JP2010529910A - ロボットなどの多関節システムの位置を較正する方法 - Google Patents

ロボットなどの多関節システムの位置を較正する方法 Download PDF

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Abstract

本発明は多関節システム、特にロボットの位置を較正する方法に関する。
多関節システムは連接されたリンクにより相互連結されたN個のセグメントの連鎖からなり、この較正は連鎖の最後のセグメントにつながれた装置の測定位置Xと、A・A...A......A・Xの積に等しい計算された位置Xとの差を最小にし、同次の変換行列Aはi番目の各セグメントに関連し、この行列はシステムの構成パラメータ(q)の関数、及びセグメントの弾力性を特徴付ける所与の一般化されたパラメータ(p)の関数であり、この方法は:
−行列A,A...A......Aからなるシステムの弾力的なモデルを計算する第1ステップ(1)と、
−XとXの差を最小にする、一般化されたパラメータ(popt)の集合を得ることにより、弾力的なモデルを較正する第2ステップ(2)と、
−弾力的なモデルにおける同次の変換行列同士の間に、一般化された誤差行列Eを導入することによる、弾力的なモデルの一般化された多項式較正のステップであって、計算された位置XがA・E・A・E.........A・E・Xの積に等しく、一般化された誤差行列Eがi番目の各セグメントと関連しており、1つのセグメントの各行列Eがこのセグメントにつながれた構成パラメータ(q)の多項式関数である、第3ステップ(3)とを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は多関節システム、特にロボットの位置を較正する方法に関する。それは特にロボット工学の分野に適用される。それは例えば大きな細長比を有する鎖の場合に、連鎖の様々な要素の弾力性が挙動に影響する、特に連鎖的な多関節型のシステムにおける位置誤差を修正することを可能にする。これらのシステムは例えばロボット、マニピュレータ、クレーン、又は機械ツールである。
これらの多関節システムは例えばセルや原子炉の検査、及び宇宙における人工衛星と宇宙船の保守用に用いられ得る。
これ以降、ロボットという用語はそれらが大きな細長比を持つか否かに拘わらず、これら全てのシステムを記述するために用いられるであろう。様々な解決策は従来の幾何学的な較正を実施する。これらは特に、「マニピュレータ較正の基本(Fundamentals of Manipulator Calibration)」と題するB.モーリング(B.Mooring)による書籍、J.Wiley、New York 1991、及び「ロボット較正の概説(An Overview of Robot Calibration)」と題する、Z.S.ロス(Z.S.Roth)、Z.W.モーリング(Z.W.Mooring)、及びB.ラバニ(B.Ravani)による論文、IEEE Journal of Robotics and Automation、1987、第3巻(5)、377〜385頁に記述されている。これらの解決策はロボットの剛体モデル、特に長さのパラメータを識別する。連鎖の端部における位置誤差の修正は、これら従来の方法では非常に制限される。
別の検討は、工業ロボットにおける位置誤差を調整するための、幾何学的及び線形弾性の較正方法を開発している。この方法は特に、「高精度医療システムに対する適用を伴う大型マニピュレータにおける幾何学的及び弾性的誤差の補償(Compensation of Geometric and Elastic Errors in Large Manipulators with an Application to a High Accuracy Medical System)」と題する、Ph.ドルーエ(Ph.Drouet)、S.デュボウスキー(S.Dubowsky)、S.ゼグロウル(S.Zeghloul)、及びC.マヴロイディス(C.Mavroidis)による論文、Robotica 2、2002、341〜352頁に記述されている。しかしながら、それらの構造において高い弾力性を有するロボットに関して、この方法は不満足なものである。
