JP2010528226A - 燃料噴射を調整するための方法、記録担体および装置 - Google Patents

燃料噴射を調整するための方法、記録担体および装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、燃料噴射を調整するための方法、及び記録サポート装置に関する。ディーゼル・エンジンの少なくとも1つの燃焼チャンバ内で燃料噴射を調整する方法であって、a)ピストン位置範囲[γ1i,γ2i,b]にわたって前記燃焼チャンバ内の燃焼騒音パワーまたは振幅を記録するステップ(78)と、b)上記記録ステップと同時に、同じピストン位置範囲[γ1i,γ2i,c]の間、前記ピストン位置を記録するステップ(82)と、c)前記ピストンが位置γ1iから位置γ2iへ動くときに前記測定された燃焼騒音パワーが最小のPmin−iを通過する、前記燃焼チャンバの前記上死点を基準とするピストン位置Kmin−iを、前の記録から決定するステップ(84)と、d)前記決定されたピストン位置Kmin−iに基づいて、燃料噴射を調節するステップ(94)とを含む方法。
【選択図】図6

Description

本発明は、燃料噴射を調整するための方法、記録担体および装置に関する。
ディーゼル・エンジンの少なくとも1つの燃焼チャンバ内の燃料噴射を調整する方法についての知識を本願出願人は有する。各燃焼チャンバは、ピストンのストロークに沿って上死点と下死点の間で移動するピストンを備えている。
例えば、特許文献1によると、ノック・センサを使用して燃焼騒音が測定され、測定された燃焼騒音が所定の閾値SWと比較される。
「燃焼騒音」は、本願出願人によると、燃料が燃焼チャンバに噴射されるときにその燃料によって生じる騒音と、燃焼チャンバ内の噴射された燃料の爆発によって生じる騒音を意味する。この燃焼騒音は、ディーゼル・エンジンの機械部品の衝突または衝撃によって生じる機械騒音ではない。燃焼騒音とは、燃料噴射および燃料爆発によって生じるエンジン構造体の振動である。
留意点としては、ディーゼル・エンジンの燃焼チャンバ内で燃料爆発が生じるタイミングは、かかる爆発がその他の燃焼エンジンと同様にスパークによってトリガされるのではないことから、正確には分からないことが指摘されよう。
特許文献1では、測定された燃焼騒音が閾値SWを超えた時間Tが、燃焼チャンバ内で燃料爆発が開始するタイミングであるとみなされている。この時間Tに関する情報を用いると、その特定の燃焼チャンバ内での燃料噴射を調節することが可能になる。
ただし、この方法はあまり信頼性がない。実際に、エンジン・サイクルごとに、あらゆるディーゼル・エンジンのパラメータが一定に維持される場合でも、時間Tは変化する。エンジン・サイクルとは、エンジンの各燃焼チャンバごとに燃料爆発が1回だけ生じる時間範囲またはピストン位置の範囲であると定義される。
時間Tは、燃料爆発が開始する実際のタイミングをあまり正確に表していない。したがって、この時間Tに基づく燃料噴射調節はいずれもあまり信頼性がない。
独国特許第196 12 179号明細書
したがって、本発明の目的は、より信頼性がある、ディーゼル・エンジンの少なくとも1つの燃焼チャンバ内の燃料噴射を調整する方法を提供することである。
本発明は、燃料噴射調整方法であって、少なくとも1つの燃焼チャンバに対して、
a)ピストン位置範囲[γ1i;γ2i]にわたって上記燃焼チャンバ内の燃焼騒音パワーまたは振幅を記録するステップにおいて、γ1iは、上記燃焼チャンバ内に燃料が噴射されるピストン位置であり、γ2iは、上記噴射された燃料の爆発がすでに開始されているピストン位置であるステップと、
b)上記記録ステップと同時に、同じピストン位置範囲[γ1i;γ2i]の間、上記ピストン位置を記録するステップと、
c)上記ピストンが位置γ1iから位置γ2iへ動くときに上記測定された燃焼騒音パワーが最小のPmin−iを通過する、上記燃焼チャンバの上記上死点を基準とするピストン位置Kmin−iを、前の記録から決定するステップと、
