JP2010530667A - 無線通信における準ランダムなシーケンス・マッピング - Google Patents

無線通信における準ランダムなシーケンス・マッピング Download PDF

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Abstract

1次同期符号(PSC)と2次同期符号(SSC)とのコンビネーションに対応する準ランダムなシーケンス(PRS)を利用して、ダウンリンク基準信号のスクランブリングを容易にするシステムと方法論とが記述される。このコンビネーションを利用することによって、直交シーケンスが、スクランブルから取り除かれるようになる。これは、例えば、基準信号の直交化のために必要とされるリソースが、直交シーケンスを利用する利点に勝る場合に、有益になりうる。そのようなシナリオでは、選択的なスクランブリングが利用され、もって、与えられたシナリオにおいて、両メカニズムの利点を導入するために、直交シーケンスや、その代わりにPSC/SSCコンビネーションが提供されるようになる。

Description

関連出願に対する相互参照
本願は、2007年6月5日に出願され "A METHOD AND APPARATUS FOR PSEUDO-RANDOM SEQUENCE (PRS) MAPPING FOR LTE" と題された米国仮出願番号60/942,201号、および2007年6月19日に出願され"METHOD AND APPARATUS FOR PSEUDO-RANDOM SEQUENCE (PRS) MAPPING FOR LTE" と題された米国仮出願番号60/945,073号の利益を主張する。前述した出願の全体は、本明細書に参照によって組み込まれる。
以下の説明は、一般に無線通信に関し、さらに詳しくは、物理レイヤ通信チャネルのための準ランダムなシーケンス・マッピングに関する。
無線通信システムは、例えば音声、データ等のような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。一般的な無線通信システムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムでありうる。そのような多元接続システムの一例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含んでいる。さらに、システムは、例えば第三世代パートナシップ計画(3GPP)、3GPPロング・ターム・エボリューション(LTE)、超モバイル・ブロードバンド(UMB)等のような仕様に準拠しうる。
通常、無線多元接続通信システムは、複数のモバイル・デバイスのための通信を同時にサポートすることができる。モバイル・デバイスはおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクでの送信によって、1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局からモバイル・デバイスへの通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、モバイル・デバイスから基地局への通信リンクを称する。さらに、モバイル・デバイスと基地局との間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、複数入力単一出力(MISO)システム、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。さらに、モバイル・デバイスは、ピア・ツー・ピア無線ネットワーク・コンフィグレーションにおけるその他のモバイル・デバイスと(および/または、基地局が、その他の基地局と)通信することができる。
MIMOシステムは一般に複数(N個)の送信アンテナを使用し、複数(N個)の受信アンテナを使用する。アンテナは、1つの例において、基地局とモバイル・デバイスとの両方に関連することができ、これによって、無線ネットワークにおけるデバイス間の双方向通信が可能となる。しばしば、複数のアンテナによる送信がスクランブルされ、多くのセルからの、アンテナを介した独立の通信が可能となる。これは、多くのセルにわたってランダムである準ランダムな信号と、同じ基地局内の異なるセクタからの基準信号を直交化するために利用される複素数の直交シーケンス(OS)とを用いることによって既に達成されている。しかしながら、(例えば、ある環境において遠く離れたエコーに対処するために)延長されたサイクリック・プレフィクス(CP)を有する通信において、通信チャネルがより頻繁に選択されることが予想されている。これによって、受信機における直交シーケンスの直交性が実質的に失われることになる。
以下は、このような実施形態の基本的な理解を提供するために、1または複数の実施形態の簡単な概要を提供する。この概要は、考えられる全ての実施形態の広範な概観ではなく、全ての実施形態の重要要素や決定的要素を特定することでも、任意または全ての実施形態の範囲を線引きすることでもないことが意図される。その唯一の目的は、1または複数の実施形態の幾つかの概念を、後に示されるより詳細な説明の前置きとして簡単な形式で示すことである。
1または複数の実施形態および対応する開示によれば、さまざまな態様が、少なくとも、サイクリック・プレフィクス(CP)に部分的に基づいて、ある通信サブフレームのためではなく、多くのセルのために、直交シーケンス(OS)を用いることなく無線通信用のスクランブリングを提供することを容易にすることに関連して記載される。一例において、このスクランブリングは、従来の1次同期符号(PSC)とは異なり、再使用のために、変動する値を有しうる1次同期符号(PSC)と、準ランダムな信号へ変換する2次同期符号(SSC)コードとを備える同期符号ペアを用いて実施されうる。PSC/SSCコンビネーションは、セルを識別し、セルからの通信をスクランブルするために使用されるシーケンスへの直接的な変換を行う。
関連する態様によれば、無線通信ネットワークにおけるダウンリンク基準信号を解釈する方法が提供される。この方法は、送信機からのスクランブルされたダウンリンク基準信号を受信することと、受信した1次同期符号および2次同期符号に少なくとも部分的に基づいて、準ランダムなシーケンスを決定することとを備える。この方法はまた、ダウンリンク基準信号のサブフレームの一部を、サブフレームの一部のうちの1または複数のために決定されたサイクリック・プレフィクス長さと、準ランダムなシーケンスとにしたがってデスクランブルすることをも含みうる。
別の態様は、無線通信装置に関する。この無線通信装置は、ダウンリンク基準信号のうちの1または複数のサブフレームのサイクリック・プレフィクス長さを決定し、このサイクリック・プレフィクス長さに少なくとも部分的に基づいて、デスクランブルすることを選択するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含みうる。無線通信装置はさらに、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリを含みうる。
また別の態様は、ダウンリンク基準信号を受信して解釈する無線通信装置に関する。この無線通信装置は、送信機からのスクランブルされたダウンリンク基準信号を受信する手段と、準ランダムなシーケンスを、ダウンリンク基準信号における少なくとも1次同期符号および2次同期符号に関連付ける手段とを備えうる。この無線通信装置はさらに、準ランダムなシーケンスにしたがって、ダウンリンク基準信号の一部をデスクランブルする手段を含みうる。
また別の態様は、少なくとも1つのコンピュータに対して、送信機からのスクランブルされたダウンリンク基準信号を受信させるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を有するコンピュータ・プログラム製品に関する。コンピュータ読取可能媒体はまた、少なくとも1つのコンピュータに対して、少なくとも1次同期符号および2次同期符号を用いて、準ランダムなシーケンスを決定させるためのコードをも備えうる。さらに、コンピュータ読取可能媒体は、少なくとも1つのコンピュータに対して、ダウンリンク基準信号の一部を、サブフレームの一部のうちの1または複数のために決定されたサイクリック・プレフィクス長さと、準ランダムなシーケンスとにしたがってデスクランブルさせるためのコードを備えうる。
更なる態様にしたがって、無線通信ネットワークにおいてダウンリンク基準信号を送信するための方法が提供される。この方法は、1次同期符号および2次同期符号を備えるダウンリンク基準信号を生成することを含む。この方法はさらに、1次同期符号と2次同期符号とのコンビネーションに対応する準ランダムなシーケンスに少なくとも部分的に基づいて、ダウンリンク基準信号をスクランブルすることと、このスクランブルされたダウンリンク基準信号を送信することとを含む。
別の態様は、無線通信装置に関する。この無線通信装置は、選択された1次同期符号と2次同期符号とのコンビネーションに関連する準ランダムなシーケンスを取得し、この準ランダムなシーケンスを用いて、ダウンリンク基準信号をスクランブルするように構成された少なくとも1つのプロセッサを含みうる。この無線通信装置はさらに、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリをも含みうる。