大型マニピュレータの微小な位置誤差を修正するために、一般化された線形多項式モデルを用いることもまた知られている。この解決策は特に「レーザー干渉法に基づくセンシングを用いてロボット精度改善用に位置誤差を推定するための系統的技術(A Systematic Technique to Estimate Positioning Errors for Robot Accuracy Improvement Using Laser Interferometry Based Sensing)」と題する、G.アリシ(G.Alici)及びB.シリンザデー(B.Shirinzadeh)による論文、Mechanism and Machine Theory 40、2005、879〜906頁、及び「高精度患者整位システムの幾何学的及び弾性的誤差の較正(Geometric and Elastic Error Calibration of a High Accuracy Patient Positioning System)」と題する、M.メッギオラロ(M.Meggiolaro)、S.デュボウスキー(S.Dubowsky)、及びC.マヴロイディス(C.Mavroidis)による論文、Mechanism and Machine Theory、第40巻、415〜427頁に記述されている。最初の論文においては、通常の多項式及びフーリエ多項式が用いられるが、しかし相関は最後の連接部のみに適用される。第2の論文においては、マニピュレータの全ての連接部に適用される特殊な多項式が用いられる。しかしながら、特に大きな細長比を有する多関節ロボットに対して、これら2つの方法の適用をシミュレートすることによっては、連鎖の端部における位置誤差を十分に修正することは可能でない。
別の既知の方法は、梁でマニピュレータの弾力的なモデル化を作り、次にこのモデルの弾力的なパラメータを識別する手順を開始することにある。この方法は特に「ロボットのモデル化、識別、及び制御(Modelisation,identification et commande des robots[Modeling,identifying and controlling robots])」と題する、W.ハリール(W.Khalil)及びE.ドンブル(E.Dombre)による論文、Germes、ISBN 2−7462−0003−1、1999に記述されている。それはロボットの位置誤差を修正するには又も不十分な結果を与える。10m程度のオーダーの関節状の鎖の全長に対するこれらの方法を用いた一例として、10cm程度のオーダーの精度が要求目標であるのに対して、連鎖の端部において数十cmの位置誤差が得られる。
本発明の1つの目的は特に精度を改善することである。このために、本発明の主題は連接されたリンクにより相互連結されたN個のセグメントの連鎖からなる、多関節システムの位置を較正する方法であり、較正は連鎖の最後のセグメントにつながれた装置の測定位置Xと、A・A...A......A・Xの積に等しい計算された位置Xとの差を最小にし、同次の変換行列Aはi番目の各セグメントに関連し、この行列はシステムの構成パラメータqの関数、及びセグメントの弾力性を特徴付ける所与の一般化されたパラメータpの関数であり、前記方法は:
−行列A,A...A......Aからなるシステムの弾力的なモデルを計算する第1ステップと、
−XとXの差を最小にする、一般化されたパラメータpoptの集合を得ることにより、弾力的なモデルを較正する第2ステップと、
−弾力的なモデルにおける同次の変換行列同士の間に、一般化された誤差行列Eを導入することによる、第2ステップにおいて較正された弾力的なモデルの一般化された多項式較正のステップであって、計算された位置XはA・E・A・E.........A・E・Xの積に等しく、一般化された誤差行列Eはi番目の各セグメントと関連しており、1つのセグメントの各行列Eはセグメントにつながれた構成パラメータqの多項式関数である第3ステップとを含む。
1つの特定の実施形態において、第1ステップで、システムの弾力的なモデルは、例えば以下の反復プロセスによるシステムの固定パラメータからの、新たな一般化されたパラメータpの決定により得られる:
−幾何学的モデルが、システムの構成パラメータ、元の一般化されたパラメータ、及び幾何学的特性の関数として計算され、
−システムの変形が、幾何学的モデル及び機械的応力の関数として計算され、
−新たな一般化されたパラメータが変形の関数として計算され、
−新たな一般化されたパラメータが元のパラメータと比較され、
−新たなパラメータと元のパラメータとの間の差ΔPが、所与のしきい値ε未満である場合、弾力的なモデルが新たな一般化されたパラメータから得られ、
