供給することができる。雑音信号は、メモリから検索され、センサの出力データを生成するように正規化された光応答出力信号と合成される。リセット信号が太陽光又はミラーからの反射光に曝すことを示す閾値を越える場合、出力データは指定値に設定されることができる。最終画像は、第1の画像、第2の画像、第3の画像および第4の画像の関数であってもよい。画像データは、画像データの露出率の情報を与えるフィールドと共に、プロセッサに転送されることができる。
参考番号によりさらに図面を特定に参照すると、図1は画像センサ10を示している。画像センサ10は、複数の個別な光検出画素14を包含する画素アレイ12を含む。画素14は、いくつかの行と列による2次元のアレイで配置される。
画素アレイ12は、バス18により光読取装置回路16に、また、制御線22により行デコーダ20にそれぞれ結合される。行デコーダ20は、画素アレイ12の個別の行を選択することができる。その上、光読取装置16は、選択された行の内の指定の個々の列を読み取ることができる。行デコーダ20と光読取装置16は、共にアレイ12中の個別の画素14の読み取りを可能にする。
光読取装置16は、出力線(単数又は複数)26によってアナログ・デジタル変換器24(ADC)に結合されることができる。ADC24は、光読取装置16および選択された画素14によって供給される信号の振幅に対応するデジタルビット列を生成する。
ADC24は、ライン36およびスイッチ38、40、42によって、1対の第1の画像バッファ28、30、および1対の第2の画像バッファ32、34に結合される。第1の画像バッファ28、30は、ライン46およびスイッチ48によってメモリ・コントローラ44に結合される。メモリ・コントローラ44は、より一般的には、データ・インタフェースと呼んでもよい。第2の画像バッファ32、34は、ライン52およびスイッチ54によってデータ結合器50に結合される。メモリ・コントローラ44およびデータ結合器50は、ライン58とライン60によって読み戻しバッファ(Read Back Buffer)56にそれぞれ接続される。読み戻しバッファ56の出力は、ライン62によってコントローラ44に接続される。データ結合器50は、ライン64によってメモリ・コントローラ44に接続される。さらに、コントローラ44は、ライン66によってADC24に接続される。
メモリ・コントローラ44は、コントローラバス70によって外部バス68に結合される。外部バス68は、外部プロセッサ72および外部メモリ74に結合される。バス70、プロセッサ72およびメモリ74は、通常、既存のデジタルカメラ、カメラおよび携帯電話に用いられる。プロセッサは、通常、処理画像に関連付けられている様々な計算を実行することができる。例えば、プロセッサは、ホワイトバランス或いは色の補正、またはJPEGまたはMPEGの圧縮方式による圧縮など画像データ圧縮を実行することができる。
画像ファイルの静止画像を取り込むために、光読取装置16は、画素アレイ12から画像ファイルの第1の画像を一行ずつ検索する。スイッチ38は、ADC24を第1の画像バッファ28、30に接続した状態である。スイッチ40、48は、メモリ・コントローラ44によって、データが1つのバッファ28または30に入力され、他のバッファ30または28から検索されるように設定される。例えば、メモリ・コントローラ44によって、画素データの第1のラインがバッファ28から検索されて外部メモリ74に格納される一方、画素データの第2のラインがバッファ30内に格納されてもよい。
画像ファイルの第2の画像の第1のラインが有効な場合、スイッチ38は、第1の画像データおよび第2の画像データを交互に第1の画像バッファ28、30、および第2の画像バッファ32、34にそれぞれ格納するように選択されている。スイッチ48、54は、インタリービング方式によって外部メモリ74へ第1および第2の画像データを格納するように選択されてもよい。このプロセスは、図2に示される。
第1および第2の画像データを検索して合成するための方法が複数ある。図3に示すように、1つの方法として、第1の画像および第2の画像の各ラインは、メモリデータレートで外部メモリ74から検索されて、読み戻しバッファ56に格納されると共に、データ結合器50で合成され、そして、プロセッサデータレートでプロセッサ72に送信される。又は、第1の画像および第2の画像は、読み戻しバッファ56に格納され、結合器50で画像を合成せずにインタリービングまたは連結方式でプロセッサ72に供給されてもよい。この技術は、プロセッサ72が異なる方法によりデータを処理することを可能にする。
図4は、外部プロセッサ72が画素データを合成するための代替方法を示す。第1の画像のラインは、メモリデータレートで外部メモリ74から検索されて読み戻しバッファ56に格納され、次に、プロセッサデータレートで外部プロセッサ72に転送される。その後、第2の画像のラインは、外部メモリ74から検索され、読み戻しバッファ56に格納され、そして、外部プロセッサ72に転送される。このシーケンスは、第1の画像および第2の画像の各ラインに対して継続する。或いは、図5に示すように、第1の画像の全体は、外部メモリ74から検索され、一回に1ラインずつ読み戻しバッファ56に格納されて外部プロセッサ72に転送されてもよい。その後、第2の画像は、ラインごとに外部メモリ74から検索され、読み戻しバッファ56に格納されて外部プロセッサ72に転送される。
プロセッサデータレートがメモリデータレートと同じである場合には、プロセッサ72は、図6および図7に示すように、インタリービングまたは連結方式で、外部メモリ74からそれぞれ画素データレートを直接検索してもよい。上記の全ての技術に関しては、メモリ・コントローラ44は、画像センサ10、プロセッサ72およびメモリ74の間のデータ転送に対するアービトレーションを提供する。画像センサ10の雑音を減らすために、光読取装置16が出力信号を検索していない場合、コントローラ44はデータを転送することが好ましい。
ビデオ画像ファイルを取り込むために、画像ファイルの第1の画像のいくつかのラインの画素データは、外部メモリ74に格納されてもよい。画像ファイルの第2の画像の第1のラインが有効な場合、第1の画像の第1のラインは、図8および図9に示すように、メモリデータレートでメモリ74から検索され、データ結合器50で合成される。合成されたデータは、プロセッサデータレートで外部プロセッサ72に転送される。図9に示すように、外部メモリは、メモリデータレートで第1の画像からのいくつかのラインの画素データを入出力している。
