JP2010525767A - リニア圧縮機のリニアモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は冷媒を圧縮するために固定部材の内側に可動部材を往復直線運動させるリニア圧縮機のリニアモータに関するものであり、特に電流がコイルに流れることによって発生する磁束損失を低減し、インダクタンスを高めることのできるリニア圧縮機のリニアモータに関するものである。
【解決手段】本発明は、コアブロックが円周方向に絶縁積層されたインナーステータと、コアブロックが円周方向に所定間隔をおいて配列され、コイルがコアブロックに巻き取られたアウターステータと、インナーステータとアウターステータ間に間隙を維持して、相互電磁気力によって往復直線運動する複数個の永久磁石とを含むことを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
【選択図】図8

Description

本発明は、冷媒を圧縮するために、固定部材の内側に可動部材を往復直線運動させるリニア圧縮機のリニアモータに関し、特に電流がコイルに流れることによって発生する磁束損失を減らし、インダクタンスを高めることのできるリニア圧縮機のリニアモータに関する。
一般に、リニア圧縮機は、ピストンとシリンダとの間に作動ガスが吸出・吐出される圧縮空間が形成されるようにして、ピストンがシリンダの内部で直線往復運動しながら冷媒を圧縮させるように構成される。
リニア圧縮機は、駆動モータの回転力をピストンの往復直線運動力に変換するためにクランク軸などのような構成部品を含むために、運動変換による大きな機械的損失が発生するという問題がある。近年、このような問題を解決するための研究がなされている。
このようなリニア圧縮機は、特にピストンが往復直線運動するリニアモータに直接接続するようにして運動変換による機械的損失がなく、圧縮効率を向上させると共に、構造が簡単であり、このようなリニアモータに入力される電源を制御してその作動を制御できるので、他の圧縮機に比べてノイズが少なく、室内で使用する冷蔵庫などのような家電機器に多く適用されている。
図1は、従来技術によるリニア圧縮機の一例を示す図であり、図2は従来技術によるリニア圧縮機の一例の主要部を示す図であり、図3は図2のリニアモータに供給される電流を示すグラフであり、図4は図2のリニアモータの極の配置を示す図である。
従来技術によるリニア圧縮機の一例においては、図1及び図2に示すようにシェル(図示せず)内側にフレーム1、固定部材2、可動部材3、吸入弁4、吐出弁アセンブリ5、マフラーアセンブリ6、モータカバー7、支持部材8、本体カバー9、緩衝バネ(図示せず)、リニアモータ10からなる構造体が付勢されるように設置される。
より詳しくは、固定部材2は両端が開口された中空形状であり、その一端がフレームに係止され、吐出弁アセンブリ5が固定部材2の一端を封じるように設けられるが、吐出弁アセンブリ5は吐出弁5a、吐出キャップ5b及び吐出弁スプリング5cが組み立てられるように構成され、吐出キャップ5bから吐出された冷媒はループパイプ(図示せず)を介して振動及び雑音が低減され、シェル側の流出管(図示せず)を介して外部に吐出される。
次いで、可動部材3は一端が封じられた中空形状であり、封じられた一端が固定部材2の内側に挿入され、固定部材2と可動部材3との間に圧縮空間Pを形成するが、可動部材3の封じられた一端に圧縮空間Pに冷媒が吸入される複数個の吸入口3aが備えられる。
ここで、可動部材3の封じられた一端に吸入弁4が固定されるが、圧縮空間Pの圧力の変化により可動部材3の吸入口3aを開閉するように設置される。
次いで、マフラーアセンブリ6は、可動部材3の開口された一端に、運動方向に長くなるように形成されるが、冷媒が流動しながら圧力及び流動速度が変化するようにしてノイズを低減できるように、その内部が所定の空間に多様に分けられるように構成される。
次いで、モータカバー7がリニアモータ10を固定するように軸方向に支持すると同時に、フレーム1にボルト固定され、本体カバー9がモータカバー7に軸方向に連結される。
本体カバー9はシェル側の流入管から流入された冷媒が通過できるように所定の吸入口が備えられる。
ここで、モータカバー7及びこれに連結された本体カバー9の間に支持部材8が設けられるが、支持部材8は可動部材3の開口された一端に固定され、可動部材3が往復直線運動すると、支持部材8はモータカバー7及び本体カバー9に緩衝バネにより軸方向に付勢されるように設置される。
次いで、リニアモータ10は図2に示すように、固定部材2の外側に固定される円筒形状のインナーステータ11と、半径方向に一定間隔を置いて一端がフレームに支持されると同時に、他の一端がモータカバー7に支持されるアウターステータ12と、インナーステータ11とアウターステータ12との間に所定の間隔を置いて設置された永久磁石13と、可動部材3と永久磁石13とを連結する連結部材14と、からなる。
