JP2010536663A - 喫煙品用パックおよびカートン - Google Patents

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Abstract

一列または複数列の喫煙品を収容するための平行六面体形状の容器を含む喫煙品用パック(10)であって、容器(12)は頂端部に開口部(24)を有し、この開口部を介して喫煙品がその長手方向軸に沿って分出され、さらに容器の底端部の内側に位置する回転自在なフラップ(38)を有し、このフラップは回転すると喫煙品の端部と接触し、喫煙品を開口部を介して強制的に移動させる。さらにこのパックは、底端部で第1容器(12)にヒンジ式に連結された第2容器(14)を含み、各容器はもう一方の容器内に延び、そこに固定された回転自在なフラップを有し、これにより容器が互いに対して回転することによってこれら2つのフラップが回転し、喫煙品を持ち上げる。これとは別に回転自在なフラップは、もう一方の容器と一体にすることができる。

Description

本発明は、紙巻きタバコなどの喫煙品用パックに関する。
喫煙品は、通常使い捨てのパックに入れられて販売されており、このパックは、底壁、この底壁から延びた4つの側壁、底壁に対向した開口部によって形成された実質的に平行六面体形状を有し、この開口部を介して喫煙品をパックから取り出すことができる。またこの開口部を覆うために蓋が設けられており、一般的に蓋は、側壁の1つにヒンジ式に取り付けられている。
紙巻きタバコは、新しいパックの内側で密に詰め込まれることがよくあり、パックの側壁によってきつく囲まれた状態にある。これによって最初にパックを開封したとき、最初1本の紙巻きタバコが取り出しにくくなる。その後も紙巻きタバコが取り出しにくくなる場合がある、なぜなら紙巻きタバコは、通常その長手方向軸が側壁に平行な状態で配置され、多くの場合側壁が紙巻きタバコの長さの殆どまたは全体に沿って延びているからである。
紙巻きタバコを容易に取り出せるようにパックの領域外に紙巻きタバコを移動させる機構を有する紙巻きタバコパックが提案されている。米国特許第1,842,891号には、2つの平行六面体の容器を含む紙巻きタバコ用パックについて記載されており、これら2つの容器は、それぞれ単層の紙巻きタバコを保持するように設計され、パック内の紙巻きタバコの長さに平行なこれら容器の縁部に沿ってこれら容器は本のように互いにヒンジ式に取り付けられており、これによりパックが閉じているときには、互いに向き合っている。各容器は、ヒンジに隣接する内方面に開口部を有し、この開口部を介して紙巻きタバコが取り出される。ヒンジでこれら2つの容器の内側に配された一組のフラップは、容器がヒンジを中心に互いに離れるように回転させると、1本の紙巻きタバコを開口部の1つから出るように横手方向に案内する役割を果たし、紙巻きタバコはフラップに支持されている間、パックから完全に出ている。
米国特許第1,588,104号は、平行六面体の容器を含む紙巻きタバコパックについて記載しており、この容器は半分に分けられた部分を有し、これらはパック内の紙巻きタバコの長さに沿って平行な方向に沿った容器の背面に沿ってヒンジ式に連結されている。これらの部分の隣接し、向かい合う側は、開口部であり、そこから紙巻きタバコをパックから取り出すことができ、これら2つの開口部は、パックが閉じているときには互いに向き合っている。パックを開くためにはその背面をヒンジ線に沿って折り返し、2つの開口部を露出させる。弾性を有するシートが背面に対して容器の内側に配置され、このシートは、パックが開けられたときに容器のこれら半分に分けられた部分の中の紙巻きタバコを横手方向に開口部の方へと強制的に移動させられる。これはパックが開いているときに常に開口部に紙巻きタバコが確実に近づくようにすることによってパックから紙巻きタバコを取り出しやすくするためである。
これらの例では両方とも、紙巻きタバコがその長さに対して横手方向にある開口部に位置し、その開口部は、紙巻きタバコがその方向を介して通過するのに充分な大きさを有している。これによってまだパックの領域内にある紙巻きタバコと開口部を介して完全に押し出された紙巻きタバコとの間に位置的な違いが殆ど無いので、パックが開いているときに開口部の方へそして開口部を介して押された紙巻きタバコがパックから飛び出して、落ちやすくなってしまう。従ってこれらのパックは、紙巻きタバコをパックから取り出しやすくするためにパックから紙巻きタバコをはね出させるという課題には充分に対処していない。
従って本発明の第1の態様は、互いに平行に配置された複数の喫煙品を収容するための容器を含む喫煙品用のパックに関し、この容器は、喫煙品の長手方向軸に平行な方向に喫煙品を分出することができる第1端部に位置する開口部と、この第1端部に対向する容器の第2端部の内側に位置する回転自在なフラップとを有し、このフラップは回転すると少なくとも1本の紙巻きタバコの一端と接触し、その喫煙品を開口部を介して強制的に移動させる。
これにより例えば排出された喫煙品がパックから飛び出たり、落ちたりする危険性を未然に防ぐなどしてきつく梱包された内容物から最初の物品を取りやすくするためにパックから喫煙品をはね出しするための組み立て部材を含むパックが提供される。喫煙品を横手方向ではなくその長さに沿って分出することによって、喫煙品を取り出す際にその一部がつまめるようにパックから突出するが、喫煙品のそれ以外の部分がパック内に安全に留まる位置に喫煙品を移動させることが可能になる。回転自在なフラップの大きさを好適なものにすることによって喫煙品が完全にまたはほぼ完全に開口部から排出され、落ちてしまう危険が生じない程度に容器の対向端部に配された開口部を介して喫煙品を部分的に押し出すことができる。さらに回転自在なフラップは、一つの部材のみで設けることが可能な簡単なはね出し機構であり、パックに殆ど重量または嵩的に影響を及ぼさないように構成することができる。
いくつかの態様では上記容器は、第1容器となり、パックはさらに互いに平行に配置された複数の喫煙品を収容するための第2の容器を含み、この第2容器は、喫煙品をその長手方向軸に平行な方向に沿って分出する第1端部に設けられた開口部を有し、第2容器は、第1容器とそれらの第2端部でヒンジによって互いに回転自在に連結され、第1容器の回転自在なフラップは、第2容器まで延び、かつ、第1容器の内側に配置され、第1容器内の少なくとも1本の喫煙品の一端と接触するための内部部分と、第2容器と一体または第2容器に固定された外部部分とを含み、ヒンジを中心に第1容器と第2容器とを互いに離れるように回転させることによって、回転自在なフラップを回転させ、これにより第1容器内の少なくとも1本の喫煙品を第1容器の開口部を介して強制的に移動させる。第2容器の内側に回転自在なフラップを固定することによって、喫煙者による労力を殆ど必要とせずに喫煙品を分出することができるように第1容器の内側の回転自在なフラップを作動させるための非常にシンプルな構成を提供することができる。またこれによりフラップをパックの内側に完全に隠すことができ、よって損傷しないように安全に確保され、パックに良好な外観を与え、喫煙品がどのようにはね出しされたかがすぐには判らないので、喫煙者の興味をそそることになる。また第2容器を喫煙品用に使用してもよいが、マッチ、ライター、灰皿または他の喫煙用付属品用に使用してもよい。
第2容器が喫煙品用に使用される場合、第2容器もまた第2容器の第一端部に対向する第2端部の内側に位置する回転自在なフラップを含み、このフラップは、回転すると第2容器内の少なくとも1本の喫煙品の端部と接触し、その少なくとも1本の喫煙品を開口部を介して強制的に移動させ、この回転自在なフラップは、第1容器まで延び、第2容器内の少なくとも1本の喫煙品の一端と接触するために第2容器の内側に配された内部部分と、第1容器と一体またはこれに固定された外部部分とを含み、第1容器と第2容器とを互いに離れるようにヒンジを中心に回転させると第2容器の回転自在なフラップが回転し、第2容器内のその少なくとも1本の喫煙品を第2容器の開口部を介して強制的に移動させる。これにより2つの容器部を有するパックが得られ、その両方の内容物がこれら容器を互いに離れるように回転させるという単純な動作によって簡単に取り出される。
回転自在なフラップの内部部分および外部部分は、同一平面上にあってもよい。これによりフラップの構造が簡単になり、好適な材料からなる平面なシートから所望の形状を切り取ることによって直接的にかつ迅速に作成することができる。これら回転自在なフラップは、第1および第2容器が互いに対して回転してない状態においてこれら容器の底壁と平行になるように配置することができる。例えばフラップを底壁と面一に位置させることができ、外部部分の必要な固定は、これを底壁の内側にのり付けすることによって簡単に行うことができる。
本発明のパックは、両方の容器の開口部を覆うように構成された蓋を含む。この蓋は、これら容器の1つにヒンジ式に取り付けられる。この種の蓋は、これがこれら容器の外側まで部分的に延びたとき、これら容器が回転してない閉じた位置にこれら容器を互いに対して折りたたんだ状態に維持する。
別の態様では回転自在なフラップは、容器の側壁の1つを覆うように延びてもよく、少なくとも1本の喫煙品の端部と接触するために容器の内側に配された内部部分とこの内部部分を回転させるために作用する容器の外側に配置された外部部分とを含む。これにより容器の相対的な回転を利用する2つの容器が設けられた構成とは対照的に喫煙者が直接操作することができる単独容器パック用のはね出し機構が提供される。
外部部分は、フラップが回転していないとき内部部分が容器の底壁と面一になり、外部部分が容器の側壁と面一になるように内部部分に対して角度を持って配置してもよい。このようにして構成されたフラップは、パックから突出せず、よってパックの見栄えがよくなり、さらにフラップが引っかかったり、破損したりする危険性が少なくなる。またこのような回転自在なフラップは、従来のデザインの紙巻きタバコパックと一体化して、従来の紙巻きタバコパックと同じサイズの排出機構を有するパックとすることができ、従って既存のパッキング装置、搬送装置、展示装置および販売機で取り扱うことができる。
単独の容器だけを含むパックも開口部を覆うように構成された蓋を含む。
