JP2010534345A - フレキソグラフィ版製造のためのラミネーション装置の方法 - Google Patents

フレキソグラフィ版製造のためのラミネーション装置の方法 Download PDF

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Abstract

均衡のとれた、歪ませない力を、該フレキソグラフィ印刷版及び該マスキング・フィルムに加えることによって、プリプレス・フレキソグラフィ印刷版をマスキング・フィルムと光学的接触させて配置するために、該プリプレス・フレキソグラフィ印刷版上に該マスキング・フィルムをラミネートする装置及び関連する方法。この方法は、横方向歪みを最小化しながら、均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力を、該フレキソグラフィ印刷版及び該マスキング・フィルムに加えることによって、該プリプレス・フレキソグラフィ印刷版をフィルムマスクでラミネートすることを含む。

Description

本発明は、概ねフレキソグラフィ・ウェブ製造システムに関し、より具体的には、版をフィルム・マスクと光学的接触させて配置するためにプリプレス・フレキソグラフィ印刷版上にマスキング・フィルムをラミネートする装置及び方法に関する。
フレキソグラフィ印刷のための、光重合性層を有するフレキソグラフィ・ウェブ又はフレキソグラフィ印刷版前駆体の製造は、前駆体上に画像を配置する後の工程に備えて、基板上に多数の層を生成する多工程法である。フレキソグラフィ印刷版前駆体は典型的には、1つ又は2つ以上の光重合性層及び任意選択の酸素バリア層を有する、フレキソグラフィ印刷に適した基板から成っている。この方法では、マスク画像を形成することができるフィルム又は要素を次いで使用することにより、レリーフ画像を担持する画像形成された要素を形成することができる。これらのマスク形成フィルムは、フレキソグラフィ印刷版の調製、及びこのような版の形成方法に容易に役立つ。
表面上にレーザー・アブレート可能なマスク層を有する輻射線感光性要素が当業者に知られている。デジタル・ネガティブ画像もしくは他の画像形成された要素又はマスキング装置を使用することなしに、このような要素内でレリーフ画像が生成される。レーザー・アブレート可能なマスク層を有するフィルムは、まず、レーザー輻射線(一般にはコンピューター制御下の赤外線レーザー)による像様露光をフィルムに施すことにより、露光された領域内のマスク層を選択的に除去することによって形成することができる。マスキング・フィルムを次いで、輻射線感光性要素と接触させ、そしてこれに化学線による全体露光(例えばUV線)を施すことにより、マスキングされていない領域内の輻射線感光性層を硬化し、ひいては要素内のマスクのネガティブ画像を形成する。マスク層と画像形成された輻射線感光性要素(例えば画像形成された印刷版前駆体)とを含有するフィルムには、次いで溶剤現像が施される。非露光印刷版領域及びマスク層は現像により完全に除去され、そして乾燥後、結果として生じた画像形成された要素は、例えばフレキソグラフィ印刷版として有用である。
一体的なレーザー・アブレート可能なマスク層を有するフレキソグラフィ印刷版は、レーザーを使用した直接像様露光を可能にし、別個のマスキング装置を必要とすることはないものの、画像形成のための時間が一般に余りにも長い。それというのも画像形成用輻射線に対する系の感光性が低いからである。マスク層の赤外線感光性を増大させることにより、この問題を克服するために、業界では種々の試みが為されている。しかしながら、幅広く変化する品質基準を同時に満たさなければならないことに起因して、より高い感光性を得ることは難関であった。これに加えて、このアプローチは、フレキソグラフィ物品を画像形成するように特に構成された高出力レーザー付き画像形成装置を必要とする。意図された具体的な用途に応じて、フレキソグラフィ版の厚さを変化させることが必要なため、一体マスクのアプローチのためには、2つ以上の画像形成装置が必要となる場合がある。
マスキング・フィルムを形成して使用することの、技術分野における重要な進展が、カバーシートを露光前に除去する方法を記載する米国特許出願公開第2005/0227182号明細書(Ali他、以後US’182として引用する)、及び、カバーシートを露光後に除去する方法を論じる米国特許出願第11/130,065号明細書並びに出願93576を含む、Eastman Kodakが所有するいくつかの刊行物に記載されている。記載の方法は、画像形成感度がより高いことにより、著しく短時間でマスク画像を形成する種々の方法を提供している。
典型的な製造ラインでは、層が粘着性である場合、プロセス中、例えばラミネーション中に、基板上に敷設された層が保護されることを必要とする。さもなければ、望ましくない特性、例えば遅延、不均一性、及び使用不能のフレキソグラフィ印刷版前駆体が生じることになる。
これらの問題は、均衡のとれた、歪ませない力をプリプレス・フレキソグラフィ印刷版とマスキング・フィルムとに加えることによって、印刷版を光学的接触させて配置するためにプリプレス・フレキソグラフィ印刷版上にマスキング・フィルムをラミネートするように特に構成された装置及び関連方法を用いることにより、克服することができる。
本発明は、概ねフレキソグラフィ版システムに関し、そしてより具体的には、均衡のとれた、歪ませない力をプリプレス・フレキソグラフィ印刷版とマスキング・フィルムとに加えることによって、印刷版を光学的接触させて配置するためにプリプレス・フレキソグラフィ印刷版上にマスキング・フィルムをラミネートする装置、及び装置のための方法、並びに関連する方法に関する。この方法は、横方向歪みを最小化しながら光学的接触を達成するように、最適化ラミネーション力を加えることによって、プリプレス・フレキソグラフィ印刷版を、フィルム・マスクとラミネートすることを含む。
図1は、本発明の方法を実施することができるフレキソグラフィ印刷を示す概略図である。 図2は、フレキソグラフィ版のために実施することができる本発明の方法を示すフローチャートである。 図3は、フレキソグラフィ版のために実施することができる本発明のラミネーション装置を示す概略図である。 図4は、フレキソグラフィ版のために実施することができる本発明のラミネーション装置を示す斜視図である。 図5は、フレキソグラフィ版のために実施することができるラミネーション装置の一部を示す頂面斜視図である。 図6は、フレキソグラフィ版のために実施することができるラミネーション装置の一部を示す頂面斜視図である。 図7は、フレキソグラフィ版のために実施することができるラミネーション装置の一部を示す正面図である。 図8は、フレキソグラフィ版のために実施することができるラミネーション装置の一部を示す頂面斜視図である。 図9は、フレキソグラフィ版のために実施することができる本発明の支持ガントリーを含むラミネーション装置の一部を示す概略図である。 図10は、フレキソグラフィ版のために実施することができるローディング中のラミネーション装置の一部を示す概略図である。 図11は、フレキソグラフィ版のために実施することができるローディング中のラミネーション装置の一部を示す概略図である。 図12は、実施することができる本発明のラミネート法を示すフローチャートである。
定義:
特に断りのない限り、本明細書中に記載された「フィルム」は本発明の態様である。フィルムは、「マスク要素」、「マスク・フィルム」、又は「マスキング要素」として認識することもできる。画像形成されると、フィルムは、「マスク」、「画像形成されたフィルム」、又は「画像形成されたマスキング・フィルム」として認識することができ、「マスク画像」を含有する。特に断りのない限り、パーセンテージは重量による。
本明細書中に使用される「輻射線感光性要素」という用語は、画像形成されたマスキング・フィルムを通して露光することによりレリーフ画像を生成することができる画像形成性要素又は材料を含む。輻射線感光性要素の一例としては、フレキソグラフィ印刷版前駆体、プリント基板、及びフレキソグラフィ印刷版前駆体が挙げられる。