また、別の態様は、無線通信ネットワークにおいてダウンリンク基準信号をスクランブルするための無線通信装置に関する。この無線通信装置は、1次同期符号および2次同期符号を備えるダウンリンク基準信号を生成する手段を備えうる。この無線通信装置はさらに、1次同期符号と2次同期符号とのコンビネーションに対応する準ランダムなシーケンスに少なくも部分的に基づいて、ダウンリンク基準信号をスクランブルする手段を含みうる。
さらに別の態様は、少なくとも1つのコンピュータに対して、1次同期符号および2次同期符号を備えるダウンリンク基準信号を生成させるためのコードを含むコンピュータ読取可能媒体を有しうるコンピュータ・プログラム製品に関する。さらに、このコンピュータ読取可能媒体は、少なくとも1つのコンピュータに対して、1次同期符号と2次同期符号とのコンビネーションに対応する準ランダムなシーケンスに少なくとも部分的に基づいて、ダウンリンク基準信号をスクランブルさせるためのコードを備えうる。
前述した目的および関連する目的を達成するために、1または複数の実施形態は、後に十分に記載され特に請求項において指摘される特徴を備えている。以下の記載および添付図面は、1または複数の実施形態のある例示的な態様を詳細に述べている。しかしながら、これらの態様は、様々な実施形態の原理が適用され、記載された実施形態がそのような全ての態様およびそれらの等価物を含むことが意図されている様々な方法のうちのほんの僅かを示すに過ぎない。
図1は、本明細書に記載されたさまざまな態様にしたがった無線通信システムの実例である。 図2は、無線通信環境内で適用される通信装置の一例を例示する。 図3は、スクランブルされたダウンリンク基準信号の通信を有効にする無線通信システムの一例を例示する。 図4は、スクランブルされたダウンリンク基準信号を送信することを容易にする方法論の一例を例示する。 図5は、スクランブルされたダウンリンク基準信号の解釈を容易にする方法論の一例を例示する。 図6は、サイクリック・プレフィクスに基づいて基準信号を解釈することを容易にする方法論の一例を例示する。 図7は、スクランブルされた基準信号を解釈することを容易にするモバイル・デバイスの一例を例示する。 図8は、ダウンリンク基準信号を通信することを容易にするシステムの一例を例示する。 図9は、本明細書に記載されたさまざまなシステムおよび方法と連携して適用される無線ネットワーク環境の一例を例示する。 図10は、スクランブルされた基準信号をデスクランブルするシステムの一例を例示する。 図11は、ダウンリンク基準信号をスクランブルするシステムの一例を例示する。
さまざまな実施形態が、同一要素を参照するために全体を通じて同一符番が用いられている図面を参照して説明される。以下の記載では、説明の目的のために、1または複数の実施形態の完全な理解を提供するために、多くの具体的な詳細が述べられる。しかしながら、そのような実施形態は、これら具体的な詳細無しで実現されうることが明確である。他の事例では、周知の構成およびデバイスが、1または複数の実施形態の説明を容易にするために、ブロック図形式で示される。
本願で使用されるように、用語「構成要素」、「モジュール」、「システム」等は、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、および/または、これらの任意の組み合わせであるコンピュータ関連エンティティを称することが意図される。例えば、構成要素は、限定される訳ではないが、プロセッサ上で実行中のプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行形式、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータでありうる。例示によれば、コンピュータ・デバイス上で実行中のアプリケーションと、コンピュータ・デバイスとの両方が構成要素になりえる。1または複数の構成要素は、プロセスおよび/または実行スレッド内に存在し、構成要素は、1または複数のコンピュータに局在化されるか、および/または、2またはそれ以上のコンピュータに分散されうる。さらに、これらの構成要素は、さまざまなデータ構造を格納して有するさまざまなコンピュータ読取可能媒体から実行可能である。これら構成要素は、例えば1または複数のデータ(例えば、信号によってローカル・システムや分散システム内の他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ、および/または、他のシステムを備えた例えばインターネットのようなネットワークを介して他の構成要素とインタラクトする1つの構成要素からのデータ)のパケットを有する信号にしたがって、ローカル処理および/またはリモート処理によって通信することができる。
さらに、本明細書ではさまざまな実施形態が、モバイル・デバイスに関連して記載される。モバイル・デバイスは、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル、遠隔局、遠隔端末、アクセス端末、ユーザ端末、端末、無線通信デバイス、ユーザ・エージェント、ユーザ・デバイス、またはユーザ機器(UE)とも称されうる。モバイル・デバイスは、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカル・ループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、コンピュータ・デバイス、あるいは、無線モデムに接続されたその他の処理デバイスでありうる。さらに、本明細書では、さまざまな実施形態が、基地局に関して説明される。基地局は、モバイル・デバイスと通信するために利用され、アクセス・ポイント、ノードB、発展型ノードB(eノードBまたはeNB)、ベース・トランシーバ局(BTS)、またはその他幾つかの専門用語でも称されうる。
さらに、本明細書に記載のさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミング技術および/またはエンジニアリング技術を用いた方法、装置、または製造物品として実現されうる。本明細書で使用される用語「製造物品」は、任意のコンピュータ読取可能デバイス、キャリア、あるいは媒体からアクセスすることが可能なコンピュータ・プログラムを含むことが意図される。例えば、コンピュータ読取可能媒体は、限定される訳ではないが、磁気記憶装置(例えば、ハード・ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストライプ等)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、DVD等)、スマート・カード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キー・ドライブ等)を含みうる。さらに、本明細書に記述されたさまざまな記憶媒体は、情報を格納するための1または複数のデバイスおよび/またはその他の機械読取可能媒体を示すことができる。用語「機械読取可能媒体」は、限定することなく、命令(群)および/またはデータを格納、包含、および/または搬送することが可能な無線チャネルおよびその他さまざまな媒体を含みうる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、単一キャリアFDMA(SC−FDMA)、およびその他のシステムのようなさまざまな無線通信システムに使用されうる。「システム」、「ネットワーク」という用語はしばしば交換可能に使用される。CDMAシステムは、例えばユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のような無線技術を実現することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)およびCDMAのその他の変形を含んでいる。CDMA2000は、IS−2000、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAシステムは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のような無線技術を実施することができる。OFDMAシステムは、例えば発展型UTRA(E−UTRA)、超モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のような無線技術を実施することができる。UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)は、ダウンリンクではOFDMAを適用し、アップリンクではSC−FDMAを適用するE−UTRAを用いるUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)からの文書に記載されている。
図1に示すように、無線通信システム100が、本明細書に示されたさまざまな実施形態にしたがって例示される。システム100は、複数のアンテナ・グループを含むことができる基地局102を備える。例えば、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含むことができ、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を備えることができ、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含むことができる。おのおののアンテナ・グループについて2つのアンテナが例示されているが、おのおののグループについて、それよりも多いあるいはそれよりも少ないアンテナが適用されうる。基地局102はさらに、送信機チェーンおよび受信機チェーンを含みうる。それらおのおのは、当業者によって理解されるように、信号の送信および受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ、アンテナ等)を備えうる。
