JP2010528554A - 移動通信システムにおけるシンボルをリソースにマッピングする装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
ARQは、有無線データ通信システムで幅広く使用されている技術である。この技術において、データ送信器は、所定の規則によって伝送データパケットにシーケンス番号を割り当てて伝送し、データ受信器は、シーケンス番号で受信されたパケットのうち、欠けているシーケンス番号に対応するパケットに対する再伝送要求を上記送信器に送ることによって、信頼性のあるデータ伝送を実現する。
FECは、畳み込み符号化又はターボ符号化のように所定の規則に従って伝送データに冗長ビットを加えて伝送し、データ送受信プロセスで発生する雑音(noise)又はフェージング(fading)環境で生成される誤りを克服して本来伝送されたであろうデータの復調を可能にする技術である。
図1を参照すると、パケットデータの初期伝送101に伴って、受信器は、このデータを受信すると、初期伝送パケット101に対して復調を試し、復調プロセスでデータチャンネル101に対する受信誤りがあるか否かを判定する。データ伝送に対する復調が成功的に実現されていないと判断される場合には、受信器は、NACK102をデータ送信器にフィードバックする。誤りの有無は、CRC検査を通じて判定されることができる。NACK102が受信される場合に、データ送信器は、初期伝送101に対するパケットデータ再伝送103を遂行する。ここで、同一の情報が伝送されても、冗長は、相互に異なる符号化シンボル(coded symbol)となり得る。
NACK104を受信した場合に、データ送信器は、第1の再伝送103の時点から所定時間の経過後に、第2のパケットデータ再伝送105を遂行する。すなわち、初期パケット伝送101、第1のパケット再伝送103、及び第2のパケット再伝送105のデータチャンネルは、すべて同一の情報を伝送する。
ACK106を受信した場合に、データ送信器は、次のデータ情報、すなわち第2のデータパケットに対する初期伝送サブパケット107を制御チャンネルと共に伝送する。
“サブパケット生成(又はサブパケット構成)”は、与えられたデータパケットを所定の手順に従って符号化した後に、符号化シンボルの一部又は全体を選択して各サブパケットを生成するプロセスを示す。多様なサブパケット生成方法が可能であるが、ここでは、循環バッファ(circular buffer)に基づいたサブパケット生成方法を例に挙げて説明する。
S、P1、及びP2は、各々サブブロックインタリーバ206,207,208を経て最終にインタリービングされたシンボル209,210を決定する。
図2を参照すると、参照符号211は初期伝送パケットに対するシンボル生成を表し、参照符号212は第1の再伝送パケットに対するシンボル生成を表し、参照符号213は第2の再伝送パケットに対するシンボル生成を表す。
図2に示したサブパケット生成方法では、例として、図2の連続しないシンボル211〜213で隣接サブパケットが生成できるが、このサブパケット生成方法は、連続するシンボルで隣接サブパケットを生成することもできる。
図3において、横軸は周波数ドメインを表し、縦軸は時間ドメインを表す。最小の四角形は、一つのOFDMシンボルに該当する一つのサブキャリアを表し、便宜上、この四角形を“リソース要素(Resource Element:RE)”と呼ぶ。一例として、図3では周波数ドメインで36個のサブキャリアのみがあると仮定したが、実際のシステムにはより多くのサブキャリアが存在し得る。
リソースブロック302は、それぞれリソース割り当ての単位であって、一つのリソースブロックは、周波数ドメインで12個のサブキャリア及び時間ドメインで14個のOFDMシンボル301を含む。
図3では合計36個のサブキャリアを含んでいるため、3個のリソースブロックが存在する。図3において、N個のOFDMシンボル303に含まれる格子は、制御情報の伝送に使用されるREを示す。ここでは、便宜上、これら格子を“制御チャンネル領域”と称する。
OFDMAシステムにおいて、通常の制御情報は、ダウンリンクリソース割り当て情報、アップリンクリソース割り当て情報、及びアップリンク電力制御情報を含み、詳細制御情報はシステムごとに若干異なることがある。