ビデオキャプチャに関しては、バッファ28、30、32、34は、入力された画素データの解像度変換を実行してもよい。NTSCおよびPALという2つの共通ビデオ標準がある。NTSCは、480本の水平線を必要とする。PALは、590本の水平線を必要とする。高度な静止画像解像度を供給するために、画素アレイ12は1500本までの水平線を含んでもよい。画像センサは、出力データを標準フォーマットに変換する。また、オンボード変換によって、画像センサは、プロセッサ72のオーバヘッドを低減する。
図10は、解像度を変換し、データ量を減らすための技術を示している。データの低減は、画像センサの雑音および電力消費を低下させる。さらに、低減されたデータは、外部メモリに必要なメモリが少なくなる。第1の方法は、隣接する4列×隣接する4行の画素を、2列×2行の画素に低減する。画素アレイ12は、ベイヤーパターンに配列された赤(R)、緑(G)および青(B)の画素を含む4×4の画素群を含む。4×4のアレイは、以下の方程式によって2×2のアレイに低減される。
R = 1/4 × (R1 + R2 + R3 + R4) (1)
B = 1/4 × (B1 + B2 + B3 + B4) (2)
GB = 1/2 × (G1 + G2) (3)
GR = 1/2 × (G3 + G4) (4)
正味の効果は、ベイヤーパターン配列のデータレートの75%の減少である。
図11は、解像度変換の代替方法を示している。第2の技術は、MPEG2対応である4:2:0符号化を提供する。その変換は、以下の方程式を用いて実行される。
R = 1/4 × (R1 + R2 + R3 + R4) (5)
B = 1/4 × (B1 + B2 + B3 + B4) (6)
GB = 1/2 × (G1 + G2) (7)
GR = 1/2 × (G3 + G4) (8)
GBB = 1/2 × (G5 + G6) (9)
GRR = 1/2 × (G7 + G8) (10)
正味の効果は、データレートの62.5%の減少である。
図12は、他の解像度変換の代替方法をさらに示している。第3の方法は、以下の方程式を用いて、4:2:2符号化技術を提供する。
G12 = 1/2 × (G1 + G2) (11)
G34 = 1/2 × (G3 + G4) (12)
G56 = 1/2 × (G5 + G6) (13)
G78 = 1/2 × (G7 + G8) (14)
R12 = 1/2 × (R1 + R2) (15)
R34 = 1/2 × (R3 + R4) (16)
B12 = 1/2 × (B1 + B2) (17)
B34 = 1/2 × (B3 + B4) (18)
正味の効果は、データレートの50%の減少である。
省エネルギーのため、メモリがデータを受信も送信もしていない場合、メモリ・コントローラ44は、外部メモリ74の電力を落としてもよい。この機能を達成するために、コントローラ44は、SDRAMのCKEピンに接続される電源制御ピン76を含んでもよい(図1を参照)。
図13は、画素アレイ12の画素14のセル構造の実施形態を示している。画素14は、光検出器100を含んでもよい。具体的な例として、光検出器100は、フォトダイオードであってもよい。光検出器100は、リセットトランジスタ112に接続されてもよい。光検出器100も、レベルシフティングトランジスタ116を介して選択トランジスタ114に結合されてもよい。トランジスタ112、114、116は、電界効果トランジスタ(FET)であってもよい。
リセットトランジスタ112のゲートは、RSTライン118に接続されてもよい。トランジスタ112のドレイン・ノードは、INライン120に接続されてもよい。選択トランジスタ114のゲートは、SELライン122に接続されてもよい。トランジスタ114のソース・ノードは、OUTライン124に接続されてもよい。RSTライン118およびSELライン122は、画素アレイ12における画素の全行に共通であってもよい。同様に、INライン120およびOUTライン124は、画素アレイ12における画素の全列に共通であってもよい。RSTライン118およびSELライン122は、行デコーダ20に接続され、制御線22の一部になる。
図14は、光読取装置回路16の実施形態を示している。光読取装置16は、画素アレイ12のOUTライン124に各々接続された複数の二重標本化キャパシタ回路150を含んでもよい。各二重標本化回路150は、第1のキャパシタ152および第2のキャパシタ154を含んでもよい。第1のキャパシタ152は、スイッチ158、160によって、OUTライン124および接地GND1 156にそれぞれ結合される。第2のキャパシタ154は、スイッチ162、164によって、OUTライン124および接地GND1にそれぞれ結合される。スイッチ158、160は、制御線SAM1 166によって制御される。スイッチ162、164は、制御線SAM2 168によって制御される。キャパシタ152、154は、スイッチ170をOFFにすることにより相互に接続して電圧減算を実行することができる。スイッチ170は、制御線SUB172によって制御される。
二重標本化回路150は、複数の第1のスイッチ182および複数の第2のスイッチ184によってオペアンプ180に接続される。アンプ180は、第1のスイッチ182によって第1のキャパシタ152に結合された負端子−、および第2のスイッチ184によって第2のキャパシタ154に結合された正端子+を有する。オペアンプ180は、出力線OP188に接続された正出力+、および出力線OM186に接続された負出力−を有する。出力線186および188は、ADC24に接続される(図1を参照)。
オペアンプ180は、アンプ180に接続された標本化回路150における、第1のキャパシタ152に格納された電圧と第2のキャパシタ154に格納された電圧との間の差分である増幅信号を供給する。アンプ180のゲインは、可変キャパシタ190の調整により変更することができる。可変キャパシタ190は、1対のスイッチ192をOFFにすることにより放電されてもよい。スイッチ192は、対応する制御線(図示せず)に接続されてもよい。単一のアンプが図示して記述されているが、1つ以上のアンプでも光読取装置回路16に用いることができることは理解されるべきである。
図15および図16は、低雑音モードとも呼ばれる第1のモードにおける画像センサ10の動作を示している。プロセスブロック300において、基準信号は、画素アレイの各画素14内に書き込まれ、その後、第1の基準出力信号は、光読取装置16内に格納される。図13および図16を参照すると、これは、トランジスタ112をONにするようにRST118ラインおよびIN120ラインを低電圧から高電圧に切り替えることにより成し遂げることができる。RSTライン118は、全行に対して高レベルになるように駆動される。INライン120は、全列に対して高レベルになるように駆動される。好ましい実施形態において、INライン120が最初に低レベルである間に、RSTライン118はまず高レベルになるように駆動される。
