JP2010537053A - 電解槽用陰極アセンブリとその製法および使用方法 - Google Patents

電解槽用陰極アセンブリとその製法および使用方法 Download PDF

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Abstract

一般に金属の電解精錬又は電解採取に使用される電解槽用の陰極アセンブリは、導電性懸吊棒と、その上端に沿って懸吊棒に取り付けられて接合部を画定する析出板とを有する。陰極アセンブリは更に保護被覆を含む。保護被覆は外側縁を有し、懸吊棒と析出板の上端の一部とを取り囲んで接合部を実質的に包み込み、かつ懸吊棒の端部を保護被覆の外側縁の外に露出させる。保護被覆の端の各々は、保護被覆と懸吊棒との間に実質的に連続的なシールを形成し、これにより少なくとも流体が保護被覆の内部に流入することを妨げるように配置された耐食性材料を含む。電解槽用陰極アセンブリの製造方法および使用方法も記述する。

Description

本発明は、一般に電解槽用の陰極アセンブリに関し、特に電解精錬あるいは電解採取に使用される陰極アセンブリとその製造方法及び使用方法に関する。
以下の節は、そこで述べる内容のいずれも従来技術もしくは当業者の知識の一部であることを認めるものではない。
金属の電解精錬は、精錬する粗金属でできた陽極を陰極と共に適切な電解浴に配置することが必要である。この陽極と陰極との間に電圧を印加すると、粗金属が酸化して純金属イオンが溶液に溶けだし、電気分解によって電解浴中を陰極へと移動する。純金属イオンは精錬された金属として、通常非常に高い純度で陰極上へ析出する。不純物の大半は電解浴中に残される。
金属の電解採取は、精錬する金属とは異なる金属でできた陽極を、陰極と共に適切な電解浴に配置することを必要とする。精錬する金属は電解浴に溶解する形(例えば、ろ過及び溶媒抽出処理による)で加えられる。陽極と陰極との間に電圧を印加すると、金属が溶液から移動して陰極上に高純度の精錬された金属として析出する。
一般的な陰極アセンブリは、導電性を有する懸吊棒にその上端に沿って取り付けられた平坦な析出板を備えている。懸吊棒は外部電源と電気的に接触する。通常、懸吊棒は、タンクの相対する両縁に平行な1対の導電バス上に置かれる。懸吊棒が電解浴に漬かった析出板を支持し、電源と析出板との間の電気の流れの流路を提供する。
析出板の表面上に適切な厚さの精錬金属が析出すると、陰極アセンブリは電解浴から取り外される。析出板が永続性のものである場合には(例えば、精錬する金属とは異なる金属でできている場合)、精錬された金属は任意の周知の剥離手法により回収される。しばしば、析出板の垂直な側縁は被覆もしくは保護されていて、銅あるいは他の所望の金属の析出が析出板の平坦面上あるいはその下縁の周りでだけ起きるようにされている。
場合によっては、陰極アセンブリが永続性の析出板(例えば、ステンレス鋼)に連結した導電性懸吊棒(例えば、銅)を含むこともある。析出板の上端は、一般的に懸吊棒の下側に沿って設けられた溝の中に挿入される。そうして析出板が溶接によって懸吊棒に取り付けられる。異種金属の使用は、溶接部に特に電食を起こしやすい。この溶接部で腐食が生じると、アセンブリの電導性およびユニット全体としての効率を低下させ、また機械的あるいは構造的な不良に寄与しやすい。
以下の説明は本明細書を読者に紹介するためのものであり、発明を定義するためのものではない。以下で説明する、あるいは本書類の別の部分で説明する、装置要素あるいは方法ステップの組合せ、あるいは部分的組合せの中に、1つまたは複数の発明が存在し得る。発明者は、特許請求の範囲の中でそのような1つまたは複数の他の発明を記述していないということだけで、本明細書に開示されている1つまたは複数の発明のいかなるものに対してもその権利を断念あるいは放棄するものではない。
本発明の一態様において、導電性懸吊棒と、上端に沿って懸吊棒に取り付けられて接合部を画定する析出板と、を含む陰極が提供される。陰極アセンブリは更に、外側縁を有し、懸吊棒と析出板の上端の一部とを取り囲む、保護被覆を含む。この保護被覆は、接合部を実質的に取り囲み、かつ懸吊棒の端部を保護被覆の外側縁の外に露出したままとする。保護被覆の両端は、保護被覆と懸吊棒との間に実質的に連続的なシールを形成し、よって少なくとも流体が保護被覆の内部に流入することを妨げるように配置された耐食性材料を含む。応用によっては、保護被覆の一端だけをシールするか閉じれば十分な場合もある。
