JP2010528789A - カートリッジから容器に液体を移送する装置 - Google Patents
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Abstract
第1の容器から第2の容器に流体を移送する装置および方法であって、
装置は、中に流体(126)を有している第1の容器(112)を有しており、
上記第1の容器は膜(124)と、ピストン(122)と、によってシールされており、
上記第2の容器は、穴あけ可能な膜(132)によってその口部をシールされており、対向する端部にはプランジャー(130)を有しており、
可動式の針付きシャトル(116)は、第1(144)および第2(146)の穴あけ端部を有しており、
装置は、上記第2の容器に対する上記第1の容器の促進の下、2つめの上記穴あけ端部(144)は、上記第2の容器のプランジャー(130)に穴をあけるように構成されており、第1の穴あけ端部(146)は、上記第1の容器の上記膜(124)に穴をあけるように構成されている。
【選択図】 図15A
装置は、中に流体(126)を有している第1の容器(112)を有しており、
上記第1の容器は膜(124)と、ピストン(122)と、によってシールされており、
上記第2の容器は、穴あけ可能な膜(132)によってその口部をシールされており、対向する端部にはプランジャー(130)を有しており、
可動式の針付きシャトル(116)は、第1(144)および第2(146)の穴あけ端部を有しており、
装置は、上記第2の容器に対する上記第1の容器の促進の下、2つめの上記穴あけ端部(144)は、上記第2の容器のプランジャー(130)に穴をあけるように構成されており、第1の穴あけ端部(146)は、上記第1の容器の上記膜(124)に穴をあけるように構成されている。
【選択図】 図15A
Description
本発明は、移送装置、より具体的には、第1のカートリッジから第2の容器に液体内容物を移送するのに適している移送装置に関連する。
製剤分野において、薬剤は、第1の型の容器に入れられるので、第2の型の容器に移送される必要がある。理由は、第2の型の容器は、特殊化されたものであり、既知の製造ラインにおいて充填するのが困難だからである。第2の状況は、第1の流体と混合される第2の薬剤成分が入っている第2の容器に前記第1の流体を移送しようとするときに起こりうる。この点において、PCT出願CA2005/001839について言及され、その教義は、参照することにより本明細書に含まれる。
本発明の目的は、第1の容器から第2の容器に流体を移送する装置を提供することである。
本発明のさらなる目的は、無菌環境において、第1の容器から第2の容器に流体を移送する装置を提供することである。
本発明のさらなる目的は、第2の容器の中の全ての空気またはその他のガスを実質上全て排出すると同時に、第1の容器から第2の容器に流体を移送する装置を提供することである。
本発明の一様態によると、流体を移送する装置であって、前記装置は、ハウジングと、中に流体を有している第1の容器であって、前記第1の容器は、開いた上部を有しており、前記開いた上部は、膜と、前記第1の容器内に位置しているピストンと、によってシールされており、前記ピストンおよび前記膜は、前記流体を有しているコンパートメントを画定している、第1の容器と、第2の容器であって、前記第2の容器は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記開いた上部は、穴あけ可能な膜と、前記空洞内のプランジャーと、によってシールされており、前記プランジャーは、前記穴あけ可能な膜および前記プランジャー間のあらゆる空気を最小限にするために、前記膜に近接して位置している、第2の容器と、を具備し、前記第1の容器および前記第2の容器は、前記ハウジング内の対向する端部に位置しており、可動式の針付きシャトルを具備し、前記針付きシャトルは、第1および第2の穴あけ端部と、前記穴あけ端部間で延在している流体通路と、を有しており、前記装置は、2つめの前記穴あけ端部が、前記第2の容器の前記プランジャーに穴をあけるために適合されており、1つめの前記穴あけ端部は、前記複数の容器のうちの1つが、前記穴あけ端部に接触するために、前記容器のもう一方の方向へ移動されるとき、前記第1の容器の前記膜に穴をあけるために設計されている、移送する装置が提供されている。