RSTライン118は、INライン120が高レベル状態に切り替えられた場合、トライステートに切り替えられるトライステート・バッファ(図示せず)に接続されてもよい。これは、ゲート電圧がINライン120の電圧より高い値にフロートすることを可能にする。これは、トランジスタ112を三極管領域に入り込ませる。三極管領域において、フォトダイオード100における電圧は、INライン120における電圧とほぼ同じである。より高いゲート電圧の生成は、光検出器がVddに近いレベルでリセットされることを可能にする。従来の技術のCMOSセンサでは、光検出器をVdd−Vgsのレベルにリセットするが、ただし、Vgsは、最大Vまで可能である。
また、SELライン122は、トランジスタ114をONにする高電圧のレベルに切り替えられる。フォトダイオード100の電圧は、レベルシフタトランジスタ116および選択トランジスタ114を介してOUTライン124へ供給される。光読取装置16(図14を参照)のSAM1制御線166は、OUTライン124における電圧が第1のキャパシタ152に格納されるように選択される。
図15を参照すると、プロセスブロック302において、その後、画素アレイの画素はリセットされ、リセットされた出力信号は、その後、光読取装置16に格納される。図13と図16に示すように、これは、トランジスタ112をOFFにして画素14をリセットするように、RSTライン118を低レベルに駆動することにより、成し遂げることができる。トランジスタ112のOFFは、リセット雑音、電荷注入およびフォトダイオード100にわたって常駐するクロックフィードスルー電圧を生成するであろう。図17に示すように、トランジスタ112がリセットされる場合、雑音は、光検出器100における電圧を低減する。
SAM2ライン168は、高レベルに、SELライン122は、低レベルにそれぞれ駆動され、その後、SELライン122は、再び高レベルに駆動されることによって、レベルシフトされたフォトダイオード100の電圧は、光読取装置回路16の第2のキャパシタ154にリセット出力信号として格納される。プロセスブロック300および302は、アレイ12内の各画素14に対して繰り返される。
図15を参照すると、プロセスブロック304において、その後雑音出力信号を生成するように、第1の基準出力信号から、リセットされた出力信号を減じ、そして、雑音出力信号がADC24によってデジタルビット列に変換される。デジタル出力データは、図2、3、8または9に記述の技術の1つによって外部メモリ74に保存される。雑音信号は、第1の画像画素データに対応する。図14を参照すると、減算プロセスは、第1のキャパシタ152における電圧から第2のキャパシタ154における電圧を減じるように、光読取装置回路16(図14)のスイッチ182、184、170をOFFにすることにより成し遂げることができる。
図15を参照すると、ブロック306において、光応答出力信号は、画素アレイ12の画素14から標本化され、光読取装置回路16に格納される。光応答出力信号は、画像センサ10によって検出されている光学画像に対応する。図13、14、16を参照すると、これは、IN120、SEL122およびSAMライン2168を高レベル状態に、RST118を低レベル状態にすることにより成し遂げることができる。光読取装置回路16の第2のキャパシタ152は、光応答出力信号として、フォトダイオード100のレベルシフトされた電圧を格納する。
図15を参照すると、ブロック308において、第2の基準出力信号は、その後、画素14内で生成され、光読み出し回路16内に格納される。図13、14、16を参照すると、これは、同様に第1の基準出力信号を生成して格納することにより成し遂げることができる。RSTライン118は、まず高レベルになるように駆動され、その後トライステートになる。その後、INライン120は、高レベルになるように駆動されることによってトランジスタ112を三極管領域に入り込ませ、フォトダイオード100における電圧がINライン120における電圧になる。その後、SELライン122およびSAM2ライン168は、高レベルになるように駆動されることにより光読取装置回路16の第1のキャパシタ154に第2の参照出力電圧を格納する。プロセスブロック306および308は、アレイ12内の各画素14に対して繰り返される。
図15を参照すると、ブロック310において、正規化された光応答出力信号を生成するように、光応答出力信号を第2の基準出力信号から減じる。正規化された光応答出力信号は、第2の画像バッファ32、34に保存される正規化された光出力データを生成するようにデジタルビット列に変換される。正規化された光応答出力信号は、第2の画像画素データに対応する。図13、14および16を参照すると、減算プロセスは、第2のキャパシタ154における電圧から第1のキャパシタ152における電圧を減じるように、光読取装置16のスイッチ170、182、184をOFFにすることにより成し遂げることができる。その後、差分は、アンプ180によって増幅され、光応答データとしてADC24によってデジタルビット列に変換される。
図15を参照すると、ブロック312において、雑音データは、外部メモリから検索される。ブロック314において、雑音データは、図3、4、5、6、7または8に示す技術の1つによって、正規化された光出力データと合成される(減算)。雑音データは、第1の画像に、正規化された光出力データは、第2の画像に夫々対応する。第2の基準出力信号が第1の基準出力信号と同じまたはほぼ同じであるため、本発明は、正規化された光応答信号から、リセット雑音、電荷注入およびクロックフィードスルーに起因する雑音データを減じる。これは、最終画像データの信号対雑音比を改善する。画像センサは、3つのトランジスタのみを有する画素によって、この雑音キャンセルを実行する。これによって、この画像センサは、雑音キャンセルを提供すると共に、比較的小さな画素ピッチを維持する。このプロセスは、外部プロセッサ72および外部メモリ74により成し遂げられる。
このようなプロセスは、画素アレイ12における画素の種々の行にわたってシーケンスで実行される。図16に示すように、画素アレイおけるn番目の行は雑音信号を生成し、n−l番目の行が正規化された光応答信号を生成することができるが、ただし、lはライン周期の倍数単位での露出持続時間である。
