JP2010523832A5

JP2010523832A5 -

Info

Publication number: JP2010523832A5
Application number: JP2010501540A
Authority: JP
Filing date: 2008-04-02
Publication date: 2011-03-17
Anticipated expiration: 2028-04-02

Claims

脱気槽（４０）を備え、該脱気槽は、該脱気槽内部を減圧する装置（１７）に接続され、前記脱気槽（４０）の内部に、少なくとも１本のワイヤ水供給管（４４）が延び、前記ワイヤ水供給管はワイヤ水源に接続され、前記槽内の前記液位よりも高い位置の減圧空間中に開口し、前記脱気槽（４０）の底部（４３）にワイヤ水排出ダクト（４６）が接続され、該ワイヤ水排出ダクト（４６）が下方に延びてポンプ（１２；３３）に接続される、抄紙機（２４）、板紙機、またはウェブ形成機のアプローチシステムのワイヤ水を脱気する装置であって、少なくとも１本の供給管（４４）が排出縁（５９）を有し、該排出縁を超えて前記ワイヤ水が前記減圧空間内かつ前記脱気槽（４０）内の前記液面上に流入することを特徴とする、装置。
前記脱気槽が前記機械の高さの位置（Ｋ）に配置され、前記排出ダクト（４６）に接続されたポンプ（１２；３３）が、地下の高さの位置（Ｐ）に配置され、前記ポンプまで前記排出ダクト（４６）が延びることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
少なくとも１本の供給管（４４）が、移行管によって前記ワイヤ水源に接続され、前記ワイヤ水源の高さは、前記供給管（４４）の前記排出縁（５９）よりも高いことを特徴とする、請求項１または２に記載の装置。
前記脱気槽（４０）が円筒形ベッセルを備え、前記円筒形ベッセルの上部には、前記減圧する装置（５３）内へのコンジット（４５）が設けられ、前記円筒形ベッセルが、前記ワイヤ水排出ダクト（４６）、好ましくは排出管に繋がる、円錐形に窄まる底部（４３）を備えることを特徴とする、請求項１、２、または３に記載の装置。
前記円筒形ベッセルが、円錐形または凸状の上部を備えることを特徴とする、請求項４に記載の装置。
オーバーフロー構造が、前記脱気槽（４０）の上部に配置され、前記ワイヤ水の水位を本質的に一定に維持することを特徴とする、請求項１〜５のいずれか一項に記載の装置。
前記供給管（４４）の本数が２本以上であることを特徴とする、請求項１〜６のいずれか一項に記載の装置。
移行管（５２；５２’）が、前記供給管（４４）に接続され、前記移行管（５２；５２’）が、前記ウェブ形成機のワイヤ水流出コンジットに接続されて、いわゆるワイヤピット（１０）なしで、前記ワイヤ水を前記脱気槽（４０）内に直接送出することを特徴とする、請求項１〜７のいずれか一項に記載の装置。
前記ウェブ形成機の前記ワイヤ水排出口の前記液位が、前記脱気槽（４０）内の前記供給管の（４４）前記排出縁（５９）よりも高いことを特徴とする、請求項８に記載の装置。
該装置がワイヤピット（１０）を備え、前記ワイヤ水が前記ウェブ形成機から前記ワイヤピットに送出されること、および移行管（５２；５２’）が前記脱気槽（４０）の前記供給管（４４）に接続され、前記移行管が前記ワイヤピット（１０）に接続され、前記ワイヤ水を前記脱気槽（４０）内に送出することを特徴とする、請求項１〜７のいずれか一項に記載の装置。
前記ワイヤピットの前記液位が、前記脱気槽（４０）内の前記供給管（４４）の前記排出縁（５９）よりも高いことを特徴とする、請求項１０に記載の装置。
前記脱気槽（４０）の前記ワイヤ水排出ダクト（４６）に接続された前記ポンプ（１２；３３）が、前記抄紙機（２４）またはウェブ形成機のヘッドボックス（２２）に接続されて、前記ヘッドボックス内で紙料を希釈するために使用される前記ワイヤ水を送出することを特徴とする、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の装置。
前記脱気槽（４０）からの前記ワイヤ水排出ダクト（４６）に接続された前記ポンプ（１２；３３）が前記排出ダクトの底部で得られる低濃度紙料を汲み上げるポンプであることを特徴とする、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の装置。
前記脱気槽（４０）のワイヤ水排出ダクト（４６，５１）の本数が、２本以上であることを特徴とする、請求項４に記載の装置。
前記脱気槽（４０）の容積が、所望の脱気に到達するのに適正な停留時間が前記脱気槽（４０）内の前記ワイヤ水に与えられるような大きさであることを特徴とする、請求項１〜１４のいずれか一項に記載の装置。