図3では‘N’値が3であるが、これは、サブフレームごとに変わることができ、‘N’値に関する情報は、サブフレームごとに制御チャンネル領域を通じて伝送される。制御情報の伝送のための制御チャンネル領域の生成後に、図3に示す3個のリソースブロックは、所定のスケジューリングを通じて端末に割り当てられる。例えば、3個のリソースブロックの中で、リソースブロック1は端末1に割り当てられ、リソースブロック2は端末2に割り当てられ、リソースブロック3は端末3に割り当てられる方式で、リソースが割り当てられる。リソースブロックの割り当ては、サブフレームごとに変更されることができ、上記した制御情報のうちの一つであるリソースブロック割り当て情報は、制御チャンネル領域を通じてサブフレームごとに伝送される。
制御シンボルに該当するシンボルのうち、最左の12個のシンボル、例えばシンボル1〜12は、各OFDMシンボル1〜3でリソースブロック1に該当する12個のサブキャリアにロードされ、データシンボルは、一つのOFDMシンボル4でリソースブロック1に該当する12個のサブキャリアにロードされる。この場合、一つのOFDMシンボル内のローディング順序(又はシンボルマッピング順序)は多様に定義されることができるが、ここでは、シンボルが正規(regular)順序でサブキャリアにロードされると仮定する。
パイロット伝送に使用されるサブキャリアを含んでいない8個のサブキャリアはOFDMシンボル5でデータ伝送に使用可能であるため、サブブロックインタリーバ206に該当するシンボルの中で、次の8個のシンボル、すなわちシンボル13〜20は、OFDMシンボル5に順にロードされる。
12個のサブキャリアがOFDMシンボル6でデータ伝送に使用可能であるため、サブブロックインタリーバ206に該当するシンボルのうち、次の12個のシンボル、すなわちシンボル21〜32は、OFDMシンボル6に順にロードされる。同一のプロセスを通じて、サブブロックインタリーバ206に該当するシンボルは、リソースブロック1の使用可能なすべてのREに転送される。
下記の説明で、本発明に関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にすると判断された場合に、その詳細な説明を省略する。また、後述する用語は、本発明の機能を考慮して定義されたものであって、ユーザー、運用者の意図、又は慣例によって変わることができる。したがって、上記用語は、本明細書の全体内容に基づいて定義されなければならない。
本発明は、一例としてHARQデータ送受信に対して具体的に説明されるが、本発明によって提案される方法は、HARQが使用されないシステムにも適用されることも留意しなければならない。
特に、本発明は、リソースブロックに含まれたリソースの中で、まず制御チャンネル伝送に使用できないリソースに符号化/変調データシンボルをマッピングし、その後に、制御チャンネルによって使用可能な領域の該当サブフレームで実際には制御チャンネルに使用されないリソースに符号化/変調データシンボルをマッピングする。
図4の説明は論理的リソースによってなされていることで、論理的リソースが実際に複数のOFDMシンボルの複数のサブキャリアに物理的にマッピングされる方法は、多様に実現されることができる。本発明は、一例として、図4に一つのリソースブロックがデータ伝送に使用される場合を示しているが、同一の方法が、データが数個のリソースブロックを通じて伝送される場合にも適用されることができる。
参照符号404は、全体リソース402の中で制御チャンネル伝送のために使用できないリソースを表す。この例では、70個のリソースがこれらリソースに該当する。参照符号405は、特定のサブフレームで全体リソース402の中で実際に制御チャンネル伝送に使用されるリソースを表す。参照符号406は、サブフレームで全体リソース402から制御チャンネル伝送に実際に使用されるリソース405を引くことによって得られる残りのリソースで、かつ特定のサブフレームで実際にデータチャンネル伝送に使用されるリソースを表す。
第1の実施形態は、参照符号407で示されたように、制御チャンネルによって使用可能なリソースの反対側のリソースから符号化データシンボルのマッピングを始める。
第2の実施形態は、参照符号408で示されたように、制御チャンネルに使用可能な最大使用可能リソース403の次の位置から符号化データシンボルのマッピングを遂行した後に、参照符号409で示されるように、最大使用可能リソース403のうち該当サブフレームで実際には制御チャンネル伝送に使用されないリソースに符号化データシンボルをマッピングする。図4に示すように、参照符号409によって示されるリソースに対するマッピング順序は、両方向とも可能である。
