JP2010529546A - タッチセンサと、タッチセンサを動作させるための方法 - Google Patents

タッチセンサと、タッチセンサを動作させるための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010529546A
JP2010529546A JP2010510832A JP2010510832A JP2010529546A JP 2010529546 A JP2010529546 A JP 2010529546A JP 2010510832 A JP2010510832 A JP 2010510832A JP 2010510832 A JP2010510832 A JP 2010510832A JP 2010529546 A JP2010529546 A JP 2010529546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive layer
electrode
conductive
touch detection
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2010510832A
Other languages
English (en)
Inventor
ミカ アンティラ
テーム ラモ
マルコ カルヒニエミ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia Oyj
Original Assignee
Nokia Oyj
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nokia Oyj filed Critical Nokia Oyj
Publication of JP2010529546A publication Critical patent/JP2010529546A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/045Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means using resistive elements, e.g. a single continuous surface or two parallel surfaces put in contact
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/044Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/041Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
    • G06F3/044Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means
    • G06F3/0445Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means by capacitive means using two or more layers of sensing electrodes, e.g. using two layers of electrodes separated by a dielectric layer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/041Indexing scheme relating to G06F3/041 - G06F3/045
    • G06F2203/04103Manufacturing, i.e. details related to manufacturing processes specially suited for touch sensitive devices
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/041Indexing scheme relating to G06F3/041 - G06F3/045
    • G06F2203/04106Multi-sensing digitiser, i.e. digitiser using at least two different sensing technologies simultaneously or alternatively, e.g. for detecting pen and finger, for saving power or for improving position detection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

第1電極および第2電極を含む第1導電層と、第3電極を含む第2導電層と、第1導電層を第2導電層から空間的に離間するスペーサとを備え、第1電極は、少なくとも静電容量式タッチ検出のために設けられ、第2電極および第3電極は、抵抗膜式タッチ検出のために設けられる表示機器内におけるタッチ検出。
【選択図】なし

Description

本願は、タッチ検出、タッチセンサ、タッチセンサ式ディスプレイ、タッチセンサを含むマルチメディア機器のための装置、ならびにこのような装置を動作させるための方法に関する。
パーソナルコンピュータおよびマルチメディア機器ならびに通信機器は、ユーザと対話するためにユーザインターフェース(user interface; UI)を提供する。ユーザインターフェースによって、ユーザは、自身の必要性に応じて機器を動作させることが可能になる。ユーザインターフェースを介して機器を動作させるためには、入力手段を備える必要がある。これらの入力手段によって、ユーザは、単純な動作命令ならびに文字および数字等の入力情報を使用することができる。
当技術分野において知られている種類の入力機器の1つとしてタッチパネルが挙げられる。これはシンプルで、持ち運びし易く、信頼性があり、また、命令や文字、数字を入力することができる。いくつかの種類のタッチパネルが知られており、例えば、抵抗膜式タッチパネル、静電容量式タッチパネル、電磁式タッチパネル、光学式または音響式タッチパネルが知られている。
抵抗膜式タッチパネルは、2つの離間した導電層の上側基板または下側基板上に配置される電極を使用して、電圧勾配を検出する。
静電容量式タッチパネルは、等電位面の導電層を有する上側基板が、導電片(conductive piece)、すなわちユーザの指または導電性のスタイラスペンと接触または近接する場合に生成される電圧変化に基づいて、タッチ点の位置の検出を可能にする。
電磁式タッチパネルは、電子スタイラスペンのコイル内に誘起される電流を測定することによって、タッチ点の位置を検出する。
静電容量式タッチパネルは、導電性の入力手段でなくては使用することができない。非導電性のスタイラスペンでは、静電容量式タッチパネルへの情報の入力が可能とはならない。抵抗膜式タッチパネルは、その分解能が高いため、ユーザの指でタッチパネルを作動させても入力が不正確になることが多い。このため、通常、スタイラスペンと共に使用される。また、抵抗膜式タッチパネルは、接触点を検知するのに強い力を必要とするため、指による使用よりも、スタイラスペンによる使用が有利になる。
使い易く、多目的の入力機器を提供するために、本願は、第1電極および第2電極を含む第1導電層と、第3電極を含む第2導電層と、第1導電層を第2導電層から空間的に離間するスペーサとを備え、第1電極は、少なくとも静電容量式タッチ検出のために設けられ、第2電極および第3電極は、抵抗膜式タッチ検出のために設けられる装置を提供する。
静電容量式および抵抗膜式タッチ検出を組み合わせることによって、タッチセンサのユースケースが増えることが分かっている。抵抗膜式タッチ検出は、ペンの使用に対応し、検出された接触点について良好な分解能をもたらし、力の認識を提供する。例えば、接触点の位置は高い空間分解能を有することができる。さらに、第1導電層および第2導電層の両方を押すための力は近似化できる。静電容量式タッチ検知は、多数のタッチの検知を提供する。さらに、近接検出ができるため、第1導電層と物理的接触することを必要しない。空間的近接により、静電容量式センサが電位の変化を既に検知するため、第1導電層に空間的に近接する指等の導電片を検知することが可能になる。さらに、静電容量式タッチ検出では、第1導電層に印加する力がほとんどまたは全く必要とされないため、ユーザの指または手の単純な動きにより、ユーザインターフェース上でスクロールバーまたはその同等物を「スワイプ」することが可能になる。
第1導電層および第2導電層のみを提供することは、既知のタッチセンサよりも、厚さやコスト、複雑性が低減されるという利点が提供される。第2電極を第1導電層上に、第3電極を第2導電層上に設けることによって、第2電極および第3電極を接続するためにワイヤを5つだけしか含まない抵抗膜式タッチ検知が可能になり得る。第1導電層が第2導電層に押圧されると、電圧勾配が、第1導電層上の第2電極によって測定され得る。電圧は、第2導電層上の第3電極によって予め印加されていてもよく、2つの層を押すと第1導電層に伝達され、さらに、第2電極によって検知される。
ある実施形態によると、複数の第1電極が、第1導電層上でそれぞれ互いに対向するような位置に配置される。第1導電層が等電位面に印加される場合、静電容量式タッチ検知が最良であることが分かっている。ゆえに、第1電極は、空間的に互いに接近して位置せずに、第1導電層上の対向する位置にそれぞれ配置されてもよい。
第1導電層の角部に第1電極を配置することによって、電極間の空間距離が最大となる。例えば、第1導電層が長方形の形状を有する場合、第1電極は4つ設けられ、それぞれ第1導電層の4つの角部に配置されてもよい。
第1導電層は、第1作動領域(first activation sub area)と、少なくとも第2作動領域(second activation sub area)とを備えてもよい。例えば、第1作動領域では、アイコンメニューまたはそれに似たような第1の種類のアプリケーションを表示してもよく、一方、第2作動領域では、仮想的な送信キーや終了キー、またそれに似たような重要なキーを提供することができる。本願のさらなる変形例によると、2つを上回る作動領域を、類似のまたは異なるアプリケーションに提供できることを理解されたい。