−そうでない場合、新たな一般化されたパラメータを用いることにより、モデルを修正する、新たな反復が実行される。
機械的応力は一般化されたパラメータpに属する変動応力を含み得る。
構成パラメータqは、例えば所与の基準に対する回転軸及び上昇軸の角度を含む。
1つのセグメントは例えば平行四辺形によってモデル化され、回転軸は2つの継手間で連接され、第1の継手はセグメントに属し、第2の継手は連鎖における次のセグメントに属し、平行四辺形は平行四辺形の頂点を通過する軸まわりの上昇運動をモデル化し、セグメントはねじり応力、圧縮応力、及び引張り応力を受ける。
1つのセグメントに関係する一般化された誤差行列Eは、例えば6つのパラメータε、ε、ε、ε、ε、εの非線形関数であり、これらの3つのパラメータε、ε、εは、セグメントに結ばれた座標系の回転運動に相当するオイラー角を表わし、他の3つのパラメータε、ε、εは座標系の中心Oの空間内での並進を表わし、各々の一般化されたパラメータは構成ベクトルqの成分の多項式関数である。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図に照らして与えられる以下の記述から明らかになるであろう。
本発明による方法を実施するための可能なステップの提示である。 多関節システムの例示的運動モデルである。 多関節連鎖に属するセグメントの例示的実施形態である。 多関節連鎖の2セグメント間の連接の例示的実施形態である。 セグメントをモデル化している平行四辺形である。 多関節システムの全ての弾力的なモデルである。 様々な応力の影響下での、平行四辺形構造の変形の例示である。 本発明による方法の第1ステップにおいて用いられる例示的反復プロセスの提示である。 1つのセグメントに結ばれた座標系から、別のセグメントに結ばれた座標系への移行の例示である。
図1は、本発明による方法を実施するための可能なステップを提示する。第1ステップ1において、ロボットの弾力的なモデルが、ロボットの剛体モデルのパラメータから、新たな一般化されたパラメータを決定することにより計算される。剛体モデルは弾力性のない多関節システムの幾何学的モデルである。弾力的なモデルは弾力性を導入した多関節システムの幾何学的モデルである。一般に、直接の幾何学的モデルはロボット工学において、特に多関節ロボットのためのマニピュレータ・アーム用に使われる機械的モデルである。それはリンクの構成に応じて、ロボットの末端の装置の位置及び向きにおける、構成を決定するために使用され得る。
次に二重の較正が行なわれる。従って、第2ステップ2において、弾力的なモデルの第1の較正が実施され、第3のステップ3において一般化された多項式の較正がそれに続く。
図2は例として、大きな細長比を有する多関節ロボットの運動モデルを提示する。この例において、多関節の連鎖は5つのセグメント21を含む。末端の装置22は最後のセグメントに結ばれて、連鎖の最後に位置する。この末端の装置22、又はエフェクターは、ロボットの使用に依存するクランプ、カメラ、又は任意のタイプのツールであり得る、ロボットの末端に配置されるツールである。エフェクター22と最後のセグメント21の間のリンク23は剛体である。図2のモデルにおいて、各セグメントは回転軸24及び平行四辺形25を備える。回転軸24は2つの継手26、27の間に収容され、第1の継手26はセグメント自体に属し、第2の継手27は前のセグメントに属する。継手と組み合わされたこの回転軸24は、平面X,Z、例えば水平面における回転運動のモデル化を可能にする。他のタイプの連接は可能である。平行四辺形は軸29まわりの上昇運動のモデル化を可能にする。連鎖の第1セグメントは、例えば2つのセグメントを一緒に繋いでいるものと同じタイプの連接部により、固定された構造体28に結ばれ、この固定された構造体28は、例えばそれに固定座標系が特に結ばれ得る、ロボットのベースを形成する。
図3はセグメント21の例示的実施形態を提示する。このセグメントは各端部に継手26、27を備える管31を含む。第1の継手26は回転軸24を介して、次のセグメントの継手27まわりに連接される。回転運動は、回転用ケーブルを駆動する回転プーリー32を用いて得られる。管31は各端部に上昇軸29を備える。それはまた内側に、継手26、27に接続された上端の連接棒33と下端の連接棒34、ならびに上昇アクチュエータ35と回転アクチュエータ36も備える。