さらに、本発明によって提案されるマッピング方法によれば、データ送受信器間のリソースブロック内における特定のサブフレームで実際に制御チャンネル伝送に使用されたリソース405に対する誤りがある場合でも、符号化データシンボルがリソースにマッピングされることによってデータ符号化シンボルには誤りが発生せず、それによってデータ復調が成功的に実現されることができる。
図3に示した制御チャンネル伝送に使用可能なリソース数の最大値である‘N’値が、図5では3であるが、この‘N’値は、図5に示すサブフレームで1であると仮定する。これは、サブフレームの第1のOFDMシンボルが制御チャンネル伝送に使用されることを意味する。
第2の実施形態は、図5に参照符号408及び409で示されている。第2の実施形態においては、図2に示したサブパケットの符号化シンボルが、図5のサブフレームで、制御チャンネルに使用されるリソースであるOFDMシンボル1,2,3以後のOFDMシンボル4からリソースにマッピングされ、その後に制御チャンネルに使用可能なリソースのうち、サブフレームで実際には制御チャンネル伝送に使用されないリソースであるOFDMシンボル2,3にマッピングされる。そのマッピング順序について、OFDMシンボル4,5,6,…,13,14,2,3の順に、あるいはOFDMシンボル4,5,6,…,13,14,3,2の順に符号化シンボルがマッピングされる。
受信器610の受信処理器611が無線伝送された信号を受信した場合に、CP除去器612は、受信された信号から挿入されたCPを除去し、S/P変換器613は、CPが除去された信号を並列信号に変換する。並列信号は、FFT614を通じてデマッピング/等化部615に入力され、サブキャリアマッピング情報によってデマッピングされた信号を出力する。デマッピングされた信号は、逆離散フーリエ変換器(Inverse Discrete Fourier Transform:IDFT)616で逆離散フーリエ変換される。IDFT616から出力される信号はP/S変換器618に出力される。上記したように、受信器610は、送信器600によって伝送されたデータ及び制御情報を獲得するために、送信器600の逆信号処理を遂行する。
符号化データシンボルがリソースにマッピングされる上記提案されたマッピング順序は、DFT603の入力でのリソースマッピングプロセスで決定される。
図8は、本発明の実施形態によるリソースマッピング方法を遂行する他の送受信装置のブロック構成図である。図8を参照すると、OFDM方式による一般的な送受信器であって、制御器802,817は、上記したように遂行されるように、リソースのマッピング及びデマッピングを制御する。図8に示す残りの構成要素は、図6で詳細に説明されている。
図9Aは、本発明の第1の実施形態により、制御チャンネル伝送のためのシンボルと符号化データシンボルがリソースにマッピングされるマッピング順序の方向を示す図である。図9Bは、本発明の第1の実施形態による制御器によって遂行されるマッピング方法を示すフローチャートである。
図9Bを参照すると、制御器は、ステップ910でデータ及び制御情報を受信し、図9Aに示すように、ステップ920で制御チャンネル901を順方向にマッピングする。ここで、“順方向”は、左から右へのマッピング方向を意味し、“逆方向”は、右から左へのマッピング方向を意味する。
その後、制御器は、ステップ930で、データ902を逆方向にマッピングする。すなわち、図9Aに示すように、制御チャンネル901及び符号化データシンボル902は反対方向にマッピングされる。
図10Bを参照すると、制御器は、ステップ1010でデータ及び制御情報を受信し、図10Aに示すように、ステップ1020で制御チャンネル1001を順方向にマッピングする。制御器は、ステップ1030で、制御チャンネルのための最大使用可能リソースの以後からデータ1002を順方向にマッピングする。その後、制御器は、ステップ1040で、制御チャンネルのための使用可能リソースのうち、残りのソースにデータシンボル1005をマッピングする。
図11Bを参照すると、制御器は、ステップ1110でデータ及び制御情報を受信し、図11Aに示すように、ステップ1120で制御チャンネル1101を分散ベースでマッピングする。制御器は、ステップ1130で、制御チャンネル1101に対する使用可能なリソースを除いたリソースにデータシンボルをマッピングする。その後、制御器は、ステップ1140で、制御チャンネルに対する使用可能リソースのうち残りのリソースにデータシンボルをマッピングする。
