JP2010531777A - 長尺複合構造メンバの改良 - Google Patents

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Abstract

航空宇宙構造物に使用される、例えば、スパーあるはストリンガ等の、複合材料長尺構造メンバ(102)は、例えば、ウェブ(108)を支持するためのメンバ(102)の基部(106)に接合する、湾曲した表面あるいは同様の、面取り(107)の形をとる、ある角度に向けられた部分を有するウェブ(108)を含む。基部上の第1表面(110)は、補強のために構造物(104)に隣接するように形成される。基部(106)はまた、第1表面(110)と反対側に第2表面(112)を有する。ウェブ(108)は、第1および第3表面(110、114)と複合材料内の同じ層に第3表面(114)および第4表面(116)をそれぞれ有する。介在する部分(107)上/内に、第1および第3表面に接続する第5表面(130)が存在する。メンバ(102)のジオメトリは、距離の増加に伴い、第5表面の幅が減少した場合に第1表面が第2表面の方へ転置されるように、その長さ(L)に沿って変化する。長尺メンバ(102)の製造中に、望ましくないクリース、メンバ(102)のジオメトリが変化する領域内の複合材料層における応力あるいは伸びを引き起こすリスクは、このような構成により減少することができる。

Description

本発明は、航空宇宙分野で利用される複合材料構造物に関する。特に、限定しないが、本発明は、例えば、複合スパー、複合リブ、複合ストリンガー、あるいは同種類の長尺複合構造メンバに関する。また、本発明は、例えば、適正にプログラムされたコンピュータを利用することによる、このような長尺複合構造メンバの設計方法および製造方法に関する。
例えば、複合スパー、複合リブ、複合ストリンガー、あるいは同種類の長尺複合構造メンバは、概して、大部分あるいは局部的に構造物の構造支持体として利用される。スパーおよびリブは、例えば、翼枠、胴体部分、あるいは同種の構造物に利用される。ストリンガーは、例えば、補強メンバとして利用される。
長尺複合構造メンバは、このように、例えば、補強、強化、および/または他の構成部品等の支持のために、他の構成部品に隣接して適用される部品を有する。長尺複合構造に当接する構成部品は、例えば、航空機の表面を構成するパネルあるいは外板の形をとって隣接する。
このような長尺複合構造メンバは、U形、T形、L形あるいは他の適当な形状の断面を有することができる。典型的に、構造メンバは、補強/支持のための構造/部品の表面に隣接するのに適した形状および基部から突出するとともに補強/支持のための構造/部品の表面から離れているウェブ、構造メンバの補強/強化を増大させるウェブ、を有する基部を備える。ウェブは、時として構造メンバのブレードと呼ばれることがある。
補強/支持のための構造/部品の表面の厚さあるいはジオメトリは変化し、その結果、構造メンバに隣接した構造/部品の外観上に局所的特徴が生じる。このように、構造メンバのジオメトリにおける付随する変化を要する。構造メンバのジオメトリにおける局部的変化は、しかしながら、複合構造メンバの製造時に製造上の問題を引き起こすことになる。例えば、航空機翼パネル等の部品の局部的な強度あるいは剛性を増大させるために、局部的に特別な剛性あるいは強度を要する部品の厚さを変化させることは一般的な方法である。これは、構造メンバに面する表面の部品プロフィールのパッドアップをもたらす。これに伴い、結合された構造メンバの長さに沿った方向の増加に伴い、部品の厚さは、局部的に厚い部分が増加し、その上薄い部分が減少する。部品の厚さの変化に合わせるため、結合された構造メンバの基部は、相応じて増加および減少する必要がある。構造メンバの形状は、それゆえ、その全長に沿った距離の作用としての、その断面ジオメトリにおける局部的変化を含む。
パネルの補強として使用するための構造メンバの望ましい形状は、その結果、複雑化されるとともに、直線対称であるジオメトリから偏向することになる。複雑化したジオメトリを有する複合構造メンバの製造は難しいところがある。構造メンバのジオメトリ断面の局部的変化を要する場合、製造工程中に欠陥がもたらされることがある。このような欠陥は、通常、局部的ジオメトリを考慮して過剰な材料が存在する、内部が圧縮あるいは折重なったファイバ材料の層に起因するものである。これは、典型的には、横方向の層の形で、最終製品内にクリースを生じさせる。欠陥もまた、局部的ジオメトリを考慮して過少な材料が存在する、内部に引張りおよび/または圧力が付加されたファイバ材料の層に起因するものである。これはまた、典型的には、長さ方向のクリースの形をとって、最終製品内にクリースを生じさせる。前述した欠陥のタイプ(過少な材料あるいは過剰な材料)のどちらかは、複合材料の内部に、望ましくない強度低下、および/または、局部的な応力が発生する結果となる。このような欠陥は、典型的には、強度低下の欠陥を打ち消すために、内部に特別な材料を付加することによりつくられた適当なマージンが考慮されている。結果として生じる部品の強度に欠陥を生じさせると同時に、この技術は、重量の不利および過度な構造上の大型化をもたらす。
本発明は、上述された問題を軽減しようとするものである。選択的あるいは付加的に、本発明は、長尺複合構造メンバの改良された形状、および/または、その設計および/または製造の改良された方法を提供しようとするものである。
本発明は、航空宇宙構造に使用される長尺構造メンバを提供し、
前記構造メンバは、多数の層を含む複合材料により構成され、
前記構造メンバは、基部と前記基部から延びるウェブとを有し、
前記構造メンバは、その長さの一部に沿って、
構造物(例えば、翼パネル等のもう一方の部品)に隣接するように形成される前記基部上の第1表面と、
前記第1表面の反対側に位置する前記基部上の第2表面と、
前記第1表面と同様に前記複合材料内の同一の前記層に位置する前記ウェブ上あるいは内の第3表面と、
前記第2表面と同様に前記構造メンバの同じ側面上に位置する前記ウェブ上の第4表面と、
前記第1および第3表面間に介在されて結合する第5表面と、
前記第2および第4表面間に介在されて結合する第6表面と、
を定義し、
前記構造メンバの前記長さの一部に沿ったある点での前記構造メンバのある断面、前記構造メンバの前記長さに平行なその垂直軸を有する平面を横断する部分に向けて、前記第5表面の少なくとも一部は、前記第1表面の近接した一部に対して鋭角に傾斜されるとともに、前記第5表面の少なくとも一部は、前記第3表面の近接した一部に対して鋭角に傾斜され、