d)上記決定されたピストン位置Kmin−iに基づいて、燃料噴射を調節するステップ(94)とを含む方法を提供する。
結果として、ピストン位置Kmin−iは、燃焼騒音パワーが所定の閾値を超える位置よりも正確に、燃料爆発が行われるピストン位置と相互に関係付けられる。したがって、燃料噴射の調節にピストン位置Kmin−iを使用すると、上記方法の信頼性が向上する。
上記方法の実施形態は、以下の特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。
上記ピストン位置Kmin−iが、各燃焼チャンバごとに決定され、上記燃料噴射を調節するステップが、各燃焼チャンバ内の上記ピストン位置Kmin−iが互いにより接近するように、各燃焼チャンバ内での燃料噴射タイミングを調節するステップを含み、
上記方法はさらに、
各燃焼チャンバごとに決定された上記位置Kmin−iから、平均位置Kmin(「平均位置Kmin」の「K」の上に「−」の記号を付与;数式1参照)を算出するステップと、
各燃焼チャンバ内の上記ピストン位置Kmin−iがこの平均位置Kmin(「平均位置Kmin」の「K」の上に「−」の記号を付与;数式1参照)と等しくなるように、各燃焼チャンバ内の上記燃料噴射タイミングを調節するステップとをさらに含み、
上記燃焼騒音パワーまたは振幅が、7.5kHz〜8.5kHzの範囲の周波数についてのみ記録され、
少なくとも1つの燃焼チャンバに対して、
上記燃料噴射調節ステップが、様々なエンジン速度およびエンジン・トルクに対して実行され、対応する燃料噴射補正係数が、メモリに記録され、
所与のエンジン速度またはエンジン・トルクに対して、上記燃料噴射を調節するように適用される上記補正係数が、上記ピストン位置Kmin−iを新しく決定するステップに進むことなく、上記現在のエンジン速度および上記現在のエンジン・トルクに応じて、上記事前に記録された補正係数から復元され、
上記ピストン位置範囲[γ1i;γ2i]が、上記下死点から上記上死点にまたがるピストン位置範囲より狭い。
上記方法の上記実施形態は、以下の利点をもたらす。
位置Kmin−iがあらゆる燃焼チャンバにおいて等しく、またはほぼ等しくなるように燃料噴射タイミングを調節することによって、クランク・シャフトの回転がより滑らかに、かつエンジンの振動が低減されるようになり、
あらゆる燃焼チャンバの位置Kmin−i、が平均位置Kmin(「平均位置Kmin」の「K」の上に「−」の記号を付与;数式1参照)と等しくなるように燃料噴射タイミングを調節することによってさらに、エンジンの振動が低減され、
7.5kHz〜8.5kHzの周波数範囲では機械的な騒音による混乱がより少ないことから、その範囲の騒音周波数のみを使用することによって、上記方法の信頼性が向上し、
特定のエンジン速度およびトルクの燃料噴射補正係数を記録することによって、燃料噴射の調節が簡略化される。
本発明はまた、電子計算機によって実行される場合に上記の方法を実行する命令を含む情報記録担体に関する。
本発明はまた、ディーゼル・エンジンの少なくとも1つの燃焼チャンバ内で燃料噴射を調整するための装置であって、上記燃焼チャンバが、上死点と下死点の間でピストンのストロークに沿って動くピストンを有し、
上記燃焼チャンバ内で燃焼騒音パワーまたは振幅を測定するように、上記ディーゼル・エンジンに固定式に位置合わせされた、少なくとも1つのノック・センサと、
上記ピストンのストロークに沿って上記ピストン位置を感知できる少なくとも1つのピストン位置センサと、
電子計算機とを備え、該電子計算機が、
ピストン位置範囲[γ1i;γ2i]にわたって、上記燃焼チャンバ内の上記測定された燃焼騒音パワーまたは振幅を記録することができ、γ1iは、上記燃焼チャンバ内に燃料が噴射されるピストン位置であり、γ2iは、上記噴射された燃料の爆発がすでに開始されているピストン位置であり、