基地局102は、例えばモバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122のような1または複数のアクセス端末と通信することができる。しかしながら、基地局102は、モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122に類似した実質的に任意の数のモバイル・デバイスと通信しうることが理解されるべきである。モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122は例えば、セルラ電話、スマート・フォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピュータ・デバイス、衛星ラジオ、全地球測位システム、PDA、および/または、無線通信システム100を介して通信するのに適切なその他任意のデバイスでありうる。図示するように、モバイル・デバイス116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信している。ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク118によってモバイル・デバイス116へ情報を送信し、逆方向リンク120によってモバイル・デバイス116から情報を受信する。さらに、モバイル・デバイス122はアンテナ104およびアンテナ106と通信している。ここで、アンテナ104およびアンテナ106は、順方向リンク124でモバイル・デバイス122へ情報を送信し、逆方向リンク126でモバイル・デバイス122から情報を受信する。周波数分割デュプレクス(FDD)システムでは、例えば、順方向リンク118は、逆方向リンク120によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用し、順方向リンク124は、逆方向リンク126によって使用されるものとは異なる周波数帯域を使用することができる。さらに、時分割デュプレクス(TDD)システムでは、順方向リンク118および逆方向リンク120は、共通の周波数帯域を使用し、順方向リンク124および逆方向リンク126は、共通の周波数帯域を使用することができる。
通信するように指定された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、基地局102のセクタと称されうる。例えば、基地局102によってカバーされる領域のセクタ内のモバイル・デバイスに通信するように、複数のアンテナが設計されうる。順方向リンク118および順方向リンク124による通信では、基地局102の送信アンテナは、モバイル・デバイス116およびモバイル・デバイス122のための順方向リンク118および順方向リンク124の信号対雑音比を改善するためにビームフォーミングを適用することができる。また、基地局102が、関連する有効範囲にランダムに散在したモバイル・デバイス116、122に送信するためにビームフォーミングを利用している間、近隣セル内のモバイル・デバイスは、全てのモバイル・デバイスに対して単一アンテナによって送信している基地局に比べて、少ない干渉しか被らない。さらに、モバイル・デバイス116、122は、図示するように、ピア・ツー・ピアまたはアド・ホック技術を用いて互いに直接的に通信することができる。
一例によれば、システム100は、複数入力複数の出力(MIMO)通信システムになりえる。さらに、システム100は、例えばFDD、TDD等のような通信チャンネル(例えば、順方向リンク、逆方向リンク等)を分割するために、任意のタイプの二重化技術を実質的に利用することができる。さらに、1または複数の通信チャネルを形成する多くの周波数サブキャリアを介して、複数の信号を変調するために、(例えば、OFDMのような)1または複数の多重化スキームが利用されうる。一例において、例えば基地局102および/またはモバイル・デバイス116、122のようなチャネルの送信機は、他のデバイスとの通信の同期化またはチャネルの推定を助けるために、パイロットまたは基準信号をも送信することができる。例えば、基地局102のセクタから送信されるダウンリンク基準信号(RS)は、1または複数の同期符号の関数になりえる。一例において、RSは、(例えば10個のサブフレームのような)サブフレーム数に等しい持続時間を有し、これら同期符号は、(一例において、サブフレーム0、5のような)サブフレームの1または複数内に存在しうる。
一例によれば、使用される同期符号は、RSをスクランブルするために利用される準ランダムなシーケンス(PRS)をユニークに決定することができる。一例において、RSは、PRSを用いたXOR演算を実行することによってスクランブルされる。前述したように、以前のシステムは、セル・アイデンティティにユニークに結び付けられたセル特有のスクランブリングを与えるために、PRSとともに直交シーケンスを利用していた。しかしながら、延長されたサイクリック・プレフィクス(CP)を有する送信は、より大きなチャネル選択性をもたらすようになることが予想される。これは、(例えばモバイル・デバイス116および/またはモバイル・デバイス122のような)受信機において、直交シーケンスの直交性を取り除き始める。本明細書に記載された主題は、多くのPRSにしたがってRSをスクランブルするために、従来のスロット境界検出のためのみならず、PRSのための動的な再使用ファクタとして、1次同期符号(PSC)とともにPRSにマップする2次同期符号(SSC)を用いる。PSC/SSCコンビネーションはまた、(例えば、基地局102、モバイル・デバイス116、122、または、それらに関連する送信セル内の特定のセルのような)RSの送信機を識別する役目を果たすことができる。したがって、PRSおよび直交シーケンスを適用するのではなく、単にPSC/SSCコンビネーションに基づくPRSが適用される。PSCの数は、以前の直交シーケンスの数と実質的に同じであるので、記述された主題は、直交シーケンスを用いて利用可能な組み合わせと実質的に同じ数を与える。しかしながら、直交信号が実質的に利益を与える通常のCP(あるいは、所与の閾値未満のCP)を有するサブフレームでは、そのような信号は、セル・アイデンティティにユニークに結び付けられたセル特有のスクランブルを提供するために、未だに、オプションとして、PRSとともに使用されうることが認識されるべきである。
図2に移って、無線通信環境内で適用される通信装置200が例示される。この通信装置200は、基地局セクタまたはその一部、モバイル・デバイスまたはその一部、あるいは、無線通信環境において送信されたデータを受信する実質的に任意の通信装置でありうる。この通信装置200は、1または複数の個別の通信装置へブロードキャストするためのRSを生成する基準信号定義部202と、1または複数の同期符号にしたがってRSをスクランブルするスクランブラ204と、スクランブルされたRSを送信する送信機206とを含みうる。
一例によれば、通信装置200は、通信装置200からの送信に関する情報を決定するために受信機によって利用されうるダウンリンクRSを送信することができる。一例において、基準信号定義部202は、通信装置200等を識別または通信装置200等と同期させるために使用されうるRSを生成することができる。同期符号は、RS送信のために使用されるセル特有のスクランブリングに関連するPSCおよびSSCを備えうる。SSCは、対応するPRSをユニークに決定し、PSCは、PRSのための再使用ファクタを決定することができる。したがって、利用可能なPRSの数は、利用可能なPSCと利用可能なSSCとの積に、実質的に等しい。
通信装置200によって利用されるPSCおよびSSCは、RSをスクランブルするスクランブラ204によって使用されるPRSに関連しうる。これはまた、周囲の送信装置に関して通信装置200を識別する役割を果たす。3GPP LTEの例では、RSをスクランブルするためにスクランブラ204が利用することができる170のPRSに、170のSSCが対応しうる。さらに、RSをスクランブルし、RSを受信している通信装置に関して、通信装置200またはそのセルをユニークに識別するために利用される510のPRSを表す再使用ファクタを、3つのPSCが与える。スクランブルされたRSは、送信機206を利用することにより、1または複数のそのような装置へと送信されうる。上記例は、RSをスクランブリングする際に直交シーケンスの利用を緩和しうることが認識されるべきである。ここでは、(例えば、遠くのエコー等の影響を受ける)延長された、すなわち、より長いCPサブフレームが利用される。
しかしながら、通常のCP長さを利用する場合に予想されるように、直交性が保持される場合、RSを直交させることは有益でありうる。したがって、(例えば、指定された閾値を超える長さを有するCPのように)延長されたCPが利用される場合、上記したPSC/SSCコンビネーションは、RSから、スクランブラ204によって利用されるPRSを決定することができる。オプションとして、CPがこの閾値を超えないか、あるいは通常の長さである場合、利用されるPRSは、SSCのみに関連し、従来の直交シーケンスにしたがって信号が直交化されうる。3GPP LTEの例において、RSをスクランブルするためにスクランブラ204が利用する170のPRSに、170のSSCが対応しうる。さらに、RSをスクランブルし、通信装置200またはそのセルをユニークに識別するために利用される直交シーケンスおよびPRSの510のコンビネーションを与えるRSを直交化するために、3つの直交シーケンスが利用可能となる。