さらに、
前記構造メンバの長さに沿って与えられた方向の距離の増加に伴い、前記第5表面の幅が減少した時に前記第1表面が前記第2表面の方へ転置されるように、前記構造メンバのジオメトリは、その長さの前記部分に沿って変化する。
このように、例えば、スパー、リブあるいはストリンガー等の複合構造メンバは、メンバのウェブの一部とメンバの基部の一部との間に位置された部分(第5および第6表面を含む)と、メンバの基部がジョッグルアップする(第1表面から第2表面へ向う方向へ移動する)に伴い減少する幅を有する部分と、を備える。第5および第6表面を含むメンバの部分の幅の変化を伴う基部上のジョッグルの一致は、局部的クリース、局部的応力および/または局部的伸びのリスクを減少させる形で構造メンバの製造中に、構造メンバを形成する複合材料の層が蓄えられることを許容し、何故なら、別の形で欠陥を引き起こす、基部におけるジオメトリの変化は(例えば、単一直線ジオメトリからの偏り)、メンバの前述した部分の幅の変化により相殺される。
第5表面の部分と第1表面の部分との間の傾斜角度は、傾斜角度0が、第1および第5表面が平面の接合部で相互に接合することを意味するように、測定されるべきである(例えば、第5表面は、第1表面の連続的な延び、および第1表面に対して大体同じ方向へ延びるように思える)。比較により、+/−180度に近い傾斜角度は、第1表面を二つに折り重ねた第5表面に一致し、第1および第5表面管の接合部で(180度に近い角度の回転)方向への急な変化があることがわかる。
構造メンバは、構造メンバの長さの前記部分に沿ったある点での構造メンバのある断面に向けて、少なくとも第6表面の一部が第2表面の近接した部分に対して鋭角で傾斜される、および/または、少なくとも第6表面の一部が第4表面の近接した部分に対して鋭角で傾斜されるような、ジオメトリを有することが、前記記述から理解されるであろう。
欠陥となるリスクの減少は、メンバの複合材料の層に沿った展開幅が連続する横断面間で重大に変化しないようにすることができるように、構造メンバのジオメトリを設定することにより成し遂げることができる。例えば、他の方法でのより大きい展開幅のバリエーションは、メンバの第5および/または第6表面の幅を変化させることにより、減少させることができる。このような展開幅の測定は、構造メンバの断面での点間距離が第1および第2仮想基準線と交差することにより導かれ、距離が構造メンバ内あるいは上の複合材料の層の表面に沿って測定される。展開幅を測定する方法のこの例に関連して、断面は、例えば、構造メンバの局部的に長い方向に平行な垂直軸を有する平面上に設定することができる。第1仮想線は、例えば、第1表面上に位置されるとともに基部がこのような断面の全てでウェブから延びる方向に対して垂直となるように形成される。第2仮想線は、例えば、第3表面上に位置されるとともにウェブがこのような断面の全てで基部から延びる方向に対して垂直となるように形成される。
望ましくは、展開幅(例えば、上述したように測定された)は、構造メンバの断面ジオメトリがその長さの少なくとも一部に沿って変化するが、その長さの少なくとも一部に沿った構造メンバのこのような断面の全てに向けて、実質的に一定である。本発明のこの態様の例に基づく構造メンバは、ロア翼パネルの頂部に隣接するのに適合した基部を有し、メンバが翼長方向(例えば、翼弦方向に対して横切る方向)へ延びている。メンバは、この例において、一定の展開横幅(翼弦方向)を持つジオメトリを有する。この例に関連する展開横幅は、メンバの基部の遠端での点からメンバのウェブの遠端での点までの、第1、第3および第5表面に沿った翼弦方向の距離である。このような一定の展開幅を持つことは、メンバを形成する複合材料の層に、複合材料内のファイバの局部的なクリーシングあるいはバンチングおよび/または局部的な伸びのリスクを減少させる形で、メンバの製造中に蓄えることを許容する。
長尺構造メンバは、長さが変化している間、概して同じタイプの形状を有する断面を持つ。断面形状は、例えば、2つの基部と基部間に延びるウェブとを有し、相互の基部の中心線からあるいは近傍に突出する、H形とすることができる。断面形状は、例えば、2つの基部と基部間に延びるウェブとを有し、相互の基部のエッジからあるいは近傍に突出する、U形とすることができる。断面形状は、例えば、同じ表面に接するための2つの基部と2つの基部から延びるウェブとを有し、ウェブが2つの基部を接続する端の反対側の露出端を有するブレードの形をとる、Y形とすることができる。断面形状は、例えば、1つの基部と基部のエッジから延びるウェブとを有し、ウェブが基部を接続する端の反対側の露出端を有するブレードの形をとる、L形とすることができる。
本発明は、上記に定義されたように、構造メンバ自身に関連するとともに構造メンバが隣接するのに適合した構造物(例えば、翼パネルのような部品)を必然的に含まないことが、認識されるであろう。
本発明の長尺構造メンバは、航空機における構造物の一部を形成することができる。例えば、構造メンバが部品/構造物に取り付けられた、例えばストリンガの形で、他の部品/構造物、例えば航空機の翼パネルの形をとって、構造メンバが提供されることがある。
本発明は、航空宇宙構造物(例えば、胴体、翼枠、あるいはそれらの一部)、ここで説明あるいはクレームされた本発明のいくつかの態様に基づく構造メンバに対応して、外板の内側表面が長尺構造メンバの基部に隣接して外板により定義された外側表面を提供する。例えば、外板は、例えばストリンガー等の、外板上に取付けられ、各構造メンバが本発明に基づき構成される多数の長尺構造メンバにより、航空宇宙構造物の内側から補強することができる。
本発明は、航空機、内側表面がここで説明あるいはクレームされた本発明のいくつかの態様に基づく長尺構造メンバの基部に隣接する外板により定義される外側表面をも提供する。
本発明は、構造メンバがここで説明あるいはクレームされた本発明のいくつかの態様に基づく構造メンバである長尺複合構造メンバのための設計モデルを構築する方法をさらに提供する。方法は、
構造メンバモデルの基部の望ましいジオメトリを定義する第1データ、構造メンバの長さに沿って変化する基準面からの基部の分離距離を提供するステップと、
基準平面からの基部の分離距離における変化がある第1データから求められた領域でのメンバのジオメトリにおける局部的変化を含む構造メンバモデルのウェブのジオメトリを定義する第2データを生成するステップと、
基部およびウェブを含む構造メンバモデルを出力するために第1データおよび第2データを使用するステップと、