耐食性材料は、Oリングや樹脂やテープからなっていてもよい。
耐食性材料は、保護被覆の対応する1つの外側縁に接した状態で、懸吊棒の周りに配置されてもよい。
又はそれに代わって、保護被覆の各外側縁が、懸吊棒から離間してその間に空洞を形成し、それぞれの耐食性材料が対応する空洞の中に実質的に配置される。
ある態様においては、析出板が少なくとも1つの溶接部によって懸吊棒に取り付けられている。別の態様においては、保護被覆が少なくとも1つの溶接部によって析出板に取り付けられている。更に別の態様においては、析出板および保護被覆がステンレス鋼で作られており、懸吊棒が銅で形成されている。
ある態様においては、保護被覆の各端部において、保護被覆の外表面の一部の周りに接し、かつ対応する外側縁と、懸吊棒の対応する隣接の露出部分と、に隣接してスリーブが配置される。
更に本発明の別の態様において、陰極アセンブリの製造方法が説明される。この方法は、導電性の懸吊棒を設けるステップと、析出板の上端を懸吊棒に固定して両者の間の接合部を形成するステップとを含む。この方法が更に、外側縁を有する保護被覆を、懸吊棒及び析出板の上端の一部の周りに設け、接合部を実質的に囲みかつ懸吊棒の端部を露出したままにする、ステップを含む。この方法が更に、保護被覆の各端部において、保護被覆の1つの外側縁と懸吊棒の1つの隣接する露出された端部との間に耐食性材料を配置してシールを形成するステップを含む。
1つの態様においては、この方法は、Oリング、耐食性樹脂、及びテープの内の少なくとも1つとして耐食性材料を提供するするステップを更に含む。
別の態様においては、Oリングに関して、保護被覆の対応する外側縁に接するまでOリングを懸吊棒の上をスライドさせるステップと、耐食性樹脂に関して、耐食性樹脂のビーズを懸吊棒の対応する露出端部分の周りに、保護被覆の対応する外側縁に押し当てて供給し、かつ保護被覆と懸吊棒との間に耐食性樹脂を侵入させるステップと、テープに関しては、保護被覆の外側縁と外側縁に隣接する懸吊棒の対応する露出部分との周りにテープを多層にまきつけるステップと、をこの方法が更に含む。
更に別の態様においては、保護被覆の各外側縁が懸吊棒との間に空洞を形成するように離間し、配置するステップが耐食性樹脂を空洞中へ嵌め込ませることによって実行される。
本発明の1つの態様においては、電解槽で金属を精錬する方法が説明される。この方法が、電解浴を収容するタンクと、電解浴中の陽極アセンブリと、電解浴中の、本明細書で記述の陰極アセンブリと、を設けるステップを含む。この方法が更に、電源を準備するステップと、電解槽を形成するために電源を陽極アセンブリと陰極アセンブリとに接続するステップと、を含む。この方法が更に、電解槽に十分な大きさの電流を流し、電解浴からの金属イオンを陰極アセンブリの析出板の表面上に析出させるステップを含む。
本発明の一態様においては、電解槽が説明される。電解槽が、電解浴を収容するタンクと、電解浴中に含まれる陽極アセンブリと、電解浴中の、本明細書で記述の陰極アセンブリと、を含む。電解槽が更に、陽極アセンブリと陰極アセンブリとを接続して電解槽を形成する電源を含む。
本発明をよりよく理解し、その実行の仕方をより明確に示すために、本発明の好適な実施形態を一例として示す添付の図面を例示として参照する。
本発明の第1の実施形態による陰極アセンブリの部分立面図である。 図1に示した陰極アセンブリの部分斜視図である。 図2の線3−3から見た陰極アセンブリの部分端面図である。 図1の線3A−3Aに沿った断面図である。 図1の線3B−3Bに沿った断面図である。 