上記記録ステップと同時に、同じピストン位置範囲の間、上記ピストン位置を記録でき、
上記ピストンが位置γ1iから位置γ2iへ動くときに上記測定された燃焼騒音パワーが最小のPmin−iを通過する、上記燃焼チャンバの上記上死点を基準とするピストン位置Kmin−iを、前の記録から決定でき、
上記決定されたピストン位置に基づいて、燃料噴射を調節することができる、装置に関する。
本発明の上記およびその他の態様は、以下の説明、図面および特許請求の範囲から明らかになろう。
ディーゼル・エンジンの燃料噴射を調整するための装置を備えるトラックの概略図である。 図1のトラックのエンジンの燃焼チャンバ内部の圧力のタイミング・チャートである。 図1のトラックのエンジンで使用されるインジェクタ駆動パルスのタイミング・チャートである。 燃焼騒音測定範囲を示すタイミング・チャートである。 図1のトラックのノック・センサから出力された信号を示すタイミング・チャートである。 図1のトラックの燃料噴射を調整する方法のフローチャートである。 図1のトラックの燃焼チャンバ内のピストン位置に基づく、測定された燃焼騒音パワーのタイミング・チャートである。
これらの図面では、同じ参照番号は、同じ部品を示すのに使用される。
以下の説明では、当業者により知られている機能または構造については詳細に説明しない。
図1に、ディーゼル・エンジン4を備えるトラック2が示されている。例えば、ディーゼル・エンジン4はシリンダを6本有し、各シリンダはそれぞれ、燃焼チャンバ6〜11を画成する。各燃焼チャンバ6〜11は、ピストンのストロークに沿って延びるそれぞれのピストン14〜19を有する。各ピストンのストロークは、上死点と下死点の間に延びる。ピストンが上死点の位置にあるときは、燃焼チャンバの容積が最小になる。これに対して、ピストンが下死点の位置にあるときは、燃焼チャンバの容積は最大になる。
各ピストン14〜19は、エンジン角速度ωで回転するクランク・シャフト22に機械的にリンクされている。より正確には、各ピストンは、対応する燃焼チャンバの燃料爆発が開始する角度γeiのところで、クランク・シャフト22を回転させる力を及ぼし始める。
以下の明細書では、添え字または文字は、燃焼チャンバの番号を表す。例えば、本明細書では、番号1〜6が、それぞれ燃焼チャンバ6〜11に割り当てられている。
エンジン4では、1エンジン・サイクルがクランク・シャフト22の720°回転に対応するように、各燃焼チャンバ内の位置γeiが120°ごとに隔置される。
クランク・シャフト22からトルクが、トランスミッション機構を介してトラック2の牽引車輪へ伝達される。このトランスミッション機構は、簡単にするために図1には示されていない。
エンジン4の各燃焼チャンバごとに、少なくとも1つの燃料インジェクタが位置合わせされる。図1に、簡単にするために、各燃焼チャンバ6〜11に位置合わせされた燃料インジェクタ24〜29のみが示されている。燃料インジェクタはそれぞれ、燃焼チャンバの内部で燃料を噴射する。
各燃料インジェクタは、燃料噴射ユニット34に流体接続され、そこから燃料を取り出す。
トラック2はまた、各燃焼チャンバにおける燃料噴射の開始時間を調整するための装置も備える。この装置は、
エンジン4に固定式に機械的に位置合わせされた、2つのノック・センサ36および38と、
クランク・シャフト22の角度位置と角速度ωの両方を測定する1つの角速度/位置センサ40と、
クランク・シャフト22から加えられるトルクΩを、エンジン4の型およびその他の測定情報から推定するトルク推定器42と、
センサ36および38から出力される信号を処理し、時間軸に従って1つの燃焼チャンバの燃焼騒音パワーを出力するノック処理チップ44と、
チップ44、センサ40および推定器42に接続された、燃料噴射の開始時間を調節し、各燃料インジェクタ24〜29にコマンドを出すための電子計算機46と、
計算機46に連結されたメモリ48とを備える。