図17を参照すると、画素が直射日光またはミラー反射などのような高い強度照明を受ける場合、リセット電圧は大幅な量を下げて、歪データを生成してもよい。例えば、カメラは、明るい照明に対する暗点を生成することができる。
そのようなシナリオを防ぐために、リセットレベルを閾値と比較してもよい。具体例として、図1に示す結合器50は、リセットレベルを指定の閾値と比較してもよい。閾値は、画像センサが明るい照明に晒されない場合のリセットレベルより100mV大きく選択されてもよい。リセットレベルが閾値を越える場合、結合器50は、最大照明値を出力してもよい。例えば、10のビット値を供給するシステムについては、結合器50は「11 1111 1111」(MAX信号)を出力してもよい。結合器50は、さらに上限から1を引いた値に対応するCLAMP値(例えば「11 1111 1110」)を設定してもよい。CLAMP値は、従来の処理によって検出された最大値に対応する。
結合器50は、この最大照明値を表現するために、特別の指定コード(例えば「11 0000 0000」)(MAX信号)を出力してもよい。従来の処理について、すなわち、リセットレベルが閾値を越えず、結合器50は、この特別の指定コードを除くすべての可能なコードを出力する。例えば、従来の処理がこの特別の指定コードと等しい値を生成する場合、結合器50は、次に高い値のコード(本具体例では「11 0000 0001」)にスキップしてもよい。
このように、プロセッサ72は、画素値がMAX信号と等しい場合、画素への過度の照明ためにリセットレベルが閾値を越えたことを示すことを明白に検出することができる。プロセッサ72は、暗い輪の映像アーティファクトを以下のように除去するように、画像センサ10から受信された映像の画像処理まで行ってもよい。
図17Aに示すように、その画像は、輝点322の周囲にある、外部領域324によって囲まれる暗い輪320を含んでも良い。プロセッサ72は、MAX信号付き画素に隣接する画素がMAX値またはCLAMP値を有するべきか否かを決定するように、画素への解析を実行することができる。例えば、第1の画素がMAX値を有しており、第2の画素がCLAMP値を有しており、第1の画素および第2の画素間に物体的にある第3の画素がCLAMP値未満であり、かつ、第1の画素と第3の画素との間にMAX値またはCLAMP値を有している介在画素が存在しない場合、第3の画素は、暗い領域320に帰せられて、最大値とCLAMP値とのいずれかが与えられる。画素の行は、値の変動を判断されて、そして、それに応じて第3の画素を割り当てるために解析されることができる。代替の実施形態は、この手順を結合器50で実行させ、それに応じて第3の画素を割り当てるようにしてもよい。このプロセスは、下記のステップにより実行されることができる。
1)フラグRIGHT_OF_MAXを0に初期化する。
2)フラグRIGHT_OF_CLAMPを0に初期化する。
3)画素を左から右にスキャンする。スキャンの間に、下記を実行する:
a)もしMAX画素から非MAX画素に移行するならば、RIGHT_OF_MAXを1に設定する。
b)もし非MAX画素からMAX画素に移行するならば、RIGHT_OF_MAXを0に設定する。
c)もしCLAMP画素から非CLAMP画素に移行するならば、RIGHT_OF_CLAMPを1に設定する。
d)もし非CLAMP画素からCLAMP画素に移行するならば、RIGHT_OF_CLAMPを0に設定する。
e)各画素において、そのPIXEL_RIGHT_OF_MAXフラグをRIGHT_OF_MAXの現在値に設定し、かつ、そのPIXEL_RIGHT_OF_CLAMPをRIGHT_OF_CLAMPの現在値に設定する。
4)フラグLEFT_OF_MAXを0に初期化する。
5)フラグLEFT_OF_CLAMPを0に初期化する。
6)その後、右から左にスキャンする。スキャンの間に、以下を実行する:
a)もしMAX画素から非MAX画素に移行するならば、LEFT_OF_MAXを1に設定する。
b)もし非MAX画素からMAX画素に移行するならば、LEFT_OF_MAXを0にクリアする。
c)もしCLAMP画素から非CLAMP画素に移行するならば、LEFT_OF_CLAMPを1に設定する。
d)もし非CLAMP画素からCLAMP画素に移行するならば、LEFT_OF_CLAMPを0にクリアする。
e)各画素において、そのPIXEL_LEFT_OF_MAXフラグをLEFT_OF_MAXの現在値に設定し、そのPIXEL_LEFT_OF_CLAMPをLEFT_OF_CLAMPの現在値に設定する。
7)最後に、左から右にスキャンする。スキャンの間に、以下を実行する:
a)もし画素がPIXEL_RIGHT_OF_MAX=1、PIXEL_LEFT_OF_CLAMP=1、またはPIXEL_LEFT_OF_MAX=1およびPIXEL_RIGHT_OF_CLAMP=1を有しているならば、前記画素は減光領域730に属し、そのようにフラグを設定する。
ステップのこのシーケンスは、結合器50に適用可能であり、同様にプロセッサ72にも適用可能である。
様々な制御信号RST、SEL、IN、SAM1、SAM2およびSUBは、一般的に、行デコーダ20と呼ばれる回路内で生成することができる。図18は、図16のタイミング図に従ってIN、SEL、SAM1、SAM2およびRST信号を生成するためのロジックの実施形態を示している。そのロジックは、一方の入力がカウンタ352に接続され、他方の入力が下位のカウント値および上位のカウント値を含むハードワイヤード信号に接続された複数の比較器350を含んでもよい。カウンタ352は、シーケンシャルにカウントを生成する。比較器350は、現在のカウントを下位および上位のカウント値と比較する。もし現在のカウントが下位のカウント値と上位のカウント値との間にあるならば、比較器350はロジック1を出力する。
比較器350は、複数のANDゲート356およびORゲート358に接続される。ORゲート358は、ラッチ360に接続される。ラッチ360は、対応するIN、SEL、SAM1、SAM2およびRST信号を供給する。ANDゲート356も、モードライン364に接続される。図16に示すタイミング図に従って動作するために、モードライン364は、ロジック1に設定される。