各回転自在なフラップは、容器に収容された全ての喫煙品の端部と接触するように構成されている。従って容器内の全ての喫煙品は、回転自在なフラップを操作するたびに、喫煙者による労力または動力を必要とせずにパックから強制的に移動させられる。これとは別に各回転自在なフラップは、容器に収容できる喫煙品の最大数より少ない数の喫煙品の端部と接触するように構成してもよい。これにより喫煙品を1本だけまたは2、3本、パックから押し出すことができ、これにより回転自在なフラップに最小限の材料を使用し、密に充填された容器から最初の紙巻きタバコが取りにくいということに対処できる。喫煙者はこのはね出し機構をパック全体で利用することができるが、残りの紙巻きタバコを振って、これらが回転自在なフラップと係合する位置へと移動させることになる。
本発明のパックは、1枚以上の折り曲げ可能なブランクから作成することができる。従って既存のパック作成技術を本発明のパックを作成するために利用することができる。
各容器は、底壁およびこの底壁から実質的に直角に延びた4つの側壁によって形成された平行六面体形状を有する。本発明によるパックは、既存の装置で扱えるように従来の喫煙品と同じ外観およびサイズを有する。
パックの内容物をはね出しするための回転自在なフラップの原理は、喫煙品を収容するパックから喫煙品のパックを収容するカートンにまで応用することができる。従って、本発明の一態様では一列以上に配置された複数の喫煙品パックを収容するための容器を含む喫煙品パック用のカートンが提供され、この容器はその第一端部に開口部を有し、この開口部を介してパックが列に対して実質的に垂直の方向に取り出され、回転自在なフラップが第一端部に対向する容器の第2端部の内側に位置し、このフラップを回転させるとフラップは、少なくとも1つのパックの端部と接触し、その少なくとも1つのパックを開口部を介して強制的に移動させる。
カートンのこの容器は、第1の容器であってもよく、カートンはさらに一列以上に配置された複数の喫煙品パックを収容するための第2容器を含んでもよく、この第2容器は第1端部に開口部を有し、この開口部を介してパックが列に対して実質的に垂直の方向に分出され、この第2容器は、第1容器とそれらの第2端部でヒンジによって回転自在に連結されており、第1容器の回転自在なフラップは、第2容器まで延び、第1容器内の少なくとも1つのパックの一端と接触するための第1容器の内側に配された内部部分と第2容器と一体であるまたは第2容器に固定された外部部分とを含み、第2容器は第1端部に対向する第2容器の第2端部の内側に配置された回転自在なフラップを含み、この回転自在なフラップは、これを回転させると第2容器内の少なくとも1つのパックの端部と接触し、その少なくとも1つのパックを開口部を介して強制的に移動させ、第2容器の回転自在なフラップは、第1容器まで延び、第2容器内の少なくとも1つのパックの一端と接触するための第2容器の内側に配された内部部分と第1容器と一体であるまたは第1容器に固定された外部部分とを含み、ヒンジを中心に第1容器と第2容器とを互いに離れるように回転させると回転自在なフラップが回転し、第1容器内の少なくとも1つのパックを第1容器の開口部を介して、そして第2容器内の少なくとも1つのパックを第2容器の開口部を介して強制的に移動させる。
これとは別に回転自在なフラップは、容器の側壁を介して延びてもよく、少なくとも1つのパックの端部と接触するために容器の内側に配置された内部部分と、この内部部分を回転させるために作用する容器の外側に配置された外部部分とを含んでもよい。
本発明の別の態様は、本発明の種々の態様によるパックを組み立てるためのブランクに関する。第1の態様では喫煙品パック用ブランクは、第1容器ブランクと第2容器ブランクとを含み、第1容器ブランクは、底部パネルと、この底部パネルと長手方向軸が直交するように配置された複数の喫煙品のための第1容器を形成するためにこの底部パネルの周囲で直立させることができる4つの側部パネルと、底部パネルに設けられた開口部とを含み、開口部は底部パネルの一縁部と一致する少なくとも1つの縁部を有し、第2容器ブランクは、底部パネルと、この底部パネルと長手方向軸が直交するように配置された複数の喫煙品のための第2容器を形成するためにこのこの底部パネルの周囲で直立させることができる4つの側部パネルと、フラップとを含み、このフラップは底部パネルとこの底部パネルから延びた1つの側部パネルからこの側部パネルが延びている縁部に対向する底部パネルの縁部に位置する2つのポイント間を延びている周囲に沿って切り抜かれたものであり、このフラップと開口部は、フラップを有する側部パネルに対向する第2容器ブランクの側部パネルが上記縁部に隣接する開口部を有する第1容器ブランクの1つの側部パネルと向かい合うようにブランクを組み立てた際に位置合わせされるように配置される。
フラップは、開口部がその関連する底部パネルの縁部から延びている距離より短い距離でフラップの関連する底部パネルの縁部から延びてもよい。
これとは別にフラップは、その関連する底部パネルの縁部に平行な折り曲げ線を有してもよく、フラップをこの折り曲げ線に沿って折り曲げた際に開口部がその関連する底部パネルの縁部から延びている距離より短い関連する底部パネルの縁部からの寸法をフラップが有するような距離で関連する底部パネルの縁部から延びてもよい。これによりフラップを2倍の厚さのパック材で作製することができ、喫煙品を持ち上げるためのさらなる強度および剛性を付与することができる。
フラップはその関連する底部パネルの縁部から離れた端部を有してもよく、その端部はフラップの残りの部分の幅より大きな幅を有し、これによりフラップをその折り曲げ線に沿って折り曲げることによってその端部を第2容器ブランクの底部パネルに対して位置させる。例えばこのフラップは、T字状であってもよい。この幅の広い部分は、折り曲げられたフラップを所定の位置に固定し、使用時にその結合性を維持するのに役立つ。
さらにこの組み立て用ブランクは、組み立てられた第1および第2容器ブランクを開口縁部を有する第1容器ブランクの底部パネルの縁部およびフラップ周辺部の上記2つのポイントを有する第2容器ブランクの底部パネルの縁部とも一致するヒンジ線によって接続するために組み立てられた第1容器ブランクおよび第2容器ブランクを向かい合うように位置させた際にこれら容器ブランクの周囲に組み立て可能な外方をブランクを含んでもよい。この外方ブランクは、組み立てられた第1容器ブランクおよび第2容器ブランクを向かい合うように位置させた際にその配置を維持するためにこれら両方の容器ブランク上で閉じることができるヒンジ式の蓋を形成するために組み立て可能な蓋を含んでもよい。
別の態様では喫煙品用組み立てブランクは、第1容器ブランクと第2容器ブランクとを含み、これらブランクは、それぞれ底部パネルと、この底部パネルと長手方向軸が直交するように配置された複数の喫煙品用の容器を形成するために底部パネルの周囲で直立させることができる4つの側部パネルとを含み、底部パネルは、底部と、これに平行な折り曲げ線によって半分に分けられる底部に平行なフラップ部とを含み、底部は底部パネルの一部に亘って延び、フラップ部は底部よりさらに底部パネルに亘って延び、もう一方の容器ブランクの底部の折り曲げ線に直交する寸法の2倍未満の折り曲げ線に直交する寸法を有し、かつ、折り曲げ線と底部パネルから延びた隣接する側部パネルの間にスロットを有し、このスロットはフラップ部の底部より長く延びている距離と同じ長さを有し、各容器のフラップ部および底部は、直立させた際に各フラップ部が第1および第2容器をスロットに隣接するそれらの側部パネルが向かい合うように位置させた際に他方の容器の底部に対して位置するようにこの容器内に挿入することとができるフラップを形成するように構成されている。
各フラップ部は、その関連する底部パネルを完全に横断して延びてもよく、各底部は、その関連する底部パネルの半分まで延びてもよい。これにより両方の容器ブランクの底部パネルが同じになるように構成された単純なブランクにおいて各容器の全ての喫煙品を持ち上げるのに充分な大きさを有するフラップが得られる。
さらに組み立て用ブランクは、組み立てられた容器ブランクがスロットを有する第1および第2容器の底部パネルの縁部と一致するヒンジ線を中心に回転することができるように組み立てられた第1容器ブランクおよび第2容器ブランクを連結するために向かい合うように位置させた際にこれら容器ブランクの周囲で直立させることができる外方ブランクを含んでもよい。この外方ブランクは、組み立てられた第1容器ブランクおよび第2容器ブランクを向かい合うように位置させた際にその配置を維持するためにこれら両方の容器ブランク上で閉じることができるヒンジ式の蓋を形成するために組み立て可能な蓋を含んでもよい。
本発明をより理解し、本発明がどのようにして実施されるかを示すために添付図面を例示として参照する。
本発明の態様による喫煙品パックの開いた状態を示す斜視図である。 閉じた状態の図1のパックの下方部分を示す断面側面図である。 開いた状態の図1の下方部分を示す断面側面図である。 別の態様のパックの下方部分の閉じた状態を示す断面側面図である。 この別の態様のパックの下方部分の開いた状態を示す断面側面図である。 さらに別の態様のパックの下方部分の閉じた状態を示す断面側面図である。 この別の態様のパックの下方部分の開いた状態を示す断面側面図である。 図2Eおよび2Fのパックの底部の平面図である。 本発明による第1および第2フラップの平面図である。 図1のパックの閉じた状態を示す斜視図である。 本発明の別の態様によるパックの開いた状態を示す斜視図である。 本発明のさらに別の態様によるパックの開いた状態を示す斜視図である。 本発明の回転自在なフラップが回転していない位置にある別の態様によるパックの下方部分の断面側面図である。 本発明の回転自在なフラップが回転した位置にあるパックの下方部分の断面側面図である。 回転自在なフラップが回転していない状態の図7Aおよび7Bのパックの斜視図である。 さらなる態様によるパックの開いた状態を示す斜視図である。 本発明の態様による喫煙品パック用カートンの開いた状態を示す斜視図である。 本発明の別の態様によるカートンの斜視図である。 本発明の態様による喫煙品パックの第1容器を作製するためのブランクの平面図である。 図11のブランクから作製された容器の下方部分を下から見た斜視図である。 図11のブランクから作製された第1容器を含むパックの第2容器を作製するためのブランクの平面図である。 図13のブランクから作製された容器の下方部分を下から見た斜視図である。 パックを完成させるために図11および13のブランクから作製された第1および第2容器の周囲で組み立てられる外方ブランクの平面図である。 別の態様による喫煙品用パックの第1容器を作製するためのブランクの平面図である。 図16のブランクから作製された第1容器を含むパックの第2容器を作製するためのブランクの平面図である。 図16のブランクから作製された容器の斜視図である。 パックを完成させるために図16および17のブランクから作製された第1および第2容器の周囲で組み立てられる外方ブランクの平面図である。