本発明のさらなる様態によると、第1の容器から第2の容器に流体を移送する方法であって、前記第1の容器は、膜と、前記第1の容器内に位置しているピストンと、によってシールされている開いた上部を有しており、前記ピストンおよび前記膜は、中に前記流体を有しているコンパートメントを画定し、前記第2の容器は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記開いた上部は、穴あけ可能な膜と、前記空洞内のプランジャーと、によってシールされており、前記プランジャーは、前記膜および前記プランジャー間のあらゆる空気を最小限にするために、前記膜に近接して位置している、流体を移送する方法は、中に可動式のシャトルを有しているハウジングを供給するステップであって、前記シャトルは、前記第1および第2の穴あけ端部間で延在している流体通路を持つ両端に位置されている第1および第2の穴あけ部材を有している、供給するステップと、前記第2の容器を前記ハウジング内に置くステップと、中に前記流体を有している前記第1の容器を前記ハウジング内に置くステップと、前記穴あけ部材が、前記第2の容器の前記プランジャーと、前記第1の容器の前記穴あけ可能な膜と、に穴をあけるように、前記容器の1つを促進するステップと、前記流体が、前記第1の容器から前記流体通路を通って、前記第2の容器に進み、前記プランジャーが前記開いた下部の方向へ後方に動くように、第1の容器のピストンに圧力を加えるステップと、を具備する、移送する方法が提供されている。
本発明のさらに他の様態によると、流体を移送する装置であって、前記装置は、 ハウジングと、中に流体を有している第1の容器であって、前記第1の容器は、開いた上部、前記開いた上部をシールしている膜を有している、第1の容器と、第2の容器であって、前記第2の容器は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記開いた上部は、穴あけ可能な膜と、前記開いた下部をシールするために前記空洞内にあるプランジャーと、によってシールされている、第2の容器と、前記第2の容器内からその外部までの漏れ口であって、疎水性の膜は、前記漏れ口をシールしている、漏れ口と、を具備し、前記第1および第2の容器は、前記ハウジングの対向する端部に取り付けられており、可動式の針付きシャトルは、前記ハウジングの中間にある前記第1および第2の容器の中に取り付けられており、前記針付きシャトルは、第1および第2の穴あけ端部を有しており、流体通路は、前記第1および第2の穴あけ端部間で延在している、移送する装置が提供されている。
本発明のさらなる様態によると、第1の容器から第2の容器に流体を移送する方法であって、前記方法は、中に流体を有している第1の容器を供給するステップであって、前記第1の容器は、穴あけ可能な膜によってシールされている開いた上部と、もう一方の端部にはピストンと、移送される流体を受け入れるための第2の容器と、を有しており、前記第2の容器は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記開いた上部は、穴あけ可能な膜によってシールされており、プランジャーは、前記開いた下部をシールしており、漏れ口は、前記空洞から前記容器の外部に延在しており、前記漏れ口の中には、疎水性の膜が取り付けられており、針付きシャトルは、前記第1および第2の穴あけ端部の間で延在している流体通路を持つ第1および第2の穴あけ端部を有している、供給するステップと、前記第1の容器を前記ハウジング内の一方の端部に置くステップと、前記第2の容器を前記ハウジングの中の第2の端部に置くステップと、前記針付きシャトルが、前記第2の容器の方向へ促進し、それによって、前記第1の穴あけ端部が、前記第2の容器の前記プランジャーに穴をあけて、前記第2の穴あけ端部が、前記第1の容器の前記膜に穴をあけるように、前記第1の容器を促進するステップと、前記流体が、前記第2の容器に促進されるようにし、そこから、前記漏れ口および前記疎水性の膜を通って、実質上全ての空気を排出するために、前記ピストンに、圧力を加えるステップと、を具備する、移送する方法が提供されている。
本発明のさらなる様態によると、流体を移送する装置であって、前記装置は、ハウジングと、中に流体を有している第1の容器であって、前記第1の容器は、開いた上部および開いた下部を有しており、前記開いた上部は、膜によってシールされており、前記開いた下部は、ピストンによってシールされている、第1の容器と、
第2の容器であって、前記第2の容器は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記開いた上部は、穴あけ可能な膜によってシールされており、プランジャーは、前記開いた下部をシールしている前記空洞内にある、第2の容器と、を具備し、前記第1の容器および前記第2の容器は、前記ハウジング内の対向する端部に位置しており、可動式の針付きシャトルを具備し、前記針付きシャトルは、第1および第2の穴あけ端部と、前記穴あけ端部間で延在している流体通路と、を有し、前記第1の容器の後方に位置されているプッシャー機構を具備し、前記プッシャー機構は、第1のプッシング部材および第2のプッシング部材を有しており、前記第1のプッシング部材は、前記第1の容器の胴体を押すために設計されており、前記第2のプッシング部材は、前記ピストンを押すために設計されており、前記装置は、最初のプッシング移動の下、前記第1のプッシング部材が、前記胴体に接触して、前記第1の容器および手段を促進し、その後、前記第2のプッシャー部材が前記ピストンに圧力を加えるのを可能にする、移送する装置が提供されている。