ここで、インナーステータ11は層状体が円周方向に積層されるように構成されるが、アウターステータ12はコアブロック12a、12a´が円周方向に巻線されたコイル巻線体12bの外周面に所定の間隔を置いて係合するようにするとともに、インサート射出された射出物12cによりコアブロック12a、12a´がコイル巻線体12bに固定されるように構成される。
上記のように構成された従来技術の動作を説明すると、次のとおりである。
入力電源がリニアモータ10に印加されると、電流が、図3に示すように、交流波形を有してアウターステータ12のコイル巻線体12bに流れると同時に、磁束も+/-方向に交番され、インナーステータ11とアウターステータ12及び永久磁石13が相互電磁気力を発生する。
ここで、図4に示すように、永久磁石13を中心にインナーステータ11及びアウターステータがN-S極に着磁したり、S-N極に着磁したりする過程を繰り返し、永久磁石13の極N-Sがインナーステータ11とアウターステータ12の着磁した極の間に引力と斥力が作用して永久磁石13が往復直線運動する。
したがって、永久磁石13及びこれと連結された可動部材3、マフラーアセンブリ6が往復直線運動すると、圧縮空間Pの圧力が可変することにより、吸入バルブ4及び吐出バルブアセンブリ5の動作が自動的に調節され、このような動作により冷媒がシェル側に吸入管、本体カバー9の開口部、マフラーアセンブリ6、可動部材3の吸入口3aを介して圧縮空間Pに吸入されて圧縮された後、吐出キャップ5b、ループパイプ及びシェル側の流出管を介して外部に吐出される。
しかし、従来技術によるリニア圧縮機は、アウターステータのコアブロックの内側にコイル巻線体が設置されるため、コイル巻線体に電流が流れると、相互電磁気力によって磁束がアウターステータの内側部分、すなわちコイル巻線体を中心に発生し、このような磁束はスチール材かるなるフレーム、固定部材、可動部材及びインナーステータに沿って流れるが、磁束のうち、フレーム、固定部材、及び可動部材に沿って流れる磁束の一部に損失が生じ、リニアモータの効率が落ちるという問題点がある。
このような問題を解決するために、磁束の流れを遮断するために、フレーム、固定部材及び可動部材を非磁性材に変更することが考えられる。しかしながら、この方法によれば費用の増加及び生産性の低下などのような問題が生じる。
本発明は上記した従来技術の問題点を解決するために案出されたもので、コイル巻線位置の変更のみによって、コイルの周辺に生成された磁束損失を低減し得るリニア圧縮機のリニアモータを提供することを目的とする。
また、本発明は、コイル巻線方向を調節してインダクタンスを増大させることのできるリニア圧縮機のリニアモータを提供することを目的とする。
本発明はコアブロックが円周方向に絶縁積層されたインナーステータと、コアブロックが円周方向に所定の間隔をおいて配列され、コイルがコアブロックに巻き取られたアウターステータと、インナーステータとアウターステータ間に間隙を維持して、相互電磁気力により往復直線運動する複数個の永久磁石と、を含むことを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、インナーステータのコアブロックと、アウターステータのコアブロックと、永久磁石とが互いに対応するように同じ数だけ備えられたことを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、インナーステータの円周方向に隣り合うコアブロックが交互に異なる極となっており、アウターステータの円周方向に隣り合うコアブロックが交互に異なる極となっており、インナーステータとアウターステータとは互いに対応するコアブロックが異なる極となっていることを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、インナーステータはコアブロック間に設置されて、コアブロックの円周方向の磁束の流れを防止する薄い絶縁片をさらに含むことを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、絶縁片はプラスチック材質であることを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、一つのコイルが、前記アウターステータのコアブロックの内周及び外周にそれぞれ巻かれていることを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の 