参照符号1230は、実際に伝送された第2のサブパケットを示す。割り当てられたリソースブロック内のすべてのリソースがデータ伝送に使用可能である場合に、第2のサブパケット1212に該当する量の符号化シンボルが伝送可能であるが、1個のOFDMシンボル1222に該当する符号化シンボルは、実際に該当サブフレームで制御チャンネル伝送に使用される1個のOFDMシンボル1222として第2のサブパケット1212から除外されなければならないため、実際に伝送された第2のサブパケット1230に該当する量の符号化シンボルが伝送されることができる。参照符号1225は、循環バッファ1205で実際に伝送された第2のサブパケット1230の位置を明確に示す。
参照符号1240は、実際に伝送された第3のサブパケットを示す。割り当てられたリソースブロック内のすべてのリソースがデータ伝送に使用可能である場合に、第3のサブパケット1213に該当する量の符号化シンボルが伝送可能であるが、2個のOFDMシンボル1223に該当する符号化シンボルは、実際に該当サブフレームで制御チャンネル伝送に使用される2個のOFDMシンボル1223として第3のサブパケット1213から除外されなければならないため、実際に伝送された第3のサブパケット1240に該当する量の符号化シンボルが伝送されることができる。参照符号1226は、循環バッファ1205で実際に伝送された第3のサブパケット1240の位置を明確に示す。
上述したように、制御チャンネル伝送に使用されるリソースの量はサブフレームごとに可変的であるため、リソースの量に関する情報は、サブフレームごとに所定の制御チャンネルを通じて伝送される。したがって、受信器が、制御チャンネル伝送に使用されるリソースの量に関する情報をサブフレームごとに正確に受信しない可能性があるので、リソース量の可変情報に対する誤りに強いようにサブパケットを生成する必要がある。
本発明は、一つ以上のリソースブロックに含まれた一部のリソースが制御チャンネル伝送に使用され、残りのリソースがデータ伝送に使用され、制御チャンネル伝送に使用されるリソースの量が時間の経過に従って変わる移動通信システムにおいて、送受信器間のデータ伝送のための固定リソース量を決定し、この決定された固定のリソース量に基づいて循環バッファに各サブパケットの開始シンボルの位置、又は開始点を定義するものである。固定のリソース量は、実際にサブパケットが伝送される時点でデータ伝送に実際に使用可能なリソース量とは別に定義される。
以下、本発明の説明は、割り当てられたリソースブロックの数が1であると仮定してなされるが、それは、割り当てられたリソースブロックの数が1より大きい場合にも容易に拡張されることができる。
上記のように‘L’値が決定された後に、送信器は、ステップ1302で、‘L’値及びデータ伝送に割り当てられた変調次数(modulation order)Mを用いて循環バッファで各サブパケットを構成する第1の符号化シンボルの位置を示す開始点を定義する。一般的に、Mは、送信器から受信器にシグナリングされ、‘M’値はQPSK、16QAM、64QAMの変調方式に対して各々2、4、6である。
‘L’値が128として決定され、‘M’値が4である場合に、循環バッファで各サブパケットの開始点は0,512(=128×4),1024,2048などとなる。循環バッファで符号化シンボルのインデックス(indexing)は0から始まると仮定する。上記のように循環バッファで各サブパケットの開始点が定義される場合に、送信器は、ステップ1303で、開始点で符号化シンボルから連続した符号化シンボルを用いてサブフレームごとにサブパケットを生成する。
ステップ1303で、送信器は、サブフレームごとに割り当てられたリソースブロック内で制御チャンネル伝送及びパイロット伝送に使用されるリソースを除き、実際にデータ伝送に使用可能な個数KのREを決定する。例えば、図3に示したシステム構成において、一つのリソースブロックが特定のサブフレームで割り当てられ、サブフレームで‘N’値が1である場合に、‘K’値は、(12×13)−(4×5)=136となる。この計算は、図3の構成で制御チャンネル及びパイロットに使用されるリソースを除き、すべてのリソースがデータ伝送に使用可能であるという仮定の下になされたが、リソースブロックの一部REは、実際にはどの目的でも使用されずに、特定目的のために予備される(reserve)ことができる。上記のように‘K’値が決定された場合に、送信器は、ステップ1304で、循環バッファで各サブパケットに対して決定された開始点からK×M個の連続した符号化シンボルで 各サブパケットを生成する。