図1は本発明の第1の態様による喫煙品用パックの開いた状態を示す斜視図である。このパック10は、第1容器12と第2容器14とを含む。各容器12、14は、平行六面体形状である。第1容器12は、底壁16と、この底壁16から延びた4つの側壁とを含む。これらの側壁は互いに対向する2つの大きい方の側壁18と、互いに対向しこれら大きい方の側壁の間を延びている2つの小さい側壁20とを含む。側壁18、20は、底壁16に対して下方端部が並列にかつ長手方向軸が側壁18、20に平行に配された紙巻きタバコまたはシガーなどの喫煙品22の列を容器12が収容できるような大きさを有する。底壁16に対向する容器12の面は、開口しており、これが開口部24となり、この開口部を介して上述のように容器12に収容された喫煙品22が実質的にその長手方向軸に沿って上方に移動した場合に分出されるようになっている。
第2容器14は、第1容器12と同じ構造を有し、一列に配された喫煙品22を収容するために底壁とこの底壁から延びた4つの側壁を含み、底壁に対向する開口部24を有する。
第1および第2容器12、14は、ヒンジ線26に沿って互いにヒンジ式に接合されており、このヒンジ線は各容器12、14の底壁16および大きい方の側部壁18の縁部に沿って延びている。容器12、14は、縁部に沿ってヒンジ線26を有する2つの大きい方の側壁18が互いに向かい合わせになる閉鎖位置とこれらの側壁が離れた開放位置間でヒンジ線26を中心に互いに回転させることができる。
またパック10は、頂部壁30と、2つの小さい側壁32と、2つの大きい側壁34とを有する蓋28を含む。第2のヒンジ線36が1つの大きい方の側壁34aの下方縁部を容器12、14を接続する第1のヒンジ線26を含まない第1容器の大きい方の側壁18の上方縁部に接続している。蓋28の対向する大きい方の側壁34bは、第2のヒンジ線36を有する大きい方の側壁34aより高い(容器内の喫煙品の長手方向軸の方向における寸法が)。蓋28は閉鎖位置と開放位置(図1に示すような)との間でヒンジ線36を中心に回転可能である。閉鎖位置において2つの容器12、14は閉鎖位置へと回転され、頂壁30は容器12、14の底壁16に対向しかつ平行になり、蓋の小さい方の側壁および大きい方の側壁32、34は、容器12、14の大きい方の側壁および小さい方の側壁18、20と同一の広がりを持つ。蓋28の大きい方の側壁34aより側壁34bがより大きいということは、この壁が第2容器14の対応する大きい方の壁18上に重なり、延び、容器12、14が第1ヒンジ線26を中心に回転して離れないように容器12、14を閉鎖位置に維持することを意味する。
図4は蓋28が容器12、14を隣接して向き合った状態に維持しているパック10の閉じた状態を示している。パック10は従来の紙巻きタバコパックの外観および大きさを有するので、既存の販売機および梱包装置に適している。
蓋28が開いている状態では第1および第2容器12、14の開口部24は、喫煙品22が通過できるように露出している。また蓋28は第1および第2容器12、14を互いに対して閉じた状態に保持しなくなり、よってこれら容器を開放位置(図1に示すような)に互いに離れるように回転させることができる。
各容器12、14は、その下方端部に底部壁16に実質的に平行になるように配された回転自在なフラップ38をさらに含む。この回転自在なフラップ38は、喫煙品22が実質的にその長手方向軸に沿った方向に移動して、容器の開口部24を介して一部が突出するように喫煙品22を底壁16から離れるように上方に持ち上げるように作動する。回転自在なフラップ38は、容器の内側に適合するような大きさの平面構造体であり、喫煙品22の下方端部が回転自在なフラップ38に対して位置するように実質的に底壁16に亘って延びている。さらにこの回転自在なフラップは、底壁16と大きい方の側壁18との間の容器の縁部に実質的に沿って位置する縁部を中心に回転できるように構成されている。従ってその回転の線は、喫煙品22の列の面と平行でかつ喫煙品の長手方向軸に直交する。この例ではこの縁部は第1および第2容器12、14を接続する第1ヒンジ線26に沿った縁部である。
この縁部/線を中心にフラップ38を回転させることによってフラップ38が容器に収容されている喫煙品22全ての下方端部に対して作用し、これらを上方に開口部24の方へと強制的に移動させるように底壁16から離れるようにフラップ38を回転させる。この容器12、14と回転自在なフラップ38の相対寸法形状は、喫煙品がその全体的な長さに較べて相対的に僅かな距離だ移動するだけで、従って喫煙品の一部のみが開口部24を介して突出することを意味する。この位置において各喫煙品を簡単に掴むことができ、容器から完全に引っ張り出せるが、それ以上容器12、14から落ちる危険が生じるほど回転自在なフラップ38によって持ち上げられない。よってこれらの喫煙品はパックから都合よく分出される。
この態様では回転自在なフラップ38は、第1ヒンジ線26を中心に容器12、14を回転させることによって回転する。これを行うために各回転自在なフラップ38は、容器の内側に位置し、上述のように喫煙品22を持ち上げるために回転する部分である内部部分40とこの内部部分40から容器の外側に延び、内部部分40と実質的に同一平面上にある外部部分42とを含む。各容器は、第1ヒンジ線26に隣接するその大きい方の側壁18にスロット44を有する。このスロットにより回転自在なフラップ38の外部部分42が容器の外側に延びる。さらに各回転自在なフラップ38の外部部分42は、外部部分42がもう一方の容器の内側に位置するようにもう一方の容器のスロットを介して延びている。各外部部分42は、そのもう一方の容器の内側にこの例ではその容器の底壁16にのり付けされる、または留めることによって固定される。従って各回転自在なフラップ38は、対応する容器の内側に位置しその容器内の喫煙品を持ち上げるためにその容器内で移動可能な内部部分40ともう一方の容器の内側に位置し、そのもう一方の容器内で動くことのない固定された外部部分42とを有する。いずれの場合において、1つの回転自在なフラップ38の外部部分42は、関連する容器の底壁16に固定され、もう一方の回転自在なフラップの内部部分はその回転自在なフラップ38の外部部分42と重なり、これにより喫煙品22がこれらを持ち上げるための内部部分上に位置することができる。これは下記に述べるようにこれら2つの回転自在なフラップ38の相互係止構造によって達成される。
底壁16の内側に回転自在なフラップ38の外部部分42を固定するということは、容器12、14が互いに離れるように開放位置へと回転させた際に内部部分40が、各フラップ38のこれら2つの部分が同一平面上に配置され、それらの互いに固定されていることによって喫煙品22に作用し、これらを開口部24を介して強制的に移動させるように内方部分40は底壁16から離れるように移動することを意味する。
図2Aは第1および第2容器12、14が閉じた状態にあるパック10の下方部分の断面側面図である。この位置において回転自在なフラップの内部部分40および外部部分42は、容器の底部で平坦に底壁16に平行に位置している。各容器12、14おいて喫煙品22の端部は、その容器の内部部分40に対して位置し、もう一方の容器のフラップの外部部分42は、内部部分40と底壁16との間に挟まれている。これら回転自在なフラップ38は、スロット44を介して延び、潰れたX字状に相互に係止している。
図2Bは第1および第2容器12、14が開いた状態にあるパック10の下方部分の断面側面図である。容器が移動するとことによって内部部分40が底壁から離れるように回転し、喫煙品22を上方に押す開いたX字状に回転自在なフラップ38を移動させる。
図3は回転自在なフラップ38の形状を例示している。各フラップ38は平面であり、第1容器の底壁の内側に合った寸法を有する内部部分40と第2容器の底壁の内側に合った寸法を有する外部部分42とに分かれている。従って内部部分と外部部分は互いに連続している。しかしながら各フラップ38は、その中線に沿ってフラップ38の長さの実質的に半分に亘って内部部分42と外部部分44の間を延びたスロット46を有する。これらのスロット46は、必要に応じて2つの内部部分40が2つの外部部分42に重なるように互いに重ねることができるように、スロットの全長に沿って嵌め合わされる。これとは別に必要に応じて同じ結果が得られるこれら2つの回転自在なフラップの他の相互係止および相互係合構造も利用可能である。また回転自在なフラップの外部部分は、内部部分と同じ大きさである必要はない。内部部分の大きさは、何本の喫煙品を持ち上げるかによって決められるが(下記参照)、外部部分は単に容器の内側に充分にしっかりと固定され、容器を互いに離れるように回転させた際に同一面に留まるように喫煙品のためのこれら2つの部分の剛性が保たれるのに充分な大きさであればよい。
図1の態様は、両方の容器をそれぞれの開放位置へと回転させたときはいつでもこれら容器内の喫煙品を全て持ち上げるように容器の全幅に亘って延びるような大きさを有するこれら容器の回転自在なフラップの内部部分を有する。これにより容器内に2、3本または1本しか紙巻きタバコが残っていなくても回転自在なフラップ38によってすべての喫煙品を分出することができる。また容器内の全ての喫煙品が一緒に持ち上げられるので、複数の喫煙者にパックを提供するのに便利である。
しかしながら図1に示した構成を容器内の全ての紙巻きタバコより少ない本数の紙巻きタバコを分出するように適合させることが可能である。喫煙品パックを最初に開封した場合、喫煙品が密に詰め込まれていると最初の紙巻きタバコを取り出しにくい。最初の1本を取り出すと、残りの喫煙品が緩くなり、2本目およびその後の喫煙品を取り出しやすくなる。この特定の問題に対処するために回転自在なフラップを1本の紙巻きタバコまたは2、3本の紙巻きタバコだけを持ち上げるような大きさにしてもよい。