「アブレーション」とは、ここでは、熱アブレーション手段、例えばレーザー輻射線を使用して、フィルムの画像形成性層を画像形成できることを意味する。熱アブレーション手段は、画像形成性層内の急速な局所変化を引き起こし、これにより、画像形成性層内の材料が層から放出されることになる。このことは、物理変化(例えば溶融、蒸発、又は昇華)よりも、むしろ化学変化が主要な画像形成メカニズムであるという点で、他の材料転写又は画像形成技術とは区別することができる。
「光学的接触」とは、ここでは(フォトポリマー又はフレキソグラフィ印刷版上の、画像形成されたマスキング・フィルム及び輻射線感光性要素の場合のような)2つの層又は2つの表面が「無空気界面」を提供することを意味する。より正確には、界面の反射特性及び透過特性が、屈折率境界における光の反射及び透過に関するフレネルの法則によって事実上完全に記述されるときに、2つの表面が光学的接触状態にあると定義される。
フィルム:
本発明のフィルムは、レリーフ画像を形成するために最終的に使用されるマスク画像を形成するために使用される。フィルムは、バリア層、中間体もしくは中間層、接着層、又は上記US’182によるマスキング・フィルム内に、当該技術分野で一般に使用される他の層のうちの1つ又は2つ以上を含む、1つ又は2つ以上の層を含んでいてよい。1つ又は2つの種々異なる画像形成法において、フィルムの種々異なる構造を用いることができる。
キャリア・シート:
マスクの一部であるキャリア・シートは任意の透明支持体であってよい。有用なキャリア・シートの一例としては、透明高分子フィルム及びシート、例えばポリエチレンテレフタレート、又はポリエチレンナフタレートを含むポリエステル、及びフルオレンポリエステルポリマー、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、ポリカーボネート、ポリアクリレート、ポリ塩化ビニル、及びこれらのコポリマー、及び加水分解型及び非加水分解型酢酸セルロースが挙げられる。一般に、キャリア・シートの厚さは、約20μm〜約200μmである。例えば、DuPont Teijin Films(Hopewell, VA)によってMELINEXの名称で販売されている透明ポリエチレンテレフタレートシートがこの目的に適している。
必要な場合には、キャリア・シート表面は、その湿潤性及び適用される塗膜に対する付着力を改質するように表面処理することができる。このような表面処理の一例としては、コロナ放電処理、及び下塗り層の適用が挙げられる。さらに、キャリア・シートは、キャリア・シートと、いかなるタイプの層であるか、又は層がいかなる目的を有しているかにかかわらず、次の隣接層との間の付着力を改善する1つ又は2つ以上の「付着促進体」を含有することができる。有用な付着促進体の一例としては、ゼラチン、ポリ塩化ビニリデン、ポリアクリロニトリル−コ−塩化ビニリデン−コ−アクリル酸、及びポリエチレンイミンが挙げられる。
透明層:
任意選択の透明層は一般に、キャリア・シート(又は、該透明層と該キャリア・シートとの間の任意選択の直接的に隣接する層)の屈折率よりも低い屈折率を集合的に提供する1種又は2種以上の皮膜形成高分子材料から成っている。このような屈折率差は、0.04もの低さ、より典型的には少なくとも0.08であってよい。数百種もの考えられ得る材料が商業的に入手できるので、当業者であれば有用な高分子皮膜形成材料を容易に決定することができる。所与の材料が有用であるかどうかを見るために、(もしも技術文献又は営業文献から既に知られているのでなければ)その屈折率を、例えば、所要の波長範囲にわたってその材料から成る薄い均一なフィルムのスペクトル走査において、干渉最大の位置を正確に測定することにより、見極めることができる。次いでこの屈折率をキャリア・シート(又は任意選択の中間層)のものと比較することができる。キャリア・シートの屈折率は技術分野において知られているか、又は今説明したような周知の手順を用いて測定することができる。
画像形成性層:
画像形成性層は一般に、比較的均一な塗膜(すなわち、実質的に連続しており、ほぼ均一な厚さを有している)として透明層上に配置されている。いくつかの態様の場合、画像形成性層及びその下の透明層だけが、キャリア・シート上にある層である。他の態様では、複数の画像形成層、又はバリア層、中間体、又は下記の他の層を有する画像形成性層、を含む複数の層がある。
画像形成性層の成分は、下記の塩素化有機溶剤及び非塩素化有機溶剤の両方を含む好適なフレキソグラフィ印刷版現像剤中に可溶性又は膨潤性であるように選ばれる。これらの溶剤は、画像形成されたマスキング・フィルムを通過する硬化性輻射線による露光を輻射線感光性要素に施した後、レリーフ画像を形成するために使用される。
画像形成性層は一般に、1種又は2種以上の「着色剤」、又は当該層の総固形分に基づいて可視色を与えても与えなくてもよい物質を含んでいる。着色剤は一般に、硬化用輻射線を強く吸収することができ、或いはそうでない場合は硬化用輻射線をブロックすることができる。
本明細書に使用される「着色剤」は、硬化用輻射線がマスク画像を透過するのを実質的に阻止する成分を示す。着色剤は、所望のスペクトル特性を提供する1種又は2種以上の色素又は顔料、又はこれらの混合物であってよい。着色剤は、下記高分子バインダー中に分散された粒子状材料であることが可能である。例えばこれらは、ブラック色素又は顔料、例えばカーボンブラック、金属酸化物、及び例えばUS’182(上記)に記載された他の材料であってよい。輻射線感光性要素の画像形成に不都合な影響が及ぼされないように、顔料又は色素が実質的に非IR吸収性であることが有用である。例えば、着色剤はUV線又は可視光を吸収することができ、そして多くの態様では、着色剤はUV吸収色素である。
輻射線感光性要素
有用な輻射線感光性要素、例えばフレキソグラフィ印刷版前駆体、プリント基板、及びフレキソグラフィ印刷版のかなりの詳細が、US’182(上記)に提供されている。このような要素は、好適な寸法安定性基板、少なくとも1つの輻射線感光性要素、及び任意選択的な、分離層、カバーシート、又は金属層を含む。好適な基板は、寸法安定性高分子フィルム及びアルミニウム・シートを含む。ポリエステル・フィルムが好ましい。本明細書中に記載されたフィルムを使用してレリーフ画像を生成することができるいずれの輻射線感光性要素も、本発明の実施において有用である。
輻射線感光性要素は、ポジ型又はネガ型であってよいが、しかし典型的には、この要素はネガ型であり、そして一般には、硬化用輻射線に当てられると、重合又は架橋によって固化又は硬化される可視光又はUV線硬化性組成物を含有する可視光又はUV線感光性画像形成性層を含む。例えば、輻射線感光性要素はUV感光性であってよい。輻射線感光性要素の種々の成分の多くの詳細は、US’182(上記)及びこれに引用された参考文献に提供されている。
いくつかの態様はまた、除去可能なカバーシートを含む。カバーシートは輻射線感光性画像形成性層を、指紋及びその他の損傷から保護し、そしてこれは、輻射線感光性画像形成性層とカバーシートとの間に配置されているので、当該版は、図1に示すようなフレキソグラフィ印刷システムを減速するか又はシャットダウンするおそれのある欠陥又はエラーを生じさせることはない。図示のシステムは、版胴1、圧胴2、アニロックス・ローラ及びファウンテン・ローラ3及び4、インク・パン5、及びドクターブレード6を含んでいる。版胴1は、受容体9上に画像8を印刷するために使用されるフレキソグラフィ版7を支持している状態で示されている。
輻射線感光性画像形成性層は、エラストマー・バインダー、少なくとも1種のモノマー、及び非IR線に対して感光する開始剤を含むことができる。ほとんどの場合、開始剤はUV又は可視光に対して感光することになる。好適な開始剤組成物の一例としては、米国特許第4,323,637号明細書(Chen他)、同第4,427,749号明細書(Gruetzmacher他)、及び同第4,894,315号明細書(Feinberg他)に記載されているものが挙げられる。