センサ36および38が、エンジン4に、自由度なしで機械的に固定される。より正確には、センサ36は、エンジン4に、燃焼チャンバ6〜8にできるだけ近くに固定される。一方、センサ38は、エンジン4に、燃焼チャンバ9〜11のできる限り近くに固定される。例えば、ノック・センサ36および38は、加速度センサなどであり、通常は、圧電材料で作られた変換器を有する。
センサ36および38で測定された加速度は、接続ライン50および52を介してチップ44に伝送される。
チップ44は、センサ36および38から出力された信号を処理して、現在測定されている燃焼騒音パワーを計算機46に出力することができる。チップ44で実行される信号処理については、図6を参照して詳細に説明する。
例えば、計算機46は、図6の方法を実行するためのプログラム命令を実行できるプログラム可能な電子計算機である。これを行うために、計算機46はメモリ48に接続され、メモリ48は、図6の方法の実行に必要なプログラム命令を保存する。
例えば、計算機46は、EMS ECU(エンジン管理システム電子制御ユニット)として知られている。
計算機46は噴射スケジューラ54を含む。この噴射スケジューラ54は、所定のピストン角度位置αと測定された角速度ωに基づいて、各燃焼チャンバごとに噴射開始時間を決定する。角度位置αは、燃料噴射を開始しなければならない、燃焼チャンバのピストンの位置を示す。位置αは単位°で表され、燃焼チャンバにおけるそのピストンの上死点位置を基準とする。
エンジンでは、ピストンの角度位置を時間に簡単に変換できることが指摘される。これは、角速度ωを使用して角度位置に対する時間を検出することも、その逆の場合も常に可能だからである。この説明では、ピストンの角度位置を主に使用したが、角度位置と角度範囲の代わりに、時間と時間範囲を使用することもできたはずである。
メモリ48はまた、燃焼チャンバごとに1つの補正角度マップ56も保存する。各マップ56は、様々なエンジン速度ωおよびエンジン・トルクΩに対する補正係数の値を記録する。このマップでは、補正係数とは、補正角度βである。補正角度βは、スケジューラ54で使用される角度αを得るために、燃焼チャンバで燃料噴射を開始すべき公称事前設定角度αi0に追加することを目的とした角度である。角度αi0は、センサ36および38で測定される信号と独立して決定される公称角度値である。例えば、角度αi0は、トラック2を製造するときにメモリ48に記録されている。この実施形態では一般に、角度αi0は120°に等しい角度範囲ごとに互いに隔置される。
図2に、ピストン位置γと燃焼チャンバ内部における圧力の発生の関係が示されている。ピストン位置γは、単位°で表され、燃焼チャンバの上死点を基準としている。
この図に示されているように、圧力は、最大圧力まで増大し、次いで減少する。増大段階の間に、燃料爆発が発生する。
図3に、同じ燃焼チャンバの、位置γとインジェクタ駆動パルスの関係が示されている。駆動パルスの立ち上がりが、角度γ1iに一致する。位置γ1iで、燃焼チャンバでの燃料の噴射が開始される。このパルスは、特定の角度範囲に対応する時間間隔Δの間継続する。時間間隔Δの間、ユニット34は、燃料を燃焼チャンバ内に連続的に噴射する。例えば、時間範囲Δは、エンジン・トルク設定点またはエンジン速度設定点に基づいて決定される。この実施形態では、時間範囲Δは、燃焼騒音と独立して決定される。
図4に、位置γ1iから開始し、ピストン位置γ2iで終了するピストンの位置範囲Δγiが示されている。範囲Δγiの間、センサ36および38のうちの一方が、燃焼チャンバにおける燃焼騒音の連続測定に使用される。範囲Δγiは、燃料噴射開始から燃焼チャンバ内で噴射された燃料が爆発開始するまでノック測定範囲を保つのに十分な長さが選択される。ただし、範囲Δγiは、ピストンのストロークよりかなり短い。例えば、範囲Δγiは、60°より小さく、40°より小さいと好ましい。実際、計算負荷が軽減され、位置Kmin−iの精度が改善されることから、範囲Δγiはできるだけ小さく選択すべきである。