図4は2つの連続したセグメント間の連接の例示的実施形態の、さらに詳細な説明を与える。さらに詳しくは、第1の継手26はプーリー32に機械的に連結されて表わされ、プーリー32は上昇軸29まわりに回転し、この第1の継手はまた接続部41により連接棒33、34にも連結されている。次のセグメントに属する第2の継手27は、軸24まわりに回転の度合いに応じて変位する。もう1つのプーリー32はこの軸24に取り付けられている。回転用ケーブル42は2つのプーリー32により駆動される。回転軸24及び上昇軸29は直角を成している。
セグメントはねじり応力、圧縮応力、及び引張り応力を受ける。しかしながら、この構造における変形の複雑な計算を単純化するため、ねじり変形は例えば移されて、平行四辺形25の底辺における上昇軸29がセグメントをモデル化した後で表わされる。例えば、平行四辺形の構造において圧縮及び引張りのみが考慮される。このようにして、平行四辺形は平面内に収容されたまま留まる。
図5は平行四辺形25の弾力的な構造モデルをより正確に表わす。平行四辺形は4点A、B、C、Dを含む。A点は上昇軸29を表わす。このA点から始まる長辺AB51は管31を表わす。反対側の辺CD52は連接棒33、34を表わす。管の両端部は平行四辺形の短辺AC53、BD54によりモデル化される。各セグメント51、52、53、54は圧縮方向及び引張り方向における自由度を許容する。管31及び連接棒33、34の引張りと圧縮の弾力性は、それぞれの剛性ktube及びkb1の直線ばね55、56によりモデル化される。平行四辺形はまた分枝BJ57を含み、J点は辺AC53に属する。この分枝57は上昇運動を制御する上昇アクチュエータ35の作用を表わす。このアクチュエータはジャッキ又は釣り合いロッドであり得る。剛性がkj1の直線ばね58は、このアクチュエータの、言い換えれば、例えばロッド又はジャッキの弾力性を象徴する。
図6はロボットを形成する全てのセグメント21の弾力的なモデルを表わす。図5の平行四辺形25は連続的なセグメント21をつなぐ連接部により追補される。全体として、各セグメントは:
−回転軸24の上流側にある継手26のねじりを表わす剛性kt1のばね61と、
−回転軸24のたわみを表わす剛性kf1のばね62と、
−回転用ケーブル42の弾性を表わす剛性kのばね63と、
−回転軸24の下流側にある継手27のねじりを表わす剛性kt2のばね64と、
−平行四辺形25のねじりを表わす剛性ktpのばね65と、
−前述した連接棒の弾性を表わす剛性kb1、ジャッキ又はロッドの弾性を表わす剛性kj1、及び管の圧縮の弾性を表わす剛性ktubeのばね56、58、55と
によってモデル化される。
これらの弾性は、構造の変形を導入するであろう。回転の直接の地理学的モデルDGMは、それぞれ剛性kt1、kf1のばね61、62の回転角、回転軸まわりの回転角、剛性k、kt2のばね63、64の回転角、上昇軸まわりの回転角、及び剛性ktpのばね65の回転角を表わす、7つの一般化されたパラメータφt1、φf1、θ、φ、φt2、α、φtbの関数として得られる。
回転DGMを計算するために、Aと名付けられる同次の変換行列(4×4)が例えば使用される。この行列は一般化されたパラメータ及びロボットの構成の関数である。それは次の形で書かれる:
Figure 2010529910
ここで、
−パラメータ角(angle)は、一般化されたパラメータφt1、φf1、θ、φ、φt2、α、φtbの1つを表わし、
−Rはサイズ(3×3)の回転行列、
−Tはサイズ(3×1)の並進ベクトル、
−0はサイズ(1×3)のゼロ・ベクトル
である。
行列Aで表わされる回転のDGMは、そのとき次の関係に従って計算される:
=A(φt1)×A(φf1)×A(θ)×A(φ)×A(φt2)×A(α)×A(φtb) (2)
図7はそれに続くセグメント21の重量から生じる圧縮力及び引張力の影響下での、平行四辺形構造25の変形を示す。平行四辺形のDGMは、A点における平行四辺形の底辺の座標系内の、後方の末端部BDの位置と向きを与える。この計算は幾何学的であり、平行四辺形の平面である面内において実施される。同次の変換行列Aにより表わされる平行四辺形のDGMは、上記の上昇角α、管の長さltube、及び連接棒の長さlconnecting rodである、3つの一般化されたパラメータの関数として計算される。
