JP2010531846A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 自己免疫性関節炎の治療または予防における使用のための、Ｔｏｌｌ様受容体２の機能の拮抗薬である抗体またはその結合断片。
2. 前記自己免疫性関節炎は、急性または慢性である請求項１に記載の抗体またはその結合断片。
3. 前記自己免疫性関節炎は、関節リウマチまたは若年性関節リウマチである請求項１に記載の抗体またはその結合断片。
4. 前記抗体は、ヒトＴｏｌｌ様受容体２に対して特異的に結合するヒト抗体、またはラクダ抗体である請求項１〜３いずれか１項に記載の抗体またはその結合断片。
5. 前記抗体またはその結合断片は、
   （ａ）キメラ抗体またはその断片、
   （ｂ）合成抗体またはその断片、
   （ｃ）ヒト化抗体またはその断片、および
   （ｄ）Ｆａｂ断片
   からなる群から選択される請求項１〜３いずれか１項に記載の抗体またはその結合断片。
6. 前記抗体は、ＩｇＧ、ＩｇＡ、ＩｇＭ、およびＩｇＥからなる群から選択されるアイソタイプのものである請求項１〜３いずれか１項に記載の抗体またはその結合断片。
7. 前記抗体は、アイソタイプ ＩｇＧのものであり、サブクラス ＩｇＧ１、ＩｇＧ２、ＩｇＧ３またはＩｇＧ４のものである請求項１〜３いずれか１項に記載の抗体またはその結合断片。
8. 前記抗体またはその結合断片はＴｏｌｌ様受容体２に存在する抑制性エピトープに結合し、解離定数（Ｋｄ）が１０^−７Ｍ〜１０^−１１Ｍの群から選択される請求項１〜３いずれか１項に記載の抗体またはその結合断片。
9. 前記抗体またはその結合断片はヒトＴＬＲ２の細胞外領域に結合する請求項１〜３いずれか１項に記載の抗体またはその結合断片。
10. 前記抗体またはその結合断片は、配列番号１のアミノ酸残基１９〜３９または５３８〜５４９を含むＴｏｌｌ様受容体２のエピトープに結合する請求項１〜３いずれか１項に記載の抗体またはその結合断片。
11. 前記抗体は、クローン Ｔ２．５に由来する抗ＴＬＲ２モノクローナル抗体またはその結合断片である請求項１に記載の抗体またはその結合断片。
12. 免疫抑制剤を伴う請求項１〜１１いずれか１項に記載の抗体またはその結合断片であって、前記抗体またはその結合断片および前記免疫抑制剤は、同時投与、別々の投与、または連続投与で与えられる抗体またはその結合断片。
13. 前記免疫抑制剤は、抗ＣＤ２０抗体、抗ＴＮＦ抗体、インターロイキン−１（ＩＬ−１）遮断薬、およびＴ細胞活性化の遮断薬からなる群から選択される請求項１２に記載の抗体またはその結合断片。
14. 前記免疫抑制剤は、抗ＴＮＦ−α抗体、抗ＣＤ２０抗体、抗ＩＬ−１抗体、抗ＩＬ−６抗体、抗ＩＬ−８抗体、ＴＮＦ拮抗薬、ＩＬ−１２拮抗薬、ＩＬ−１５拮抗薬、ＩＬ−１７拮抗薬、ＩＬ−１８拮抗薬、炎症促進性Ｔ細胞抑制因子、制御性Ｔ細胞プロモーター、メトトレキセート、レフルノミド、ラパマイシン、Ｃｏｘ−２阻害剤、ＮＳＡＩＤおよびｐ３８阻害剤からなる群から選択される請求項１２に記載の抗体またはその結合断片。
15. Ｔｏｌｌ様受容体２を媒介したＩＬ−８生成によってもたらされる症状の治療における使用のための、Ｔｏｌｌ様受容体２の機能の拮抗薬である抗体またはそれ由来の結合断片。