第2の容器であって、前記第2の容器は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記開いた上部は、穴あけ可能な膜によってシールされており、プランジャーは、前記開いた下部をシールしている前記空洞内にある、第2の容器と、を具備し、前記第1の容器および前記第2の容器は、前記ハウジング内の対向する端部に位置しており、可動式の針付きシャトルを具備し、前記針付きシャトルは、第1および第2の穴あけ端部と、前記穴あけ端部間で延在している流体通路と、を有し、前記第1の容器の後方に位置されているプッシャー機構を具備し、前記プッシャー機構は、第1のプッシング部材および第2のプッシング部材を有しており、前記第1のプッシング部材は、前記第1の容器の胴体を押すために設計されており、前記第2のプッシング部材は、前記ピストンを押すために設計されており、前記装置は、最初のプッシング移動の下、前記第1のプッシング部材が、前記胴体に接触して、前記第1の容器および手段を促進し、その後、前記第2のプッシャー部材が前記ピストンに圧力を加えるのを可能にする、移送する装置が提供されている。
本発明のさらなる様態によると、第1の容器から第2の容器に流体を移送する装置であって、前記装置は、上位のハウジングであって、前記上部のハウジングは、開いた上部および開いた下部を有しており、前記開いた上部は、前記第2の容器を受け入れるために設計されており、前記第2の容器は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記第2の容器の前記開いた上部は、穴あけ可能な膜と、前記空洞内のプランジャーと、によってシールされており、前記プランジャーは、前記膜および前記プランジャー間のあらゆる空気を最小限にするために、前記膜に近接して位置しており、漏れ口は、前記空洞と、前記胴体の外部と、の間で延在しており、疎水性の膜は、前記漏れ口をシールしている、上位のハウジングと、下位のハウジングであって、前記下位のハウジングは、開いた上部および開いた下部を有しており、前記開いた下部は、前記第1の容器を受け入れるために設計されている、下位のハウジングと、前記第1および第2の容器の中間に取り付けられている針付きハブであって、前記針付きハブは、第1および第2の穴あけ端部を持つカニューレを有しており、流体通路は、前記第1および第2の端部間で延在している、針付きハブと、前記第1の穴あけ端部に対して延在しているシースであって、前記シースは、前記針付きハブに取り付けられている、シースと、前記針付きハブの外壁と、隣接した壁と、の間で延在しているシール手段と、を具備する、移送する装置が提供されている。
本明細書では、次の用語、ピストン、プランジャーおよび膜は全て、針またはその他の穴あけ部材によって穴あけ可能である部材を指す。概して、膜という用語は、容器の口部に対する部材を示し、一方では、ピストンまたはプランジャーは、容器の胴体内で移動可能な部材を指す。
さらに、本明細書では、遠部(distal)という用語は、概して、ディスペンディング端部(dispensing end)にある部材または部品の端部を指し、一方で近部(proximal)部という用語は、流体がそこから移動される端部を指す。
本発明の一実施形態において、流体は、従来の充填ラインにおいて充填されるように設計されているカートリッジのような、標準的な製剤の容器である第1の容器から移送される。第2の容器は概して、充填可能ではない容器であるか、または標準的な製剤の充填ラインにおいて充填するのが難しい容器である。しかしながら、先述したように、本発明の装置および方法は、第1の流体と混合される第2の薬剤成分が入っている第2の容器に、流体を移送するためにも用いられうる。
本発明の第1の実施形態において、第2の容器は、容器の口部をカバーしている膜に近接して位置しているプランジャーを有する移送装置に供給される。その後、容器は、プランジャーを通して充填されるので、容器の中の空気量は最小限にされる。第1の容器は、通常、シリンジの胴体であり、シャトルまたは針付きハブは、2つの別々の穴あけ端部を有しているカニューレを支持しており、1つめは第1の容器の膜に穴をあけるように設計されており、2つめは第2の容器のプランジャーに穴をあけるように設計されている。
穴をあける順番は、変化する。それゆえ、アレンジメントを利用することができ、第1の容器の胴体に加えられる力によって、針付きハブまたはシャトルは、第2の穴あけ端部が第1の容器の膜の穴あけに続いて順次第2の容器のプランジャーに穴をあけるように、促進される。代替として、第1の容器の中の流体に圧力を加えないようにするための特別な方法を用いることによって、第1の容器の膜は、第2の容器のプランジャーの穴あけに続いて最初に穴をあけられる。
本発明の実施形態のうちの1つにおいて、移送操作の間、無菌状態を維持するために、様々なシール手段が採用される。
本発明について概して説明してきたが、以下で、本発明の実施形態を図解している添付図面に言及する。
詳細な図面を参照して、およびその参照符号によると、図1には、参照数字110によって概して示されている移送装置が図解されている。
移送装置110は、通常の流体が入っているカートリッジ112と、流体が移送される容器114と、シャトル116と、を含む。