の各ステップを含み、
第1データは、長尺構造メンバが隣接するのに適合する部品/構造物のモデルを定義するデータの集まりの少なくとも一部を形成することができる。長尺構造メンバの基部の望ましいジオメトリは、これにより、このようなデータの集まりから間接的に得ることができる。
本発明の実施形態では、ウェブのジオメトリにおける局部的変化は、構造メンバに基づき層をなす複合材料を原材料とする構造メンバにおけるクリースができる欠陥のリスクを減少させるのに有利に発生する。例えば、ウェブのジオメトリは、ウェブにおけるある角度に向けられた領域を含むことができ、その角度に向けられた領域が、メンバの基部まで延びるとともに、断面で見た時に、ウェブの支持部と基準平面との間の角度よりも小さい角度に向けられた基準平面に対してある角度に向けられる。ウェブのジオメトリは、ウェブの支持部とモデルの基部との間の面取りされた領域を含むことができる。ウェブのジオメトリは、ウェブの支持部とモデルの基部との間の曲面(例えば、モデルの側面視に基づく凹状あるいは凸状表面)を含む。
ウェブのジオメトリは、基部上の第1基準線からウェブ表面上の第2基準線までの構造メンバモデルの表面に沿って測定された距離のある変化を減少させるために設計することができる。第1基準線は、構造メンバモデルの基部上の外側表面上に設定され、ラインは、その長さに沿った位置の全てで、基部が構造メンバモデルのウェブから延びる方向に対して垂直となるように形成される。第2基準線は、ウェブ上/内の表面上に設定され、表面は、第1表面(第1基準線が基部上の同じ外側表面から分離される場合に、同じ距離(あるいは零)でウェブの外側表面から分離される)とモデル内の同じレベルにある。
設計方法は、望ましくは、例えば、適当にプログラムされたコンピュータの使用を伴い、電子工学的に実施されることが望ましい。ひとたび構造メンバモデルが生成されると、構造メンバは、そうして生成されたモデルに基づき製造することができる。構造メンバモデルの設計は、このような製造方法の使用を他国に輸出されたスパーモデルの典型が示されている電子データを伴い、一国内で実施することができる。
本発明は、構造メンバを製造する方法も提供し、その方法は、
ここで説明あるいはクレームされた発明のいかなる態様に基づく設計方法により生成された構造メンバモデルに基づくプロフィールを有する金型を提供するステップと、
金型上に複合材料の層を蓄えるステップと、
それから複合材料の層を矯正するステップと、
の各ステップを含む。
本発明の一態様に関連して説明された特徴を、本発明の他の態様に組み込むことができることは、もちろん、認識されるであろう。例えば、本発明の方法は、本発明の構造メンバに関連して説明されたいかなる特徴も組み込むことができるし、またその逆も同様である。
本発明の第1実施形態に関連し、翼パネル上に設けられ、図において示される部分のみの、Y形ストリンガの透視図を示す。 図2aはストリンガの部分のみおよび図1の翼パネルの透視図であり、図2bは図2aに示されるF−F平面に沿って切断したストリンガおよび翼パネルの断面視であり、図2cは図2bに示されるG−G平面に沿って切断したストリンガおよび翼パネルの断面視であり、図2dは図2bに示されるH−H平面に沿って切断したストリンガおよび翼パネルの断面視であり、図2eは図2bに示されるJ−J平面に沿って切断したストリンガおよび翼パネルの断面視であり、図2fは様々な寸法表示を伴う図2dに示されるストリンガの断面図を示す。 第2実施形態に関連するストリンガの断面図を示す。 図4aおよび4bは、第3実施形態に関連するストリンガを示す。 図5aおよび5bは、第1実施形態に関連するストリンガを示す。 図6aおよび6bは、第4実施形態に関連するストリンガを示す。 本発明の第5実施形態に関連する設計方法を図解するブロック線図である。
図1に、本発明の第1実施形態に係る長尺構造メンバの透視図を示す。この実施形態における構造メンバは、ストリンガ102の形をとる。ストリンガ102は、翼パネル104上に設けられ、翼パネル104の一部だけが図1に示されている。ストリンガ102および翼パネル104の双方は、材料の多数の層を含む複合材料からなる。ストリンガ102は、概して、Y形断面を有する。ストリンガ102の複合材料の層(図中には個々に示されていない)は、ストリンガの断面プロフィールに沿ってばらで続く。例えば、パネル104に隣接する基部106の領域におけるファイバ材料の層の平面は、パネル104のアッパ表面に平行である。ウェブの先端の領域(パネル表面に対して垂直に延びる部分)におけるファイバ材料の層の平面は、ウェブの側面(左および右側面)に平行である。
断面のY形は、Y形のアームの部分が翼パネル104に隣接するように反転され、これにより、ストリンガ102の基部106が定義される。基部106は、翼パネル104に平行に置かれる。Y形のストークは、ストリンガ102のウェブ108の部分(時にはブレードとも呼ばれる)を定義する。ウェブ108の先端(図1に示されるような)は、基部がパネル104を横切って延びる方向に対して垂直な方向に延びる。(ウェブは別の角度でパネル104のアッパ表面に関連する方向へ延びることが認識されるであろう)。
側面毎に1つの基部106を有する、各側面(図1における左および右側面)において、ストリンガ102は、翼パネル104に隣接する基部106の下面上に第1表面(ストリンガの外面上)を有する。第1表面110の反対側には、基部106上に第2表面112(ストリンガの外面上)が存在する。ウェブの上部は、ウェブ108の内面内に、第3表面114を定義し、第3表面は第1表面110と複合材料構造物内の同じ層に存在する。第4表面(ストリンガの外面上)は、第2表面112と複合材料構造物内の同じ層に存在する。第4表面116は、その結果、ウェブ上および第2表面112とストリンガの同じ側面上に存在する。この実施形態において、第1、第2、第3および第4表面110、112、114、116は、概して、平坦(平面)である。