図5はこの態様によるパック50(開いた状態に示した)の斜視図である。このパック50は、図1のパックと同じ構造を有し、パック50の底壁上のヒンジ線26を中心に回転自在な2つの容器12、14とヒンジ式の蓋28とを含み、各容器12、14は、回転自在なフラップ38を有する。このパックは、回転自在なフラップ38が容器12、14の幅の一部に亘ってしか延びていないという点で図1のパック10と異なる(ここで言う幅は2つの容器を接続する第1ヒンジ線26に平行な寸法である)。従ってこの場合1本または2本の紙巻きタバコの端部しか内部部分40上に位置せず、これによりパックを開いた際にこれらの紙巻きタバコ22だけが開口部24を介して強制的に移動させられる。これらの喫煙品を使い切ったら、喫煙者はパックを振るまたは軽く叩いて残りの喫煙品を横にずらして内部部分40と係合させ回転自在なフラップの分出機能を続けて利用することができる。
この回転自在なフラップ38は、列の端にある喫煙品22を持ち上げるためにパック50の一方の側に配置される。しかしながらこれらフラップは、パック50の幅に沿ってどこに配置してもよい。さらにこれら2つのフラップ38を異なる位置、例えばパック50の両側に配置してもよい。これにより図2Aおよび2Bに示したようなX字構造を形成するためにこれら2つのフラップを相互に係合させる必要がなくなる。さらに持ち上げられる喫煙品の数に適した大きさを有する必要があるのはフラップの内部部分であり、外部部分は、必ずしも同じ幅である必要はない。
さらに別の態様では2つのヒンジ式に連結された容器を含むパックに1つの回転自在なフラップが提供される。
図6はこの態様によるパック60の斜視図である。図1および5に示すようにパック60は、パック60の底壁16のヒンジ線26に沿ってヒンジ式に連結された2つの容器を含む。しかしながら、第1容器12だけがその中の喫煙品22を持ち上げるための回転自在なフラップ38を有し、この回転自在なフラップ38は、第1容器12の内側で移動できる内部部分40と第2容器14の底壁16の内側に固定された外部部分42とを含む。逆に回転自在なフラップ38を第2容器内の喫煙品を持ち上げるために第2容器に配置してもよい。
この構成ではパックの両方の容器に喫煙品を供給してもよいが、一方の容器の喫煙品だけが回転自在なフラップで分出することができる。喫煙品が第1容器にのみ供給された場合、第2容器をライターまたはマッチを供給するために使用してもよく、または喫煙者が喫煙者自身のライターまたはマッチを入れるために空の状態にしてもよく、または例えば灰および/または吸い殻用の容器として構成してもよい。
図6に示した回転自在なフラップ38は、第1容器12内の全ての喫煙品22を持ち上げるためにパック60の全幅に亘って延びている。しかしながら、内部部分40は図5で説明したように少ない数の紙巻きタバコを持ち上げるようにそれより小さい大きさであってもよい。
ここまで説明してきた回転自在なフラップは、それぞれ1つの容器の内側にその外部部分が固定され、もう一方の容器内に内部部分が延びた平坦な材料からなる別個の片で構成されている。これとは別の構成の回転自在なフラップは、内部部分だけを含むものであり、この内部部分はヒンジ線に隣接する1つの容器の一部と一体に形成されている。従って外部部分は、内側に回転自在なフラップを有する容器とは別の容器と一体になっている。これにより容器内に別個のフラップを固定する必要がなくなる。従って内部部分は、第1容器から突出し、第2容器内の喫煙品の端部の下に位置するために第2容器の内部へと延びたフラップを含む。このフラップは、喫煙品を押し上げるためにヒンジ線を中心にパックを開いた際に第2容器に対して回転するように第1容器に固定された状態を維持するように構成される。例えばフラップは第1パックの内方の大きい方の側壁からまたは第1パックの底面から突出してもよい。
図2Cおよび2Dは容器の内方の大きい方の側壁から突出したフラップを有するパックの下方部分の断面側面図である。図2Cではパックを閉じた状態で示しており、第1容器12および第2容器14の内方の大きい方の側壁18が互いに向かい合わせになっている。第1容器12の内方の大きい方の側壁18は、その底部に下方縁部に沿ってスロット44を有する。第2容器14の内方の大きい方の側壁18は、その下方縁部から実質的に90度の角度で突出したフラップ40を有する。フラップ40は、第1容器12の底面と実質的に面一になるようにスロット44を介して第1容器12の内部へと延びている。従って第1容器内の喫煙品22の端部は、フラップ40の上に位置する。
第1および第2容器12、14を互いに離れるように回転させることによってパックを開くと、フラップ40も第2容器14と伴に回転し、第1容器12とその中の喫煙品22に対して移動し、喫煙品22を押し上げる。フラップ40がパックの一方の側にのみ設けられている場合、第1容器12の内方の大きい方の面から第2容器14内に突出した第2フラップをパックのもう一方の側に設けることができ、これによりパックを開くと第2容器からも喫煙品をはね出しすることができる。
図2Eおよび2Fは、1つの容器の底面から突出したフラップを有するパックの下方部分の断面側面図である。図2Eではパックの閉じた状態を示しており、2つの容器12、14の内方の大きい方の側壁が互いに向かい合わせになっている。第2容器14の底面16は、第2容器の内方の大きい方の側壁を越えて延び、底面16からこれと同じ面で延びたフラップ40を形成する。フラップ40は、第1容器の内方の大きい方の面の下方縁部のスロットまたは隙間を介して第1容器12内に充分届くように突出し、これにより第1容器12内の喫煙品の端部がフラップ40の上に位置する。この特定の例ではフラップ40が第1容器12の底面を形成している。この構成は、図2Cおよび2Dの態様にも適用可能である。これとは別に本態様は、フラップ40と重なる第1容器12の底面を含んでもよい。
図2Fは第1および第2容器が互いに離れるように回転させたパックの開いた状態を示している。上述の種々の例と同じように第2容器14を第1容器12に対して回転させることによってフラップ40が上方に枢動し、第1容器内の喫煙品22をパックから押し出す。
この例では第1および第2容器の底面が互いに一体に形成されている場合、フラップを第1容器の底面を切り抜いた部分で形成することができる。図2Gは、閉じた状態のパックの底部を示し、このパックの底部は、第1容器12の底部面16から切り抜かれているが、第2容器14の底部面16に接続した第1フラップ40aと第2容器14の底部面16から切り抜かれているが、第1容器14の底部面16に接続した第2フラップ40bを有する。パックを底面16のヒンジ線26を中心に容器を回転させることによって開くと、第1フラップ40aが第1容器12内の喫煙品を押し、第2フラップ40bが第2容器内の喫煙品を押す。必要に応じて、1つのフラップのみを設けてもよい。
必要に応じて、このようにフラップを作製したことによって生じた開口部を覆うために追加のパック材からなる片をパックの底面に敷くこともできる。これとは別に2つの容器をそれらの底面が離れるように形成することができる。底面の1つまたは両方は、スロット内に挿入される、他方の容器の底面の下方縁部の開口部と位置合わせされた突出フラップを有する。その後追加のパック材で形成された片を底部面に接着する、または容器上にまたは容器の周囲に係合させて容器を結合させ、ヒンジ線を形成する。
ヒンジ式に開閉する2つの容器を含むパックに関連して上述した回転自在なフラップは、1つの容器を含むパックにも使用してもよい。既に述べたように容器の全幅またはその一部に亘って延び、容器内の喫煙品の面に平行でかつ喫煙品の軸に直交する線を中心に回転自在なフラップを喫煙品容器の底部に配置し、フラップを回転させて喫煙品を持ち上げ、喫煙品をパックの底部に対向する開口部を介して強制的に上方に移動させることを提案する。しかしながら単独の容器からなるパックの場合、2つのヒンジ式に接続されたパックの回転を利用して回転自在なフラップを作動させることはできない。
従って本態様では既に述べたように内部部分と外部部分とを含み、このフラップは、容器の側壁の底部のスロットを介して延びている。この場合外部部分は、内部部分に対して角度を付けて形成される。平行六面体の容器の場合、その角度は実質的に直角であることが好ましい。これにより内部部分が容器の底壁の内側に対して平坦な状態で位置したとき、容器の側壁の外側に対して平坦な外部部分が得られ、喫煙品はその底端部が内部部分上に載った状態で容器内に完全に収容される。内部部分を回転させ、喫煙品を分出するために喫煙者は、外部部分を掴み、回転自在なフラップが容器の側壁を介して延びているポイントである内部部分と外部部分の間の分割線を中心に回転させながら外部部分を側壁から離れるように枢動させる。これにより内部部分も同時に回転し、内部部分が喫煙品を押して、開口部を介して移動させる。
図7Aは、この態様によるパック70の下方部分の断面側面図である。パック70は、底壁74と4つの直立した側壁を有する単独の容器72を含み、この容器は2列に平行に配された喫煙品22を収容するのに充分な深さを有する(これら2列の喫煙品の面は、その図の面に直交している)。大きい方の側壁76の1つは、その底縁部に沿ってスロット78を有し、これを介して回転自在なフラップ80が延びている。この回転自在なフラップ80の内部部分82は、容器72の内側に位置し、その上に喫煙品22の端部が載っている。回転自在なフラップ80の外部部分84は、内部部分82に対して直角であり、容器72の外側に位置している。図7Aは内部部分82が底壁74と面一であり、外部部分84がスロット78の真上の大きい方の側壁76の外側と面一になっている第1の位置にある回転自在なフラップを示している。喫煙品22は容器72内に収容されている。
図7Bは回転自在なフラップ80が第2の位置である分出位置にある図7Aのパック70を示している。外部部分84は回転して大きい方の側壁76から離れており、これにより内部部分82を回転させて喫煙品22を持ち上げている。
図8はパック70の外方斜視図である。回転自在なフラップの外部部分84には使用者が掴みやすいように上方縁部に切り欠き部86が設けられている。しかしながら、これは他の形状の外部部分を排除するものではない。
この態様の内部部分82は、両方の列の喫煙品が回転自在なフラップ80によって持ち上げられるように容器72の全幅に亘って延びて例示されている。しかしながら、外部部分84に近い方の列88の紙巻きタバコだけと係合する幅の狭い内部部分82を代わりに設けてもよい。もう一方の列90の喫煙品は、パック70を振ったり、傾けたりして内部部分82上へと前方に移動させてもよい。