カートリッジ112は、円筒状の胴体120を有し、あらゆる適切な寸法を持つ。図解された実施形態にあるのは、その一方の端部に位置しているピストン122を持つ、引き伸ばされた形状のカートリッジである。もう一方の端部には、穴あけ可能な膜124が備えられており、円筒状の胴体120には、容器114に移送される流体126が入っている。
容器114は、その一方の端部に位置している穴あけ可能なプランジャー130を持つ円筒状の容器の形状を設ける外壁128を有する。穴あけ可能な膜132はもう一方の端部に位置している。
シャトル116は、その一方の端部から延在している脚部138を持つ本体部分136を含む。図解された実施形態において、2つのこのような脚部138が備えられている。各脚部138は、その端部に、斜めに外方へ延在するフランジ140を有する。
本体部分136を貫通しているのは、その一方の端部に位置している第1の穴あけチップ144と、もう一方の端部に位置している第2の穴あけチップ146と、を有するカニューレである。必要に応じて、穴あけチップにある露出した端部の一方または両方に対して、シースが置かれる。
移送装置110は、外側のハウジング150も含む。ハウジング150の内壁上には、壁が縮小された厚さになる肩部152が備えられている。縮小された厚さを持つ端部には、可動式のバイアス部材154が備えられている。ハウジング150は、キャップ158を受け入れるように設計されているねじ部も含む。
図1に示されているように、カートリッジ112は移送装置110内に装填されている。その後、図2Aに図解されているように、カートリッジ112の継続された移動は、カートリッジ112の肩部に脚部138が係合する結果、シャトル116を移動させる。これは、今度は、カニューレの穴あけ可能なチップ144によるプランジャー130の穴あけをもたらす。
図2Bに示されているように、シャトルの継続された移動は、プランジャー130を促進させ、容器114から、その中にある空気または他のガス物質を取り除く。カートリッジ112のさらなる移動によって、その後、カニューレの穴あけ可能なチップ146は、カートリッジ112の膜124に穴をあける。容器114は、その肩部とバイアス部材154が係合しているため、移動することができないということに留意されたい。図2Cに示されているように、カートリッジ112の膜124の穴あけは、脚部138がハウジング150のより厚い部分から移動し、肩部152を過ぎ(past)、カートリッジ112の移動を可能にすることによって達成される。
図3に図解されているように、キャップ158はその後インデックスされ(index)、部材154は外方へ移動し、キャップ158に係合し、容器114の促進を可能にする。言い換えれば、可動式の部材154は、キャップ158によって保持されており、キャップがインデックスされるまたは上方へ移動されるとすぐに、外方へ偏向される。軟質のタブのようなあらゆる適切な装置が利用される。
その後、ピストンロッド162は、図4Aおよび4Bに示されているように、ピストン122に接触して係合され、矢印によって示されているように圧力がかけられる。その間、図4Aおよび4Bに図解されているように、流体126はカートリッジ112から容器114に移送される。最後のステップとして、キャップ158は取り除かれ、容器114に接触することができる(access may be had to container 114)。
ここで、図6ないし10に図解されている実施形態について言及する。200番台における同様の参照数字は、先述したものと同様である、構成部品に対して採用されている。
この実施形態の移送装置は、参照数字210によって概して示されている。移送装置210は、通常の流体が入っているカートリッジ212と、容器214と、流体が移送されるシャトル216と、を含む。
カートリッジ212は、円筒状の胴体220を含み、その一方の端部に位置しているピストン222を有する。もう一方の端部には、穴あけ可能な膜224が備えられている。その中の流体226は、ピストン222および膜224によって設けられている空洞の中に入っている。
容器214は、概して円筒状の容器を設ける外壁228を有し、この容器は、その一方の端部に穴あけ可能なプランジャー230を含む。膜232は、もう一方の端部に位置している。
シャトル216は、その一方の端部から延在している脚部238を持つ本体部分236を有する。脚部238はそれぞれ、対角線的に外方へ延在しているフランジ240を有する。
シャトル216は、カニューレが貫通する本体部分236を有する。カニューレは、その一方の端部に位置している第1の穴あけチップ244と、もう一方の端部に位置している第2の穴あけチップ246と、を有する。
移送装置210は、外側のハウジング250を含む。ハウジング250の内壁上には、第1の拡張された部分266および第2の拡張された部分268が備えられている。図6に示されているように、やや小さく内方へ延在している突起278も備えられえている。
ピストンロッド262は、そこに用いられている脚部272を有する。脚部272は、下文で明らかになる理由のために、内方へ延在しているフランジ274を含む。脚部272は、外方へ延在している突起276も含む。