範囲Δγiの目的は、図6の説明を考慮すると理解されよう。
図5に、位置γと、センサ36または38の一方で測定された燃焼騒音の関係が示されている。図に示されているように、燃料爆発を開始するピストン位置を、追加の信号処理を行うことなく、かかる生の信号から決定することは非常に困難である。
次に、図6を参照して上記調整装置の演算について説明する。
上記調整方法は、調整段階70から開始される。この調整段階70で、より均一かつ滑らかなクランク・シャフトの回転を得るように各燃焼チャンバごとに補正角度βが決定される。
段階70の始めに、ステップ72で、エンジンが一定の速度ωかつ一定のトルクΩで動作すると、次の燃料噴射を行う燃焼チャンバを計算機46が特定する。本明細書では、速度ωおよびトルクΩを、変動が10%を超えない場合は一定であるとみなす。例えば、ステップ72では、センサ40によって測定されたクランク・シャフト22の角度位置と、公称角度αi0の情報から、かかる燃焼チャンバの特定が行われる。
その後、ステップ74で、計算機46は、特定した燃焼チャンバから最も近いノック・センサを選択し、選択したノック・センサと特定した燃焼チャンバを隔てる距離に基づいて、このノック・センサのゲインを調節する。以下、ノック・センサ36が選択されたと仮定する。
特定された燃焼チャンバの燃料噴射の開始時、すなわち位置γ1iにおいて、ステップ76で、選択されたセンサが燃焼騒音を測定し、ステップ78で、チップ44および計算機46を使用して、[fmin;fmax]の周波数範囲で測定された燃焼騒音パワーが記録される。この実施形態では、周波数fmin、fmaxは、それぞれ7.5kHz、8.5kHzに等しい。この周波数範囲[fmin;fmax]は、機械の騒音などのその他の騒音と比較して燃焼騒音パワーが顕著な周波数範囲に対応する。
より正確には、周波数範囲[fmin;fmax]における燃焼騒音パワーは、以下のように得られる。
ノック・センサから出力された信号はまず、アンチエリアシング・フィルタでフィルタ処理される。次いで、その信号は、アナログ/デジタル変換器でデジタル信号に変換される。その後、そのデジタル信号は、ノック・センサと選択された燃焼チャンバの間の距離の関数として決定されたゲインに基づいて増幅される。次いで、その信号は、周波数範囲[fmin;fmax]外の周波数をほとんど通さない帯域フィルタを通して伝送される。その後、帯域フィルタ処理された信号は、その絶対値を出力する整流器を通して伝送される。この絶対値は、周波数範囲[fmin;fmax]における燃焼騒音パワーを計算機46に出力するために、信号を所定の積分期間にわたって積分する積分器に送られる。例えば、この所定の積算期間としては、ピストンの位置範囲[γ1i;γ2i]に対応する期間の少なくとも20分の1の期間が選択される。所定の積算期間は、チップ46から新しい測定燃焼騒音パワー値を計算機46へ送る頻度に対応する。
ステップ76および78に並行して、ステップ80で同時に、センサ40がクランク・シャフト22の角度位置を測定し、ステップ82で、計算機46が、特定された燃焼チャンバにおけるピストンの位置γを記録する。ピストンの位置はその上死点を基準とする。ピストンの位置γは、クランク・シャフト22の測定角度位置から推定される。
ステップ76〜82が、位置γ2iに達するまで繰り返される。
図7に、範囲Δγi内で記録された、シリンダiの位置γに基づいた燃焼騒音パワーの発生の例が示されている。一般に範囲Δγiの初めは、燃焼騒音パワーが高い。この期間では、燃料噴射によって騒音が作り出される。次いで、燃焼騒音パワーは、位置Kmin−iで最小のPmin−iを通過する。次いで、燃焼騒音パワーが鋭く上昇して、最大に達する。この燃焼騒音パワーの鋭い上昇は、燃料爆発によるものである。