一態様では、隣り合うコアブロックの電流方向が反対になるように、前記コイルがアウターステータのコアブロックに巻線されていることを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、コイルは、コアブロックの内周及び外周にそれぞれ巻かれていることを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、アウターステータは、各々のコアブロックを取り囲むように設置され外周面にコイルが巻かれた中空のコアガイドをさらに含むことを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、コアガイドはコイルの設置空間を確保するために、両端に、半径方向に拡張された延長部を含むことを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、コアガイドは非電導体であることを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、各コアガイドに一対のコアブロックが軸方向に組み立てられたことを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、アウターステータのコイルは、コアブロックでインナーステータから距離が最も遠い部分に巻かれたことを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、アウターステータのコイルとコアブロック間に非磁性材質のコアガイドが位置することを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
また、本発明の他の一態様では、アウターステータのコイルは隣接するコアブロックに巻かれたコイルと反対方向に巻かれたことを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータを提供する。
上記のとおり構成された本発明によるリニア圧縮機のリニアモータは、コアブロックの内周及び外周にコイルが巻き取られたアウターステータと、インナーステータと、永久磁石と、を有する。したがって、コイルに電流が流れると、磁束が相対的にアウターステータの外側で発生する。この構成により、磁束がインナーステータ及びその内側に位置された部材を通るときの磁束損失を低減することができ、リニアモータの効率を増大させることができる。
また、本発明によるリニア圧縮機のリニアモータは、コイルの設置位置の変更のみによって磁束損失を低減できるため、費用の増加を抑制し、生産性を高めることができるという利点がある。
また、本発明によるリニア圧縮機のリニアモータは円周方向に所定間隔をおいて配列されたコアブロックに巻き取られたコイルの回転方向を調節してインダクタンスを高めることができ、それによってリニアモータの効率をより高めることができるという利点がある。
従来技術によるリニア圧縮機の一例を示す図である。 従来技術によるリニア圧縮機の一例の主要部を示す図である。 図2のリニアモータに供給される電流を示すグラフである。 図2のリニアモータに極の配置を示す図である。 本発明によるリニア圧縮機の一例の主要部を示す図である。 本発明によるリニア圧縮機の一例の主要部を示す図である。 図10のアウターステータに適用されたガイドを示す図である。 図6のa-a線による断面図である。 図5のリニアモータを示す図である。 図5に適用されたアウターステータを示す図である。 リニアモータの多様な実施例でコイル巻数によるインダクタンスを示す図である。
以下、本発明の実施例について添付した図面を参照して詳細に説明する。
図5は、本発明によるリニア圧縮機の一例の主要部を示す図であり、図6は本発明によるリニア圧縮機の一例の主要部を示す図であり、図7は図10のアウターステータに適用されたガイドを示す図であり、図8は図6のa-a線による断面図であり、図9は図5のリニアモータを示す図であり、図10は図5に適用されたアウターステータを示す図である。
本発明によるリニア圧縮機の一例は、図5及び図9に示すように、フレーム101、固定部材102、可動部材103、モータカバー107、リニアモータを含むが、リニアモータはインナーステータ111、アウターステータ112、永久磁石113、及び連結部材114からなる。
ここで、フレーム101、固定部材102、可動部材103、モータカバー107は、従来と同様に構成されるので、詳細な説明は省略する。
より詳しくは、インナーステータ111において、積層スタックによって形成されたコアブロック111aが互いに絶縁されて円周方向に配置される。このためにコアブロック111aの間に層状体と同じ大きさの薄型の絶縁片111bが設置される。
インナーステータ111は、コアブロック111aと絶縁片111bの両端にそれぞれ溝(図示せず)が備えられて、溝にO-リングが挿入されて溝が円周方向に連設されるように設置され、フレーム101に一端が支持されると同時に、固定部材の外周面に他の一端がC-リングにより支持されるように設置される。
ここで、コアブロック111aは電流により誘導された磁束が流れても抵抗の小さい材質からなるが、絶縁片111bは電流により誘導された磁束がコアブロック111aの円周方向に流れることを防止するために、絶縁体からなり、例えば、コアブロック111aは8個のコアブロックで構成され、絶縁片111bはプラスチック材質でコアブロック111a間に設置される。