操作中、および図面に示されているように、カートリッジ212は、移送装置210内に置かれており、カートリッジ212の肩部が脚部238のフランジ240と係合するように促進される。その後、図7Aに示されているように、ピストンロッド262は、脚部272のフランジ274が、円筒状の胴体220の下端部と係合するように促進される。図7Bに示されているように、円筒状の胴体220の継続された促進によって、穴あけチップ244はプランジャー230に穴をあける。可動式の部材254は、容器114の肩部を保持し、その促進を防ぐ。図7Bに示されているように、プランジャー230が、先端に近接の膜232まで促進されるとき、容器214からの空気は取り除かれる。さらに、図7Cに示されているように、アセンブリが、拡張された部分266および268を通過する際の脚部238の外方への移動によって、カートリッジ212の継続された促進が可能となる。
その後、図8に示されているように、キャップ258は、インデックスされ、可動式の部材254は、外方へ偏向される。
プランジャー262に対する継続された圧力は、突起276および278が互いに係合するのを可能にし、その結果、脚部272および特にフランジ274の外側の屈曲をもたらす。これによって、ピストンロッド262は直接ピストン222に作用し、流体226はカートリッジ212から容器214まで通過する。その後、カバー258は取り除かれ、容器214に接触できるようになる。
ここで、図11ないし14の実施形態について言及し、300番台における参照数字は、同様の構成部品に対して採用されている。
この実施形態は、図6ないし10のものと非常に類似しているので、相違点のみ説明される。この実施形態において、カバー358は、その内部に穴あけ部材388を有する。カバー358は、適切な位置に置かれているので、穴あけ部材388は、容器314の膜332に穴をあける。
疎水性のフィルター390は、穴あけ部材388内に形成されているガス抜き通路をカバーし、空気が漏れることのみを可能にし、あらゆる流体を通さない。このことは、容器314の充填を最大限まで可能にし、全ての空気は、流体が容器に移送されるときにそこから排出される。
図12ないし14に示されているように、図6ないし10を参照して説明されているような同様のプロセスが続く。
ここで、図15の実施形態について言及し、システムにおいて無菌状態を維持するための第1の装置が教義される。この実施形態において、概して参照数字410による移送装置が備えられており、流体はカートリッジ412から容器414まで移送される。シャトル416は、カートリッジ412および容器414間の流体連通を提供する。
移送される流体が入っているカートリッジ412は、概して円筒状の胴体420を有しており、その近部端にはピストン422が位置している。その遠部端には、穴あけ可能な膜424が備えられており、膜424およびプランジャー422は、それらの間にある流体をシールしている。
容器414は、外壁428を有しており、その中には、容器414の遠部端に隣接して、穴あけ可能なプランジャー430が位置している。穴あけ可能な膜432は、容器414の遠部端に位置している。
容器414の遠部端に対して延在している(extend about)のは、キャップ434である。示されているように、穴あけ部材435は、膜432を貫通しており、穴あけ部材435は、それが貫通している流体通路または漏れ口436を有している。疎水性の膜438は、穴あけ部材435の端部に固定されており(seat on)、それによって流体通路436をカバーする。
シャトル416は、第1の穴あけチップ442および第2の穴あけチップ444を有しているカニューレ440を含む。シース425は、第1の穴あけチップ442に対して延在している(extend about)。
移送装置は、参照数字450によって示されている外壁と、内壁452の部分と、を有している第1の外側のハウジング448を含む。外壁450および内壁452の部分は、平行に延在しているが、間隔をあけられており、壁部材451によって接合されている。内壁452の遠部端には、小さいフランジ454が備えられている。
外壁450は、急な方向転換部458によって接合されている遠部壁の部材456および中間の壁部材を含む。同様に、急な方向転換部461は、中間の壁部材460と、近部端の壁部材462と、の接合点に形成されている。
下位のハウジング(lower housing)464は、カートリッジ412に対して延在しており、その遠部端に、下文で明らかになる理由のために、凹部466を有する。
コイルばね443は、外側のハウジング448の壁部材451と、シャトル416と、の間で延在している。
図面に示されているように、第1のOリング472は、外側のハウジング448のシャトル遠部端470および内壁452間に、シールするローリング係合を提供するために、シャトル416の遠部端470の外側部分の周りに延在する。第2のOリング474は、外側のハウジングの中間部分460の遠部端と、容器414と、の間に、シールするローリング係合を提供する。