図1に示される翼パネル104のエッジ118から理解できるように、翼パネル104の厚さは、ストリンガ102の長さLに沿って変化し、翼パネル104は、このように、異なる厚さの、長さ方向のL方向へ、連続する領域を含む。翼パネル104は、隣接する領域よりも厚い領域ならびに厚さが異なる領域間で移行をもたらすランピングアップ領域およびランピングダウン領域を含む。図2aは、図1において矢印Eで示される領域内のストリンガおよび翼パネル104の一部を示す。図2aを参照すると、パネルは、このように、ランピングアップ領域(領域104b)を経由して厚い領域(領域104c)まで至る、薄い領域(領域104a)を有する。ストリンガの基部106は、ストリンガ102の第1表面110(翼パネル104に隣接する表面)が翼パネル104のアッパ表面(図1および図2aに示される)に至るように、同様に、ランプアップおよびランプダウンする。基部106およびウェブ108の領域内のストリンガの厚さは、ストリンガ102の長さに沿って、実質的に、一定を維持する。その結果、長さLの増加に伴い、各基部106上の第2表面112もまた、仮想基準平面上で翼パネル104のアッパ表面(図1および図2aに示される)の高さに沿って続く。
各側面上のストリンガ102は、基部106とストリンガ102のウェブ108との間に延びる面取り107も含み、面取り107の幅(ストリンガを横切って測定される)は仮想基準平面128から基部106の高さに関連して変化する。面取り107は、図2aの透視図において明瞭に理解することができる。
基部106とウェブ108とを接続する面取り107は、第5および第6表面130、132を定義し、第5表面は第1および第3表面110、114との間に介在するとともに接続し、第6表面は第2および第4表面112、116との間に介在するとともに接続する。この実施形態において、第5および第6表面130、132は、概して、平坦(平面)である。第1、第3および第5表面110、114、130は、本実施形態において、ストリンガ102の複合材料の同じ襞(層)により定義される。同様に、第2、第4および第6表面112、116、132は、本実施形態において、ストリンガ102の複合材料の同じ襞(層)により定義される。この実施形態における面取り107は、基部106から約45°の角度かつウェブ108から約45°の角度で延び、ウェブ108は基部106に対して垂直である。基部106と面取り107との間および面取り107とウェブ108との間の角度は、もちろん、本発明の他の実施形態では異なる。第5および第6表面130、132は、その結果、第1、第2、第3および第4表面112、112、114、116のいかなる表面に対して垂直ではない。面取り107は、ウェブ108の一部を形成すると見做される。(i)ウェブ108のアッパ部と面取り107との間の移動ならびに(ii)面取り107と構造メンバ102の基部106との間の移動での傾きの変化の結果として、第1実施形態の面取り107が明確に定義された範囲を有することは、当業者であれば容易に理解されるであろう。このように、与えられたある横断面における第5および第6表面の範囲は、容易に確かめることができる。
図2bおよび2cは、平面F−F(図2aに示される)およびG−G(図2bに示される)にそれぞれ沿った、ストリンガ102の断面視を示す。ストリンガ102の基部106の高さ同様に仮想基準平面128の上方で徐々に小さくなる面取り領域107が増加することは、図2bおよび2cにおける左から右へ(矢印Lにより示される方向)ストリンガの長さに沿って延びることにより明らかである。このように、基部106同様に徐々に小さくなる面取り領域107は、上方へ向う方向(ストリンガの長さLに対して直角をなす方向かつ第1表面110からストリンガ102の基部106の第2表面へ向う方向である、図2bにおける矢印T方向)へ移動する。
図2dおよび2eは、図2bにおける線分H−HおよびJ−Jにより表される垂直面に沿って切り取られたストリンガ102および翼パネル104の断面図である。図2dおよび2eは、2つの仮想基準線間を測定することで得られるストリンガの展開幅が、ストリンガの長さLに沿って実質的に一定のままであることを図解するものである。このような一定の展開幅を持つことは、ストリンガ102の断面ジオメトリの変化にも関わらず、例えば、ストリンガ102を形成する複合材料の層を蓄える場合に、別な方法で引き起こされるクリース等の欠陥を減少させることを助力する。寸法は、このような展開幅が図2b〜2eを参照して今後説明されることにより表される。
図2bおよび2cは、ストリンガ102の断面の展開幅間の第1および第2仮想線120、122の位置が測定されることを示す。図2bおよび2cに示される第1仮想基準線120および第2仮想基準線122は、必ずしも厳密に平行ではないが、双方とも概して、ストリンガの長さLに沿って延びる。第1仮想線120は、ストリンガ102の第1表面110上に設定されるとともに基部106がウェブ108の面取りされた部分107から延びる方向(この方向は、この実施形態において、図2bに示されるようにT方向に対して平行な方向)に対して垂直なその長さに沿った全ての位置で具現化される。ストリンガ102が概して一直線の軸線に沿って設定された長さLを有する場合、第1仮想線120は、ストリンガの長さLに平行な平面上に設定され、その平面は基部がウェブから延びる方向の垂直軸線を有し、この方向は図2cに示されるW方向に対して平行な方向である。(図2cにおいて、第1表面110は、第2表面112の後側に存在し、視野から隠されていることは、認識されるであろう。)
第2仮想線122は第3表面114上に設定され、仮想線122はその長さに沿った全ての位置で具現化され、それはウェブ108の先端が面取り107および基部106から延びる方向に対して垂直である(この方向は、この実施形態において、図2cに示されるようにW方向に対して平行な方向である)。ストリンガ102が、概して一直線の軸線に沿って設定される長さLを有する場合、第2仮想線122は、ストリンガの長さLに平行な平面上に設定され、平面はウェブが面取りされた部分から延びる方向の垂直軸線を有し、この方向は図2bに示されるようにT方向に対して平行である。(図2において、第3表面114が視野から隠されて、第4表面116の後側に存在することは、認識されるであろう。)図2bおよび2cから明らかなように、第2仮想線122は、第1表面110に沿って続き、傾斜された交差する領域4cに適応させるために、ある角度に向けられた部分を含む。
第1仮想線120に一致する第1表面110上の点から第2仮想線122に一致する第3表面114上の点までの、ストリンガの断面を与えるための展開幅は、ストリンガ102の全ての横断面について実質的に一定である。この第1実施形態において、展開幅は、面取り107の幅を変化させることにより一定に維持される。図2dおよび2eを参照すると、これは、ストリンガ102の基部106が上方へ移動する時に面取り領域107を縮小することにより成し遂げられる。