図3に示すように、セル識別符号を用いてスクランブルされたダウンリンクRSを送信する無線通信システム300が例示される。このシステム300は、モバイル・デバイス304(および/または、任意の数の個別のモバイル・デバイス(図示せず))と通信する基地局セクタ302を含む。基地局セクタ302は、順方向リンクすなわちダウンリンク・チャネルを介して情報をモバイル・デバイス304へ送信することができる。さらに、基地局セクタ302は、逆方向リンクすなわちアップリンク・チャネルを介してモバイル・デバイス304から情報を受信することができる。さらに、システム300は、MIMOシステムになりえる。さらに、基地局セクタ302内の図示および以下に説明される構成要素および機能は、一例において、モバイル・デバイス304内に存在することも、その他に存在することもでき、図示した構成は、説明を簡単にするために、これら構成要素を除外している。
基地局セクタ302は、モバイル・デバイス304へ送信するためのRSを生成する基準信号定義部306と、ソース識別PRSを利用することによってRSをスクランブルするスクランブラ308と、スクランブルされたRSを送信する送信機310とを含む。ここで、RSは、基地局セクタ302から送信された信号を解釈するための情報を備えうる。説明されるように、PRSは、RSに格納されたSSCおよび/またはPSC/SSCペアに対応する。例えば、PRSは、SSCに対応する。ここでは、通常のCPサブフレームが、直交シーケンスとともに利用され、RSが直交化される。PRSは、PSC/SSCペアに対応する。ここでは、延長されたCPサブフレームが、既に記述したように利用される。
モバイル・デバイス304は、送信された信号を受信する受信機312と、信号がRSであることを判定する基準信号検出器314と、受信した情報にしたがってRSをデスクランブルするデスクランブラ316とを含む。一例において、受信機312は、1または複数の基準信号を受信し、基準信号検出器314は、この信号がRSであることを判定し、RSの1または複数のサブフレームから、同期情報を抽出することができる。デスクランブラ316は、抽出された情報にしたがって、基準信号をデスクランブルし、追加情報を取得することができる。
一例において、基準信号定義部306は、既に説明したようにしてRSを生成し、スクランブラ308は、PSC/SSCコンビネーションに対応するPRSを用いて、既に説明したようにしてRSをスクランブルする。RSはさらに、PSCとSSCとを格納しうる。続いて、送信機310は、その間の通信のために、基地局セクタ302の同期/アイデンティティ情報を提供するために、例えばモバイル・デバイス304のような1または複数のモバイル・デバイスへRSを送信することができる。RSは、モバイル・デバイス304の受信機312によって受信され、基準信号検出器314によってRSとして検出されうる。基準信号検出器314は、(例えば、RSのサブフレーム0に基づいて)PSCおよび/またはSSCを決定することによって、少なくとも部分的に信号を検出することができる。PSC/SSCコンビネーションを決定すると、基準信号検出器314は、RSをスクランブルするために利用されるPRSを区別することができ、デスクランブラ316は、PRSにしたがってRSをデスクランブルする。
説明したように、延長されたCPを用いた演算では、スクランブリングにおける従来の直交シーケンス・ステップは、不利になる。したがって、PRS/直交シーケンス・コンビネーションと実質的に同じ数を提供するように利用可能なPRSの数を拡張しながら、PRSのみを利用することによって、更なる直交ステップ無く基地局セクタ302を識別するための類似の機能が可能となる。しかしながら、前述したように、直交シーケンスを利用することは、通常のCPを用いた演算において利点を与える。したがって、一例において、直交シーケンスは、そのような場合、延長されたCPサブフレームにおいてPSC/SSCコンビネーションを用いている間に利用されうる。
この例では、モバイル・デバイス304は、受信機312によってRSを受信し、基準信号検出器314は、RSのサブフレーム0が、延長されたCPサブフレームで送信されたか、あるいは、通常のCPサブフレームで送信されたかを判定することができる。延長されたCPがサブフレーム0で検出された場合、基準信号検出器314は、所与のサブフレームのためのRSをスクランブルする際に、直交シーケンスが使用されなかったと判定する。したがって、PSC/SSCコンビネーションからのユニークなマッピングからPRSが構築され、RSをスクランブルするためにPRSのみが使用される。一方、サブフレーム0において通常のCPが検出された場合、基準信号検出器314は、所与のサブフレームについてのRSをスクランブルする際に、直交シーケンスが使用されていると判定することができる。したがって、PRSは、SSCへのマッピングのみから構築され、直交シーケンスとともにRSをスクランブルするために利用される。デスクランブラ316は、RSをデスクランブルする際にこの情報を利用することができる。
さらに、この例では、基準信号検出器314が、サブフレーム0において、延長されたCPを検出した場合、残りのサブフレームについて、延長されたCPが仮定される。したがって、抽出されたPSC/SSCコンビネーションが、デスクランブラ316によって利用され、残りのサブフレームがデスクランブルされる。しかしながら、基準信号検出器314が、サブフレーム0において通常のCPを検出すると、一般にサブフレーム0で発見される物理ブロードキャスト・チャネル(PBCH)、または動的ブロードキャスト・チャネル(DBCH)は、どのサブフレームが延長されたCPを用い、どのサブフレームが通常のCPを用いるのかを指定することができる。残りのサブフレームが通常のCPを使用する場合には、SSCが、対応するサブフレームをスクランブルするために使用されるPRSと関係し、基準信号検出器314が、これらサブフレームにおいて、直交シーケンスの利用を推定する。残りのサブフレームが、延長されたCPを使用する場合、PSC/SSCコンビネーションが、対応するサブフレームをスクランブルするために使用されるPRSと関係し、直交シーケンスは使用されない。サブフレーム0が、延長されたCPを使用する場合、動的なBCHがさらに、通常のCPおよび延長されたCPを有するサブフレームを指定することができ、これによって、上述した区分が、残りのサブフレームに関して利用されうることが認識されるべきである。さらに、1つの例において、PSC/SSCコンビネーションが、CP長さに関わらず、全てのサブフレーム内で利用されうることが認識されるべきである。
図4乃至図6に示すように、1次同期符号および2次同期符号にしたがってダウンリンク基準信号をスクランブリングすることに関連する方法論が例示される。説明を簡単にする目的で、これら方法論が、一連の動作として示され、説明されているが、幾つかの動作は、1または複数の実施形態にしたがって、本明細書に図示および説明されたものとは異なる順序で、および/または、他の動作と同時に引き起こりうるので、これら方法論は、このような動作順によって限定されないことが理解および認識されるべきである。例えば、当業者であれば、これら方法論は、その代わりに、例えば状態図のような相互関連する一連の状態またはイベントとして示されうることを理解および認識するだろう。さらに、1または複数の実施形態にしたがって方法論を実現するために、必ずしも全ての動作が必要とされる訳ではない。
図4に移って、スクランブルされたダウンリンクRSを生成し送信することを容易にする方法論400が示される。402では、RSの送信機に関連する情報を備えるダウンリンクRSが生成される。例えば、この情報は、同期符号、1次ブロードキャスト・チャネル内のデータ等を含みうる。404では、RSの送信機によって使用される1次同期符号および2次同期符号に対応するユニークなPRSが決定されうる。この符号コンビネーションは、PRSへ直接的にマップすることができる。したがって、近接している別の送信機は、異なるPRSを用いてRSを送信することができる。これは、RSの区別を助ける。また、この点において、PRSは、RSの受信機が、送信機を識別することを可能にする。
406では、ダウンリンク基準信号がPRSを用いてスクランブルされる。一例において、これは、RSとPRSとの間のXOR演算によって実行されうる。408では、スクランブルされたダウンリンクRSが送信される。したがって、RSスクランブリングは、多くの可能なスクランブリングを保持しながら、直交シーケンスを用いることなく実行される。ここでは、利用可能なPSCの数が、既に利用可能な直交シーケンスに一致する。これは、説明したような、延長されたCPを有するサブフレームにおいて利点がある。ここでは、チャネルの高い頻度の選択が予想されることにより、直交シーケンスの利点が失われうる。