エラストマー・バインダーは、水性、半水性又は有機溶剤現像剤中に可溶性、膨潤性又は分散性であることが可能な単一のポリマー又はポリマーの混合物であり、その一例としては、有機溶剤中に可溶性、膨潤性又は分散性であるバインダー、例えば共役ジオレフィンの天然又は合成ポリマー、ブロックコポリマー、コア−シェル・ミクロゲル、及びミクロゲルと予め形成されたマクロ分子ポリマーとのブレンドが挙げられる。エラストマー・バインダーは、総層固形分を基準として、画像形成性層の少なくとも65%を占めることができる。このようなエラストマー・バインダーの更なる詳細は、US’182(上記)の[0190]及びこれに引用された参考文献に提供されている。
画像形成性層は、単一のモノマー又はモノマーの混合物を含むこともできる。モノマーは、透明な、曇りのない輻射線感光性層が生成される程度にバインダーと適合性がなければならない。このような目的のモノマーは当業者に良く知られており、そして一例として、比較的低分子量(概ね30,000Da未満)のエチレン系不飽和重合性化合物を含む。好適なモノマーの例は、種々のモノ及びポリアクリレート、イソシアネート、エステル、及びエポキシドなどのアクリレート誘導体を含む。具体的なモノマーが、US’182(上記)の[0190]及びこれに引用された参考文献に記載されている。
光開始剤は、可視光又はUV線に対して感光して、過剰な停止反応なしにモノマー(又は複数種のモノマー)の重合を開始する遊離基を発生させる、単一の化合物又は化合物の組み合わせであってよく、そして画像形成性層の乾燥重量を基準として、0.001%〜10%の量で存在する。好適な光開始剤の例は、置換型及び無置換型多核キノンを含み、更なる詳細が、US’182(上記)の[0190]及びこれに引用された参考文献に提供されている。
輻射線感光性層は、例えば増感剤、可塑剤、レオロジー改質剤、熱重合阻害剤、粘着付与剤、着色剤、抗酸化剤、オゾン劣化防止剤、又は充填剤を含む、種々の特性を提供する他の添加剤を含むことができる。
輻射線感光性画像形成性層の厚さは、所望の画像形成された版のタイプに応じて変化することができる。いくつかの態様の場合、UV感受性画像形成性層の厚さは、例えば500〜6400μmであってよい。
マスク画像の形成:
本発明の実施において、本発明のフィルム内の露光された領域と非露光領域とを生成することを含む。画像形成メカニズムを選択することにより、下記のように、マスク画像を形成する際の可能な変更形が決定される。
別名「像様露光」としても知られる、フィルムの露光は、選択された領域で実施することができる。像様露光のためには、アナログ及びデジタル双方の方法を用いることができ、これらは技術分野においてコンベンショナルである。いくつかの態様の場合、コンピューター制御下で走査又はラスタライズされたレーザーからのレーザー輻射線を使用して、像様露光が効率的に達成される。周知の走査デバイスのいずれか、例えば平床式スキャナー、外部ドラム・スキャナー、又は内部ドラム・スキャナーを使用することができる。これらの装置において、画像形成されるべきフィルムがドラム又は床に固定され、そしてレーザー・ビームが、フィルム上に衝突することができるスポットに焦点を当てられる。2つ又は3つ以上のレーザーがフィルムの種々異なる領域を同時に走査することができる。
例えば、フィルムに、例えば、700nm〜1400nmの赤外線による露光を施すことができる。このようなフィルムは、赤外線に対する感光性を提供するように、上記1種又は2種以上の赤外線吸収化合物を含有する。これらの態様の場合、フィルムは、赤外線画像形成装置に好適に取り付け、そして、赤外線レーザー、例えばダイオード・レーザー又はNd:YAGレーザーを使用して、フィルムに赤外線による露光を施すことができる。赤外線レーザーは、コンピューター制御下で走査又はラスタライズすることができる。好適な赤外線画像形成装置の一例としては、カラープルーフィングに使用されるECRM (Tewksbury, MA)から入手可能なDESERTCAT 88、CTPフレキソグラフィ版用途及びフレキソグラフィ要素の画像形成のために使用されるEastman Kodak Company (Burnaby, British Columbia, カナダ国)から入手可能なTRENDSETTER画像セッター及びThermoFlex Flexographic CTP画像形成装置、CTPフレキソグラフィ版用途に有用なPresstek (Hudson, NH) から入手可能なDIMENSION画像セッター、フレキソグラフィ要素の画像形成に有用なEsko-Graphics (kennesaw, GA) から入手可能なCYREL Digital Imager(CDI SPARK)、及びMisomex International (Hudson, NH) から入手可能なOMNISETTERが挙げられる。
他の態様の場合、フィルムは、例えば400〜750nmの可視レーザー光に当てられる。商業的に入手可能なフィルムセッター及び画像セッター、例えば全てAgfa-Gevaert(ベルギー国)から入手可能な、ACCUSET Plus(可視赤色レーザー・ダイオード、670 nm)、ADVANTAGE DL3850(410 nm)、SELECTSET 5000(HeNe, 630 nm)、Fuji Photo Film(日本国)から入手可能なLUXEL V-9600(410 nm)、Western Lithotech(St. Louis, MO)製のDIAMONDSETTER画像セッター(周波数二倍型Nd:YAGレーザー;532 nm)を使用することができる。
さらに別の態様の場合、フィルムは、レーザー直接画像形成によって150〜410nmの紫外線に当てられる。このような画像形成に有用な装置の一例としては、Orbotech(Billerica, MA) から入手可能なDP-100画像形成装置、及びEtec Systems(Tucson, AZ) から入手可能なDIGIRITE 2000画像形成装置が挙げられる。
マスク画像形成工程は、画像形成性層の露光された領域又は非露光領域を除去する工程を含んでもよい。いくつかの特定の態様の場合、露光された領域が除去され、マスク画像を透明キャリア・シート(及びその上に配置された透明層)上に残す。これらの態様の場合、望まれない画像形成性層部分を除去するために、任意選択的に、受容体シートを使用することができる。このような受容体シートは、画像形成性層の受容体への転写を容易にするために、フィルムの照射前に1つ又は2つ以上の被膜が適用されている任意の好適な紙、透明フィルム、及び金属シートであってよい。画像形成後、受容体シートをフィルムから除去することにより、キャリア・シート上のマスク画像を露出させることができる。マスク画像に対して相補的な画像が受容体シート上に残ることができる。
他の態様の場合、画像形成性層及びその他の層の露光された領域と非露光領域とを生成し、そしてこれらの層の非露光領域を除去することにより、キャリア・シート(及びその上の透明層)上にマスク画像が形成される。
いくつかの態様の場合、マスク画像の転写特性に不都合な影響が及ぼされないことを条件として、キャリア・シート上に存在するマスク画像を、これに熱処理を施すことにより硬化することができる。種々の手段、例えば炉内の貯蔵、熱風処理、加熱プラテンとの接触、又は加熱されたローラ装置内の通過によって、熱処理を行うことができる。他の態様の場合、硬化を行なうのに熱処理は必要でない。
さらに他の態様の場合、上述のようにマスク画像を形成することができ、露光された領域が受容体シートに転写される。次いで、マスク画像が輻射線感光性要素に転写される前に、受容体シートは画像形成されたマスキング・フィルムから除去される。こうして、フィルムは、輻射線感光性要素と接触した状態で受容体シートを備えることができ、或いは、要素は別個の受容体シートと接触させられる。