言及されるように、下位のハウジング464は、突起467と係合する凹部466を有する。参照数字480によって概して示されているプッシャー機構は、プランジャーロッド482および外側のハウジング484を含む。外側のハウジング484は、そこに、第1および第2の突起486および488を有する。外側のハウジング490は、プッシャーアセンブリ480を囲んでいる。
操作中、図15Bないし15Gに示されているように、プッシング機構480は、矢印491によって示されているように促進される。力を加えるあらゆる適切な手段が用いられる。その間、外側のハウジング484および突起486は、同様に促進するために、カートリッジ412の底部と係合する。図15Cに示されているように、穴あけチップ442は、シース425および膜424を通過し、それによってカートリッジ412に入る。この時点において、液体はいずれの圧力もかけられていないので、カニューレ440を通過する必要がないということに留意されたい。
図15Dに示されているように、さらなる促進は、ばね443を圧縮し、その後、カニューレ440の針または穴あけチップ444は、プランジャー430に穴をあける。この時点において、および図15Dに示されているように、プランジャー482はピストン422と係合する。このことは、突起488が、ハウジング490の端部を通過し、外方へ延在することを可能にされ、それによってプランジャーロッド482を解放するときに可能となる。それゆえ、液体はカニューレ440を通過し始め、容器414の内部に入る。
全ての液体が実質上移送された後、キャップ434は取り除かれ、その後、容器414は、上位のハウジング448から取り除かれる。
図16ないし20は、移送操作の間、無陰状態を維持する様々な手段を図解している。図16の実施形態において、Oリング572は、シャトル516の遠部端の周りに延在する。容器514の外壁528の間に位置しているシリンダ591があるということに留意されたい。
図17の実施形態において、複数のOリング672は、シャトル616の遠部端に対して置かれている。
図18は、折りたたみ式のシース775が、カニューレ440の穴あけチップ444に対して置かれている実施形態を図解している。シースはハウジング748の側壁の部材757に取り付けられている。
側壁857の異なる場所にあるシース875を用いている、類似の装置が図19に図解されている。
図20は、カニューレ940の穴あけチップ944に対して延在するシース975の異なる実施形態または付属装置(attachment)を図解している。図19および20の実施形態の両方において、プランジャー830および930はそれぞれ、最初に適切な位置に挿入されるとき、容器814および914の後端部に位置しているということに留意されたい。
図16ないし20におけるプッシャー機構の機能は、先述したものと同等であるので、さらに詳しくは説明されない。
Claims (15)
- 流体を移送する装置であって、前記装置は、
ハウジング(150)と、
中に流体(126)を有している第1の容器(112)であって、前記第1の容器(112)は、開いた上部を有しており、前記開いた上部は、膜(124)と、前記第1の容器内に位置しているピストン(122)と、によってシールされており、前記ピストン(122)および前記膜(124)は、前記流体を有しているコンパートメントを画定している、第1の容器(112)と、
第2の容器(114)であって、前記第2の容器(114)は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記開いた上部は、穴あけ可能な膜(132)と、前記空洞内のプランジャー(130)と、によってシールされており、前記プランジャーは、前記穴あけ可能な膜(132)および前記プランジャー(130)間のあらゆる空気を最小限にするために、前記膜に近接して位置している、第2の容器(114)と、
を具備し、
前記第1の容器(112)および前記第2の容器(114)は、前記ハウジング内の対向する端部に位置しており、
可動式の針付きシャトル(116)を具備し、前記針付きシャトルは、第1(144)および第2(146)の穴あけ端部と、前記穴あけ端部間で延在している流体通路と、を有しており、
前記装置は、2つめの前記穴あけ端部(146)が、前記第2の容器の前記プランジャー(130)に穴をあけるために適合されており、
1つめの前記穴あけ端部(144)は、前記複数の容器のうちの1つが、前記穴あけ端部に接触するために、前記容器のもう一方の方向へ移動されるとき、前記第1の容器の前記膜(124)に穴をあけるために設計されている、
移送する装置。 - 前記第1の容器は、シリンジの胴体(112)を具備する、請求項1に記載の装置。
- 前記装置は、前記第2の容器を前記ハウジングの一方の端部に保持するための手段(154)を含む、請求項1に記載の装置。
- 前記第2の容器を保持するための前記手段は、ハウジングの壁から内方へ延在している少なくとも第1および第2の外方へ偏向されている部材(154)と、前記ハウジングの壁と係合されているキャップ部材(158)と、を具備し、前記キャップ部材は、内方へ延在している位置において前記部材(154)を保持している、請求項3に記載の装置。