図5に移って、同期符号に少なくとも部分的に基づいて基準信号をデスクランブルすることを容易にする方法論500が示される。502では、一例において、通信が望まれる送信機からのダウンリンクRSが受信される504では、1次同期符号および2次同期符号が、RSに関連していると判定される。これら符号は、例えばサブフレーム0、5のような指定されたサブフレーム内の指定された時間/周波数位置から抽出されうる。506では、1次同期符号および2次同期符号に少なくとも部分的に基づいてPRSが決定される。これは、既に説明したCP持続時間に部分的に基づきうる。例えば、これら符号は、送信前にRSをスクランブルするために使用されるPRSに関連することができ、508では、PRSが、RSをデスクランブルするために使用される。一例において、2次同期符号は、直接的にPRSに関連する一方、1次同期符号は、PRSのための再使用ファクタである。または、その逆も可能である。
図6に移って、RSの1または複数のフレームまたはサブフレームに関連付けられたサイクリック・プレフィクスのサイズに少なくとも部分的に基づいてダウンリンクRSをデスクランブルすることを容易にする方法論600が例示される。602では、1または複数のサブフレームを備えるダウンリンクRSが受信される。この方法は、現在のサブフレームであるサブフレーム0で始まる。604では、現在のサブフレームのCP長さが評価される。CPが延長されている(例えば、指定された閾値よりも長い長さを有する)場合、RSをデスクランブリングするPRSを決定するために、既に抽出されたPSC/SSCコンビネーションが利用されうる。606では、本明細書に記載の実質的に任意の方法を用いて、PSC/SSCコンビネーションが抽出されうることが認識されるべきである。608では、RS内に次のサブフレームが存在するかが判定されうる。もしも存在すれば、610において、残りのサブフレームもまた、延長されたプレフィクスからなると仮定される。なぜなら、サブフレーム0は、延長されたCPからなり、次のサブフレームが、現在のサブフレームになり、次のサブフレームがなくなるまでステップ606において同様に評価されるからである。これ以上サブフレームが存在しない場合、方法は、612に進み、RSが解釈される。
604において、サブフレーム0が、延長されたCPからなるのではないと判定されると、ステップ614において、直接的に相関付けられたPRSを決定するために、既に抽出されたSSCが利用され、同様にして直交シーケンスを用いてサブフレームがデスクランブルされる。この点において、延長されていない、すなわち、通常のCPの場合、送信機内のスクランブラによって、直交シーケンスが利用される。しかしながら、この場合、残りのサブフレームは、延長されていないCPからなるものと仮定されない。したがって、608において次のサブフレームが残っている場合、610において、サブフレーム0は、延長されたCPを持たないので、方法は、604に戻り、次のサブフレームのCPが評価される。しかしながら、サブフレームが残っていない場合、612において、RSが解釈される。したがって、この方法は、本明細書に記載したように、直交シーケンスの利点が、予想されたチャネルの頻繁な選択によって妨げられる延長されたCPサブフレームから、直交シーケンスを取り除きながら、通常のCPサブフレームにおける直交シーケンスを利用して、その利点を保つことが可能となる。
本明細書に記載された1または複数の態様によれば、説明されたような所与の送信機のためのPSCおよび/またはSSCを決定することに関して推論がなされうることが認識されるだろう。本明細書で使用されるように、「推論する」または「推論」なる文言は一般に、イベントおよび/またはデータによってキャプチャされるような観察のセットから、システム、環境、および/または、ユーザの状態を推理または推論するプロセスを称する。推論は、特定の文脈または動作を特定するために適用されるか、あるいは、例えば状態にわたる確率分布を生成しうる。推論は、確率論的、すなわち、データおよびイベントの考慮に基づいて、興味のある状態にわたる確率分布を計算することでありうる。推論はまた、イベントおよび/またはデータのセットから、より高いレベルのイベントを構築するために適用される技術を称することができる。そのような推論によって、イベントが時間的に近接していようといまいと、これらイベントおよびデータが1または幾つかのイベント・ソースおよびデータ・ソースに由来していようと、観察されたイベントおよび/または格納されたイベント・データのセットから、新たなイベントまたは動作を構築することができる。
一例によれば、上記された1または複数の方法は、PSC/SSCコンビネーション、それに関連するPRS、PSC/SSCコンビネーションに基づく送信機のアイデンティティ、通常のCPサブフレームで利用される直交シーケンス、1または複数のサブフレームのためのサイクリック・プレフィクス長さ等を決定することに関する推論を行うことを含みうる。
図7は、受信したダウンリンクRSをデスクランブルすることを容易にするモバイル・デバイス700の例示である。モバイル・デバイス700は、例えば(図示しない)受信アンテナから信号を受信し、受信した信号について一般的な動作(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート等)を行い、調整された信号をデジタル化してサンプルを取得する受信機702を備える。受信機702は、受信したシンボルを復調し、それらを、チャネル推定のためにプロセッサ706へ提供する復調器704を備えうる。プロセッサ706は、受信機702によって受信された情報を分析すること、および/または、送信機716による送信のための情報を生成することに特化されたプロセッサであるか、モバイル・デバイス700のうちの1または複数の構成要素を制御するプロセッサであるか、および/または、受信機702によって受信された情報の分析と、送信機716による送信のための情報の生成と、アクセス端末700のうちの1または複数の構成要素の制御との両方を行うプロセッサでありうる。
モバイル・デバイス700はさらに、プロセッサ706と動作可能に接続されたメモリ708を備えうる。このメモリ708は、送信されるデータ、受信したデータ、利用可能なチャネルに関連する情報、分析された信号、および/または、干渉強度に関連付けられたデータや割り当てられたチャネルや電力やレート等に関連する情報、および、チャネルの推定およびチャネルを介した通信のために適切なその他任意の情報を格納することができる。メモリ708はさらに、(例えば、パフォーマンス・ベース、容量ベース等で)チャネルを推定すること、および/または利用することに関連するプロトコルおよび/またはアルゴリズムを格納しうる。
本明細書に記載のデータ・ストア(例えば、メモリ708)は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリの何れかであるか、あるいは、揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方を含みうることが理解されるだろう。例示によって、限定ではなく、不揮発性メモリは、読取専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、EPROM(EPROM)、電子的に消去可能なPROM(EEPROM)、あるいはフラッシュ・メモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュ・メモリとして動作するランダム・アクセス・メモリ(RAM)を含むことができる。例示によって、限定ではなく、RAMは、例えばシンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、エンハンストSDRAM(ESDRAM)、同期リンクDRAM(SLDRAM)、およびダイレクト・ラムバスRAM(DRRAM)のような多くの形式で利用可能である。対象システムおよび方法のメモリ708は、限定される訳ではないが、これらおよびその他の適切なタイプのメモリを備えることが意図される。
プロセッサ706および/または受信機702はさらに、受信した信号がダウンリンクであるかを判定する基準信号検出器710に動作可能に接続されうる。さらに、基準信号検出器710は、送信前にRSをスクランブルする送信機によって利用されるPRSを決定することができる。一例において、これは、所与のPRSに相関しているRSにおいて提供された抽出されたPSC/SSCコンビネーションに少なくとも部分的に基づきうる。さらに、このコンビネーションは、RSの送信機を識別するために利用されうる。例えば、サイクリック・プレフィクスが通常であるような別の例では、基準信号検出器710はまた、RSをスクランブルするために利用される直交シーケンスを決定することもできる。この情報を使用して、デスクランブラ712は、RSをデスクランブルすることができる。
一例によれば、基準信号検出器710は、RSの1または複数のサブフレームのサイクリック・プレフィクス長さを決定し、PSC/SSCコンビネーションに関連するPRS、または、直交シーケンスを伴うSSCに関連するPRSを利用することによって、デスクランブルするかを判定する。説明したように、前者は、延長されたCPによる頻繁な選択を考慮すると、直交性が失われるであろう延長されたCPサブフレームで利用されうる一方、後者は、通常のCPを有するサブフレームのために利用されうる。あるいは、PSC/SSCコンビネーションは、実質的に全ての場合においてPRSへマップすることができる。モバイル・デバイス700はさらに、信号を変調する変調器714、および、例えば基地局や他のモバイル・デバイス等へ信号を送信する送信機716を備える。プロセッサ706と別に示されているが、基準信号検出器710、デスクランブラ712、復調器704、および/または、変調器714は、プロセッサ706または複数のプロセッサ(図示せず)の一部でありうることが認識されるべきである。