図1〜3に示した陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 図1〜3に示した陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 本発明の第2の実施形態による陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 本発明の第2の実施形態による陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 本発明の第3の実施形態による陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 本発明の第3の実施形態による陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 本発明の第4の実施形態による陰極アセンブリの部分立面図である。 図7に示した陰極アセンブリの部分斜視図である。 図8の線9−9から見た陰極アセンブリの部分端面図である。 図7〜9に示した陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 図7〜9に示した陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 本発明の第5の実施形態による陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 本発明の第5の実施形態による陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 本発明の第6の実施形態による陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 本発明の第6の実施形態による陰極アセンブリの外側端の拡大部分断面図である。 電解槽の一例の模式的斜視図である。
請求の範囲に記載のそれぞれの発明の実施形態の例を提供するために、以下にさまざまな装置あるいは方法について説明する。下記の実施形態はいずれも、請求の範囲に記載の発明を制限するものではない。また請求の範囲に記載の任意の発明は、下記で説明されていない装置あるいは方法を包含してもよい。請求の範囲に記載の発明は、以下で説明する任意の1つの装置あるいは方法のすべての特徴を有する装置あるいは方法に限定されるものではないし、以下で説明する複数あるいはすべての装置に共通の特徴に限定されるものでもない。以下で説明する装置あるいは方法が、請求の範囲に記載の発明のいずれの実施形態でないこともあり得る。出願人、発明者、及び所有者は、本書類で請求の範囲に記載されていなくて、下記説明の装置あるいは方法において開示されたいかなる発明についても権利を留保する。そしてかかる発明のいかなるものも本書類における開示によって、放棄、遺棄したり、公共に供するものではない。
図1〜3に、本発明の第1の実施形態による陰極アセンブリを全体として20で示している。陰極アセンブリは、相対的に高い引張り強度と良好な耐食性を有する電導性材料でできた析出板22を含んでいる。図に示した実施形態では、析出板22は316Lステンレス鋼、あるいは許容範囲内の耐食性を有するその他の合金で作られ、例えば「2B」仕上げとなっている。特定の用途によってさまざまな仕上げを使用できることは理解されるであろう。
析出板22は懸吊棒24に取り付けられている。図3から最もよくわかるように、懸吊棒24は一般に平坦な上面および平坦な側面を有し、底面は丸められている。図では丸められた底面が示されているが、平坦であってもよい。また一般に懸吊棒の外形は変わり得る。懸吊棒24は銅でできていてもよい。
析出板22は、図3の26で示すように懸吊棒に溝を設け、次に(図3Bで最もよく分かるように)28で示すように析出板22を懸吊棒24に溶接することによって、懸吊棒24に取り付けられてもよい。または、析出板22は懸吊棒24に直接溶接されてもよい。使用時には大電流が流れることと、個別の場所への大電流の集中を防ぐことが望ましいことから、析出板22は、2つの開口部30を除いて、析出板の全長に亘って両側から溶接することができる。陰極アセンブリをタンク(表示せず)から持ち上げ易くするために、析出板22に開口部30を設けることができる。あるいは、他の実施形態では持ち上げフックが設けられることもある。ここでは、析出板22を懸吊棒24に溶接することを参照したが、これらは異種材料で形成されるものであり、少なくともステンレス鋼板22に関しては、本当の溶接作業というよりもろう付と見なすべきかもしれないことがわかるであろう。