ラッチ360は、ANDゲート356、ORゲート358、比較器350およびカウンタ352の現在のカウントによって確立されるロジックに応じてロジック0とロジック1との間で切り替わる。例えば、INラッチに結合された比較器に用いるハードワイヤード信号は、6のカウント値および24のカウント値を含んでもよい。カウンタからのカウントが6以上で24未満であるならば、比較器350は、INラッチ360にロジック1を出力させるロジック1を供給する。下位および上位のカウント値は、図16に示すパルスのシーケンスおよび期間を確立する。モードライン364は、画像センサを第2のモードで機能させるロジック0に切り替えることができる。
センサ10は、画素の行にそれぞれ接続されている複数のリセットRST(n)ドライバ370を有していてもよい。図19および図20では、模式的なドライバ回路370およびその回路370の動作を示す。各ドライバ370は、図18に示すRSTおよびSAM1ラッチに接続される1対のNORゲート372を有していてもよい。NORゲートは、トライステート・バッファ374の状態を制御する。トライステート・バッファ374は、画素の行におけるリセットトランジスタに接続される。トライステート・バッファの入力は、ANDゲート376に接続され、ANDゲート376がRSTラッチと行イネーブルROWEN(n)ラインに接続される。
図21および22は、拡大ダイナミックレンジモードとも呼ばれる第2のモードにおける画像センサの動作を示す。このモードにおいて、画像は十分な量の光エネルギーを供給することによって、SNRが図15および図16に記載の雑音キャンセル技術なしでも適切になる。画像センサ10が拡大ダイナミックレンジモードにある場合、図15および図16に示す雑音キャンセル技術を利用することができることは理解されるべきである。拡大ダイナミックモードには、短時間露出期間と長時間露出期間の両方がある。図21を参照すると、ブロック400において、各画素14は短時間露出期間を開始させるようにリセットされる。画像センサのモードは、センサが低雑音モードまたは拡大ダイナミックレンジモードにあるか否かを決定するように、プロセッサ72によって設定されることができる。
ブロック402において、短時間露出出力信号は、選択された画素内で生成され、光読取装置回路16の第2のキャパシタ154に格納される。
ブロック404において、その後、選択された画素はリセットされる。フォトダイオード100のレベルシフトリセット電圧は、リセット出力信号として光読取装置回路16の第1のキャパシタ152に格納される。光読取装置回路16において、短時間露出出力信号がリセット出力信号から減じられる。短時間露出信号とリセット信号の間の差分は、ADC24によってバイナリービット列に変換され、図2、3、8または9に示す技術の1つに従って外部メモリ74に格納される。短時間露出データは、第1の画像画素データに対応する。その後、各画素は、長時間露出期間を開始するように再びリセットされる。
ブロック406において、光読取装置回路16は、画素からの長時間露出出力信号を第2のキャパシタ154に格納する。ブロック408において、画素はリセットされ、光読取装置回路16は第1のキャパシタ152にリセット出力信号を格納する。長時間露出出力信号は、リセット出力信号から減じられ、増幅されて長時間露出データとしてADC24によってバイナリービット列に変換される。
図21を参照すると、ブロック410において、短時間露出データは外部メモリから検索される。ブロック412において、短時間露出データは、図3、4、5、6、7または8に示す技術の1つに従って長時間露出データと合成される。データは、多くの異なる方式により合成されてもよい。外部プロセッサ72は、まず長時間露出データによって画像を解析してもよい。画像が明るすぎる場合、フォトダイオードが飽和になる可能性がある。これは、通常「色あせた」画像になってしまう。プロセッサ72は、画像が色あせているか否かの決定をするように長時間露出データを処理することができ、画像が色あせしている場合、プロセッサ72は、短時間露出画像データを用いることができる。プロセッサ72は、さらに長時間および短時間露出データの両方を用いることにより、検出された画像の飽和部分を補うことができる。
Figure 2010538561
図22は、長/短時間露出データのデータ生成および検索のタイミングを示している。画素アレイ12からの出力信号の読み取りは、メモリ74からの信号の検索に重なる。図22は、画素のn番目の行が短時間露出を開始し、(n−k)番目の行が短時間露出期間を終了して長時間露出期間を開始し、画素の(n−k−l)番目の行が長時間露出期間を終了する、データ生成および検索のタイミングを示す。ここで、kはライン周期の倍数単位での短時間露出時間であり、lはライン周期の倍数単位での長時間露出時間である。
(n−k−l)番目の画素アレイが長時間露出周期を完成していくと同時に、メモリ・コントローラ44は、行(n−k−l)の画素のための短時間露出データを検索し始める。ライン周期の初めに、光読取装置回路16は、信号SAM1、SAM2、SEL(n−k)およびRST(n−k)の使用可能性によって示されるような画素アレイ12の(n−k)番目の行から短時間露出出力信号を検索する。その後、光読取装置回路16は、(n−k−l)番目の行の長時間露出データを検索する。
画像センサ10のデュアルモードは、画像における変更した輝度を補正することができる。画像輝度が低い場合、画素からの出力信号は比較的低い。これは、平均雑音が比較的一定であると仮定する場合、通常、センサによって供給される取得データのSNRを低減してしまう。図15および図16に示す雑音補正スキームは、出力データのSNRを改善することによって、被写体像が比較的暗い場合でも、画像センサが高品質の映像を供給するようにする。逆に、被写体像が明るすぎる場合、図21および図22に表す拡大ダイナミックレンジモードは、高品質の画像ファイルを供給するように当該輝度を補正する。
図23aは、外部プロセッサ72に接続されるプロセッサバス70’と、外部メモリ74に接続される別のメモリバスに70”とを有する画像センサの代替の実施形態を示している。当該構成では、メモリ74がデータを格納して転送している間に、プロセッサ72はデータにアクセスしてもよい。この実施形態は、図1に示す実施形態のバス68より遅いプロセッサバス70’上のクロック速度も可能にする。
図23bは、プロセッサ72が別個のデータ・インタフェース500に結合され、外部メモリ74が別個のメモリ・コントローラ44に接続される別の実施形態を示している。
図24は、バッファ28、30、32および34に接続されたデータ・インタフェース500を備えた画像センサの別の実施形態を示している。インタフェース500は、プロセッサバス502により外部プロセッサ72に接続される。この構成において、外部メモリ74は、別個のメモリバス504によってプロセッサ72に接続される。静止画像とビデオキャプチャの両方について、第1および第2画像は、インタリービング方式で外部プロセッサに供給される。