別個の受容体シートが画像形成中に使用される場合に、画像形成前にフィルムと受容体シートとを近接させて集成する。この場合受容体シートの画像受容側を画像形成性層に隣接させる。このような関連における「近接」という語句は、画像形成性層と受容体シートとが接触させられること、又はこれらは互いに接触はしないものの、画像形成用輻射線による露光時に画像形成性層又は着色剤の転写を可能にするのに十分に接近していることを意味する。真空ホールドダウン又は機械手段を用いて、集成体内にフィルム及び受容体シートを固定することができる。
次に、フィルムと受容体シートとから成る集成体に、下記のように画像形成用輻射線による像様露光を施すことにより、マスク画像を形成する。画像形成用輻射線による像様露光は、画像形成性層又は着色剤をフィルムから受容体シートに像様転写させる。画像形成後、フィルムを受容体シートから除去することにより、受容体シート上のマスク画像を露出させることができる。
レーザー誘起型フィルム転写:
この画像形成メカニズムの場合、画像形成性層の露光された領域は、レーザー誘起型フィルム転写(「LIFT」)を介して、キャリア・シート(及びその上に配置された透明層)から除去される。潜在的な架橋剤を含有する中間層が、キャリア・シートと画像形成性層との間に配置される。潜在的架橋剤は、露光された領域内で高分子量網状構造を形成するようにバインダーと反応することにより、メルトフロー現象のより良好な制御、より凝集性のある材料の受容体への転写、及びマスク画像のより高品質のエッジ鮮鋭度を提供する。
一つの態様の場合、画像形成性層は、転写可能な着色剤と赤外線吸収色素(IR)とを含む。別の態様の場合、画像形成性層は、転写可能な着色剤、上記高分子バインダー、フルオロカーボン添加剤、カチオン性IR色素、及び上記潜在的架橋剤を含む。
マスク画像は、画像形成されたフィルム内に残る画像形成性層の非露光領域を含むことができるが、しかし他の態様の場合、マスク画像は、受容体シートに転写された露光された領域を含む。
剥離:
この画像形成メカニズム、画像形成性層の露光された領域は、画像形成性層中の接着特性差に基づく好適な受容体シートを使用して、キャリア・シート(及びその上に配置された透明層)から除去される。フィルムの像様露光後、受容体シートはキャリア・シートから分離され、そして露光された領域又は非露光領域がフィルム内に残る。
色素の昇華又は拡散:
さらに別の画像形成技術の場合、画像形成性層の露光された領域からの着色剤が、昇華を介して除去される。着色剤は、バインダーの同時転写なしに昇華又は拡散される。受容体シートの必要なしにフィルム内にマスク画像を発生させることができる。他の態様の場合、昇華された着色剤を捕捉するために、受容体シートが使用される。マスク画像はこの場合、画像形成されたフィルム内に残る画像形成性層を含む。さらに他の態様の場合、マスク画像は、受容体シートに転写された着色剤を含む。
マスクのアルカリ現像:
画像形成されたフィルムが好適な現像剤で洗浄される一方、非露光領域がキャリア・シート上に残る場合、コンベンショナルなアルカリ現像によって、画像形成性層の露光された領域を除去することもできる。画像形成性層はこの事例ではポジ型であり、そして周知のポジ型組成物のいずれかから成ることができる。現像剤は、pH9〜14であり、そして水、そして一般には水酸化物、及びこのような溶液に対して共通の他の種々の添加剤を有する。
或いは、画像形成性層の非露光領域を画像形成されたフィルムから除去することにより、マスク画像を生成する。このような画像形成性層組成物は、ネガ型であり、露光時に現像剤中に不溶性になる。このような材料に有用な現像剤は一般にpH7〜13であり、水混和性高沸点有機溶剤、及びこのような溶液に対して共通の種々の添加剤を含む。
これらの材料のための有用な現像剤が良く知られており、Eastman Kodak Company(Norwalk, CT)を含むいくつかの供給源から入手可能である。
一旦マスク画像が形成されたら、これは、硬化用輻射線(普通はUV線)に対して感光する好適な輻射線感光性要素(上記)に転写される。マスク画像は、マスク画像を有するフィルムを輻射線感光性要素、又は輻射線感光性組成物又はその層上に置くことを含む。
フィルム及び輻射線感光性要素は、無空気界面を提供するような接触状態に置かれる。一般には、このことは、無空気界面又はギャップ無し界面を形成するように圧力又は熱、又は圧力及び熱の両方を加えることにより、輻射線感光性要素にフィルムをラミネートすることにより達成される。
1つの好ましい態様の場合、フレキソグラフィ用途のための輻射線感光性要素は、分離層(粘着防止層)を有していないので、無空気界面を達成するためには圧力だけで十分な場合がある。それというのも、輻射線感光性要素は湿潤特性に起因して、光学的接触を可能にするように適合することができるからである。この湿潤特性は、一部はモノマーの存在によるものである。下記ラミネータは、圧力を用いて、所望の光学的接触を有する無空気界面を達成するために働く。
輻射線感光性要素の露光:
マスク・フィルムと上記輻射線感光性要素との間に無空気接触が形成された後、輻射線感光性要素を、マスク画像を含有するフィルムを通過する硬化用輻射線に当てることにより、画像形成された要素を形成する。この工程において、硬化用輻射線は、輻射線のうちのいくらかを優先的にブロックするマスク画像を通して感光性要素上に投影される。マスキングされていない領域では、硬化用輻射線は輻射線感光性組成物の固化又は硬化を引き起こす。マスク画像は従って、露光用輻射線に対して実質的に不透明であるべきである。これは、マスク画像が2以上、好ましくは3以上の透過光学濃度を有するべきであることを意味する。マスキングされていない領域は、実質的に透明であるべきである。これは、輻射線感光性要素のマスキングされていない領域が0.5以下、好ましくは0.1以下、より好ましくは0.05以下の透過光学濃度を有するべきであることを意味する。透過光学濃度は、濃度計、例えばMACBETH TR 927上に好適なフィルターを使用して測定することができる。
一般に、マスク画像を含有するフィルムを通して輻射線感光性要素に露光を施すことは、好適な輻射線源(例えば可視光又はUV線)からのフラッド様露光によって達成される。露光は、大気酸素の存在において行うことができる。無空気接触(又は光学的接触)がすでに行われているので、真空下の露光は必要でない。
レリーフ印刷版、例えばフレキソグラフィ印刷版の製造に際しては、輻射線感光性要素の一方の側を概ね先ず、透明支持体を通過する硬化用輻射線に当てる(「裏側露光」として知られている)ことにより、要素の支持体側上に薄い均一な硬化された層を調製する。次いで輻射線感光性要素を、マスク画像を含有するフィルムを通過する硬化用輻射線に当て、これにより輻射線感光性組成物を、マスキングされていない領域において固化又は硬化させる。次いで、輻射線感光性要素の非露光非硬化領域を現像法(下記)によって除去し、レリーフ印刷表面を画定する硬化された領域を残す。裏側露光は、マスク・フィルムと輻射線感光性要素との間に無空気接触が形成される前又は後に実施することができる。
硬化用輻射線として適した波長又は波長範囲は、輻射線感光性要素の性質によって決定される。いくつかの態様の場合、硬化用輻射線は波長340〜400nmの紫外線である。フラッド様露光又は全露光のための可視光源又はUV線源の一例としては、炭素アーク、水銀蒸気アーク、蛍光灯、電子フラッシュ・ユニット、及び写真用フラッド灯が挙げられる。UV線は水銀蒸気灯、より具体的には太陽灯からのものが特に有用である。代表的なUV線源は、Topbulb(East Chicago, IN)から入手可能な、中心放射波長が354nmのSYLVANIA 350 BLACKLIGHT蛍光灯(FR 48T12/350 VL/VHO/180, 115ワット)、及び、Burgess Industries, Inc. (Plymouth, MA)から入手可能な、ADDALUX 754-18017ランプを有するBURGESS EXPOSURE FRAME, Model 5K-3343VSIIを含む。