その後、ステップ84で、計算機46は、範囲Δγiにわたって記録されたデータから位置Kmin−iを決定する。例えば、演算86で、計算機46は、図7に示されている曲線の急上昇を特定する。次いで演算88で、計算機46は、この急上昇の直前で図7の曲線に最も合致する放物曲線を検出する。次いで、Kmin−iの正確な値を検出するために、この最も合致する放物曲線が位置γに基づいて導き出される。演算88により、積分期間への依存性が低減され、確実性が増す。
ステップ72〜84が、エンジン4の各燃焼チャンバごとに繰り返される。
その後、ステップ90で、計算機46は、クランク・シャフト22のより滑らか、かつより規則的な回転を得るために、各ピストンがクランク・シャフト22に力を加える位置を均等化するステップに進む。
例えばステップ90の初めの演算92で、計算機46は、位置Kmin−iの平均位置Kmin(「平均位置Kmin」の「K」の上に「−」の記号を付与;数式1参照)を算出する。例えば、平均位置Kmin(「平均位置Kmin」の「K」の上に「−」の記号を付与;数式1参照)は、以下の関係に基づいて計算される。
Figure 2010528226
ここでNは、燃焼チャンバの数に等しい。
その後、演算94で、計算機46は、各位置Kmin−iがKmin(「平均位置Kmin」の「K」の上に「−」の記号を付与;数式1参照)に等しくなるように、個々の噴射開始時間を調節する。このために、例えば、下位演算96で、計算機46は、Kmin−iとKmin(「平均位置Kmin」の「K」の上に「−」の記号を付与;数式1参照)の差に基づいて、各燃焼チャンバごとに個々の補正角度βを計算する。例えば、各補正角度βは、以下の関係に基づいて計算される。
Figure 2010528226
以下、下位演算98で、計算機46は、補正角度βを各公称事前設定角度αi0に適用する。より正確には、燃料噴射開始位置αが、以下の関係を使用して算出される。
α=αi0+β (3)
下位演算98の終わりに、噴射スケジューラ57は、燃焼チャンバ内の燃料噴射がピストン位置αで開始するように、燃料噴射ユニット34を制御する。
次いで、ステップ100で、各位置Kmin−iごとに、新しい値を得るためにステップ72〜84が1回繰り返される。
その後、ステップ102で、各位置Kmin−iの新しい値が、平均位置Kmin(「平均位置Kmin」の「K」の上に「−」の記号を付与;数式1参照)と比較される。より正確には、ステップ102で、各燃焼チャンバごとに以下の条件が評価される。
Figure 2010528226
ここでεは、事前設定された定数である。
例えば、εは0.2°より小さく、さらには0.1°より小さい。
上記の条件(4)が少なくとも1つの燃焼チャンバについて満たされない場合、各燃焼チャンバごとに燃料噴射開始時間をもう一度調節するために、ステップ90に戻る。一方、条件(4)が満たされた場合、ステップ104で調整段階が終了し、各補正角度βが、現在のエンジン速度ωおよび現在のエンジン・トルクΩの推定値に関連付けられた対応するマップ56に記録される。したがって、間隔をおいて、マップ56が構築され、保存される。その結果、各マップ56に、様々なエンジン速度およびエンジン・トルクに対する各補正角度βの値が保存される。
その後、ステップ106で、エンジン速度またはエンジン・トルクが変化したことにより、計算機46が角度αの新しい調節ステップに進む必要がある場合、可能なら、その新しいエンジン速度または新しいエンジン・トルクに対応する補正角度βがマップ56から復元されて、燃料噴射を開始するのに適切な位置αの決定に使用される。次いで、この記録されていた補正角度βがその後も適正であることを検証するために、ステップ100〜102が繰り返され、適正でなければ、新しい補正角度βを決定するために、ステップ90に戻る。したがって、上記の方法では、エンジン4が動作中に、連続的、または少なくとも間隔をおいて補正角度βが監視され、更新される。
その他多くの実施形態が可能である。例えば、ディーゼル・エンジンは、4本〜12本、さらにはそれ以上のシリンダを有してもよい。