1つのセグメントのDGMは、平行四辺形25のDGMと回転軸24のDGMの組合せである。2つのDGMの組合せは、対応する同次の行列A、Aの行列乗算により得られる。i番目のセグメントのDGMを表わす行列は、それゆえ次の関係により得られる。
segmenti=A×A (3)
ロボットを表わす完全な連鎖のDGMは、連鎖のN個のセグメントを組み合わせることによって得られ、Arobotの組立品を表わす行列は次の関係により与えられる。
robot=Asegment1×Asegment2×............×AsegmentN (4)
弾力的なモデルの目的は、特に所与の連接位置及び次のパラメータ:
−セグメント21の重量、長さ、及び重心位置と、
−ロボットの各種部品の剛性k及び一般化されたパラメータ
の関数として、エフェクター22の位置及び向きを提供することである。
弾力的なモデルを計算するステップ1において、先験的な公称値がパラメータkに割り当てられる。次のステップの1つの目的は、その先験的な公称値から実際のロボットのための値を決めることである。
この最初の弾力的モデルは、従って反復的プロセスにより得ることができる。「ロボットのモデル化、識別、及び制御(Modelisation,identification et commande des robots[Modeling, identifying and controlling robots])」と題する、W.ハリール(W.Khalil)及びE.ドンブル(E.Dombre)による論文、は、そのような反復プロセスを記述している。本発明による方法の、このステップ1において、計算方法はそれにもかかわらず異なる可能性があり、従って反復プロセスは異なり得る。
図8は、例えば本発明による方法の第1ステップ1において使用される、この反復プロセスを例示している。計算方法は、例えば剛体モデルで始まる。構成の集合81に対して、及び一般化されたパラメータ82及び、構造の幾何学的特性83を用いることにより、ロボットのDGM84が計算される。構造の弾力性及び所与の重力効果85を導入することにより、平行四辺形25及び回転軸24に加えられた力が計算され、それは変形86のモデル化を可能にする。これらの変形86は、その後にロボットの一般化されたパラメータ87を更新するために使用され、古い値82との比較88をされる。
新旧の一般化されたパラメータ間の差ΔPが、所与のしきい値εよりも小さい場合、弾力的なモデル90は、更新されたDGM89及び新たな一般化されたパラメータ87から得られる。そうでない場合80は、新たな反復が実行され、この反復は新たな一般化されたパラメータを用いることにより、古いモデル84を修正する。このアルゴリズムは収束が得られるまで繰り返される。異なる一般化されたパラメータ間で10−6m又はラジアンよりも小さい差を得るためには、約3〜4回の反復が必要になり得る。
ロボットの連接部24、26、27及び本体25の弾力性は、エフェクター22の位置決め精度、及びこの位置の安定性に関し、ロボットの性能に対する大きな影響を与える。
各セグメント21の端部における重力効果及び荷重は、弾力的な連接部の偏差を引き起こし、ロボットの性能を低下させる。大型のロボットに対しては特に、モデルの計算において既に考慮されている弾力性が、次のステップ2、3において較正される。
第2ステップ2は、それゆえ第1ステップ1で得られた弾力的なモデルを較正する段階を含む。較正プロセスは量X−Xを最小化する。量Xは3つの並進成分及び3つの回転成分を含む6つの成分を有するベクトルであり得る。そのような量は空間内の点、この場合平行四辺形の位置、あるいはエフェクター22の位置の変位を決定する。
は平行四辺形の連接部及びエフェクターの連接部から測定された位置である。測定値の選定は特に用途、測定手段、及び要求精度の関数である。この測定された位置Xは、従ってエフェクター22の位置、あるいは中間連接部の位置のいずれかを表わし得る。
位置Xは同じ連接部に対し、及びエフェクターに対し、第1ステップ1においてロボットの弾力的なDGMにより計算された位置である。Xは構成ベクトルq及びパラメータ・ベクトルpの関数である。
前述されたシステムの構成は、構成ベクトルqによって表わされることができ、このベクトルの成分はロボットの連接部又は回転軸の角度である。
ベクトルpの識別可能なパラメータは、特にロボットの重量、長さ、重心位置、各種部品の剛性、及び前述の一般化されたパラメータである。ベクトルXは従って次の関係に従って書かれ得る。
=f(p,q) (5)