他の好適なUV源は、輻射線感光性要素を輻射線に当てること、そして輻射線露光後に要素を現像することの両方が可能な製版機を含む。好適な製版機の一例としては、Kelleigh Corporation (Trenton, NJ)から入手可能なKELLEIGH MODEL 310 PLATEMAKER、及びGlobal Asia Limited (Hong Kong)から入手可能なGPP500F PLATE PROCESSORが挙げられる。
マスク画像を通した露光の時間は、輻射線感光性要素の性質及び厚さ、及び輻射線源に依存する。例えば、一つの態様の場合、Eastman Kodak Company (Norwalk, CT)から入手可能なFLEXCEL-SRH版前駆体を、KELLEIGH MODEL 310 PLATEMAKER上に載置し、そして支持体を通過するUV−A線による裏側露光を、20秒間にわたってこの印刷版前駆体に施すことにより、要素の支持体側に薄い均一な硬化された層を調製することができる。次いで輻射線感光性要素のカバーシートを表側から除去し、そしてマスク画像を含有するフィルムを次いで、輻射線感光性要素の表側と無空気接触させる。次いで集成体を、14分間にわたって、マスク画像を含有するフィルムを通過するUV線に当てることができる。マスク画像情報はこうしてフレキソグラフィ版前駆体に転写される。
レリーフ画像現像:
マスクを含むキャリア・シート、又はマスク無しのキャリア・シートは、次いで、任意の好適な手段、例えば剥離によって除去される。キャリア・シートは、任意選択的に、UV露光前に除去して、感光性層上にマスクを残すこともできる。次いで露光された要素(又は画像形成された要素)は一般には、レリーフ画像を形成するように、好適な現像剤で現像される。現像は、輻射線感光性要素の未硬化領域を除去し、レリーフ画像を画定する硬化された領域を基板上に残すのに役立つ。
現像は普通、コンベンショナルな条件下で、例えば5〜20分間にわたって、23〜32℃で実施される。使用される現像装置及び特定の現像剤のタイプは、具体的な現像条件を決定することになる。
レリーフ画像の現像後処理が、いくつかの環境のもとで好適である場合がある。典型的な現像後処理は、余剰の溶剤を除去するためにレリーフ画像を乾燥させること、そして更なる固化又は架橋を引き起こすように、レリーフ画像を硬化用輻射線に当てることにより、後硬化させることを含む。これらの過程の条件は当業者に良く知られている。例えば、レリーフ画像をブロットするか又は拭って乾かし、或いは強制空気又は赤外線炉内で乾燥させることができる。乾燥時間及び温度は当業者には明らかである。マスク画像を通して露光を施すために前に使用したのと同じタイプの輻射線を使用して、後硬化を実施することができる。米国特許第5,175,072号明細書(Martens)、同第5,279,697号明細書(Peterson他)、及び同第6,998,218号明細書(Markhart)に開示されているような熱処理によって、現像を行うこともできる。
図2にはフレキソグラフィ版10の1つの製造方法が示されており、この製造方法は、画像形成されたフィルム内に露光された領域と非露光領域とを有するマスク画像を形成すること12によって、レリーフ画像を製造することを含む。画像形成されたフィルムは、マスク画像と輻射線感光性要素との間に完全な光学的接触が存在する状態で、画像形成されたフィルム内のマスク画像を輻射線感光性要素にラミネートし、輻射線感光性要素に、光学キャリア・シート及びマスク画像を通過する硬化用輻射線による露光を施すことにより画像形成された要素を形成し(マスク画像は硬化用輻射線に対して不透明である)、そして画像形成された要素を現像することによりレリーフ画像を形成することによって、転写される。
本発明は、ハーフトーン領域内の所望の小さなドット構造物を保持し、また良好なリバース線深さを維持しながら、主として少なくとも50°のショルダー角を有する改善されたレリーフ画像を備えた、画像形成された輻射線感光性要素(例えばフレキソグラフィ印刷版)を提供するためのラミネート法及びラミネータの使用方法を提供する。画像形成されたフィルム(マスキング・フィルム工程12)が輻射線感光性要素内にレリーフ画像を形成するために使用される場合には、画像形成されたフィルムは、空気、空隙、又は界面のギャップを排除するように、要素と緊密又は完全な光学的接触させられる(工程14〜18)(即ち、「無空気」界面)。このようなギャップは、空気が欠乏するように真空下にある場合があるが、しかし真空下のこのようなギャップも、露光(工程20)、フィルムの除去(工程22)、並びに洗浄、乾燥、及び仕上げ(工程24,26)の前には、「無空気」界面とは考えられないであろう。
プリプレス・フレキソグラフィ印刷版をフィルム・マスクと光学的接触させて配置するために、プリプレス・フレキソグラフィ印刷版上にマスキング・フィルムをラミネートする方法は、既知の版情報、例えば版サイズ、重量、柔軟度、厚さ、ローラ形状、及び、ラミネーション中に加えられる均一な力を生じさせるその他の因子に基づいて、必要に応じて力を制御することを含めて工程14及び18に示されているように、均衡のとれた、歪ませない力をフレキソグラフィ印刷版とマスキング・フィルムとに加えることによって実施される。次いで、マスク画像は、Eastman Kodak Company (Rochester, NY)から入手可能なFLEXELフレキソグラフィ印刷版前駆体に圧力を加えることによってこれをラミネートすることにより、画像形成されたフィルムから転写されるので、画像形成されたフィルムと前駆体との間の界面は空気が無く、すなわち光学的接触が達成される。必要となる材料間接触は、上述の光学的接触でなければならない。このことはフレキソグラフィ版の場合に特に重要である。それというのも、使用される材料がゴムバンドのように粘弾性であり、すなわち、これが圧力及び温度が加えられるとこれに適合することが可能であるが、しかし次いでその前の形状に戻り、上述の歪みを容易に引き起こすことがあるからである。この版はまた運動開始が難しく、このことは、特に+/−1ミル以内までの精度が臨界的であるときに、ラミネーション・システムをより難しいものにする。
図3は、図示のように、プラウ(plow)38を使用して、保護カバーシート36を除去しながら、プリプレス・フレキソグラフィ印刷版とも呼ばれるフォトポリマー34上に、フィルム層とも呼ばれるマスキング・フィルム32をラミネートするためのフレキソグラフィ・ラミネート装置30を示している。レリーフ画像又はマスク40を一方の側に有するフィルム層32を使用して、フレキソグラフィ版7を調製している間、図3に示されているように、プリプレス・フレキソグラフィ印刷版34を所定の位置に保持するために、真空テーブル42が使用される。ラミネート装置30は、ラミネーション・ローラ46と真空テーブル42との間の少なくとも1つのニップ44、並びに、ラミネーション・ローラ46と、ローディング・ガイド50によって補助される加圧ローラ又はニップ・ローラ48との間の別のニップを含んでいる。ニップ44は、ラミネーション中にマスクが常に版と接触していることを保証するために、一定の力を供給する。
ラミネーションがニップ44だけで行われることが重要であり、そしてこれは、独立してジンバルを備えたラミネーション・ローラを使用することによって、力を均衡させることにより、本発明において達成される。ラミネーション・ローラは、必要に応じて曲げを許すが、しかし版に対する横方向力、特にラミネーション・ローラを横切るニップにおける横方向力を制限する。ラミネーション・ローラは、ラミネーション後退・前進作業中、ガントリーの運動に対して分離されており独立している。このラミネーションは、カバーシートの除去と相俟って行われるので、シートは、カバーシートの前端の正に最初の部分を最初に持ち上げ、そしてこれをプラウ上に置くことにより、ラミネーション・ローラがフィルムと接触する直前に除去される。なお、保護カバーシート36は、マスク40がラミネートされている間、そしてその直前に除去される。これにより、ラミネーションが生じている領域以外では、フレキソグラフィ版はカバーされたままになる。