図2dにより図解される断面は、展開幅DWの測定値を示し、それは、断面でストリンガ102の表面に沿って測定した場合の第1および第2仮想線120、122間の距離である。この測定値は、第1仮想線120(図2dに図示されていない)に一致する第1端124aを有するとともに第2仮想線122(図2dに図示されていない)に一致する第2端124bを有する双頭矢印124により表される。同様に、切断面J−Jでのストリンガの断面を示す図2eは、図解された断面における、第1仮想線120(図2eに図示されていない)の位置126aから第2仮想線122(図2dに図示されていない)の位置126bまでの距離の測定値を示す双頭矢印126を含む。図2dおよび2eにおける双頭矢印124、126により表される展開幅は、実質的に等しい(それは、許容公差の範囲内で等しい)。これを成し遂げるため、第1表面110がT方向へ移動する総距離は、面取り107の幅の変化により相殺する。
ストリンガ102のウェブ108のアッパ部の水平位置(図2dおよび2eに示される)がストリンガの長さLが増加されるにつれて変化しないことに留意すべきであろう。したがって、図1において理解できるように、基部106およびストリンガ102の一側面のウェブ108は、基部106およびストリンガの他側面のウェブ108に対して対称であり、左あるいは右にジョッグルしないでストリンガの中心線に沿って進むウェブ108を伴う。
図2fは、ある与えられた横断面で2つの仮想線間の一定の展開幅を維持するために必要な面取りの幅の算出方法を示す。面取りを伴わないストリンガのための展開幅DW1は、面取り107を含むストリンガ102の断面に隣接して示され、ストリンガは展開幅DW2を有する。第1仮想線の水平位置が、図2fにおいて点線120´により示されるとともに、第2仮想線の垂直位置が点線122´により示されることは、理解されるであろう。ストリンガ102のウェブ108は、面取りされていない線DW1から距離Zだけオフセットされる。基部106の下面上の第1表面110は、面取りされていない線分DW1から垂直距離Yだけ離されている。面取り107は、基部106からθの角度で延びるとともに、第1表面110上方で垂直距離Xで境界をなす。与えられた望ましいオフセット量YおよびZは、面取りが始まるおよび終わるべき距離がどれくらいであるかを知ることが必要であり、これは以下の数式により算出することができる。
この場合、θ=45°とすると、この数式は以下のように簡単に表すことができる。
X=1.707×(Y+Z)
本(第1)実施形態において、水平オフセット量Zは、ストリンガ102のウェブ108が左あるいは右にジョッグルしないように、一定であるとともに零に設定することができる。これにより、上記数式は、X=1.707Yとさらに簡単に表すことができる。
2つの仮想線間の距離の展開幅DWは、他の特徴を導入することによりストリンガの長さに沿ったある断面で一定を維持することが、認識されるであろう。例えば、基部とストリンガのウェブとの間の接合部で面取りを提供する代わりに、例えば、曲面により、円滑な移行がその代わりに提供される。図3は、本発明の第2実施形態を図解し、このようないくつかの技術がどのように使用されるかを図解する。このように、長尺メンバは、概してL形のストリンガ202の形をとったこの実施形態において、基部206と曲面207を含むウェブ208を有し、基部206とウェブ208の支持部との間に介在される。さらに、仮想展開幅DW1は、ストリンガ202の基部206がその最も高い位置で設定される。仮想展開幅DW1は、ストリンガの第1、第3および第5表面(第1、第3および第5表面は、第1実施形態に関連して前述したように、ストリンガ上/内の同じ表面に存在する)を通過し、断面でストリンガの表面に沿ってさらに測定される。このように、第1表面210は基部206の下面上に位置され、第3表面214はウェブ208内に位置され、および第5表面230は第1および第3表面を接続する。この第2実施形態において、第5表面230は、一定の曲率半径を有する円滑な曲面により定義される。仮想展開幅DW1に基づく第5表面の曲率半径はR1である。展開幅DW1を一定に維持するため、第5表面の曲率半径は、オフセット量に応じて基部206の位置の垂直方向へ、および/または、オフセット量に応じてウェブ208の位置の水平方向へ変化し、このようなオフセット量は、図3においてYおよびZにより、それぞれ図解されている。与えられたオフセット量YおよびZおよび一定の展開幅DW=DW1=DW2を維持するため、ストリンガ202の第5表面230の曲率半径は、以下の数式を満たす半径R2により定義される。
第2実施形態において、第5および第6表面を含む湾曲部207の範囲は、以下のように容易に確かめられる。第5表面は、ウェブ208と基部206との間の接合部で端(点230aにより表される)を有することが考慮され、第1表面210の範囲(基部/上の)は、この例の脈絡の中で、翼パネル(図3に示されていない)に隣接するために適合したメンバの面積により定義される。第5表面230の反対側の端(図3において、点230bにより表される)は、この例の脈絡の中で、構造メンバ202のウェブ208(断面視の場合)がウェブ208の上側の直線部分(例えばこの場合、湾曲部207がウェブ208の平坦部分に合わさる時の接合部)に対してもはや平行でない位置で接合部として定義される。第5および第6表面230、232が平坦ではないのに対し、第1、第2、第3および第4表面210、212、214、216が概して平坦であることは、第2実施形態において言及されている。
図4aおよび4bは、本発明の第3実施形態に関連するストリンガ302を図解する。図4aは一方向から見たストリンガ302を示し、図4bは反対方向から見たストリンガを示す。ストリンガ302は、概して逆さまにされたYの形状の断面を有し、ストリンガは基部306およびウェブ部308を含む。各基部306は、湾曲部307を経由してウェブ部308に接続される。湾曲部307は、ストリンガの基部306が翼パネル304の厚さの変化に適応させるためにジョッグルアップおよびダウンする場合、ストリンガ302の長さに沿って変化する曲率半径および幅を有する。ストリンガのウェブ308は、上方から見た時に実質上の直線に続くとともに、それによりいかなる横向きのジョッグルを含まない。湾曲部307の曲率半径は、このように、以下の数式を満足する。

ここで、Yは仮想基準平面上方のストリンガの基部の垂直方向の変位の測定値を表し、R1は予め与えられた定数である。
図5aおよび5bは、第1実施形態に関連するストリンガの反対側の端を示すとともに、図4a〜6bにより図解されたストリンガの比較を助けるために含まれる。