- 前記装置は、前記第2の容器の内部と、その外部との間で延在している漏れ口(436)をさらに含み、前記漏れ口は、前記漏れ口をシールする疎水性の膜(438)を含む、請求項1に記載の装置。
- 前記第1の容器(212)の後方に位置されている前記ハウジング(150)内にプッシャー機構(262、272)をさらに含み、前記プッシャー機構は、第1のプッシング部材(272)および第2のプッシング部材(262)を有しており、前記第1のプッシング機構(272)は、前記第1の容器(112)の胴体を押すために設計されており、前記第2のプッシング部材(262)は前記ピストン(222)を押すために設計されており、
前記装置は、最初のプッシング移動の下、前記第1のプッシング部材(272)が、前記胴体に接触して前記第1の容器(212)を促進し、デフレクタ(274)に接触して前記第1のプッシャー部材が前記第1の容器の胴体との接触から外れて変更させ、前記第2のプッシャー部材(262)が前記ピストン(222)に圧力を加えるのを可能にする、
請求項1に記載の装置。 - 前記装置は、前記穴あけ端部の前記第1の端部に対して延在しているシース(425)をさらに含む、請求項1に記載の装置。
- 前記装置は、ばね手段(443)をさらに含む、請求項1に記載の装置。
- 第1の容器(412)から第2の容器(414)に流体を移送する方法であって、
前記第1の容器は、膜(424)と、前記第1の容器(412)内に位置しているピストン(422)と、によってシールされている開いた上部を有しており、
前記ピストン(422)および前記膜(424)は、中に前記流体(426)を有しているコンパートメントを画定し、
前記第2の容器(414)は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記開いた上部は、穴あけ可能な膜(432)と、前記空洞内のプランジャー(430)と、によってシールされており、前記プランジャー(430)は、前記膜および前記プランジャー間のあらゆる空気を最小限にするために、前記膜(432)に近接して位置している、
流体を移送する方法は、
中に可動式のシャトル(416)を有しているハウジング(448)を供給するステップであって、前記シャトルは、前記第1および第2の穴あけ端部間で延在している流体通路を持つ両端に位置されている第1および第2の穴あけ部材(442、444)を有している、供給するステップと、
前記第2の容器(414)を前記ハウジング内に置くステップと、
中に前記流体(426)を有している前記第1の容器(412)を前記ハウジング内に置くステップと、
前記穴あけ部材が、前記第2の容器の前記プランジャー(430)と、前記第1の容器の前記穴あけ可能な膜(424)と、に穴をあけるように、前記容器(412、414)の1つを促進するステップと、
前記流体(426)が、前記第1の容器から前記流体通路(440)を通って、前記第2の容器に進み、前記プランジャー(430)が前記開いた下部の方向へ後方に動くように、第1の容器のピストン(422)に圧力を加えるステップと、
を具備する、移送する方法。 - 前記容器の1つを促進するステップは、前記第1の容器(112)を、前記第2の穴あけ端部(144)が、引き続いて前記第2の容器の前記プランジャー(130)に穴をあけ、その後、前記第1の穴あけ端部(146)が、前記第1の容器の前記穴あけ可能な膜(124)に穴をあけるように、促進するステップを具備する、
請求項9に記載の方法。 - 前記容器の1つを促進するステップは、前記第1の容器(412)を、前記第1の穴あけ端部(442)が、前記第1の容器の前記穴あけ可能な膜(424)に穴をあけ、その後、前記第2の穴あけ端部(444)が、前記第2の容器の前記プランジャー(430)に穴をあけるように、促進するステップを具備する、
請求項9に記載の方法。 - 流体を移送する装置であって、前記装置は、
ハウジング(448)と、
中に流体(426)を有している第1の容器(412)であって、前記第1の容器(412)は、開いた上部、前記開いた上部をシールしている膜(424)を有している、第1の容器(412)と、
第2の容器(414)であって、前記第2の容器(414)は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記開いた上部は、穴あけ可能な膜(432)と、前記開いた下部をシールするために前記空洞内にあるプランジャーと、によってシールされている、第2の容器(414)と、
前記第2の容器内からその外部までの漏れ口(436)であって、疎水性の膜(436)は、前記漏れ口をシールしている、漏れ口(436)と、
を具備し、
前記第1および第2の容器(412、414)は、前記ハウジングの対向する端部に取り付けられており、可動式の針付きシャトル(416)は、前記ハウジングの中間にある前記第1および第2の容器(412,414)の中に取り付けられており、前記針付きシャトルは、第1および第2の穴あけ端部(442、444)を有しており、流体通路は、前記第1および第2の穴あけ端部間で延在している、
移送する装置。 - 第1の容器から第2の容器に流体を移送する方法であって、前記方法は、
中に流体(426)を有している第1の容器(412)を供給するステップであって、