また、インナーステータ111は、アウターステータ112に電流が流れることにより誘導された磁束によってコアブロック111aが着磁するが、隣り合うコアブロック111aが互いに異なる極N-Sになるように着磁し、交流電源が供給され、電流によって誘導された磁束も+/-方向に変わり、隣り合うコアブロック111aに着磁した極N-Sが可変する。
次いで、インナーステータ111のコアブロック111aと同じ数の永久磁石113も円周方向に所定の間隔をおいて対応するように設置され、連結部材114により可動部材103と連結され、軸方向に往復直線運動するように設置される。
永久磁石113はインナーステータ111方向にN極となると、アウターステータ112方向にS極となるように構成される。
また、アウターステータは、図8及び図10に示すように、コアブロック112a、112a´、コイル112b、及びコアガイド112cからなるが、コイル112bがコアブロック112a、112a´の内周及び外周に巻き取られるように設置され、このようなアウターステータ112はインナーステータ111の半径方向に所定の間隔をおいて配置されるように設置される。
ここで、コアブロック112a、112a´は電流により誘導された磁束が流れても抵抗の小さな材質からなり、「┐」形状の層状体が積層されるように構成され、コアガイド112cはコイル112bが巻き取られても電流が流れない非電導体材質で製作されるが、図6及び図7に示すように、一対のコアブロック112a、112a´が軸方向から挿入され得るように中央に開口部112hが備えられた中空形状で形成され、その両端に半径方向に拡張された延長部112c´が形成される。
したがって、アウターステータ112の製作過程をみると、「┐」形状の一対のコアブロック112a、112a´がコアガイド112cの軸方向に圧入されると、図8に示すように、一対のコアブロック112a、112a´が係合してコアガイド112cと共に「コ」形状で構成され、コアガイド112c、にコイル112bが巻き取られてユニットを構成し、このようなユニットが円周方向に所定の間隔をおいて配置されるように設置される。
ここで、アウターステータ112のコアブロック112a、112a´は、インナーステータ111のコアブロック111a及び永久磁石113と対応する個数の円周方向に所定の間隔をおいて設置し、互いに近接したユニットはコイル112bにより誘導された電流が互いに反対方向に誘導されるように、コイル112bの巻き取られる方向が調節される。
このようなアウターステータ112は、フレーム101とモータカバー107の間に設置されるが、コイル112bだけで連結されたユニットに形成されることによって、一度に組み立てることは困難であるため、別途の組み立てガイド(図示せず)により各ユニットが一度にフレーム101とモータカバー107の間に挟まれて固定された後、組み立てガイドを取り外す。
このように製作されたリニアモータが作動すると、コイル112bに電流が流れてインナーステータ111とアウターステータ112及び永久磁石113の相互電磁気力が発生し、永久磁石が可動部材を往復直線運動させる。
コイル112bの中心が、従来のものに比べて全体的にコイルブロック112a、112a´の外側へ移動するため、コイル112bに沿って流れる電流により発生する磁束が従来に比べて軸方向中心に近い固定部材102及び可動部材103を介して流れることを減らすことができる。
アウターステータにおいて円周方向に近接したコアに誘導された電流が同じ方向に流れる第1実施例と、アウターステータにおいて円周方向へ近接したコアに誘導された電流が反対方向に流れる第2実施例と、を比較すると、第2実施例の実際のインダクタンス値は、図11に示すように、第1実施例の実際のインダクタンス値及び第1実施例の理論的なインダクタンスの予測値より高いことが分かる。
ここで、第2実施例の実際のインダクタンス値はアウターステータのコアの個数が増えるほど第1実施例の実際のインダクタンス値及び理論的なインダクタンス予測値より高くなるが、例えば8個のコアを有するアウターステータの場合、第2実施例の実際のインダクタンス値、第1実施例の実際のインダクタンス値、理論的なインダクタンス予測値がそれぞれ202.08(mL)、102.35(mL)、157.06(mL)となる。即ち、第2実施例のインダクタンス値が第1実施例のインダクタンス値に比べて99.8%増加し、第1実施例の理論的なインダクタンス予測値に比べて28.66%増加している。このことは、第2実施例は実際の第1実施例より99.9%、理論的な第1実施例より28.6%磁束損失が減少することを意味する。
[式1]
上記式1によると、ntは、第1実施例のコイル巻数であり、nsは第2実施例のコイル巻数であり、Ltは第1実施例のインダクタンス値で、Lsは第2実施例のインダクタンス値であり、インダクタンス値(Lt,Ls)はコイル巻数(nt,ns)の自乗に比例する。