図6aおよび6bは、第4実施形態に関連するストリンガ402を示す。ストリンガの半分の一方は、第1実施形態からの概念を利用する。第4実施形態の半分の他方は、L形断面を有するジョッグルされたストリンガから得られた概念を利用する。このようなジョッグルされたストリンガは、本出願と出願日が同じで、整理番号がXA2343で、発明の名称が「複合パネル補強材」の同時係属の英国出願において、説明およびクレームされている。出願の範囲は、言及することでこの中に十分に組み込まれている。本出願のクレームは、特許出願の中で説明されたいずれの特徴も組み込まれる。特に、本出願のクレームは、ストリンガを横切る連続する断面で実質的に一定であるストリンガの展開幅に関連する特徴を含むように補正することができる。図6aを参照すると、ストリンガの左手部分402Lは、ストリンガ402が翼パネル404の厚さの変化に適応してジョッグルアップおよびダウンする時に左方向および右方向へジョッグルするウェブを有するL形により定義される。ストリンガの左手部分402Lは、このように、上に言及された英国特許出願のL形ストリンガに類似する。ストリンガの右手部分402R(図6aにおける右方向上)は、面取り(ストリンガのこの部分402Rの左側に示される反対側の端からストリンガを見た時に、図6bにおいて最も容易に理解される)を含む。面取りの幅は、翼パネルの厚さが変化した時の基部のジョッグルアップおよびダウンに関連して変化するとともに、ストリンガの左手側面部分402Lのウェブのジョッグルに適応して変化する。ストリンガの右手部分402Rは、このように、多層複合ストリンガの製造時の欠陥を減少させるアドバンテージを提供する、実質的に一定の展開幅を維持している間、ストリンガのジオメトリ内のジョッグルに適応するための面取りを含む点において、本発明の第1実施形態のストリンガの半分の一方に類似する。ストリンガのウェブが左方向および右方向のジョッグル(図6aおよび6bにおいて示される方法)を含む点で、第4実施形態のストリンガが第1実施形態のストリンガと異なることは、留意されるであろう。
ここで、長尺構造メンバ(この実施形態では、スパーの形をとる)のコンピュータモデルの設計方法に関連する第5実施形態を説明し、コンピュータモデルは複合材料から複合スパーを製造するために後で利用される。図7は、コンピュータ502が第5実施形態に関連する方法を成し遂げることを可能にするソフトウェア504がプログラムされたコンピュータ502を概略的に図解するブロック線図を示す。
翼パネルモデル508のジオメトリを定義するデータセット506を提供する。翼パネルモデル508は、翼パネル508のアッパ表面510(図7に示される)のジオメトリを定義するデータを含む。創作されるべきスパーモデルは、ロア表面が翼パネルのアッパ表面510に隣接するように設計される。このように、データ506は、基準平面512からの翼パネル508の前記表面510の分離距離を定義する。分離距離は、図7における矢印Vにより示される方向に測定される。生成されるべきスパーモデルは、2つの基部を含み、一方は、翼パネル508の前記表面510に一致するジオメトリおよび前記基部間に延びるウェブを有する。
第5実施形態の方法は、コンピュータ502が入力データ506を受信するステップを含む。この基準平面512からの基部の分離距離に関する情報を提供するデータ506は、スパーモデルの基部の望ましいジオメトリを有効に定義し、分離距離はスパーの長さ(スパーの長さは図7において矢印Lにより示される)に沿って変化する。プログラムされたコンピュータ502を伴うソフトウェア504は、スパーモデル512のジオメトリを定義する出力データ514を生成するための入力データを処理するモジュールを含む。ソフトウェア504の制御下にあるコンピュータ502は、スパーモデルの基部のジオメトリおよびスパーモデル512のウェブのジオメトリを生成する。スパーモデル512のウェブのジオメトリは、スパーモデルの基部のジオメトリの局部的変化の関数としてコンピュータにより生成される。スパーモデルのウェブのジオメトリが生成される過程は、前述した発明の実施形態あるいはそのバリエーションのいずれかに基づき生成される。例えば、過程は、第4実施形態に基づく手段による、スパーの幅(図7における双頭矢印Wを参照)を横切る左方向および右方向のジョッグルを引き起こす。選択的あるいは付加的に、面取りあるいは半径は、第1〜第3実施形態のいずれかに基づくウェブ(確定した領域において基部の幅を減少させることが可能)の中で紹介されている。このようなスパーモデルのウェブのジオメトリの局部的変化は、スパーモデルに基づく層状の複合材料を原材料とするスパー内に発生する欠陥のリスクを減少させる。スパーモデル512のジオメトリを表すデータを含むデータ514は、それから、コンピュータ504から出力する。
このように、基部のエッジから垂直に単に延びるウェブにおけるスパーの名目上の標準ジオメトリと比較すると、ジョッグル、面取り、半径あるいはウェブ上の点からスパーの表面を横切って断面視におけるスパーの基部上の点まで延びるラインの展開幅に影響を及ぼす他の特徴のいずれも伴わないで、方法は、スパーの基部のジオメトリの変化を相殺するためにスパーのウェブのジオメトリの変化を有効に生成する。例えば、スパーモデルのウェブのジオメトリは、スパーの長さに沿って延びる基部表面上の第1基準線から、スパーの長さに沿って延びるウェブ表面上の第2基準線まで(例えば、第1実施形態のスパーの図2bおよび2cに示される仮想線120および122を参照)、スパーモデルの表面に沿って測定した時の距離の変化を減少させる方法で、生成される。むしろ、スパーモデルのウェブは、このような第1基準線とこのような第2基準線との間で測定された距離(スパーの長さに沿って測定されたスパーモデルの断面ごとに実質的に一定な距離)の変化がないように生成される。前述した方法によるスパーモデルジオメトリの処理および/または設計は、複合スパーが、平坦なジオメトリから、その結果として発生するスパー内のクリースあるいは欠陥を引き起こすことができる材料の襞内のファイバの隆起あるいは延びを伴わないが予め定義された非一様な形状まで変化することを強制する複合材料の襞(層)を形成されるようにする。