前記第1の容器は、穴あけ可能な膜(424)によってシールされている開いた上部と、もう一方の端部にはピストン(422)と、移送される流体を受け入れるための第2の容器(414)と、を有しており、
前記第2の容器は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記開いた上部は、穴あけ可能な膜(432)によってシールされており、プランジャー(430)は、前記開いた下部をシールしており、漏れ口(436)は、前記空洞から前記容器(414)の外部に延在しており、前記漏れ口の中には、疎水性の膜(438)が取り付けられており、針付きシャトルは、前記第1および第2の穴あけ端部の間で延在している流体通路を持つ第1および第2の穴あけ端部(442,444)を有している、供給するステップと、
前記第1の容器(412)を前記ハウジング内の一方の端部に置くステップと、
前記第2の容器を前記ハウジングの中の第2の端部に置くステップと、
前記針付きシャトルが、前記第2の容器(414)の方向へ促進し、それによって、前記第1の穴あけ端部(442)が、前記第2の容器の前記プランジャー(430)に穴をあけて、前記第2の穴あけ端部(444)が、前記第1の容器の前記膜(424)に穴をあけるように、前記第1の容器(412)を促進するステップと、
前記流体が、前記第2の容器に促進されるようにし、そこから、前記漏れ口および前記疎水性の膜(436)を通って、実質上全ての空気を排出するために、前記ピストン(422)に、圧力を加えるステップと、
を具備する、移送する方法。 - 流体を移送する装置であって、前記装置は、
ハウジング(448)と、
中に流体(426)を有している第1の容器(412)であって、前記第1の容器は、開いた上部および開いた下部を有しており、前記開いた上部は、膜(424)によってシールされており、前記開いた下部は、ピストン(422)によってシールされている、第1の容器(412)と、
第2の容器(414)であって、前記第2の容器は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記開いた上部は、穴あけ可能な膜(432)によってシールされており、プランジャー(430)は、前記開いた下部をシールしている前記空洞内にある、第2の容器(414)と、
を具備し、
前記第1の容器(412)および前記第2の容器(414)は、前記ハウジング(448)内の対向する端部に位置しており、
可動式の針付きシャトルを具備し、前記針付きシャトルは、第1および第2の穴あけ端部(442、444)と、前記穴あけ端部間で延在している流体通路と、を有し、
前記第1の容器の後方に位置されているプッシャー機構を具備し、前記プッシャー機構は、第1のプッシング部材(484)および第2のプッシング部材(482)を有しており、前記第1のプッシング部材(484)は、前記第1の容器(412)の胴体を押すために設計されており、前記第2のプッシング部材(482)は、前記ピストン(422)を押すために設計されており、前記装置は、最初のプッシング移動の下、前記第1のプッシング部材が、前記胴体に接触して、前記第1の容器および手段を促進し、その後、前記第2のプッシャー部材が前記ピストンに圧力を加えるのを可能にする、
移送する装置。 - 第1の容器(412)から第2の容器(414)に流体を移送する装置であって、前記装置は、
上位のハウジング(448)であって、前記上部のハウジングは、開いた上部および開いた下部を有しており、前記開いた上部は、前記第2の容器(414)を受け入れるために設計されており、前記第2の容器(414)は、胴体と、前記胴体内の空洞と、開いた上部および開いた下部と、を有しており、前記第2の容器の前記開いた上部は、穴あけ可能な膜(432)と、前記空洞内のプランジャー(430)と、によってシールされており、前記プランジャー(430)は、前記膜および前記プランジャー間のあらゆる空気を最小限にするために、前記膜(432)に近接して位置しており、漏れ口(434)は、前記空洞と、前記胴体の外部と、の間で延在しており、疎水性の膜(438)は、前記漏れ口をシールしている、上位のハウジング(448)と、
下位のハウジング(468)であって、前記下位のハウジングは、開いた上部および開いた下部を有しており、前記開いた下部は、前記第1の容器(412)を受け入れるために設計されている、下位のハウジング(448)と、
前記第1および第2の容器の中間に取り付けられている針付きハブ(416)であって、前記針付きハブは、第1および第2の穴あけ端部(442,444)を持つカニューレ(440)を有しており、流体通路は、前記第1および第2の端部間で延在している、針付きハブ(416)と、
前記第1の穴あけ端部(442)に対して延在しているシース(425)であって、前記シースは、前記針付きハブに取り付けられている、シース(425)と、
前記針付きハブの外壁と、隣接した壁(457)と、の間で延在しているシール手段(472)と、
を具備する、移送する装置。
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