図8は、ダウンリンクRSを生成すること、およびその送信のためにダウンリンクRSをスクランブルすることを容易にするシステム800を例示する。このシステム800は、複数の受信アンテナ806を介して1または複数のモバイル・デバイス804から信号を受信する受信機810を備えた(例えば、アクセス・ポイントのような)基地局802と、送信アンテナ808を介して1または複数のモバイル・デバイス804へ送信する送信機824とを備える。受信機810は、受信アンテナ806から情報を受信する。また、受信した情報を復調する復調器812と動作可能に関連付けられている。復調されたシンボルは、図7に関連して上述され、メモリ816に接続されたプロセッサに類似したプロセッサによって分析される。メモリ816は、信号(例えば、パイロット)強度および/または干渉強度を推定することに関連する情報と、送信されるべきデータまたはモバイル・デバイス804(または、個別の基地局(図示せず))から受信されたデータと、および/または、本明細書に記載されたさまざまな動作および機能を実行することに関連するその他任意の適切な情報とを格納する。プロセッサ814はさらに、同期、アイデンティティ、および/または、基地局802に関連するその他の情報を決定するために利用されるRSを生成する基準信号生成器818と、RSをスクランブルするスクランブラ820とに接続されている。
一例によれば、基準信号生成器818は、1次同期符号および2次同期符号を備えるRSを生成する。これら符号は、基地局802をユニークに識別し、また、多くのPRSのうちの1つに直接的に対応することができる。スクランブラ820は、(例えば、XOR演算によって)PRSを用いてRSをスクランブルすることができる。通常のCPを有するサブフレームでは、PRSは、SSCに関連しており、1つの例では、直交シーケンスは、RSをスクランブルするためにも利用されうる。スクランブルされたRSは、送信機824から、1または複数のモバイル・デバイス804へ送信されうる。さらに、プロセッサ814とは別に示されているが、基準信号生成器818、スクランブラ820、復調器812、および/または変調器822は、プロセッサ814または複数のプロセッサ(図示せず)の一部でありうることが認識されるべきである。
図9は、無線通信システム900の一例を示す。無線通信システム900は、簡潔さの目的で、1つの基地局910と1つのアクセス端末950とを示している。しかしながら、システム900は、1より多い基地局、および/または、1より多いモバイル・デバイスを含むことができ、これら追加の基地局および/またはモバイル・デバイスは、以下に説明する基地局910およびモバイル・デバイス950の例と実質的と同じでも、別のものでもありうることが認識されるべきである。さらに、基地局910および/またはモバイル・デバイス950は、その間の無線通信を容易にするために、本明細書に記述されたシステム(図1乃至図3、図7乃至図8)および/または方法(図4乃至図6)を適用しうることが認識されるべきである。
基地局910では、多くのデータ・ストリームのためのトラフィック・データが、データ・ソース912から送信(TX)データ・プロセッサ914へ提供される。一例によれば、おのおののデータ・ストリームは、それぞれのアンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ914は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。さらに、あるいは、その代わりに、パイロット・シンボルは、周波数分割多重化(FDM)、時分割多重化(TDM)、あるいは符号分割多重化(CDM)されうる。パイロット・データは一般に、既知の方法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するためにアクセス端末950において使用されうる。おのおののデータ・ストリームに関する多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mフェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、M直交振幅変調(M−QAM)等)に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、コーディング、および変調は、プロセッサ930によって実行または提供される命令によって決定されうる。
データ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ920に提供される。TX MIMOプロセッサ920はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)922a乃至922tへ提供する。さまざまな実施形態において、TX MIMOプロセッサ920は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機922は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。さらに、送信機922a乃至922tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ924a乃至924tそれぞれから送信される。
アクセス端末950では、送信された変調信号がN個のアンテナ952a乃至952rによって受信され、おのおののアンテナ952からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)954a乃至954rへ提供される。おのおのの受信機954は、それぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ960は、N個の受信機954からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ960は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ960による処理は、基地局910におけるTX MIMOプロセッサ920およびTXデータ・プロセッサ914によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ970は、上述したように、どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ970は、行列インデクス部およびランク値部とを備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームに関するトラフィック・データをデータ・ソース936から受け取るTXデータ・プロセッサ938によって処理され、変調器980によって変調され、送信機954a乃至954rによって調整され、基地局910へ送り戻される。
基地局910では、アクセス端末950からの変調信号が、アンテナ924によって受信され、受信機922によって調整され、復調器940によって復調され、RXデータ・プロセッサ942によって処理されて、アクセス端末950によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ930は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符合化行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
プロセッサ930およびプロセッサ970は、基地局910およびアクセス端末950それぞれにおける動作を指示(例えば、制御、調整、管理等)する。プロセッサ930およびプロセッサ970はそれぞれ、プログラム・コードおよびデータを格納するメモリ932およびメモリ972に関連付けられうる。プロセッサ930およびプロセッサ970はまた、アップリンクおよびダウンリンクそれぞれのための周波数およびインパルス応答推定値を導出する計算をも実行する。
本明細書に記載された実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、あるいはこれらの任意の組み合わせで実現されうることが理解されるべきである。ハードウェアで実現する場合、処理ユニットは、1または複数の特定用途向けIC(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラム可能論理回路(PLD)、フィールドプログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたその他の電子ユニット、あるいはこれらの組み合わせ内に実装されうる。
これら実施形態が、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェアあるいはマイクロコード、プログラム・コードあるいはコード・セグメントで実現される場合、これらは、例えば記憶要素のような機械読取可能媒体に格納されうる。コード・セグメントは、手順、機能、サブプログラム、プログラム、ルーチン、サブルーチン、モジュール、ソフトウェア・パッケージ、クラス、または、命令、データ構造、あるいはプログラム文からなる任意の組み合わせを表すことができる。コード・セグメントは、情報、データ、引数、パラメータ、あるいは記憶内容の引渡しおよび/または受信を行うことによって、他のコード・セグメントまたはハードウェア回路に接続されうる。情報、引数、パラメータ、データ等は、メモリ共有、メッセージ引渡し、トークン引渡し、ネットワーク送信等を含む任意の適切な手段を用いて引渡し、転送、あるいは送信されうる。