さらに、実施形態によると、第1電極は、作動領域のうちの少なくとも1つに配置され、第2電極は、作動領域のうちの少なくとも1つに配置されてもよい。第1作動領域では、第1電極および第2電極が、静電容量式および抵抗膜式タッチ検出のために設けられ、一方、第2作動領域では、静電容量式タッチ検出のために第1電極のみ、または、抵抗膜式タッチ検出のために第2電極のみが配置されてもよい。また、第1作動領域が第1電極のみを備え、第2作動領域が第2電極のみを備えてもよく、またはその反対も同様に可能である。作動領域内に特定の種類の電極を配置すること、または配置しないことによって、ディスプレイの領域(sub area)毎に、作動するために必要な事項や、領域内に表示されるコンテンツが、それぞれ異なりうる。全ての作動領域が、第1電極および第2電極の両方を備えることができることを理解されたい。
さらに、スペーサは、少なくともスペーサフレームと多数のスペーサドットとを備える。スペーサフレームは導電層のエッジに配置されてもよい。スペーサドットはフレーム内に配置されてもよい。スペーサドットは、互いに所定の距離を置いて第2の層に印刷されてもよく、その距離は、1mmから50mmの範囲であってもよい。それによって、スペーサドットの直径は、5μmからl00μmの間、好ましくは約40μmであってもよい。第1導電層と第2導電層との間の望ましい距離が確保できるだろう。
さらなる実施形態によると、少なくとも第1作動領域が、第2作動領域とは異なる密度のスペーサドットを備えるように、スペーサドットを配置してもよい。スペーサドットの密度、言い換えると、隣接するスペーサドット間の距離は、少なくとも2つの作動領域において異なっていてもよい。抵抗膜式タッチ検出のための特定の作動領域において必要な作動力は、スペーサドットの密度に依存する。より具体的には、スペーサドットの密度が高くなればなるほど、必要とされる作動力が大きくなる。特定の作動領域内に表示されるコンテンツに従って適応できるように、作動領域の感度が様々となるように容易に設定可能である。
第1導電層ならびに第2導電層は、平面状であっても湾曲状であってもよい。特に、ディスプレイを含むユーザインターフェースでは、第1導電層および第2導電層は、平面状である。例えば、第1導電層および第2導電層が、ディスプレイの前部に位置することが可能であってもよい。ディスプレイは、平面状であってもよく、第1導電層および第2導電層も、平面状であってもよい。
第1導電層および第2導電層は、スペーサによって空間的に離間される。第1導電層および第2導電層は、スペーサと共に、積層された第1導電層および第2導電層ならびにスペーサを担持する支持面、例えば、ガラス板または樹脂板において支持され得る。また、外部から印加される力と接触しないように、スペーサドットが導電層間に配置されることも可能であってもよい。これらのスペーサドットは、導電層の表面全体に配置されてもよい。
ある実施形態によれば、第1導電層を等電位とするために、各第1電極には、等しい電位が供給されてもよい。各第1電極は、同一の電圧を印加するセンサに接続されてもよい。つまり、第1導電層に、実質的に等しい電圧が印加されてもよい。この実質的に等しい電位によって、タッチ位置の厳密な測定が可能になる。
ある実施形態によれば、第1電極に電位を与えるセンサは、電流センサとしてさらに構成されてもよい。電流センサによって、電極における電流変化を検知することが可能になる。例えば、指が、第1電極の各々から等距離である点において第1導電層に触れる場合、これらの電極を通る電流は等しくなるため、電極の全てに対して等距離である点において第1導電層に触れていると結論が得られるだろう。例えば、電極のうちの1つを通る電流が、別の電極を通る電流よりも高い場合、より大きい電流が検知される電極に接近して第1導電層に触れたということが結論が得られるだろう。第1導電層の全ての電極の電流を検知することによって、第1導電層に触れる厳密な位置が推定されてもよい。
第2電極を使用して、配線をほとんど必要とせずに抵抗膜式タッチを可能にするために、実施形態によってた、第2電極を単一電極として構成する。第2電極は第1導電層上に配置され、また2つの導電層が物理的接触すると、第2導電層の電位によって、第1導電層に誘起される電流を検知し得る。
第1電極の静電容量式タッチ検知と、第2電極の抵抗膜式タッチ検知との間の干渉を回避するために、実施形態によっては、第1導電層上の第1電極から空間的に離隔して、第2電極を配置するように構成される。干渉を回避するための別の可能性は、抵抗膜式タッチ検知の信号と静電容量式タッチ検知の信号とを区別するアルゴリズムを利用することであってもよい。2つの型の検知のために層に印加される信号は構造が異なるので、それによってこれらの信号を互いに区別することが可能になる。
第1電極のエッジに第2電極を配置する実施形態の場合、第2導電層によって第1導電層に誘起される電流の測定の改善が可能である。電極を角部およびエッジに配置することによって、スペーサが、第1電極および第2電極を第3電極から隔離すること、ならびに第1導電層を第2導電層から隔離することが可能になる。スペーサは、第1導電層と第2導電層との間において、少なくとも第1、第2、第3電極の位置に配置されてもよい。
実施形態によっては、第2の電流センサに接続される第2電極は、第1導電層と第2導電層との接触時に、第2導電層上の第3電極によって印加された電圧を検知するために設けられる。第2の電流センサは、第3電極および第2電極を介して第2導電層から第1導電層に印加される電圧を測定し得る。第2導電層において、第3電極により印加された電位は、電極のうちの少なくとも1つから電極のうちの少なくとも別のものへの勾配を有する。したがって、第2導電層上における電気力線に直交する等電位線は、等電位の面を規定する。これらの等電位線によって、第2導電層上の異なる電位の電極間の距離が規定されてもよい。
第2導電層上に、正確な位置検出のための電場を作るために、実施形態によっては、第2導電層上の対向する位置に第3電極を配置するように構成される。第2電極は、第1導電層のエッジに位置する1つの電極から構成されてもよい。静電容量式タッチ検知では、第1導電層上の少なくとも4つの電極は、少なくとも4つのワイヤをもたらすセンサに接続される必要がある。抵抗膜式タッチ検知では、第2電極および第3電極がセンサに接続されることが必要とされ、その結果、さらに少なくとも5つのワイヤが必要となる。静電容量式および抵抗膜式タッチ検出の両方に第2電極を使用することもできるだろう。本願の実施形態に従う静電容量式および抵抗膜式タッチでは、少なくとも9つのワイヤがセンサに接続されることが必要とされてもよい。
実施形態によっては、第2電極は、電極における電流変化を検知するために設けられる第1の電流センサに接続されてもよい。第2電極は、静電容量式および抵抗膜式タッチ検出に使用されてもよい。第2電極は、第1電極の一部であってもよい。第2電極は、第1電極のうちの少なくとも1つであってもよい。
実施形態によっては、第1電極及び第2電極のいずれか又は両方が、電極における電流変化か、第1導電層と第2導電層との接触時に第3電極によって第2導電層に印加される電圧かのいずれかを選択的に検知するために設けられるセンサに接続されてもよい。
電極における電流変化か、第1導電層と第2導電層との接触時に、第3電極によって第2導電層に印加される電圧かを切り替えたり、順番に行ったり、またはそれと同様に行なったりすることによって、静電容量式および抵抗膜式タッチ検知の両方のために少なくとも第2電極を使用することが可能になる。
実施形態によっては、第1導電層は、静電容量式タッチ検知領域が、抵抗膜式タッチ検知領域と重なるように、第2導電層よりも大きい。この場合、抵抗膜式入力が表示範囲上のみに求められることが必要とされてもよい。静電容量式測定は、追加のスライダ機能またはボタン機能を提供するために、表示範囲外まで拡がっていてもよい。
第1導電層および第2導電層の表面全体において、静電容量式および抵抗膜式測定を可能にするために、実施形態によっては、第1導電層と第2導電層とを等しい形状に構成する。
抵抗膜式位置検出では、第1導電層と第2導電層との接触点の位置を測定する必要がある。これは、例えば、まず第1の方向(すなわちx方向)において、続いて第2の方向(すなわちy方向)において、接触点の位置を測定することによって行うことができる。このため、例えば、第1の組の第3電極に第1の電圧を供給し、第2の組の第3電極に、第2の電圧、例えば集合電位(mass potential)、接地電位(ground potential)、共通電位(common potential)を供給することが好ましいだろう。例えば、第3電極のうちの第1の組の電極は、第2導電層の一方の角部に配置され、第2の組の電極は、第2導電層の対向するエッジに配置されてもよい。電極間の電気力線に直交する等電位線は、接触点の距離ならびに第1の組および第2の組の電極を規定する。これは、x方向における測定位置を可能にし得る。
同一電圧を有する第1の組の電極のエッジに直交するエッジに位置する別の組の電極に、電圧を時間的に連続的に供給することによって、y方向における接触点を測定することができる。y方向におけるエッジに位置する電極の組と、x方向におけるエッジに位置する電極の組とを、時間的に連続的な順番で、すなわちほんの一瞬、すなわちミリ秒の間隔で切り替えると、接触点のx座標およびy座標を短時間で測定することができる。
電気力線が実質的にx方向またはy方向に走ることを可能にするために、第1のエッジの角部に位置する電極に同一の電圧を供給し、その後、第1のエッジに直交する第2のエッジに位置する電極に同一の電圧を供給してもよい。
タッチ検知によるユーザインターフェースの動作を可能にするために、実施形態によっては、第1導電層および第2導電層を透明層として提供する。透明層は、LCDもしくはOLEDディスプレイ、またはLEDでディスプレイ、またはプラズマディスプレイ、または任意の他のディスプレイ等のディスプレイの前に配置されてもよい。