さらに内部部分は、列ごとに喫煙品を持ち上げるために容器の全幅に亘って延びている必要はない。その代わり内部部分は、図5を参照して説明した回転フラップのように1本または2、3本の喫煙品だけと接触するような大きさであってもよい。外部部分も同様に容器の全幅に亘って延びている必要はなく、内部部分の幅に合わせてもよい。
これとは別に内部部分と外部部分は容器に対して異なる幅であってもよい。例えば図8に示したパックの外観と異なるように内部部分を1列全体の喫煙品を持ち上げるように構成し、外部部分をそれより幅の狭いものとし、外部部分を代わりに比較的小さなタブとしてもよい。別の例では内部部分が1本または2、3本の喫煙品だけを持ち上げるように小さくして、外部部分を広くして、回転自在なフラップを作動させるために掴みやすい大きなエレメントとしてもよい。
さらにこれとは別に大きい方の側壁の代わりに小さい方の側壁の1つの中にスロットを介して延びるように回転自在なフラップを容器に配置していもよい。このようなフラップの構造および作用は、大きい方の側壁に設けたフラップと同じであり、その内部部分は、回転させた際に少ないまたは多くの喫煙品を持ち上げるために喫煙品の1つの列または複数の列の下に短いまたは長い距離を延びてもよい。この種の回転自在なフラップの外部部分84aを図8に仮想線で示す。
図9はこの態様のさらに別の変形例によるパックの斜視図である。パック100は、第1容器12と、これにヒンジ式に回転自在に取り付けられた第2容器14とを含み、パックが閉じた状態でこれら容器の大きい方の側壁18同士が向かい合って位置する。第1容器12のもう一方の壁にヒンジ式に接続された蓋28が2つの容器12、14が閉じた状態にあるとき、これら容器の頂部を閉じることができる。しかしながらこの例ではこれらの容器は、大きい方の側壁18と小さい方の側壁20との間の縁部に沿って垂直方向にヒンジ式に連結されている。従ってヒンジ線102を中心に容器12、14を互いに離れるように回転させてパックを開くことは、本や財布を開くのと似ている。上述の例と異なり、この容器の回転は、紙巻きタバコを強制的に移動させるように回転自在なフラップを作動させない。図7A、7Bおよび8を参照して説明したこの種の回転自在なフラップは、第2容器14に設けられている。この回転自在なフラップは、第2容器14の内方の大きい方の側壁18の底縁部のスロット(図示せず)を介して延び、回転自在なフラップの外部部分84は、フラップが回転しないときには内方の大きい方の側壁18に対して面一に位置している。従ってパック100が閉じているときにはフラップの外部部分84は、2つの内方の大きい方の側壁18の間に隠れている。必要に応じて、回転自在なフラップ(図示せず)を同様に第1容器12に設けてもよい。またフラップを他の側壁(大きい方のまたは小さい方の)に配置してもよい。
ここで説明した例は、いずれも容器の深さを変えることで異なる数の列の喫煙品を収容するように変更することが可能である。例えば図1および9のパックの容器の1つまたは両方を2列の喫煙品を保持するように深くして、パックが全体で3または4列の喫煙品を収容するようにしてもよい。図7A、7Bおよび8の容器が1つのパックは、1、2、3またはそれ以上の列を保持する大きさにしてもよい。例えば7本、6本および7本の喫煙品からなる3つの入れ子列といった従来の方法で20本の喫煙品を保持するようにパックを構成することもできる。容器が1つのパックの場合、容器は3列の喫煙品を含み、容器が2つのパックの場合、1つの容器が7本の列と6本の列を含み、もう一方の容器は、7本の列を含む。容器にあらゆる数の列の喫煙品が収容される場合でも回転自在なフラップを全ての列、またはそれ以下の列の列の下に到達するように配置することができる。
本発明による1つ以上の回転自在なフラップを有するパックは、2つ以上のヒンジ式の容器を含んでもよい。これらの容器は、容器の底部のヒンジ線(図1のような)および容器側部のヒンジ線(図9のような)のあらゆる組み合わせでヒンジ式に連結することができる。底部のヒンジ線は、図1および6に示すように回転自在なフラップを操作してもよく、操作しなくてもよい。
上記に例示したものとは別の構造の蓋を使用してもよい。またパックをあらゆる標準的な喫煙品パックの外形に応じたまたは製造者の希望する他の外形に合った形状に構成してもよい。また他の従来の喫煙品パッケージの特徴、例えば矩形縁部、丸みを帯びた縁部、楕円の縁部または面取りされた縁部などを組み入れてもよい。
パックの材料に関し、本発明のパックは従来の紙巻きタバコ用パックと同様に板紙または硬質紙からなる折りたたみ可能なブランクから作製される。回転自在なフラップは、著しく曲がったりせず、歪んだりせず、または切れたりしないで喫煙品を持ち上げることができるように充分に堅くまたは弾性を有し、剛性または半剛性のあらゆる材料から形成することができる。好適な材料は、板紙、硬質紙およびプラスチック材などである。従来、容器の側壁または底面と一体に形成されていないフラップの場合、回転自在なフラップの内部部分および外部部分は、1片の材料からなる単独のユニットとして構成することができる。これとは別にこれら2つの部分を別々に切り取って、その後適当な角度をつけて接合してもよい。
この態様において、上方、下方、頂部、底部、高さ、幅、深さ等の用語は、判りやすくするために便宜上使用しているものであり、パックを図4および8の上向きに配向した際の適当な部分を意味するものと理解されたい。パックは使用時には異なる向きに置かれるので、これらの用語は、何も限定するものではない。
また本発明は、紙巻きタバコ、シガーまたは他の喫煙品のパックを収容するカートンにも適用可能である。従来、喫煙品の個々のパック(例えば20本の喫煙品を含む)は、それより大きいカートンに梱包され、このようなカートンは、例えば10個のパックを収容する。本発明は、1つ以上の回転自在なフラップを用いてカートンからパックを分出するために使用することができる。
例えば図10Aに示すようなカートンを提供することができ、このカートン101は、図1のパックのように構成される。斜めから見て開いた状態に示されているカートン101は、2つの容器112、114を含み、これら容器は、それぞれ大きい方の側壁が向かい合い、底面が容器の底面に向いた状態で一列に配された5つのパック122(判りやすくするために1つのパックだけを示している)を収容するように構成されている。容器112、114は、各容器内のパック122の列に平行な容器の内方の大きい方の側壁118の下方縁部に沿ったヒンジ線126によって互いにヒンジ式に連結されている。各容器112、114は、図2A、2Bおよび3に示したX字状に相互係止した回転自在なフラップ140を底部に有する。従って容器112、114がヒンジ線126に沿って互いに離れるように回転させると、回転自在なフラップ140が各容器112、114の底面から離れるように枢動し、パック122を上方に持ち上げ、これによりパックは、容器から僅かに突出し、容易に取り出すことができる。カートン101にはヒンジ線126を有する側壁118に対向する第1容器の外方の側壁に接合されたヒンジ式の蓋128が設けられている。
これとは別にカートンをパックがその小さい方の側壁が向かい合い、底面が容器の底面に向いた状態で一列に配された状態で各列に5つのパックを各容器に収容するように形成し、構成することができる。その後これらの容器は、容器の内方の側壁の下方縁部でパックの列と平行なヒンジ線に沿って互いにヒンジ式に連結される。これにより従来の10喫煙品パック用のカートンと同じ大きさおよび形状にすることができる。
本発明による1つ以上の回転自在なフラップを有するカートンは、パックについて上述した態様および例に従って構成することができる。唯一の必要な変更点は、寸法を大きくする、場合によってはカートンを作製するために使用する材料の強度を上げる、カートンのフラップが喫煙品と比較して重いパックを押すことができるようにフラップをパックに使用するフラップの材料より、強く、堅く、弾性がある材料で好ましくは作製する等である。
例えばカートンは、1つの容器と、図7A、7Bおよび8の態様のように手で作動させるように配置された外部部分を有する回転自在なフラップとを有してもよい。
図10Bはこのようなフラップを有するカートンの斜視図である。カートン170は、各列に5つで2列に配された10個の喫煙品パックを収容するような寸法を有し、各列のパックは、その小さい方の側壁が向かい合って配され、これら2つの列は、一つの列のパックの大きい方の側壁がもう一方の列のパックの大きい方の側壁に向くように配置されている。これは、上述の従来の10パックカートンの設計に従ったものである。カートンの大きい方の側壁の1つは、回転自在なフラップを受けるためのスロットを有し、フラップの外部部分184は、回転していない位置においてカートン170に対して平坦に位置している。外部部分184は、ユーザーが操作しやすいように上方縁部に切り取られたノッチを有する。
また本発明は、パックから喫煙品を分出するための回転自在なフラップを有する喫煙品用のパックを形成するためのブランクに関する。
ブランクの第1の態様は、2つの容器が別個に形成される場合に回転自在なフラップが1つの容器の側面からもう一方の容器の底面の開口部を介して通過して延びた延長部として形成されたパックに関する。このようなパックは、3つのブランクを含む集合体から形成することができる。
図11は、第1の容器を形成するために組み立て可能な第1容器ブランク144の平面図である。第1容器ブランク144は、容器の底面を形成するための2つの長い縁部と2つの短い縁部を有する底部パネル147を含む。大きい方の側部パネル145、146は、折り曲げ線148および149を介して底部パネルの長い縁部から延びている。1つの大きい方の側部パネル145は、長手方向に延びたマージン154、155を有し、そこから小さい方の側部パネル150、151がそれぞれ延び、これらマージン154、155は、折り曲げ線である。もう一方の大きい方の側部パネル146も同様に長手方向に延びたマージン156、157を有し、ここから小さい方の側部パネル152、153がそれぞれ延び、これらマージン154、155は、折り曲げ線である。各小さい方の側部パネルは、底部パネル147の短い方の縁部と実質的に同じ幅を有する。
底部パネル147は、そこを切り取って形成された開口部190を有する。この例では開口部190は、底部パネル147の長い方の側に対して中央に位置し、1つの長い方の側148からもう一方の長い方の側149へと全幅に亘って延びている。一般に開口部190は、底部パネル147の長い縁部148、149と一致する少なくとも1つの縁部を有する必要がある。