図25は、バッファ28、30、32および34を含まない画像センサの代替の実施形態を開示している。この実施形態では、ADC24は、外部プロセッサ72に直接接続される。プロセッサ72は、正規化された光出力データと雑音データを、または長時間露出データと短時間露出データを合成する(減算)などのような計算ステップを実行してもよい。
図26は、DMAコントローラ510とバッファ・メモリ512と画像処理ユニット514とを含む外部のプロセッサを示している。画像センサ10は、DMAコントローラ510に接続される。プロセッサのDMAコントローラ510は、インタリーブ方式または結合方式で、メモリ74に第1および第2画像データを転送する。DMAコントローラ510は、画像処理ユニット514によって処理をするように、バッファ・メモリ512に画像データを転送することもできる。
図27A〜図27F、図28および図29は、異なる露出期間を有する画像が最終画像を供給するように合成される別の実施形態を示す。各露出に供する画像を、画像A、B、DおよびFと呼ぶ。
第1の画像から最終の画像までの露出持続時間は、第1の画像の露出率が第4の画像の露出率より長くなるように、長時間から短時間に変化してもよい。各露出は、短時間露出の2のべき乗倍にしてもよい。例えば、4つの露出があり、最短の露出時間が3つのライン周期になる場合、次の長い露出時間は、3×2、つまり6ライン周期になってもよいし、6×4、つまり24ライン周期になってもよいが、最長の露出時間は、24×4、つまり96ライン周期続いてよい。
図27A〜図27Fは、異なる露出持続時間を有する4つの画像A、B、DおよびFの画素アレイにおける行の読み取りを図示している。画像Bは、j個のライン周期の露出持続時間を有している。画像Dは、k個のライン周期の露出持続時間を有していて、画像Fは、l個のライン周期の露出持続時間を有している。ライン周期は、各画像が1行の読み取りを開始してから次の行を読み取り開始するまでの間隔である。各画像は、同じライン周期で、前の画像が露出を終了して読み取った同じ行において露出を開始する。
このプロセスは、画像Aが画素アレイから読み取られる図27Aで開始する。図27Bに示すように、その後、画像Aの後ろのj個の行を追跡し、そのアレイからも画像Bが読み取られる。図27Cおよび図27Dに示すように、次に画像DおよびFを読み取る。図27Eおよび図27Fに示すように、画像Aは、画素アレイの末尾で読み取りを再開すると共に、画像Bは、画像Aの後ろのj個の行を追跡し、その画素アレイの末尾で読み取りを再開する。画像は、循環バッファ方式でメモリに格納することができる。メモリは、図27A〜図27Fに示す進行と同様の方法でデータを読み書きするようにメモリアドレス間を移動する別個のポインタを有していてもよい。メモリは、メモリの特定のブロックが特定の画像に割り当てられるように構成されてもよい。例えば、メモリは、画像Aに使われるデータブロックおよび画像Bに使われる異なるブロックを有していてもよい。データは、各ブロック内で循環的な方法で読み書きされてもよい。
図28は、最終画像Gを生成するようにデータを合成するためのプロセスを示している。画像Aは、メモリから読み取られ、画像Cを生成するように画素アレイから読み取られた画像Bと合成する。ビデオの場合には、画像Aおよび画像Bは、解像度変換回路を介して処理されてもよい。合成された画像Cは、メモリの画像Aへの上書き可能な方法でメモリへ格納される。
その後、画像Cは、メモリから読み取られ、画像Eを生成するように、画素アレイから読み取られた画像Dと合成される。ビデオの場合には、画像Dは、解像度変換回路を介して処理されても良い。画像Dの読出し行における画素データは、同一の行に対して読み戻された画像Cの合成された行の画素データと合成される。合成された画像Eは、メモリのC画像への上書き可能な方法でメモリへ格納される。画像Eは、メモリから読み取られ、最終画像Gを生成するように画素アレイから読み取られた画像Fと合成される。ビデオの場合には、画像Fは、解像度変換回路を介して処理されても良い。合成された画像Gは、プロセッサに書き込まれる。
図29は、図1または図23bにおけるデータバス68、または図23aにおけるメモリバス70”上のデータトラフィックのフローを図示している。図29に示すように、1つのライン周期(1H)において、RAW画像Aラインj+k+l+1、合成された画像Cラインk+l+1、および合成された画像Eラインl+1は、メモリに書き込まれ、RAW画像Aラインk+l+1、合成された画像Cラインl+1、および合成された画像Eライン1は、メモリから読み戻される。さらに、合成された画像Gライン1も同じライン周期でプロセッサへ書き込まれる。一般的に、1つのライン周期において、画像Gラインmは、1Hの終わりにプロセッサに書き込まれ、又、RAW画像Aラインj+k+l+m、合成された画像Cラインk+l+m、および合成された画像Eラインl+mは、メモリに書き込まれ、又、RAW画像Aラインk+l+m、合成された画像Cラインl+mおよび合成された画像Eラインmは、メモリから読み戻される。
図30は、拡大ダイナミックレンジモードを実行する結合器50の一部の実施形態を示している。さらに処理するために、露出時間に関する情報を外部プロセッサに提供することが望ましい。結合器50は、プロセッサに供給されるデータ内に、4つの露出のどれが含まれているかの情報を提供するフィールドを作る。フィールドは、長さが2ビット以上である。この特定の実施形態では、複数の露出画像は、最長の露出で始め、短い露出に次第に変化し、そして、最短の露出で終了することが仮定される。図27〜29を参照する実施形態については、j>k>lである。
図30を参照すると、結合器は、アキュムレータ32または34、および読み戻しバッファ56から入力を受ける。結合器50は、マルチプレクサ610および比較器630を含む。IおよびIk+1は合成された画像であるが、ただし、Iは、第1の最長の露出であるRAW画像であり、図27の場合、画像Aである。Hk+1は、画素アレイまたは解像度変換回路からのRAW画像である。kは0から、1つの拡大ダイナミックレンジ映像の形成のための露出の数より1小さい数字まで変動する。例えば、I=画像A、H=画像B、H=画像D、H=画像Fは、RAW画像であるが、I=画像C、I=画像E、I=画像Gは、合成された画像である。結合器50からの出力は、読み戻しバッファ56に格納することができる(図1を参照)。