保護被覆40は溶接部28を覆い、かつ構造強度を増すために、懸吊棒24の周りに設けられる。保護被覆40は析出板と同一ないしは類似の材料から形成することができる。例えばステンレス鋼やその他の許容範囲内の耐食性を有する合金がその例であるが、これに限られるものではない。保護被覆40は懸吊棒24の周りに密接して設けられるが、流体の侵入を防ぐほどの密接さでなくてもよい。保護被覆42の下縁は析出板22に接し、44で示すようにそこで溶接される。これらの溶接部は、析出板22に接触する下縁42の全長に沿って延在する。
図1に示すように、保護被覆40は析出板22の両縁の外へ延在し、下縁42の外に出た部分は相互に直接向かい合う。必要があれば、相互に接するか、あるいは近接するために、更に変形させたりプレスされたりする。そして、保護被覆40のこれらの部分を閉じるために、46で模式的に示した追加溶接が行われる。更に、開口部30を跨いで延在する下縁42の部分は、必要であればプレスあるいは変形により相互に近接あるいは接するようにされる。そして、48で模式的に示した追加の溶接が施されて、下縁42のこれらの部分を閉じる。この溶接部48は図3Aの溶接部46と同様のものである。全体として、この方式は保護被覆40と析出板22に関して、連続的に溶接あるいはシールをして、被覆40の両端部を除いて流体が侵入できる開口部がないようにしている。
従って、次に、電解浴からの、及び/又は陰極洗浄プロセスでの腐食性の流体などの流体が、保護被覆40の両端において、保護被覆40と懸吊棒24の間から侵入する可能性の問題が残る。保護被覆40のそれぞれの端部においては、50で示すように外側縁が形成されている。これらの外側縁50は、懸吊棒24のそれぞれの端部において、懸吊棒24の露出された部分52を残す。
本発明によれば、それぞれの露出接合部に耐食性材料、つまり、使用時に陰極アセンブリが晒される電解浴や陰極洗浄に用いられている液体による腐食に対して少なくとも耐性のある材料、が提供される。本発明の第1の実施形態では、保護被覆40の両端において耐食性材料がOリング54として提供される。このOリングを懸吊棒の露出部分52の上をスライドさせて対応する外側縁50に接触させ、図4Aに示すように懸吊棒24と保護被覆40との間に流体シールを形成する。このOリング54は可撓性材料で形成される。例えば、プラスチック、ゴム、あるいはその他のエラストマ材料などであるが、これに限定されるものではない。
更に図4Bに示すように、第1の実施形態の変形では、保護スリーブ60が含まれる。保護スリーブ60は、銅、ステンレス鋼、あるいはその他の任意の類似したタイプの材料で形成することが可能で、懸吊棒24の銅、あるいは保護被覆40と同一の組成を有していてもよい。このスリーブ60は、懸吊棒24に相応する断面を有し、懸吊棒24の周りに密嵌となるようにされた第1の部分62と、第1の部分62よりも大きく、外側縁50に隣接する保護被覆40の周りに密嵌するようにされた第2の部分64とからなる。図4Bに示すように、各保護スリーブ60は、対応する外側縁50とOリング54とを囲むように懸吊棒24の各端部からスライドさせ、これによりOリングを保護する。配置されると、例えば保護スリーブ60に単純に小さな圧痕を形成し、その圧痕が懸吊棒24を押し込んで対応する受けの圧痕を形成することによって、保護スリーブ60は懸吊棒24に固定することができる。使用時には、一般的には特に顕著な力は保護スリーブ60にはかからないので、各保護スリーブ60を固定するにはそのような手法で十分である。これに代わるものとして、スリーブ60を固定するためにねじ止めあるいは溶接を利用することも可能である。
使用時にOリング54と2つの外側縁部分50との間の密嵌が流体シールを形成し、流体が保護被覆40と懸吊棒24との間のいかなる部分へも入ることを防止するか、あるいは少なくとも妨げるか、大幅にそれを減少させる。これにより腐食を受けやすい、析出板22と懸吊棒24との間の溶接部28に流体が到達する可能性を低減する。
図5および6を参照すると、これらは本発明の更に2つの実施形態を示している。そのどちらも、第1の実施形態と同様に保護カバー60を有する変形例である。
先ず図5Aを参照すると、各外側縁50において、70で示すように耐食性樹脂のビーズや帯、あるいは他のタイプのエポキシや封止剤、接着剤が与えられる。これは流体の形で与えられて、例えば、保護被覆40と懸吊棒24との間の毛細管現象によって、72に示すように侵入してもよい。