この工程順序は、皺の形成を防止し、そして光学的接触が完全であることを確実にするために、この態様では重要である。これを試験し、歪み結果を下に示す。ラミネーション・ローラが、マスクを版に押しつけるように単純に降下させられるシーケンスAでは、皺が形成されるが、しかし、好ましい下記シーケンスBでは、マスク・フィルムは版ストップの前のスロット内に置かれ、そしてラミネーション・ローラは、版との接触前に、ラミネーション・ローラの周りでマスクの張力を提供するように、版ストップを超えて前方に向かって動かされる。
歪み測定方向(ラミネーションはx方向で行われる)において、距離は、下に示すように、X方向に関してはX上の点Y1からY3までの距離、又はY方向に関してはY上の点X1からX3までの距離として定義される。
Figure 2010534345
シーケンスAは、ラミネーション・ローラが、マスク・フィルムを版に押しつけるように降下させられる状況を表している。
Figure 2010534345
シーケンスBは、マスク・フィルムが版ストップの前のスロット内に置かれ、そして版との接触前に、ラミネーション・ローラの周りでマスクの張力を提供するように、版ストップを超えて前方に向かって動かされる状況を表している。
Figure 2010534345
結果は以下の通りである。
Figure 2010534345
なお、「歪み率%」は「100×(マスク距離−版距離)/マスク距離」として定義され、また、上記試験結果において、SRH1.14版は厚さ1.14mmの硬質フレキソグラフィ版であり、SRH1.7版は厚さ1.7mmの硬質フレキソグラフィ版である。皺は、マスク/版のラミネート「サンドイッチ」内に望ましくない横方向応力がある結果、続いて、処理時に歪みが生じることを示している。弓形歪みは、続いて処理時に歪みが生じるような応力がサンドイッチ内に存在することに起因するサンドイッチの上向きの湾曲(凸面)があるときに発生する。
加えて、ニップ・ローラ46は、フィルム・マスク40上のレリーフ画像がニップ・ローラ48に面するという点で、クリーニング・ローラとして作用する。汚れを除去することができるエラストマー被膜を、ニップ・ローラ48の表面上に使用することにより、フィルム層32がフレキソグラフィ版34にラミネートされる前に、マスク40を有するフィルム層32の表面から糸くず及びダスト屑を拾い上げる。保護カバーシート36の除去位置と、マスクのラミネート位置との間の距離は小さく、空気浮遊汚染物質を除去するために、正空気圧で取り囲むこともできる。
一つの態様の場合、真空テーブルは、カバーされた、ラミネート前フレキソグラフィ版(pre-laminate flexographic printing plate)がラミネータ内にローディングされた後でプラウがカバーを除去するように働くのを助ける。ラミネート前フレキソグラフィ印刷版は、カバーシートを含み、そしていくつかの態様の場合、ラミネーション・ローラとテーブルとの間のニップと手動又は自動で整合させることができる。1つの好ましい態様の場合、ラミネーション・ローラは、ポリウレタンで被覆された鋼コアを含む。地金ローラは、テーブル内の欠陥に適合しないので、不具合を引き起こすおそれがあり、またアルミニウム・ローラもうまく働かないが、しかしエラーが誘発されない特定の環境、例えば平らなテーブルにおいて、又はエラーが観察者にはさほどのものではない特定の環境において、使用することはできる。
フレキソグラフィ・ラミネート装置30は、フレキソグラフィ版34にフィルム32を適用するために、図4に示されているように、ラミネーション・ガントリー56によって支持されている。図4は、任意選択のコントローラ58及び1つ又は2つ以上のセンサ59を示しており、これらはラミネート装置30を作業モード又はスリープ・モードにし、また、下記のx(Fx)、x(Fy)及びz(Fz)方向における力を含む、加えられる力(FL)60を制御することができる。作業モード中に、下記のように、テーブル内の開口を通して真空が印加され、作業モードはまた、ラミネートの準備ができる直前に、フィルムをフレキソグラフィ版34の近くに置くことを含む。これは自動又は手動で制御することができる。
コントローラ56は、センサ、タイマー、電気情報及びプロセス化学情報のうちの1つ又は2つ以上を含む、製造情報からの入力を使用する。コントローラ56はまた、1つ又は2つ以上のセンサ59、並びに製造過程の他の工程を制御する種々の他のコントローラ及びセンサと連通することもできる。このことは、他のプロセスを停止することなしにアプリケータのクリーニングを可能にするように必要に応じて、被覆プロセスが停止されるのを可能にし、ひいては自動プロセスをもたらす。
フォトポリマータイプの被膜は粘着性になる傾向があり、これにより、この製造方法では、最終生成物上に望ましくない残留物が生じ易くなる。粘着性の結果として、被膜が、フォトポリマーと接触する表面上に材料又は残留物の堆積を得るのが一般的である。この結果、受け入れられない製造停止となり得る欠陥を招くおそれがある。このような製造停止は、非効率及び/又は欠陥最終生成物をもたらす。これらの欠陥は、製造場所から遠く離れた場所で何週間又は何ヶ月も後で版が画像形成されるまで、観察できない場合がある。欠陥のない版を確実に製造することは重要であり、本発明はその結果を保証する。
2つのレール62を含むガントリー56は、図4に示すように、キャリッジ64に取り付けられた、独立してジンバルを備えたラミネーション・ローラのための支持体として作用する。図4は、他の要素、例えばローラを明確に示すために、1つ又は2つ以上のラミネーション曲げ板を含むラミネーション装置のいくつかの部分を示してはいない。なお、ラミネーション曲げ板は図5に明確に示されている。キャリッジはサイド66を有している。サイドは、各サイドに1つ又は2つ以上の錘68を支持している。錘68は、版サイズ、及び幅、又は、ラミネーション中に均一な力(FL)を加えることを可能にする、ひいては、ラミネーション中に光学的接触が版及びフィルムの全長にわたって加えられる均一な力を必要とするため、光学的接触の形成を可能にするその他の因子によって変化させることができる力(FL)を供給する。
ガントリーは、これがラミネーション中、版全体にわたって本質的に「浮動」するように、ラミネーション・ローラを支持するように構成されているので、ラミネーション・ローラは1方向にだけ(版に向かって)力を供給し、ラミネーション中、高感度の版及びフィルムに過度の横方向力を加えないように、独立して支持されており、テーブルの表面及び/又は版及びフィルムの変化に適合する。現在使用されているテーブルは、デュロメーター測定値50〜75ショアAの表面を有しており、また好ましいラミネーション・ローラは、テーブルの表面又はクラウン・ローラ形状の任意の弓状湾曲に対処するために、ポリウレタン被膜を有している。それというのも、この正確なラミネート法は本質的にはエンボス加工であり、ひいては、エンボスされるフィルムを版に押しつけるために十分な力を加えなければならないからである。なお、このフィルムは後で版から除去し、単独で又は版とともに使用することができる。必要となる材料間接触は、上述の光学的接触でなければならない。
図5及び6は、ラミネーション装置30の一部を示す頂面斜視図である。ラミネーション・ローラ46は、ラミネーション・ローラ及びキャリッジが、真空テーブル42(図5及び6からは取り除かれているが、図4に示されている)を含むガントリー56に対して浮動できるように、キャリッジ64に取り付けられている。キャリッジ64には2つのラミネーション曲げ板65及び旋回ロッド67が取り付けられているので、ラミネーション・ローラがラミネーション中に版34に対して1方向だけで動き、そして欠陥及び歪みを招く横方向応力を版に加えないように、ラミネーション・ローラ46は、キャリッジ64に結合している旋回ロッド67を中心として旋回する。図6及び7は、この運動を、一方の側から他方の側へのねじれとして明確に示しており、ここでは、2つのローラはガントリーに対して、そして互いに旋回することができる。