ブランクを組み立てるために折り曲げ線148、149、154、155、156および157は、それぞれその対応するパネル間で直角となるように折り曲げられる。1つの大きい方の側部パネル145の小さい方の側部パネル150、151は、もう一方の大きい方の側部パネル146の小さい方の側部パネル152、153に重ね合わされ、これら小さい方の側部パネルは、互いにのり付けされる。
図12は組み立てられた第1容器ブランク144の下方部分を下から見た斜視図である。このブランクは、4つの側部と底面と底面に設けられた開口部190とを有する開口した箱形容器を形成する。この例では容器は、入れ子構造の2列の喫煙品を収容するのに充分な深さ(底部パネルの短い方の側部に対応する)を有する。
図13は第2容器を形成するために組み立て可能な第2容器ブランク162の平面図である。第2容器ブランク162は、容器の底面を形成するための2つの長い縁部と2つの短い縁部を有する底部パネル165を含む。大きい方の側部パネル163、164は、折り曲げ線174および175を介して底部パネルの長い縁部から延びている。1つの大きい方の側部パネル163は、長手方向に延びたマージン191、171を有し、そこから小さい方の側部パネル166、167がそれぞれ延び、これらマージン191、171は、折り曲げ線である。もう一方の大きい方の側部パネル164も同様に長手方向に延びたマージン172、173を有し、ここから小さい方の側部パネル168、169がそれぞれ延び、これらマージン172、173は、折り曲げ線である。各小さい方の側部パネルは、底部パネル165の短い方の縁部と実質的に同じ幅を有する。
底部パネル165および1つの大きい方の側部164は、そこから切り抜かれたフラップ192を有する。フラップ192は、底部パネル165を横断し、隣接する大きい方の側部パネル164の途中まで延び、フラップ192が切り取られる大きい方の側部パネル164が延びている底部パネル165の長い方の縁部と対向する縁部である折り曲げ線175上に位置する2つの端部ポイント193、194の間を延びている底部パネル165と大きい方の側部パネル164に形成された周辺部を有する。従ってフラップ192は、大きい方の側部パネル164と底部パネル165から離れるが、底部パネル165の対向する長い方の縁部174に沿ってブランク162に接続されている。フラップが切り取られる大きい方の側部パネルに隣接する長い方の縁部174に沿って延びた折り曲げ線は、フラップ192を越えて延びていない。フラップ192は、長い方の縁部174に沿って中央に位置している。この例ではフラップ192は、T字状であり、Tの横棒は長い方の縁部174から離れている。従ってフラップ192の離れている、自由な端部は、フラップの残りの部分より広い幅を有する。T字の縦棒の高さ(下方縁部175からの距離)は、第1容器ブランクの底部パネル147の短い方の縁部の2倍未満であり(この例ではこれは底部パネルの開口部の大きさでもある)、フラップ192は、長い方の縁部175に平行に縦棒の実質的に中間部に位置する折り曲げ線195を有する。T字の横棒は、第2容器ブランク162の底部パネル165の短い方の縁部より短い高さを有する。
第2容器ブランクも第1容器ブランクと同様にパネル間の折り曲げ線に沿って90度に折り曲げられ、2つの大きい方のパネルの小さい方の側部パネルを重ね合わせ、これら小さい方の側部パネルをのり付けすることによって組み立てられる。加えてフラップ192を直立させる。フラップが底部パネルと同一平面に位置し、第2容器から外方に突出するようにフラップ192と隣接する大きい方の側部パネル164の間で90度の折り曲げが形成される。またフラップ192は、その折り曲げ線195に沿ってその下に折り曲げられ、T字の横棒は、底部壁165およびフラップを外方に折り曲げることによって残った大きい方の側部パネル164の開口部を介して再度通過し、これにより横棒が底部パネル165の内面に対して平坦に位置する。フラップ192は、必要に応じて接着剤でこの位置に固定してもよい。
図14は組み立てられた第2容器ブランク162の下方部分の斜視図である。このブランクは、4つの側部と底面とを有する開口した箱形容器を形成している。フラップ192が第2容器から底面と同一面にフラップ192が切り取られている大きい方の側部パネルと反対の第2容器の側に突出している。この例では第2容器は、1列の喫煙品を収容するのに充分な深さ(底部パネルの短い方の側に対応する)を有する。従って第1容器と組み合わせて、7−6−7の構成で合計で3列の喫煙品を提供することができる。しかしながら好みに応じていずれかまたは両方の容器を異なる数の喫煙品および列を保持する大きさにしてもよい。
ヒンジ式のパックを形成するために第1および第2容器は、向かい合わせの状態で置かれる。フラップ192が隣接した第2容器の大きい方の側部パネルは、底部パネルの開口部190が隣接した下方縁部を有する第1容器の大きい方の側部パネル(本例においては開口部が底部パネルの全幅に亘って延びている2つの大きい方のパネルのいずれか)と向かい合わせに配置される。これによりフラップ192は、開口部190と位置合わせされ、フラップ192が開口部190と重なる(ここで注目すべきことはフラップと開口部は、底部パネルの中央からずらしてもよい、および/またはフラップと開口部の組み合わせを反対の容器に設けてもよい、または第2の反対に設けられたフラップ−パネル対を設けてもよいということである)。その後外方ブランクを第1および第2容器の周囲で組み立て、これら容器の底部パネルの内方の長い下方縁部に沿って延びたヒンジ線によってこれら容器を互いに結合させる。
図15は外方ブランク201の平面図である。外方ブランク201は、2つの短い縁部242、243および2つの長い縁部228、229を有する底部パネル226を含む。これら短い縁部は、第1および第2容器ブランク144、162の底部パネル147、165の2つの短い縁部の合計と実質的に等しい長さを有する。長い縁部228、229は、第1および第2容器ブランク144、162の底部パネル147、165の長い縁部の長さと実質的に同じ長さを有する。長い縁部228、229は、それぞれ折り曲げ線を有する。前部パネル225が1つの長い縁部229から延び、後部パネル224がもう一方の長い縁部228から延びている。また底部パネル226は、ヒンジ線240を有し、このヒンジ線は、それに沿って長い縁部228、229に対して平行に延び、後部パネル224が延びている長い縁部228から第2容器ブランク162の小さい方の側部の幅に等しい距離だけ離れ、かつ、もう一方の長い縁部229から第1容器ブランク144の小さい方の側部パネルの幅に実質的に等しい距離だけ離れている。
前部パネル225は、折り曲げ線を形成する長手方向に延びたマージン230、231を有し、そこから側部パネル232、233がそれぞれ延びている。側部パネル232、233は、それぞれ第1および第2容器ブランクの小さい方の側部パネルの幅の合計に実質的に等しい幅を有する。また側部パネル232、233は、それぞれ長手方向に延びたマージン230、231と平行でこれらマージンから第1容器ブランク144の側壁の幅の分だけ離れている分離線を有している。
後部パネル224は、折り曲げ線を形成する長手方向に延びたマージン236、237を有し、そこから側部パネル238、239がそれぞれ延びている。側部パネル238、239は、それぞれ第2容器ブランク262の小さい方の側部パネルの幅に実質的に等しい幅を有する。また後部パネルは、上方マージン227を有し、そこから蓋部102が延びている。蓋部は、ヒンジ式蓋付き喫煙品パックに一般的に採用される種類の従来の蓋を形成するために組み立てられる複数のパネルを含む。上方マージン227は、ヒンジ式の蓋をパックに連結するヒンジ線を形成する。
パックを形成するために外方ブランク201は、第1および第2容器の周囲で組み立てられる。1つの方法では2つの容器を互いに向かい合わせに置き、それから後部パネル224上に置いて、第2容器が後部パネル224と接触するようにする。これによりフラップを起立させて生じた開口部は後部パネル224によって隠される。後部パネル224の側部パネル238、239は、第2容器の小さい方の側部パネルに対して折り曲げられ、所定の位置に接着剤で固定される。外方ブランク201の底部パネル226は、第1および第2容器の底部パネル147、165に対して折り曲げられ、フラップ192と開口部190から離れて塗布される接着剤で所定の位置に固定される。前部パネル225は、第1容器の露出している大きい方の側部パネル上に折り曲げられ、側部パネル232、232は、第1容器の側部パネルおよび後部パネル224の側部パネル238、239上に折り曲げられ、それぞれに接着剤で固定される。蓋部202は、通常の方法で折り曲げられ、組み立てられ、第1および第2容器の隣接する開口端部を閉じることができる。
最後に側壁232、233が分離線234、241に沿って切り取られる。これが完了すると第1および第2容器は、外方ブランクの底部パネル226のみによって接合され、ヒンジ線240を中心に互いに離れるように枢動させることができる。これにより開口部190を介してフラップ192を上方に回転させ、上述した方法でパックから喫煙品を分出する。
ブランクの第2の態様は、回転自在なフラップが2つのヒンジ式に接合された容器の底部に設けられ、これら回転自在なフラップが図2Aおよび2Bを参照して上述したようにX字状に相互係止しているパックに関連する。しかしながら図2Aおよび2Bとは異なり、これらのフラップは容器と一体に形成されており、各容器とそれに取り付けられ、もう一方の容器内で回転するフラップが1つのブランクから形成される。
図16は喫煙品用の第1の容器に組み立てることができる第1容器ブランクの平面図である。この第1容器ブランク300は、2つの対向する長い縁部および2つの対向する短い縁部を有する底部パネル301を含む。長い縁部312、313は、それぞれ折り曲げ線を形成している。大きい方の側部パネル302、303が長い縁部312、313からそれぞれ延びている。第1の大きい方のパネル302は、長手方向に延びた側部マージン304、305を有し、これらマージンから小さい方の側部パネル306、307がそれぞれ延びている。これら長手方向に延びた側部マージン304、305も折り曲げ線を形成している。同様に第2の大きい方の側部パネル303も折り曲げ線を形成する長手方向に延びたマージン308、309を有し、そこから小さい方の側部パネル309、310が延びている。第1の大きい方の側部パネル302の小さい方の側部パネル306、307は、第2の大きい方の側部パネル303の小さい方の側部パネルと実質的に同じ幅を有する。