第1の実施形態に関しては、図5Bに、各端部において耐食性ビーズ70が保護カバー60で保護されている変形例が示されている。これは概ね図4Bに示されたものに対応している。適用される材料の大きさによって、保護カバー60の大きさをそれに応じて調整することができる。
図6Aは第3の実施形態を示し、耐食性のあるテープ80が、保護被覆40の各端部の周りに巻かれている。テープ80は自己接着特性を有するか、さもなければ、その場に保持するために別の接着剤を必要としないものであってもよい。外側縁50および懸垂棒の対応する露出部分52の隣接表面に十分な層のテープ80が巻きつけられ、保護被覆40と懸吊棒24との間のすべての空隙を密閉、もしくは閉鎖する。テープ80は例えば、E.I.デュポン社で製造され、テフロン(登録商標)という商標で発売されているポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から形成することができ、またシリコーンテープの形態であってもよい。
また、最初の2つの実施形態に関しては、各接合部におけるテープ80は保護スリーブ60で保護することも可能である。その他の実施形態に関しては、保護スリーブ60は然るべく寸法とすることが可能である。
次に、本発明の第4、第5、第6の実施形態とその変形を示す、図7〜12を参照する。簡単かつ簡潔のために、同様の部品には同一の参照番号を与え、これらの部品の説明は繰り返さない。少なくともある例においては、これらの部品のあるものは、異なる実施形態及び変形に順応するために寸法などの何らかの変更が必要であるが、その他の機能は以前の実施形態と同様であることは理解されたい。
図7〜12においては、保護被覆は符号90で表されており、拡大端部92を備えている。従って、今度は94で示されている外側縁は、懸吊棒の露出端部分52からは離間している。この距離が、保護被覆90の両端に空洞96を画定する。
図7、8、9、10に示すように、第1の実施形態では、Oリング54がシールを形成するために、今度は両端の空洞96の内部に配置される。この拡大された端部92は保護被覆の主要部分即ち中央部分へは98で示されるテーパ部分で接続されている。ある適用例では、Oリング54をこのテーパ部分98へ押し込んでシール効果を強化することが有利であることがわかる。このテーパ部分98のテーパはそれにならって調節される。
図10Bに示すように、前に述べたのと同じような一変形において、100で示す保護スリーブが設けられる。保護スリーブ100は、前に説明したスリーブ60の部分62に概ね相当する小さい断面を有す。ここでも、スリーブ100は懸吊棒24と密嵌するような寸法とすることができ、前と同様に懸吊棒52の対応する露出した端部に固定ないしは取り付けられる。
図11A及び11Bを参照すると、ここでは保護被覆90の各端部の空洞96の中に、耐食性樹脂のビーズ、あるいは他の任意のタイプのエポキシや接着剤、封止剤70が設けられる。保護被覆90の両端のテーパ部分98は、保護被覆90と懸吊棒24との間のどのような空隙にもエポキシ樹脂やその他の材料70が入り込めるような寸法とすることができる。
図11Bに示すように、耐食性樹脂70で形成されたシールを保護するために、保護被覆90の各端部に保護スリーブ100を設けることができる。
最後に、図12Aおよび12Bに示すように、テープシール80が設けられる。テープ80は拡大された端部92と懸吊棒24との間にシールを形成するために、保護被覆90の両端部に十分な層を形成される。ここで、拡大された端部92は懸吊棒24に対してより小さい間隔になっていることに注意されたい。
テープシール80を保護するために、保護被覆90の各端部において図12Bに示すように、保護スリーブ100を設けることができる。
図13を参照すると、全体として符号110で表示された電解槽の構成が示されている。ここで、陽極112及び陰極114はタンク116の中に吊り下げられている。電解採取と電解精錬とでは概ね同様の構成が用いられる。電解採取に対しては、所望の金属、例えば銅、を溶解している溶液が準備される。そうして、電気分解を利用して、銅もしくは所望の金属を陰極上に析出させる。電解精錬においては、既回収の金属、例えば銅が陽極として与えられ、電気分解により溶液中に溶かし出されて、それが陰極上に析出する。電解精錬の操作においては条件を設定して、所望の銅の陰極上への析出を促進し、その一方でその他の望まない金属や他の材料を溶液中に残すか、あるいは陰極上に析出しないようにする。