ノック・センサは1本しか使用しなくてもよい。他の実施形態では、ノック・センサを2本以上使用することができる。例えば、燃焼チャンバごとに1本のノック・センサを使用することもできる。
燃料噴射ユニットは、既存の燃料噴射ユニットであれば何であってもよい。例えば、燃料噴射ユニットは、共通レール型インジェクタでも、ユニットポンプ噴射式でもよい。
位置αは、位置Kmin−iが全て、平均位置Kmin(「平均位置Kmin」の「K」の上に「−」の記号を付与;数式1参照)ではなく、他の所定の値と等しくなるように調節することもできる。例えば、その所定の値を、互いに異なる位置Kmin−iの中央値にすることができる。
燃料噴射を開始すべき位置を、下死点を基準にして定義することもできる。こうしても、上死点と下死点の間の角度範囲が一定なので上記の説明に変更はない。したがって、位置が下死点を基準にして定義される場合、その位置は、上死点を基準にしても定義される。
チップ44は、燃焼騒音のパワーではなく、その平均振幅を出力してもよい。ただし、平均振幅は、騒音の周波数出力と直接的に相互に関係付けられることに留意されたい。
他の実施形態では、時間間隔Δの間、燃料噴射が連続的ではなく、連射またはパルスによって行われる。
ピストン位置γ1iは、燃焼チャンバ内の燃料が噴射開始される位置に正確に対応している必要はない。例えば、位置γ1iを、燃料噴射がすでに行われているピストン位置に対応させるために数度ずらしてもよい。
周波数範囲[fmin;fmax]は、燃焼騒音パワーが他の騒音よりも大きい周波数範囲に対応するように、エンジン構造に応じて選択すべきである。周波数fminは常に1kHzより大きい周波数を選択し、周波数fmaxは常に20kHzより小さい周波数を選択することが好ましい。周波数範囲[fmin;fmax]の幅は、0.5kHz〜10kHzの値をとる。
他の実施形態では、関係式(2)以外の関係式を使用してもよい。例えば、関係式(2)を以下の関係式と置き換えることができる。
Figure 2010528226
ここで、
βicは、例えばマップ56に記録された、前の補正角度値βである。
係数aおよびbは、前の補正角度値βicから新しい補正角度値への急な移行を回避するよう選択された定数である。ここでa+b=1である。
位置Kmin−iはまた、開始角度位置α以外の、燃料噴射のその他のパラメータの調節に使用することもできる。例えば、位置Kmin−iは、
サイクル毎の燃焼チャンバに噴射される燃料の量や、
燃料噴射終了の位置もしくは時間、
範囲Δの値などの調節に使用できる。
2 トラック
4 エンジン
6〜11 燃焼チャンバ
14〜19 ピストン
22 クランク・シャフト
24〜29 インジェクタ
34 噴射制御ユニット
36、38 ノック・センサ
40 速度/角度位置センサ
42 トルク推定器
44 信号処理チップ
46 計算機
48 メモリ
50、52 通信ライン
54 燃料噴射スケジューラ
56 補正角度マップ

Claims (8)

  1. ディーゼル・エンジンの少なくとも1つの燃焼チャンバ内で燃料噴射を調整する方法であって、前記燃焼チャンバが、上死点と下死点の間でピストンのストロークに沿って動くピストンを有し、少なくとも1つの燃焼チャンバに対して、
    a)ピストン位置範囲[γ1i;γ2i]にわたって前記燃焼チャンバ内の燃焼騒音パワーまたは振幅を記録するステップにおいて、γ1iは、前記燃焼チャンバ内に燃料が噴射されるピストン位置であり、γ2iは、前記噴射された燃料の爆発がすでに開始されているピストン位置であるステップ(78)と、
    b)上記記録ステップと同時に、同じピストン位置範囲[γ1i;γ2i]の間、前記ピストン位置を記録するステップ(82)と、
    c)前記ピストンが位置γ1iから位置γ2iへ動くときに前記測定された燃焼騒音パワーが最小のPmin−iを通過する、前記燃焼チャンバの前記上死点を基準とするピストン位置Kmin−iを、前の記録から決定するステップ(84)と、