ここで、
f(p,q)=A・A...A......A・X (6)
はN番目のセグメントである、最後のセグメントに対するエフェクター22の位置であり、この位置は決定が容易である。Aは関係(1)に関して前述したi番目のセグメントと関連する、同次の変換行列である。
例えば、ロボットの製作者により所与のパラメータを表わす第1ステップにおいて用いられている、パラメータのベクトルpを用いることにより、公称位置Xが得られる。またパラメータの固定ベクトルprigidを用いることにより、位置Xrigidが一定の数の構成に対して得られる。このベクトルprigidにおいて、θ及びαは可変である。弾力性に関するその他の一般化されたパラメータ、φt1、φf1、φ、φt2、φtbは0に等しい値を有し、全ての剛性kは無限の値を有し、それは完全に剛体のシステムの場合であろう。1つの目的は、例えば最小二乗法の意味で、充分な数の構成に対して位置誤差X−Xを最小化する、パラメータのベクトルpoptを決定することであり、Xは較正されるべきロボットに本質的に結ばれて与えられる。パラメータの公称値pは、使用される最適化アルゴリズムのための開始点として用いられる。使用される最適化アルゴリズムは、例えば「境界に対する大型の非線形最小化対象のための反射ニュートン法の収束に関して(On the Convergence of Reflective Newton Methods for Large−Scale Nonlinear Minimization Subject to Bounds)」と題する、T.F.コールマン(T.F.Coleman)及びY.リー(Y.Li)による論文、Mathematical Programming、第67巻、2号、1994、189〜224頁に記述されている、非線形最適化アルゴリズムであり得る。
第3のステップ3は、一般化された多項式較正の適用により、前のステップを補足する。ロボットの運動学は特に、様々なセグメント21及びエフェクター22に対して、ロボットのベース28に結ばれた座標系により定義される。1つの座標系から別の座標系への移行は、特にロボットの構成及びパラメータの関数である、同次の変換行列Aにより得られる。
誤差修正なしで、ロボットのベースに対するエフェクターの位置Xc1は、従って次の関係に従って計算される。
c1=A・A×......A・X (7)
ここで、Xc1は第2ステップ2において計算された、ロボットのベースに対するエフェクター22の弾力的な位置である。このベクトルは、このステップ2において得られたロボットの弾力的モデルから計算される仮想の位置を表わす。
前述のように、Xは最後のセグメント及びAに対するエフェクターの位置を表わすベクトルであり、1、2、......Nに等しいiは、i番目の連接部の弾力的な同次の変換行列である。
位置誤差を修正するため、一般化された誤差行列Eが、各々の同次の変換行列Aの間に挿入される。一般化された誤差行列は、特に「高精度患者整位システムの幾何学的及び弾性的誤差の較正(Geometric and elastic error calibration of a high accuracy patient positioning system)」と題する、M.メッギオラロ(M.Meggioalaro)、S.デュボウスキー(S.Dubowsky)、及びC.マヴロイディス(C.Mavroidis)による論文、Mechanism and Machine Theory、第40巻、2005、415〜427頁に記載されている。新たな位置Xc2を得るため、関係(7)はそれゆえ次の関係を得るように修正される:
c2=A・E・A・E.........A・E・X (8)
c2はロボットのベースに対するエフェクターの実際の位置であり、Eは1番目のセグメントに関連する同次の変換行列Aに続く、一般化された誤差行列である。
一般化された誤差行列Eは、特に各セグメントの回転軸の角度位置誤差を修正することを目的としている。特にi番目のセグメントの連接部に対して、行列Eは弾力的な仮想座標系から、実座標系への移行を可能にする。
図9は座標系間の移行を例示する。特に、図9はその中心をセグメントの点Oi−1に有する、i−1番目のセグメントに結ばれた座標系91を提示する。変換行列Aは、i−1番目のセグメントに結ばれた座標系91から、その中心をこのセグメントの点Oに有する、i番目のセグメントに結ばれた座標系92への移行を可能にする。次に、一般化された誤差行列Eは並進運動と回転運動の組合せを通じて、この仮想座標系から、実座標系92’への移行を可能にし、この移行は特に座標系の、中心Oから中心O’への変化を生じる。