ここで、陽極112及び陰極114が示されている。電源(表示せず)への接続を118で示す。電解液即ち電解浴は、特定の操作、例えば電解採取あるいは電解精錬に好適なように選択され、所望の温度等に維持される。
本明細書において添付の図面を参照して、1つまたは複数の発明について特定の実施形態で説明したが、請求の範囲に記載のそれぞれの発明は、それらの特定の実施形態に限定されるものではなく、添付の請求の範囲に定義されている任意の発明の範囲と精神から逸脱することなしに、当業者によってその中に種々の変更及び修正を実行しうることを理解されたい。

Claims (26)

  1. (a)導電性のある懸吊棒と、
    (b)上端に沿って前記懸吊棒に取り付けられ、接合部を画定する析出板と、
    (c)外側縁を有し、前記接合部を実質的に取り囲み、かつ前記懸吊棒の端部が前記保護被覆の前記外側縁の外に露出したままとなるように前記懸吊棒及び前記析出板の前記上端の一部を取り囲む保護被覆と、
    (d)前記保護被覆の各端部において、前記保護被覆と前記懸吊棒との間に実質的に連続的なシールを形成し、よって少なくとも流体の前記保護被覆内部への流入を妨げるように配置された耐食性材料と、
    を含む陰極アセンブリ。
  2. 前記耐食性材料の各々はOリングを含むことを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記Oリングの各々は、前記保護被覆の対応する外側縁に接して前記懸吊棒の周りに配置されることを特徴とする請求項2に記載のアセンブリ。
  4. 前記保護被覆の各外側縁は、前記懸吊棒から離間してその間に空洞を形成し、前記Oリングの各々が対応する空洞の中に実質的に配置されることを特徴とする請求項2に記載のアセンブリ。
  5. 前記耐食性材料は耐食性樹脂を含むことを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  6. 前記耐食性樹脂が、前記保護被覆の1つの対応する外側縁に接して前記懸吊棒の周りに配置されることを特徴とする請求項5に記載のアセンブリ。
  7. 前記保護被覆の各外側縁は、前記懸吊棒から離間してその間に空洞を形成し、前記保護被覆の各端部において前記耐食性樹脂が実質的にそれぞれの空洞を埋め込むことを特徴とする請求項5に記載のアセンブリ。
  8. 前記耐食性材料はテープを含むことを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  9. 前記保護被覆の各端部において、前記対応する外側縁に隣接する前記保護被覆の一部と、前記懸吊棒の隣接する前記露出部の一部とを、前記テープが覆い包むことを特徴とする請求項8に記載のアセンブリ。
  10. 前記保護被覆の各外側縁は前記懸吊棒から離間してその間に空洞を形成し、前記保護被覆の各端部において前記テープが前記空洞を実質的に充填するように前記懸吊棒の外表面の周りに巻き付けられていることを特徴とする請求項8に記載のアセンブリ。
  11. 前記析出板が少なくとも1つの溶接部によって前記懸吊棒に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のアセンブリ。
  12. 前記保護被覆が少なくとも1つの溶接部によって前記懸吊棒に取り付けられていることを特徴とする請求項11に記載のアセンブリ。
  13. 前記析出板および保護被覆がステンレス鋼で作られており、前記懸吊棒が銅で形成されていることを特徴とする請求項12に記載のアセンブリ。
  14. 前記保護被覆の各端部において、前記保護被覆の外表面の一部の周りに接し、かつ前記対応する外側縁と前記懸吊棒の対応する隣接の露出部分とに隣接して配置されたスリーブを更に含むことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  15. 陰極アセンブリを製造する方法であって、