導電層は、層上に配置される電極を短絡させないようにしなければならない。したがって、導電層は低い抵抗を有してもよい。また、導電層が、静電容量式検知のために完全に導電性であることができる。静電容量式タッチ検出は、90kオーム/スクエアより高い抵抗により機能し得る。また、層は、1kから90kオーム/スクエアの間の抵抗を有してもよい。層の抵抗は、互いに異なってもよい。これは、実施形態によると、インジウムスズ酸化物(Indium-Tin-Oxide; ITO)もしくは酸化アンチモンスズ(Antimony-Tin-Oxide; ATO)または類似の材料によって提供され、これらの材料から、第1導電層および第2導電層が作製されている。導電層は、フィルムであってもよく、また、ガラス、すなわちITO塗膜ガラス等のより剛性な材料であってもよい。
静電容量式タッチ検知では、導電片、例えば指が、第1の導電送に極めて近接するか、接触することを必要とする。例えば、第1導電層は、第2導電層の上部に配置されてもよく、これによって、静電容量式タッチ検知が改善される。
良好な抵抗膜式タッチ検知を可能にするためには、圧力が層に印加される場合に、第1導電層と第2導電層とが互いに物理的接触することが必要である。第1導電層を第2導電層に容易に押圧可能にするために、実施形態によっては、第1導電層を柔軟性を有する層として構成する。
第1導電層に対して第2導電層が変位することを回避するために、実施形態によっては、第2導電層を安定的な層として提供する。当該安定的な層は、硬い表面を有する層であってもよい。
本願の別の側面は、第1電極および第2電極を含む第1導電層と、第3電極を含む第2導電層と、第1導電層を第2導電層から空間的に離間するスペーサとを備え、第1電極は、少なくとも静電容量式タッチ検出のために設けられ、第2電極および第3電極は、抵抗膜式タッチ検出のために設けられる、装置を備えるタッチセンサ式表示パネルである。
本願のさらなる側面は、メモリと、プロセッサと、ディスプレイと、第1電極および第2電極を含む第1導電層と、第3電極を含む第2導電層と、第1導電層を第2導電層から空間的に離間するスペーサとを備え、第1電極は、少なくとも静電容量式タッチ検出のために設けられ、第2電極および第3電極は、抵抗膜式タッチ検出のために設けられる装置と、を備えるモバイルマルチメディア機器である。
本願のさらなる側面は、複数の第1電極を備える第1導電層に第1の電圧を印加することと、複数の第3電極を備える第2導電層に第2の電圧を印加することと、第1導電層上の第1電極を使用して、静電容量式タッチ検出機能を提供することと、第1導電層と第2導電層との間の接触を検知するために、第1導電層上に配置される第2電極を少なくとも使用して、抵抗膜式タッチ検出機能を提供することとを含む方法である。
静電容量式タッチ検知は、静電容量式タッチ検知に使用する導電層に、その表面が等電位にされる場合に、良好な結果を提供する。ゆえに、実施形態によっては、第1導電層に変動しない電圧を印加することを含む。
抵抗膜式タッチ検知では、少なくとも2つの方向において層間の接触点を測定することが必要とされる。このため、実施形態によっては、電位が変動又は脈動するような電圧を第2導電層に印加することを含む。この変動電位は、ある時点の電気力線が後の時点の電気力線とほぼ直交するような電気力線を形成し得る。電気力線は、まず、実質的にy方向であり、その後、実質的にy方向に直交するx方向であってもよい。電気力線の方向によって導電層間の接触点の座標の判断が可能でる限り、電気力線の方向がどのようなものであっても本願の範囲内にある。
第1の電気力線が、時間的に後の第2の電気力線に実質的に直交するようにしたい。実施形態によっては、第2導電層上の電場の力線の方向をそのように変化させるように、第2導電層に電圧を印加することを含む。
例えば、マルチメディア機器、携帯電話機、またはその同等物において装置を使用する場合、ユーザインターフェースは、機器の非使用時に停止し得る。導電片が第1導電層に近接して移動することによる電流変化を検知すると、ユーザインターフェースは、実施形態に従って作動し得る。したがって、ユーザが、表示パネルに近接して自身の指を移動させる場合、ユーザインターフェースは作動し得る。
ユーザインターフェース上に表示されるコンテンツを閲覧することは、接触点の位置の近似化を必要とする場合がある。ユーザインターフェースを介して閲覧することは、第1導電層を使用して、静電容量式タッチ検知のみによって行われてもよい。位置検出の精度は抵抗膜式タッチ検出より低くても、静電容量式タッチ検知は、表面に力を加える必要がなく、従ってメニュー操作が容易となる。
第1導電層を第2導電層に実際に押すことによって、ユーザは、ユーザインターフェース上に表示される特定のコンテンツを選択することを希望するかもしれない。コンテンツを選択するためには、誤選択を回避するために、厳密な位置検出が必要であるかもしれない。実施形態によっては、第1導電層を第2導電層に押圧することによって、第1導電層と第2導電層とが接触する際に、抵抗膜式タッチ検出を作動させることを含む。さらに、第1導電層上の第2電極を通る電流の絶対値を検知することによって、どこで2つの導電層が押されたが判断されてもよい。電流の量は、接触点のサイズに比例し得る。2つの層を押す力が強ければ強いほど、接触点は大きくなり、第2電極における電流は大きくなり得る。
抵抗膜式タッチ検出機能が作動したときと、静電容量式タッチ検出機能は停止してもよい。このため、実施形態によっては、第2導電層から第1導電層に印加される電圧の検知時に、すなわち、第2電極内における電流の検知時に、第1導電層に印加される電圧を切り替えることを含む。この電流は、第1導電層が第2導電層に接触する際に検知される。
また、抵抗膜式タッチ検出が、初期設定毎に作動することもできる。この構成では、層が共に押圧されて、次いで装置が完全に作動し得ること、すなわち、ディスプレイがオンに切り替わるか、それと同様に行ない得るか否かが確認されてもよいだけである。抵抗膜式タッチ検出の消費エネルギーは低く、そのため、装置が最初に作動する際の検出モードとして選択されてもよい。
さらなる実施形態は、第2電極内の第2導電層からの電流がゼロであることを検知すると、第1導電層に印加される電圧を切り替えることを含む。例えば、圧力が第1導電層から除去され、第1導電層と第2導電層との間のさらなる接触がもたらされない場合に、電流ゼロが検知される。ユーザは、特定のコンテンツを既に選択しており、厳密な位置検出は、これ以上必要とされない。ゼロ電流検出は、時間差に関連付けられ得る。ゼロ電流が、一定時間の間測定される場合にのみ、抵抗膜式タッチ検出機能を停止し、静電容量式タッチ検出機能を再作動してもよい。
本願のさらなる側面は、第1電極および第2電極を含む第1導電層を形成するために設けられる第1の導電性手段と、第3電極を含む第2導電層を形成するために設けられる第2の導電性手段と、第1の導電性手段を第2の導電性手段から空間的に離間するように配置されるスペーサ手段を備え、第1電極は、少なくとも静電容量式タッチ検出のために設けられ、第2電極および第3電極は、抵抗膜式タッチ検出のために設けられる、装置である。
本願のこれらの側面および他の側面は、以下に示される詳細な説明により明白になり、その説明を参照して解明されるであろう。上に示される本願およびその例示的実施形態の特徴は、全ての可能な組み合わせとしても開示されていることを理解されたい。
一実施形態に従うタッチセンサの側面図である。 一実施形態に従うタッチセンサを含む表示パネルの断面図である。 一実施形態に従う、タッチセンサに信号を供給するための回路のブロック図である。 一実施形態に従う導電層における電気力線の図である。 モバイルマルチメディア機器の上面図である。 一実施形態に従う方法の第1のフローチャートである。 一実施形態に従う方法の第2のフローチャートである。 一実施形態に従う方法の第3のフローチャートである。 一実施形態に従う表示パネルのさらなる断面図である。 モバイルマルチメディア機器のさらなる上面図である。
図1は、第1導電層2、スペーサ4、および第2導電層6を示す。第1導電層2は、柔軟性を有する材料から作製されてもよい。第1導電層2は、インジウムスズ酸化物から作製されてもよい。第1導電層2は、柔軟性を有する母材として配置されてもよい。第2導電層6は、安定材料から作製されてもよい。第2導電層6は、インジウムスズ酸化物から作製されてもよい。第2導電層6は、安定基板上または安定母材内に配置されてもよい。スペーサ4は、絶縁材料から作製されてもよい。第1導電層2は、スペーサ4の上に配置され、スペーサ4は、第2導電層6の上に配置されてもよい。図は、実施形態に従う装置の分解図である。
タッチセンサを動作させるために、第1導電層2、スペーサ4、および第2導電層6は、互いに積み重ねられ、モノリシック構造(monolithic structure)を構築する。
第1導電層2は、その角部に4つの第1電極8を有し、そのエッジ部に、第1導電層2の角部から空間的に離間して位置する第2電極10を有する。第1電極8および第2電極10は、第1導電層に電圧および電流を印加できるように、ならびに第1導電層2における電流および電圧を検知できるように、配置されてもよい。
第1電極8や第2電極10が存在する領域に、スペーサ4が配置されてもよい。スペーサ4は輪状であってもよいため、第1導電層2の全てのエッジ周辺に支持部を形成する。しかしながら、スペーサ4は、第1電極8および第2電極10が存在する領域内にだけ配置されるような形状であってもよい。
第2導電層6は、第3電極12がその角部に配置されるように構成されてもよい。第3電極12によって、第2導電層6に電圧および電流を印加することが可能になり、また、第2導電層6内の電流を検知することが可能になる。
第1導電層2は、上述のように、柔軟性を有する材料から形成されてもよい。ユーザは、自身の指またはスタイラスペンによって、第2導電層6と接触するように、第1導電層2を押下し得る。第1導電層と第2導電層との接触点は、後述するように、タッチセンサのために評価される必要がある。
図2は、タッチセンサを含むディスプレイの断面図を簡略的に示す。図から分かるように、第1電極8および第3電極10を含む第1導電層2は、スペーサ4の上に配置される。スペーサ4は、第1導電層2の下面と第2導電層6の上面との間に空間距離を提供する。第2導電層6の下には、支持基板、例えばガラスが、第2導電層6を支持するために配置されてもよい。支持基板の下には、表示機器16が配置されてもよい。第1導電層2および第2導電層6、ならびに支持基板は、透明であってもよいため、表示機器16上に表示される画像は、層2、4、14を介して確認することができる。
動作の際、表示機器16は、図5に示すように、ユーザインターフェースを示してもよい。