ソースラベルhは、画像Ik−1の中の各画素につき1つの数字であり、I以外は、結合器50によってあらかじめ生成され、Ik−1の生成中にメモリに書き込まれる。Iに対しては、ソースラベルhが0である。結合器出力64{j,I}は、各画素に対して、ソースラベルjの値が、比較器630の出力640に応じてhの値かkの値のいずれかである。
もし低すぎなければ(つまり、薄暗い)、比較器630およびマルチプレクサ610は、最短の露出の画素値を選択する。これは、画素値を閾値と比較することにより成すことができる。この決定により、露出オーバー画素値を回避する。もし比較器630が、RAW画像画素Hの値の代わりに先行して合成された画像Ik−1の画素値をマルチプレクサ610に選択させる出力を供給するならば、この画素における対応するIの関連するソースラベルjは、ソースラベル値hを割り当てられ、つまりj=hになり、そうでなければ、jは、kの値を割り当てられ、つまりj=kになる。例えば、RAW画像シーケンスIの中で、特定の画素に対する{j,I}におけるj=3は、対応する画素値がRAW画像Hからコピーされることを意味する。各画素に対して、比較器630は、Hと与えられた閾値とを比較して、もしH≧閾値であれば、Hおよびソースラベルkを出力するようにマルチプレクサ610に命令し、そうでなければ、マルチプレクサは、出力Ik−1およびソースラベルhを供給する。言いかえれば、もしH≧閾値であれば、j=k且つI=Hであり、そうでなければ、j=h且つI=Ik−1である。例として、もし画素値が8ビットであり、連続露出持続時間の比率が4であれば、閾値は、50(最大値である255内)である。その比率を乗じた閾値が、画素値範囲の最大値未満であるような閾値の選択が好ましい。
ラベルjを選択する別の方法は、もし結合器入力60のソースラベルhが画像I以上に対してk−1未満で、比較器630の出力を考慮せずにhを選択することである。これは、h<k−1が、RAW画像Hk−1が閾値未満の画素値を有するという比較器630による先の決定を示し、従って、RAW画像HがRAW画像Hk−1よりさらに少ない露出持続時間を有するので、RAW画像Hもこの画素にて閾値未満の画素値を有するからである。
各画素について、最終の合成された画像は、画素値およびそれに関連づけるソースラベルを有している。そのソースラベルは、画素値に関連づけた最長の第1の画像の露出に関する露出比率をプロセッサに通知する。最終のステップにおいて、結合器50は、最後から2番目の合成された画像Ik−1および最終のRAW画像Hから、最終の合成された画像のための{j,I}を生成する。最終の合成された画像およびその複数のソースラベル{j,I}は、高ダイナミックレンジ線形画像を生成するように、データバス68で外部プロセッサ72へ出力されるか、または結合器50内で処理されてもよい。
最終の合成された画像{j,I}から高ダイナミックレンジ線形画像を形成するために、画素値は、デジタル画素値を生じるための受信された光の光−デジタル変換のプロセスに取り入れられる歪みを除去するように最初に線形化される。その発生源は、検出ノードにバイアス電圧を備えたPN接合静電容量変化、ボディエフェクトによる画素内のソースホロワトランジスタの閾値電圧変化、および画素出力電圧変化による他のアナログ回路特性の変化を含む。画素出力電圧に応じるこれらの変化は、工場又はオンチップ自己較正回路により区別し測定することができ、これがアナログ集積回路設計実務においても一般的な方法である。当該較正の結果は、線形化ルックアップ表とすることができる。結合器50は、1つの当該ルックアップ表を含むことができる。画素値を線形化するために、結合器50は、ルックアップ表にこの値を入力し、歪みを取り除いて線形化された画素値である出力を受信する。線形化された画素値は、露出持続時間×画素アレイに作用する光強度に正比例する。その後、線形化された画素値は、それに対応するRAW画像の露出持続時間が第1の最長の露出画像に対して拡大縮小される程度に反比例して拡大縮小される。例えば、もし画素のソースラベルが2であり、第3のRAW画像対第2のRAW画像の露出持続時間の比率が1対2であり、第2のRAW画像対第1のRAW画像の露出持続時間の比率が1対3であれば、第3のRAW画像対第1のRAW画像の比率が、1対6であり、したがって、高ダイナミックレンジ線形画素値を生成するために、線形化された画素値に6を掛ける。
いくつかの典型的な実施形態を記述し添付図面に示してきたが、当該実施形態は、広範囲の発明の単なる例示であり、それを制限しないこと、また、当業者にとって様々な他の変更は想到できるので、本発明は、示され記述された特定の構造および配置に限定されないことも理解されるべきである。
例えば、画像の全ラインを含むインタリービング技術が示され記述されているが、全ライン未満または2ライン以上の方法で、データがインタリーブされてもよいことは理解されるべきである。例として、画像Aの第1のラインの半分が転送され、次に画像Bの第1のラインの半分、その次に画像Aの第1のラインの残りの半分等が転送されてもよい。同様に、画像Aの最初の2ラインが転送され、次に、画像Bの最初の2ライン、その次に画像Aの第3および第4ライン等が転送されてもよい。
さらに、メモリ74は、画像センサ10(14の誤り)と同一の集積回路(オンボード)にあってもよい。

Claims (29)

  1. 画像センサであって、
    少なくとも一つの画素を含む画素アレイ、および
    前記画素アレイへ接続されると共に第1の画素から生成されるサンプリングされたリセット出力信号の関数である最終画像画素値を供給する回路を備え、前記サンプリングされたリセット出力信号が閾値を超えると、前記最終画像画素値は、指定値に設定されることを特徴とする画像センサ。
  2. 前記回路は、第2の画素から生成される第2の最終画像画素値を前記指定値とは異なるクランプ値へ設定することを特徴とする請求項1に記載の画像センサ。
  3. 前記回路は、更に第3の画素が前記第1の画素と第2の画素との間にあるか否かを決定し、第3の最終画像画素値を前記指定又はクランプ値のいずれかに設定することを特徴とする請求項2に記載の画像センサ。
  4. 前記回路は、前記サンプリングされたリセット出力信号を前記画素から生成される前記サンプリングされた光応答出力信号から減算することを特徴とする請求項1に記載の画像センサ。