一度スパーモデル512が生成されると、様々なコンピュータを使用したテストおよびモデリングは、仮に製造されるスパーが、翼枠あるいは商業用航空機における同様の構造物のスパーとしての機能を実施するために必要な様々な基準に適合することを調べるため、強度および他のスパーモデルの機械的特性の評価が実施される。スパーモデルデータ514は、それから、スパーを製造する方法に利用される。スパーは、当業者によく知られている通常の技術により製造される。例えば、ホットドレープフォーミング技術は、成形型上に複合材料の層を積層するために利用され、金型は予め生成されたスパーモデル512のジオメトリに基づくプロフィールを有する。成形型上に一度蓄えられた複合材料の層は、周知技術のオートクレーブ内で矯正される。
本発明は特定の実施形態を参照して説明および図解されると同時に、本発明が特にここでは図解していない多くの異なるバリエーションに貢献することは、当業者により認識されるであろう。例だけを通じて、確定した可能なバリエーションが目下説明されている。
第1〜第4実施形態は、前述した実施形態において翼パネル上に設けられるストリンガの形をとる長尺構造メンバのジオメトリに関する。第5実施形態において、長尺構造メンバはスパーの形をとる。発明の前述した実施形態の原理は、長尺構造メンバにより支持および/または補強される航空機の外板のパネルあるいは部分が存在する航空機の構造物の他の部品に応用することができることは、もちろん、認識されるであろう。このように、この発明の実施形態のための出願は、航空宇宙分野の範囲内に広げることができるとともに、厚さが変化する構成要素において要求される複合構造メンバのどのような実例をも含む。例は、スパー、リブおよび翼、水平尾翼あるいは航空機に使用される他の翼枠に利用されるようなものを含む。
図に示されるようなストリンガのウェブは、実質上平坦な表面上に設けられる端表面(図に示されるようなウェブの先端)を有する。複合ストリンガは、ウェブストリンガの先端が実質上の直線に沿って延びないように矯正された後、機械加工される。例えば、ウェブは、航空機の他の部品に適応する1つ以上の切欠きを含む。同様に、ストリンガの基部は、実質上平坦な表面上に設けられる端表面(例えば、図2aに示されるように、ストリンガのエッジの右方向の隅々まで)を有する必要がない。基部は、例えば、航空機の他の部品あるいはストリンガが隣接するパネルにおけるジオメトリの変化に適応する1つ以上の切欠きを含む。
ストリンガは、図において実質上の直線に沿って縦に延びるように示される。翼パネルおよび航空機における他の翼表面は、典型的に湾曲されるとともに非平面である。そのようなものとして、ストリンガは、一般的な一方向に延びる形状を有すると考えられるが、付随する図面により概略的に図解された典型的なストリンガの直線ジオメトリから偏る。また、複合材料において付加的な機械加工ステップを実施することなく傾斜の急激な変化を持たせることが難しい場合、ストリンガの表面に沿った傾斜の変化が漸次的であることは、当業者により認識されるであろう。
前述された実施形態の1つ以上に一致する長尺構造メンバの部分、および前記実施形態のいずれとも一致しない構造メンバの他の部分は、本発明の範疇である。例えば、構造メンバの長さの部分のみは、本発明の態様に一致する。構造メンバの長さの前記部分は、しかしながら、構造メンバの長さの大部分を表す。
前述の説明、数値あるいは要素は、周知、明白あるいは予見可能な同等のものに言及され、それから、このような同等のものは、あたかも個別に説明するかのように、この中に組み込まれる。本発明の真の範囲を決定するためにクレームに言及すべきであり、クレームは、いかなるこのような同等のものを包含するように解釈されるべきである。本発明の数値あるいは特徴は、望ましい、有利な、都合のよい、あるいは同様のものとなるように任意であるとともに、独立したクレームの範囲を限定しない。

Claims (26)

  1. 航空宇宙構造物に使用するための長尺構造メンバであって、
    前記構造メンバは、多数の層を含む複合材料により構成され、
    前記構造メンバは、基部と前記基部から延びるウェブとを有し、
    前記構造メンバは、その長さの一部に沿って、構造物に隣接するように形成される前記基部上の第1表面と、
    前記第1表面の反対側に位置する前記基部上の第2表面と、
    前記第1表面と同様に前記複合材料内の同一の前記層に位置する前記ウェブ上あるいは内の第3表面と、
    前記第2表面と同様に前記構造メンバの同じ側面上に位置する前記ウェブ上の第4表面と、
    前記第1および第3表面間に介在されて結合する第5表面と、
    前記第2および第4表面間に介在されて結合する第6表面と、
    を定義し、
    前記構造メンバの前記長さの一部に沿ったある点での前記構造メンバのある断面、前記構造メンバの前記長さに平行なその垂直軸を有する平面を横断する部分に向けて、前記第5表面の少なくとも一部は、前記第1表面の近接した一部に対して鋭角に傾斜されるとともに、前記第5表面の少なくとも一部は、前記第3表面の近接した一部に対して鋭角に傾斜され、
    さらに、
    前記構造メンバの長さに沿って与えられた方向の距離の増加に伴い、前記第5表面の幅が減少した時に前記第1表面が前記第2表面の方へ転置されるように、前記構造メンバのジオメトリは、その長さの前記部分に沿って変化し、それにより、長尺メンバの製造中に、望ましくないクリース、その長さに沿った距離の増加に伴うメンバのジオメトリが変化する領域内の複合材料層における応力あるいは伸びを引き起こすリスクは、減少されることを特徴とする構造メンバ。
  2. 前記第5および第6表面は、前記構造メンバの前記ウェブ上あるいは内の少なくとも一部分であることを特徴とする請求項1に記載の構造メンバ。
  3. 前記第5および第6表面は、前記構造メンバの前記基部から前記ウェブの一部まで延びる面取りにより定義されることを特徴とする請求項1または2に記載の構造メンバ。
  4. 前記面取りと前記構造メンバの前記基部との間の接合部で前記構造メンバの前記表面における傾斜の変化が存在するとともに、前記面取りと前記構造メンバの前記ウェブとの間の接合部で前記構造メンバの前記表面における傾斜の変化が存在することを特徴とする請求項3に記載の構造メンバ。
  5. 前記第5および第6表面は、前記構造メンバの前記基部から前記ウェブの一部まで延びる前記構造メンバの湾曲した領域により定義されることを特徴とする請求項1または2に記載の構造メンバ。
  6. 前記湾曲した領域と前記構造メンバの前記基部との間の接合部で、前記湾曲した領域は前記基部に対して平行であり、かつ、前記湾曲した領域と前記構造メンバの前記ウェブとの間の接合部で、前記湾曲した領域は前記ウェブに対して平行であることを特徴とする請求項5に記載の構造メンバ。