第1導電層2は、第1電極8を使用して、静電容量式タッチ検出に使用されてもよい。第1導電層2は、第2導電層6とともに、第2電極10および第3電極12を使用して、抵抗膜式タッチ検出のために使用されてもよい。静電容量式および抵抗膜式タッチ検出の組み合わせでは、第1電極8は、4つのワイヤによって接続される必要があり、第2電極10および第3電極12は、適切な測定ユニット、すなわち、電流および/または電圧を印加するための駆動部を含む電流および/または電圧を検知するための手段を含む5つの追加のワイヤによって接続される必要がある。したがって、全部で9つのワイヤによって、静電容量式および抵抗膜式タッチ検出が可能になる。静電容量式および抵抗膜式タッチ検出では、電極8、10、12には、図3に関連して説明するように、適切な信号が供給される必要がある。
図3は、第1導電層2および第2導電層6の配線を図示している。図示するように、第1導電層2は第1電極8を備える。第1電極8は、電流を検知し、かつ4つのワイヤを介して電位を電極8に印加するための駆動部18に接続される。さらに、第1導電層2上の第2電極10は、電流を検知し、かつ電極10を介して電圧を印加するための駆動部20eに接続される。
第2電極10は、抵抗膜式タッチ検出に使用されるため、第3電極12と密接に協同して動作する必要があり、第3電極12は、電流を検知し、かつ電極20a〜dを介して電圧を印加するための駆動部20a〜dに接続される。
駆動部18ならびに駆動部20は、電流を電極8、10、12に供給するため、ならびに駆動部18、20から駆動部を読み出すための、マイクロプロセッサ22等の信号プロセッサによって動作される。駆動部18、20は、電圧を電極に印加するため、ならびに電極内の電圧および電流を検知するための電子回路または電気回路として理解されてもよい。駆動部18、20は、電圧源、電流源、電流センサ、および/または電圧センサを備えてもよい。駆動部18、20は、接続された電極内の電圧および電流を電気的に判断し得る。
静電容量式タッチ検出では、駆動部18は、全ての電極8が等電位になるように電圧を印加する。電極8を等電位にすることによって、第1導電層2は、特定の静電位に帯電される。
指または導電性スタイラスペン等の導電片を第1導電層に近づけると、電荷が、導電片によって生成されるため、第1導電層2上に電流が誘起される。この電流は、駆動部18によって検知されてもよい。第1導電層に触れると、電流は、電極8から導電片を介して集合電位(mass-potential)に流れる。第1導電層が触れられる位置または導電片が第1導電層2に近接する位置に応じて、電極8を通る電流は異なる。導電片と電極8との接触点が近ければ近いほど、その特定の電極を通る電流が多くなる。電極8a〜8dを通る電流を検知し、駆動部18内の電流を区別することによって、導電片と第1導電層2との間の接触位置の場所をマイクロプロセッサ22によって評価することが可能になる。
例えば、第1導電層2が、位置24aにおいて触れられる場合、電極8aを通る電流が最大になる。次に小さい電流は電極8cを通る電流であり、その次は、電極8bを通る電流である。位置24aから最も遠いため、電極8dを通る電流は最小である。マイクロプロセッサ22において、駆動部18によって検知される電極8を通る電流を評価することによって、位置24aの場所が推定されてもよい。上述のように、第1導電層2は、静電容量式タッチ検出に対応できる。第1導電層2ならびに接触点の位置24aに近接する導電片を検出することができる。
抵抗膜式タッチ検出では、第1導電層2および第2導電層6が互いに接触することが必要である。この接触は、例えば、スタイラスペンまたは指を使用して、第1導電層2を第2導電層6に押圧することによって確立されてもよい。第1導電層2を、第2導電層6と物理的に接触させることによって、第2電極10において、第3電極12によって第2導電層6に印加される電流を測定することが可能になり、これについては、後述する。
抵抗膜式タッチ検出では、y方向およびx方向に対する、導電層2、6間の接触点の位置24aの座標を検出することが必要である。このため、図4に示すように、ある時点の電気力線が後の時点の電気力線とほぼ直交するように、電極12に変動電圧が印加される。
図4aから分かるように、電極12a、12bには、駆動部20a、20bによって+5Vの電位が供給され、電極12c、dには、駆動部20c、20dによって集合電位(mass potential)が供給される。第3電極12a、12bと、第3電極12c、12dとの間に形成される電気力線26が示される。電気力線に沿って、+5Vから集合電位に移動する電圧勾配が確立される。等電位線(図示せず)は、電気力線26に直交し、等電位の位置を規定する。
位置24bを測定するとき、第3電極12には、図4aに示すような電圧が供給される。位置24bでは、電圧は、y方向に沿って等電位線を規定する特定の値を有する。第2電極10および高入力抵抗A/D変換器で検知すると、若干の電流が、接触点を介して第2導電層6から第1導電層2に流れる。第2電極10を使用して第1導電層2上で測定される電圧は、接触点における電圧であってもよい。第1導電層2と第2導電層6との間の位置24bの接触点におけるこの電圧によって、位置26のy位置を判断することが可能になる。電圧は、高くまたは低くなる。すなわち、位置26は、y方向において、第3電極12aや12bに接近するか、または離れている。
図4aに従って電圧を供給した後、マイクロプロセッサ22は、駆動部20に命令し、図4bに示すような電圧を第3電極12に印加させる。+5V電位は、第3電極12a、12bから第3電極12a、12cに切り替えられる。集合電位は、第3電極12c、12dから第3電極12b、12dに切り替えられる。電極12a、12cから電極12b、12dへの経路である電気力線26が再度示される。等電位線(図示せず)は、電気力線26に直交し、等電位面を規定する。位置24bにおける接触点において、x方向の電位が明確に現れる。位置24bにおける接触点において、電圧は、駆動部20eを介して第2電極10において検知されてもよい。x方向における接触点の位置24bを測定することが可能になる。
その後、短い間隔、例えば、ミリ秒内で、図4aおよび図4bに従う電圧の印加を切り替えることによって、x方向およびy方向における接触点の位置24bを迅速に判断することが可能になる。したがって、抵抗膜式タッチ検出機能を提供することが可能になる。
電極10内の電流の絶対値を測定する際、導電層2、6を共に押圧する力の強度を判断することも可能であってもよい。電流の値が、接触面積のサイズに実質的に比例し得ることが分かっている。圧力が高ければ高いほど、接触面積は大きくなる。接触面積が大きいと、より電流が大きくなる。駆動部20eは、電流の値を測定し得る。この値から、マイクロプロセッサは、層2、6が共に押圧される力を判断することができる。これにより、抵抗膜式タッチ検出による力を検知することが可能になる。
図5は、メモリ32、CPU34、ディスプレイ駆動部36、ならびに通信ユニット38を有する携帯電話機30を示す。さらに、携帯電話機30は、保護層、例えば、透明樹脂を備えてもよいディスプレイ40を備える。ディスプレイは、第1導電層2、スペーサ4、第2導電層6、ガラス基板14、ならびに表示機器16を備える。ディスプレイ40により、ユーザインターフェースを、携帯電話機30のユーザに示すことが可能になる。例えば、ユーザインターフェースは、特定の番号をダイヤルするために、数字およびボタンを示し得る。例えば、MP3再生リストを示すための、メニューを閲覧するための、インターネット閲覧、アドレス帳閲覧、カレンダ閲覧、メッセージサービス、およびその同等物のための他のユーザインターフェースが、ディスプレイ40に表示されてもよい。ユーザは、ボタンまたはスライダの位置においてディスプレイに触れることによって、ディスプレイ40を動作させることができる。ディスプレイ40に触れることによって、CPU34は、携帯電話機30の利用に関する情報を受信し、携帯電話機30を適宜動作させることができる。ディスプレイ駆動部36は、ユーザの動作に応じて、ユーザインターフェースをディスプレイ40に供給し得る。ユーザインターフェースは、メモリ32からロードされ、ディスプレイ40上に表示されてもよい。通話設定または他の通信リンクの設定を選択すると、CPU34は、通信ユニット38に命令して、このような接続を確立させ得る。
図5に示す携帯電話機30の動作について、図6〜図8に示す。
ディスプレイ駆動部36は、図3に関連して説明したように、第1導電層2に静電位が供給される(42)ように、ディスプレイ40を駆動する。さらに、第2導電層6には、図3および図4に説明したように、電極12間で変動する電圧が供給される(44)。
次いで、第1導電層2が第2導電層6に押圧されるかが検知される(46)。第1導電層2が第2導電層6を押圧する力に応じて、接触点は、そのサイズを増加させ、第2電極10における電流は増加する。層2、6が共に押圧される力、すなわち、電極10において検知される電流が、特定の閾値を下回る場合(46a)、検知46は、継続する。
電流が、特定の閾値レベルを上回って増加した場合(46b)、ユーザインターフェースは作動する(48)。これによって、ユーザインターフェースを作動させるために力検知を使用することが可能になる。ディスプレイ40に軽く触れる場合、その力は、第2電極10を通る電流が閾値レベルを上回って増加するほど十分ではない。
図7は、さらなる実施形態に従う方法を示す。
静電位および脈動電位の供給(42、44)の後、第1導電層2は、静電容量式タッチ検出に使用される。導電片が第1導電層2に近づくことによって、電極8を通る電流が発生するか否かが測定される50。導電片が、層2に近接して検出される場合、ディスプレイ駆動部46によってディスプレイ40上に提供されるインターフェースは、指の使用のために最適化される。例えば、指の使用はスタイラスペンの使用ほど正確ではない。そこで、タッチボタンのサイズを大きくしてもよい。さらに、MP3リストまたは他のコンテンツをスライドするためのスライドバーを表示してもよい。静電容量式タッチ検出のためのユーザインターフェースの最適化(52)の後、ユーザインターフェースは、指入力により操作されてもよい(54)。