  5. 前記回路は、サンプリングされた第1の基準出力信号とサンプリングされた第2の基準出力信号を受信すると共に、前記サンプリングされたリセット出力信号と前記サンプリングされた第1の基準出力信号との間の差分を供給して雑音信号を生成し、且つ前記サンプリングされた第2の基準出力信号と前記サンプリングされた光応答出力信号との間の差分を供給して正規化された光応答信号を生成する第1の減算回路を含むことを特徴とする請求項4に記載の画像センサ。
  6. 前記回路は、前記雑音信号を前記正規化された光応答信号から減算する第2の減算回路を含むことを特徴とする請求項5に記載の画像信号。
  7. 画像センサに対して画素値を生成するための方法であって、
    画像センサの画素アレイの第1の画素からサンプリングされたリセット出力信号を生成すること、および
    もしサンプリングされたリセット出力信号が閾値を超えないならば、サンプリングされたリセット出力信号の関数である最終画像画素値を生成すること、を備え、前記最終画像画素値が指定値へ設定されることを特徴とする方法。
  8. 第2の画素から生成される第2の最終画像画素値を前記指定値とは異なるクランプ値へ設定することを更に備えることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 第3の画素が前記第1の画素と第2の画素との間に検出されるか否かを決定し且つ第3の最終画像画素値を前記指定又はクランプ値のいずれかに設定することを更に備えることを特徴とする請求項8に記載の画像センサ(方法の誤り)。
  10. 前記画素から生成される前記サンプリングされた光応答出力信号からサンプリングされたリセット出力信号を減算することを更に備えることを特徴とする請求項7に記載の画像センサ。
  11. サンプリングされた第1の基準出力信号とサンプリングされた第2の基準出力信号を受信すること、サンプリングされたリセット出力信号とサンプリングされた第1の基準出力信号を減算して雑音信号を生成すること、およびサンプリングされた第2の基準出力信号とサンプリングされた光応答出力信号を減算して正規化された光応答信号を生成することを更に備えることを特徴とする請求項10に記載の画像センサ。
  12. 雑音信号を正規化された光応答信号から減算することを更に備えることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 画像センサであって、
    複数の画素を含み且つ第1の画像、第2の画像および第3の画像を生成する画素アレイ、および
    前記第1、第2および/または第3の画像の関数である最終画像のための複数の画素データ、および前記画像データとともに特定の画素の前記画素データが前記第1、第2および/または第3の画像に関連するか否かの情報を提供するフィールドを提供する回路を備えることを特徴とする画像センサ。
  14. 前記画素アレイは第4の画像を生成し且つ前記フィールドは前記画素データが前記第4の画像と関連するか否かの情報を含むことを特徴とする請求項13に記載の画像センサ。
  15. 前記第1の画像は、前記第2の画像と合成され、且つ前記フィールドは、前記最終画像が前記第1と第2の画像の合成であるか否かの情報を提供することを特徴とする請求項13に記載の画像センサ。
  16. 前記フィールドは、少なくとも2ビットを含むことを特徴とする請求項13に記載の画像センサ。
  17. 画像センサから最終画像を生成するための方法であって、
    複数の画素を有する画素アレイから第1の画像、第2の画像および第3の画像を生成すること、および
    第1の画像、第2の画像および/または第3の画像の関数である最終画像のための複数の画素データ、および前記画素データとともに特定の画素の前記画素データが前記第1、第2および/または第3の画像に関連するか否かの情報を提供するフィールドを提供することを備える方法。
  18. 第4の画像を生成することを更に備え、前記フィールドは前記画素データが第4の画像に関連するか否かの情報を提供することを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 第1の画像を第2の画像と合成することを更に備え、フィールドは、最終画像が第1と第2の画像の合成であるか否かの情報を提供することを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. フィールドは、少なくとも2ビットを含むように生成されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  21. 最終画像およびフィールドを外部プロセッサへ送信することを更に備えることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  22. 画像センサシステムであって、
    第1の画素、第2の画素および第3の画素を含む、複数の画素を含む画素アレイ、および
    前記画素アレイに接続され、第1の最終画像画素値を指定値に設定すると共に第2の最終画像画素値をクランプ値に設定し、前記第3の画素が前記第1の画素と第2の画素との間であるか否かを決定し、且つ第2の最終画像画素値を前記指定値又は前記クランプ値に設定する回路を備えることを特徴とする画像センサシステム。
  23. 前記回路は、画像センサの一部であることを特徴とする請求項22に記載の画像センサシステム。
  24. 前記回路は、外部プロセッサであることを特徴とする請求項22に記載の画像センサシステム。
  25. 前記第3の画素は、クランプ値よりも低い画素値を生成し、且つ第3の画素と第1と第2の画素との間に介在する画素が無いことを特徴とする請求項22に記載の画像センサシステム。
  26. 前記指定値は、MAX値であることを特徴とする請求項22に記載の画像センサシステム。
  27. 画像センサに対して画素値を生成するために方法であって、
    画素アレイの第1の画素、第2の画素および第3の画素を読み取ること、
    第1の画素から生成された第1の最終画像画素値を指定値に設定すること、
    第2の画素から生成された第2の最終画像画素値をクランプ値に設定すること、
    第3の画素が第1の画素と第2の画素との間にあるか否かを決定すること、および
    第3の最終画像画素値を指定値又はクランプ値のいずれかに設定することを備えることを特徴とする方法。
  28. 第3の画素は、クランプ値よりも低い画素値を生成し、且つ第3の画素と第1と第2の画素との間に介在する画素が無いことを特徴とする請求項27に記載の方法。
  29. 指定値がMAX値であることを特徴とする請求項27に記載の画像センサ。
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