したがって、例えば、8個のコアを有するアウターステータは、上記式に第1実施例のインダクタンス値(Lt)と第2実施例のインダクタンス値(Ls)に157.06(mL)、202.08(mL)を代入すると、第2実施例のコイル巻数(ns)は第1実施例のコイル巻数(nt)の1.4倍であり、同一のインダクタンス値を得るために第2実施例のコイル巻数を第1実施例のコイル巻数(nt)より40%程度低減することができる。
以上、本発明の実施例及び添付図面に基づいて本発明を詳細に説明したが、以上の実施例及び図面によって本発明の範囲が制限されるものではなく、本発明の範囲は後述した特許請求の範囲によって規定される。

Claims (15)

  1. コアブロックが円周方向に絶縁積層されたインナーステータと、
    コアブロックが円周方向に所定間隔をおいて配列され、コイルがコアブロックに巻き取られたアウターステータと、
    前記インナーステータ及びアウターステータ間に間隙を維持して、相互電磁気力によって往復直線運動する複数個の永久磁石と、
    を含むことを特徴とするリニア圧縮機のリニアモータ。
  2. 前記インナーステータのコアブロックと、前記アウターステータのコアブロックと、前記永久磁石とが互いに対応するように同じ数だけ備えられている、請求項1に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  3. 前記インナーステータの円周方向に隣り合うコアブロックが交互に異なる極となっており、前記アウターステータの円周方向に隣り合うコアブロックが交互に異なる極となっており、前記インナーステータとアウターステータとは互いに対応するコアブロックが異なる極となっている、請求項1に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  4. 前記インナーステータは、前記コアブロックの間に設置されて、前記コアブロックの円周方向の磁束の流れを防止する薄い絶縁片をさらに含む、請求項1に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  5. 前記絶縁片はプラスチック材質である、請求項4に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  6. 一つのコイルが、前記アウターステータのコアブロックの内周及び外周にそれぞれ巻かれている、請求項1に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  7. 隣り合うコアブロックの電流方向が反対になるように、前記コイルがアウターステータのコアブロックに巻線されている、請求項6に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  8. 前記コイルは、前記コアブロックの内周及び外周にそれぞれ巻かれている、請求項1に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  9. 前記アウターステータは、各々のコアブロックを取り囲むように設置され外周面にコイルが巻かれた中空のコアガイドをさらに含む、請求項8に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  10. 各々の前記コアガイドは、前記コイルの設置空間を確保するために、両端に、半径方向に拡張された延長部を含む、請求項9に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  11. 前記コアガイドは非電導体である、請求項9に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  12. 各コアガイドに一対のコアブロックが軸方向に組み立てられている、請求項9に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  13. 前記アウターステータのコイルは、前記コアブロックで前記インナーステータから距離が最も遠い部分に巻かれている、請求項1に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  14. 前記アウターステータのコイルとコアブロックの間に非磁性材質のコアガイドが位置する、請求項13に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
  15. 前記アウターステータのコイルは、隣接するコアブロックに巻かれたコイルと反対方向に巻かれている、請求項13に記載のリニア圧縮機のリニアモータ。
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