ラミネーション曲げ板65はラミネーション・ローラ46を、旋回するか又は上下運動のように1平面内でだけ運動するように効果的に安定化する。ラミネーション曲げ装置とも呼ばれる曲げ板65は、ラミネーション・ローラ・ニップ44において加えられる横方向力を最小化するように、独立してジンバルを備えたラミネーション・ローラが動くのを可能にする。加えて、ラミネーション曲げ板65は、ラミネーション・サイクルを通るのに伴って、ラミネーション・ローラに対して緩衝作用を加え、ひいては図8に示された斜め方向を含む望ましくない方向における、他の横方向の最適でない力を最小化する。このことは、ラミネーション装置が、下記ねじ曲げ板と相俟って、極めて効率的に作業するのを可能にして、最大40%のエネルギーを節減し、また振動を緩衝するのを助け、そしてラミネータが、ラミネーション中にフィルムと版との光学的接触を形成するのを可能にする。
平らな真空テーブル42の下側には、単一の中心ねじ70が中央に配置されている。中心ねじ70は、一つの態様ではねじに取り付けられた、曲げ装置72を有している。図示のガントリー曲げ装置は、3つのフラットブレード曲げ板、ねじの上方の1つのフラットブレード曲げ板74、及びねじのいずれかの側の2つのフラットブレード曲げ板を有している。曲げ装置は、ラミネーション・ローラ・ニップ44に加えられる横方向力を最小化する独立してジンバル化された運動を可能にし、加えて、ラミネーション・サイクルを通されるのに伴って、ねじ、ひいてはラミネーション・ローラに対して緩衝作用を加え、こうしてラミネーション曲げ板とカップリングされると、最適でない他の横方向に制御を加える。ねじ70は、2つのサイドレールを含むガントリー上でラミネーション装置を動かすので、ラミネート前シートは、気泡を排除しながら歪みを最小化するように、x及びy方向の均一なラミネーション力、及びz方向の最大限均衡のとられた力に曝され、そしてまた、歪みを長さの0.02%未満に維持する。これは、歪みの制御と、横方向力の最小化を可能にするラミネーション曲げプレートとの組み合わせである。
一つの態様では、プリプレス・フィルムの2つ又は3つ以上のサイズを支持するために、調節可能なサイズ依存性錘68が、キャリッジの各サイド66に設けられている。なお、ばね又は他の圧力依存性力はあまり望ましくない場合がある。なぜならば、力は圧力とともに変化し、ラミネーション中にラミネーション・フィルムに加えられる力を大きく変化させ得るからである。錘68は、「コンスタントなギャップ」の問題を補正し、各版サイズに合わせて調節される。このことは、可変サイズのフレキソグラフィ版に対する最適なラミネーション力(FL)のより良好な制御を可能にする。可変サイズのフレキソグラフィ版のそれぞれは、ルックアップ・テーブル(LUT)を有するコントローラによって制御可能な最適化ラミネーション力を有している。LUTは、版サイズに基づいて必要な、十分なラミネーション力(FL)を実現するためのサイズ依存性錘、重量、柔軟度(デュロメーター測定値)、厚さ、ローラ形状、及び、光学的接触を達成するためにラミネーション中に加えられる均一な力を生じさせるその他の因子のうちの1つ又は2つ以上を含む。
図10は、フィルムのローディング中のラミネーション装置を示している。これは、最終的なラミネートされた版における皺を防止するために重要である。マスクは図11に示されているように、先ずラミネーション・ローラの下側部分の周りに巻かれるので、マスクはこれが版と接触する前にローラと接触する。フィルム32は、2つのローラ(46,48)の間に、そしてローディング溝内に入れられる。次いで2つのローラは、版がラミネーション・ローラに向かって動かされる前にフィルムを掴み、フィルムと接触し、そして後方回転を防止するクラッチを用いてローラが時計回り方向に動かされるのに伴って、ラミネーション・ローラの周りにフィルムを巻きかけるのを助ける。
図12は、先ずラミネート前フレキソグラフィ印刷版をマスキング・フィルムのシートと整合させることにより、プリプレス・フレキソグラフィ印刷版をフィルム・マスクと光学的接触させるラミネーション装置30のためのラミネート法100を示すフローチャートである。ラミネート前フレキソグラフィ印刷版は、ニップ44内で整合されたフレキソグラフィ印刷版とカバーシートとを含んでいて、この場合、ラミネーション・ローラは、独立してジンバルを備えた(6度の自由度)支持ガントリーによって支持されており、ラミネーション・ローラだけが支持テーブルに接触し、次いで、下記ラミネート工程と同時に、ニップに隣接するプラウを使用して、ラミネート前フレキソグラフィ印刷版からカバーシートを除去し、そして、平らなプリプレス・ラミネート前フレキソグラフィ印刷版を形成するために、カバーシートをプラウで除去しながらラミネート前シートに均衡のとれた力を加えることにより、フレキソグラフィ印刷版にフィルム・マスクを実際にラミネートする前に、独立してジンバルを備えた(6度の自由度)ニップ支持ガントリーと釣り合い錘とを使用することを含む整合補正を用いて、フレキソグラフィ印刷版とマスキング・フィルムとに均衡のとれた、歪ませない力を加えることにより、x(Fx)とy(Fy)方向のフィルム横方向歪みを最小化しつつ、光学的接触を達成するためにラミネーション・ローラ方向(FL)に十分な力を加えることによって、z方向に最適化ラミネーション力を加える。
最初の工程は、テーブル上のカバーシートを含むラミネート前フレキソグラフィ印刷版を、ラミネータのニップ内でマスキング・フィルムのシートと整合させる112前に、システム110を初期化することである。次いで、版をテーブル上の所定の位置に保持するために真空を印加し114、均衡のとれた力を加えるのを助けるために、ガントリーの側方に所定のサイズの版が位置するように、錘を適宜に選択する116。
次の工程118は、一方の方向における曲げを制御し、そして他方の方向におけるばねの曲げを緩衝しつつ、ラミネーション・ローラを含むガントリーを動かすために中心ねじを動かすことに関与する。なお、この時間中、ニップ・ローラはフィルム120上のマスクをクリーニングしている。カバーシートは、ラミネーションが行われる前に、カバーシートの前端をプラウ上に置くことにより、ニップに隣接するプラウを使用して、ラミネート前フレキソグラフィ印刷版から除去される122。このことは、光学的接触を達成するのに十分な力を加えることにより、カバーが除去された直後に版及びフィルムの両方に最適化ラミネーション力を加えること124に先だって、ラミネーション前に露出される版の量を最小化するために、ラミネーション工程と同時に行われる。最後に、ラミネートされたフィルムは、気泡なしで版と光学的接触したときに、仕上げを施される126。

Claims (20)

  1. プリプレス・フレキソグラフィ印刷版をマスキング・フィルムと光学的接触させて配置するために、該プリプレス・フレキソグラフィ印刷版上に該マスキング・フィルムをラミネートする方法であって、当該方法は、
    ラミネーション・ローラと真空テーブルとの間のニップ内で、カバーシートを含むラミネート前フレキソグラフィ印刷版を、マスキング・フィルムと整合させる工程、ここで当該ラミネーション・ローラは、1つ又は2つ以上のラミネーション曲げ板を含み、支持ガントリーによって独立して支持されている;
    フレキソグラフィ印刷版を製造するために、該ニップに隣接するプラウを使用して、ラミネート前フレキソグラフィ印刷版から該カバーシートを除去する工程;
    キャリッジ及び支持ガントリーを使用して、横方向歪みを最小化する、該フレキソグラフィ印刷版と該マスキング・フィルムとの光学的接触を達成するために、均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力(FL)を、該フレキソグラフィ印刷版及び該マスキング・フィルムに、前記除去工程と同時に加えることによって、ラミネートする工程