底部パネルは、底部314とフラップ部315の2つの部分を含む。底部314は、ブランク300が組み立てられたときに第1容器の底面を形成し、フラップ部315は、隣接する第2容器から喫煙品をはね出しするための回転自在なフラップを形成する。底部314とフラップ部315の分かれ目は、底部パネル301の長い方の側に平行である。底部314は、一方の短い縁部から隣接する長い縁部312の中間点まで底部パネル301の半分しか延びておらず、2つの小さい方の側部パネルの幅に実質的に等しい長い縁部312に直交する形状を有する。この形状は、組み立てられた第1容器の深さを定める。フラップ部315は、その隣接する長い縁部313を横断して延び、長い縁部313に平行な折り曲げ線317によって半分に分けられている。またフラップ部315の長い縁部313に直交する方向の大きさが、後で説明する第2容器ブランク320の底部334の対応する大きさの2倍未満である。最後にフラップ315は、その隣接する大きい方の側部パネル303から長い縁部313に沿って延びたスロット316によって分割されている。スロット316は、底部314が長い縁部313の中間点(反対の長い縁部312の中間点に位置合わせされた)まで延びているところの底部パネル301の短い縁部と反対の短い縁部から延びている。
図17は第2容器ブランク320の平面図である。これは、底部パネル321と、2つの大きい方の側部パネル322、323と4つの小さい方の側部パネル326、327、329、330とを含み、これらが第1容器ブランク300の対応するパネルと同様に配されているという点で第1容器ブランク300と実質的に同じである。同様に底部パネル321は、底部334とフラップ部335とを含み、フラップ部335は、その隣接する大きい方の側部パネル322からスロット336によって分割され、フラップ部を半分に分ける折り曲げ線337を有する。底部334は、組み立てられた第2容器の深さを制限する隣接する長い縁部332に直交し、2つの小さい方の側部パネルの幅に実質的に等しい寸法を有する。隣接する長い縁部332に直交するフラップ部335の寸法は、第1容器ブランク300の底部314の対応する寸法の2倍未満である。
底部314、334およびスロット316、336は、それらの各ブランクの同じ側に配置されている。言い換えれば両ブランクは、鏡像ではなく、同じ構造である。しかしながらそれぞれの場合においてスロット316、336に隣接する大きい方の側部パネル303、322は、組み立てられたパックにおいて他方の容器と向かい合わせになる側部パネルである。従ってこれは一方の容器が2列の喫煙品を保持し、他方の容器が1列の喫煙品を保持するような2つの容器が同一でないあらゆるパックを考慮したものである。図16および17の例では両方の容器が1列だけを収容する大きさを有し、従って同じ深さを有するが、開いたパックが後ろから前へ傾斜するように大きい方の側部パネルと小さい方のパネルが形成されているので、ブランク300、320は、同じではない。
ブランク300、320は、それぞれ同じように組み立てられる。ブランクは、フラップ部315、335を横断する折り曲げ線317、337に沿って折り曲げられ、二重の厚みを有するフラップを形成する。フラップの半部は、互いに接着剤で固定される。その後フラップ部315、335に隣接する折り曲げ線は、山折り状に折られ、底部314、334に隣接する折り曲げ線は、谷折りとなるように底部パネル315、335の長い側部に沿った2つの折り曲げ線312、313および333、332は、反対方向に折り曲げられる。これにより2つの大きい方の側部パネルが起立した容器に底面および底面と同一面で容器から外方に突出したフラップを与える。それから小さい方の側部パネルは、全て内方に直角に折り曲げられ、互いに重ね合わされ、接着剤で固定される。組み立てが完了すると、第1および第2容器の下方部分は同じに見える。
図18は第1容器ブランク300から作製された第1容器の斜視図である。組み立てられた第2容器の外観は、同じである。この容器は、底部パネル301の底部314によって形成された基部から直立した4つの側面を有する。しかしながら、底部314は底部パネル301の半分しか延びていないので、基部の半部は、開口部318である。フラップ部315を折り曲げて形成されたフラップは、底面と同じ面で容器から突出する。しかしながらスロット316と開口部318によってフラップは、隣接する大きい方の側壁302に取り付けられているだけで、その長さの半分は、基部にあり、残りの半分は、自由端を形成している。
回転自在なフラップを有するヒンジ式パックを形成するために第1および第2容器は、フラップが突出した方の大きい方の側部パネルを用いて向かい合わせに配置し、各フラップの自由端部をもう一方の容器の基部の開口部に挿入する。従ってフラップの自由端部は、元のブランクの底部パネルの底部によって形成された一方の容器の基部の一部の内面と重なり、フラップの他端は、基部の開口部を覆う。従って各容器の基部は、その全幅に亘って延びた他の容器のフラップを有する。容器を互いに対して回転させるとフラップを枢動させ、容器内の喫煙品が容器から上方に押し出される。
これら2つの容器は、パックを形成するためにヒンジ式に互いに固定される必要がある。
図19はこのヒンジ式の固定に適した外方ブランクを示す。しかしながら、同じ結果が得られる他のブランクを使用してもよい。外方ブランク400は、2つの対向する長い縁部と2つの対向する短い縁部を有する底部パネル401を含む。これら短い縁部の方向に底部パネルは、第1および第2容器の深さの合計に等しい寸法を有する。ヒンジ線416が底部パネル401を横断して延び、底部を2つの容器の関連する深さに対応して2つの部分に分けている。長い縁部404、405は、折り曲げ線を形成している。前部パネル403が1つの長い縁部405から延び、長手方向に延びた側部マージン406、407を有し、そこから側部パネル408、409が延びている。これら側部パネル408、409は、第2容器の深さに実質的に等しい幅を有する。後部パネル402が対向する長い縁部404から延び、長手方向に延びたマージン410、411を有し、そこから第1容器の深さに実質的に等しい幅を有する側部パネル412、413が延びている。また後部パネル402は、ヒンジ線を形成する上方マージン415を有し、そこから蓋部414が延びている。蓋部414は、従来の喫煙品用パックのヒンジ式蓋を形成するために組み立てることができる折り曲げ線によって接続された複数のパネルを含む。
完成したパックを形成するために向かい合わせに配置され、それぞれのフラップによって相互係止された2つの容器は、外方ブランク400の後部パネル402上に置かれる。後部パネル402の側部パネル412、413は、第1容器の小さい側部パネル上に折り曲げられ、接着剤で所定の位置に固定される。外方ブランクの底部パネル401は、2つの容器の底部面上に折り曲げられ、フラップの回転を妨げないような方法で接着剤で固定される。次に前部パネル403が第2容器上に折り曲げられ、その側部パネル408、409は、第2容器の側部パネル上に折り曲げられ、接着剤で固定される。蓋部414は、2つの容器の開いている上端部を覆い、これら容器を向かい合わせた位置に保持するヒンジ式の蓋に組み立てられる。
蓋が開いた状態で、回転自在なフラップを作動させるために底部パネル401のヒンジ線416を中心に容器を互いに離れるように回転させることができる。これとは別にヒンジ線416を省略して、底部パネル401を容器の底面にのり付けしない方法もある。この場合底部パネルは操作時に曲がらず、ヒンジ効果は、容器間でのみ発生する。
この態様のフラップは、容器の全幅まで行かない程度に延びるように変更してもよい。また2つのフラップが係合する場所を底面の中間点からずらしてもよく、2列以上の喫煙品が容器内に存在しする場合、フラップの大きさを1列以上の喫煙品を持ち上げるような大きさにしてもよい。
ここで説明した2つのブランクは、本発明を単に例示するものであり、異なる大きさおよび量の喫煙品、異なる大きさおよび位置のフラップおよび例えば縁部が縁取りされたパックおよび従来の喫煙品用パックの蓋と異なる蓋を有するパックなど異なる外観に変更してもよい。また本発明によるパックおよびカートンは、回転自在なフラップを供するあらゆる好適なブランクまたはブランク集合体から作製してもよく、本明細書で例示したものと同じまたは類似のブランクから作製されることに限定されない。

Claims (28)

  1. 互いに平行に配置された複数の喫煙品を収容するための容器を含む喫煙品用のパックであって、この容器は、喫煙品の長手方向軸に平行な方向に喫煙品を分出することができる第1端部に位置する開口部と、この第1端部に対向する容器の第2端部の内側に位置する回転自在なフラップとを有し、このフラップは、回転させると少なくとも1本の紙巻きタバコの一端と接触し、その喫煙品を開口部を介して強制的に移動させる喫煙品用パック。
  2. 前記容器は、第1容器となり、パックはさらに互いに平行に配置された複数の喫煙品を収容するための第2の容器を含み、この第2容器は、喫煙品をその長手方向軸に平行な方向に沿って分出する第1端部に設けられた開口部を有する請求項1記載の喫煙品用パックであって、
    第2容器は、第1容器とそれらの第2端部でヒンジによって互いに回転自在に連結され、
    第1容器の回転自在なフラップは、第2容器まで延び、かつ、第1容器の内側に配置され、第1容器内の少なくとも1本の喫煙品の一端と接触するための内部部分と、第2容器と一体または第2容器に固定された外部部分とを含み、
    ヒンジを中心に第1容器と第2容器とを互いに離れるように回転させることによって、回転自在なフラップを回転させ、これにより第1容器内の少なくとも1本の喫煙品を第1容器の開口部を介して強制的に移動させることを特徴とする喫煙品用パック。
  3. 前記第2容器が第2容器の第一端部に対向する第2端部の内側に位置する回転自在なフラップを含み、このフラップは、回転すると第2容器内の少なくとも1本の喫煙品の端部と接触し、その少なくとも1本の喫煙品を開口部を介して強制的に移動させ、