ユーザインターフェースが指の使用に従って操作される間、第2電極10における電流を測定することによって、ディスプレイ40に圧力が印加されているか否かが絶えず検知される。第2電極10における電流が、特定の閾値を下回る場合(56a)、ユーザインターフェースは、同じ状態にとどまる。しかし、検知された圧力56が、特定の閾値を上回ると(56b)、すなわち、第1導電層2と第2導電層6との接触点のサイズが、圧力の増加によって大きくなることによって、電極10を通る電流が増えると、抵抗膜式タッチ検出機能が作動する(58)。
抵抗膜式タッチ検出機能の作動時に、ユーザインターフェースは、ディスプレイ駆動部36によって、タッチ検出のために最適化される(60)。これは、ユーザが、指動作からスタイラス動作に切り替える場合に行われてもよい。スタイラスペンによって、ディスプレイ40内の特定のボタンおよびコンテンツのより正確な選択が可能になるため、ユーザインターフェースは、より小さくなり、より多くの選択可能な項目を含むようになってもよい。
抵抗膜式タッチ検出機能のためにユーザインターフェースを最適化する(60)ことに加え、静電容量式タッチ検出機能はオフになる(62)。これは、静電容量式タッチ検出機能が、抵抗式タッチ検出機能を干渉することを防止する。
抵抗膜式タッチ検出を行っている間、位置24bは、図3および図4に関連して説明するように、継続的に検知される(64)。
抵抗膜式タッチ検出モードである間、第1導電層2が依然として第2導電層6と接触しているか否かが継続的に検知される(66)。第2導電層6との接触が失われる時間が短い場合(66a)、抵抗膜式タッチ検出モードをそのまま継続してもよいだろう。第1導電層2と第2導電層6との接触が失われる時間が、特定の閾値を上回る場合(66b)、抵抗膜式タッチ検出モードの停止が決定される。
抵抗膜式タッチ検出がオフになり(68)、静電容量式タッチ検出が再びオンになり、導電片が第1導電層2に近接するか否かが再び検知される(50)。
図8は、実施形態に従うさらなる動作を示す。通信ユニット38によって、携帯電話機30において通話を受信する(70)場合、ユーザがその手をディスプレイ40上でスワイプしたり、ディスプレイ40に触れたりしているか否かが検知される。ユーザが、自身の手をディスプレイ40上でスワイプする場合、静電容量式タッチ検出機能は、導電層2に近接する導電片を検知し、それを、電話の拒否78として解釈されてもよい。また、ユーザが、第1導電層2を意図的に押圧し、第1導電層2を第2導電層6と接触させる場合、抵抗膜式タッチ検出機能が作動する。これは、電話に出ること(74)として解釈されてもよい。電話に出る(74)場合、ユーザが、電話機30を自身の耳まで移動することが想定される。このため、静電容量式タッチ検出は、ユーザインターフェース上の特定の項目を、ユーザが、自身の耳で無意識に選択することを防止するために、停止する(76)。
本発明の思想の範囲内でさらなる実施形態が可能である。静電容量式および抵抗膜式タッチ検出を1つだけの追加のワイヤと組み合わせることによって、駆動部18、20に変化を加えずに、ユースケースを増やすことが可能になる。本発明の実施形態に従うタッチ検出は、既知のタッチ検出よりも耐久性がある。さらに、このタッチ検出は、標準的なコントローラや専用ASICを使用して動作し得る。さらに、指がディスプレイに触れると、静電容量式タッチ検出はその近接した導電片を検出する一方で、スタイラスがディスプレイ40の表面に触れると、静電容量式測定はそれを検出しないため、ディスプレイ40が指またはスタイラスペンで触れられているか否かを検出することができる。したがって、ペンの使用と指の使用は、互いに容易に区別できる。実施形態に従う装置および方法は、タッチセンサの有用性を増大する。
加えて、図9は、実施形態に従う表示パネルのさらなる断面図を示す。本図面から分かるように、第1導電層2、スペーサ4、第2導電層6、および支持基板は、互いに重なって配置される。スペーサ4は、スペーサフレーム80と、例えば、互いに10mmの距離84で配置できる多数のスペーサドットとを含む。抵抗膜式タッチ検出は、上述のように実行できる。
他の実施形態(図示せず)によると、スペーサドット82は、その第1作動領域における密度が、少なくとも1つの別の作動領域における密度とは異なるように配置してもよい。例として、スペーサドット82の密度が特定の作動領域において高い場合、(隣接するスペーサドット82間の距離84が例えば5mmと小さい場合)、第1導電層2と第2導電層6との接触を引き起こすために必要な作動力は高くなくてはならないことを意味する。一方、スペーサドット82の密度が小さい場合、例えば隣接するスペーサドット間の距離84が10mmである場合、必要とされる作動力は、この領域において小さいだろう。
図10は、モバイルマルチメディア機器30aのさらなる上面図を示す。このマルチメディア機器30aは表示領域40を備えるが、この表示領域40は、3つの作動領域84、86、および88に分割される。第1作動領域84では、通常のアイコンメニューまたはアプリケーション閲覧が表示されてもよく、一方、第2作動領域86では、スライダ要素またはその同等物が表示されてもよい。第3作動領域88は、仮想的な送信キーおよび終了キーのような、重要なキー90、92、および94を備えてもよい。図示する実施形態では、通話キー90、メニューキー92、および終了キー94が配置される。
異なるアプリケーションが、異なる必要性を含み得る3つの作動領域84、86、および88において示されることから、3つの作動領域84、86、および88が、タッチ検出の観点から異なる感度を備えてもよいことが有利である場合がある。例えば、第3作動領域88における3つのキー90、92、および94の作動は、非常に重要であってもよい。したがって、この領域におけるランダムかつ安易なタッチによって、機能が簡単に実行されるべきではないとされるかもしれない。この領域88におけるスペーサドット82の数およびスペーサドット82の密度は、これらの機能の不要な作動を少なくとも低減するために、ユーザからの強い作動力が必要とされるように選択できる。第1作動領域84では、標準的な作動力が提供されてもよい。より具体的には、スペーサドット82の密度は、第3作動領域88の密度より小さくてもよい。さらに、第1電極8および第2電極10は、既に説明したように配置されてもよい。
スライダ要素に従う必要性は、前述のように異なってもよい。ユーザが、指を使用してスライダ要素を動作させる場合、箔が指の下で屈曲しないことが有利であってもよい。ユーザは、より良い感覚を有してもよい。このため、第1電極8のみを、第1導電層2の第2作動領域86に配置することによって、静電容量式タッチ検出だけが、第2作動領域86において可能であってもよい。ディスプレイ40が、より大きいまたは小さい作動領域を含んでもよく、この範囲は、それぞれの範囲において示されるアプリケーションに適切に適応できることを理解されたい。例えば、抵抗膜式タッチ検出だけが、作動領域において可能であってもよい。
本発明について、例示的実施形態を用いて上文に説明した。当業者に明白である代替方式および変形が存在し、それらが、添付の請求項の範囲および精神から逸脱することなく実装できることに留意されたい。
さらに、略ブロック図ならびにフローチャートにおける論理ブロックと、上記説明に提示されるアルゴリズムステップとは、電子ハードウェアおよび/またはコンピュータソフトウェアにおいて少なくとも部分的に実装されてもよく、この場合、それは、論理ブロック、フローチャートステップ、およびアルゴリズムステップの機能に依存し、かつ論理ブロック、フローチャートステップ、またはアルゴリズムステップが、ハードウェアまたはソフトウェアに実装される程度についてそれぞれの機器に課される設計制約に依存することが、当業者に容易に明確になる。提示された論理ブロック、フローチャートステップ、およびアルゴリズムステップは、例えば、1つ以上のデジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または他のプログラム可能な機器において実装されてもよい。コンピュータソフトウェアは、電気、磁気、電磁気、または光学式の多種多様なストレージ媒体に格納されてもよく、例えば、マイクロプロセッサ等のプロセッサによって読み取りおよび実行されてもよい。この目的を達成するために、プロセッサおよびストレージ媒体は、情報を交換するように連結されてもよく、またはストレージ媒体は、プロセッサに含まれてもよい。

Claims (42)

  1. ・ 第1電極および第2電極を含む第1導電層と、
    ・ 第3電極を含む第2導電層と、
    ・ 前記第1導電層を前記第2導電層から空間的に離間するスペーサと、
    を備え、
    ・ 前記第1電極は、少なくとも静電容量式タッチ検出のために設けられ、
    ・ 前記第2電極および第3電極は、抵抗膜式タッチ検出のために設けられる
    装置。
  2. 複数の前記第1電極が、前記第1導電層上でそれぞれ互いに対向するような位置に配置される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1電極は、前記第1導電層の角部に配置される、請求項2に記載の装置。
  4. 前記第1導電層は、第1作動領域および少なくとも第2作動領域を備える、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1電極は、前記第1及び第2作動領域のうちの少なくとも1つに配置され、前記第2電極は、前記第1及び第2作動領域のうちの少なくとも1つに配置される、請求項4に記載の装置。
  6. 前記スペーサは、スペーサフレームおよび多数のスペーサドットを少なくとも備える、請求項4に記載の装置。
  7. 前記スペーサドットの密度が前記第1作動領域と前記第2作動領域とで少なくとも異なる、請求項7に記載の装置。
  8. 前記第1導電層は湾曲状または平面状である、請求項1に記載の装置。
  9. 複数の前記第1電極にそれぞれ等しい電位が供給される、請求項1に記載の装置。
  10. 前記第1電極は、前記電極における電流変化を検知するために設けられる第1の電流センサに接続される、請求項1に記載の装置。
  11. 前記第2電極は、前記電極における電流変化を検知するために設けられる第1の電流センサに接続される、請求項1に記載の装置。
  12. 前記第1電極および/または前記第2電極は、前記電極における電流変化か、前記第1導電層と前記第2導電層との接触時に、前記第3電極によって前記第2導電層に印加される電圧かのいずれかを選択的に検知するために設けられるセンサに接続される、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第2電極は1つだけ設けられる、請求項1に記載の装置。