各行列Eの要素は6つの一般化されたパラメータε、ε、ε、ε、ε、εの非線形関数であり、これらの3つのパラメータε、ε、εは回転運動に相当するオイラー角を表わし、他の3つのパラメータε、ε、εは空間内での並進を表わす。各々の一般化されたパラメータは、ロボットを形成する多関節システムの形状の多項式関数であり、従って構成ベクトルqの多項式関数である。
本発明によれば、行列Aはロボットの弾力的モデルを表わし、行列Eは一般化されたパラメータの関数として非線形である。特に、行列Eは次の形で書くことができる:
Figure 2010529910
ここで、Cεはオイラー角εの余弦を表わし、Sεはその正弦を表わす。
特に平行四辺形構造のため、ロボットの弾力的モデルはそのパラメータにおいて冗長性を示す。モデルの他のパラメータの関数であるパラメータが存在する。独立パラメータのみが識別される。関係(7)により定義された目的関数の勾配が、パラメータの依存性を取り除くために展開され得る。それはまた最適化手法の堅牢性を増すことを可能にする。用いられる1つの最適化手法は、非線形の最小二乗法であり得る。そして使用されるアルゴリズムはT.F.コールマン(T.F.Coleman)らによる論文に記述されたアルゴリズムである。
所与の構成の集合に対し、目的関数の勾配は、構成の数mが識別されるべきパラメータの数よりも大きい行列Wとなる。行列Wの分解はより高次の三角行列Rを与える。独立パラメータは、例えば次の関係を満たす三角行列Rの対角線要素rを用いることにより見出される:
r>mxmax(|Rii|)xε (9)
ここでRiiは行列Rの対角線要素により形成されるベクトルであり、εはシステムに対して必要とされる機械の精度、|Rii|はベクトルの係数である。パラメータを除去するこの方法は非常に正確であり、特にそれは冗長なパラメータのみを対象とする。それは数値的に行なわれ、実行は非常に速い。
有利なことに、本発明により提案されている解決策は、大型ロボットのみならず小型ロボットにおいても位置誤差を最も良く修正するための方法を提供する。特に、本発明は全てのタイプのマニピュレータ・ロボット又は弾力的システムに適用可能である。

Claims (9)

  1. 連接されたリンク(24、26、27)により相互連結されたN個のセグメント(21)の連鎖からなる、多関節システムの位置を較正する方法であって、
    前記較正が連鎖の最後のセグメントにつながれた装置(22)の測定位置Xと、A・A...A......A・Xの積に等しい計算された位置Xとの差を最小にし、同次の変換行列Aがi番目の各セグメント(21)に関連し、この行列がシステムの構成パラメータ(q)の関数、及びセグメント(21)の弾力性を特徴付ける所与の一般化されたパラメータ(p)の関数である方法において、
    −行列A,A...A......Aからなるシステムの弾力的なモデルを計算する第1ステップ(1)と、
    −XとXの差を最小にする、一般化されたパラメータ(popt)の集合を得ることにより、弾力的なモデルを較正する第2ステップ(2)と、
    −弾力的なモデルにおける同次の変換行列同士の間に、一般化された誤差行列Eを導入することによる、弾力的なモデルの一般化された多項式較正のステップであって、計算された位置XがA・E・A・E.........A・E・Xの積に等しく、一般化された誤差行列Eがi番目の各セグメントと関連しており、1つのセグメントの各行列Eが前記セグメントにつながれた構成パラメータ(q)の多項式関数である第3ステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 第1ステップ(1)で、システムの弾力的なモデルが、以下の反復プロセス:
    −幾何学的モデル(84)が、システムの構成パラメータ(81)、元の一般化されたパラメータ(82)、及び幾何学的特性(83)の関数として計算されるプロセスと、
    −システムの変形(86)が、幾何学的モデル(84)及び機械的応力(85)の関数として計算されるプロセスと、
    −新たな一般化されたパラメータ(87)が変形(86)の関数として計算されるプロセスと、
    −新たな一般化されたパラメータ(87)が元のパラメータ(82)と比較されるプロセスと、