制御チャンネル伝送に対して割り当てられたリソースの量1432は、第2のサブパケット1422が伝送される時点で基準量1401より大きいため、第2のサブパケット1422の終点は、第3のサブパケット1423の開始点1413に至ることができない。すなわち、第3のサブパケット1423が伝送された場合に、参照符号1442で示すように、循環バッファで第2のサブパケット1422と第3のサブパケット1423との間にギャップ(gap)が発生する。2個のサブパケット間のギャップに対応する符号化シンボルは、受信器で、誤りとして処理され、例えば‘0’に代替され、復号プロセスを通じて復元される。
アップリンクを通じて伝送される制御チャンネルは、チャンネル品質を示すチャンネル品質インジケータ(Channel Quality Indicator:CQI)及びサウンディング(sounding)基準信号(Reference Signal:RS)のように送信器及び受信器の正確な伝送時間がわかる制御チャンネル(以下、“事前設定(pre-configured)チャンネル”と称する)と、ACK/NACKのようにダウンリンク制御チャンネルの受信誤りが発生する場合に受信器は送信器からACK/NACKが伝送されると考えるが、送信器が伝送しない状況が発生することのある制御チャンネル(以下、“動的設定(dynamically-configured)チャンネル”と称する)とを含む。
したがって、制御チャンネルが事前設定チャンネルである場合に、ノーマルL値L_normalが存在するとき、L_normal値から事前設定チャンネルの伝送に使用されるリソースの数を引くことによって得られた残りの値は‘L’値に設定され、制御チャンネルが動的設定チャンネルである場合には、ノーマルL値が変更なしに使用される。
より具体的に、L_normal値がノーマルな伝送に使用される‘L’値であると仮定すると、事前設定チャンネルが伝送された場合に、開始値を決定するために使用される‘L’値は、次の伝送サブフレームでL_normal−Nとなる。したがって、送信器がL_normal−Nを考慮してサブパケットの開始点を決定すると、ギャップが動的設定チャンネルの伝送中に循環バッファに発生して制御チャンネルによる影響を最小化することができる。
より詳細に説明すると、CQI伝送が事前設定チャンネルで遂行される時点では、送信器は、CQI伝送が事前設定チャンネルで遂行されるか、あるいは動的設定チャンネルで遂行されるかに関係なく、事前設定チャンネルでCQI伝送によって次のサブフレームの開始値をL_normal−Nとして決定すると、受信器及び送信器の開始値を同一にすることができる。
ステップ1504で、送信器は、サブフレームごとに割り当てられたリソースブロックで、制御チャンネル伝送及びパイロット伝送に使用されるリソースを除き、実際にデータ伝送に使用可能なREの個数Kを決定する。
‘K’値が決定される場合に、送信器は、ステップ1505で、循環バッファでサブパケット別に定められた開始点からK×Mの連続した符号化シンボルで各サブパケットを生成する。
上記したように、本発明の第5の実施形態により、送信器が制御チャンネルを考慮してサブパケットの開始点を決定すると、ギャップが、循環バッファで動的設定チャンネルの伝送時のみに発生することで、制御チャンネルによる影響を最小化することができる。
受信器1730において、デコーダ1706は、制御器1707の制御の下に、受信されたサブパケットを復号し、その復号結果によってACK/NACKを送信器1710にフィードバックする。制御器1707は、循環バッファでそれぞれの受信されたサブパケットの位置が図5及び図7に説明したように決定されるように、デコーダ1706を制御する。
送信器1710において、受信されたフィードバック情報に基づいて、サブパケット生成器1702は、伝送されたデータパケットの再伝送データパケット、すなわち次のサブパケットを生成するか、あるいは新たなデータパケットの初期伝送サブパケットを生成して伝送する。