  14. 前記第2電極は、前記第1導電層における前記第1電極から空間的に離隔して配置される、請求項1に記載の装置。
  15. 前記第2電極は、前記第1導電層の周縁部に位置する、請求項1に記載の装置。
  16. 前記第2電極は、前記第1導電層と前記第2導電層との接触時に、前記第3電極によって前記第2導電層に印加される電圧を検知するために設けられる第2の電流センサに接続される、請求項1に記載の装置。
  17. 複数の前記第3電極が、前記第2導電層上でそれぞれ対向する位置に配置される、請求項1に記載の装置。
  18. 前記第3電極は、前記第2導電層の角部に配置される、請求項1に記載の装置。
  19. 静電容量式検知領域が、抵抗膜式タッチ検知領域に重なるように、前記第1導電層は前記第2導電層よりも大きい、請求項1に記載の装置。
  20. 前記第2導電層は、前記第1導電層と同じ大きさに形成される、請求項1に記載の装置。
  21. 前記第3電極は、前記第2導電層上の電場の力線が、ある時点の力線が後の時点の力線とほぼ直交するということが連続するようにスイッチに接続される、請求項1に記載の装置。
  22. 前記第3電極は、連続的な前記第3電極の組が等電位にあるようにスイッチに接続される、請求項1に記載の装置。
  23. 前記第3電極は、第1の組の前記第3電極が第1の電位にあり、第2の組の前記第3電極が第2の電位にあるようにスイッチに接続される、請求項1に記載の装置。
  24. 前記第1導電層および前記第2導電層は透明である、請求項1に記載の装置。
  25. 前記第1導電層および前記第2導電層は、
    A)インジウムスズ酸化物、
    B)酸化アンチモンスズ、
    C)PEDOT、
    D)オルガコン、
    E)導電性有機材料、
    F)導電性インク、
    G)カーボンナノチューブ塗膜、
    H)導電性プラスチック、
    I)導電性塗料、
    J)金属メッシュ、
    のうちの少なくとも1つから作製される、請求項1に記載の装置。
  26. 前記第1導電層は、前記第2導電層の上に配置される、請求項1に記載の装置。
  27. 前記第1導電層および/または前記第2導電層は、柔軟性を有する層である、請求項1に記載の装置。
  28. 前記第2導電層は、安定的な層である、請求項1に記載の装置。
  29. 請求項1に記載の装置を備えるタッチセンサ式表示パネル。
  30. メモリ、プロセッサ、ディスプレイ、および請求項1に記載の装置を備えるモバイルマルチメディア機器。
  31. ・ 複数の第1電極を備える第1導電層に第1の電圧を印加することと、
    ・ 複数の第3電極を備える第2導電層に第2の電圧を印加することと、
    ・ 前記第1導電層上の前記第1電極を使用して、静電容量式タッチ検出機能を提供することと、
    ・ 前記第1導電層と前記第2導電層との間の接触を検知すべく、前記第1導電層上に配置される第2電極を少なくとも使用することにより、抵抗膜式タッチ検出機能を提供することと、
    を含む、方法。
  32. 前記第1導電層には時間的に変動しない電圧が印加される、請求項31に記載の方法。
  33. 前記第2導電層には時間的に変動する電圧が印加される、請求項31に記載の方法。
  34. 前記第2導電層に印加される電圧は、第1の電気力線が、時間的に後の第2の電気力線にほぼ直交するように、電場の力線の方向を時間的に変化させる、請求項31に記載の方法。
  35. 電流変化により、前記第1導電層の近くで導電片を検知することは、表示パネルのユーザインターフェースを作動させる、請求項31に記載の方法。
  36. 前記第1導電層は、ユーザインターフェースを介して閲覧することを提供する、請求項31に記載の方法。
  37. 前記第1導電層および前記第2導電層の接触を検知することは、表示パネルのユーザインターフェースを作動させる、請求項31に記載の方法。
  38. 前記第1導電層および前記第2導電層が、前記第1導電層を前記第2導電層に押圧することによって接触すると、抵抗膜式タッチ検出機能が作動する、請求項31に記載の方法。
  39. 前記ユーザインターフェースの待機モードにおいてのみ、抵抗膜式タッチ検出機能が作動する、請求項31に記載の方法。
  40. 前記第2導電層から前記第1導電層に印加される電圧を検知すると、前記第1導電層に印加される電圧はオフになる、請求項31に記載の方法。
  41. 前記第2導電層から前記第1導電層に印加される電圧が存在しないことを検知すると、前記第1導電層に印加される電圧はオンになる、請求項31に記載の方法。
  42. ・ 第1電極および第2電極を含む第1導電層を形成するために設けられる第1の導電性手段と、
    ・ 第3電極を含む第2導電層を形成するために設けられる第2の導電性手段と、
    ・ 前記第1の導電性手段を前記第2の導電性手段から空間的に離間するように配置されるスペーサ手段と、
    を備え、
    ・ 前記第1電極は、少なくとも静電容量式タッチ検出のために設けられ、
    ・ 前記第2電極および第3電極は、抵抗膜式タッチ検出のために設けられる、
    装置。
JP2010510832A 2007-06-21 2008-06-20 タッチセンサと、タッチセンサを動作させるための方法 Withdrawn JP2010529546A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/766,568 US20080316182A1 (en) 2007-06-21 2007-06-21 Touch Sensor and Method for Operating a Touch Sensor
PCT/EP2008/057860 WO2008155409A2 (en) 2007-06-21 2008-06-20 Touch sensor and method for operating a touch sensor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010529546A true JP2010529546A (ja) 2010-08-26

Family

ID=40135977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010510832A Withdrawn JP2010529546A (ja) 2007-06-21 2008-06-20 タッチセンサと、タッチセンサを動作させるための方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20080316182A1 (ja)
EP (1) EP2156278A2 (ja)
JP (1) JP2010529546A (ja)
KR (1) KR20100022059A (ja)
CN (1) CN101689088A (ja)
WO (1) WO2008155409A2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101532403B1 (ko) * 2013-02-28 2015-06-30 임종민 정전용량식 터치 패널용 저항막 터치 필름
WO2018051708A1 (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 コニカミノルタ株式会社 照明装置

Families Citing this family (65)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090096763A1 (en) * 2007-10-16 2009-04-16 Epson Imaging Devices Corporation Touch panel, display device with input function, and electronic apparatus
US20090096762A1 (en) * 2007-10-16 2009-04-16 Epson Imaging Devices Corporation Input device, display device with input function, and electronic apparatus
CN101656769B (zh) * 2008-08-22 2012-10-10 清华大学 移动电话
TWI397006B (zh) * 2007-10-30 2013-05-21 Asustek Comp Inc 觸控顯示裝置及判斷觸控方式之方法
TW200925954A (en) * 2007-12-12 2009-06-16 J Touch Corp Hybrid touch panel and method making thereof
US20090160666A1 (en) * 2007-12-21 2009-06-25 Think/Thing System and method for operating and powering an electronic device
US20090189875A1 (en) * 2008-01-29 2009-07-30 Research In Motion Limited Electronic device and touch screen display
KR100943989B1 (ko) * 2008-04-02 2010-02-26 (주)엠아이디티 정전용량식 터치스크린
KR100975868B1 (ko) * 2008-07-23 2010-08-13 삼성모바일디스플레이주식회사 평판 표시장치
US8058884B2 (en) * 2008-08-20 2011-11-15 Synaptics Incorporated System and method for measuring a capacitance and selectively activating an indicating transducer
US10375223B2 (en) * 2008-08-28 2019-08-06 Qualcomm Incorporated Notifying a user of events in a computing device