  7. 前記湾曲した領域は、与えられたいかなる横断面でも実質的に一定である曲率半径を有することを特徴とする請求項5または6に記載の構造メンバ。
  8. 前記構造メンバの前記長さの一部分に沿って前記与えられた方向に距離が増加するのに伴い、前記第1表面は前記第2表面の方へ転置されるが、前記第3表面は前記第4表面の方向へも離れる方向へも転置されないことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の構造メンバ。
  9. 前記与えられた方向に距離が増加するのに伴い、前記第1表面は、前記第5表面の前記断面長さが増加する場合に前記第2表面から離れて転置されることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の構造メンバ。
  10. 前記長さの少なくとも一部に沿った前記構造メンバの断面、前記断面で前記構造メンバの前記表面に沿って測定された前記距離、前記構造メンバの局部的な長さ方向に対して平行な法線を有する平面上に切断された各断面、前記第1表面上に位置するとともに前記基部が前記ウェブから延びる方向に対して垂直な第1仮想基準線、前記第3表面上に位置するとともに前記ウェブが前記基部から延びる方向に対して垂直な第2仮想基準線、のような全てに関して、前記第1および第2仮想基準線に交差する前記構造メンバの断面で、前記点間の距離が実質的に一定となるように、前記構造メンバの前記断面ジオメトリが、その長さの少なくとも一部に沿って変化することを伴うことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の構造メンバ。
  11. 前記メンバは、リブの形をとることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の構造メンバ。
  12. 前記メンバは、概してH形の断面形状を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の構造メンバ。
  13. 前記メンバは、スパーの形をとることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の構造メンバ。
  14. 前記メンバは、概してU形の断面形状を有することを特徴とする請求項1〜10、13のいずれかに記載の構造メンバ。
  15. 前記メンバは、第2基部、その2つの基部間を延びる前記メンバの前記ウェブを有することを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の構造メンバ。
  16. 前記メンバは、ストリンガの形をとることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の構造メンバ。
  17. 前記メンバは、概してY形の断面形状を有することを特徴とする請求項1〜10、16のいずれかに記載の構造メンバ。
  18. 前記メンバは、概してL形の断面形状を有することを特徴とする請求項1〜10、16のいずれかに記載の構造メンバ。
  19. 外板の内側面は、請求項1〜18のいずれかに基づく構造メンバに関連する長尺構造メンバの基部に隣接することを特徴とする航空宇宙構造物、外板により定義される外側面。
  20. 外板の内側面は、請求項1〜18のいずれかに基づく構造メンバに関連する長尺構造メンバの基部に隣接することを特徴とする航空機、外板により定義される外側面。
  21. 構造メンバモデルの基部の望ましいジオメトリを定義する第1データ、前記構造メンバの前記長さに沿って変化する基準面からの前記基部の分離を提供するステップと、
    前記基準平面からの前記基部の前記分離における変化がある前記第1データから求められた領域での前記メンバの前記ジオメトリにおける局部的変化を含む前記構造メンバモデルのウェブの前記ジオメトリを定義する第2データを生成するステップと、
    基部およびウェブを含む構造メンバモデルを出力するために前記第1データおよび前記第2データを使用するステップと、
    の各ステップを含み、
    前記ウェブの前記ジオメトリの前記局部的変化は前記ウェブ内の角度が付与された領域を含んでいる部分により構成され、前記角度が付与された領域は、前記メンバの前記基部まで延びるとともに断面視で前記基準平面に対して前記ウェブの支持部と前記基準平面との間の角度よりも小さい角度であり、それにより、このような局部的変化は、前記構造メンバモデルに関連する層状の複合材料を原材料とする構造メンバ内に引き起こされる欠陥のリスクを減少させることを特徴とする複合材料を原材料とする構造メンバ、基部およびウェブを有する構造メンバのための設計モデルを作成する方法、基部およびウェブを有する構造メンバ。
  22. 前記構造メンバモデルに関連する層状の複合材料を原材料とする構造メンバ内に引き起こされる欠陥のリスクは、前記基部表面上の第1基準線から前記ウェブ表面上の第2基準線まで前記構造メンバモデルの前記表面に沿って測定された距離におけるどの変化でも減少させるために前記ウェブの前記ジオメトリを生成することにより前記構造メンバモデルの前記ウェブの前記ジオメトリを定義する前記第2データを生成するステップの間、減少されることを特徴とする請求項21に記載の方法。
  23. 前記構造メンバモデルの前記ウェブの前記ジオメトリを定義する前記第2データを生成する前記ステップは、前記第1基準線から前記第2基準線まで前記構造メンバモデルの前記表面に沿って測定された距離の実質上の変化がないように実施されることを特徴とする請求項22に記載の方法。
  24. 請求項21〜23のいずれかに基づく方法により生成された構造メンバモデルに依存するプロフィールを有する金型を提供するステップと、
    前記金型上に複合材料の層を積層するステップと、
    それから、複合材料の前記層を矯正するステップと、
    を含むことを特徴とする構造メンバを製造する方法。
  25. 請求項21〜23のいずれかの方法を実施するためにプログラムされたことを特徴とするコンピュータ。
  26. 請求項21〜23のいずれかの方法を実施するに向けてコンピュータをプログラムするためのソフトウェア製品であって、
    構造メンバモデルのウェブのジオメトリを定義するデータを生成するために、前記構造メンバモデルの基部の望ましい前記ジオメトリを定義するデータを処理するためのモジュールを含むことを特徴とするソフトウェア製品。
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