    を含んで成る。
  2. 該均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力(FL)が、独立して支持されたポリウレタン被覆ラミネーション・ローラに対する自動自己整合補正を用いることをさらに含み、1つ又は2つ以上の自動工程が、時間又はセンサ測定値のうちの少なくとも一方に対して応答するコントローラをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 該均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力(FL)が、該キャリッジに対する自己整合補正を用いることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 該均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力(FL)が、該キャリッジの各サイドの、調節可能な版依存性錘を使用することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 該均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力(FL)が、光学的接触を形成しながら横方向歪みを最小化するように、ラミネーション・ローラを動かすために、1つ又は2つ以上の安定化ラミネーション曲げ板を使用することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  6. 光学的接触を形成しながら横方向歪みを最小化するために、ラミネート前シートが均衡のとれた均一なラミネーション力に曝されるように、該均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力(FL)が、該ローラを2つのサイドレール上で動かすために、1つ又は2つ以上の安定化フラットブレード曲げ板を有する中心ねじを使用することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  7. 該フレキソグラフィ印刷版と該マスキング・フィルムとを該ニップ内に自動的にローディングして整合させることを含む、該フレキソグラフィ印刷版と該マスキング・フィルムとのラミネーションと関連する工程のうちの1つ又は2つ以上を自動制御することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 該均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力(FL)が、以下のもの、すなわち:版サイズ、重量、柔軟度(デュロメーター測定値)、厚さ、ローラ形状、及び該フィルムと該版との光学的接触を達成するために加えられる均一な力を生じさせるその他の因子のうちの1つ又は2つ以上に依存する項目のうちの1つ又は2つ以上を有するLUTを備えたコントローラを使用することをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 該均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力(FL)が、横方向歪みを長さの0.02%未満にさらに制限する、請求項1に記載の方法。
  10. プリプレス・フレキソグラフィ印刷版上にマスキング・フィルムをラミネートするプリプレス・フレキソグラフィ版ラミネータであって、該装置は:
    ラミネーション中、フレキソグラフィ印刷版及びマスキング・フィルムに対する横方向歪みを最小化するために、1つ又は2つ以上のラミネーション曲げ板を含む、キャリッジを独立して支持する支持ガントリーと;
    該フレキソグラフィ印刷版と該マスキング・フィルムとの光学的接触を達成するように、均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力(FL)を該フレキソグラフィ印刷版と該マスキング・フィルムとに加えるために、真空テーブルと一緒にニップを形成する、該ガントリーによって独立して支持された、該キャリッジに取り付けられたラミネーション・ローラと;
    該マスキング・フィルムを適用しながら、ラミネート前フレキソグラフィ印刷版からカバーシートを除去するための、該ニップに隣接するプラウと;
    該ラミネーション・ローラを2つのサイドレールに沿って動かして、該ラミネート前シートを均一なラミネーション力に曝すために、該ガントリーに取り付けられた中心ねじと
    を含んで成る。
  11. 該ラミネーション・ローラがポリウレタン被覆されている、請求項10に記載の装置。
  12. 該キャリッジが、該独立して支持されたラミネーション・ローラに加えられる自己整合補正手段をさらに含む、請求項10に記載の装置。
  13. 該自己整合補正手段が、該キャリッジの各サイドの、調節可能な版依存性錘をさらに含む、請求項12に記載の装置。
  14. 該自己整合補正手段が、光学的接触を形成しながら横方向歪みを最小化するために、1つ又は2つ以上の安定化フラットブレード曲げ板をさらに含み、該1つ又は2つ以上の安定化フラットブレード曲げ板が該ねじの上方の1つの板と、該ねじの下方の2つの板とをいずれかの側でさらに含む、請求項12に記載の装置。
  15. ラミネーション中に、フィルム・マスク上のレリーフ画像が該ニップローラに面することで、該ニップローラがクリーニング・ローラとして作用する、請求項14に記載の装置。
  16. 該ガントリーが該中心ねじによって動かされた場合に、該1つ又は2つ以上の安定化ラミネーション曲げ装置が、該ラミネーション・ローラをさらに緩衝する、請求項10に記載の装置。
  17. 該フレキソグラフィ印刷版と該マスキング・フィルムとを該ニップ内に自動的にローディングして整合させることにより、該フレキソグラフィ印刷版と該マスキング・フィルムとに均衡のとれた、歪ませない力を加えることによって、横方向歪みを最小化しながら光学的接触を達成するために、該最適化ラミネーション力(FL)を最大化するコントローラをさらに含む、請求項10に記載の装置。
  18. 該コントローラが、以下のもの、すなわち:版サイズ、重量、柔軟度(デュロメーター測定値)、厚さ、ローラ形状、及び該フィルムと該版との光学的接触を達成するために加えられる均一な力を生じさせるその他の因子のうちの1つ又は2つ以上のための補正を有するLUTをさらに含む、請求項17に記載の装置。
  19. 該コントローラが、均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力(FL)の、時間又はセンサ測定値のうちの少なくとも一方に対して応答する、請求項17に記載の装置。
  20. プリプレス・フレキソグラフィ印刷版上に該マスキング・フィルムをラミネートするプリプレス・フレキソグラフィ版ラミネータであって、該装置は:
    ラミネーション中、フレキソグラフィ印刷版及びマスキング・フィルムに対する横方向歪みを最小化するための、各サイドに調節可能な版依存性錘が取り付けられた支持キャリッジと、
    ラミネーション中に該フレキソグラフィ印刷版と該マスキング・フィルムとの光学的接触を達成するように、均衡のとれた、歪ませない最適化ラミネーション力(FL)を該フレキソグラフィ印刷版と該マスキング・フィルムとに加えるために真空テーブルと一緒にニップを形成する、該キャリッジによって独立して支持されたラミネーション・ローラと;
    該マスキング・フィルムを適用しながら、ラミネート前フレキソグラフィ印刷版からカバーシートを除去するための、該ニップに隣接するプラウと
    を含んで成る。
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