    導電性のある懸吊棒を設けるステップと、
    析出板の上端を前記懸吊棒に固定して両者の間の接合部を形成するステップと、
    前記懸吊棒及び前記析出板の上端の一部の周りに外側縁を有し、前記接合部を実質的に囲みかつ前記懸吊棒の端部を露出したままにする保護被覆を設けるステップと、
    前記保護被覆の各端部において、前記保護被覆の1つの外側縁と前記懸吊棒の1つの隣接する露出された端部との間に耐食性材料を配置してシールを形成するステップと、
    を含む方法。
  16. Oリング、耐食性樹脂、及びテープの内の少なくとも1つとして前記耐食性材料を設けるステップを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記方法が、
    前記Oリングに関して、前記保護被覆の対応する外側縁に接するまで前記Oリングを前記懸吊棒の上をスライドさせるステップと、
    前記耐食性樹脂に関して、耐食性樹脂のビーズを前記懸吊棒の対応する露出端部分の周りに、前記保護被覆の対応する外側縁に押し当てて供給し、かつ前記保護被覆と前記懸吊棒との間に前記耐食性樹脂を侵入させるステップと、
    前記テープに関して、前記保護被覆の前記外側縁と前記外側縁に隣接する前記懸吊棒の前記対応する露出部分との周りにテープを多層に巻きつけるステップと、
    を含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記保護被覆のそれぞれの外側縁が前記懸吊棒との間に空洞を形成するように離間し、前記配置するステップ(d)が前記耐食性樹脂を前記空洞中に嵌め込むことによって実行されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  19. 前記固定するステップが、前記析出板を前記懸吊棒に少なくとも1つの溶接部で取り付けることによって実行されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  20. 前記保護被覆を少なくとも1つの溶接部によって前記析出板に取り付けるステップを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  21. 前記析出板及び前記保護被覆をステンレス鋼から形成するステップを更に含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  22. 前記保護被覆の各端部において、前記保護被覆の1つの外側縁の外部表面の一部の周り、及び前記懸吊棒の1つの隣接する露出部分の周りにスリーブを配置するステップを更に含むことを特徴とする請求項15〜21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 電解槽中での金属の電気精錬あるいは電解採取の方法であって、
    電解浴を収容するタンクを設けるステップと、
    前記電解浴の中に陽極アセンブリを設けるステップと、
    前記電解浴の中に、請求項1〜14のいずれか1項に記載の陰極アセンブリを設けるステップと、
    電源を設けるステップと、
    前記電源を前記陽極アセンブリと前記陰極アセンブリとに接続して電解槽を形成するステップと、
    前記電解槽に十分な大きさの電流を流し、電解浴からの金属イオンを前記陰極アセンブリの前記析出板の表面上に析出させるステップと、
    を含む方法。
  24. 前記析出板に析出する前記金属イオンが銅を含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. (a)電解浴を収容するタンクと、
    (b)前記電解浴中に含まれる陽極アセンブリと、
    (c)前記電解浴中に含まれる、請求項1〜14のいずれか1項に記載の陰極アセンブリと、
    (d)前記陽極アセンブリと前記陰極アセンブリとに接続されて前記電解槽を形成する電源と、
    を含む電解槽。
  26. 上記、及び/又は上記請求項に記載された、及び/又は図面に示された、1つまたは複数の前記特徴の任意の組合せからなる陰極アセンブリ。
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