ソフトウェアで実現する場合、本明細書に記載のこれら技術は、本明細書に記載の機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能等)を用いて実現されうる。ソフトウェア・コードは、メモリ・ユニット内に格納され、プロセッサによって実行されうる。メモリ・ユニットは、プロセッサ内部またはプロセッサ外部に実装されうる。プロセッサ外部に実装される場合、メモリ・ユニットは、当該技術分野で周知のさまざまな手段によってプロセッサと通信可能に接続されうる。
図10に示すように、受信したダウンリンクRSをPRSにしたがってデスクランブルするシステム1000が例示される。例えば、システム1000は、基地局、モバイル・デバイス等内に少なくとも部分的に存在することができる。システム1000は、プロセッサ、ソフトウェア、または(例えば、ファームウェアのような)これらの組み合わせによって実施される機能を表す機能ブロックでありうる機能ブロックを含むものと表されることが認識されるべきである。システム1000は、連携して動作する電子構成要素の論理グループ1002を含む。例えば、論理グループ1002は、スクランブルされたダウンリンクRSを受信する電子構成要素1004を含みうる。例えば、RSは、送信機から受信することができ、利用可能な符号のセットから選択されうる例えばユニークな同期符号のような、送信機に関する情報を識別することおよび/または同期を備えることができる。さらに、論理グループ1002は、PRSを、ダウンリンクRS内の少なくとも1次同期符号および2次同期符号に関連付けるための電子構成要素1006を備えうる。例えば、ユニークな同期符号は、PRSに対応しうる。そして、ユニークな特性が、RSの送信機を識別することに役立つ。さらに、論理グループ1002は、ダウンリンクRSの一部を、PRSにしたがってデスクランブルするための電子構成要素1008を備えうる。その後RSは、望まれるような他の情報を抽出するために解釈されうる。さらに、システム1000は、電子構成要素1004,1006、1008に関連する機能を実行するための命令群を保持するメモリ1010を含みうる。メモリ1010の外側にあると示されているが、電子構成要素1004、1006、1008のうちの1または複数が、メモリ1010内に存在しうることが理解されるべきである。
図11に移って、RSを生成し、RSを無線通信ネットワークを介して送信するためにスクランブルするシステム1100が例示される。システム1100は、例えば、基地局、モバイル・デバイス等の内部に存在することができる。説明するように、システム1100は、プロセッサ、ソフトウェア、または(例えば、ファームウェアのような)これらの組み合わせによって実施される機能を表す機能ブロックを含む。システム1100は、RSを生成しスクランブルすることを容易にする電子構成要素の論理グループ1102を含む。論理グループ1102は、1次同期符号および2次同期符号を備えるダウンリンクRSを生成する電子構成要素1104を含みうる。受信機は、そのような情報によって、その情報の送信機を識別できるようになるのみならず、次の通信のための送信機との同期に関する情報を取得できるようになる。さらに、そのような情報は、送信前にRSをスクランブルするためにどのPRSが使用されるかに役立つ。さらに、論理グループ1102は、1次同期符号と2次同期符号とのコンビネーションに対応するPRSに少なくとも部分的に基づいてダウンリンクRSをスクランブルする電子構成要素1106を含みうる。したがって、送信機によって使用されることが可能であり、これら同期符号のコンビネーションに直接的にマップされるPRSのセットが存在しうる。この点において、PRS/同期符号マッピングの数に依存して、個別の送信機によって利用され、干渉をもたらす類似のPRSの機会は、マッピングの数が増加すると減少される。スクランブルされると、RSは、さまざまな受信デバイスへ送信またはブロードキャストされうる。さらに、システム1100は、電子構成要素1104、1106に関連付けられた機能を実行する命令群を保持するメモリ1108を含みうる。メモリ1108の外部にあると示されているが、電子構成要素1104、1106は、メモリ1108内に存在しうることが理解されるべきである。
上述したものは、1または複数の実施形態の例を含んでいる。もちろん、上述した実施形態を説明する目的で、構成要素または方法論の考えられる全ての組み合わせを記述することは可能ではないが、当業者であれば、さまざまな実施形態のさらに多くの組み合わせおよび置き換えが可能であることを認識することができる。したがって、記載された実施形態は、請求項の精神および範囲内にあるそのような全ての変更、修正、および変形を含むことが意図される。さらにまた、用語「含む」が、詳細説明あるいは請求項のうちの何れかで使用されている限り、その用語は、用語「備える」が、請求項における遷移語として適用される場合に解釈されるように、用語「備える」と同様に包括的であることが意図される。

Claims (45)

  1. 無線通信ネットワークにおいてダウンリンク基準信号を解釈する方法であって、
    スクランブルされたダウンリンク基準信号を受信することと、
    受信した1次同期符号および2次同期符号に少なくとも部分的に基づいて準ランダムなシーケンスを決定することと、
    前記ダウンリンク基準信号のサブフレームの一部を、前記サブフレームの一部のうちの1または複数のために決定されたサイクリック・プレフィクス長さと、前記準ランダムなシーケンスとにしたがってデスクランブルすることと
    を備える方法。
  2. 前記1次同期符号と前記2次同期符号とが、送信機からの別の信号で受信される請求項1に記載の方法。
  3. 前記デスクランブルすることは、指定された閾値を超えるサイクリック・プレフィクス長さを持つサブフレームについて実行される請求項1に記載の方法。
  4. 直交シーケンスおよび前記2次同期符号に対応する準ランダムなシーケンスに少なくとも部分的に基づいて、指定された閾値未満のサイクリック・プレフィクス長さを有するダウンリンク基準信号のサブフレームの一部をデスクランブルすることをさらに備える請求項1に記載の方法。
  5. 最初のサブフレームを評価して、前記最初のサブフレームのサイクリック・プレフィクス長さと、残りのサブフレームのための可能なサイクリック・プレフィクス長さとを決定することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  6. サブフレーム内の動的なブロードキャスト・チャネルが、残りのサブフレームのサイクリック・プレフィクス長さを与える請求項5に記載の方法。
  7. 前記1次同期符号と前記2次同期符号とに少なくとも部分的に基づいて送信機を識別することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  8. 前記ダウンリンク基準信号から、前記1次同期符号および前記2次同期符号を抽出することをさらに備える請求項1に記載の方法。
  9. 無線通信装置において、
    ダウンリンク基準信号の1または複数のサブフレームのサイクリック・プレフィクス長さを決定し、前記サイクリック・プレフィクス長さに少なくとも部分的に基づいてデスクランブルすることを選択するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと
    を備える無線通信装置
  10. 前記1または複数のサブフレームのサイクリック・プレフィクス長さは、指定された閾値を超え、前記デスクランブルすることは、前記ダウンリンク基準信号における1次同期符号と2次同期符号とのコンビネーションから決定される準ランダムなシーケンスを用いて実行される請求項9に記載の無線通信装置。
  11. 前記1次同期符号と前記2次同期符号とのコンビネーションが、前記ダウンリンク基準信号の送信機を識別する請求項10に記載の無線通信装置。
  12. 前記1または複数のサブフレームのサイクリック・プレフィクス長さは、指定された閾値未満であり、前記デスクランブルすることは、決定された直交シーケンスと、前記ダウンリンク基準信号における2次同期符号から決定される準ランダムなシーケンスとを用いて実行される請求項9に記載の無線通信装置。
  13. 前記1または複数のサブフレームは、前記ダウンリンク基準信号の最初のサブフレームである請求項9に記載の無線通信装置。
  14. 前記最初のサブフレームのサイクリック・プレフィクスは、通常の長さからなり、前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記ダウンリンク基準信号における動的なブロードキャスト・チャネルを評価することによって、残りのサブフレームのサイクリック・プレフィクス長さを決定するように構成された請求項13に記載の無線通信装置。
  15. 前記最初のサブフレームのサイクリック・プレフィクスは、延長された長さからなり、前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、延長されたサイクリック・プレフィクス長さを有する残りのサブフレームを決定するように構成された請求項13に記載の無線通信装置。