    d)前記決定されたピストン位置Kmin−iに基づいて、燃料噴射を調節するステップ(94)とを含む方法。
  2. 前記ピストン位置Kmin−iが、各燃焼チャンバごとに決定され、前記燃料噴射を調節するステップ(94)が、各燃焼チャンバ内の前記ピストン位置Kmin−iが互いにより接近するように、各燃焼チャンバ内での燃料噴射タイミングを調節するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 各燃焼チャンバごとに決定された前記位置Kmin−iから、平均位置Kmin(「平均位置Kmin」の「K」の上に「−」の記号を付与;数式1参照)を算出するステップ(92)と、
    各燃焼チャンバ内の前記ピストン位置Kmin−iがこの平均位置Kmin(「平均位置Kmin」の「K」の上に「−」の記号を付与;数式1参照)と等しくなるように、各燃焼チャンバ内の前記燃料噴射タイミングを調節するステップ(94)とをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記燃焼騒音パワーまたは振幅が、7.5kHz〜8.5kHzの範囲の周波数についてのみ記録される、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法であって、
    前記燃料噴射調節ステップ(94)が、様々なエンジン速度およびエンジン・トルクに対して実行され、対応する燃料噴射補正係数が、メモリに記録され、
    所与のエンジン速度またはエンジン・トルクに対して、前記燃料噴射を調節するように適用される前記補正係数が、前記ピストン位置Kmin−iを新しく決定するステップに進むことなく、前記現在のエンジン速度および前記現在のエンジン・トルクに応じて、前記事前に記録された補正係数から復元される(106)、少なくとも1つの燃焼チャンバための方法。
  6. 前記ピストン位置範囲[γ1i;γ2i]が、前記下死点から前記上死点にまたがるピストン位置範囲より狭い、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 電子計算機によって実行される場合に請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法を実行する命令を含む情報記録担体。
  8. ディーゼル・エンジンの少なくとも1つの燃焼チャンバ内で燃料噴射を調整するための装置であって、前記燃焼チャンバが、上死点と下死点の間でピストンのストロークに沿って動くピストンを有し、
    前記燃焼チャンバ内で燃焼騒音パワーまたは振幅を測定するように、前記ディーゼル・エンジンに固定式に位置合わせされた、少なくとも1つのノック・センサ(36、38)と、
    前記ピストンのストロークに沿って前記ピストン位置を感知できる少なくとも1つのピストン位置センサ(40)と、
    電子計算機(44)とを備え、該電子計算機(44)が、
    ピストン位置範囲[γ1i;γ2i]にわたって、前記燃焼チャンバ内の前記測定された燃焼騒音パワーまたは振幅を記録することができ、γ1iは、前記燃焼チャンバ内に燃料が噴射されるピストン位置であり、γ2iは、前記噴射された燃料の爆発がすでに開始されているピストン位置であり、
    上記記録ステップと同時に、同じピストン位置範囲の間、前記ピストン位置を記録でき、
    前記ピストンが位置γ1iから位置γ2iへ動くときに前記測定された燃焼騒音パワーが最小のPmin−iを通過する、前記燃焼チャンバの前記上死点を基準とするピストン位置Kmin−iを、前の記録から決定でき、
    前記決定されたピストン位置Kmin−iに基づいて、燃料噴射を調節することができる、装置。
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