以上、本発明を具体的な実施形態に関して図示及び説明したが、添付した特許請求の範囲により規定されるような本発明の精神及び範囲を外れることなく、形式や細部の様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。
601 直/並列(S/P)変換器
603 離散フーリエ変換器(DFT)
604 サブキャリアマッパ
605 逆高速フーリエ変換器(IFFT)
606 並/直列(P/S)変換器
607 CP挿入器
608 送信前処理器
610 受信器
611 受信前処理器
612 CP除去器
613 直/並列(S/P)変換器
614 高速フーリエ変換器(FFT)
615 デマッピング/等化部
616 逆離散フーリエ変換器(IDFT)
618 並/直列(P/S)変換器
Claims (12)
- 移動通信システムにおいて、送信器によって、データ及び制御情報を受信して制御チャンネル伝送のためのシンボル及びデータ符号化シンボルを生成してリソースにマッピングする方法であって、
リソースブロックに含まれたリソースのうち、制御チャンネルがマッピングできる最大使用可能リソース内に制御チャンネルをマッピングする段階と、
前記制御チャンネルがマッピングできる最大使用可能リソースを除き、残りのリソースにデータシンボルをマッピングする段階と、
を備えることを特徴とする方法。 - 前記制御チャンネルがマッピングできる最大使用可能リソースの中で使用されないリソースにデータシンボルをマッピングする段階をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記制御チャンネルをマッピングする段階は、
前記制御チャンネルをリソースに順方向にマッピングすることを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 前記データシンボルをマッピングする段階は、
前記リソースの最終位置から逆方向にデータシンボルをマッピングすることを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 前記データシンボルをマッピングする段階は、
前記制御チャンネルがマッピングできる最大使用可能リソースの次の位置から順方向にデータシンボルをマッピングすることを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 前記制御チャンネルをマッピングする段階は、
前記制御チャンネルを分散ベースでマッピングすることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 移動通信システムにおける符号化データシンボルをリソースにマッピングする装置であって、
ユーザーデータ又は制御情報を含む一連の信号を複数の並列信号に変換する直/並列変換器と、
前記直/並列変換器から出力される複数の並列信号に離散フーリエ変換(DFT)を遂行する離散フーリエ変換器と、
前記直/並列変換器から出力される複数の並列信号のうち、前記リソースブロックに含まれたリソースのうち、制御チャンネルがマッピングできる最大使用可能リソースに制御チャンネルがマッピングされ、前記制御チャンネルがマッピングできる最大使用可能リソースを除いた残りのリソースにデータシンボルがマッピングされるように離散フーリエ変換器を制御する制御器と、
前記離散フーリエ変換器から出力される信号をサブキャリアに割り当てるサブキャリアマッパと、
前記サブキャリアマッパから出力される信号を無線信号に変換する無線周波数(RF)処理部と、
を含むことを特徴とする装置。 - 前記制御器は、前記制御チャンネルがマッピングできる最大使用可能リソースの中で使用されないリソースにデータシンボルをマッピングすることを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 前記制御器は、前記制御チャンネルを順方向にリソースにマッピングすることを特徴とする請求項8に記載の装置。
- 前記制御器は、前記リソースの最終位置から逆方向に前記データシンボルをマッピングすることを特徴とする請求項9に記載の装置。
- 前記制御器は、前記制御チャンネルがマッピングできる最大使用可能リソースの次の位置から順方向にデータシンボルをマッピングすることを特徴とする請求項9に記載の装置。
- 前記制御器は、前記制御チャンネルを分散ベースでマッピングすることを特徴とする請求項7に記載の装置。
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