TW201013485A (en) * 2008-09-30 2010-04-01 Tpk Touch Solutions Inc Touch-control position sensing method for a touch-control device
TWI398810B (zh) * 2008-11-04 2013-06-11 Wintek Corp 多點觸控電阻式觸控面板及其多觸控點之偵測方法與應用其之電子裝置
US20100141591A1 (en) * 2008-12-09 2010-06-10 Lin Chien-Huang Composite touch panel and method for operating the same
US8669944B2 (en) * 2008-12-15 2014-03-11 Sony Corporation Touch sensitive displays with layers of sensor plates providing capacitance based proximity sensing and related touch panels
KR101050434B1 (ko) * 2008-12-29 2011-07-19 주식회사 이디 개선된 구조의 신체 감응식 터치 스위치 장치
US8305358B2 (en) * 2009-02-10 2012-11-06 Sony Ericsson Mobile Communications Ab Sensor, display including a sensor, and method for using a sensor
CN101825961B (zh) * 2009-03-03 2013-11-06 宸鸿光电科技股份有限公司 整合式触控装置
CN101833387B (zh) * 2009-03-13 2013-09-11 宸鸿光电科技股份有限公司 感压式触控装置
JP5100738B2 (ja) 2009-04-22 2012-12-19 株式会社ジャパンディスプレイイースト 入力装置、およびそれを備えた表示装置
US8355887B1 (en) 2009-04-24 2013-01-15 Cypress Semiconductor Corporation Proximity based gesturing devices, systems and methods
JP5164930B2 (ja) * 2009-06-05 2013-03-21 株式会社ジャパンディスプレイウェスト タッチパネル、表示パネル、および表示装置
JP5854991B2 (ja) * 2009-06-24 2016-02-09 マイクロチップ テクノロジー ジャーマニー ゲーエムベーハー ディスプレイデバイスの電極配置
JP2011022961A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 Panasonic Corp 入力制御装置
US9069405B2 (en) * 2009-07-28 2015-06-30 Cypress Semiconductor Corporation Dynamic mode switching for fast touch response
US8723827B2 (en) 2009-07-28 2014-05-13 Cypress Semiconductor Corporation Predictive touch surface scanning
TWI398800B (zh) * 2009-08-14 2013-06-11 Htc Corp 觸控面板及其輸出方法
EP2290510B1 (en) * 2009-08-27 2018-07-04 BlackBerry Limited Touch-sensitive display with capacitive and resistive touch sensors and method of control
FI127197B (fi) * 2009-09-04 2018-01-31 Canatu Oy Kosketusnäyttö ja menetelmä kosketusnäytön valmistamiseksi
KR101755394B1 (ko) 2010-04-12 2017-07-11 삼성전자주식회사 휴대용 단말기의 터치 입력 장치 및 방법
KR20110103287A (ko) * 2010-04-20 2011-09-20 삼성전기주식회사 저항막식 터치스크린의 멀티터치 식별방법
KR101119373B1 (ko) * 2010-07-09 2012-03-06 삼성전기주식회사 하이브리드 터치패널의 작동방법
JP5704854B2 (ja) * 2010-07-26 2015-04-22 オリンパスイメージング株式会社 表示装置
CN102576276B (zh) * 2010-08-23 2017-05-10 谱瑞科技股份有限公司 电容扫描邻近侦测
KR101367569B1 (ko) * 2010-12-29 2014-02-28 주식회사 엘지화학 터치 스크린 및 이의 제조방법
JP5797414B2 (ja) * 2011-01-27 2015-10-21 富士通コンポーネント株式会社 タッチパネル及び位置検出方法
CN102736809A (zh) * 2011-04-08 2012-10-17 宇辰光电股份有限公司 可加速反应时间与防止干扰的触屏面板
US9727176B2 (en) 2011-06-21 2017-08-08 Synaptics Incorporated Capacitive sensor pattern
US10004286B2 (en) * 2011-08-08 2018-06-26 Ford Global Technologies, Llc Glove having conductive ink and method of interacting with proximity sensor
CN102520825B (zh) * 2012-01-13 2015-04-22 东莞市远峰科技有限公司 兼容电容式和电阻式触摸屏的fpc接口电路及设计方法
US9134807B2 (en) 2012-03-02 2015-09-15 Microsoft Technology Licensing, Llc Pressure sensitive key normalization
US9360893B2 (en) 2012-03-02 2016-06-07 Microsoft Technology Licensing, Llc Input device writing surface
US9870066B2 (en) 2012-03-02 2018-01-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Method of manufacturing an input device
USRE48963E1 (en) 2012-03-02 2022-03-08 Microsoft Technology Licensing, Llc Connection device for computing devices
US9298236B2 (en) 2012-03-02 2016-03-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Multi-stage power adapter configured to provide a first power level upon initial connection of the power adapter to the host device and a second power level thereafter upon notification from the host device to the power adapter
US8873227B2 (en) 2012-03-02 2014-10-28 Microsoft Corporation Flexible hinge support layer
US9426905B2 (en) 2012-03-02 2016-08-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Connection device for computing devices
US9064654B2 (en) 2012-03-02 2015-06-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Method of manufacturing an input device
US9075566B2 (en) 2012-03-02 2015-07-07 Microsoft Technoogy Licensing, LLC Flexible hinge spine
JP5955074B2 (ja) * 2012-04-23 2016-07-20 富士通コンポーネント株式会社 タッチパネル
US20130300590A1 (en) 2012-05-14 2013-11-14 Paul Henry Dietz Audio Feedback
US10031556B2 (en) 2012-06-08 2018-07-24 Microsoft Technology Licensing, Llc User experience adaptation
US9019615B2 (en) 2012-06-12 2015-04-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Wide field-of-view virtual image projector
US8964379B2 (en) 2012-08-20 2015-02-24 Microsoft Corporation Switchable magnetic lock
JPWO2014076803A1 (ja) * 2012-11-15 2016-09-08 パイオニア株式会社 情報処理装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