    この第2容器の回転自在なフラップは、第1容器まで延び、第2容器内の少なくとも1本の喫煙品の一端と接触するために第2容器の内側に配された内部部分と、第1容器と一体またはこれに固定された外部部分とを含み、
    第1容器と第2容器とを互いに離れるようにヒンジを中心に回転させると第2容器の回転自在なフラップが回転し、第2容器内のその少なくとも1本の喫煙品を第2容器の開口部を介して強制的に移動させることを特徴とする請求項2記載の喫煙品用パック。
  4. 前記回転自在なフラップの内部部分と外部分が同一面にあることを特徴とする請求項2または3記載の喫煙品用パック。
  5. 回転自在なフラップは、第1および第2容器が互いに対して回転してない状態においてこれら容器の底壁と平行であることを特徴とする請求項4記載の喫煙品用パック。
  6. 前記容器の両方の開口部を覆うように構成された蓋を含むことを特徴とする請求項2乃至5いずれか1項記載の喫煙品用パック。
  7. 前記蓋が前記容器の1つにヒンジ式に取り付けられていることを特徴とする請求項6記載の喫煙品用パック。
  8. 前記回転自在なフラップは、容器の側壁の1つを覆うように延び、少なくとも1本の喫煙品の端部と接触するために容器の内側に配された内部部分と、この内部部分を回転させるために作用する容器の外側に配置された外部部分とを含むことを特徴とする請求項1記載の喫煙品用パック。
  9. 前記外部部分は、フラップが回転していなとき内部部分が容器の底壁と面一になり、外部部分が容器の側壁と面一になるように内部部分に対して角度を持って配置されることを特徴とする請求項8記載の喫煙品用パック。
  10. 前記開口部を覆うように構成された蓋を含むことを特徴とする請求項1、8または9記載の喫煙品用パック。
  11. 前記回転自在なフラップが容器に収容されている全ての喫煙品の端部と接触するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至10いずれか1項記載の喫煙品用パック。
  12. 前記回転自在なフラップが容器に収容できる喫煙品の最大数より少ない数の喫煙品の端部と接触するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至10いずれか1項記載の喫煙品用パック。
  13. 1つ以上の折り曲げ可能なブランクから作製されることを特徴とする請求項1乃至12いずれか1項記載の喫煙品用パック。
  14. 前記容器がそれぞれ底壁およびこの底壁から実質的に直角に延びた4つの側壁によって形成された平行六面体形状であることを特徴とする請求項1乃至13いずれか1項記載の喫煙品用パック。
  15. 一列以上に配置された複数の喫煙品パックを収容するための容器を含む喫煙品パック用のカートンであって、この容器はその第一端部に開口部を有し、この開口部を介してパックが列に対して実質的に垂直の方向に取り出され、回転自在なフラップが第一端部に対向する容器の第2端部の内側に位置し、このフラップを回転させるとフラップは、少なくとも1つのパックの端部と接触し、その少なくとも1つのパックを開口部を介して強制的に移動させるカートン。
  16. 前記容器は、第1の容器であり、カートンはさらに一列以上に配置された複数の喫煙品パックを収容するための第2容器を含み、この第2容器は第1端部に開口部を有し、この開口部を介してパックが列に対して実質的に垂直の方向に分出される請求項15記載のカートンであって、
    この第2容器は、第1容器とそれらの第2端部でヒンジによって回転自在に連結されており、
    第1容器の回転自在なフラップは、第2容器まで延び、第1容器内の少なくとも1つのパックの一端と接触するための第1容器の内側に配された内部部分と第2容器と一体であるまたは第2容器に固定された外部部分とを含み、
    第2容器は第1端部に対向する第2容器の第2端部の内側に配置された回転自在なフラップを含み、この回転自在なフラップは、これを回転させると第2容器内の少なくとも1つのパックの端部と接触し、その少なくとも1つのパックを開口部を介して強制的に移動させ、第2容器の回転自在なフラップは、第1容器まで延び、第2容器内の少なくとも1つのパックの一端と接触するための第2容器の内側に配された内部部分と第1容器と一体であるまたは第1容器に固定された外部部分とを含み、
    ヒンジを中心に第1容器と第2容器とを互いに離れるように回転させると回転自在なフラップが回転し、第1容器内の少なくとも1つのパックを第1容器の開口部を介して、そして第2容器内の少なくとも1つのパックを第2容器の開口部を介して強制的に移動させることを特徴とするカートン。
  17. 前記回転自在なフラップは、容器の側壁を介して延び、少なくとも1つのパックの端部と接触するために容器の内側に配置された内部部分と、この内部部分を回転させるために作用する容器の外側に配置された外部部分と含むことを特徴とする請求項15記載のカートン。
  18. 第1容器ブランクと第2容器ブランクとを含み、
    第1容器ブランクは、底部パネルと、この底部パネルと長手方向軸が直交するように配置された複数の喫煙品のための第1容器を形成するためにこの底部パネルの周囲で直立させることができる4つの側部パネルと、底部パネルに設けられた開口部とを含み、開口部は底部パネルの一縁部と一致する少なくとも1つの縁部を有し、
    第2容器ブランクは、底部パネルと、この底部パネルと長手方向軸が直交するように配置された複数の喫煙品のための第2容器を形成するためにこのこの底部パネルの周囲で直立させることができる4つの側部パネルと、フラップとを含み、このフラップは底部パネルとこの底部パネルから延びた1つの側部パネルからこの側部パネルが延びている縁部に対向する底部パネルの縁部に位置する2つのポイント間を延びている周囲に沿って切り抜かれたものであり、
    このフラップと開口部は、フラップを有する側部パネルに対向する第2容器ブランクの側部パネルが上記縁部に隣接する開口部を有する第1容器ブランクの1つの側部パネルと向かい合うようにブランクを組み立てた際に位置合わせされるように配置されることを特徴とする喫煙品パック用ブランク集合体。
  19. 前記フラップは、開口部がその関連する底部パネルの縁部から延びている距離より短い距離でフラップの関連する底部パネルの縁部から延びていることを特徴とする請求項18記載の喫煙品パック用ブランク集合体。
  20. 前記フラップは、その関連する底部パネルの縁部に平行な折り曲げ線を有し、フラップをこの折り曲げ線に沿って折り曲げた際に開口部がその関連する底部パネルの縁部から延びている距離より短い関連する底部パネルの縁部からの寸法をフラップが有するような距離で関連する底部パネルの縁部から延びていることを特徴とする請求項18記載の喫煙品パック用ブランク集合体。
  21. 前記フラップはその関連する底部パネルの縁部から離れた端部を有し、その端部はフラップの残りの部分の幅より大きな幅を有し、これによりフラップをその折り曲げ線に沿って折り曲げることによってその端部を第2容器ブランクの底部パネルに対して位置させることを特徴とする請求項20記載の喫煙品パック用ブランク集合体。
  22. 前記フラップが実質的にT字状であることを特徴とする請求項21記載の喫煙品パック用ブランク集合体。
  23. さらに組み立てられた第1および第2容器ブランクを開口縁部を有する第1容器ブランクの底部パネルの縁部およびフラップ周辺部の前記2つのポイントを有する第2容器ブランクの底部パネルの縁部とも一致するヒンジ線によって接続するために組み立てられた第1容器ブランクおよび第2容器ブランクを向かい合うように位置させた際にこれら容器ブランクの周囲に組み立て可能な外方をブランクを含むことを特徴とする請求項18乃至22いずれか1項記載の喫煙品パック用ブランク集合体。
  24. 前記外方ブランクは、組み立てられた第1容器ブランクおよび第2容器ブランクを向かい合うように位置させた際にその配置を維持するためにこれら両方の容器ブランク上で閉じることができるヒンジ式の蓋を形成するために組み立て可能な蓋を含むことを特徴とする請求項23記載の喫煙品パック用ブランク集合体。
  25. 第1容器ブランクと第2容器ブランクとを含み、
    これら第1容器ブランクおよび第2容器ブランクは、それぞれ底部パネルと、この底部パネルと長手方向軸が直交するように配置された複数の喫煙品用の容器を形成するために底部パネルの周囲で直立させることができる4つの側部パネルとを含み、底部パネルは、底部と、これに平行な折り曲げ線によって半分に分けられる底部に平行なフラップ部とを含み、底部は底部パネルの一部に亘って延び、フラップ部は底部よりさらに底部パネルに亘って延び、もう一方の容器ブランクの底部の折り曲げ線に直交する寸法の2倍未満の折り曲げ線に直交する寸法を有し、かつ、折り曲げ線と底部パネルから延びた隣接する側部パネルの間にスロットを有し、このスロットはフラップ部の底部より長く延びている距離と同じ長さを有し、
    各容器のフラップ部および底部は、直立させた際に各フラップ部が第1および第2容器をスロットに隣接するそれらの側部パネルが向かい合うように位置させた際に他方の容器の底部に対して位置するようにこの容器内に挿入することとができるフラップを形成するように構成されていることを特徴とする喫煙品パック用ブランク集合体。
  26. 各フラップ部は、その関連する底部パネルを完全に横断して延び、各底部は、その関連する底部パネルの半分まで延びていることを特徴とする請求項25記載の喫煙品パック用ブランク集合体。
  27. さらに組み立てられた容器ブランクがスロットを有する第1および第2容器の底部パネルの縁部と一致するヒンジ線を中心に回転することができるように組み立てられた第1容器ブランクおよび第2容器ブランクを連結するために向かい合うように位置させた際にこれら容器ブランクの周囲で直立させることができる外方ブランクを含むことを特徴とする請求項25または26記載の喫煙品パック用ブランク集合体。
  28. 前記外方ブランクは、組み立てられた第1容器ブランクおよび第2容器ブランクを向かい合うように位置させた際にその配置を維持するためにこれら両方の容器ブランク上で閉じることができるヒンジ式の蓋を形成するために組み立て可能な蓋を含むことを特徴とする請求項27記載の喫煙品パック用ブランク集合体。
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