  16. ダウンリンク基準信号を受信し解釈する無線通信装置であって、
    スクランブルされたダウンリンク基準信号を受信する手段と、
    準ランダムなシーケンスを、前記ダウンリンク基準信号における少なくとも1次同期符号および2次同期符号に関連付ける手段と、
    前記準ランダムなシーケンスにしたがって、前記ダウンリンク基準信号の一部をデスクランブルする手段と
    を備える無線通信装置。
  17. 前記ダウンリンク基準信号の一部の1または複数のサブフレームのサイクリック・プレフィクス長さを決定する手段をさらに備える請求項16に記載の無線通信装置。
  18. 前記デスクランブルすることは、指定された閾値を超えるサイクリック・プレフィクス長さを持つ少なくとも1つのサブフレームについて実行される請求項17に記載の無線通信装置。
  19. 直交シーケンスおよび前記2次同期符号に対応する準ランダムなシーケンスに少なくとも部分的に基づいて、指定された閾値未満のサイクリック・プレフィクス長さを有する少なくとも1つのサブフレームをデスクランブルする手段をさらに備える請求項17に記載の無線通信装置。
  20. 最初のサブフレームを評価して、前記最初のサブフレームのサイクリック・プレフィクス長さと、残りのサブフレームのための可能なサイクリック・プレフィクス長さとを決定する手段をさらに備える請求項17に記載の無線通信装置。
  21. サブフレーム内の動的なブロードキャスト・チャネルが、前記残りのサブフレームのサイクリック・プレフィクス長さを与える請求項20に記載の無線通信装置。
  22. 前記1次同期符号と前記2次同期符号とに少なくとも部分的に基づいて送信機を識別する手段をさらに備える請求項16に記載の無線通信装置。
  23. 前記ダウンリンク基準信号から、前記1次同期符号および前記2次同期符号を抽出する手段をさらに備える請求項16に記載の無線通信装置。
  24. 少なくとも1つのコンピュータに対して、スクランブルされたダウンリンク基準信号を受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、少なくとも1次同期符号および2次同期符号を用いて、準ランダムなシーケンスを決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ダウンリンク基準信号の一部を、前記サブフレームの一部のうちの1または複数のために決定されたサイクリック・プレフィクス長さと、前記準ランダムなシーケンスとにしたがってデスクランブルさせるためのコードと
    を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  25. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ダウンリンク基準信号の一部のうちの1または複数のサブフレームのためのサイクリック・プレフィクス長さを決定させるためのコードを備える請求項24に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  26. 無線通信ネットワークにおいてダウンリンク基準信号を送信する方法であって、
    1次同期符号および2次同期符号を備えるダウンリンク基準信号を生成することと、
    前記1次同期符号と前記2次同期符号とのコンビネーションに対応する準ランダムなシーケンスに少なくとも部分的に基づいて、前記ダウンリンク基準信号をスクランブルすることと、
    前記スクランブルされたダウンリンク基準信号を送信することと
    を備える方法。
  27. 前記スクランブルすることは、指定された閾値を超えるサイクリック・プレフィクス長さを有する前記ダウンリンク基準信号のサブフレームの一部において実行される請求項26に記載の方法。
  28. 前記2次同期符号に対応する準ランダムなシーケンスに少なくとも部分的に基づいて、前記閾値と等しいか、あるいは前記閾値未満であるサイクリック・プレフィクス長さを有するダウンリンク基準信号のサブフレームの一部をスクランブルすることと、
    前記閾値と等しいか、あるいは前記閾値未満であるサイクリック・プレフィクス長さを有するダウンリンク基準信号のスクランブルされたサブフレームへ、直交シーケンスを適用することと
    をさらに備える請求項27に記載の方法。
  29. 前記準ランダムなシーケンスは、前記2次同期符号に対応し、前記1次同期符号は、前記準ランダムなシーケンスのための再使用ファクタである請求項26に記載の方法。
  30. 前記1次同期符号と前記2次同期符号とのコンビネーションは、前記ダウンリンク基準信号の送信機を識別する請求項26に記載の方法。
  31. 無線通信装置であって、
    選択された1次同期符号と2次同期符号とのコンビネーションに関連する準ランダムなシーケンスを取得し、前記準ランダムなシーケンスを用いて、ダウンリンク基準信号をスクランブルするように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと
    を備える無線通信装置。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記スクランブルされた準ランダムなシーケンスを送信するように構成された請求項31に記載の無線通信装置。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサは、指定された閾値を超えるサイクリック・プレフィクス長さを有する前記ダウンリンク基準信号のサブフレームの一部をスクランブルする請求項31に記載の無線通信装置。
  34. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記2次同期符号に対応する別の準ランダムなシーケンスに少なくとも部分的に基づいて、前記閾値と等しいか、あるいは前記閾値未満であるサイクリック・プレフィクス長さを有するダウンリンク基準信号のサブフレームの別の一部をスクランブルし、前記サブフレームの別の一部へ、直交シーケンスを適用するように構成された請求項33に記載の無線通信装置。
  35. 前記準ランダムなシーケンスは、前記2次同期符号に対応し、前記1次同期符号は、前記準ランダムなシーケンスのための再使用ファクタである請求項31に記載の無線通信装置。
  36. 前記1次同期符号と前記2次同期符号とのコンビネーションが、前記無線通信装置を識別する請求項31に記載の無線通信装置。
  37. 無線通信ネットワークにおいてダウンリンク基準信号をスクランブルするための無線通信装置であって、
    1次同期符号および2次同期符号を備えるダウンリンク基準信号を生成する手段と、
    前記1次同期符号と前記2次同期符号とのコンビネーションに対応する準ランダムなシーケンスに少なくとも部分的に基づいて前記ダウンリンク基準信号をスクランブルする手段と
    を備える無線通信装置。
  38. 前記スクランブルされたダウンリンク基準信号を送信する手段をさらに備える請求項37に記載の無線通信装置。
  39. 前記スクランブルは、指定された閾値を超えるサイクリック・プレフィクス長さを有する前記ダウンリンク基準信号のサブフレームにおいて実行される請求項37に記載の無線通信装置。
  40. 前記2次同期符号に対応する準ランダムなシーケンスに少なくとも部分的に基づいて、前記閾値未満であるサイクリック・プレフィクス長さを有するダウンリンク基準信号のサブフレームの一部をスクランブルする手段と、
    前記閾値未満であるサイクリック・プレフィクス長さを有するダウンリンク基準信号のスクランブルされたサブフレームへ、直交シーケンスを適用する手段と
    をさらに備える請求項39に記載の無線通信装置。
  41. 前記準ランダムなシーケンスは、前記2次同期符号に対応し、前記1次同期符号は、前記準ランダムなシーケンスのための再使用ファクタである請求項37に記載の無線通信装置。
  42. 前記1次同期符号と前記2次同期符号とのコンビネーションが、前記ダウンリンク基準信号の送信機を識別する請求項37に記載の無線通信装置。
  43. コンピュータ・プログラム製品であって、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、1次同期符号および2次同期符号を備えるダウンリンク基準信号を生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記1次同期符号と2次同期符号とのコンビネーションに対応する準ランダムなシーケンスに少なくとも部分的に基づいて前記ダウンリンク基準信号をスクランブルさせるためのコードと
    を備えるコンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  44. 前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記スクランブルされたダウンリンク基準信号を送信させるためのコードを備える請求項43に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  45. 前記スクランブルは、指定された閾値を超えるサイクリック・プレフィクス長さを有する前記ダウンリンク基準信号のサブフレームの一部において実行される請求項43に記載のコンピュータ・プログラム製品。
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