KR101472080B1 (ko) * 2012-12-27 2014-12-17 (주)멜파스 터치 센싱 장치 및 방법
US10254815B2 (en) * 2013-03-08 2019-04-09 Microchip Technology Incorporated Using capacitive proximity detection with resistive touch screens for wake-up
US9304549B2 (en) 2013-03-28 2016-04-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Hinge mechanism for rotatable component attachment
US9632638B2 (en) 2014-09-10 2017-04-25 Synaptics Incorporated Device and method for force and proximity sensing employing an intermediate shield electrode layer
US9424048B2 (en) 2014-09-15 2016-08-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Inductive peripheral retention device
KR102230808B1 (ko) 2014-10-13 2021-03-24 삼성디스플레이 주식회사 터치 스크린 패널
US10447847B2 (en) * 2015-09-25 2019-10-15 Huawei Technologies Co., Ltd. Terminal device and incoming call processing method
CN107918502A (zh) * 2016-10-10 2018-04-17 晨星半导体股份有限公司 互容式压力传感器以及触控显示装置与其压力感测方法
US11237687B2 (en) 2019-01-25 2022-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Systems and methods for touch detection using electric field tomography through resistive sheet
JP7322681B2 (ja) * 2019-12-02 2023-08-08 株式会社アイシン 静電容量センサ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07283817A (ja) * 1994-04-11 1995-10-27 Sumitomo Electric Ind Ltd Atm−lanノード間フロー制御方法
JP2000244521A (ja) * 1999-02-22 2000-09-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 通信方法及び通信装置
JP2002314593A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Nec Corp フロー制御装置及びそれに用いるフロー制御方法
JP2003060695A (ja) * 2001-08-15 2003-02-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> トラヒック制御装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5815141A (en) * 1996-04-12 1998-09-29 Elo Touch Systems, Inc. Resistive touchscreen having multiple selectable regions for pressure discrimination
US20010013855A1 (en) * 1998-06-12 2001-08-16 Jean-Philippe Fricker Resistive and capacitive touchpad
US20030067447A1 (en) * 2001-07-09 2003-04-10 Geaghan Bernard O. Touch screen with selective touch sources
KR100685954B1 (ko) * 2002-12-24 2007-02-23 엘지.필립스 엘시디 주식회사 터치 패널
US8063886B2 (en) * 2006-07-18 2011-11-22 Iee International Electronics & Engineering S.A. Data input device

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07283817A (ja) * 1994-04-11 1995-10-27 Sumitomo Electric Ind Ltd Atm−lanノード間フロー制御方法
JP2000244521A (ja) * 1999-02-22 2000-09-08 Sumitomo Electric Ind Ltd 通信方法及び通信装置
JP2002314593A (ja) * 2001-04-18 2002-10-25 Nec Corp フロー制御装置及びそれに用いるフロー制御方法
JP2003060695A (ja) * 2001-08-15 2003-02-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> トラヒック制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101532403B1 (ko) * 2013-02-28 2015-06-30 임종민 정전용량식 터치 패널용 저항막 터치 필름
WO2018051708A1 (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 コニカミノルタ株式会社 照明装置
US10785846B2 (en) 2016-09-13 2020-09-22 Konica Minolta, Inc. Illumination device

Also Published As

Publication number Publication date
KR20100022059A (ko) 2010-02-26
WO2008155409A2 (en) 2008-12-24
US20080316182A1 (en) 2008-12-25
EP2156278A2 (en) 2010-02-24
CN101689088A (zh) 2010-03-31
WO2008155409A3 (en) 2009-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010529546A (ja) タッチセンサと、タッチセンサを動作させるための方法
US9354714B2 (en) Keypad with integrated touch sensitive apparatus
KR101021440B1 (ko) 터치입력장치, 이를 이용한 휴대기기 및 그 제어방법
US8633903B2 (en) Large size capacitive touch screen panel
US8542203B2 (en) Touchpad with strip-shaped input area
KR101362843B1 (ko) 터치 스크린 장치와 그 방법
EP2284669B1 (en) Touch panel and output method therefor
US20140043265A1 (en) System and method for detecting and interpreting on and off-screen gestures
US20100026654A1 (en) Coordinate input device
TW200844825A (en) Tilting touch control panel
WO2010106759A1 (ja) センサ装置及び情報処理装置
US20100300772A1 (en) Depressable touch sensor
US20090002199A1 (en) Piezoelectric sensing as user input means
EP2405327A1 (en) Integrated touch control device
EP2555095A2 (en) Touch panel and method for manufacturing the same
KR20090041786A (ko) 촉각센서를 이용한 터치스크린과 그 제조 방법 및 이터치스크린의 알고리즘 구현 방법
CN104272227A (zh) 电容触摸近场-远场切换
US20140374230A1 (en) Pressure sensitive keys with a single-sided direct conduction sensor
US10353485B1 (en) Multifunction input device with an embedded capacitive sensing layer
JP2011221677A (ja) 電子機器及び操作検知方法
KR20100054274A (ko) 터치입력장치 및 이를 이용한 접촉위치 및 힘의 세기 획득방법
JP3200386U (ja) タッチディスプレイ装置
CA2641537A1 (en) Touch sensor for a display screen of an electronic device
US20110090150A1 (en) Input processing device
EP2494429B1 (en) Method and device for providing a touch screen with equi-potential connection points

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110920