    −新たなパラメータ(87)と元のパラメータ(82)との間の差ΔPが、所与のしきい値ε未満である場合、弾力的なモデル(90)が新たな一般化されたパラメータ(87)から得られるプロセスと、
    −そうでない場合(80)、新たな一般化されたパラメータを用いることにより、モデル(84)を修正する、新たな反復が実行されるプロセスと
    によるシステムの固定パラメータからの、新たな一般化されたパラメータ(p)の決定により得られることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 機械的応力が一般化されたパラメータ(p)に属する変動応力を含むことを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 構成パラメータ(q)が、所与の基準に対する回転軸(24)及び上昇軸(29)の角度を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. セグメント(21)が平行四辺形(25)によってモデル化され、回転軸(24)が2つの継手(26、27)間で連接され、第1の継手(26)が前記セグメントに属し、第2の継手(27)が連鎖における次のセグメントに属し、平行四辺形が前記平行四辺形の頂点を通過する軸(29)まわりの上昇運動をモデル化し、前記セグメントがねじり応力、圧縮応力、及び引張り応力を受けることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 各セグメント(21)が以下の弾力性のパラメータ:
    −回転軸(24)の上流側にある継手(26)のねじりを表わす剛性kt1のばね(61)と、
    −回転軸(24)のたわみを表わす剛性kf1のばね(62)と、
    −回転運動伝達要素(42)の弾性を表わす剛性kのばね(63)と、
    −回転軸(24)の下流側にある継手(27)のねじりを表わす剛性kt2のばね(64)と、
    −平行四辺形(25)のねじりを表わす剛性ktpのばね(65)と、
    −平行四辺形の辺(52)の弾力性を表わす剛性kb1、反対側の辺(51)の弾力性を表わす剛性ktube、及び隣辺(53)の点(J)を、この辺(51)の端部(B)につなぐ分枝(57)の弾力性を表わす剛性kj1のばね56、58、55と
    によってモデル化され、
    回転のモデルが、それぞれ剛性kt1、kf1のばね(61、62)の回転角、回転軸(24)まわりの回転角、剛性k、kt2のばね(63、64)の回転角、上昇軸(29)まわりの回転角、及び剛性ktpのばね(65)の回転角を表わす、一般化された弾性パラメータφt1、φf1、θ、φ、φt2、α、φtbの関数として得られることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. セグメント(21)が、連接棒(33、34)を装備し各端部に継手(26、27)を備える管(31)を含み、第1の継手(26)が回転軸(24)を介して次のセグメントの継手(27)のまわりに連接され、回転運動が回転用ケーブル(42)を駆動する回転プーリー(32)を用いて得られ、セグメントの一辺(51)が管をモデル化し、反対側の辺(52)が連接棒をモデル化し、分枝(57)が釣り合い要素をモデル化し、そして回転運動伝達要素(42)が回転用ケーブルをモデル化することを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  8. セグメント(21)に関係する一般化された誤差行列Eが、6つのパラメータε、ε、ε、ε、ε、εの非線形関数であり、これらの3つのパラメータε、ε、εが、セグメントに結ばれた座標系(92)の回転運動に相当するオイラー角を表わし、他の3つのパラメータε、ε、εが座標系(92)の中心Oの空間内での並進を表わし、各々の一般化されたパラメータが構成ベクトル(q)の成分の多項式関数であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 行列Eが次の形:
    Figure 2010529910
    で書かれ、Cεがオイラー角εの余弦を表わし、Sεがその正弦を表わすことを特徴とする、請求項8に記載の方法。
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